JPH07177382A - デジタルクランプ回路 - Google Patents

デジタルクランプ回路

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JPH07177382A
JPH07177382A JP5318221A JP31822193A JPH07177382A JP H07177382 A JPH07177382 A JP H07177382A JP 5318221 A JP5318221 A JP 5318221A JP 31822193 A JP31822193 A JP 31822193A JP H07177382 A JPH07177382 A JP H07177382A
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clamp
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JP5318221A
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Hisao Morita
久雄 森田
Hirohiko Sakashita
博彦 坂下
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 突然入力アナログビデオ信号が変わり、同期
が取れている状態から同期が外れた場合の、クランプモ
ードをペデスタルクランプからシンクチップクランプへ
の切換え反応速度を速くすることを目的とする。 【構成】 ビデオ信号とクランプ制御信号を入力するク
ランプ回路10と、AD変換器11と、LPF12と、
ペデスタル期間のLPF出力の平均をとる累算器13
と、累算器出力と設定ペデスタルレベルを比較する第1
の比較器14と、LPF出力から最小値を検出する最小
値検出回路15と、最小値検出回路出力と設定シンクチ
ップレベルを比較する第2の比較器16と、モード判別
レベルと比較する第3の比較器17と、第3の比較器出
力とクランプモード切換え信号のORをとるOR回路1
8と、第1と第2の比較器出力とOR回路出力を入力
し、クランプ制御信号を出力するセレクター19とから
構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディジタルカラーテレ
ビジョン受信機のデジタルクランプ回路に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】近年、テレビ受像器の高画質化にともな
い、テレビの信号処理におけるディジタル化の傾向が強
まっており、ビデオ信号を正確にクランプする、デジタ
ルクランプ回路が重要視されている。
【0003】以下に、図3を用いて従来のデジタルクラ
ンプ回路について説明をする。まず、図3で示されるよ
うに、アナログビデオ信号をクランプ回路50に入力
し、クランプ制御信号CがHiの場合クランプ電圧を下
げ、Lowの場合クランプ電圧を上げるように、アナロ
グビデオ信号のクランプ電圧を制御する。クランプ回路
50でクランプされたビデオ信号はAD変換器51に入
力されて、アナログ信号からデジタル信号に変換され
る。AD変換器51でデジタル信号に変換されたビデオ
信号は低域通過フィルタ(以下、LPFと記す)52に
入力し、ビデオ信号に含まれるノイズ成分や色副搬送波
などの高域成分が除去される。LPF52で高域成分が
除去されたビデオ信号は、ペデスタルレベルを検出する
ために、アキュムレータ53に入力する。アキュムレー
タ53では、タイミング発生回路58で発生された32
個のクロックすなわちビデオ信号の32サンプル分の幅
を有するペデスタル検出パルスPのHiの区間、32サ
ンプル分のビデオ信号のデータを加算して値を蓄積す
る。そして最後に、蓄積した値を32で除算し、LPF
52の平均値すなわちペデスタルレベルの平均値を出力
タイミングパルスTに同期して出力する。
【0004】ペデスタルレベルの平均値は、第1の比較
器54に入力し、設定ペデスタルレベルと比較し、アキ
