JPH07174019A - 金属触媒コンバータ - Google Patents
金属触媒コンバータInfo
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- JPH07174019A JPH07174019A JP5319703A JP31970393A JPH07174019A JP H07174019 A JPH07174019 A JP H07174019A JP 5319703 A JP5319703 A JP 5319703A JP 31970393 A JP31970393 A JP 31970393A JP H07174019 A JPH07174019 A JP H07174019A
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- metal catalyst
- outer cylinder
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Links
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Landscapes
- Exhaust Gas After Treatment (AREA)
- Exhaust Gas Treatment By Means Of Catalyst (AREA)
- Catalysts (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、自動車,産業用車両等に、排気ガ
スを浄化するために搭載される金属触媒コンバータに関
し、金属触媒担体の外周に発生する熱応力を従来より大
幅に低減することを目的とする。 【構成】 外筒31内に、波板15と平板17とを巻回
あるいは積層してなる金属触媒担体45を収容してなる
金属触媒コンバータにおいて、前記金属触媒担体45の
一側の外周と前記外筒31との間に、U字状の断面を有
する環状弾性体47を配置して構成する。
スを浄化するために搭載される金属触媒コンバータに関
し、金属触媒担体の外周に発生する熱応力を従来より大
幅に低減することを目的とする。 【構成】 外筒31内に、波板15と平板17とを巻回
あるいは積層してなる金属触媒担体45を収容してなる
金属触媒コンバータにおいて、前記金属触媒担体45の
一側の外周と前記外筒31との間に、U字状の断面を有
する環状弾性体47を配置して構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車,産業用車両等
に、排気ガスを浄化するために搭載される金属触媒コン
バータに関する。
に、排気ガスを浄化するために搭載される金属触媒コン
バータに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動車の排気系には、排気ガス
を浄化するため、例えば、特公昭57−55886号公
報等に開示されるような金属触媒担体を備えた金属触媒
コンバータが配置されている。
を浄化するため、例えば、特公昭57−55886号公
報等に開示されるような金属触媒担体を備えた金属触媒
コンバータが配置されている。
【0003】図3は、この種の金属触媒コンバータを示
すもので、図において符号11は、外筒を示している。
この外筒11内には、金属触媒担体13が収容されてい
る。
すもので、図において符号11は、外筒を示している。
この外筒11内には、金属触媒担体13が収容されてい
る。
【0004】金属触媒担体13は、図4に示すように、
金属製の波板15と平板17とを交互に重ね、これ等を
円形形状に多重に巻回して形成されている。金属触媒担
体13の波板15と平板17とは、ろう付け、あるいは
拡散接合により相互に固着されており、また、金属触媒
担体13の外周は、外筒11の内周にろう付け、あるい
は拡散接合により固着されている。
金属製の波板15と平板17とを交互に重ね、これ等を
円形形状に多重に巻回して形成されている。金属触媒担
体13の波板15と平板17とは、ろう付け、あるいは
拡散接合により相互に固着されており、また、金属触媒
担体13の外周は、外筒11の内周にろう付け、あるい
は拡散接合により固着されている。
【0005】そして、外筒11の前後には、排気ガス流
入側ディフューザ19および排気ガス流出側ディフュー
