JPH07179425A - 新規ピリジン誘導体及びトロンボキサンa2 合成酵素阻害剤 - Google Patents

新規ピリジン誘導体及びトロンボキサンa2 合成酵素阻害剤

Info

Publication number
JPH07179425A
JPH07179425A JP34542693A JP34542693A JPH07179425A JP H07179425 A JPH07179425 A JP H07179425A JP 34542693 A JP34542693 A JP 34542693A JP 34542693 A JP34542693 A JP 34542693A JP H07179425 A JPH07179425 A JP H07179425A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
compound
group
pyridyl
thromboxane
nmr
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP34542693A
Other languages
English (en)
Inventor
Takehiro Yamamoto
健博 山本
Shinichi Sawamura
信一 沢村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Engineering Corp
Original Assignee
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NKK Corp, Nippon Kokan Ltd filed Critical NKK Corp
Priority to JP34542693A priority Critical patent/JPH07179425A/ja
Publication of JPH07179425A publication Critical patent/JPH07179425A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pyridine Compounds (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 下記一般式(I)の新規ピリジン誘導体又は
その塩、及びそれらを含有するトロンボキサンA2 合成
酵素阻害剤。 【化1】 (R1 はH、炭素数1〜6の直鎖若しくは分枝アルキ
ル、又は置換基を有していてもよいフェニル;A及びB
は共にH又は炭素−炭素結合;mは0又は2;Yは1,
4−若しくは1,3−フェニレン又はメチレン;但し、
mが0の場合、Yは1,4−又は1,3−フェニレン;
nは0〜5;R2 はH又は炭素数1〜4の直鎖若しくは
分枝アルキル) 【効果】 新規ピリジン誘導体は、優れたトロンボキサ
ンA2 合成酵素阻害作用を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トロンボキサンA2
成酵素阻害活性を有する新規なピリジン誘導体及びその
ピリジン誘導体を有効成分として含有するトロンボキサ
ンA2 合成酵素阻害剤に関する。本発明によるトロンボ
キサンA2 合成酵素阻害剤は、例えば、抗血栓剤又は抗
喘息剤として有用である。
【0002】
【従来の技術】トロンボキサンA2 (TXA2 )はアラ
キドン酸の代謝物の一つであり、血小板凝集作用や血管
平滑筋収縮作用などの生理活性を有する。TXA2 が体
内で過剰に産生されると、血小板凝集、血管閉塞、血管
れん縮又は気管支収縮などを引き起こし、狭心症、心筋
梗塞、脳梗塞又は気管支喘息などの発症原因となること
が知られている。従って、TXA2 合成酵素の阻害剤
は、TXA2 の産生を選択的に抑制することにより、前
記の狭心症、心筋梗塞、脳梗塞又は気管支喘息などに対
する予防剤又は治療剤として有用性を期待することがで
きる。
【0003】従来、TXA2 合成酵素阻害作用を有する
化合物としては、例えば、オザグレル〔The Merck Inde
x ,11版,6935〕やダゾキシベン〔Drug of the
Future,6巻,693(1981)〕などの化合物が知
られていた。また、TXA2合成酵素阻害作用を有する
ピリジン誘導体としては、例えば、特開昭60−289
63号、特開昭60−100555号又は特開昭62−
87570号各公報などに記載の化合物が知られてい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】それらの化合物のなか
で、臨床治験段階にあるものもあるが、市販にまで至っ
ている薬剤は少数であり、より有効なTXA2 合成酵素
阻害剤の登場が待たれていた。本発明者らは、TXA2
