JP4167757B2 - 木目撮影方法及び木目化粧紙の印刷方法 - Google Patents

木目撮影方法及び木目化粧紙の印刷方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、天然木原稿の導管模様を撮影するための木目撮影方法と、それを用いた木目化粧紙の印刷方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、天然木の木目模様を表現した木目化粧紙の製作において、刷用版の製作は、天然木原稿を直接撮影することにより行われている。
天然木原稿の撮影としては、天然木原稿の撮影条件等を種々変えることにより、導管模様のみを有する導管版と、その他の模様を有する下地模様版に撮り分けている。
【0003】
ここで、導管版としては、天然木原稿の導管模様のみをいかに撮影するかが重要となる。天然木原稿から導管模様のみを撮影する方法としては、例えば、天然木原稿の導管が最も発現するように照明角度や光量を変えて撮影する方法や、天然木原稿表面を塗装し、導管(凹部)内を着色目止めし、導管を目立つようにして撮影する方法がある。
ただし、これらの方法は、一義的に決定されるものではなく、天然木の種類や状態によって、種々の撮影操作をして、最も良い方法をその都度見つけ出すようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、前述の従来の技術では、天然木原稿の導管模様のみを確実に撮影するのは困難であるという問題があった。すなわち、照明角度を変えたり導管を着色目止めして撮影を行っても、天然木原稿の導管模様と導管以外の模様とを完全に分離することはできず、導管模様以外の他の模様が写ってしまうという問題があった。
このため、導管版や下地模様版等の撮影後に、導管版にあっては導管のみが強調されるように、下地模様版等にあっては導管が目立たなくなるように、手作業で修正を加える必要があるという問題があった。
【0005】
さらに、導管版には導管以外の模様が、下地模様版等には導管模様が、わずかにでも残れば、導管版と下地模様版等との見当合わせが必要になり、正確なハンドワークが要求されるという問題があった。導管模様とそれ以外の模様とで見当ずれが生じれば、品質が低下してしまうからである。
したがって、本発明が解決しようとする課題は、天然木原稿の導管模様のみを確実に撮影し、これによって導管版を製作して、木目化粧紙を印刷することである。なお、本発明において、下地模様版とは、天然木原稿の導管模様以外の木目模様(板目柾目等)を撮影して、その模様を再現した刷用版を下地模様版と定義する。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上述の課題を解決するために、請求項1の発明は、導管模様を有する天然木原稿の表面に未硬化の反応硬化型の第1樹脂を塗布し、前記天然木原稿の前記導管模様を表面に凸状に転写した賦型シートを製作する賦型シート製作工程と、明色又は白色に着色した未硬化の反応硬化型の第2樹脂上に前記賦型シートを被せ、前記賦型シートの前記導管模様を表面に凹状に転写した複写板を製作する複写板製作工程と、前記第2樹脂の色彩と異なる色彩であって暗色又は黒色に着色した目止め剤を、前記複写板の前記導管模様の凹状部内のみに充填する目止め剤充填工程と、前記目止め剤を充填した前記複写板の前記導管模様の撮影を行う導管模様撮影工程とを含む木目撮影方法である。
【0007】
請求項2の発明は、請求項1に記載の木目撮影方法を用いた木目化粧紙の印刷方法であって、導管模様を有する天然木原稿を用いて、前記賦型シート製作工程、前記複写板製作工程、前記目止め材充填工程及び前記導管模様撮影工程を経て、前記天然木原稿の導管模様を再現した導管版と、前記天然木原稿の導管模様以外の下地模様を撮影して、その模様を再現した下地模様版とを用いて印刷する木目化粧紙の印刷方法である。
【0008】
請求項3の発明は、請求項1記載の木目撮影方法を用いた化粧紙の印刷方法であって、柾目模様を有する天然木原稿を用いて、前記賦型シート製作工程、前記複写板製作工程、前記目止め剤充填工程及び前記導管模様撮影工程を経て、前記柾目模様を有する天然木原稿の導管模様を再現した導管版と、
任意の柾目模様を有する原稿の導管模様以外の下地模様を撮影して、その模様を再現した下地模様版とを用いて印刷する木目化粧紙の印刷方法である。
【0009】
【作用】
