JPH0717804Y2 - エンジン情報表示装置 - Google Patents
エンジン情報表示装置Info
- Publication number
- JPH0717804Y2 JPH0717804Y2 JP12059289U JP12059289U JPH0717804Y2 JP H0717804 Y2 JPH0717804 Y2 JP H0717804Y2 JP 12059289 U JP12059289 U JP 12059289U JP 12059289 U JP12059289 U JP 12059289U JP H0717804 Y2 JPH0717804 Y2 JP H0717804Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- engine
- output value
- torque
- calculating
- load
- Prior art date
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Description
【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案はエンジン情報を表示する表示装置に関し、特に
エンジン情報のうちのエンジン出力とエンジントルクを
表示させるものに関する。
エンジン情報のうちのエンジン出力とエンジントルクを
表示させるものに関する。
〈従来の技術〉 従来から自動車には、車室前面のパネルに各種メータを
設け、運転する自動車に関する各種情報を表示して、現
在自動車がどのような状態にあるかをドライバが把握で
きるようになっている。
設け、運転する自動車に関する各種情報を表示して、現
在自動車がどのような状態にあるかをドライバが把握で
きるようになっている。
〈考案が解決しようとする課題〉 ところが、これら各種情報のうちエンジンに関する情報
としては、エンジン回転等があるがエンジン出力及びエ
ンジントルクについては表示がなかった。これは、エン
ジン出力及びエンジントルクを表示させるには、トルク
検出デバイス等を新たに付加する必要があり、デバイス
の増加に見合うメリットが少ないためである。
としては、エンジン回転等があるがエンジン出力及びエ
ンジントルクについては表示がなかった。これは、エン
ジン出力及びエンジントルクを表示させるには、トルク
検出デバイス等を新たに付加する必要があり、デバイス
の増加に見合うメリットが少ないためである。
本考案は上記の事情に鑑みなされたもので、トルクセン
サ等のデバイスを新たに付加することなく、エンジン出
力及びエンジントルクの表示を可能とするエンジン情報
表示装置を提供することを目的とする。
サ等のデバイスを新たに付加することなく、エンジン出
力及びエンジントルクの表示を可能とするエンジン情報
表示装置を提供することを目的とする。
〈課題を解決するための手段〉 このため本考案は、第1図に示すように、エンジン回転
数検出手段と、エンジン負荷検出手段と、予め定めたエ
ンジン回転数とエンジン全負荷時における基本出力値と
の関係を示すマップより前記エンジン回転数検出手段で
検出されたエンジン回転数に基づいて基本出力値を検索
する基本出力値検索手段と、検索された基本出力値と前
記エンジン負荷検出手段で検出されたエンジン負荷とに
基づいてエンジン出力値を演算するエンジン出力値演算
手段と、該エンジン出力値演算手段で演算されたエンジ
ン出力値に基づいてエンジントルクを演算するエンジン
トルク演算手段と、演算されたエンジン出力及びエンジ
ントルクをそれぞれ表示する表示手段とを備えて構成し
た。
数検出手段と、エンジン負荷検出手段と、予め定めたエ
ンジン回転数とエンジン全負荷時における基本出力値と
の関係を示すマップより前記エンジン回転数検出手段で
検出されたエンジン回転数に基づいて基本出力値を検索
する基本出力値検索手段と、検索された基本出力値と前
記エンジン負荷検出手段で検出されたエンジン負荷とに
基づいてエンジン出力値を演算するエンジン出力値演算
手段と、該エンジン出力値演算手段で演算されたエンジ
ン出力値に基づいてエンジントルクを演算するエンジン
トルク演算手段と、演算されたエンジン出力及びエンジ
ントルクをそれぞれ表示する表示手段とを備えて構成し
た。
〈作用〉 上記の構成において、エンジン回転数検出手段で検出し
たエンジン回転数に基づき、基本出力値検出手段でエン
ジンの基本出力値を検索する。そして、エンジン出力演
算手段は、検索された基本出力値とエンジン負荷検出手
段で検出したエンジン負荷とに基づきエンジン出力値を
演算する。また、エンジントルク演算手段は、演算され
たエンジン出力値に基づきエンジントルクを演算する。