合成酵素阻害作用を有する物質の合成、探索研究を行っ
た結果、従来の化合物とは別異の構造を有するピリジン
誘導体が優れたTXA2 合成酵素阻害作用を示すことを
見出した。本発明はこうした知見に基づくものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】従って、本発明は、一般
式(I):
【化2】 〔式中、R1 は水素原子、炭素原子数1〜6(好ましく
は1〜4)の直鎖若しくは分枝鎖アルキル基、又は置換
基を有していてもよいフェニル基であり、A及びBは共
に水素原子であるか又は炭素−炭素結合であり、mは0
又は2であり、Yは1,4−フェニレン基、1,3−フ
ェニレン基又はメチレン基であるが、但し、mが0の場
合にはYは1,4−フェニレン基又は1,3−フェニレ
ン基であるものとし、nは0〜5の整数であり、そして
2 は水素原子又は炭素原子数1〜4の直鎖若しくは分
枝鎖アルキル基である〕で表わされるピリジン誘導体又
はその塩に関する。更に、本発明は、前記一般式(I)
で表されるピリジン誘導体又はその薬理学的に許容され
る塩を含有することを特徴とする、トロンボキサンA2
合成酵素阻害剤にも関する。
【0006】前記一般式(I)において、炭素原子数1
〜3の直鎖若しくは分枝鎖アルキル基は、例えばメチル
基、エチル基、n−プロピル基又はイソプロピル基であ
る。また、炭素原子数1〜5の直鎖若しくは分枝鎖アル
キル基は、例えば、メチル基、エチル基、n−プロピル
基又はイソプロピル基の他、n−ブチル基、イソブチル
基、sec−ブチル基、t−ブチル基、n−ペンチル
基、イソペンチル基、ネオペンチル基、t−ペンチル
基、1−メチルブチル基、2−メチルブチル基又は1,
2−ジメチルプロピル基を挙げることができる。
【0007】置換基を有していてもよいフェニル基は、
非置換のフェニル基又は置換基1個若しくはそれ以上
(好ましくは1〜2個)を有するフェニル基である。フ
ェニル基上の置換基としては、炭素原子数1〜3の直鎖
若しくは分枝鎖アルキル基(例えば、前記に例示した
基)を挙げることができる。置換されたフェニル基とし
ては、例えば、3−メチルフェニル基、4−メチルフェ
ニル基、3,4−ジメチルフェニル基、3−エチルフェ
ニル基、4−エチルフェニル基、3−プロピルフェニル
基、4−プロピルフェニル基を挙げることができる。
【0008】一般式(I)で表わされる化合物の塩、特
に薬理学的に許容される塩としては、例えば塩酸、臭化
水素酸、硫酸、リン酸、クエン酸、シュウ酸などの有機
酸又は無機酸の付加塩、あるいはナトリウム塩、カリウ
ム塩などのアルカリ金属塩、カルシウム塩などのアルカ
リ土類金属塩を挙げることができる。
【0009】本発明による一般式(I)で表される化合
物は、例えば、以下の方法によって製造することができ
る。すなわち、一般式(II):
【化3】 (式中、R1 及びmは前記と同じ意味である)で表わさ
れる化合物と一般式(III):
【化4】(C653+ −CH2 −Y−(CH2
n −COOR2- (III)(式中、Y、R2 及びnは
前記と同じ意味であり、X- はハロゲンイオン、例え
ば、塩素イオン、臭素イオン又は沃素イオンである)で
表される化合物とを反応させることにより、一般式(I
a):
【化5】 (式中、R1 、R2 、Y、m及びnは前記と同じ意味で
ある)で表される化合物を得ることができる。
【0010】この反応は、通常、有機溶媒中で塩基の存
在下で行うことができる。塩基としては、例えば、アル
カリ金属化合物、例えば、n−ブチルリチウム、水素化
ナトリウム、水素化カリウム、t−ブトキシカリウムな
どを用いることができる。溶媒としては、例えば、ジエ
チルエーテル、テトラヒドロフラン、ジメチルスルホキ
サイド又はジメチルホルムアミドなどを用いることがで
きる。この反応は窒素ガス、アルゴンガス又はヘリウム
ガスのような乾燥不活性ガス雰囲気下で行うのが好まし
い。反応温度は、溶媒及び塩基の種類によって異なる
が、通常は−78℃から室温の範囲で実施するのが好ま
しい。この反応は、イリド化合物の生成による着色と反
応の進行に伴うその色の消失から進行の度合を知ること
ができ、通常2時間ないし一晩で反応が終了する。
【0011】前記の一般式(Ia)で表される不飽和置
換基を有する本発明の新規ピリジン化合物を、続いて還
元することにより、一般式(Ib):
【化6】 (式中、R1 、R2 、Y、m及びnは前記と同じ意味で
ある)で表される飽和置換基を有する本発明の新規ピリ
ジン化合物を得ることができる。
【0012】この還元反応は、通常、メタノール、エタ
ノール、イソプロパノール、酢酸又はピリジンなどの有
機溶媒中でパラジウム触媒を用いる接触水素化によって
実施することができる。このようにして製造される本発
