JPH07174749A - 恒温槽 - Google Patents

恒温槽

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JPH07174749A
JPH07174749A JP10903894A JP10903894A JPH07174749A JP H07174749 A JPH07174749 A JP H07174749A JP 10903894 A JP10903894 A JP 10903894A JP 10903894 A JP10903894 A JP 10903894A JP H07174749 A JPH07174749 A JP H07174749A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 カラムをそのどの部分においても均一に加熱
することができる恒温槽を提供すること。 【構成】 密閉可能な恒温槽本体1内のほぼ中央にシロ
ッコファン7を設け、このシロッコファン7の中心部に
発熱体12を配置するとともに、シロッコファン7の外
方に環状に形成されたカラム16をシロッコファン7と
同心状に配置し、さらに、シロッコファン7とカラム1
6との間に複数の仕切り板19を配置した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、クロマトグラフィー
分析などに用いる恒温槽に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばクロマトグラフィー分析に用いる
恒温槽は、従来、図10に示すように構成されていた。
すなわち、この図において、51は密閉可能な状態に構
成された恒温槽本体で、その内部空間52は、立方体ま
たは直方体などの箱型に形成されている。そして、この
箱型空間52の一端側には、環状に形成されたカラム5
3がその環状中心を水平になるように適宜の保持部材
(図示してない)によって保持されている。54は箱型
空間52の他端側に配置されるプロペラ型ファンで、恒
温槽本体51の外部に設けられた駆動部55により回転
駆動される。
【0003】56はカラム53とファン54との間に垂
直方向に設けられる仕切り板で、その表面には複数の通
風孔(図示してない)が開設されている。そして、この
仕切り板56の一方の側(例えばファン54側)には、
電熱線よりなる発熱体57が環状のカラム53に対応す
るように環状に保持されている。
【0004】このように構成された恒温槽においては、
サンプルは、カラム53の一方の端部53aからサンプ
ルが導入され、他方の端部53bから出ていく。そし
て、発熱体57が発熱することにより、その熱がファン
54の回転によって生ずる気流によって環状のカラム5
4側に送られ、これによって、カラム54内を移動する
サンプルが加熱される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記ファン
54の回転により恒温槽本体51内に生ずる気流は、図
において矢印で示すように、まず、恒温槽本体51の内
部側壁に沿って上昇または下降し、仕切り板56の上部
または下部の通風孔を通過してカラム53側に至り、そ
の後、カラム53の中央部および仕切り板56の中央部
を通ってファン54に吸い込まれるように流れて循環す
る。
【0006】この場合、恒温槽51の内部空間52が箱
型であるため、内部空間52の対角線方向の長さと辺方
向の長さとに差があり、したがって、環状のカラム53
の周方向における熱風の当たり方に差が生じ、このた
め、カラム53に対する加熱にムラが生じる。カラム5
3の加熱が均一に行われないと、その内部のサンプルの
挙動にバラツキが生じ、リテンションタイムなどに微妙
な影響が及ぼされることとなり、クロマトグラフィー分
析の測定精度に悪影響が及ぼされる。
【0007】この発明は、上述の事柄に留意してなされ
たもので、カラムをそのどの部分においても均一に加熱
することができる恒温槽を提供することを目的としてい
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明の恒温槽は、密閉可能な恒温槽本体内のほ