ュムレータ53の出力であるペデスタルレベルの平均値
が設定ペデスタルレベルより小さい時Hiとなり、大き
い又は等しい時Lowとなる第1の比較器の出力を出力
タイミングパルスに同期して出力する。また、LPF5
2の出力信号はビデオ信号のシンクチップレベルを検出
するため、最小値検出回路55に入力し、LPF52の
出力信号の最小値を検出する。最小値検出回路55で検
出されたビデオ信号の最小値は設定シンクチップレベル
とのレベル比較のため第2の比較器56に入力し、最小
値検出回路55の出力が設定シンクチップレベルと比べ
て大きい又は等しいときHiとなり、そうでない場合L
owになるような第2の比較器の出力を出力する。
【0005】第1の比較器の出力と第2比較器の出力
は、セレクター57に入力して、マイコン60より制御
されるクランプモード切換え信号MがHiのとき、第2
の比較器の出力を選択し、クランプモード切換え信号M
がLowのとき第1の比較器の出力を選択してクランプ
制御信号Cとして出力する。このクランプモードの切換
えは、同期回路59でAD変換器51から入力されたビ
デオ信号の同期分離を行い、水平同期および垂直同期が
取れたかを示す同期検出フラグLをマイコン60が取得
し、同期検出フラグLが同期が取れている状態を示すと
き、クランプモード切換え信号MをLowに、同期が取
れていない状態を示すとき、クランプモード切換え信号
MをHiにするようにして、水平同期信号Hと垂直同期
信号Vが入力されたアナログビデオ信号と同期している
場合は、クランプモードをペデスタルクランプにし、同
期していない場合には、シンクチップクランプにするよ
うにして行われる。
【0006】このような切換えを行う理由は、ペデスタ
ルクランプをするには、入力されるアナログビデオ信号
に対して同期したペデスタル検出パルスが必要であり、
同期が取れていない状態ではクランプ動作が正しく行わ
れないからである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
構成では、突然入力アナログビデオ信号が変わり、同期
が取れている状態から同期が外れた場合、クランプモー
ドをペデスタルクランプからピークレベルクランプへの
切換えが必要であるが、入力ビデオ信号と水平同期信号
Hおよび垂直同期信号の同期が取れているかどうかは、
マイコンが検出しなければならず、反応速度が遅くなっ
ていた。
【0008】本発明は、上記のような問題点を考慮して
なされたもので、突然入力アナログビデオ信号が変わ
り、同期が取れている状態から同期が外れた場合の、ク
ランプモードをペデスタルクランプからシンクチップク
ランプへの切換え反応速度が遅くならないように考慮し
たデジタルクランプ回路を提供しようとするものであ
る。
【0009】
【課題を解決するため手段】上記の課題を解決するため
に、第1の発明は、アナログビデオ信号とクランプ制御
信号を入力し、アナログビデオ信号のクランプ電圧を制
御するクランプ回路と、クランプ回路のクランプされた
アナログビデオ信号を入力し、アナログ信号からデジタ
ル信号に変換するAD変換器と、AD変換器のデジタル
化されたビデオ信号を入力するLPFと、LPFの出力
と、32個のクロック幅を有しカラーバースト信号が存
在する期間にHiとなるペデスタル検出パルスを入力
し、LPFの出力をペデスタル検出パルスがHiの期間
加算し、ペデスタル検出パルスで示される期間のLPF
の出力信号レベルの平均値を出力するアキュムレータ
と、アキュムレータの出力と設定ペデスタルレベルと出
力タイミングパルスを入力し、両者を比較して、アキュ
ムレータの出力が設定ペデスタルレベルより大きいまた
は等しいときにHiとなり、そうでない場合Lowにな
る出力を出力する第1の比較器と、LPFの出力信号と
出力タイミングパルスを入力し、LPFの出力信号の最
小値を検出し、出力タイミングパルスに同期して検出さ
れたLPFの出力信号から最小値を出力する最小値検出
回路と、最小値検出回路の出力信号と設定シンクチップ
レベルを入力し、最小値検出回路の出力が設定シンクチ
