JPH0717901Y2 - 配管用樹脂クランプ - Google Patents

配管用樹脂クランプ

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JPH0717901Y2
JPH0717901Y2 JP2240790U JP2240790U JPH0717901Y2 JP H0717901 Y2 JPH0717901 Y2 JP H0717901Y2 JP 2240790 U JP2240790 U JP 2240790U JP 2240790 U JP2240790 U JP 2240790U JP H0717901 Y2 JPH0717901 Y2 JP H0717901Y2
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JP
Japan
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groove
pipe
piping
resin clamp
pipe holding
Prior art date
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JP2240790U
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JPH03114689U (ja
Inventor
邦雄 畔柳
泰和 梶間
哲生 農本
Original Assignee
マルヤス工業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この考案は配管用樹脂クランプ、詳しくは自動車のエン
ジンルーム内などに互いに間隔を置いて配された複数の
配管間に架設され、配管のそれぞれを保持する、主とし
て配管の振動の抑制を図るための配管用樹脂クランプに
関する。
〈従来の技術〉 この種の配管用クランプにあっては、配管に取り付ける
際の作業が容易であるという操作性と、配管への取付け
後、配管を確実に保持し続けることができるという管保
持性能の両者が要求される。
従来、この種の配管用樹脂クランプとして、第5図に示
した配管用樹脂クランプ100が知られている。
この配管用樹脂クランプ100は、配管200に沿った第1の
凹条溝11が形成された管保持部10からなるものである。
〈考案が解決しようとする課題〉 しかし、この従来例においては、操作性の向上を図ろう
とすると、凹条溝11の間口を広く設定したり、あるいは
凹条溝11周囲の肉厚を薄く設定する必要があるが、この
ようにすることは、反面において、管保持性能の低下を
招くことになる。
一方、管保持性能の向上を図ろうとすると、凹条溝11の
間口を狭くしたり、あるいは凹条溝11周囲の肉厚を厚く
設定する必要があるが、このようにすることは、反面に
おいて、操作性の低下を招く。
したがって、上記従来例において、操作性の向上と管保
持性能の向上を同時に図ることは困難であった。
この考案は、上記問題点に着目し、管保持性能を確保し
つつ操作性の向上を図ることができる配管用樹脂クラン
プを提供することを課題とする。
〈課題を解決するための手段〉 この課題を解決するため、この考案の配管用樹脂クラン
プは、互いに間隔を置いて配された複数の配管間に架設
され、該配管のそれぞれを保持する配管用樹脂クランプ
であって、前記配管に沿った第1の凹条溝が形成された
配管保持部と、前記配管と当接する第2の凹条溝が形成
された押し当て部と、前記配管保持部と前記押し当て部
とを連結する連結部と、前記配管保持部、前記押し当て
部または前記連結部に形成された穴とからなり、前記第
1の凹条溝および前記第2の凹条溝は、ほぼ同一軸線上
に沿って、かつ互いに対向するよう、それぞれ前記配管
保持部および前記押し当て部に形成されており、前記連
結部は、少なくとも、隣り合う前記配管同士の間隙以下
の幅と、前記配管の径以上の長さからなることを特徴と
する。
〈実施例〉 以下この考案の実施例を図面(第1、2、3、4図)に
もとづいて説明する。
第1図に図示する一実施例の配管用樹脂クランプ100
は、互いに間隔を置いて配された複数の配管(例えば鋼
管)200間に架設され、配管200のそれぞれを保持する配
管用樹脂クランプである。
この配管用樹脂クランプ100は、配管保持部10と押し当
て部20と連結部30と穴40とからなる。
配管保持部10には、配管200に沿って第1の凹条溝11が
形成されている。この第1の凹条溝11は、従来の配管用
樹脂クランプと同様に、少なくとも、配管200の径Lよ
りも小さな間口部11Aを有し、かつ、内部11Bで配管200
を保持収容できるよう構成されている。
押し当て部20には、配管200と当接する第2の凹条溝21
が形成されている。この第2の凹条溝21は、単に配管20
0と当接する面だけを有していれば足りるが、この他
に、第1の凹条溝11と同様な配管保持機能をもたせるよ
う構成することは自由である。
ここで、第1の凹条溝11と第2の凹条溝21は、ほぼ同一
軸線S上にあり、かつ、互いに対向するように形成され
ている。
連結部30は、配管保持部10と押し当て部20とを連結して
