JPH07179152A - ディスプレイ装置 - Google Patents

ディスプレイ装置

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JPH07179152A
JPH07179152A JP27606794A JP27606794A JPH07179152A JP H07179152 A JPH07179152 A JP H07179152A JP 27606794 A JP27606794 A JP 27606794A JP 27606794 A JP27606794 A JP 27606794A JP H07179152 A JPH07179152 A JP H07179152A
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Izuru Yumoto
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  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本体ケース内からディスプレイが突出したと
きに、ディスプレイが本体ケースに接近した位置で安定
した姿勢に保持されるようにする。 【構成】 本体ケース1にディスプレイ4が表示面を下
向きにして収納される。スライダ2とディスプレイ4が
本体ケース1から突出すると、ディスプレイ4は本体ケ
ース1側の部分を支点として上向きに回動し、表示面が
本体ケース1の前方へ向けられる。これによりディスプ
レイ4は本体ケース1に接近した位置にて立ち上り姿勢
となる。ディスプレイ4が所定の角度だけ回動すると、
ロックピン22とロック穴24a〜24eとから成る位
置決め装置により、ディスプレイ4が保持される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車室内などにおいてT
V、VTR、あるいは走行情報の表示などに使用される
ディスプレイを、収納自在で且つ目視しやすい位置へ設
置することができるようにしたディスプレイ装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】最近、自動車の車室内にTV用のディス
プレイを設置し且つ、このディスプレイをダッシュボー
ド内に収納できしかも目視可能な姿勢に設置することの
できる装置が開発されている。例えば特開昭63-53144号
公報に開示されている装置では、フロントダッシュボー
ドなどに設置される収納ケース内にディスプレイが引き
出し自在に収納されており、この収納ケースからディス
プレイを引き出したときに、ディスプレイがその上端を
支点として下側へ回動し、これによりディスプレイを車
内にて目視できる姿勢にしている。また特開昭61-28213
9 号公報に記載されている装置では、インストルメント
パネルなどに基板が引き出せるように収納され、基板上
にてディスプレイがその表示面を上向きにして設置され
ている。そして基板が引き出された状態にて、ディスプ
レイが、突出側先端を支点として持ち上げられ、表示面
が目視可能な姿勢となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来技術のう
ち、特開昭63-53144号公報に記載されているものでは、
ディスプレイがその上端を支点として下向きに回動して
目視可能な姿勢となっているため、すなわち吊り下げ的
な姿勢となるため、ある程度重量のあるディスプレイの
支持構造としては非常に不安定である。またディスプレ
イが引き出された後に下向きに吊り下げられるため、デ
ィスプレイの位置がかなり下の位置になり、ディスプレ
イの表示面を車室内にて目視しにくくなる。特開昭61-2
82139 号公報に記載されている装置では、ディスプレイ
が表示面を上向きにして基板上に設置され、基板が引き
出されたときに、ディスプレイが突出側先端を支点とし
て立ち上がる構造であるため、基板の車室内への突出寸
法が長くなり、自動車の車室内に装備する構造としては
好ましくない。さら立ち上がったディスプレイの背面
と、基板との間にリンクを設けて立ち上ったディスプレ
