JPH07175201A - 押し型の製造方法 - Google Patents
押し型の製造方法Info
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- JPH07175201A JPH07175201A JP34415493A JP34415493A JPH07175201A JP H07175201 A JPH07175201 A JP H07175201A JP 34415493 A JP34415493 A JP 34415493A JP 34415493 A JP34415493 A JP 34415493A JP H07175201 A JPH07175201 A JP H07175201A
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- Japan
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- die
- black
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- producing
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 実物の原稿が不要であり、また、エンボス加
工の際の印刷絵柄との見当合わせが容易に行える押し型
の製造方法を提供する。 【構成】 原稿からシアン(C)、マゼンダ(M)、黄
色(Y)および墨(B)の色分解ネガフィルムと白黒分
解ネガフィルムを作製し(分解フィルム作製)、シアン
(C)、マゼンダ(M)、黄色(Y)および墨(B)の
色分解フィルムに基づき作製された印刷版で被印刷体に
多色印刷を行う(オフセット印刷)。一方、印刷と並行
して、シアン(C)、マゼンダ(M)あるいは黄色
(Y)の各色の色分解ネガフィルムから濃淡差が大きな
色分解ネガフィルムを選択し、選択された色分解ネガフ
ィルムに修正を加えて修正分解フィルムを作製し、この
修正分解フィルムと前記白黒分解ネガフィルムとを合成
して合成線版を作製する(線版作製)。そして、合成線
版を介し感光性樹脂に光を照射し感光させて現像処理
し、前記合成線版に対応した凹凸模様を有する押し型を
作製する。
工の際の印刷絵柄との見当合わせが容易に行える押し型
の製造方法を提供する。 【構成】 原稿からシアン(C)、マゼンダ(M)、黄
色(Y)および墨(B)の色分解ネガフィルムと白黒分
解ネガフィルムを作製し(分解フィルム作製)、シアン
(C)、マゼンダ(M)、黄色(Y)および墨(B)の
色分解フィルムに基づき作製された印刷版で被印刷体に
多色印刷を行う(オフセット印刷)。一方、印刷と並行
して、シアン(C)、マゼンダ(M)あるいは黄色
(Y)の各色の色分解ネガフィルムから濃淡差が大きな
色分解ネガフィルムを選択し、選択された色分解ネガフ
ィルムに修正を加えて修正分解フィルムを作製し、この
修正分解フィルムと前記白黒分解ネガフィルムとを合成
して合成線版を作製する(線版作製)。そして、合成線
版を介し感光性樹脂に光を照射し感光させて現像処理
し、前記合成線版に対応した凹凸模様を有する押し型を
作製する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、木目等を凹凸模様と
して形成するためのエンボス加工に用いられる凹凸型の
製造方法に係り、詳しくは、撮影フィルム等の原稿から
合成線版を作製し、この合成線版を介し光を感光性樹脂
に露光させて押し型を製造するようにした製造方法に関
する。
して形成するためのエンボス加工に用いられる凹凸型の
製造方法に係り、詳しくは、撮影フィルム等の原稿から
合成線版を作製し、この合成線版を介し光を感光性樹脂
に露光させて押し型を製造するようにした製造方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来のエンボス用の押し型の製造方法と
しては、特開平4−140750号公報や特開平4−2
38032号公報等に記載されたものが知られる。例え
ば、前者の特開平4−140750号公報には、対象物
から透明樹脂の型を型取りし、この透明樹脂の型に平行
光を透過させて表面の凹凸に応じた濃度のフィルムを
得、このフィルムを基にエンボス版を作製する方法が記
載される。
しては、特開平4−140750号公報や特開平4−2
38032号公報等に記載されたものが知られる。例え
ば、前者の特開平4−140750号公報には、対象物
から透明樹脂の型を型取りし、この透明樹脂の型に平行
光を透過させて表面の凹凸に応じた濃度のフィルムを
得、このフィルムを基にエンボス版を作製する方法が記
載される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のエンボス版の製造方法にあっては、対象物を型