ぼ中央にシロッコファンを設け、このシロッコファンの
中心部に発熱体を配置するとともに、シロッコファンの
外方に環状に形成されたカラムをシロッコファンと同心
状に配置し、さらに、シロッコファンとカラムとの間に
複数の仕切り板を配置したことを特徴としている。
【0009】そして、この構成に代えて、密閉可能な恒
温槽本体内のほぼ中央にシロッコファンを設け、このシ
ロッコファンの外方に環状に形成された発熱体をシロッ
コファンと同心状に配置し、さらに、この発熱体の外方
に環状に形成されたカラムをシロッコファンおよび発熱
体と同心状に配置し、さらに、シロッコファンと発熱体
との間に複数の仕切り板を配置するようにしてもよい。
【0010】また、上記の恒温槽では、いずれも仕切り
板を設けていたが、これを省略してもよい。
【0011】さらに、恒温槽本体の内壁を円筒状に形成
してもよい。
【0012】
【作用】例えばシロッコファンとカラムとの間に複数の
仕切り板を放射状に設けた場合、発熱体から発せられる
熱は、放射状に広がってカラムに均一に伝えられる。そ
の結果、カラムの周方向における位置の違いによる温度
偏差をなくすことができ、カラムのどの部分も均一に加
熱される。上記他の構成を採用した場合も、ほぼ同様の
効果が得られる。
【0013】
【実施例】まず、図1〜図3は、この発明の第1実施例
を示し、これらの図において、1は恒温槽本体で、その
周囲には適宜の断熱材2で囲まれている。この恒温槽本
体1は、詳細には図示してないが、密閉可能で、例えば
前面側に設けた扉を開閉できるように構成されている。
そして、恒温槽本体1の内壁3は、直立した円筒状に形
成されている。4はこのような内壁3に囲まれた内部空
間を示している。5は恒温槽本体1の内部下方に設けら
れる環状のベースフレームで、その中央から放射状に桟
6が設けられている。
【0014】7は恒温槽本体1のほぼ中央に設けられ、
円周部分に羽根8が形成されたシロッコファンで、その
回転軸9が鉛直となるように、スラスト軸受(図示して
ない)を介してベースフレーム5上に保持載置されてい
る。10はシロッコファン7の駆動部で、例えば恒温槽
本体1の外部下方に設けられている。11は電源リード
である。
【0015】12はシロッコファン7の中心部(内方)
にこれと同心状に配置される円環状の発熱体(ヒータ)
であり、この発熱体12は、ベースフレーム5に立設さ
れた支柱13によってほぼ水平に保持された上部支持部
材14に吊り下げられるようにして保持され、その両端
部は、適宜の引出し部材15を介して恒温槽本体1外に
導出されている。
【0016】16は発熱体12の外方に、これを囲むよ
うにしてシロッコファン7および発熱体12と同心状に
設けられる例えば直径180〜200mm程度の環状に
形成されたカラムで、内径が0.1〜0.3mm程度の
細い管よりなる。このカラム16の両端部は、適宜の引
出し部材17を介して恒温槽本体1外に導出されてい
る。18はカラム16の形状が崩れないようにするため
の保持部材で、前記桟6に立設されている。
【0017】19はシロッコファン7とカラム16との
間に、ベースフレーム5に立設される複数の仕切り板
で、例えば適宜の厚さのステンレス鋼板からなり、図3
に明示するように、円周を8等分するように、放射状に
設けられている。この場合、仕切り板19の上端がシロ
ッコファン7の上端よりやや高くなるようにするのがよ
い。
【0018】次に、上述のように構成された恒温槽の動
作について説明する。今、シロッコファン7を動作させ
ると、外方に向かう気流が生ずる。この気流は、シロッ
コファン7の周囲に放射状に等分配置された複数の仕切
り板19によって放射状となる。この状態で、発熱体1
2に通電し、これを発熱させると、その全周から熱が発
生する。この熱は、前記外方に向かって放射状に流れる
気流によって仕切り板19の外方に設けられたカラム1
6方向に運ばれる。これにより、カラム16が加熱され
る。
【0019】カラム16に当たりこれを加熱した気流
は、カラム16の外側から恒温槽本体1の上部空間また
は下部空間を通ってシロッコファン7の中心部に還流す