明の新規ピリジン誘導体は、例えば、抽出、濃縮、結晶
化法又はクロマトグラフィーなどの手段によって分離
し、精製することができる。
【0013】前記一般式(Ia)で表される不飽和置換
基担持ピリジン化合物には、2種の幾何異性体が存在す
る場合があり、それら異性体の分離はクロマトグラフィ
ーなどによって行うことができる。また基R2 が水素原
子の場合には、分離を容易にするために遊離カルボキシ
ル基をエステル化し、クロマトグラフィーで分離した後
に、エステル化されたカルボキシル基を加水分解して、
遊離カルボキシル基を有する化合物に変換することがで
きる。更に、前記一般式(I)で表される新規ピリジン
誘導体には、前記の幾何異性体に加え、光学異性体や互
変異性体が存在する場合があり、それらいずれか単独の
異性体、又はそれらの任意の混合物も本発明に含まれ
る。
【0014】本発明による前記一般式(I)で表される
新規ピリジン誘導体は、優れたトロンボキサンA2 合成
酵素阻害活性を有するので、トロンボキサンA2 合成酵
素阻害剤の有効成分として用いることができる。ここで
トロンボキサンA2 合成酵素阻害剤とは、トロンボキサ
ンA2 合成酵素の活性を阻害する作用を利用する任意の
医薬を意味し、例えば、抗血栓剤や、狭心症、心筋梗
塞、脳梗塞、喘息又はガン転移の予防剤や治療剤として
使用することができる。
【0015】本発明による前記一般式(I)で表される
新規ピリジン誘導体又はその薬理学的に許容される塩を
有効成分とする、本発明によるトロンボキサンA2 合成
酵素阻害剤は、経口的又は非経口的(例えば、筋注、静
注、皮下注、直腸投与、経皮など)に投与することがで
き、製薬上許容される補助剤を配合して、錠剤、カプセ
ル剤、顆粒剤、散剤、丸剤、細粒剤、注射剤、直腸投与
剤、坐薬などとすることができる。製薬上許容される補
助剤としては、賦形剤、結合剤、崩壊剤、滑沢剤、緩衝
剤、保存剤、溶解補助剤、防腐剤、矯味矯臭剤、無痛化
剤、安定剤又は着色剤などを挙げることができ、これら
を常法により適宜組み合わせて使用することができる。
【0016】賦形剤としては乳糖、白糖、ブドウ糖、ソ
ルビット、コーンスターチ、結晶セルロースなどが、結
合剤としてはセルロース誘導体、アラビアゴム、ゼラチ
ン、ポリビニルアルコール、ポリビニルエーテルなど
が、崩壊剤としてはカルボキシメチルセルロースカルシ
ウムなどが、滑沢剤としてはタルク、ステアリン酸マグ
ネシウム、ポリエチレングリコールなどが、保存剤とし
てはパラオキシ安息香酸メチル、パラオキシ安息香酸エ
チル、ソルビン酸、フェノール、クレゾール、クロロク
レゾールなどが、溶解補助剤としてはポリオキシエチレ
ン硬化ヒマシ油、ポリソルベート80、ニコチン酸アミ
ド、ポリオキシエチレンソルビタンモノラウレート、マ
グロゴールなどが、矯味矯臭剤としてはココア末、ハッ
カ油、桂皮末などが、安定化剤としては亜硫酸ナトリウ
ム、メタ亜硫酸ナトリウム、エーテルなどを挙げること
ができる。
【0017】本発明によるトロンボキサンA2 合成酵素
阻害剤は、剤型によっても異なるが、一般に、前記一般
式(I)で表される新規ピリジン誘導体又はその薬理学
的に許容される塩を5〜100重量%、好ましくは25
〜100重量%の量で含有する。投与量は年令、体重、
性別、症状、投与方法、投与期間、治療効果などにより
異なるが、経口投与の場合、通常成人1日あたり1〜1
000mg、好ましくは5〜200mgであり、これを
通常1〜3回に分けて投与する。
【0018】
【実施例】以下、実施例によって本発明を具体的に説明
するが、これらは本発明の範囲を限定するものではな
い。実施例1:(E)−4−〔2−(3−ピリジル)エテニ
ル〕安息香酸の調製 60%水素化ナトリウム(480mg,12ミリモル)
を乾燥n−ヘキサンで3回洗浄した後、減圧してn−ヘ
キサンを完全に除き、アルゴン雰囲気下でジメチルスル
ホキサイド(20ml)を加え、85℃で40分間攪拌
した。室温まで放冷してから4−トリフェニルホスホニ
ウムメチル安息香酸ブロマイド(2. 625g ,5. 5
ミリモル)を含むジメチルスルホキサイド(10ml)
溶液を加え、室温で10分間反応させた。溶液が赤褐色
を呈し、イリドの生成が認められたので、ピリジン−3
−アルデヒド(535.5mg,5ミリモル)を含むジ
メチルスルホキサイド(10ml)溶液を10分間かけ
て滴下した。滴下終了後、更に2.5時間反応させた。
反応溶液に水(60ml)を加え、トルエンで洗浄した
後、水相を2N塩酸で酸性にし、酢酸エチルで3回抽出
した後、水洗し、乾燥し、そして濃縮して、以下の構造
式を有する標記化合物〔以下、化合物(I−1)〕(9
2.2mg,8.2%)を無色結晶として得た。融点は
186〜192℃であった。
【0019】
【化7】
【0020】 1 H−NMR(DMSO−d6 )δ:6.