取りするため、原稿となる実物が不可欠であり、その実
物原稿の入手が困難であるという問題がある。すなわ
ち、実物原稿としては通常自然物が採用され、この自然
物は意匠的に優れていることが不可欠であるが、意匠的
に優れた自然物は稀少で入手が困難である。また、自然
物の特徴を生かしつつ創作的な模様を作製することは一
層困難であった。さらに、上述した方法によって作製さ
れたエンボス版は、凹凸模様の深さが対象物の凹凸深さ
に対応して細かく連続的に変化するため、凹凸模様の線
条部、突起部(凸部)、陥没部(凹部)等の輪郭を明瞭
に認識できず、しかも、エンボス加工を行う際の印刷画
像(印刷絵柄)との位置合わせ(見当合わせ)が困難で
あって、エンボス製品の凹凸模様、絵柄とも鮮明な品質
が得られないという問題があった。この発明は、上記問
題に鑑みてなされたもので、原稿から作製でき、また、
エンボス加工の際の見当合わせも容易に行える押し型の
製造方法を提供することを目的とする。
た従来のエンボス版の製造方法にあっては、対象物を型
取りするため、原稿となる実物が不可欠であり、その実
物原稿の入手が困難であるという問題がある。すなわ
ち、実物原稿としては通常自然物が採用され、この自然
物は意匠的に優れていることが不可欠であるが、意匠的
に優れた自然物は稀少で入手が困難である。また、自然
物の特徴を生かしつつ創作的な模様を作製することは一
層困難であった。さらに、上述した方法によって作製さ
れたエンボス版は、凹凸模様の深さが対象物の凹凸深さ
に対応して細かく連続的に変化するため、凹凸模様の線
条部、突起部(凸部)、陥没部(凹部)等の輪郭を明瞭
に認識できず、しかも、エンボス加工を行う際の印刷画
像(印刷絵柄)との位置合わせ(見当合わせ)が困難で
あって、エンボス製品の凹凸模様、絵柄とも鮮明な品質
が得られないという問題があった。この発明は、上記問
題に鑑みてなされたもので、原稿から作製でき、また、
エンボス加工の際の見当合わせも容易に行える押し型の
製造方法を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明にかかる押し型の製造方法は、原稿からシ
アン(C)、マゼンダ(M)、黄色(Y)および墨
(B)の色分解フィルムと白黒分解フィルムとを作製す
る分解フィルム作製工程と、該分解フィルム作製工程に
より作製されたシアン(C)、マゼンダ(M)、黄色
(Y)あるいは墨(B)の各色の色分解フィルムから濃
淡差が大きな色分解フィルムを選択し、該選択された色
分解フィルムに濃度差を拡大する修正を加えて絵柄輪郭
が明瞭な修正分解フィルムを作製するとともに、該修正
分解フィルムと前記白黒分解フィルムとを合成して合成
線版を作製する合成線版作製工程と、該合成線版作製工
程で作製された合成線版を感光性樹脂板に密着させて該
感光性樹脂に露光し、感光させた後に現像処理し、前記
原稿の濃淡に対応した凹凸模様を有する押し型を作製す
る押し型作製工程と、を備える。
め、この発明にかかる押し型の製造方法は、原稿からシ
アン(C)、マゼンダ(M)、黄色(Y)および墨
(B)の色分解フィルムと白黒分解フィルムとを作製す
る分解フィルム作製工程と、該分解フィルム作製工程に
より作製されたシアン(C)、マゼンダ(M)、黄色
(Y)あるいは墨(B)の各色の色分解フィルムから濃
淡差が大きな色分解フィルムを選択し、該選択された色
分解フィルムに濃度差を拡大する修正を加えて絵柄輪郭
が明瞭な修正分解フィルムを作製するとともに、該修正
分解フィルムと前記白黒分解フィルムとを合成して合成
線版を作製する合成線版作製工程と、該合成線版作製工
程で作製された合成線版を感光性樹脂板に密着させて該
感光性樹脂に露光し、感光させた後に現像処理し、前記
原稿の濃淡に対応した凹凸模様を有する押し型を作製す
る押し型作製工程と、を備える。
【0005】そして、この発明にかかるエンボス版の製
造方法は、前記押し型作製工程で作製された押し型を原
型として中間型を作製し、この中間型を利用してシリコ
ーン型を作製する生産用版作製工程を付加する態様、ま
た、前記合成線版作製工程において前記合成線版に平網
を被せて該合成線版に網点を付与する態様に構成するこ
とができる。
造方法は、前記押し型作製工程で作製された押し型を原
型として中間型を作製し、この中間型を利用してシリコ
ーン型を作製する生産用版作製工程を付加する態様、ま
た、前記合成線版作製工程において前記合成線版に平網
を被せて該合成線版に網点を付与する態様に構成するこ
とができる。
【0006】なお、本明細書において「原稿」とは、
木、石、和紙などの自然物そのものや、絵画の原画、仏
像などの美術品、その他、実物自体を原稿として利用で
きる実物原稿、写真撮影フィルムやコンピュータグラ
フィックスの出力画像などのカラーフィルム、白黒フィ
ルムなどの写真原稿、印刷物や絵画などの製版カメラに
直接画像を取り込むことができる反射原稿等、を含む。
但し、上記の原稿を含むものの、本発明の方法によ