ザ21が溶接Wにより固定されている。また、排気ガス
流入側ディフューザ19および排気ガス流出側ディフュ
ーザ21には、フランジ23が溶接により固定されてい
る。
入側ディフューザ19および排気ガス流出側ディフュー
ザ21が溶接Wにより固定されている。また、排気ガス
流入側ディフューザ19および排気ガス流出側ディフュ
ーザ21には、フランジ23が溶接により固定されてい
る。
【0006】上述した金属触媒コンバータでは、図示し
ない排気管から排気ガス流入側ディフューザ19に流入
した排気ガスは、金属触媒担体13を通過する間に浄化
され、排気ガス流出側ディフューザ21を通って流出
し、この後、例えば、消音器等に導かれ、消音された
後、外部に排出される。
ない排気管から排気ガス流入側ディフューザ19に流入
した排気ガスは、金属触媒担体13を通過する間に浄化
され、排気ガス流出側ディフューザ21を通って流出
し、この後、例えば、消音器等に導かれ、消音された
後、外部に排出される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
金属触媒コンバータでは、金属触媒担体13の外周を、
全面にわたって、外筒11の内周にろう付け、あるいは
拡散接合により固着しているため、外筒11と金属触媒
担体13との温度差に起因して金属触媒担体13の外周
に多大な熱応力が作用し、金属触媒担体13が破損する
虞れがあった。
金属触媒コンバータでは、金属触媒担体13の外周を、
全面にわたって、外筒11の内周にろう付け、あるいは
拡散接合により固着しているため、外筒11と金属触媒
担体13との温度差に起因して金属触媒担体13の外周
に多大な熱応力が作用し、金属触媒担体13が破損する
虞れがあった。
【0008】すなわち、一般に、外筒11は大気に接し
ているため温度の上昇が比較的小さく、一方、金属触媒
担体13内には、高温の排気ガスが流通されるため温度
の上昇が非常に大きく、この結果、外筒11と金属触媒
担体13との間に比較的大きな温度差が生じ、金属触媒
担体13の外周に多大な熱応力が作用するが、従来の金
属触媒コンバータでは、金属触媒担体13の外周を、全
面にわたって、外筒11の内周にろう付け、あるいは拡
散接合により固着しているため、金属触媒担体13の軸
長方向への変形により熱応力を吸収することができず、
熱応力により金属触媒担体13が破損する虞れがあっ
た。
ているため温度の上昇が比較的小さく、一方、金属触媒
担体13内には、高温の排気ガスが流通されるため温度
の上昇が非常に大きく、この結果、外筒11と金属触媒
担体13との間に比較的大きな温度差が生じ、金属触媒
担体13の外周に多大な熱応力が作用するが、従来の金
属触媒コンバータでは、金属触媒担体13の外周を、全
面にわたって、外筒11の内周にろう付け、あるいは拡
散接合により固着しているため、金属触媒担体13の軸
長方向への変形により熱応力を吸収することができず、
熱応力により金属触媒担体13が破損する虞れがあっ
た。
【0009】本発明は、かかる従来の問題を解決するた
めになされたもので、金属触媒担体の外周に発生する熱
応力を従来より大幅に低減することができる金属触媒コ
ンバータを提供することを目的とする。
めになされたもので、金属触媒担体の外周に発生する熱
応力を従来より大幅に低減することができる金属触媒コ
ンバータを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係わる金属触媒
コンバータは、外筒内に、波板と平板とを巻回あるいは
積層してなる金属触媒担体を収容してなる金属触媒コン
バータにおいて、前記金属触媒担体の一側の外周と前記
外筒との間に、U字状の断面を有する環状弾性体を配置
してなるものである。
コンバータは、外筒内に、波板と平板とを巻回あるいは
積層してなる金属触媒担体を収容してなる金属触媒コン
バータにおいて、前記金属触媒担体の一側の外周と前記
外筒との間に、U字状の断面を有する環状弾性体を配置
してなるものである。
【0011】
【作用】本発明の金属触媒コンバータでは、金属触媒担
体の一側の外周のみが、環状弾性体を介して外筒の内周
に固定されるため、外筒により金属触媒担体の全体が拘
束されることがなくなり、外筒内において、金属触媒担
体が軸長方向に自由に変形することが可能になる。
体の一側の外周のみが、環状弾性体を介して外筒の内周