イを背面から支えるものであるため、ディスプレイと自
動車のダッシュボードとの間に、前記リンクを配置する
ためのスペースが必要になる。そのために立ち上がった
姿勢のディスプレイはダッシュボードからかなり前方へ
間隔を開けて設置されることが必要になり、車内のスペ
ースをさらに狭めることになる。
【0004】本発明は上記従来の課題を解決するもので
あり、ダッシュボードなどから引き出さえたディスプレ
イが見やすい向きに設置され、しかもディスプレイの設
置姿勢を安定させることのできるディスプレイ装置を提
供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のディスプレイ装
置は、表示面が下向きの状態で本体ケースの内外へ移動
可能なディスプレイと、本体ケースの内外に移動可能な
スライダと、本体ケースから突出したスライダの先部に
てディスクプレイを立ち上り方向へ回動させて前記表示
面を本体ケースの前方へ向ける回動支持部とを有し、前
記ディスプレイが所定角度回動したときに前記スライダ
に対してディスプレイの回動姿勢を保持させる位置決め
装置が設けられていることを特徴とするものである。
【0006】また、上記において、位置決め装置は、デ
ィスクプレイの回動角度を複段に設定可能なものとする
ことが可能である。
【0007】
【作用】上記手段では、ダッシュボードなどに収納され
た本体ケース内から、ディスプレイがその表示面を下に
向けた姿勢で突出移動し、スライダがケース内から突出
した後に、このスライダの先部にてディスプレイが上向
きに回動し、表示面が本体ケースの前方へ向けられるも
のとなっている。ディスプレイが上向きに回動すること
により、ディスプレイの表示面が車内などで見やすい高
さ位置に設置される。またディスプレイは表示面が下向
きの状態にて突出し、さらにディスプレイは、本体ケー
ス側を支点として立ち上がることになるため、ケースか
らのスライダの突出距離が短く、また立ち上がった姿勢
のディスプレイは本体ケースに接近した位置となる。し
たがって車内などへのスライダとディスプレイの突出寸
法を最小にできる。
【0008】さらに、ディスプレイが本体ケース側の部
分を支点として立ち上がったときに、スライダとディス
プレイとの回動角度を設定する位置決め装置が設けられ
ている。そのため、ディスプレイは本体ケースからあま
り離れない位置に立ち上がってその位置にて安定した姿
勢で保持されることになり、例えば車体振動などにより
ディスプレイの回動角度が変わるなどの問題は生じなく
なる。
【0009】また、位置決め装置が、ディスクプレイの
回動角度を複段に設定可能なものである場合には、表示
面の向きを複段に設定して常に見やすい姿勢に設置でき
る。
【0010】
【実施例】以下本発明の実施例を図面によって説明す
る。図1は、車載用のディスプレイ装置をディスプレイ
が立ち上がった姿勢にて示す斜視図、図2はディスプレ
イを引き出した状態にて示す斜視図、図3は車載用ディ
スプレイの縦断面図、図4は横断面図、図5は図3のV
矢視図、図6はロック機構を示す斜視図である。図1と
図2において、符号1は本体ケースである。符号2は中
間スライダであり、本体ケース1内に摺動自在に挿入さ
れている。符号3aと3bは互いに折曲げ自在に連結さ
れた第1と第2の支持部材であり、前記中間スライダ2
内に摺動自在に挿入されている。そして第2の支持部材
3bにディスプレイ4の背面が固定されている。
【0011】まず、上記本体ケース1は、図3ならびに
図4に示すように、上板1a、底板1b、両側板1cと
から成る箱である。図4の縦断面図に示すように、本体
シャーシ1の内部では、その上方の両角部に断面がL字
形状の樹脂ガイド5aが固着されている。また底部側で
は、側板1cの内面下端に平板状の樹脂ガイド5bが固
定され、底板1bの上面の左右2箇所には平板状の樹脂
ガイド5cが固定されている。中間スライダ2は、上板
2aと左右側板2bとから成る断面コの字形状である。
この中間スライダ2はその上方の両角部が前記本体ケー
ス1の上方の両角部に位置する前記樹脂ガイド5aに対
して摺動自在となっており、また両側板2bが本体シャ
ーシ1の内面両側部に設けられた樹脂ガイド5bに摺動