れば、エンボス形成用押し型の形成に当たって直接実物
から型取りする必要がない点に特徴があり、製版カメラ
への取り込みやスキャナーによって画像として取り込む
ことで足りるものである。
木、石、和紙などの自然物そのものや、絵画の原画、仏
像などの美術品、その他、実物自体を原稿として利用で
きる実物原稿、写真撮影フィルムやコンピュータグラ
フィックスの出力画像などのカラーフィルム、白黒フィ
ルムなどの写真原稿、印刷物や絵画などの製版カメラに
直接画像を取り込むことができる反射原稿等、を含む。
但し、上記の原稿を含むものの、本発明の方法によ
れば、エンボス形成用押し型の形成に当たって直接実物
から型取りする必要がない点に特徴があり、製版カメラ
への取り込みやスキャナーによって画像として取り込む
ことで足りるものである。
【0007】
【作用】この発明の押し型の製造方法によれば、原稿か
ら得られる4色の色分解フィルムと白黒分解フィルムと
を基にして合成線版を作製し、この合成線版を介し感光
性樹脂を露光し感光させることで押し型が作製できる。
したがって、実物の原稿を必要とせず、実物原稿の入手
に煩わされることもない。また、押し型は感光性樹脂表
面の均一でかつ硬度を有するものを用いるため、押し型
には頂部がほぼ一様な高さの凹凸模様が形成され、押し
型の凹凸模様の線や輪郭を明瞭に認識することができ、
エンボス加工に際しての見当合わせ等も容易に行える。
また、エンボス製品にした場合は、底部がほぼ一様な深
さに凹凸模様が形成されるので、凹凸模様中の線、溝、
輪郭が明瞭となる。
ら得られる4色の色分解フィルムと白黒分解フィルムと
を基にして合成線版を作製し、この合成線版を介し感光
性樹脂を露光し感光させることで押し型が作製できる。
したがって、実物の原稿を必要とせず、実物原稿の入手
に煩わされることもない。また、押し型は感光性樹脂表
面の均一でかつ硬度を有するものを用いるため、押し型
には頂部がほぼ一様な高さの凹凸模様が形成され、押し
型の凹凸模様の線や輪郭を明瞭に認識することができ、
エンボス加工に際しての見当合わせ等も容易に行える。
また、エンボス製品にした場合は、底部がほぼ一様な深
さに凹凸模様が形成されるので、凹凸模様中の線、溝、
輪郭が明瞭となる。
【0008】さらに、この発明の請求項2の態様によれ
ば、押し型を基に中間型を作製し、この中間型からエン
ボス版となるシリコーン型が得られ、商業生産用の版を
容易に作製できる。またさらに、この発明の請求項3の
態様によれば、平網を線版に被せることで微細な凹凸を
付与できるので絵柄や背景部分の部分的な修正、特に型
取り時に押し型の樹脂表面状態が転写されて発生するエ
ンボス製品の樹脂表面の不自然な光沢の発生を防止で
き、適度なつや消しと適度な光沢を両立させることがで
きる。
ば、押し型を基に中間型を作製し、この中間型からエン
ボス版となるシリコーン型が得られ、商業生産用の版を
容易に作製できる。またさらに、この発明の請求項3の
態様によれば、平網を線版に被せることで微細な凹凸を
付与できるので絵柄や背景部分の部分的な修正、特に型
取り時に押し型の樹脂表面状態が転写されて発生するエ
ンボス製品の樹脂表面の不自然な光沢の発生を防止で
き、適度なつや消しと適度な光沢を両立させることがで
きる。
【0009】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面を参照して説
明する。図1から図4はこの発明の一実施例を示し、図
1が工程図、図2が合成線版の作製工程を説明するため
の模式断面図、図3がエンボス工程を説明するための模
式断面図、図4がエンボス成形された製品の模式部分断
面図である。
明する。図1から図4はこの発明の一実施例を示し、図
1が工程図、図2が合成線版の作製工程を説明するため
の模式断面図、図3がエンボス工程を説明するための模
式断面図、図4がエンボス成形された製品の模式部分断
面図である。
【0010】図1に示すように、この実施例では、先
ず、フィルム作製工程において、木の木目等の実物を写
真撮影した原稿からシアン(C)、マゼンダ(M)、黄
色(Y)および墨(B)の色分解ネガフィルムを作製
し、また併せて、後述する合成線版作製のために濃淡差
がはっきりした白黒分解ネガフィルムを作製する。この
フィルム作製工程では、周知のように、カラースキャナ
ー等によりカラー写真を色分解して上記各色の色分解ネ
ガフィルムを作製し、また、白黒分解ネガフィルムは原
稿から直接にカラースキャナーや白黒スキャナーによる
か、あるいは写真法による焼き付け等で作製する。
ず、フィルム作製工程において、木の木目等の実物を写
真撮影した原稿からシアン(C)、マゼンダ(M)、黄
色(Y)および墨(B)の色分解ネガフィルムを作製
し、また併せて、後述する合成線版作製のために濃淡差
がはっきりした白黒分解ネガフィルムを作製する。この
フィルム作製工程では、周知のように、カラースキャナ