に固定されるため、外筒により金属触媒担体の全体が拘
束されることがなくなり、外筒内において、金属触媒担
体が軸長方向に自由に変形することが可能になる。
【0012】また、金属触媒担体が、環状弾性体を介し
て外筒の内周に固定されるため、環状弾性体の弾性作用
により、金属触媒担体に加わる衝撃力が緩和される。
て外筒の内周に固定されるため、環状弾性体の弾性作用
により、金属触媒担体に加わる衝撃力が緩和される。
【0013】
【実施例】以下、本発明の詳細を図面に示す実施例につ
いて説明する。図1は、本発明の金属触媒コンバータの
一実施例を示しており、図において、符号31は、金属
からなる円筒状の外筒を示している。
いて説明する。図1は、本発明の金属触媒コンバータの
一実施例を示しており、図において、符号31は、金属
からなる円筒状の外筒を示している。
【0014】この外筒31の前側には、排気ガス流入口
33が形成される排気ガス流入側ディフューザ35が溶
接Wにより固着され、排気ガス流入口33の外側にフラ
ンジ部材37が固定されている。
33が形成される排気ガス流入側ディフューザ35が溶
接Wにより固着され、排気ガス流入口33の外側にフラ
ンジ部材37が固定されている。
【0015】また、外筒31の後側には、排気ガス流出
口39が形成される排気ガス流出側ディフューザ41が
溶接Wにより固着され、排気ガス流出口39の外側にフ
ランジ部材43が固定されている。
口39が形成される排気ガス流出側ディフューザ41が
溶接Wにより固着され、排気ガス流出口39の外側にフ
ランジ部材43が固定されている。
【0016】そして、外筒31内には、図4に示したよ
うに波板15と平板17とを重ねて巻回してなる金属触
媒担体45が収容されている。しかして、この実施例で
は、金属触媒担体45の外周の排気ガスの流出側と外筒
31との間に、U字状の断面を有する環状弾性体47が
配置されている。
うに波板15と平板17とを重ねて巻回してなる金属触
媒担体45が収容されている。しかして、この実施例で
は、金属触媒担体45の外周の排気ガスの流出側と外筒
31との間に、U字状の断面を有する環状弾性体47が
配置されている。
【0017】この環状弾性体47は、例えば、ステンレ
ス等の金属により形成されており、内筒部47aと外筒
部47bとの間に間隙Mが形成されている。また、外筒
31の内周と金属触媒担体45の外周との間には、例え
ば、1〜2mm程度の間隙Lが形成され、この間隙Lが空
気断熱層とされている。
ス等の金属により形成されており、内筒部47aと外筒
部47bとの間に間隙Mが形成されている。また、外筒
31の内周と金属触媒担体45の外周との間には、例え
ば、1〜2mm程度の間隙Lが形成され、この間隙Lが空
気断熱層とされている。
【0018】上述した金属触媒コンバータでは、金属触
媒担体45と外筒31との結合は、以下述べるようにし
て行われる。先ず、図2の(a)に示すように、波板と
平板とを重ねて巻回してなる金属触媒担体45の一側の
外周に、ろう箔材49が巻回され、また、(b)に示す
ように、環状弾性体47の外筒部47bの外周に、ろう
箔材51が巻回される。
媒担体45と外筒31との結合は、以下述べるようにし
て行われる。先ず、図2の(a)に示すように、波板と
平板とを重ねて巻回してなる金属触媒担体45の一側の
外周に、ろう箔材49が巻回され、また、(b)に示す
ように、環状弾性体47の外筒部47bの外周に、ろう
箔材51が巻回される。
【0019】この後、(c)に示すように、圧入治具の
台座53の凸部55に外筒31の一端開口が嵌挿固定さ
れ、外筒31の中心に金属触媒担体45が、ろう箔材4
9側が上になるようにして収容される。
台座53の凸部55に外筒31の一端開口が嵌挿固定さ
れ、外筒31の中心に金属触媒担体45が、ろう箔材4
9側が上になるようにして収容される。
【0020】この後、(d)に示すように、外筒31と
金属触媒担体45との間隙に、ろう箔材51が外周に巻
回された環状弾性体47が、開口部が上になるようにし
て圧入される。
金属触媒担体45との間隙に、ろう箔材51が外周に巻
回された環状弾性体47が、開口部が上になるようにし
て圧入される。
【0021】この環状弾性体47の圧入により、金属触
媒担体45のろう箔材49の巻回部が、例えば、3%程
度縮径し、(e)に示すような状態にされる。この後、
