JPH0717833A - 頭髪の育毛促進方法 - Google Patents

頭髪の育毛促進方法

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JPH0717833A
JPH0717833A JP18226593A JP18226593A JPH0717833A JP H0717833 A JPH0717833 A JP H0717833A JP 18226593 A JP18226593 A JP 18226593A JP 18226593 A JP18226593 A JP 18226593A JP H0717833 A JPH0717833 A JP H0717833A
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JP
Japan
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scalp
hair
growth
blood circulation
promoting
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP18226593A
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English (en)
Inventor
Fumio Shibui
史雄 渋井
Kosuke Mochizuki
広介 望月
Yoshihiro Tsuchiya
佳洋 土屋
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Aderans Co Ltd
Original Assignee
Aderans Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 育毛のメカニズムに合った複数の工程をシス
テム化した頭皮の育毛促進方法の提供にある。 【構成】 低周波と低温灸の双方により頭皮の血行を充
分に促進させた後、溶存酸素濃度が16ppmである活
性水を頭皮に噴霧して行う頭皮の湿潤と、エチニルエス
トラジオール,サリチル酸等を配合した育毛剤の頭皮へ
の塗布とを交互に数回繰り返した後、バイブレーション
とタッピングにより頭皮を充分にマッサージし、これを
1回/1日程度繰り返す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、頭髪の育毛促進方法に
関する。尚、本明細書において育毛とは、発毛を含む概
念である。
【0002】
【従来の技術】従来、男性型脱毛症や薄毛等を対象とし
て、頭皮の血行を良くしたり、毛母細胞を活性化させた
り、あるいは毛髪に栄養を与えたりするといった個々の
育毛方法が行われていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記従来の育毛
促進方法は、理論的には間違っていないが、結果として
需要者の望むほどの顕著な育毛効果は現れていなかっ
た。
【0004】そこで、本発明者が鋭意研究を重ねた結
果、所定条件の下で頭皮の血行促進工程、湿潤工程、育
毛剤塗布工程およびマッサージ工程をシステム化する事
により相乗効果が現れ、従来技術に比して顕著な育毛促
進効果が得られることを見出だした。
【0005】本発明は、従来技術の有するこのような問
題点に鑑みなされたものであり、その目的とするところ
は、育毛のメカニズムに合った複数の工程をシステム化
した頭髪の育毛促進方法の提供にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明がなした技術的手段は、頭皮の汚れ、老廃物等
を取り除いた後、低周波、低温灸のいずれか一方あるい
は双方による頭皮血行促進工程を行い、次に溶存酸素濃
度が10ppm〜20ppmである活性水による頭皮湿
潤工程を行い、そしてその後エチニルエストラジオー
ル、サリチル酸を配合した育毛剤の塗布工程を行い、そ
して次にマッサージ工程を行うことである。また、頭皮
の血行促進工程と湿潤工程とを交互に数回行った後に育
毛剤塗布工程に移行することである。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を説明すると、その
概要は、汚れ、老廃物等の取り除き工程→頭皮血行促
進工程→頭皮湿潤工程→育毛剤の塗布工程→マッ
サージ工程とからなり、各工程を順に被験者の頭皮に
対して行い、これ(上記〜)を1サイクルとして所
望サイクル(1サイクル以上/1日)繰り返すことによ
り育毛促進を図る。
【0008】[汚れ、老廃物等の取り除き工程]ま
ず、所望成分配合(例えばトリクロサン,トコフェロー
ル,アロエエキス,クララエキス,オウバク抽出液,ポ
リオキシエチレンラウリルエーテル硫酸塩,ポリオキシ
エチレンラノリン,パラベン,香料等)により構成され
たシャンプー(株式会社アデランス販売 レジャント