ー等によりカラー写真を色分解して上記各色の色分解ネ
ガフィルムを作製し、また、白黒分解ネガフィルムは原
稿から直接にカラースキャナーや白黒スキャナーによる
か、あるいは写真法による焼き付け等で作製する。
【0011】そして、印刷工程において、上記各色の色
分解ネガフィルムから作製された分解ポジフィルムを用
いて周知のオフセット印刷、すなわち、コート紙や上質
紙等の印刷紙20に絵柄21(インク層)を形成する
(図3参照)。後述するように、この印刷済の印刷紙2
0にはエンボス工程において絵柄に対応した凹凸模様が
形成される。なお、特に述べるまでもないが、上記印刷
には絵柄や模様に応じオフセット印刷に限らず、グラビ
ア、スクリーン、活版印刷等の種々の印刷方式を適宜採
用できる。また、印刷される基材としては、紙の他に
も、樹脂、箔、金属等の通常の印刷できる基材であれば
特に制限されない。
分解ネガフィルムから作製された分解ポジフィルムを用
いて周知のオフセット印刷、すなわち、コート紙や上質
紙等の印刷紙20に絵柄21(インク層)を形成する
(図3参照)。後述するように、この印刷済の印刷紙2
0にはエンボス工程において絵柄に対応した凹凸模様が
形成される。なお、特に述べるまでもないが、上記印刷
には絵柄や模様に応じオフセット印刷に限らず、グラビ
ア、スクリーン、活版印刷等の種々の印刷方式を適宜採
用できる。また、印刷される基材としては、紙の他に
も、樹脂、箔、金属等の通常の印刷できる基材であれば
特に制限されない。
【0012】一方、上述したフィルム作製工程に続い
て、印刷工程と並行して上記シアン(C)、マゼンダ
(M)、黄色(Y)および墨(B)の4色の色分解ネガ
フィルムを基に修正分解ポジフィルムを作製する。ここ
で、修正分解ポジフィルムは、上記4色の色分解ネガフ
ィルムから濃淡差が最も大きなものを選択し、この選択
された色分解ネガフィルムに対して絵柄の輪郭が明瞭と
なるような修正、例えば、網点の高濃度部と中濃度部ま
での範囲を残して低濃度部を除くような修正を行う。そ
の一例としては、スペーサフィルム等を介して露光させ
てポジフィルムを作製し該ポジフィルムから再度ネガフ
ィルムを作製する際に露光量を多くする等の処理を繰り
返し行うことで作製される。
て、印刷工程と並行して上記シアン(C)、マゼンダ
(M)、黄色(Y)および墨(B)の4色の色分解ネガ
フィルムを基に修正分解ポジフィルムを作製する。ここ
で、修正分解ポジフィルムは、上記4色の色分解ネガフ
ィルムから濃淡差が最も大きなものを選択し、この選択
された色分解ネガフィルムに対して絵柄の輪郭が明瞭と
なるような修正、例えば、網点の高濃度部と中濃度部ま
での範囲を残して低濃度部を除くような修正を行う。そ
の一例としては、スペーサフィルム等を介して露光させ
てポジフィルムを作製し該ポジフィルムから再度ネガフ
ィルムを作製する際に露光量を多くする等の処理を繰り
返し行うことで作製される。
【0013】なお、この修正分解ポジフィルムの作製に
際しては、濃淡差の大きな複数の分解ネガフィルムを選
択し、これら分解ネガフィルムを重ね合わせてポジフィ
ルムを作製し、また、このポジフィルムからネガフィル
ムを作製して修正分解ポジフィルムとすることもでき、
また、このようなポジフィルムとネガフィルムとの反転
を数回繰り返して最終的なネガフィルムを修正分解ポジ
フィルムとすることも可能である。
際しては、濃淡差の大きな複数の分解ネガフィルムを選
択し、これら分解ネガフィルムを重ね合わせてポジフィ
ルムを作製し、また、このポジフィルムからネガフィル
ムを作製して修正分解ポジフィルムとすることもでき、
また、このようなポジフィルムとネガフィルムとの反転
を数回繰り返して最終的なネガフィルムを修正分解ポジ
フィルムとすることも可能である。
【0014】続いて、この修正分解ポジフィルムと白黒
分解ネガフィルムとをレジスターピン等を用いて見当合
わせし、これら修正分解ポジフィルムと白黒分解ネガフ
ィルムとを合成して合成線版を作製する。ここで、満足
すべき合成線版が得られない場合、例えば、合成線版の
階調のばらつきが大きい場合や絵柄の輪郭が明瞭でない
場合は、上記修正分解ポジフィルムの修正や修正分解ポ
ジフィルムと白黒分解ネガフィルムの合成、見当合わせ
を何度か繰り返し、また、合成線版に修正を加える。
分解ネガフィルムとをレジスターピン等を用いて見当合
わせし、これら修正分解ポジフィルムと白黒分解ネガフ
ィルムとを合成して合成線版を作製する。ここで、満足
すべき合成線版が得られない場合、例えば、合成線版の
階調のばらつきが大きい場合や絵柄の輪郭が明瞭でない
場合は、上記修正分解ポジフィルムの修正や修正分解ポ
ジフィルムと白黒分解ネガフィルムの合成、見当合わせ
を何度か繰り返し、また、合成線版に修正を加える。
【0015】この合成線版は修正分解ポジフィルムのも
つ高濃度部と中濃度部の画像を白黒原稿のもつ高濃度の