これら演算されたエンジンの出力及びトルクは、それぞ
れの表示手段により表示する。
たエンジン回転数に基づき、基本出力値検出手段でエン
ジンの基本出力値を検索する。そして、エンジン出力演
算手段は、検索された基本出力値とエンジン負荷検出手
段で検出したエンジン負荷とに基づきエンジン出力値を
演算する。また、エンジントルク演算手段は、演算され
たエンジン出力値に基づきエンジントルクを演算する。
これら演算されたエンジンの出力及びトルクは、それぞ
れの表示手段により表示する。
これにより、トルクセンサ等のデバイスを新たに付加す
ることなく、従来から既に装備されているデバイスを利
用してエンジン出力及びエンジントルクを算出して表示
できるようになる。
ることなく、従来から既に装備されているデバイスを利
用してエンジン出力及びエンジントルクを算出して表示
できるようになる。
〈実施例〉 以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
本実施例の構成を示す第2図において、マイクロコンピ
ュータを内蔵したコントロールユニット1には、エンジ
ン回転数検出手段としてのクランク角センサ2からのエ
ンジン回転数N信号と、吸気マニホールドに設けられる
エンジン負荷検出手段としてのブーストセンサ3からの
エンジンのインテークマニホルド(以下、インマニとす
る)絶対圧PR信号が入力している。
ュータを内蔵したコントロールユニット1には、エンジ
ン回転数検出手段としてのクランク角センサ2からのエ
ンジン回転数N信号と、吸気マニホールドに設けられる
エンジン負荷検出手段としてのブーストセンサ3からの
エンジンのインテークマニホルド(以下、インマニとす
る)絶対圧PR信号が入力している。
コントロールユニット1はこれらの入力信号に基づい
て、第3図に示す制御フローチャートに従ってエンジン
基本出力値の検索,エンジン出力値の演算及びエンジン
トルクの演算を行う。そして、エンジン出力及びエンジ
ントルクの演算結果を、車室内に設けたそれぞれの表示
手段としての出力表示メータ4及びトルク表示メータ5
に表示させる。ここで、コントロールユニット1が、基
本出力値検索手段,エンジン出力値演算手段及びエンジ
ントルク演算手段に相当する。
て、第3図に示す制御フローチャートに従ってエンジン
基本出力値の検索,エンジン出力値の演算及びエンジン
トルクの演算を行う。そして、エンジン出力及びエンジ
ントルクの演算結果を、車室内に設けたそれぞれの表示
手段としての出力表示メータ4及びトルク表示メータ5
に表示させる。ここで、コントロールユニット1が、基
本出力値検索手段,エンジン出力値演算手段及びエンジ
ントルク演算手段に相当する。
次に、第3図のフローチャートに従ってエンジン出力値
及びエンジントルクの演算動作について説明する。
及びエンジントルクの演算動作について説明する。
まず、ステップ1(図中S1で示し、以下同様とする)で
は、クランク角センサ2からの入力信号によりエンジン
回転数Nを検出する。
は、クランク角センサ2からの入力信号によりエンジン
回転数Nを検出する。
ステップ2では、同じくブーストセンサ3からの入力信
号によりエンジンインマニ絶対圧PRを検出する。
号によりエンジンインマニ絶対圧PRを検出する。
ステップ3では、第4図に示すエンジン基本出力値のマ
ップからステップ1で検出したエンジン回転数Nに対応
する基本出力値P0を検索する。
ップからステップ1で検出したエンジン回転数Nに対応
する基本出力値P0を検索する。
ここで、第4図のマップは、エンジン全負荷時における
エンジン出力特性を示すもので、各エンジン毎に予め測
定して作成されるものである。
エンジン出力特性を示すもので、各エンジン毎に予め測
定して作成されるものである。
ステップ4では、基本出力値P0から現在の運転状態にお
けるエンジン出力値を演算するための負荷係数K′を求
める。
けるエンジン出力値を演算するための負荷係数K′を求
める。
負荷係数K′は次の演算式により算出される。
K′=K1×PR+K2 ただし、K1,K2は各エンジン機種により決定する定数で
あり、予め設定しておく。
あり、予め設定しておく。
ステップ5では、ステップ4で演算された負荷係数K′
を用いて次式により現在の運転状態におけるエンジン出
力値Pを演算する。
を用いて次式により現在の運転状態におけるエンジン出
力値Pを演算する。
P=K′×P0 ステップ6では、ステップ5で演算したエンジン出力値
Pを用いて次式によりエンジントルクTを演算する。
Pを用いて次式によりエンジントルクTを演算する。
T=(60×75/2πN)×P ステップ7では、ステップ5,6で演算されたエンジン出
力値P及びエンジントルクTを、それぞれ出力表示メー