この状態で、熱処理を行なうことにより、金属触媒担体
45における環状弾性体47の圧入部において波板と平
板とが拡散接合され、同時に、ろう箔材49の巻回部に
おいて、金属触媒担体45と環状弾性体47の内周とが
ろう付けされ、ろう箔材51の巻回部において、環状弾
性体47の外周と外筒31の内周とがろう付けされる。
媒担体45のろう箔材49の巻回部が、例えば、3%程
度縮径し、(e)に示すような状態にされる。この後、
この状態で、熱処理を行なうことにより、金属触媒担体
45における環状弾性体47の圧入部において波板と平
板とが拡散接合され、同時に、ろう箔材49の巻回部に
おいて、金属触媒担体45と環状弾性体47の内周とが
ろう付けされ、ろう箔材51の巻回部において、環状弾
性体47の外周と外筒31の内周とがろう付けされる。
【0022】しかして、以上のように構成された金属触
媒コンバータでは、金属触媒担体45の外周の一側のみ
が、環状弾性体47を介して外筒31の内周に固定され
るため、外筒31により金属触媒担体45の全体が拘束
されることがなくなり、外筒31内において、金属触媒
担体45が軸長方向に自由に変形することが可能にな
り、この結果、金属触媒担体45の外周に発生する熱応
力を従来より大幅に低減することができ、熱応力により
金属触媒担体45が破損する虞れを解消することができ
る。
媒コンバータでは、金属触媒担体45の外周の一側のみ
が、環状弾性体47を介して外筒31の内周に固定され
るため、外筒31により金属触媒担体45の全体が拘束
されることがなくなり、外筒31内において、金属触媒
担体45が軸長方向に自由に変形することが可能にな
り、この結果、金属触媒担体45の外周に発生する熱応
力を従来より大幅に低減することができ、熱応力により
金属触媒担体45が破損する虞れを解消することができ
る。
【0023】また、金属触媒担体45が、環状弾性体4
7を介して外筒31の内周に固定されるため、環状弾性
体47の弾性作用により、金属触媒担体45に加わる衝
撃力が緩和され、これにより金属触媒担体45の耐久性
を向上することができる。
7を介して外筒31の内周に固定されるため、環状弾性
体47の弾性作用により、金属触媒担体45に加わる衝
撃力が緩和され、これにより金属触媒担体45の耐久性
を向上することができる。
【0024】さらに、上述した金属触媒コンバータで
は、外筒31と金属触媒担体45との間に間隙Lが形成
され、また、環状弾性体47の内筒部47aと外筒部4
7bとの間に間隙Mが形成されるため、これ等の間隙
L,Mが空気断熱層となり、金属触媒担体45の熱が外
筒31を介して大気中に逃げにくくなり、コールドスタ
ート時に金属触媒担体45を比較的早く暖めることが可
能になり、コールドスタート時における浄化性能を向上
することが可能になる。
は、外筒31と金属触媒担体45との間に間隙Lが形成
され、また、環状弾性体47の内筒部47aと外筒部4
7bとの間に間隙Mが形成されるため、これ等の間隙
L,Mが空気断熱層となり、金属触媒担体45の熱が外
筒31を介して大気中に逃げにくくなり、コールドスタ
ート時に金属触媒担体45を比較的早く暖めることが可
能になり、コールドスタート時における浄化性能を向上
することが可能になる。
【0025】そして、間隙L,Mにより空気断熱層が形
成されるため、外筒31の温度上昇が従来より少なくな
り、金属触媒コンバータの外側に配置される周辺機器へ
の熱的悪影響を低減することができる。
成されるため、外筒31の温度上昇が従来より少なくな
り、金属触媒コンバータの外側に配置される周辺機器へ
の熱的悪影響を低減することができる。
【0026】さらに、上述した金属触媒コンバータで
は、金属触媒担体45の一側のみが環状弾性体47によ
り片持ち支持されるため、従来のように金属触媒担体4
5に曲げ応力が作用することがなくなり、曲げ応力によ
り金属触媒担体45が破損する虞れを解消することがで
きる。
は、金属触媒担体45の一側のみが環状弾性体47によ
り片持ち支持されるため、従来のように金属触媒担体4
5に曲げ応力が作用することがなくなり、曲げ応力によ
り金属触媒担体45が破損する虞れを解消することがで
きる。
【0027】また、上述した金属触媒コンバータでは、
外筒31と金属触媒担体45との間に、環状弾性体47
を圧入し、金属触媒担体45の環状弾性体47の圧入部