本発明においては、賦型シート製作工程により、天然木原稿の導管模様を転写した賦型シートが製作され、複写板製作工程により、賦型シートを転写した複写板が製作される。さらに、目止め剤充填工程により、この複写板の導管模様である凹部内に目止め剤が充填され、導管模様が着色される。そして、導管模様撮影工程により、この導管模様が着色された複写板を用いて導管模様が撮影される。
ここで、複写板の第2樹脂の層が明色又は白色に着色されているとともに、導管模様が暗色又は黒色に着色されているので、導管模様のみを確実に撮影することができる。
また、請求項2の発明においては、天然木原稿から製版した導管版と下地模様版とを用いて印刷されるので、導管とその他の模様が同調したものとなる。
さらに、請求項3の発明においては、柾目模様の天然木原稿から製版した導管版と、任意の柾目模様の下地模様版とを用いて印刷されるので、数種の趣興を有する木目化粧紙を得ることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、図面等を参照して、本発明の一実施形態について説明する。
A.第1実施形態
図1は、本発明の第1実施形態を示すフローチャートである。先ず、ステップ1において、突板原稿や天然ムク板等の天然木原稿を製作する。突板原稿は、突板、すなわち0.2〜0.7mm程度の厚みにスライスした天然木を合板やMDF等に貼合したものである。ここで、合板は、単板を複数枚重ねて接着し、一体化したものであり、MDFは、人工の木質ボードである中質繊維板である。また、天然ムク板は、天然の厚い板をそのまま用いたものである。
【0011】
天然木原稿の表面は、割れ、虫食い又は節抜け等の欠点がないものが望まれ、表面を鉋等で平滑化するとともに、必要に応じてサンドペーパー等を用いて研磨する。
さらに、天然木原稿は、導管以外の模様を十分に発現させるとともに、撮影時に照明光による反射を防止するために、艶消し効果のあるもので塗装をする場合もある。
【0012】
このようにして製作した天然木原稿から、ステップ2で導管以外の模様を撮影する。ここでの撮影方法は、従来通りの方法で良い。例えば、導管が目立たないように撮影した画像を、さらに、写真技術やコンピュータによるイメージ処理によって導管を目立たないように加工し、原版を製作する。
【0013】
次のステップ3では、天然木原稿の導管の型どりを行う。図2は、導管を取り出した複写板の製作手順を説明するための断面図である。図2(a)は、天然木原稿11を示す断面図であり、図中、表面の凹部は、導管11aを示す。
(賦型シート製作工程)
図2(b)に示すように、この天然木原稿11の表面に未硬化の反応硬化型の樹脂(第1樹脂)12、例えば硬化後にゴム状になるシリコーン樹脂をへら等で塗布する。
【0014】
ここで、樹脂12間に、強度アップのための紗等の織物や不織布を入れても良い。また、予め枠に張設した紗を層間に入れても良い。樹脂12の塗布後に枠張りしたPETやビニロン製のフィルムを被せ、ゴムローラ等で加圧し、樹脂12を天然木原稿11の表面全体に伸ばすとともに、脱泡を行う。
樹脂12が指触乾燥したら、これを天然木原稿11から剥離する。これにより、図2(c)に示すように、天然木原稿11の表面凹凸が樹脂12の層に転写された賦型シート12’が形成される。
【0015】
(複写板製作工程)
次のステップ4では、上記賦型シート12’を用いて複写板を製作する。図2(d)に示すように、未硬化の流動性反応硬化型樹脂(第2樹脂)13aを台板13b上に流す。この樹脂13aとしては、不飽和ポリエステル樹脂、アクリル樹脂、エポキシ樹脂、ウレタン樹脂等が挙げられ、これを白色又は明色に着色したものを使用する。
【0016】
そして、この樹脂13a上に上記賦型シート12’を被せる。図中、(d)は、賦型シート12’の樹脂12の層間に、枠15に張設した紗16を設けたものを示している。また、賦型シート12’は、表面凹凸を転写した側を下側になるように配置する。そして、賦型シート12’上からゴムローラ等で加圧し、樹脂13aを台板13b表面全体に伸ばすとともに脱泡を行い、樹脂13aの厚みを均一にする。
【0017】
樹脂13aがある程度硬化したら(例えば指触乾燥したら)、これを賦型シート12’から剥離する。これにより、図2(e)に示すように、賦型シート12’の表面凹凸が転写された複写板(導管用原稿)13が形成される。すなわち、複写板13は、台板13b上に、導管(凹部)13cが転写された樹脂13aの層を積層したものである。
【0018】