フューグロウシャンプー)で各被験者の頭皮表面の汚れ
を洗い流し、次に所望成分配合(例えばトリクロサン,
トコフェロール,アロエエキス,クララエキス,オウバ
ク抽出液,パラベン,香料等)により構成されたリンス
(株式会社アデランス販売 レジャント フューグロウ
リンス)で毛髪と頭皮に潤いを与えると共に、所望方法
(遠赤効果,スチーム等)で毛穴を開かせて毛穴に詰ま
った汚れや老廃物を地肌の表面に浮き上がらせ、その後
毛穴に詰まった汚れや老廃物およびリンスを洗い流す。
【0009】[頭皮の血行促進工程]そして頭皮の血
行促進工程は、上記汚れ、老廃物等の取り除き工程
後、頭皮における育毛を促すつぼを、つぼ特有の良導点
で的確に捕らえた後、パルス波1.0Hz〜7.0Hz
の低周波で所望時間(例えば1秒〜1分)、40℃〜6
0℃の低温灸を所望時間(例えば30秒〜5分)のいず
れか一方あるいは双方を行うことにより、頭皮の血行を
促進せしめる。
【0010】上記血行促進工程に使用する器具として
は、例えばパルス波(5.0Hz)で、温灸温度が最大
50℃とするホットパルサーEQ−930(埼玉化工株
式会社製)等がある。
【0011】[頭皮湿潤工程]次に行う頭皮湿潤工程
は、溶存酸素濃度が10ppm〜20ppmとした活性
水を、血行を促進せしめた頭皮に1分〜数分程度吹き付
け等して頭皮を湿潤させることにより頭皮に刺激を与え
ることである。
【0012】上記溶存酸素濃度は、好ましくは12pp
m〜18ppmで、さらに好ましくは12ppm〜16
ppmである。溶存酸素濃度が10ppm未満であると
経時的な反復処理の割りに育毛効果が低く実用に不向き
であり、20ppmより多いと生成コストに比して効率
が悪く、また取扱いが難しい。
【0013】また、この活性水は15℃未満氷点以上の
温域が好ましく、より好ましくは1℃〜8℃で、さらに
好ましくは3℃〜5℃の温域としたものが好ましい。1
5℃を越えると溶存酸素が急速に減少して毛根部に対す
る刺激も少なくて効果が得られず、また氷点以下の場合
には取扱いが難しく実用的でない。
【0014】上記溶存酸素濃度とした活性水を得る方法
としては種々あり何等限定はされないが、その一例を示
すと例えば特願平2−110113号記載の如き、12
00℃で焼結したアルミナ60体積%,シリカ15体積
%,窒化圭素5体積%,ジルコニア20体積%の0.5
〜2.0mmの焼成セラミックス粒状物を、水を張った
水槽中に投入すると共に、その水中にオゾン含有エアー
を注入させて得たりする方法がある。さらに、育毛を助
長するホルモン剤,ビタミン剤等を配合してもよく任意
である。
【0015】そして、その活性水を所望な湿潤具、例え
ばキャプ状湿潤具(特願平2−44610)により頭皮
の毛根部分に塗布、吹き付けたり(噴霧等)、あるいは
活性水を満たした容器中に直接頭を浸したりして頭皮を
充分に湿潤させる。
【0016】[育毛剤塗布工程]次に育毛剤塗布工程
を行い、エチニルエストラジオール,センブリ抽出液,
ヒノキチオール,ニンジン抽出液,サリチル酸,トウガ
ラシチンキ,dI−ピロリドンカルボン酸ナトリウム液
(50%),1.3−ブチレングリコール,精製水を夫
々所望割り合いで配合して構成された育毛剤(株式会社
アデランス販売 レジャント フューグロウ育毛剤)を
活性水を充分に湿潤せしめた頭皮部分的に、あるいは所
望量(例えば1滴〜5cc程度)塗布する。
【0017】また、上記頭皮血行促進工程と頭皮湿潤工
程とを交互に2回以上繰り返し行った後に、下記育毛剤
塗布工程に移るシステムであってもよく任意であり、適
宜変更選択可能である。
【0018】[マッサージ工程]そして次にマッサー
ジ工程に移り、このマッサージ工程は上記育毛剤を塗布
した後、頭皮を所望時間(例えば30秒〜10分程度)
マッサージして適度な刺激を頭皮に与え緊張を緩和させ
て育毛剤の効果を高める。
【0019】例えば、本実施例に最適なマッサージとし
てはヘヤーメイト(埼玉化工株式会社)のように回転数
の異なったモーターの作動によりバイブレーションとタ
ッピングによるマッサージ効果の得られるものがよい
が、これに限定はされず他の従来周知のマッサージ方
法,器具であってもよいことはいうまでもない。
【0020】ここで具体的実施例について説明する。下
記に示す内容,条件の各工程(汚れ,老廃物等の取り除
き工程→頭皮血行促進工程→頭皮湿潤工程→育毛
剤の塗布工程→マッサージ工程)を1サイクルとし
て、これを1サイクル以上/1日、そして3日に一度の
割合で6ケ月間10名の被験者に対して行った。尚、被
験者は夫々前頭部から頭頂部にかけて禿げ上がり、頭頂
部に柔毛が残っているという状態であった。
【0021】まず、シャンプー(株式会社アデランス販
売 レジャント フューグロウシャンプー)で各被験者
の頭皮表面の汚れを洗い流し、次に、リンス(株式会社
アデランス販売 レジャント フューグロウリンス)で
毛髪と頭皮に潤いを与えると共に、遠赤外線を放出する
セラミックを内面にプリントしたキャップを被り(5分
