JPH07174567A - 振動ジャイロ - Google Patents

振動ジャイロ

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JPH07174567A
JPH07174567A JP5321843A JP32184393A JPH07174567A JP H07174567 A JPH07174567 A JP H07174567A JP 5321843 A JP5321843 A JP 5321843A JP 32184393 A JP32184393 A JP 32184393A JP H07174567 A JPH07174567 A JP H07174567A
Authority
JP
Japan
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work
cover
work plate
substrate
plate
Prior art date
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Pending
Application number
JP5321843A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Nakamura
武 中村
Yoshiaki Hidenouchi
義昭 幣之内
Junichi Hashimoto
順一 橋本
Tsuguji Kamibayashi
嗣治 上林
Koji Morikawa
厚司 森川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Murata Manufacturing Co Ltd filed Critical Murata Manufacturing Co Ltd
Priority to JP5321843A priority Critical patent/JPH07174567A/ja
Priority to DE69423014T priority patent/DE69423014T2/de
Priority to EP97112063A priority patent/EP0807802B1/en
Priority to EP94120318A priority patent/EP0660081B1/en
Priority to DE69416654T priority patent/DE69416654T2/de
Publication of JPH07174567A publication Critical patent/JPH07174567A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】振動や衝撃に対しても支持部材が変形せず、そ
の結果、安定した振動を得ることができ、感度的にも良
好な特性を得ることができる振動ジャイロを提供する。 【構成】柱状の振動体2と、該振動体2の周囲に取り付
けられるワークカバー17およびワークプレート12を
含み、回路基板16に取り付けられる振動ジャイロ1に
おいて、前記ワークカバー17および前記ワークプレー
ト12を前記回路基板16に固着したことを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は振動ジャイロに関し、特
にたとえば、回転角速度を検知することにより移動体の
位置を検出し、適切な誘導を行うナビゲーションシステ
ム、または外的振動を検知し、適切な制振を行う手振れ
防止装置などの除振システムなどに応用できる振動ジャ
イロに関する。
【0002】
【従来の技術】図3(A),(B)に示すように、従来
の振動ジャイロ50は、エリンバなどの恒弾性金属材で
形成される正三角柱状の振動体51を含む。振動体51
の3つの側面には、それぞれ圧電素子52a,52b,
52cが接着剤(図示せず)などにより固着される。
【0003】これら圧電素子52a,52b,52c
は、たとえば圧電セラミックの両面に電極を形成したも
のである。そして、圧電素子52a,52bと圧電素子
52cとの間に発振回路(図示せず)が接続される。こ
の発振回路によって、振動体51は圧電素子52c形成
面に直交する方向に屈曲振動する。この状態で、振動体
51の軸方向を中心とした回転が加わると、コリオリ力
により振動体51の振動方向が変わり、それに応じて圧
電素子52a,52bの出力電圧に差が生じる。したが
って、この出力電圧の差を測定すれば、振動ジャイロに
加わった回転角速度を検出することができる。
【0004】この振動体51のノード点付近の稜線部分
には、金属などの線材からなる支持部材53a,53b
が取り付けられる。支持部材53a,53bは、一対の
脚部55と脚部55間を連絡する連絡部56からなる断
面コ字状に形成され、脚部55は、絶縁材からなる略矩
形の支持板57a,57bに取り付けられる。これらの
支持板57a,57bは、それぞれ、緩衝材60を介し
て、金属材からなる短冊状のワークプレート61の一方
主面に固着される。
【0005】ワークプレート61には、その長手方向の
両端から下方に延びる足部材62が形成される。これら
足部材62の下端中央には、下方に突出した突出部63
が形成され、ワークプレート61を回路基板73に固着
するために用いられる。また、ワークプレート61に
は、その幅方向の両端に、それぞれ2つずつの保持片6
5が所定間隔を隔てて上方に向けて形成される。
【0006】このように構成されたワークプレート61
には、振動体51を包括するようにして、ワークカバー
66が取り付けられる。ワークカバー66は、短冊状の
主面部材67を含み、主面部材67には、その幅方向の
両端から下方に延びる側面部材70がそれぞれ形成され
る。これら側面部材70の下端中央部には、それぞれ、
外側に膨出する膨出部71が形成される。また、主面部
材67には、その長手方向の両端に、断面L字状の保護
部材72が、それぞれ形成される。そして、ワークカバ
ー66は、それらの側面部材70がワークプレート61
の保持片65の内側に嵌合され、且つ、側面部材70の
膨出部71が保持片65と保持片65の間に嵌合され
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