みの画像、例えていえば、骨格だけの画像に対し実物の
凹凸の濃淡にやや近づけた画像を組み込むもので、例え
ば、白黒ネガの高濃度部に比較すると、やや低い濃度の
部分(中濃度部)を加えるもので、骨格的部分の周囲を
含む輪郭や細かい線や溝に相当する画像を付与する。同
時に、高濃度部は両者の濃度が重なるので、輪郭は一層
明瞭に形成される。
つ高濃度部と中濃度部の画像を白黒原稿のもつ高濃度の
みの画像、例えていえば、骨格だけの画像に対し実物の
凹凸の濃淡にやや近づけた画像を組み込むもので、例え
ば、白黒ネガの高濃度部に比較すると、やや低い濃度の
部分(中濃度部)を加えるもので、骨格的部分の周囲を
含む輪郭や細かい線や溝に相当する画像を付与する。同
時に、高濃度部は両者の濃度が重なるので、輪郭は一層
明瞭に形成される。
【0016】また、絵柄の背景や絵柄の不自然な光沢を
予防する場合又は部分的につや消し等の処理を行う場合
は、上記修正分解ポジフィルムと白黒分解ネガ版との合
成の際に、又は合成した後に合成線版に所定の平網(例
えば、スクリーン線数150線、20%)を被せる。そ
して、図2に模式的に示すように、一様な網点が付与さ
れた合成線版(図1における平網付合成線版)1は、基
本的に高濃度部1aと低濃度部1bとの明瞭な濃淡差で
表されるが、さらに、上記頂部又は底部に上記平網によ
って加えられる修正で形成される部分(図2中では図示
せず、以下、調整部分と称する)を有する。
予防する場合又は部分的につや消し等の処理を行う場合
は、上記修正分解ポジフィルムと白黒分解ネガ版との合
成の際に、又は合成した後に合成線版に所定の平網(例
えば、スクリーン線数150線、20%)を被せる。そ
して、図2に模式的に示すように、一様な網点が付与さ
れた合成線版(図1における平網付合成線版)1は、基
本的に高濃度部1aと低濃度部1bとの明瞭な濃淡差で
表されるが、さらに、上記頂部又は底部に上記平網によ
って加えられる修正で形成される部分(図2中では図示
せず、以下、調整部分と称する)を有する。
【0017】押し型作製工程においては、露光により化
学的あるいは物理的性質が変化する感光性樹脂、例え
ば、富士写真フィルム株式会社製の富士トレリーフWH
−Fを用い、押し型9を作製する。この押し型作製工程
においては、図2に示すように、PET等の型基体2上
に貼合した感光性樹脂3に上記合成線版1を重ねて密着
させ平行光(図中、矢印)を照射する。感光性樹脂3
は、合成線版1の絵柄の網点階調(濃度)に対応して感
光し、低濃度部1bに対応した領域は光を多く透過さ
せ、高濃度部1aはごく少ない光量しか透過させない状
態で感光する。そして、この感光済の感光性樹脂3を現
像、乾燥処理して押し型9を得る。図3に示すように、
この処理後の押し型9の感光性樹脂3には、多光量で感
光した部分が凸、少光量で露光した部分が凹で、凸部の
高さが略一定の凹凸模様が合成線版1の透光特性(濃
度)に応じて形成され、また、上記調整部分により樹脂
表面の不自然な光沢の除去及び自然な光沢の付与が行な
われる(図2中の面P、ギザギザ面)。なお、この押し
型作製工程において感光性樹脂を露光させる際に平網を
被せることで、上記と同様の不自然な光沢の除去及び自
然な光沢の付与を行うことができる。
学的あるいは物理的性質が変化する感光性樹脂、例え
ば、富士写真フィルム株式会社製の富士トレリーフWH
−Fを用い、押し型9を作製する。この押し型作製工程
においては、図2に示すように、PET等の型基体2上
に貼合した感光性樹脂3に上記合成線版1を重ねて密着
させ平行光(図中、矢印)を照射する。感光性樹脂3
は、合成線版1の絵柄の網点階調(濃度)に対応して感
光し、低濃度部1bに対応した領域は光を多く透過さ
せ、高濃度部1aはごく少ない光量しか透過させない状
態で感光する。そして、この感光済の感光性樹脂3を現
像、乾燥処理して押し型9を得る。図3に示すように、
この処理後の押し型9の感光性樹脂3には、多光量で感
光した部分が凸、少光量で露光した部分が凹で、凸部の
高さが略一定の凹凸模様が合成線版1の透光特性(濃
度)に応じて形成され、また、上記調整部分により樹脂
表面の不自然な光沢の除去及び自然な光沢の付与が行な
われる(図2中の面P、ギザギザ面)。なお、この押し
型作製工程において感光性樹脂を露光させる際に平網を
被せることで、上記と同様の不自然な光沢の除去及び自
然な光沢の付与を行うことができる。
【0018】次に、エンボス工程において、前記印刷工
程で絵柄を印刷された印刷紙20に印刷絵柄21に対応
した凹凸模様を形成する。このエンボス工程において
は、図3に示すように、印刷紙20の絵柄21印刷面上
にエチレン酢酸ビニル等の熱可塑性樹脂からなる透明樹
脂シート22を積層し、この樹脂シート22上に押し型
9を載置する。そして、これらを積層された状態でクッ
ション材(図示せず)を上下に数枚介装して平圧プレス
機に装着し、平圧プレス機により所定の温度、圧力およ