タ4及びトルク表示メータ5に表示させる。
力値P及びエンジントルクTを、それぞれ出力表示メー
タ4及びトルク表示メータ5に表示させる。
このようにすれば、全負荷時のエンジン基本出力特性の
マップを予め作成しておくだけで、トルクセンサ等を新
たに付加しなくとも、既存のセンサを利用してエンジン
出力及びエンジントルクの表示が可能になる。
マップを予め作成しておくだけで、トルクセンサ等を新
たに付加しなくとも、既存のセンサを利用してエンジン
出力及びエンジントルクの表示が可能になる。
〈考案の効果〉 以上説明したように本考案によれば、全負荷時のエンジ
ン出力特性を予め測定し、これを利用してエンジン回転
数とエンジン負荷とによりエンジン出力及びエンジント
ルクを演算で求めるようにしたので、新たにトルクセン
サ等のデバイスを付加することなく、既存のセンサによ
りエンジン出力及びエンジントルクを表示することが可
能になる。
ン出力特性を予め測定し、これを利用してエンジン回転
数とエンジン負荷とによりエンジン出力及びエンジント
ルクを演算で求めるようにしたので、新たにトルクセン
サ等のデバイスを付加することなく、既存のセンサによ
りエンジン出力及びエンジントルクを表示することが可
能になる。
第1図は本考案を説明する構成図、第2図は本考案の一
実施例を示す構成図、第3図は同上実施例の演算方法を
示すフローチャート、第4図は全負荷時のエンジン出力
特性図、第5図はエンジンインマニ絶対圧と負荷係数の
関係を示す図である。 1……コントロールユニット、2……クランク角セン
サ、3……ブーストセンサ、4……出力表示メータ、5
……トルクメータ
実施例を示す構成図、第3図は同上実施例の演算方法を
示すフローチャート、第4図は全負荷時のエンジン出力
特性図、第5図はエンジンインマニ絶対圧と負荷係数の
関係を示す図である。 1……コントロールユニット、2……クランク角セン
サ、3……ブーストセンサ、4……出力表示メータ、5
……トルクメータ
Claims (1)
- 【請求項1】エンジン回転数検出手段と、エンジン負荷
検出手段と、予め定めたエンジン回転数とエンジン全負
荷時における基本出力値との関係を示すマップより前記
エンジン回転数検出手段で検出されたエンジン回転数に
基づいて基本出力値を検索する基本出力値検索手段と、
検索された基本出力値と前記エンジン負荷検出手段で検
出されたエンジン負荷とに基づいてエンジン出力値を演
算するエンジン出力値演算手段と、該エンジン出力値演
算手段で演算されたエンジン出力値に基づいてエンジン
トルクを演算するエンジントルク演算手段と、演算され
たエンジン出力及びエンジントルクをそれぞれ表示する
表示手段とを備えたことを特徴とするエンジン情報表示
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12059289U JPH0717804Y2 (ja) | 1989-10-17 | 1989-10-17 | エンジン情報表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12059289U JPH0717804Y2 (ja) | 1989-10-17 | 1989-10-17 | エンジン情報表示装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0359451U JPH0359451U (ja) | 1991-06-12 |
JPH0717804Y2 true JPH0717804Y2 (ja) | 1995-04-26 |
Family
ID=31668662
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12059289U Expired - Fee Related JPH0717804Y2 (ja) | 1989-10-17 | 1989-10-17 | エンジン情報表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0717804Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-10-17 JP JP12059289U patent/JPH0717804Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0359451U (ja) | 1991-06-12 |
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Legal Events
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