を、例えば、3%程度縮径し、波板と平板とを充分に圧
接した状態で、拡散接合が行われるため、金属触媒担体
45の波板と平板とを確実に拡散接合することが可能に
なる。
外筒31と金属触媒担体45との間に、環状弾性体47
を圧入し、金属触媒担体45の環状弾性体47の圧入部
を、例えば、3%程度縮径し、波板と平板とを充分に圧
接した状態で、拡散接合が行われるため、金属触媒担体
45の波板と平板とを確実に拡散接合することが可能に
なる。
【0028】なお、以上述べた実施例では、波板と平板
とを重ねて巻回した金属触媒担体45に本発明を適用し
た例について述べたが、本発明は、かかる実施例に限定
されるものではなく、例えば、波板と平板とを単に積層
した金属触媒担体にも適用できることは勿論である。
とを重ねて巻回した金属触媒担体45に本発明を適用し
た例について述べたが、本発明は、かかる実施例に限定
されるものではなく、例えば、波板と平板とを単に積層
した金属触媒担体にも適用できることは勿論である。
【0029】また、以上述べた実施例では、外筒31と
金属触媒担体45との間に間隙Lを形成した例について
述べたが、本発明は、かかる実施例に限定されるもので
はなく、必ずしも間隙Lを形成する必要がないことは勿
論である。
金属触媒担体45との間に間隙Lを形成した例について
述べたが、本発明は、かかる実施例に限定されるもので
はなく、必ずしも間隙Lを形成する必要がないことは勿
論である。
【0030】さらに、以上述べた実施例では、波板と平
板とを拡散接合した例について述べたが、本発明は、か
かる実施例に限定されるものではなく、例えばろう付け
により接合しても良い。
板とを拡散接合した例について述べたが、本発明は、か
かる実施例に限定されるものではなく、例えばろう付け
により接合しても良い。
【0031】また、以上述べた実施例では、断面円形形
状の金属触媒担体45に本発明を適用した例について述
べたが、本発明は、かかる実施例に限定されるものでは
なく、例えば、断面楕円形状等の金属触媒担体にも適用
できることは勿論である。
状の金属触媒担体45に本発明を適用した例について述
べたが、本発明は、かかる実施例に限定されるものでは
なく、例えば、断面楕円形状等の金属触媒担体にも適用
できることは勿論である。
【0032】さらに、以上述べた実施例では、平板を完
全に平面状に形成した例について述べたが、本発明は、
かかる実施例に限定されるものではなく、例えば、平板
に小波を形成しても良いことは勿論である。
全に平面状に形成した例について述べたが、本発明は、
かかる実施例に限定されるものではなく、例えば、平板
に小波を形成しても良いことは勿論である。
【0033】また、以上述べた実施例では、環状弾性体
47をろう付けにより外筒31と金属触媒担体45に接
合した例について述べたが、本発明は、かかる実施例に
限定されるものではなく、例えば、拡散接合,溶接等に
より接合しても良いことは勿論である。
47をろう付けにより外筒31と金属触媒担体45に接
合した例について述べたが、本発明は、かかる実施例に
限定されるものではなく、例えば、拡散接合,溶接等に
より接合しても良いことは勿論である。
【0034】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の金属触媒コ
ンバータでは、金属触媒担体の一側の外周のみが、環状
弾性体を介して外筒の内周に固定されるため、外筒によ
り金属触媒担体の全体が拘束されることがなくなり、外
筒内において、金属触媒担体が軸長方向に自由に変形す
ることが可能になり、この結果、金属触媒担体の外周に
発生する熱応力を従来より大幅に低減することができ、
熱応力により金属触媒担体が破損する虞れを解消するこ
とができる。
ンバータでは、金属触媒担体の一側の外周のみが、環状
弾性体を介して外筒の内周に固定されるため、外筒によ
り金属触媒担体の全体が拘束されることがなくなり、外
筒内において、金属触媒担体が軸長方向に自由に変形す
ることが可能になり、この結果、金属触媒担体の外周に
発生する熱応力を従来より大幅に低減することができ、
熱応力により金属触媒担体が破損する虞れを解消するこ
とができる。
【0035】また、金属触媒担体が、環状弾性体を介し
て外筒の内周に固定されるため、環状弾性体の弾性作用
により、金属触媒担体に加わる衝撃力が緩和され、これ