び時間の条件で加圧して仮貼合を行った後、再度、平圧
プレス機により所定の条件下で加圧する(便宜上、本加
圧と称する)。上述したクッション材は、厚みが1mm
程度のチップボール紙やバージンパルプ紙等を数枚重ね
て構成される。なお、説明の便宜上、印刷紙を実施例と
して挙げたが、素材は紙に限られるものではなく、樹
脂、金属等を用いてもよい。
程で絵柄を印刷された印刷紙20に印刷絵柄21に対応
した凹凸模様を形成する。このエンボス工程において
は、図3に示すように、印刷紙20の絵柄21印刷面上
にエチレン酢酸ビニル等の熱可塑性樹脂からなる透明樹
脂シート22を積層し、この樹脂シート22上に押し型
9を載置する。そして、これらを積層された状態でクッ
ション材(図示せず)を上下に数枚介装して平圧プレス
機に装着し、平圧プレス機により所定の温度、圧力およ
び時間の条件で加圧して仮貼合を行った後、再度、平圧
プレス機により所定の条件下で加圧する(便宜上、本加
圧と称する)。上述したクッション材は、厚みが1mm
程度のチップボール紙やバージンパルプ紙等を数枚重ね
て構成される。なお、説明の便宜上、印刷紙を実施例と
して挙げたが、素材は紙に限られるものではなく、樹
脂、金属等を用いてもよい。
【0019】また、上述した透明樹脂シート22の厚さ
は形成される凹凸模様の深さに応じて適宜選択される
が、形成する凹凸模様の深さが200μm以下であれば
シート22の厚みは60μm程度が望ましい。さらに、
仮貼合および本加圧の条件も使用する熱可塑性樹脂シー
ト22の樹脂の種類や厚み等に応じて任意に定められる
が、上述したシート22に対しては下記の条件が望まし
い。 ・仮貼合 温度;50〜80°C、 圧力;10〜30kg/cm
2 、 時間;10〜20分程度 ・本加圧 温度;95〜130°C、 圧力;15〜35kg/c
m2 、 時間;15〜30分程度
は形成される凹凸模様の深さに応じて適宜選択される
が、形成する凹凸模様の深さが200μm以下であれば
シート22の厚みは60μm程度が望ましい。さらに、
仮貼合および本加圧の条件も使用する熱可塑性樹脂シー
ト22の樹脂の種類や厚み等に応じて任意に定められる
が、上述したシート22に対しては下記の条件が望まし
い。 ・仮貼合 温度;50〜80°C、 圧力;10〜30kg/cm
2 、 時間;10〜20分程度 ・本加圧 温度;95〜130°C、 圧力;15〜35kg/c
m2 、 時間;15〜30分程度
【0020】上述したエンボス工程により最終的な製品
30が完成する。この製品30は、図4に示すように、
絵柄21に対応した凹凸模様31を有し、また、押し型
9の面Pに対応してつや消し面32を有する。すなわ
ち、この製品30は、凹凸模様31の底部の深さがほぼ
一定であるため、絵柄の線、溝、輪郭が鮮明であり、エ
ンボス工程における見当合わせ等が容易である。また、
この実施例では、上記印刷絵柄21と押し型9の凹凸模
様とは同一の写真フィルムから作製されるため、実物の
原稿が不要であり原稿の入手に煩わされることがなく、
さらに、押し型9の凹凸模様と印刷による絵柄21とが
正確に一致し、エンボス工程における見当合わせ等をよ
り容易に行える。なお、図4ではつや消し面32が凹部
の底面に形成されるが、凸部の上面に形成することも可
能であることは述べるまでもない。
30が完成する。この製品30は、図4に示すように、
絵柄21に対応した凹凸模様31を有し、また、押し型
9の面Pに対応してつや消し面32を有する。すなわ
ち、この製品30は、凹凸模様31の底部の深さがほぼ
一定であるため、絵柄の線、溝、輪郭が鮮明であり、エ
ンボス工程における見当合わせ等が容易である。また、
この実施例では、上記印刷絵柄21と押し型9の凹凸模
様とは同一の写真フィルムから作製されるため、実物の
原稿が不要であり原稿の入手に煩わされることがなく、
さらに、押し型9の凹凸模様と印刷による絵柄21とが
正確に一致し、エンボス工程における見当合わせ等をよ
り容易に行える。なお、図4ではつや消し面32が凹部
の底面に形成されるが、凸部の上面に形成することも可
能であることは述べるまでもない。
【0021】そして、上述した実施例では、押し型9を
直接に用いてエンボス加工を行うが、押し型9を原型と
して生産用押し型を作製し、この生産用押し型を用いて
エンボス加工を行うこともでき、生産用押し型は次のよ
うに作製する(生産用押し型作製工程)。先ず、上記エ
ンボス工程と同様に、アルミニウム等の型基体上に熱可
塑性樹脂のシートを積層して仮貼合し、押し型を重ねて
熱加圧を行って中間型を作製する。次いで、この中間型
の表面に常温硬化型のシリコンゴムを所定の厚み(例え
ば、50〜200μm程度)にコーティングし、このシ
リコンゴムが半硬化あるいは硬化した時にさらにシリコ
ンゴムを平滑にコーティングして補強用スクリーン(例
NBC工業(株)製 TNR−26)を含侵させ、さ
らに、このシリコンゴムが半硬化あるいは硬化した時に