ップレベルと比べて大きい又は等しいとき出力がHiと
なり、そうでない場合出力がLowになる第2の比較器
の出力を出力する第2の比較器と、最小値検出回路の出
力信号とモード判定レベルを入力し、最小値検出回路の
出力信号がモード判定レベルと比べて大きいときHiと
なり、そうでない場合Lowになる出力を出力する第3
の比較器と、第3の比較器の出力とクランプモード切換
え信号を入力し、両者の論理和をとるOR回路と、第1
の比較器の出力と第2の比較器の出力とOR回路の出力
を入力し、OR回路の出力がHiのとき、第2の比較器
の出力を選択し、OR出力がLowのとき第1の比較器
の出力を選択してクランプ制御信号として出力するセレ
クターと、アナログビデオ信号と同期した水平同期信号
と垂直同期信号を入力し、ペデスタル検出パルスと出力
タイミングパルスを出力するタイミング発生回路と、A
D変換器の出力を入力し、ビデオ信号の同期分離および
同期検出を行い水平同期信号と垂直同期信号を出力する
同期回路と、同期回路よりビデオ信号との同期が取れて
いるか取れていないかを示す同期検出フラグを取得し、
同期検出フラグが同期が取れている状態を示すとき、ク
ランプモード切換え信号をLowに、同期が取れていな
い状態を示すとき、クランプモード切換え信号をHiに
するマイコンから構成される。
【0010】上記の課題を解決するために、第2の発明
では、アナログビデオ信号とクランプ制御信号を入力
し、アナログビデオ信号のクランプ電圧を制御するクラ
ンプ回路と、クランプ回路のクランプされたアナログビ
デオ信号を入力し、アナログ信号からデジタル信号に変
換するAD変換器と、AD変換器のデジタル化されたビ
デオ信号を入力するLPFと、LPFの出力と、32ク
ロックの幅を有しカラーバースト信号が存在する期間に
Hiとなるペデスタル検出パルスを入力し、LPFの出
力をペデスタル検出パルスがHiの期間加算し、ペデス
タル検出パルスで示される期間のLPFの出力信号レベ
ルの平均値を出力するアキュムレータと、アキュムレー
タの出力と設定ペデスタルレベルと出力タイミングパル
スを入力し、アキュムレータの出力から設定ペデスタル
レベルを減算して、減算結果を出力タイミングパルスに
同期して出力する減算器と、減算器の出力を入力し、絶
対値を求め出力する絶対値回路と、絶対値回路の出力信
号とモード判定レベルを入力し、絶対値回路の出力信号
がモード判定レベルと比べて大きいときHiとなり、そ
うでない場合Lowになる出力を出力する第1の比較器
と、LPFの出力信号と出力タイミングパルスを入力
し、LPFの出力信号の最小値を検出し、出力タイミン
グパルスに同期して検出されたLPFの出力信号から最
小値を出力する最小値検出回路と、最小値検出回路の出
力信号と設定シンクチップレベルを入力し、最小値検出
回路の出力が設定シンクチップレベルと比べて大きい又
は等しいときHiとなり、そうでない場合Lowになる
出力を出力する第2の比較器と、第1の比較器の出力と
クランプモード切換え信号を入力し、両者の論理和をと
るOR回路と、減算器の符合ビットと第2の比較器の出
力とOR回路の出力を入力し、OR回路の出力がHiの
とき、第2の比較器の出力を選択し、OR出力がLow
のとき減算器の符合ビットを選択してクランプ制御信号
として出力するセレクターと、アナログビデオ信号と同
期した水平同期信号と垂直同期信号を入力し、ペデスタ
ル検出パルスと出力タイミングパルスを出力するタイミ
ング発生回路と、AD変換器の出力を入力し、ビデオ信
号の同期分離および同期検出を行い水平同期信号と垂直
同期信号を出力する同期回路と、同期回路よりビデオ信
号との同期が取れているか取れていないかを示す同期検
出フラグを取得し、同期検出フラグが同期が取れている
状態を示すとき、クランプモード切換え信号をLow
に、同期が取れていない状態を示すとき、クランプモー
ド切換え信号をHiにするマイコンから構成される。
【0011】
【作用】第1の発明は上記した構成によって、突然入力
アナログビデオ信号が変わり、同期が取れている状態か