ここで製作された複写板13の表面凹凸は、天然木原稿11表面に有する凹凸を正確に転写している。すなわち、天然木原稿11表面に、虫食い、衝撃等で生じた凹み、割れ、節、突板の継ぎ目に生ずる突板の重なり、又は突板間の隙間に生じる溝等がある場合には、複写板13にもこれらが転写される。
よって、これらの欠点は、除去する必要がある。例えば、複写板13表面全体をサンドペーパー等で研磨することにより、導管13c以外の微細凹凸を研削除去し、表面を平滑にする。
【0019】
また、局所的に節や不要な凹み等の欠点部がある場合には、その欠点部に修正用樹脂(パテ等)を充填し、硬化させ、硬化後にサンドペーパー等で修正用樹脂を周囲と同一高さまで研磨するか、又は彫刻刀で周囲の導管13cと同様の形状に彫り込んで修正する。さらに、節の部分のように導管13cがない箇所では、彫刻刀で導管13cの模様を追加形成し、節がないように修正する。
一方、不要な突起部分がある場合には、これを研削して平滑にする。このとき、導管13cが同時に削り取られてしまった場合には、彫刻刀で筋状に彫り込んで、導管13cを再現する。
【0020】
(目止め剤充填工程)
以上の処理が終了したら、図2(e)に示すように、複写板13表面の導管13cに目止め剤17を充填する。ここで使用する目止め剤17は、複写板13の樹脂13aの色彩とは異なる色彩に着色したものである。特に、目止め剤17の色彩は、樹脂13aとの色差が大きいもの、例えば黒色、又は明度が0でない暗色が好ましい。
目止め剤17を導管13cのみに充填する方法としては、例えば、目止め剤17として、黒色塗料または濃色の塗料を複写板13表面全体に塗布した後、スキージ等で掻き取る方法がある。また、目止め剤17をあらかたスキージで掻き取った後、複写板13表面を軽くサンドペーパー等で研磨し、導管13c内部に入り込んだ目止め剤17のみを残して、導管13cをより際だたせるようにしても良い。
【0021】
(導管模様撮影工程)
以上のようにして目止め剤17が充填された複写板13’を製作したら、ステップ5でこの複写板13’を撮影し、ステップ6で導管版を製作する。この撮影においては、導管13cが黒色又は暗色で着色されているともに、他の下地色は、白色又は明色であるので、導管13cのみを確実に撮影することができる。すなわち、例えば、下地色である樹脂13aを白色とし、目止め剤17を黒色とすれば、複写板13’の表面を無彩色にするとともに、下地の明度を高く、かつ導管13cの明度を低くすることができる。この複写板13’は原稿表面の凹凸のみを複写したもので、原稿の色彩模様が無くなっているので、導管部とそれ以外のコントラストが高くはっきりとした導管模様のみを撮影できる。
【0022】
また、目止め剤17を、暗色半透明に着色した場合には、導管13cの凹部の深さに応じて明度を異ならせ、導管13cを複数の明暗階調で表現することができ、よりリアルに導管13cを再現することができる。
なお、導管版の製作後は、従来と同様に、下地模様版を作成し、導管版と下地模様版を用い、ステップ7で印刷工程を行い、ステップ8で化粧紙を製作する。
【0023】
以上の方法により、天然木原稿11の導管11aのみを確実に取り出した導管版を製作することができるので、従来のように試行錯誤しつつ煩雑な撮影を行う必要がなくなる。
さらにまた、導管版には、導管以外の模様がないので、導管版と他の版との見当合わせが容易になる。いいかえれば、導管版と他の版との間に見当ずれが生じても、違和感をなくすことができる。
【0024】
さらに、導管版以外の下地模様版の共通化が図れる。すなわち、下地模様版として図3(a)、(b)及び(c)にそれぞれ示す一本板目、二本板目、及び三本板目の下地模様版として製作しておき、一方パターンが異なる複数の導管版図中(d)を製作しておくと、この下地模様版と、任意の1つの導管版との組み合わせにより、木目化粧紙を印刷することができる。したがって、木目化粧紙の製造に用いる版数を削減して版管理を容易にするとともに、版の製作費用を削減することができる。
また、これとは反対に、1つの導管版と、模様パターンが異なる複数の下地模様版のうちの任意の1つの模様版との組み合わせにより、木目化粧紙を印刷することもできる。さらには、複数の導管版と複数の下地模様版の中から、所望の導管版と下地模様版とを選定して、木目化粧紙を印刷しても良い。
【0025】
B.第2実施形態
図4は、本発明の第2実施形態を示すフローチャートである。上述の第1実施形態では、1つの天然木原稿から導管版と下地模様版を製作したが、本実施形態では、導管版用の天然木原稿と、導管版以外の下地模様版用の天然木原稿とを別個にしている点で、第1実施形態と異なる。