により金属触媒担体の耐久性を向上することができると
いう利点がある。
て外筒の内周に固定されるため、環状弾性体の弾性作用
により、金属触媒担体に加わる衝撃力が緩和され、これ
により金属触媒担体の耐久性を向上することができると
いう利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の金属触媒コンバータの一実施例を示す
縦断面図である。
縦断面図である。
【図2】図1の外筒と金属触媒担体との結合方法を示す
説明図である。
説明図である。
【図3】従来の金属触媒コンバータの一例を示す縦断面
図である。
図である。
【図4】波板と平板とを巻回している状態を示す斜視図
である。
である。
15 波板 17 平板 31 外筒 45 金属触媒担体 47 環状弾性体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B01J 35/04 321 A
Claims (1)
- 【請求項1】 外筒(31)内に、波板(15)と平板
(17)とを巻回あるいは積層してなる金属触媒担体
(45)を収容してなる金属触媒コンバータにおいて、 前記金属触媒担体(45)の一側の外周と前記外筒(3
1)との間に、U字状の断面を有する環状弾性体(4
7)を配置してなることを特徴とする金属触媒コンバー
タ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5319703A JPH07174019A (ja) | 1993-12-20 | 1993-12-20 | 金属触媒コンバータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5319703A JPH07174019A (ja) | 1993-12-20 | 1993-12-20 | 金属触媒コンバータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07174019A true JPH07174019A (ja) | 1995-07-11 |
Family
ID=18113242
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5319703A Pending JPH07174019A (ja) | 1993-12-20 | 1993-12-20 | 金属触媒コンバータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07174019A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002517670A (ja) * | 1998-06-05 | 2002-06-18 | エミテック ゲゼルシヤフト フユア エミツシオンス テクノロギー ミツト ベシユレンクテル ハフツング | ハニカム体装置 |
JP2011099428A (ja) * | 2009-10-06 | 2011-05-19 | Panasonic Corp | 排気ガス浄化装置 |
CN106351713A (zh) * | 2016-10-14 | 2017-01-25 | 上海天纳克排气系统有限公司 | 消声器 |
-
1993
- 1993-12-20 JP JP5319703A patent/JPH07174019A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002517670A (ja) * | 1998-06-05 | 2002-06-18 | エミテック ゲゼルシヤフト フユア エミツシオンス テクノロギー ミツト ベシユレンクテル ハフツング | ハニカム体装置 |
JP2011099428A (ja) * | 2009-10-06 | 2011-05-19 | Panasonic Corp | 排気ガス浄化装置 |
CN106351713A (zh) * | 2016-10-14 | 2017-01-25 | 上海天纳克排气系统有限公司 | 消声器 |
CN106351713B (zh) * | 2016-10-14 | 2019-05-03 | 上海天纳克排气系统有限公司 | 消声器 |
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