ら同期が外れた場合の、最小値検出によってクランプモ
ードをペデスタルクランプからピークレベルクランプへ
の切換え反応速度が遅くならないようにすることを可能
とする。
【0012】第2の発明は上記した構成によって、突然
入力アナログビデオ信号が変わり、同期が取れている状
態から同期が外れた場合の、ペデスタルレベルの検出に
よってクランプモードをペデスタルクランプからピーク
レベルクランプへの切換え反応速度が遅くならないよう
にすることを可能とする。
【0013】
【実施例】(実施例1)まず、第1の発明の一実施例を
示すデジタルクランプ回路について図1を用いて説明す
る。
【0014】図1に示すように、アナログビデオ信号を
クランプ回路10に入力し、クランプ制御信号CはHi
の場合クランプ電圧を下げ、Lowの場合クランプ電圧
を上げるように、アナログビデオ信号のクランプ電圧を
制御する。クランプ回路10でクランプされたビデオ信
号はAD変換器11に入力されて、アナログ信号からデ
ジタル信号に変換される。AD変換器11でデジタル信
号に変換されたビデオ信号はLPF12に入力し、ビデ
オ信号に含まれるノイズ成分や色副搬送波などの高域成
分が除去される。LPF12で高域成分が除去されたビ
デオ信号は、ペデスタルレベルを検出するために、アキ
ュムレータ13に入力する。アキュムレータ13では、
タイミング発生回路18で発生された32個のクロック
すなわちビデオ信号の32サンプル分の幅を有するペデ
スタル検出パルスPのHiの区間、32サンプル分のビ
デオ信号のデータを加算して値を蓄積する。そして最後
に、蓄積した値を整数32で除算し、LPF12の平均
値すなわちペデスタルレベルの平均値を出力する。
【0015】ペデスタルレベルの平均値は、第1の比較
器14に入力し、設定ペデスタルレベルと比較し、アキ
ュムレータ13の出力であるペデスタルレベルの平均値
が設定ペデスタルレベルより小さい時Hiとなり、大き
い又は等しい時Lowとなる第1の比較器の出力を出力
タイミングパルスTに同期して出力する。また、LPF
12の出力信号はビデオ信号のシンクチップレベルを検
出するため、最小値検出回路15に入力し、LPF12
の出力信号の最小値を検出する。最小値検出回路15で
検出されたビデオ信号の最小値は設定シンクチップレベ
ルとのレベル比較のため第2の比較器16に入力し、最
小値検出回路15の出力が設定シンクチップレベルと比
べて大きい又は等しいときHiとなり、そうでない場合
Lowになる第2の比較器の出力を出力する。さらに最
小値検出回路15の出力信号とモード判定レベルのレベ
ル比較を行うため、最小値検出回路15の出力信号とモ
ード判定レベルとを第3の比較器17に入力して、ビデ
オ信号の最小値がモード判定レベルと比べて大きいとき
Hiとなり、そうでない場合Lowになる第3の比較器
の出力を出力する。
【0016】ここでモード判別レベルの設定は、設定シ
ンクチップレベルと比較して大きな値を示しており、通
常同期回路22で同期分離が正常に行えなくなる場合
の、入力アナログビデオ信号のシンクチップレベルに設
定しておく。このことによって、同期が取れない状態を
即座に判断して、第3の比較器17の出力に反映でき
る。そして、第3の比較器の出力とマイコン22より制
御されるクランプモード切換え信号MとをOR回路18
に入力することにより、マイコン22のクランプモード
切換え信号がまだ同期が取れていると判断しペデスタル
クランプモードを選択している場合すなわちLowにな
っている場合でも、第3の比較器の出力がHiすなわち
同期が取れていないと判定した場合は、OR回路18の
出力であるセレクター19の出力切換え信号をHiとし
て、強制的にシンクチップクランプを行うように制御す
ることが可能となる。
【0017】本発明は上記した構成によって、突然入力
アナログビデオ信号が変わり、同期が取れている状態か
ら同期が外れた場合の、クランプモードをペデスタルク
ランプからピークレベルクランプへの切換え反応速度が
遅くならないようにすることが可能となる。