74(1H,d,J=13.5Hz),6.85(1
H,d,J=13.5Hz),7.24〜8.04(5
H,m),8.36〜8.78(3H,m) MS m/z:226(M+1)
【0021】実施例2:(E)−及び(Z)−4−〔2
−(3−ピリジル)エテニル〕フェニル酢酸の調製 4−トリフェニルホスホニウムメチルフェニル酢酸ブロ
マイド(2.702g,5.5ミリモル)とを用いるこ
と以外は実施例1に記載の方法を繰り返して、(E,
Z)−4−〔2−(3−ピリジル)エテニル〕フェニル
酢酸(363.6mg,30.4%)を得た。得られた
異性体混合物を脱水メタノール(30ml)に溶解し、
0℃で攪拌しながら塩化アセチル(3.23g ,41.
15ミリモル)を滴下し、その後系を室温に戻し一晩反
応させた。反応溶液を水酸化ナトリウム水溶液で中和し
てから濃縮し、更に酢酸エチルで抽出し、続いて水洗
し、乾燥した後で濃縮した。残渣をシリカゲルクロマト
グラフィー(展開液:n−ヘキサン/酢酸エチル=1/
1)で処理し、(E)−4−〔2−(3−ピリジル)エ
テニル〕フェニル酢酸メチルと(Z)−4−〔2−(3
−ピリジル)エテニル〕フェニル酢酸メチルとを得た。
得られたメチルエステルをそれぞれ水酸化ナトリウムで
アルカリ加水分解することにより、無色結晶の(E)−
4−〔2−(3−ピリジル)エテニル〕フェニル酢酸
〔以下、化合物(I−2)〕(16.9mg,1.4
%)(融点=196〜198℃)と淡褐色結晶の(Z)
−4−〔2−(3−ピリジル)エテニル〕フェニル酢酸
〔以下、化合物(I−3)〕(40.2mg,3.4
%)(融点=123〜130℃)を得た。
【0022】化合物(I−2)及び化合物(I−3)の
理化学的データは以下のとおりであった。 化合物(I−2): 1 H−NMR(CDCl3 +CD3 OD)δ:3.63
(2H,s),7.07(1H,d,J=14.8H
z),7.20(1H,d,J=14.8Hz),7.
30〜8.64(8H,m) MS m/z:240(M+1) 化合物(I−3): 1 H−NMR(CDCl3 )δ:3.59(2H,
s),6.50(1H,d,J=10.8Hz),6.
71(1H,d,J=10.8Hz),7.15〜8.
47(8H,m) MS m/z:240(M+1)
【0023】実施例3 前記実施例1と同様にして、以下の化合物(I−4)〜
化合物(I−14)及び化合物(II−1)〜化合物(II
−7)を調製した。 化合物(I−4): (E)−3−〔2−(3−ピリジル)エテニル〕安息香
酸 融点:248〜250℃;無色結晶 1 H−NMR(CDCl3 )δ:7.16(1H,d,
J=16.4Hz),7.25(1H,d,J=16.
4Hz),7.36〜8.70(8H,m) MS m/z:226(M+1)
【0024】化合物(I−5): (Z)−3−〔2−(3−ピリジル)エテニル〕安息香
酸 融点:148〜150℃;無色結晶 1 H−NMR(CDCl3 )δ:6.62(1H,d,
J=12.2Hz),6.81(1H,d,J=12.
2Hz),7.17〜8.43(8H,m) MS m/z:226(M+1)
【0025】化合物(I−6): (E)−3−〔2−メチル−2−(3−ピリジル)エテ
ニル〕安息香酸 融点:152〜155℃;無色結晶 1 H−NMR(CDCl3 )δ:2.31(3H,
s),6.89(1H,s),7.37〜8.73(8
H,m) MS m/z:240(M+1)
【0026】化合物(I−7): (Z)−3−〔2−メチル−2−(3−ピリジル)エテ
ニル〕安息香酸褐色油状 1 H−NMR(CDCl3 )δ:2.24(3H,
s),6.64(1H,s),7.15〜8.48(8
H,m) MS m/z:240(M+1)
【0027】化合物(I−8): (E)−4−〔2−メチル−2−(3−ピリジル)エテ
ニル〕安息香酸 融点:193〜196℃;無色結晶 1 H−NMR(CDCl3 )δ:2.32(3H,
s),6.89(1H,s),7.33〜8.75(8
H,m) MS m/z:240(M+1)
【0028】化合物(I−9): (Z)−4−〔2−メチル−2−(3−ピリジル)エテ
ニル〕安息香酸 融点:225〜230℃;無色結晶 1 H−NMR(CDCl3 )δ:2.26(3H,
s),6.66(1H,s),6.96〜8.44(8
H,m) MS m/z:240(M+1)
【0029】化合物(I−10): (E)−4−〔2−メチル−2−(3−ピリジル)エテ
ニル〕フェニル酢酸 融点:179〜182℃;無色結晶 1 H−NMR(CDCl3 )δ:2.29(3H,
s),3.65(2H,s),6.84(1H,s),