従来の振動ジャイロ50では、振動や衝撃を受けた場
合、ワークカバー66がワークプレート61に嵌合され
ているだけなので、ワークカバー66がずれたり、離脱
したりした。これにより、振動体51の自重の慣性力
が、支持部材53a,53bにおける振動体51との取
付部分に加わり、支持部材53a,53bの連絡部56
が塑性変形限界を越え、大きく変形し、支持が不安定と
なり、その結果、安定した振動を得ることができず、感
度的にも良好な特性を得ることができなかった。
【0008】それゆえに、この発明の主たる目的は、振
動や衝撃に対しても支持部材が変形せず、その結果、安
定した振動を得ることができ、感度的にも良好な特性を
得ることができる振動ジャイロを提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に掛かる請求項1においては、柱状の振動体
と、該振動体の周囲に取り付けられるワークカバーおよ
びワークプレートを含み、回路基板に取り付けられる振
動ジャイロにおいて、前記ワークカバーおよび前記ワー
クプレートを前記回路基板に固着したことを特徴とす
る。
【0010】本発明に掛かる請求項2においては、柱状
の振動体と、該振動体の周囲に取り付けられるワークカ
バーおよびワークプレートを含み、回路基板に取り付け
られる振動ジャイロにおいて、前記ワークカバーを前記
ワークプレートに固着するとともに、前記ワークプレー
トを前記回路基板に固着したことを特徴とする。
【0011】
【作用】上記の構成によれば、ワークカバーが回路基板
やワークプレートに強固に固着されるため、ずれたり、
離脱したりしない。
【0012】
【実施例】以下、本発明による振動ジャイロの実施例を
図面を用いて説明する。
【0013】本発明の第1実施例における振動ジャイロ
1は、図1(A),(B)に示すように、正三角柱状の
振動体2を含む。この振動体2は、エリンバ,ニッケ
ル,鉄,クロム,チタン,鉄−ニッケル合金,セラミッ
クなど、一般的に機械的な振動を生じる材料で形成され
る。振動体2の3つの側面には、それぞれ圧電素子3
a,3b,3cが接着剤(図示せず)などにより固着さ
れる。
【0014】これら圧電素子3a,3b,3cは、たと
えば圧電セラミックの両面に電極を形成したものであ
る。そして、圧電素子3a,3bと圧電素子3cとの間
に発振回路(図示せず)が接続される。この発振回路に
よって、振動体2は圧電素子3c形成面に直交する方向
に屈曲振動する。この状態で、振動体2の軸方向を中心
とした回転が加わると、コリオリ力により振動体2の振
動方向が変わり、それに応じて圧電素子3a,3bの出
力電圧に差が生じる。したがって、この出力電圧の差を
測定すれば、振動ジャイロに加わった回転角速度を検出
することができる。
【0015】この振動体2のノード点付近に取り付けら
れる支持部材5a,5bは、一対の脚部6と脚部6間を
連絡する連絡部7からなる断面コ字状に形成される。支
持部材5a,5bと振動体2との固定は、溶接または接
着剤などによって行われ、支持部材5a,5bの脚部6
の端部は、絶縁材からなる略矩形の支持板10a,10
bに取り付けられる。これらの支持板10a,10b
は、それぞれ、緩衝材11を介して、たとえば金属材か
らなる短冊状のワークプレート12の一方主面に固着さ
れる。
【0016】このワークプレート12には、その幅方向
の両端から下方に延びる足部材13が形成され、これら
足部材13の下端の両側には、下方に突出した突出部1
5が形成される。そして、ワークプレート12は、回路
基板16の一方主面側に取り付けられる。このとき、ワ
ークプレート12の突出部15が、回路基板16に設け
られた取付孔16aに挿通され、回路基板16の他方主
面側のアースパターン(図示せず)に、はんだ付けによ
って固着される。
【0017】次に、金属材からなるワークカバー17
が、既に回路基板16に取り付けられたワークプレート
12の外側に位置するように、回路基板16に取り付け
られる。この場合、ワークカバー17は、短冊状の主面
部材20を含み、その幅方向の両端から下方に延びる側
面部材21がそれぞれ形成される。それぞれの側面部材
21の下端には、下方に突起した2つの突起部22が、
所定間隔を隔てて形成される。また、主面部材20の長
手方向の両端には、断面L字状の保護部材23がそれぞ
れ形成される。そして、ワークカバー17の突起部22
が回路基板16に設けられた取付孔16bに挿通され、
回路基板16の他方主面側のアースパターン(図示せ
ず)にはんだ付けによって固着される。
【0018】つまり、ワークプレート12とワークカバ
ー17がともに、ずれたり、離脱したりすることなく、
回路基板16に固着される。
【0019】なお、上述の第1実施例では、ワークプレ
ート12およびワークカバー17をはんだ付けによって
回路基板16に固着したが、溶接、接着、あるいはワー
クプレート12に設けられた突出部15およびワークカ
バー17の突起部22を回路基板16の取付孔16a,
16bにそれぞれ挿通した後、折曲して係止するなど、
固定方法は実施例に限定されるものではない。
【0020】次に、本発明の第2実施例を、図2
(A),(B)を用いて説明する。ここで、第1実施例
と同一および同等の部分については、同一番号を付し
て、その説明を省略する。
【0021】本発明の第2実施例における振動ジャイロ
30は、たとえば金属材からなる短冊状のワークプレー
ト31を含む。ワークプレート31には、その幅方向の
両端から下方に延びる足部材32が形成され、これら足
部材32の下端の両側には、下方に突出した突出部33
が形成される。これら突出部33は、回路基板16に固
着するために用いられる。
【0022】また、ワークプレート31の一方主面に
は、長手方向の一端から他端へ延びるように、たとえ
ば、プレス成形により2本の溝35が形成される。それ
ぞれの溝35の内部には、2つの孔36が所定間隔を隔
てて形成される。
【0023】ワークプレート31の溝35,35間に
は、支持板10a,10bが、緩衝材11を介して固着
される。さらに、ワークプレート31には、ワークカバ
ー17が固着される。この場合、ワークカバー17の側
面部材21の下端がワークプレート31の溝35と嵌合
するように、取り付けられる。そして、ワークカバー1
7の突起部22を、ワークプレート31の孔36に挿通