【0018】(実施例2)つぎに、第2の発明の一実施
例を示すデジタルクランプ回路について図2を用いて説
明する。
【0019】図2に示されるように、アナログビデオ信
号をクランプ回路30に入力し、クランプ制御信号Cは
Hiの場合クランプ電圧を下げ、Lowの場合クランプ
電圧を上げるように、アナログビデオ信号のクランプ電
圧を制御する。クランプ回路30でクランプされたビデ
オ信号はAD変換器31に入力されて、アナログ信号か
らデジタル信号に変換される。AD変換器31でデジタ
ル信号に変換されたビデオ信号はLPF32に入力し、
ビデオ信号に含まれるノイズ成分や色副搬送波などの高
域成分が除去される。LPF32で高域成分が除去され
たビデオ信号は、ペデスタルレベルを検出するために、
アキュムレータ33に入力する。アキュムレータ33で
は、タイミング発生回路38で発生された32個のクロ
ックすなわちビデオ信号の32サンプル分の幅を有する
ペデスタル検出パルスPのHiの区間、32サンプル分
のビデオ信号のデータを加算して値を蓄積する。そして
最後に、蓄積した値を整数32で除算し、LPF32の
平均値すなわちペデスタルレベルの平均値を出力する。
【0020】ペデスタルレベルの平均値は、減算器34
に入力し、設定ペデスタルレベルを引かれてから減算結
果を出力タイミングパルスTに同期して出力する。減算
器34の出力は、絶対値回路35に入力してペデスタル
の平均値と設定ペデスタルレベルとのレベルの差の絶対
値を求める。絶対値回路35の出力は、第1の比較器に
入力し、モード判定レベルと比較して、絶対値回路35
の出力がモード判定レベルと比べて大きいときHiとな
り、そうでない場合がLowになる第1の比較器の出力
を出力する。ここでモード判別レベルの設定は、比較的
大きな値に設定しておき、通常同期回路42で同期分離
が正常に行えなわれているときには、第1の比較器の出
力がHiにならない即ち絶対値回路35の出力がモード
判別レベルよりも大きくならないようなレベルに設定し
ておく。このことによって、同期が取れない状態では、
アキュムレータ33で検出されるペデスタルの平均値
は、設定ペデスタルレベルに対して、大きなレベル差を
生じるため、絶対値回路35からはモード判別レベルよ
りも大きなレベルの信号が現れ、同期が外れていると即
座に判断して、第1の比較器の出力として反映できる。
【0021】また、LPF32の出力信号はビデオ信号
のシンクチップレベルを検出するために、最小値検出回
路37に入力し、LPF32の出力信号の最小値を検出
する。最小値検出回路37で検出されたビデオ信号の最
小値は設定シンクチップレベルとのレベル比較のため比
較器36に入力し、最小値検出回路37の出力が設定シ
ンクチップレベルと比べて大きい又は等しいときHiと
なり、そうでない場合出力がLowになる第2の比較器
の出力を出力する。このようにして、第1の比較器の出
力とマイコン22より制御されるクランプモード切換え
信号とをOR回路38に入力することにより、マイコン
22のクランプモード切換え信号がまだ同期が取れてい
ると判断しペデスタルクランプモードを選択している場
合すなわちLowになっている場合でも、第3の比較器
の出力がHiすなわち同期が取れていないと判定した場
合は、OR回路38の出力であるセレクター39の出力
切換え信号をHiにして、強制的にシンクチップクラン
プを行うように制御することが可能となる。
【0022】本発明は上記した構成によって、突然入力
アナログビデオ信号が変わり、同期が取れている状態か
ら同期が外れた場合の、クランプモードをペデスタルク
ランプからピークレベルクランプへの切換え反応速度が
遅くならないようにすることが可能となる。
【0023】
【発明の効果】以上のように、本発明は、突然入力アナ
ログビデオ信号が変わり、同期が取れている状態から同
期が外れた場合の、クランプモードをペデスタルクラン
プからシンクチップクランプへの切換え反応速度が遅く
ならないようにすることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の発明の一実施例を示すデジタルクランプ