7.32〜8.72(8H,m) MS m/z:254(M+1)
【0030】化合物(I−11): (Z)−4−〔2−メチル−2−(3−ピリジル)エテ
ニル〕フェニル酢酸 融点:140〜142℃;無色結晶 1 H−NMR(CDCl3 )δ:2.19(3H,
s),3.51(2H,s),6.57(1H,s),
6.83〜8.53(8H,m) MS m/z:254(M+1)
【0031】化合物(I−12): (E,Z)−4−〔2−フェニル−2−(3−ピリジ
ル)エテニル〕安息香酸 融点:228〜232℃;淡褐色結晶 1 H−NMR(CDCl3 )δ:6.68(1H,
s),7.06〜8.64(13H,m) MS m/z:302(M+1)
【0032】化合物(I−13): (E,Z)−3−〔2−フェニル−2−(3−ピリジ
ル)エテニル〕安息香酸 融点:148〜154℃;無色結晶 1 H−NMR(CDCl3 )δ:6.35(1H,
s),7.12〜8.62(13H,m) MS m/z:302(M+1)
【0033】化合物(I−14): (E,Z)−4−〔2−フェニル−2−(3−ピリジ
ル)エテニル〕フェニル酢酸 融点:152〜156℃;無色結晶 1 H−NMR(CDCl3 )δ:3.56(2H,
s),6.68(1H,s),6.94〜7.36(1
0H,m),7.56〜8.63(3H,m) MS m/z:316(M+1)
【0034】化合物(II−1): (4E,4Z)−7−(3−ピリジル)−4−ヘプテン
酸 褐色油状 1 H−NMR(CDCl3 )δ:2.29〜2.45
(6H,m),2.69(2H,m),5.42(2
H,m),7.27〜8.45(4H,m) MS m/z:206(M+1)
【0035】化合物(II−2): (6E,6Z)−9−(3−ピリジル)−6−ノネン酸 褐色油状 1 H−NMR(CDCl3 )δ:1.28(2H,
m),1.59(2H,m),1.95(2H,m),
2.34(4H,m),2.68(2H,m),5.3
7(2H,m),7.12〜8.22(4H,m) MS m/z:234(M+1)
【0036】化合物(II−3): (4E,4Z)−5−メチル7−(3−ピリジル)−4
−ヘプテン酸 褐色油状 1 H−NMR(CDCl3 )δ:1.68(Z)1.7
2(E)(3H,s),2.32(4H,m),2.7
3(2H,m),5.12(1H,t),7.27〜
8.43(4H,m) MS m/z:220(M+1)
【0037】化合物(II−4): (6E,6Z)−7−メチル−9−(3−ピリジル)−
6−ノネン酸 褐色油状 1 H−NMR(CDCl3 )δ:1.57(2H,
m),1.65(Z)1.70(E)(3H,s),
2.30(4H,m),2.81(2H,m),5.0
9(1H,t),7.25〜8.44(4H,m) MS m/z:248(M+1)
【0038】化合物(II−5): 4−〔2−メチル−4−(3−ピリジル)−1−ブテニ
ル〕安息香酸 〔幾何異性体混合物(E+Z)〕 融点:135〜143℃;無色結晶1 H−NMR(CDCl3 )δ:1.94(Z)1.9
6(E)(3H,s),2.51(2H,m),2.8
9(2H,m),6.21(Z)6.36(E)(1
H,s),7.09〜8.54(8H,m) MS m/z:268(M+1)
【0039】化合物(II−6): 4−〔2−メチル−4−(3−ピリジル)−1−ブテニ
ル〕フェニル酢酸 〔幾何異性体混合物(E+Z)〕 融点:163〜170℃;無色結晶 1 H−NMR(CDCl3 )δ:1.90(3H,
s),2.48(2H,m),2.87(2H,m),
3.55(2H,s),6.18(1H,s),7.1
2〜8.39(8H,m) MS m/z:282(M+1)
【0040】化合物(II−7): 〔幾何異性体混合物(E+Z)〕 3−〔2−メチル−4−(3−ピリジル)−1−ブテニ
ル〕安息香酸 融点:117〜125℃;無色結晶 1 H−NMR(CDCl3 )δ:1.98(3H,
s),2.49(2H,m),2.83(2H,m),
6.32(1H,s),7.22〜8.58(8H,
m) MS m/z:268(M+1)
【0041】実施例4:4−〔2−(3−ピリジル)エ
チル〕安息香酸の調製 実施例1で得られた(E)−4−〔2−(3−ピリジ
ル)エテニル〕安息香酸(18.5mg,0.0821
ミリモル)をメタノール(10ml)に溶解し、その中
に10%パラジウム/炭素触媒(18.3mg)を加え
た。系を水素置換した後、水素雰囲気下で1気圧にて室
温で1時間反応させた。反応終了後、パラジウム/炭素
触媒をろ別し、溶液を濃縮することにより標記の化合物
〔以下、化合物(I−15)〕(18.6mg,99.