自在に支持されている。また図4に示すように中間スラ
イダ2の両側板2bの下端には断面がほぼ三角形状の樹
脂摺動体6が固定されており、この樹脂摺動体6が前記
本体ケース1の底板1bに設けられた樹脂ガイド5cの
側端面を摺動するようになっている。
【0012】また中間スライダ2の上板2aの内面の両
側部には断面がクランク形状のガイド板7が固定されて
いる。一方、第1の支持部材3aは、図4に示すよう
に、支持板8aとその上に重ねて固定された摺動板9a
とから成っている。この摺動板9aはその左右両側端が
前記ガイド板7に摺動自在に係合されている。また支持
板8aの両側端には樹脂ガイド11aが固定されてお
り、この樹脂ガイド11aが中間スライダ2の上板2a
の内面を摺動するようになっている。また図2に示すよ
うに第2の支持板3bも、支持板8bとその上面に重ね
て固定された摺動板9b、ならびに支持板8bの両側端
に設けられた樹脂ガイド11bとを有している。
【0013】支持板8bは前記支持板8aと同じ断面形
状であり、摺動板9bと樹脂ガイド11bも前記摺動板
9aならびに樹脂ガイド11aと同じ断面形状である。
ただし第2の支持部材3bにおける支持板8bはそのほ
ぼ中央部が前方に延ばされており、その先部にハンドル
12が一体に形成されている。第2の支持部材3bと第
1の支持部材3aとはヒンジ部15によって連結されて
おり、第2の支持部材3bが第1の支持部材3aに対し
て図2において上向きに回動できるようになっている。
図2に示すように、第2の支持部材3bが第1の支持部
材3aと平面的に続く状態(上方に回動していない状
態)のときには、第1の支持部材3aと第2の支持部材
3bを中間スライダ2内に押し込むと、第2の支持部材
8bの摺動板9bが中間スライダ2の上内面に設けられ
たガイド板7に係合して第1の支持部材3aの摺動板9
aと同様に摺動自在に支持される。そしてこの第2の支
持部材3bの支持板8bの下面に、ディスプレイ4の背
面がねじ16により固定されている。
【0014】この構造では、上述のように第2の支持部
材3bが中間スライダ2内に入り込むと、その摺動板9
bが中間スライダ2のガイド板7に係合するが、このと
き第2の支持部材3bに固定されたディスプレイ4は中
間スライダ2内において吊り下げられた状態となる。ま
た前記第1の支持部材3aと第2の支持部材3bとを連
結するヒンジ部15はディスプレイ4の背面の上下方向
中間よりもやや下の位置となっており、第2の支持部材
3bとディスプレイ4とを上向きに回動すると、図1に
示すように、第1の支持部材3aと第2の支持部材3b
とがヒンジ部15により折れ曲がり、ディスプレイ4が
上向きの姿勢で立ち上がることになる。
【0015】次に上記各部材のロック機構について説明
する。まずディスプレイ4と中間スライダ2との位置決
め装置として機能するロック機構であるが、図3に示す
ように、ディスプレイ4の底面にはロック機構の支持ブ
ロック21が固定されている。図5(図3のV断面図)
に示すように、この支持ブロック21の両端面にはロッ
クピン22が突出自在に設けられ且つスプリングにより
突出方向へ付勢されている。また支持ブロック21の前
面には一対のつまみ23が設けられており、この一対の
つまみ23を互いに接近する方向へ指によりつまむと、
前記ロックピン22が支持ブロック21内に後退するよ
うになっている。一方、中間スライダ2の両側板2bの
前方には複数のロック穴24a〜24eが穿設されてい
る。そして前記ロックピン22がロック穴24a〜24
bのいずれかに挿入されることにより、ディスプレイ4
の回動姿勢が保持されて位置決めされるようになってい
る。また前記つまみ23をつまんでロックピン22が係
合するロック穴24a〜24eを選択することにより、
ディスプレイ4の角度姿勢を変えることができるように
なっている。このようにディスプレイ4はその背面の途
中位置(ヒンジ部15)を支点として回動し、これより
も下部にてロック機構により位置決めされるため、ディ
スプレイ4の回動後の姿勢が非常に安定する。
【0016】次に、第1の支持部材3aと中間スライダ
2とのロック機構を説明する。図1ならびに図2に示す
ように、中間スライダ2の両側板2bにはストッパ穴2