る。このように、シロッコファン7とカラム16との間
に複数の仕切り板19を放射状に配置したことにより、
シロッコファン7によって生ずる気流が整流されかつ放
射状に流れ、したがって、発熱体12からの熱も同様に
移動することにより、カラム16は、その周方向に均一
に加熱され、その周方向における温度分布が均一にな
る。
【0020】そして、この実施例においては、恒温槽本
体1の内部空間4は、円筒状の内壁2によって囲まれて
いるので、カラム16の周方向の温度分布の均一化をよ
り一層効果的に実現できる。
【0021】上述の実施例においては、恒温槽本体1の
ほぼ中央にシロッコファン7を設け、このシロッコファ
ン7の中心部に発熱体12を配置するとともに、シロッ
コファン7の外方に環状に形成されたカラム16をシロ
ッコファン7と同心状に配置し、さらに、シロッコファ
ン7とカラム16との間に複数の仕切り板19を放射状
に配置していたが、仕切り板19を必ずしも放射状に設
ける必要はなく、そして、シロッコファン7と発熱体1
2との配置関係を逆にしてもよく、また、厳しい温度管
理が必ずしも要求されない場合には、仕切り板19を省
略してもよい。以下、これらの別実施例について、図4
〜図8を参照しながら詳細に説明する。
【0022】図4は、この発明の第2実施例を示すもの
で、この実施例においては、シロッコファン7とカラム
16との間に、例えば8枚の仕切り板19をシロッコフ
ァン7の接線方向に等分配置している。この場合、仕切
り板19は、その上端がシロッコファン7の上端よりや
や高くなるように、ベースフレーム5に立設される。
【0023】この第2実施例の恒温槽においては、シロ
ッコファン7の周囲をやや密に仕切り板19を設けてい
るので、発熱体12の熱がカラム16に対して直接輻射
されることが少なくなるが、第1実施例と同様に、シロ
ッコファン7による気流が仕切り板19によって整流さ
れることにより、カラム16は、その周方向に均一に加
熱され、その周方向における温度分布が均一になる。
【0024】図5は、この発明の第3実施例を示すもの
で、この実施例においては、シロッコファン7とカラム
16との間に、例えば3枚の仕切り板19をシロッコフ
ァン7の接線方向に等分配置している。この場合、仕切
り板19は、詳細には図示してないが、ベースフレーム
5に立設されるのではなく、その下端がシロッコファン
7の上端よりやや高くなるように、上部支持部材14に
吊り下げられる。
【0025】この第3実施例の恒温槽においては、第2
実施例に比べて仕切り板19の枚数が少なく、したがっ
て、第2実施例に比べて気流が整流される度合いは少な
いものの、第1実施例と同様に、気流が放射状に流れる
ことにより、カラム16は、その周方向に均一に加熱さ
れ、その周方向における温度分布が均一になる。
【0026】上述の第1〜第3実施例はいずれも、シロ
ッコファン7の中心に発熱体12を設けたものであった
が、この配置関係を逆にしてもよい。この場合、仕切り
板19は、シロッコファン7と発熱体12との間に設け
られる。すなわち、図6は、この発明の第4実施例を示
すもので、この実施例においては、恒温槽本体1のほぼ
中央にやや小径のシロッコファン7を配置し、その外方
に円環状の発熱体12がシロッコファン7と同心状に設
け、発熱体12の外方に円環状のカラム16をシロッコ
ファン7および発熱体12と同心状に設けるとともに、
シロッコファン7と発熱体12との間に、例えば8枚の
仕切り板19を放射状に等分配置している。
【0027】この第4実施例の恒温槽においては、シロ
ッコファン7によって発生された気流は、仕切り板19
によって整流されて放射状に発熱体12方向に流れ、発
熱体12において発せられた熱は、前記放射状の気流に
乗せられたカラム16方向に移動する。したがって、こ
の実施例においても、第1実施例と同様に、カラム16
は、その周方向に均一に加熱され、その周方向における
温度分布が均一になる。
【0028】なお、前記第4実施例においては、仕切り
板19を放射状に設けていたが、これに代えて、図4、
図5に示した第2、第3実施例と同様に、仕切り板19
をシロッコファン7の接線方向に設けるようにしてもよ