7%)を得た。
【0042】融点:162〜164℃;無色結晶 1 H−NMR(CDCl3 +CD3 OD)δ:3.04
(4H,m),7.23〜8.54(8H,m) MS m/z:228(M+1)
【0043】実施例5 前記実施例4と同様にして、以下の化合物(I−16)
〜化合物(I−23)及び化合物(II−8)〜化合物
(II−9)を調製した。 化合物(I−16): 3−〔2−(3−ピリジル)エチル〕安息香酸 融点:178〜182℃;無色結晶 1 H−NMR(CDCl3 )δ:3.40(2H,t,
J=1.7Hz),3.66(2H,t,J=1.7H
z),7.22〜8.42(8H,m) MS m/z:228(M+1)
【0044】化合物(I−17): 4−〔2−(3−ピリジル)エチル〕フェニル酢酸 融点:163〜167℃;無色結晶 1 H−NMR(CDCl3 )δ:1.26(4H,
m),3.57(2H,s),7.07〜8.37(8
H,m) MS m/z:242(M+1)
【0045】化合物(I−18): 4−〔2−メチル−2−(3−ピリジル)エチル〕安息
香酸 融点:116〜120℃;無色結晶 1 H−NMR(CDCl3 )δ:1.35(3H,d,
J=6.8Hz),2.91(2H,m),3.09
(1H,m),7.05〜8.48(8H,m) MS m/z:242(M+1)
【0046】化合物(I−19): 3−〔2−メチル−2−(3−ピリジル)エチル〕安息
香酸 融点:130〜133℃;無色結晶 1 H−NMR(CDCl3 )δ:1.33(3H,d
d,J=16.2Hz),2.95(2H,d,J=
7.6Hz),3.11(1H,m),7.25〜8.
48(8H,m) MS m/z:242(M+1)
【0047】化合物(I−20): 4−〔2−メチル−2−(3−ピリジル)エチル〕フェ
ニル酢酸 融点:123〜133℃;無色結晶 1 H−NMR(CDCl3 )δ:1.27(3H,d,
J=6.8Hz),2.84(2H,m),3.03
(1H,m),3.56(2H,s),6.96〜8.
43(8H,m) MS m/z:256(M+1)
【0048】化合物(I−21): 4−〔2−フェニル−2−(3−ピリジル)エチル〕安
息香酸 淡褐色油状 1 H−NMR(CDCl3 +CD3 OD)δ:3.40
(2H,m),4.30(1H,t,J=7.9H
z),7.07〜8.38(13H,m) MS m/z:304(M+1)
【0049】化合物(I−22): 4−〔2−フェニル−2−(3−ピリジル)エチル〕安
息香酸 淡褐色油状 1 H−NMR(CDCl3 )δ:3.43(2H,
m),4.33(1H,t,J=7.9Hz),7.2
1〜8.49(13H,m) MS m/z:304(M+1)
【0050】化合物(I−23): 4−〔2−フェニル−2−(3−ピリジル)エチル〕フ
ェニル酢酸 融点:176〜178℃;無色結晶 1 H−NMR(CDCl3 )δ:3.32(2H,
m),3.55(2H,s),4.25(1H,t,J
=6.8Hz),6.94〜8.39(13H,m) MS m/z:318(M+1)
【0051】化合物(II−8): 3−〔2−メチル−4−(3−ピリジル)−1−ブチ
ル〕安息香酸 融点:123〜126℃;無色結晶 1 H−NMR(CDCl3 )δ:1.25(3H,
d),1.80(4H,m),2.45(2H,m),
3.65(1H,m),7.27〜8.58(8H,
m) MS m/z:270(M+1)
【0052】化合物(II−9): 4−〔2−メチル−4−(3−ピリジル)−1−ブチ
ル〕フェニル酢酸 融点:145〜147℃;無色結晶 1 H−NMR(CDCl3 )δ:1.25(3H,
d),1.70(4H,m),2.55(2H,m),
3.50(1H,m),3.64(2H,s),7.0
4〜8.55(8H,m) MS m/z:284(M+1)
【0053】薬理試験例 以下の薬理試験例1及び2では、常法によりナトリウム
塩とした化合物を使用した。薬理試験例1:トロンボキサンA2 合成酵素阻害作用 ヒト血小板ミクロソームのトロンボキサン合成酵素阻害
活性を調べた。10mMリン酸緩衝液(pH7.4)中
に、血小板ミクロソーム(0.5mgタンパク質)、3
0μM〔14C〕アラキドン酸(50Ci)、5mMエピ
ネフリン、2μMヘミン、及び前記実施例で調製した各
化合物を含む反応液(全量0.2ml)を用いた。前記
化合物とミクロソームを37℃で3分間プレインキュベ
ーションした後、〔14C〕アラキドン酸を添加して37
℃で5分間反応させた。塩化スズ溶液の添加により反応
を停止させ、反応生成物を酢酸エチル(1ml×2)に
て抽出した。クロロホルム−メタノール(2:1,v/
v)混液に溶解し、シリカゲルプレートにスポットし
た。プレートには、予めアラキドン酸及び種々のプロス
タグランジンの標準品をスポットしておいた。クロロホ
ルム−酢酸エチル−メタノール−酢酸−水(70:3
0:8:1:0.5,v/v)の展開溶媒を用いてクロ
マトグラフィー処理を行った。ヨウ素蒸気暴露及びラジ
オクロマトグラフィーにより、アラキドン酸とトロンボ
キサンの位置を確認し、その部位のシリカゲルをかき取
り、放射能を測定した。前記化合物は最終濃度10-6