回路の構成図
【図2】第2の発明の一実施例を示すデジタルクランプ
回路の構成図
【図3】従来のデジタルクランプ回路の構成図
【符号の説明】
10,30,50 クランプ回路 11,31,51 AD変換器 12,32,52 LPF 13,33,53 アキュムレータ 14,36,54 第1の比較器 15,37,55 最小値検出回路 16,38,56 第2の比較器 17 第3の比較器 18,39 OR回路 19,40,57 セレクター 20,41,58 タイミング発生回路 21,42,59 同期回路 22,43,60 マイコン

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アナログビデオ信号とクランプ制御信号
    を入力してアナログビデオ信号のクランプ電圧を制御す
    るクランプ回路と、前記クランプ回路のクランプされた
    アナログビデオ信号を入力してアナログ信号からデジタ
    ル信号に変換するAD変換器と、前記AD変換器のデジ
    タル化されたビデオ信号を入力する低域通過フィルタ
    と、前記低域通過フィルタの出力と32個のクロック幅
    を有しカラーバースト信号が存在する期間にHiとなる
    ペデスタル検出パルスを入力し、前記低域通過フィルタ
    の出力をペデスタル検出パルスがHiの期間加算してペ
    デスタル検出パルスで示される期間の前記低域通過フィ
    ルタの出力信号レベルの平均値を出力するアキュムレー
    タと、前記アキュムレータの出力と設定ペデスタルレベ
    ルと出力タイミングパルスを入力し、両者を比較して、
    前記アキュムレータの出力が設定ペデスタルレベルより
    大きい又は等しいときにHiとなり、そうでない場合L
    owになる出力を出力する第1の比較器と、前記低域通
    過フィルタの出力信号と前記出力タイミングパルスとを
    入力し、前記低域通過フィルタの出力信号の最小値を検
    出し、検出された前記低域通過フィルタの出力信号の最
    小値を前記出力タイミングパルスに同期して出力する最
    小値検出回路と、前記最小値検出回路の出力信号と設定
    シンクチップレベルを入力し、前記最小値検出回路の出
    力が設定シンクチップレベルと比べて大きい又は等しい
    ときHiとなり、そうでない場合Lowになる出力を出
    力する第2の比較器と、前記最小値検出回路の出力信号
    とモード判定レベルを入力し、前記最小値検出回路の出
    力信号がモード判定レベルと比べて大きいときHiとな
    り、そうでない場合Lowになる出力を出力する第3の
    比較器と、前記第3の比較器の出力とクランプモード切
    換え信号を入力し、両者の論理和をとるOR回路と、前
    記第1の比較器の出力と前記第2の比較器の出力と前記
    OR回路の出力を入力し、前記OR回路の出力がHiの
    とき、前記第2の比較器の出力を選択し、前記OR出力
    がLowのとき前記第1の比較器の出力を選択してクラ
    ンプ制御信号として出力するセレクターと、前記アナロ
    グビデオ信号と同期した水平同期信号と垂直同期信号を
    入力し、前記ペデスタル検出パルスと前記出力タイミン
    グパルスを出力するタイミング発生回路と、前記AD変
    換器の出力を入力し、ビデオ信号の同期分離および同期
    検出を行い前記水平同期信号と前記垂直同期信号を出力
    する同期回路と、前記同期回路よりビデオ信号との同期
    が取れているか取れていないかを示す同期検出フラグを
    取得し、前記同期検出フラグが同期が取れている状態を
    示すとき、前記クランプモード切換え信号をLowに、
    同期が取れていない状態を示すとき、前記クランプモー
    ド切換え信号をHiにするマイコンから構成されたデジ
    タルクランプ回路。
  2. 【請求項2】 アナログビデオ信号とクランプ制御信号