再度シリコンゴムをコーティングする。そして、これら
のシリコンゴムが硬化した時に押し型9から剥離するこ
とで生産用押し型が得られ、この生産用押し型を用いて
エンボス加工を行う。
直接に用いてエンボス加工を行うが、押し型9を原型と
して生産用押し型を作製し、この生産用押し型を用いて
エンボス加工を行うこともでき、生産用押し型は次のよ
うに作製する(生産用押し型作製工程)。先ず、上記エ
ンボス工程と同様に、アルミニウム等の型基体上に熱可
塑性樹脂のシートを積層して仮貼合し、押し型を重ねて
熱加圧を行って中間型を作製する。次いで、この中間型
の表面に常温硬化型のシリコンゴムを所定の厚み(例え
ば、50〜200μm程度)にコーティングし、このシ
リコンゴムが半硬化あるいは硬化した時にさらにシリコ
ンゴムを平滑にコーティングして補強用スクリーン(例
NBC工業(株)製 TNR−26)を含侵させ、さ
らに、このシリコンゴムが半硬化あるいは硬化した時に
再度シリコンゴムをコーティングする。そして、これら
のシリコンゴムが硬化した時に押し型9から剥離するこ
とで生産用押し型が得られ、この生産用押し型を用いて
エンボス加工を行う。
【0022】図5はこの発明の他の実施例を示し、エン
ボス加工を説明するための模式断面図である。同図に示
すように、この実施例は、不飽和ポリエステル樹脂、ナ
フテン酸コバルトおよび過酸化物等を混合して原料樹脂
51を調整し、この原料樹脂51を合板、MDF(中密
度繊維板)あるいは金属板等の基材50上に注いで樹脂
51上に上記押し型9または生産用押し型を載置する。
そして、押し型9等の上からゴムロール52で加圧して
樹脂51を均一に延ばして樹脂中の空気を除き、樹脂5
1が硬化した後に押し型9を離型して製品55を得るも
のである。
ボス加工を説明するための模式断面図である。同図に示
すように、この実施例は、不飽和ポリエステル樹脂、ナ
フテン酸コバルトおよび過酸化物等を混合して原料樹脂
51を調整し、この原料樹脂51を合板、MDF(中密
度繊維板)あるいは金属板等の基材50上に注いで樹脂
51上に上記押し型9または生産用押し型を載置する。
そして、押し型9等の上からゴムロール52で加圧して
樹脂51を均一に延ばして樹脂中の空気を除き、樹脂5
1が硬化した後に押し型9を離型して製品55を得るも
のである。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の押し型
の製造方法によれば、原稿を基にして押し型を作製で
き、実物を必要としないため原稿の入手に煩わされるこ
ともなく、また、色分解フィルムを基に合成線版を作製
し、該合成線版を介し感光性樹脂に感光させて押し型を
作製するため、押し型には合成線版の濃淡に対応した凸
部の高さが一様な凹凸模様が形成され、押し型の凹凸模
様の線や輪郭を明瞭に認識することができ、エンボス加
工に際しての見当合わせ等も容易に行えるようになると
いう効果が得られる。またさらに、エンボス製品につい
ても深さが一様な凹凸模様が形成されるので、凹凸模様
の線、溝、輪郭が明瞭となる。
の製造方法によれば、原稿を基にして押し型を作製で
き、実物を必要としないため原稿の入手に煩わされるこ
ともなく、また、色分解フィルムを基に合成線版を作製
し、該合成線版を介し感光性樹脂に感光させて押し型を
作製するため、押し型には合成線版の濃淡に対応した凸
部の高さが一様な凹凸模様が形成され、押し型の凹凸模
様の線や輪郭を明瞭に認識することができ、エンボス加
工に際しての見当合わせ等も容易に行えるようになると
いう効果が得られる。またさらに、エンボス製品につい
ても深さが一様な凹凸模様が形成されるので、凹凸模様
の線、溝、輪郭が明瞭となる。
【0024】また、この発明の請求項2の態様によれ
ば、上記効果に加えて、押し型を基に中間型を作製した
後、この中間型からエンボス版となるシリコーン型が得
られるため、商業生産用の版を容易に作製できるという
効果が得られる。
ば、上記効果に加えて、押し型を基に中間型を作製した
後、この中間型からエンボス版となるシリコーン型が得
られるため、商業生産用の版を容易に作製できるという
効果が得られる。
【0025】さらに、この発明の請求項3の態様によれ
ば、線版に平網を被覆付与することで背景のつや消し
や、自然な光沢を付与すること等も行え、不自然な光沢
の予防又は除去及び適度なつや消しを容易に行える。
ば、線版に平網を被覆付与することで背景のつや消し
や、自然な光沢を付与すること等も行え、不自然な光沢
の予防又は除去及び適度なつや消しを容易に行える。
【図1】この発明の一実施例にかかる製造方法の工程図
である。
である。
【図2】同実施例の製造方法における合成線版の作製を
模式的に示す断面図である。
模式的に示す断面図である。
【図3】同実施例の製造方法におけるエンボス加工を模
式的に示す断面図である。
式的に示す断面図である。