における阻害率として算出した。代表的な化合物につい
ての結果を以下の表1に示す。
【0054】
【表1】化合物 阻害率 I−2 41.7% I−4 49.7% I−5 40.6% I−6 61.5% I−7 26.2% I−16 33.2% I−19 28.9% I−21 53.4% I−22 27.9% I−23 30.2% II−1 65.0% II−2 24.4% II−3 23.0% II−6 25.8%II−5 20.2%
【0055】薬理試験例2:血小板凝集阻害作用 エーテル麻酔したウサギの頚動脈より最終濃度が0.3
8%になるようにクエン酸ナトリウム溶液を入れ、採血
した。一方、ラットを開腹し、最終濃度が0.38%に
なるようにクエン酸ナトリウム溶液を入れ、腹大動脈か
ら採血した。血液を1100rpmで10分間遠心分離
して得られた上清を、多血小板血漿とした。残りの血液
を更に2000rpmで15分間遠心分離して得られた
上清を貧血小板血漿とした。多血小板血漿280μlを
測定用キュベットに入れ、37℃で1分間プレインキュ
ベートした後、前記化合物の水溶液10μl を加え、ウ
サギの場合は2分後に惹起剤としてコラーゲン(最終濃
度3μg/ml)10μlを加えて血小板凝集能を測定
した。ラットの場合は2分後に惹起剤としてアラキドン
酸溶液(最終濃度0.5mM)10μlを加えて血小板
凝集能を測定した。測定は比濁法によって行い、多血小
板血漿及び貧血小板血漿の透過率をそれぞれ100%及
び0%として、惹起剤を加えた多血小板血漿の透過率の
変化から、5分間面積値(アラキドン酸惹起の場合)、
又は8分間面積値(コラーゲン惹起の場合)を測定し
た。サンプル溶液の代わりに生理食塩水を加えた場合を
コントロールとし、これを100%とした場合の凝集率
を求めた。得られた凝集率をコントロールと比較し、5
0%凝集抑制濃度(IC50)を求めた。代表的な化合物
についての結果を以下の表2(ウサギ)及び表3(ラッ
ト)に示す。
【0056】
【表2】ウサギ化合物 IC50 I−3 156.2 I−5 14.4 I−6 66.3 I−12 64.6 I−13 73.1 I−14 111.6 I−15 51.6 I−16 76.2 I−17 115.3 I−18 71 I−22 52.1 I−23 13.8 II−1 6.4 II−2 137.9 II−3 21.0 II−4 32.4 II−6 96.2II−7 96.2 単位:(μM)
【0057】
【表3】ラット化合物 IC50 I−1 50.1 I−3 54.6 I−4 5.3 I−6 5.3 I−7 50.7 I−8 53.4 I−12 54.1 I−14 28.7 I−16 16.5 I−17 86.6 I−18 17.3 I−20 53.9 I−21 5 I−22 52.1 I−23 53.3 II−1 1.6 II−2 5.6 II−3 5.4 II−4 54.4 II−6 16.6II−7 17.4 単位:(μM)
【0058】製剤例1 化合物II−1 20g 乳糖 100g トウモロコシデンプン 36g 微結晶セルロース 30g カルボキシメチルセルロースカルシウム 10g ステアリン酸マグネシウム 4g 上記組成の成分を均一に混合し、1錠200mgの錠剤
とした。
【0059】製剤例2 化合物I−6のナトリウム塩 5g ブドウ糖 50g ベンジルアルコール 10g 上記組成の成分を全量1000mlになるよう注射用蒸
留水に溶解し、アンプルに封入して1アンプル1mlの
注射剤とした。
【0060】製剤例3 化合物I−6 20g 乳糖 100g 微結晶セルロース 70g ステアリン酸マグネシウム 10g 上記組成の成分を均一に混合した後、顆粒化し、ゼラチ
ンカプセルに充填して1カプセル内容量200mgのカ
プセル剤とした。
【0061】
【発明の効果】本発明による新規なピリジン誘導体は、
優れたトロンボキサンA2 合成酵素阻害活性を有するの
で、そのピリジン誘導体を有効成分として含有する本発
明の医薬組成物は、トロンボキサンA2 合成酵素阻害
剤、例えば、抗血栓剤又は抗喘息剤として有用である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式(I): 【化1】 (式中、R1 は水素原子、炭素原子数1〜6の直鎖若し
    くは分枝鎖アルキル基、又は置換基を有していてもよい
    フェニル基であり、A及びBは共に水素原子であるか又
    は炭素−炭素結合であり、mは0又は2であり、Yは
    1,4−フェニレン基、1,3−フェニレン基又はメチ
    レン基であるが、但し、mが0の場合にはYは1,4−
    フェニレン基又は1,3−フェニレン基であるものと
    し、nは0〜5の整数であり、そしてR2 は水素原子又
    は炭素原子数1〜4の直鎖若しくは分枝鎖アルキル基で
    ある)で表わされるピリジン誘導体又はその塩。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の一般式(I)で表される
    ピリジン誘導体又はその薬理学的に許容される塩を含有
    することを特徴とする、トロンボキサンA2合成酵素阻
    害剤。