    を入力し、アナログビデオ信号のクランプ電圧を制御す
    るクランプ回路と、前記クランプ回路のクランプされた
    アナログビデオ信号を入力し、アナログ信号からデジタ
    ル信号に変換するAD変換器と、前記AD変換器のデジ
    タル化されたビデオ信号を入力する低域通過フィルタ
    と、前記低域通過フィルタの出力と、32個のクロック
    幅を有しカラーバースト信号が存在する期間にHiとな
    るペデスタル検出パルスを入力し、前記低域通過フィル
    タの出力をペデスタル検出パルスがHiの期間加算し、
    ペデスタル検出パルスで示される期間の前記低域通過フ
    ィルタの出力信号レベルの平均値を出力するアキュムレ
    ータと、前記アキュムレータの出力と設定ペデスタルレ
    ベルと出力タイミングパルスを入力し、前記アキュムレ
    ータの出力から設定ペデスタルレベルを減算して、減算
    結果を出力タイミングパルスで同期して出力する減算器
    と、前記減算器の出力を入力し、絶対値を求めて出力す
    る絶対値回路と、前記絶対値回路の出力信号とモード判
    定レベルを入力し、前記絶対値回路の出力信号がモード
    判定レベルと比べて大きいときHiとなり、そうでない
    場合Lowになる出力を出力する第1の比較器と、前記
    低域通過フィルタの出力信号と前記出力タイミングパル
    スとを入力し、前記低域通過フィルタの出力信号の最小
    値を検出し、前記出力タイミングパルスに同期して検出
    された前記低域通過フィルタの出力信号から最小値を出
    力する最小値検出回路と、前記最小値検出回路の出力信
    号と設定シンクチップレベルを入力し、前記最小値検出
    回路の出力が設定シンクチップレベルと比べて大きい又
    は等しいとき出力がHiとなり、そうでない場合出力が
    Lowになる第2の比較器の出力を出力する第2の比較
    器と、第1の比較器の第1の比較器の出力とクランプモ
    ード切換え信号を入力し、両者の論理和をとるOR回路
    と、前記減算器の符合ビットと前記第2の比較器の出力
    と前記OR回路の出力を入力し、前記OR回路の出力が
    Hiのとき、前記第2の比較器の出力を選択し、前記O
    R出力がLowのとき前記減算器の符合ビットを選択し
    てクランプ制御信号として出力するセレクターと、前記
    アナログビデオ信号と同期した水平同期信号と垂直同期
    信号を入力し、前記ペデスタル検出パルスと前記出力タ
    イミングパルスを出力するタイミング発生回路と、前記
    AD変換器の出力を入力し、ビデオ信号の同期分離およ
    び同期検出を行い前記水平同期信号と前記垂直同期信号
    を出力する同期回路と、前記同期回路よりビデオ信号と
    の同期が取れているか取れていないかを示す同期検出フ
    ラグを取得し、同期検出フラグが同期が取れている状態
    を示すとき、前記クランプモード切換え信号をLow
    に、同期が取れていない状態を示すとき、前記クランプ
    モード切換え信号をHiにするマイコンから構成された
    デジタルクランプ回路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN116489289A (zh) * 2023-06-16 2023-07-25 杭州雄迈集成电路技术股份有限公司 一种同轴视频信号数字预钳位方法及装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN116489289A (zh) * 2023-06-16 2023-07-25 杭州雄迈集成电路技术股份有限公司 一种同轴视频信号数字预钳位方法及装置
CN116489289B (zh) * 2023-06-16 2023-11-21 浙江芯劢微电子股份有限公司 一种同轴视频信号数字预钳位方法及装置

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