した後、折曲して係止する。これにより、ワークカバー
17は、ワークプレート31に固着される。さらに、ワ
ークカバー17がワークプレート31に固着された状態
で、ワークプレート31の突出部33が、回路基板16
に設けられた取付孔16aに挿通され、回路基板16の
他方主面側のアースパターン(図示せず)に、はんだ付
けによって固着される。
【0024】なお、上述の第2実施例では、ワークカバ
ー17の突起部22をワークプレート31の孔36に挿
通した後、折曲して係止することにより、ワークプレー
ト31に固着したが、このような方法に限らず、溶接、
接着、はんだ付けなど、種々の方法が考えられる。ま
た、ワークプレート31をはんだ付けによって回路基板
16に固着したが、溶接、接着、あるいはワークプレー
ト31に設けられた突出部33を回路基板16の取付孔
16aに挿通した後、折曲して係止するなど、種々の方
法が考えられる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の振動ジャ
イロによれば、ワークカバーは回路基板あるいはワーク
プレートに対して強固に固着されているので、ワークカ
バーが、回路基板やワークプレートに対して、ずれた
り、離脱したりせず、振動や衝撃により振動体の自重の
慣性力が、支持部材における振動体との取付部分に加わ
割っても、支持部材の連絡部が塑性変形限界を越え、大
きく変形することを防止できる。その結果、振動体は安
定した振動を得ることができ、振動ジャイロとしては、
感度的にも良好な特性を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は、本発明の振動ジャイロの第1実施例
を示す分解斜視図であり、(B)はその概略正面図であ
る。
【図2】(A)は、本発明の振動ジャイロの第2実施例
を示す分解斜視図であり、(B)はその概略正面図であ
る。
【図3】(A)は、従来の振動ジャイロの一例を示す分
解斜視図であり、(B)はその概略正面図である。
【符号の説明】
1、30 振動ジャイロ 2 振動体 12、31 ワークプレート 16 回路基板 17 ワークカバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上林 嗣治 京都府長岡京市天神二丁目26番10号 株式 会社村田製作所内 (72)発明者 森川 厚司 京都府長岡京市天神二丁目26番10号 株式 会社村田製作所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】柱状の振動体と、該振動体の周囲に取り付
    けられるワークカバーおよびワークプレートを含み、回
    路基板に取り付けられる振動ジャイロにおいて、 前記ワークカバーおよび前記ワークプレートを前記回路
    基板に固着したことを特徴とする振動ジャイロ。
  2. 【請求項2】柱状の振動体と、該振動体の周囲に取り付
    けられるワークカバーおよびワークプレートを含み、回
    路基板に取り付けられる振動ジャイロにおいて、 前記ワークカバーを前記ワークプレートに固着するとと
    もに、前記ワークプレートを前記回路基板に固着したこ
    とを特徴とする振動ジャイロ。
JP5321843A 1993-12-21 1993-12-21 振動ジャイロ Pending JPH07174567A (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5321843A JPH07174567A (ja) 1993-12-21 1993-12-21 振動ジャイロ
DE69423014T DE69423014T2 (de) 1993-12-21 1994-12-21 Vibrationskreisel
EP97112063A EP0807802B1 (en) 1993-12-21 1994-12-21 Vibrating gyroscope
EP94120318A EP0660081B1 (en) 1993-12-21 1994-12-21 Vibrating gyroscope
DE69416654T DE69416654T2 (de) 1993-12-21 1994-12-21 Vibrationskreisel
US08/699,693 US5668316A (en) 1993-12-21 1996-08-15 Vibrating gyroscope

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5321843A JPH07174567A (ja) 1993-12-21 1993-12-21 振動ジャイロ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07174567A true JPH07174567A (ja) 1995-07-14

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ID=18137051

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5321843A Pending JPH07174567A (ja) 1993-12-21 1993-12-21 振動ジャイロ

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JP (1) JPH07174567A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6278139B1 (en) 1998-02-13 2001-08-21 The Furukawa Electric Co., Ltd. Semiconductor light-emitting diode

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6278139B1 (en) 1998-02-13 2001-08-21 The Furukawa Electric Co., Ltd. Semiconductor light-emitting diode

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