JP34542693A 1993-12-21 1993-12-21 新規ピリジン誘導体及びトロンボキサンa2 合成酵素阻害剤 Pending JPH07179425A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34542693A JPH07179425A (ja) 1993-12-21 1993-12-21 新規ピリジン誘導体及びトロンボキサンa2 合成酵素阻害剤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34542693A JPH07179425A (ja) 1993-12-21 1993-12-21 新規ピリジン誘導体及びトロンボキサンa2 合成酵素阻害剤

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07179425A true JPH07179425A (ja) 1995-07-18

Family

ID=18376520

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34542693A Pending JPH07179425A (ja) 1993-12-21 1993-12-21 新規ピリジン誘導体及びトロンボキサンa2 合成酵素阻害剤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07179425A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0897920A4 (en) * 1996-03-29 1999-06-30 Meiji Seika Co NOVEL HETEROCYCLIC COMPOUNDS HAVING AN INHIBITION EFFECT OF PLATELET AGGREGATION

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0897920A4 (en) * 1996-03-29 1999-06-30 Meiji Seika Co NOVEL HETEROCYCLIC COMPOUNDS HAVING AN INHIBITION EFFECT OF PLATELET AGGREGATION

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3348859B2 (ja) プロテインキナーゼcインヒビター
RU2114620C1 (ru) Ингибитор атеросклеротического утолщения внутренней оболочки сосудов
US6277833B1 (en) Substituted triols
JP3004566B2 (ja) 新規な(チア)シクロアルキル〔b〕インドール類、それらの製造法及びそれらを含む医薬組成物
JPH08169884A (ja) シクロプロパクロメンカルボン酸誘導体
JP3341019B2 (ja) 選択的ロイコトリエンb▲4▼拮抗剤活性を示す置換された単環式アリール化合物
JP2649507B2 (ja) オキシム誘導体、その製造方法およびそれを含有する医薬品
US20090076077A1 (en) Methods and Compositions for Selectin Inhibition
KR900006118B1 (ko) 4-퀴놀론 유도체의 제법
JP2000063340A (ja) 抗腫瘍活性を有するフェノキシ酢酸及びフェノキシメチルテトラゾ―ルの誘導体
JPS61172861A (ja) イソキノリントロンボキサンシンセターゼ阻害剤
HU209645B (en) Process for producing heteroaryl-sulphonamido-carbazole derivatives
JP3839071B2 (ja) クロマン誘導体
US5750524A (en) Remedy for hyperlipidemia
JPH024729A (ja) アラキドン酸のリポキシゲナーゼ誘導代謝物の生合成を阻害する化合物
JPH07179425A (ja) 新規ピリジン誘導体及びトロンボキサンa2 合成酵素阻害剤
WO1998058930A1 (fr) Composes de triazolo-1,4-diazepine et composition medicinale les contenant
US5821245A (en) Use of naphthalene derivatives in treating lung carcinoma
JP2001302669A (ja) 三環性フタラジノン誘導体
JPH06116239A (ja) 7−置換−3,5−ジヒドロキシヘプタ−6−イン酸類
JPH0816056B2 (ja) トロンボキサンa▲下2▼受容体拮抗剤
JP2790335B2 (ja) 共役γ―オキシブテノライド化合物およびこれを有効成分とする抗潰瘍剤
JP3049284B2 (ja) ヒダントイン誘導体並びにそれを有効成分とする糖尿病合併症及び循環器系疾患の予防及び治療剤
JP2645114B2 (ja) ロダニン誘導体
JP4248814B2 (ja) 血小板凝集抑制剤