〜10分)、遠赤効果で毛穴を開かせて毛穴に詰まった
汚れや老廃物を地肌の表面に浮き上がらせ、その後毛穴
に詰まった汚れや老廃物およびリンスを洗い流した(汚
れ,老廃物等の取り除き工程)。
【0022】そして、次に各被験者の頭頂部や後頭部に
ある育毛を促すつぼを、ホットパルサーEQ−930
(埼玉化工株式会社製)を使用してつぼ特有の良導点で
的確にキャッチし、低周波(5mA)で30秒間マッサ
ージし、更に3分間50℃以下の低温灸で血行を促進せ
しめた(頭皮血行促進工程)
【0023】次に、キャップ状湿潤具(特願平2−44
610)を各被験者の頭部に被せ、溶存酸素濃度が16
ppmとした活性水(本実施例にあっては4℃に調整)
を、頭皮にまんべんなく2分間吹き付けて(噴霧)頭皮
を充分に湿潤させた(頭皮湿潤工程)。
【0024】本実施例では上記頭皮血行促進工程と頭皮
湿潤工程とを交互に2回以上繰り返し行った後、育毛剤
塗布工程に移った。この頭皮血行促進工程と頭皮湿潤工
程とを交互に繰り返し行うことにより、頭皮の細胞を賦
活化させるという効果が得られより好ましい。
【0025】そして次に、育毛剤(株式会社アデランス
販売 レジャント フューグロウ育毛剤)を各被験者の
頭皮にまんべんなく塗布し(育毛剤塗布工程)、その
後上記育毛剤の塗布された頭皮を、ヘヤーメイト(埼玉
化工株式会社製)のバイブレーションとタッピングによ
るマッサージを行った(マッサージ工程)。
【0026】上記具体的実施例による試験の結果、8名
の被験者に産毛が確認された。これを、前述の育毛剤塗
布工程のみを1回/1日の割合で6ケ月間毎日行い、
他の工程(汚れ,老廃物等の取り除き工程,頭皮血行
促進工程,頭皮湿潤工程,マッサージ工程)を全
く行わなかった試験(比較例1)と、前述の、育毛剤塗
布工程,マッサージ工程のみを1回/1日の割合で
6ケ月間毎日行い、他の工程(汚れ,老廃物等の取り除
き工程,頭皮血行促進工程,頭皮湿潤工程)を全
く行わなかった試験(比較例2)と比べると、比較例1
では効果が現れたのが2名、比較例2では4名という顕
著な差が現れた。
【0027】尚、上記本実施例,比較例1,比較例2は
上記同一の被験者に対して行い、まず比較例1を行った
後、同一の10名の被験者に3ケ月間何等の育毛作業も
せず、その後比較例2を行い、そして比較例2の試験終
了後、同一の10名の被験者に3ケ月間何等の育毛作業
もせず、その後本実施例を行った結果である。
【0028】
【発明の効果】本発明は、上記せるように汚れ、老廃物
等の取り除き工程後、頭皮血行促進工程,頭皮湿潤工
程,育毛剤塗布工程,マッサージ工程を、頭皮育毛のメ
カニズムに合うように所定内容,所定条件の下でシステ
ム化したため、育毛促進効果に対しての相乗効果が顕著
に現れる頭皮の育毛促進方法が有効かつ確実に提供でき
る。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 頭皮の汚れ、老廃物等を取り除いた後、
    低周波、低温灸のいずれか一方あるいは双方による頭皮
    血行促進工程を行い、次に溶存酸素濃度が10ppm〜
    20ppmである活性水による頭皮湿潤工程を行い、そ
    してその後エチニルエストラジオール、サリチル酸を配
    合した育毛剤の塗布工程を行い、そして次にマッサージ
    工程を行うことを特徴とする頭髪の育毛促進方法。
  2. 【請求項2】 頭皮の血行促進工程と湿潤工程とを交互
    に2回以上繰り返し行った後に育毛剤塗布工程に移行す
    ることを特徴とする請求項1記載の頭髪の育毛促進方
    法。
JP18226593A 1993-06-29 1993-06-29 頭髪の育毛促進方法 Withdrawn JPH0717833A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014528417A (ja) * 2011-09-30 2014-10-27 イーエルシー マネージメント エルエルシー 薄毛の出現を低減させるための方法
US9155768B2 (en) 2011-09-30 2015-10-13 Elc Management Llc Regimen for reducing the appearance of thinning hair

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014528417A (ja) * 2011-09-30 2014-10-27 イーエルシー マネージメント エルエルシー 薄毛の出現を低減させるための方法
US9155768B2 (en) 2011-09-30 2015-10-13 Elc Management Llc Regimen for reducing the appearance of thinning hair
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