cが穿設されている。また図5に示すように、第1の支
持部材3aの支持板8aの下面の左右位置には、駆動板
25が支点26によって回動自在に支持されている。こ
の駆動板25には受け板25aが下向きに折曲げられて
おり、この受け板25aが、図3に示すようにディスプ
レイ4の底部の支持ブロック21の回動軌跡に対向して
いる。また図5に示すように、第1の支持部材3aの支
持板8aの上面にはロック片27が左右方向に突出自在
に設けられている。そしてこのロック片27と駆動板2
5とがピン28により連結されている。そして駆動板2
5が回動することにより、ロック片27が進退動作する
ようになる。そしてそれぞれの駆動板25はスプリング
29によって付勢されている。この付勢方向は前記ロッ
ク片27が突出する方向である。そしてこのロック片2
7が中間スライダ2の前記ストッパ穴2cに嵌合してい
るときに、第1の支持部材3aと中間スライダ2とが互
いにロックされる。またディスプレイ4が図3に示す姿
勢から時計方向へ回動するときに、ディスプレイ4の後
端が受け板25aを押圧し、駆動板25がロック解除方
向へ駆動されることになる。
【0017】次に中間スライダ2の突出位置における本
体ケース1とのロック機構を説明する。図3に示すよう
に、中間スライダ2の両側板2bの内面には、それぞれ
ロック板31が支点32によって回動自在に支持されて
いる。そしてロック板31はスプリング33によって図
3において時計方向へ付勢されている。ロック板31の
腕部にはロック片31aが折曲げられており、このロッ
ク片31aが、中間スライダ2の側板2bに形成された
窓2dから突出している。そして図3の状態では、本体
ケース1の側板1cの内面に固定されたストッパ34の
上方の凹部34a内にロック片31aが係止され、中間
スライダ2が本体ケース1に対してロックされている。
またロック板31には受け部31bが折曲げられてい
る。ディスプレイ4を収納する際には、第1の支持部材
3aと第2の支持部材3bが中間シリンダ2内を内方へ
摺動するが、このときディスプレイ4の底部の支持ブロ
ック21が受け部31bに当り、ロック板31が図3に
おいて反時計方向へ回動し、ロック片31aとストッパ
34とのロックが解除されるようになっている。
【0018】最後に、中間スライダ2、各支持部材3
a,3bならびにディスプレイ4が本体ケース1内に収
納されたときのロック機構について説明する。図2に示
すように、ディスプレイ4の背面と第2の支持部材3b
の摺動板9bとの間にはロック解除板41が摺動自在に
支持されており、このロック解除板41の先端がディス
プレイの背面の前記ハンドル12の間に延び且つ折曲げ
られて押圧片41aが形成されている。ロック解除板4
1には、2個の付勢ピン42が設けられて、これが摺動
板9bの裏側へ突出している。そして付勢ピン42が線
ばね43により付勢されてロック解除板41が突出方向
へ付勢されている。
【0019】図6に示すように、第1の支持部3aの摺
動板9aの上面には、ロック板44が支点45により回
動自在に支持されている。図6はディスプレイ4が本体
ケース1内に完全に収納された状態を示しており、実際
には本体ケース1と摺動板9aとの間に中間スライダ2
が介在するが、図を簡略化するため、図6は中間スライ
ダ2を省略している。前記ロック板44はスプリング4
6により反時計方向へ回動自在に支持されている。ロッ
ク板44の先部にはロック片44aが設けられている。
一方本体ケース1の上板1aの下面にはストッパ47が
固定されている。そしてこのストッパ47の凹部47a
内に前記ロック片44aが嵌合した時に、摺動板9aす
なわち第1の支持部材3aと本体ケース1とがロックさ
れるようになっている。
【0020】またロック板44には受けピン48が下方
向へ突出している。ディスプレイ4が収納された状態で
は、前記ロック解除板41の先端41bがこの受けピン
48に対向している。押圧片41aを押しロック解除板
41を移動させると、その先端41bが受けピン48を
押し、ロック板44が時計方向へ回動されてロック片4
4aが凹部47aから抜け出て、ロックが解除されるよ
うになっている。さらに図3に示すように、中間スライ