【図4】同実施例の製造方法において作製された製品の
模式断面図である。
模式断面図である。
【図5】この発明の他の実施例にかかる製造方法におけ
るエンボス加工を模式的に示す断面図である。
るエンボス加工を模式的に示す断面図である。
1 合成線版 1a 高濃度部 1b 低濃度部 2 型基体 3 感光性樹脂 9 押し型 20 印刷紙 21 印刷絵柄 22 透明熱可塑性樹脂シート 30 製品 31 凹凸模様 32 つや消し面 50 基材 51 原料樹脂 52 ゴムロール 55 製品 P ギザギザ面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西川 俊輔 東京都文京区小石川4丁目14番12号 共同 印刷株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】 原稿からシアン(C)、マゼンダ
(M)、黄色(Y)および墨(B)の色分解フィルムと
白黒分解フィルムとを作製する分解フィルム作製工程
と、 該分解フィルム作製工程により作製されたシアン
(C)、マゼンダ(M)、黄色(Y)あるいは墨(B)
の各色の色分解フィルムから濃淡差が大きな色分解フィ
ルムを選択し、該選択された色分解フィルムに濃度差を
拡大する修正を加えて絵柄輪郭が明瞭な修正分解フィル
ムを作製するとともに、該修正分解フィルムと前記白黒
分解フィルムとを合成して合成線版を作製する合成線版
作製工程と、 該合成線版作製工程で作製された合成線版を感光性樹脂
板に密着させて該感光性樹脂に露光し、感光させた後に
現像処理し、前記原稿の濃淡に対応した凹凸模様を有す
る押し型を作製する押し型作製工程と、を備えたことを
特徴とする押し型の製造方法。 - 【請求項2】 前記押し型作製工程で作製された押し型
を原型として中間型を作製し、この中間型を利用してシ
リコーン型を作製する生産用版作製工程を備える請求項
1記載の押し型の製造方法。 - 【請求項3】 前記合成線版作製工程において前記合成
線版に平網を被せて該合成線版に網点を付与するように
した請求項1記載の押し型の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34415493A JP3325684B2 (ja) | 1993-12-17 | 1993-12-17 | 押し型の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34415493A JP3325684B2 (ja) | 1993-12-17 | 1993-12-17 | 押し型の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07175201A true JPH07175201A (ja) | 1995-07-14 |
JP3325684B2 JP3325684B2 (ja) | 2002-09-17 |
Family
ID=18367057
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34415493A Expired - Fee Related JP3325684B2 (ja) | 1993-12-17 | 1993-12-17 | 押し型の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3325684B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6823779B2 (en) | 2002-08-20 | 2004-11-30 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Image processing method, image formation method, image processing apparatus, and image formation apparatus |
-
1993
- 1993-12-17 JP JP34415493A patent/JP3325684B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6823779B2 (en) | 2002-08-20 | 2004-11-30 | Fuji Xerox Co., Ltd. | Image processing method, image formation method, image processing apparatus, and image formation apparatus |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP3325684B2 (ja) | 2002-09-17 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |