JPH07174932A - 非対称型光カプラ - Google Patents

非対称型光カプラ

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JPH07174932A
JPH07174932A JP32261193A JP32261193A JPH07174932A JP H07174932 A JPH07174932 A JP H07174932A JP 32261193 A JP32261193 A JP 32261193A JP 32261193 A JP32261193 A JP 32261193A JP H07174932 A JPH07174932 A JP H07174932A
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JP
Japan
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fiber
bus
optical
tap
coupler
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JP32261193A
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English (en)
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JP3063816B2 (ja
Inventor
Takeo Senuma
丈夫 瀬沼
Yutaka Nakazawa
裕 中澤
Shinichiro Ina
伸一郎 伊奈
Kazunori Ishikawa
主典 石川
Tsugio Tamura
次男 田村
Nobuo Kobata
信夫 木幡
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Japan Steel Works Ltd
Kawasaki Heavy Industries Ltd
Technical Research and Development Institute of Japan Defence Agency
SWCC Corp
Original Assignee
Japan Steel Works Ltd
Kawasaki Heavy Industries Ltd
Technical Research and Development Institute of Japan Defence Agency
Showa Electric Wire and Cable Co
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 バスファイバから出力タップへの光信号の分
配、入力タップからバスファイバへの光信号の結合共に
効率よく行う。 【構成】 複数の光ファイバ10、20を融着結合しテ
ーパ延伸して成る光カプラにおいて、カプラを構成する
光ファイバのうち少なくとも1本20は、異なるパラメ
ータの2本の光ファイバ21、22が光カプラの融着部
分において接合されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、非対称の光カプラに
関し、特に光伝送路に好適な光カプラに関する。
【0002】
【従来の技術】光ファイバを使った伝送路を構成する方
式にスターカプラ方式、ループ方式及びバス方式があ
る。ループ方式及びバス方式における各装置への光伝達
は図4に示すような通常非対称型カプラを使用して構成
される。このカプラのうち1本のファイバ1はバスライ
ンファイバ或いはバスファイバと称され、ループ(バ
ス)に使われる。もう一本のファイバ2はタップファイ
バと称され、一方が入力タップ2a、他方が出力タップ
2bとして、入力タップ2aから信号の入力を行ない、
バスファイバ1を通って別のカプラの出力タップ2bか
ら出力される方式が採られる(図5参照)。
【0003】このような光伝送路に用いられる非対称型
カプラは、ループ上に多くの端末を取り付けるためにバ
ス上の信号を少しづつしかも効率よく出力タップに分配
すること、また入力タップからの信号を効率よくバスフ
ァイバに結合することが要求される。前者の要件を満た
すためには、バスファイバから伝送されてくる信号を効
率よくタップファイバに結合するために、タップファイ
バのコア径及び開口数などは比較的大きい方がよく、バ
スファイバからの伝送量はテーパ形状を適宜変えること
により任意に設定できる。一方、後者の要件を満たすた
めには、タップファイバのコア径及び開口数などは比較
的小さい方がよい。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ように光伝送路のカプラに要求される2つの要件はそれ
ぞれ相反する性質を持っているため、従来のカプラのよ
うに2本の光ファイバを平行に並べてテーパ延伸する構
造では、バスファイバからタップファイバへの分岐損失
又はタップファイバからバスファイバへの結合損失のい
ずれかを低減させようとすると他方を犠牲にせざるを得
ず、全体として損失が増加するという欠点があった。
【0005】本発明はこのような従来の難点を解消し、
バスファイバからタップファイバへの信号の分岐及びタ
ップファイバからバスファイバへの信号の結合を効率よ
く行うことのできる光カプラを提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るため本発明の光カプラは、複数の光ファイバを融着結
合しテーパ延伸して成る光カプラにおいて、カプラを構
成する光ファイバのうち少なくとも1本は、異なるパラ
メータの2本の光ファイバが光カプラの融着部分におい
て接合されているものである。
【0007】
【作用】タップファイバとバスファイバとを2本並べて
テーパ引きして構成される光カプラのタップファイバを
2本の異なるパラメータの光ファイバ接合したものと
し、入力タップとなる側の光ファイバはバスファイバへ
の結合効率がよいパラメータのものを選択し、出力タッ
プとなる側の光ファイバはバスファイバからの分配効率
のよいパラメータを選択する。これにより、バスファイ
バから出力タップへの光信号の分配、入力タップからバ
スファイバへの光信号の結合共に効率よく行うことがで
きる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の光カプラの一実施例を図面を
参照して更に説明する。図1(a)及び(b)は本発明
の光カプラの一実施例を示す図で、バスファイバ10と
タップファイバ20の2本の光ファイバを平行に並べて
テーパ引きし、融着結合している。タップファイバ20
は、2本のそれぞれパラメータの異なる光ファイバ2
1、22が接合されたものである。ここでパラメータと
は、バスファイバ10との分配特性及び結合特性の関数
となる光ファイバの特性を言い、コア径、開口数、外
径、屈折率分布の他、バスファイバに対するコアの位置
関係をも含むものである。
【0009】なお、光ファイバ10(21、22)とし
ては、好適にはマルチモードファイバが用いられる。図