い(図示省略)。
【0029】上記第1〜第4実施例のいずれにおいても
仕切り板19を設けて、恒温槽本体1内において整流ま
たは放射状の気流を誘起し、この気流によって、発熱体
12が発生する熱をカラム16方向に送るようにしてい
たが、シロッコファン7は、その周方向に気流を発生さ
せることができるので、前記仕切り板19を設けなくと
も、カラム16をその周方向に均一に加熱し、その周方
向における温度分布を均一にすることができる。
【0030】図7および図8は、仕切り板19を設けて
ない実施例を示す。すなわち、図7は、この発明の第5
実施例を示すもので、この実施例においては、恒温槽本
体1のほぼ中央にやや小径のシロッコファン7を配置
し、その外方に円環状の発熱体12をシロッコファン7
と同心状に設け、発熱体12の外方に円環状のカラム1
6をシロッコファン7および発熱体12と同心状に設け
ている。
【0031】この第5実施例の恒温槽においては、シロ
ッコファン7を動作させた状態で発熱体12に通電しこ
れを発熱させると、その全周から熱が輻射される。そし
て、この熱は、シロッコファン7の羽根8によってその
外方に放射状に送り出される気流によってカラム16方
向に運ばれる。これによって、カラム16が加熱され
る。カラム16に当たりこれを加熱した気流は、カラム
16の外側から恒温槽本体1の上部空間または下部空間
を通って発熱体12の中心部に還流する。このようにし
て熱の移動が行われることにより、カラム16は、その
周方向に均一に加熱され、その周方向における温度分布
が均一になる。
【0032】図8は、この発明の第6実施例を示すもの
で、この実施例においては、恒温槽本体1内のほぼ中央
に円環状の発熱体12を設け、この発熱体12の外方に
シロッコファン7を同心状に配置し、このシロッコファ
ン7の外方にカラム14をシロッコファン7と同心状に
配置している。この実施例の動作は、第5実施例とほぼ
同じであるのでその詳細な説明は省略する。この実施例
においても、カラム16は、その周方向に均一に加熱さ
れ、その周方向における温度分布が均一になる。また、
この実施例においては、発熱体12の輻射熱がカラム1
6に直接当たることはない。
【0033】図9は、第1実施例(図1〜図3)、第2
実施例(図4)、第3実施例(図5)および第5実施例
(図7)それぞれの恒温槽において、50℃に恒温槽本
体1内を50℃に温調したときにおける温度変化を示す
もので、これらの温度変化曲線から、恒温槽本体1内に
おける温調リップルの生じ具合とカラム16の温度位置
偏差(カラム16の各位置における温度差)の大きさが
判る。
【0034】すなわち、図9(A),(B),(C)お
よび(D)は、それぞれ前記第1実施例、第2実施例、
第3実施例(ここまでの実施例は、シロッコファン7と
仕切り板19とを設けたもの)および第5実施例(シロ
ッコファン7を設けているが、仕切り板19は設けてな
い)の試験結果を示すものである。そして、同図(E)
は、比較例であり、第5実施例の恒温槽においてシロッ
コファン7を回転させなかったものである。
【0035】この図9の結果をより詳しく説明すると、
同図(E)に示すように、シロッコファン7を設けて
も、これを動作させず、恒温槽本体1内の空気を攪拌し
ない場合は、時間経過による温度のうねりがきわめて大
きく、また、温度位置偏差は2.5℃もあった。
【0036】これに対して、第1実施例のように、シロ
ッコファン7を設けるとともに、仕切り板19を放射状
に設けた場合は、同図(A)に示すように、温調リップ
ルがほとんどなく、温度位置偏差も0.5℃と非常に小
さい。
【0037】そして、第2実施例のように、シロッコフ
ァン7を設けるとともに、仕切り板19をシロッコファ
ン7の接線方向にやや密に設けた場合は、同図(B)に
示すように、多少の温調リップルは生ずるものの、1.
0℃以内であり、また、温度位置偏差も0.5℃と非常
に小さい。
【0038】また、第3実施例のように、シロッコファ
ン7を設けるとともに、仕切り板19をシロッコファン
7の接線方向にやや疎らに設けた場合は、同図(C)に
示すように、多少の温調リップルは生ずるものの、1.