ダ2の側板2bの下端に固定されている断面三角形状の
樹脂摺動体6の後端には押出しピン51が摺動自在に設
けられ且つスプリング52により突出方向へ付勢されて
いる。
【0021】中間スライダ2ならびにディスプレイ4が
本体ケース1内に完全に収納されて図6に示すロック機
構によりこれらがロックされているときには、押出しピ
ン51が本体ケース1の後部の折曲部1dに当り、押出
しピン51がスプリング52の弾性力に対抗して樹脂摺
動体6内に後退している。そして図6のロック機構のロ
ックが解除されると、スプリング52の力により中間ス
ライダ2が図の右方向へ押出され、中間スライダ2が図
の右方向へ飛び出すようになっている。
【0022】次に操作方法ならびに動作について説明す
る。ディスプレイ4が収納された状態では、第1の支持
部材3aの摺動板9aならびに第2の支持部材3bの摺
動板9bが中間スライダ2のガイド板7を摺動してディ
スプレイ4が、その表示面を下向きとした姿勢で、中間
スライダ2の内部に納まっている。また中間スライダ2
は本体ケース1内に納まっている。そして図6に示すよ
うに、第1の支持部材3aの摺動板9a上に設けられた
ロック板44のロック片44aがストッパ47の凹部4
7aに嵌合してディスプレイ4がロックされている。
【0023】ディスプレイを引き出す際には、まずディ
スプレイ4の背面側から突出しているロック解除板41
の先端の押圧片41aを指で押す。指で押されたロック
解除板41はロック板44の受けピン48を押し、ロッ
ク板44が時計方向へ回動させられ、ロック片44aが
凹部47aから外れてロックが解除される。このとき図
3に示す押出しピン51がスプリング52の弾性力によ
って本体ケース1の後端の折曲部1dを押圧しているた
め、ロックの解除と同時にスプリング52の弾性力によ
って中間スライダ2がディスプレイ4と共に突出する。
この突出姿勢でもディスプレイ4の表示面は下向きであ
る。さらにディスプレイ4の背面のハンドル12をつか
んでディスプレイ4を引き出す。このときディスプレイ
4の背面の摺動板9bと中間スライダ2のガイド板7と
の摺動摩擦は、中間スライダ2と本体ケース1との摺動
摩擦よりも大きくなっているため、前記ハンドル12を
引くと、まず中間スライダ2がディスプレイ4を収納し
た状態で本体ケース2内を摺動する。
【0024】中間スライダ2がある程度突出すると、図
3に示すロック板31のロック片31aが本体ケース1
に固定されたストッパ34の凹部34aに嵌着され、中
間スライダ2が本体ケース1内にてロックされる。さら
に前記ハンドル12を引くと、ディスプレイ4の背面に
固定された第2の支持部材3bと第1の支持部材3bの
それぞれの摺動板9aと9bが中間スライダ2のガイド
板7を摺動してディスプレイ4が突出する。ディスプレ
イ4を引き出した後に、ヒンジ部15を支点として第2
の支持部材3bならびにディスプレイ4を上方へ回動さ
せると、第3図に示すディスプレイ4の後端の支持ブロ
ック21が駆動板25の受け板25aから離れ、駆動板
25がスプリング29による付勢方向へ回動する。そし
てロック片27が両側部に突出し、中間スライダ2の側
板2bのロック穴2cに嵌合して、第1の支持部材3a
が中間スライダ2に対してロックされる。
【0025】そしてディスプレイ4を本体ケース1側の
部分を支点として上向きに回動させると、その底部の支
持ブロック21から突出するロックピン22(図5参
照)が中間スライダ2に形成されたロック穴24〜24
eのいずれかと嵌合してディスプレイ4が所定回動姿勢
に保持されてロックされる。図5に示すつまみ23をつ
まんでロックピン22が嵌合されるロック穴24a〜2
4eを選択することにより、ディスプレイ4の向きが自
由に設定される。次にディスプレイ4を収納する際に
は、まずディスプレイ4の底部に設けられた支持ブロッ
ク21から突出するつまみ23をつまんで、ロックピン
22を中間スライダ2のロック穴24a〜24eから外
す。そしてヒンジ部15を支点として第2の支持部材3
bならびにディスプレイ4を図2に示す水平姿勢に復帰
させる。
【0026】このときディスプレイ4の底部に設けられ
た支持ブロック21が駆動板25の受け板25aを押