1(a)に示す実施例においてはバスファイバ10は例
えばコア径/ファイバ径が200/250(μm)で、
開口数が0.26のコア径、開口数ともに大きいファイ
バが用いられる。また、タップファイバ20はコア径/
ファイバ径が50/125(μm)で、開口数が0.2
0の入力タップ用ファイバ21と、コア径/ファイバ径
が100/125(μm)で、開口数が0.26の出力
タップ用ファイバ22とを接合したもので、この接合部
がバスファイバ10との融着結合部分となるようにバス
ファイバと結合される。尚、図1(a)では接合部が融
着結合したテーパウェスト(テーパ状に細くなった部
分)の径最小部と一致するような例を示したが、図1
(b)に示すように接合部はテーパウェストの径最小部
からずれていてもよい。このようにずらすことにより、
タップからバスへ及びバスからタップへの光結合を調節
することができる。例えば、入射タップ21の結合長を
長くした場合には、タップからバスへ結合する光量が多
くなり、バスからタップへの出射量が少なくなる。
【0010】以上のように構成される光カプラにおいて
は、図2(a)に示すように入力タップ21aから入力
された光パワーP3はバスファイバ10に結合する。こ
のときバスファイバ10のコア径はタップファイバ21
のコア径に比して充分大きいため、タップファイバ21
からバスファイバ10への結合が起こりやすい。また、
入力タップ21aの開口数が小さいため、わずかにテー
パを引くだけで、入力タップファイバ21に入射された
光パワーP3はクラッド全体に広がり、これがバスファ
イバ10と高効率で結合する。一方、バスファイバ10
の入力バス10aからの光パワーP1は、テーパウェス
トの径がまだ充分大きいため、殆どそのまま出力バスに
出射される。この際、出力タップファイバ22のコア径
及び開口数が大きいため、入力バスファイバ10aから
入射され、テーパ部分においてしみ出した光パワーP2
は出力タップに高効率で結合される。これら光パワーの
結合状態を図2(b)のグラフに示した。
【0011】図3は本発明の光カプラの他の実施例を示
す図で、バスファイバ10としてコア径/ファイバ径が
100/125(μm)で、開口数が0.26の光ファ
イバを用い、タップファイバ20’はバスファイバ10
よりコア径、開口数が小さく、同じコア径、開口数、例
えばコア径/ファイバ径が50/125(μm)で、開
口数が0.20である2本の光ファイバ21’、22’
を接合したものであるが、一方のファイバ21’のコア
の位置がバスファイバ10に対して接近しており、他方
のファイバ22’のコアの位置がバスファイバ10に対
して離れている。
【0012】このようなバスファイバ10とタップファ
イバ20とをテーパ引きして融着して成る光カプラにお
いては、入力タップのコア位置がバスファイバ寄りであ
るため、入力タップに入射される光パワーは高効率で出
力バスに結合する。また、バスファイバ10の入力バス
10aからの光パワーは、図1の実施例と同様テーパウ
ェストの径がまだ充分大きいため、殆どそのまま出力バ
スに出射されるが(出力タップファイバ22のコア径及
び開口数が大きいため)、入力バスファイバ10aから
入射され、テーパ部分においてしみ出した光パワーは出
力タップに高効率で結合される。
【0013】このような非対称の光カプラは、単独で光
結合器、光分配器として利用される他、複数を接続した
ループ式、バス式等の光伝送路等に好適に用いることが
できる。
【0014】
【発明の効果】以上の実施例からも明らかなように、本
発明の光カプラによれば、バスファイバと融着されるタ
ップファイバを2本のパラメータの異なる光ファイバで
構成することにより、バスファイバから出力タップへの
光信号の分配、入力タップからバスファイバへの光信号
の結合共に効率よく行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)及び(b)はそれぞれ本発明の光カプラ
の実施例を示す図。
【図2】(a)は本発明の光カプラにおける光パワーの
結合関係を示す図で、(b)は結合関係のグラフ。
【図3】本発明の光カプラの他の実施例を示す図。
【図4】従来の光カプラを示す図。
【図5】従来の光カプラを用いた光伝送路を示す図。
【符号の説明】
10・・・・・・光ファイバ(バスファイバ) 20、21、22・・・・・・光ファイバ(タップファイバ)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 瀬沼 丈夫 東京都昭島市つつじが丘2−4−15−703 (72)発明者 中澤 裕 東京都八王子市久保山町1−39−2−2− 305 (72)発明者 伊奈 伸一郎 神奈川県秦野市下大槻67−10 (72)発明者 石川 主典 岐阜県各務原市川崎町1番地 川崎重工業 株式会社岐阜工場内 (72)発明者 田村 次男 神奈川県川崎市川崎区小田栄2丁目1番1 号 昭和電線電纜株式会社内 (72)発明者 木幡 信夫 神奈川県川崎市川崎区小田栄2丁目1番1 号 昭和電線電纜株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の光ファイバを融着結合しテーパ状に
    延伸して成る光カプラにおいて、前記光ファイバのうち
    少なくとも1本は、異なるパラメータの2本の光ファイ
    バが前記光カプラの融着部分において接合されているこ
    とを特徴とする非対称型光カプラ。
JP5322611A 1993-12-21 1993-12-21 非対称型光カプラ Expired - Lifetime JP3063816B2 (ja)

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JP5322611A JP3063816B2 (ja) 1993-12-21 1993-12-21 非対称型光カプラ

Applications Claiming Priority (1)

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JP5322611A JP3063816B2 (ja) 1993-12-21 1993-12-21 非対称型光カプラ

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JPH07174932A true JPH07174932A (ja) 1995-07-14
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006242641A (ja) * 2005-03-01 2006-09-14 Sumitomo Electric Ind Ltd 光検出装置および光源モジュール

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JPH03110525A (ja) * 1989-09-26 1991-05-10 Mitsubishi Cable Ind Ltd 光増幅器

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