0℃以内であり、また、温度位置偏差も0.4℃と非常
に小さい。
【0039】さらに、第5実施例のように、シロッコフ
ァン7を設けているが、仕切り板19は設けてない場合
は、温調リップルが大きくなるものの、時間経過による
温度のうねりはない。また、温度位置偏差も1.4℃と
前記比較例と比べた場合、かなり改善されている。
【0040】これらの事柄から、上記いずれの実施例に
おいても、カラム16の周方向に均一に熱風を当てて周
方向の温度分布を均一にすることができる。したがっ
て、カラム16内のサンプルの挙動を一定化することが
できるので、リテンションタイムの高い再現性が得ら
れ、クロマトグラフィー分析の測定精度を高めることが
できる。
【0041】特に、シロッコファン7と仕切り板19と
を組み合わせて設けた恒温槽においては、リップルがほ
とんどないか、あったとしても僅かであるので、リテン
ションタイムなどが厳しく管理されるクロマトグラフィ
ー分析に特に好適である。
【0042】なお、第1〜第3実施例および第6実施例
において、発熱体12を円環状に形成しているが、この
ようにする必要はなく、周囲に均等に熱を輻射できるよ
うに形成してあればよい。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、カラムの周方向に均一に熱風を当ててその周方向の
温度分布を均一にすることができる。したがって、カラ
ム内のサンプルの挙動を一定化することができるので、
リテンションタイムの高い再現性が得られ、クロマトグ
ラフィー分析の測定精度を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例に係る恒温槽の構成を示
す縦断面図である。
【図2】前記恒温槽の要部を示す斜視図である。
【図3】前記恒温槽の構成を示す模式的に示す説明図で
ある。
【図4】この発明の第2実施例に係る恒温槽の構成を示
す模式的に示す説明図である。
【図5】この発明の第3実施例に係る恒温槽の構成を示
す模式的に示す説明図である。
【図6】この発明の第4実施例に係る恒温槽の構成を示
す模式的に示す説明図である。
【図7】この発明の第5実施例に係る恒温槽の構成を示
す模式的に示す説明図である。
【図8】この発明の第6実施例に係る恒温槽の構成を示
す模式的に示す説明図である。
【図9】この発明の代表的な実施例の恒温槽における温
調リップルと温度位置偏差との測定結果を示す図であ
る。
【図10】従来の恒温槽の構成を概略的に示す図であ
る。
【符号の説明】
1…恒温槽本体、2…内壁、7…シロッコファン、12
…発熱体、16…カラム、19…仕切り板。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 密閉可能な恒温槽本体内のほぼ中央にシ
    ロッコファンを設け、このシロッコファンの中心部に発
    熱体を配置するとともに、シロッコファンの外方に環状
    に形成されたカラムをシロッコファンと同心状に配置
    し、さらに、シロッコファンとカラムとの間に複数の仕
    切り板を配置したことを特徴とする恒温槽。
  2. 【請求項2】 密閉可能な恒温槽本体内のほぼ中央にシ
    ロッコファンを設け、このシロッコファンの外方に環状
    に形成された発熱体をシロッコファンと同心状に配置
    し、さらに、この発熱体の外方に環状に形成されたカラ
    ムをシロッコファンおよび発熱体と同心状に配置し、さ
    らに、シロッコファンと発熱体との間に複数の仕切り板
    を配置したことを特徴とする恒温槽。
  3. 【請求項3】 密閉可能な恒温槽本体内のほぼ中央にシ
    ロッコファンを設け、このシロッコファンの中心部に発
    熱体を配置するとともに、シロッコファンの外方に環状
    に形成されたカラムをシロッコファンと同心状に配置し
    たことを特徴とする恒温槽。
  4. 【請求項4】 密閉可能な恒温槽本体内のほぼ中央にシ
    ロッコファンを設け、このシロッコファンの外方に環状
    に形成された発熱体をシロッコファンと同心状に配置
    し、さらに、この発熱体の外方に環状に形成されたカラ
    ムをシロッコファンおよび発熱体と同心状に配置したこ
    とを特徴とする恒温槽。
  5. 【請求項5】 恒温槽本体の内壁が円筒状である請求項
    1〜4のいずれかに記載の恒温槽。
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