すなわち、ステップ11〜ステップ14では、導管版用の天然木原稿を用いて上記第1実施形態と同様にして、導管版を製作する。また、ステップ15〜ステップ16では、導管版以外の下地模様版用の天然木原稿を用いて上記第1実施形態と同様に下地模様版を製作する。その後は、ステップ17〜ステップ19において、上述と同様に製版工程、印刷工程及び化粧紙製作工程を経る。
このように、導管版には導管以外の模様が一切存在しないので、導管版の導管模様と下地模様とを同調させない化粧紙を製作することもできる。
なお、本実施形態のように導管模様とそれ以外の下地模様とを同調させない場合には、導管以外の下地模様は、柾目調のものが好ましい。
【0026】
本発明の木目化粧紙は、本発明による導管複写板から撮影製作した導管版と下地模様版とを用いて印刷されるが、色彩や陰影等のボカシを付加するためボカシ版をさらに用いることによって、より趣興に富んだ化粧紙を印刷することができる。
【0027】
【発明の効果】
本発明によれば、明色又は白色に着色した下地を有するとともに、導管模様のみを暗色又は黒色に着色した複写板を用いて導管模様を撮影するようにしたので、導管模様と他の木目模様とを完全に分離して、画像がぼけること等なく導管模様のみを確実に撮影することができる。
したがって、天然木原稿の導管のみを取り出した導管版を製作することができ、煩雑な撮影操作を行う必要がない。
【0028】
また、導管版には導管以外の木目模様がないので、導管版と他の下地模様版との見当合わせが容易に、又は不要になる。
さらにまた、導管版又は下地模様版を共通化することができ、木目化粧紙の製造に用いる版数を削減して版管理を容易にするとともに、版の製作費用を削減することができる。
さらに、目止め剤を暗色で半透明に着色すれば、導管の凹部の深さに応じて導管模様を複数の明暗階調で表現することができ、よりリアルに導管を再現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態を示すフローチャートである。
【図2】 本発明における複写板の製作工程を説明する図である。
【図3】 (a)、(b)及び(c)は、それぞれ示す一本板目、二本板目、及び三本板目の下地模様版を示し、(d)は、導管版を示す。
【図4】 本発明の第2実施形態を示すフローチャートである。
【符号の説明】
11 天然木原稿
11a 導管
12 樹脂(第1樹脂)
12’ 賦型シート
13、13’ 複写板
13a 樹脂(第2樹脂)
13b 台板
13c 導管
15 枠
16 紗
17 目止め剤

Claims (3)

  1. 導管模様を有する天然木原稿の表面に未硬化の反応硬化型の第1樹脂を塗布し、前記天然木原稿の前記導管模様を表面に凸状に転写した賦型シートを製作する賦型シート製作工程と、
    明色又は白色に着色した未硬化の反応硬化型の第2樹脂上に前記賦型シートを被せ、前記賦型シートの前記導管模様を表面に凹状に転写した複写板を製作する複写板製作工程と、
    前記第2樹脂の色彩と異なる色彩であって暗色又は黒色に着色した目止め剤を、前記複写板の前記導管模様の凹状部内のみに充填する目止め剤充填工程と、
    前記目止め剤を充填した前記複写板の前記導管模様の撮影を行う導管模様撮影工程と
    を含むことを特徴とする木目撮影方法。
  2. 請求項1に記載の木目撮影方法を用いた木目化粧紙の印刷方法であって、
    導管模様を有する天然木原稿を用いて、前記賦型シート製作工程、前記複写板製作工程、前記目止め剤充填工程及び前記導管模様撮影工程を経て、前記天然木原稿の導管模様を再現した導管版と、前記天然木原稿の導管模様以外の下地模様を撮影して、その模様を再現した下地模様版とを用いて印刷することを特徴とする木目化粧紙の印刷方法。
  3. 請求項1記載の木目撮影方法を用いた化粧紙の印刷方法であって、柾目模様を有する天然木原稿を用いて、前記賦型シート製作工程、前記複写板製作工程、前記目止め剤充填工程及び前記導管模様撮影工程を経て、前記柾目模様を有する天然木原稿の導管模を再現した導管版と、
    任意の柾目模様を有する原稿の導管模様以外の模様を撮影して、その模様を再現した下地模様版とを用いて印刷することを特徴とする木目化粧紙の印刷方法。
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