おり、少なくとも、隣り合う配管200同士の間隙C以下
の幅Wと、配管200の径L以上の長さlからなる。この
ような形状を連結部30に与えるのは、配管用樹脂クラン
プ100を配管200に支障無く取付ける上で必要不可欠だか
らである。
穴40は、図示した実施例では、配管保持部10に形成さ
れ、しかも、第1の凹条溝11を有する端面12とこの端面
12とは反対側の端面13との間を貫通する貫通孔40であ
り、さらに、端面12における開口位置は内側に、一方、
反対の端面13における開口位置は外側にそれぞれ位置す
るよう傾斜して形成されている。しかし、穴40は、必ず
しも上記のように配管保持部10に形成しなければならな
いことはなく、配管用樹脂クランプ100を配管200に取り
付ける際に、梃子の原理を有効に発揮でき、配管200に
配管保持部10を容易に取り付けることができるものであ
れば、上記のように配管保持部に形成する代わりに連結
部30または押し当て部20に形成してもよく、また配管保
持部10、連結部30、押し当て部20のうち、いずれか2つ
またはすべてに形成してもよい。さらに、穴40は、上記
のような貫通孔に限定されるものではなく、有底穴であ
ってもよい。さらに、穴40は、梃子の原理を有効に発揮
できる限り、種々の傾斜をもたせることができる。
次に、上記構成の配管用樹脂クランプ100を配管200に取
り付ける方法の一例について、第2、3、4図を参照し
て簡単に説明する。
まず、配管用樹脂クランプ100の配管保持部10の第1の
凹条溝11、および押し当て部20の第2の凹条溝21が、そ
れぞれ配管200と当接するよう、配管用樹脂クランプ100
を配管200に対して位置決めする(第2図参照)。
そして、配管保持部10の第1の凹条溝11とは反対側の端
面13側から、ドライバ工具300を穴40に貫通する程度に
まで挿入し、ドライバ工具300に矢印A方向の回転力を
加える(第3図参照)。
この回転力が加えられると、梃子の原理により、配管保
持部10は配管200に取り付けられる(第4図参照)。こ
の取付けの際、回転力が比較的小さくても、配管保持部
10に対して大きな挿入方向の力が加えられることとな
り、小さな操作力で配管用樹脂クランプ100を配管200に
容易に取付けることができる。
〈考案の作用効果〉 以上説明したように、この考案は、互いに間隔を置いて
配された複数の配管間に架設され、該配管のそれぞれを
保持する配管用樹脂クランプであって、前記配管に沿っ
た第1の凹条溝が形成された配管保持部と、前記配管と
当接する第2の凹条溝が形成された押し当て部と、前記
配管保持部と前記押し当て部とを連結する連結部と、前
記配管保持部、前記押し当て部または前記連結部に形成
された穴とからなり、前記第1の凹条溝および前記第2
の凹条溝は、ほぼ同一軸線上に沿って、かつ互いに対向
するよう、それぞれ前記配管保持部および前記押し当て
部に形成されてなり、前記連結部は、少なくとも、隣り
合う前記配管同士の間隙以下の幅と、前記配管の径以上
の長さからなることを特徴とする。
このため、梃子の原理により小さな操作力で大きな挿入
荷重が得られるため、管保持性能を確保しながら操作性
の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1〜4図はこの考案の一実施例を示し、 第1図は配管用樹脂クランプの斜視図、 第2〜4図は同配管用樹脂クランプを配管に取り付ける
方法の一例を順に示した態様図、 第5図は従来例の斜視図である。 100……配管用樹脂クランプ、10……配管保持部、11…
…第1の凹条溝、20……押し当て部、21……第2の凹条
溝、30……連結部、40……穴、200……配管、300……ド
ライバ工具、S……軸線。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】互いに間隔を置いて配された複数の配管間
    に架設され、該配管のそれぞれを保持する配管用樹脂ク
    ランプであって、 前記配管に沿った第1の凹条溝が形成された配管保持部
    と、前記配管と当接する第2の凹条溝が形成された押し
    当て部と、前記配管保持部と前記押し当て部とを連結す
    る連結部と、前記配管保持部、前記押し当て部または前
    記連結部に形成された穴とからなり、 前記第1の凹条溝および前記第2の凹条溝は、ほぼ同一
    軸線上に沿って、かつ互いに対向するよう、それぞれ前
    記配管保持部および前記押し当て部に形成されてなり、 前記連結部は、少なくとも、隣り合う前記配管同士の間
    隙以下の幅と、前記配管の径以上の長さからなる ことを特徴とする配管用樹脂クランプ。
JP2240790U 1990-03-06 1990-03-06 配管用樹脂クランプ Expired - Lifetime JPH0717901Y2 (ja)

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JPH03114689U JPH03114689U (ja) 1991-11-26
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