し、駆動板25がスプリング29に対抗する方向へ回動
させられる。これにより駆動板25に連結されているロ
ック片27が中間スライダ2のストッパ穴2cから抜け
出て、第1の支持部材3aのロックが解除される。その
ままディスプレイを押し込むと、第1の支持部材3の摺
動板9aと第2の支持部材3bの摺動板9bがガイド板
7を摺動してディスプレイ4が中間スライダ2内に収納
される。スライダ4が中間スライダ2内に収納される
と、ディスプレイ4の底部に設けられた支持ブロック2
1が図3に示すロック板31の受け部31bに当り、ロ
ック板31が反時計方向へ回動させられる。そしてロッ
ク板31に形成されたロック片31aがストッパ34の
凹部34aから抜け出て、中間スライダ2のロックが解
除される。
【0027】そのままディスプレイ4を押し込むと、中
間スライダ2が本体ケース1内に納まり、図6に示すよ
うに、第1の支持部材3aの摺動板9a上に設けられた
ロック板44のロック片44aがストッパ47の凹部4
7に嵌合され、ディスプレイ4ならびに中間スライダ2
がロックされる。なお図の実施例では、ディスプレイ4
の底部に設けられた支持ブロック21からロックピン2
2が突出し、これが中間スライダ2のロック穴24a〜
24eに嵌合してディプレイの姿勢が位置決めされるよ
うになっているが、このディスプレイ4と中間スライダ
2との位置決め装置は上記構造以外のものであってもよ
い。
【0028】
【発明の効果】以上のように本発明では、本体ケースの
外にて、ディスプレイが上方へ立ち上がるように回動す
る。よって、表示面は見やすい高さ位置に設置される。
またディスプレイは本体ケース側部分を支点として立ち
上がるので、本体ケースからのスライダの突出量が短
く、また立ち上がったディスプレイも本体ケースに接近
した位置となる。よって本体ケースが自動車のダッシュ
ボードに収納されたものでは、ディスプレイがダッシュ
ボードに接近し、車内方向への突出量が最小になる。
【0029】しかも、上記のように本体ケースに接近し
て立ち上がったディスプレイが、スライダに対して所定
角度にて安定されて保持されるため、ディスプレイが好
ましい位置に設置されて常にその位置で保持されること
になる。
【0030】さらに、位置決め装置により、ディスプレ
イの立ち上がり角度を複段となるように選択すれば、常
にディスプレイの表示面を見やすい姿勢に選択できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による車載用のディスプレイ装置を、デ
ィスプレイが上向きに回動した状態にて示す斜視図
【図2】本体ケースからディスプレイが水平姿勢にて突
出した状態を示す斜視図
【図3】ディスプレイが突出した状態での車載用のディ
スプレイ装置の縦断面図
【図4】ディスプレイ装置の横断面図
【図5】図3のV矢視図
【図6】支持部材と本体シャーシとのロック機構を示す
斜視図
【符号の説明】
1 本体ケース 2 中間スライダ 3a 第1の支持部材 3b 第2の支持部材 4 ディプレイ 7 ガイド板 8a,8b 支持板 9a,9b 摺動板 15 ヒンジ部 21 支持ブロック 22 ロックピン 24a〜24e ロック穴 25 駆動板 25a 受け板 27 ロック片

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示面が下向きの状態で本体ケースの内
    外へ移動可能なディスプレイと、本体ケースの内外に移
    動可能なスライダと、本体ケースから突出したスライダ
    の先部にてディスクプレイを立ち上り方向へ回動させて
    前記表示面を本体ケースの前方へ向ける回動支持部とを
    有し、前記ディスプレイが所定角度回動したときに前記
    スライダに対してディスプレイの回動姿勢を保持させる
    位置決め装置が設けられていることを特徴とするディス
    プレイ装置。
  2. 【請求項2】 位置決め装置は、ディスクプレイの回動
    角度を複段に設定可能なものである請求項1記載のディ
    スプレイ装置。
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