JPH07173853A - モータグレーダの操作装置 - Google Patents

モータグレーダの操作装置

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JPH07173853A
JPH07173853A JP31936093A JP31936093A JPH07173853A JP H07173853 A JPH07173853 A JP H07173853A JP 31936093 A JP31936093 A JP 31936093A JP 31936093 A JP31936093 A JP 31936093A JP H07173853 A JPH07173853 A JP H07173853A
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cylinder
lever
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正昭 坂本
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常夫 金子
Masaaki Nishimura
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  • Operation Control Of Excavators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数の操作レバーと単独操作レバーでブレー
ドの各種の駆動、スカリファイヤの上下動、前輪リーニ
ング等ができるようにする。 【構成】 ブレード等の操作用の複数のアクチュエータ
作動信号を出力する第1操作レバー22と第2操作レバ
ー23と単独のアクチュエータ作動信号を出力する単独
操作レバー26,27,28,29とこれらの操作レバ
ーに接続されたコントローラ36を備え、第1操作レバ
ー22を前、後、左右、斜め等に操作した時には左右昇
降シリンダ3,4及び横送りシリンダ5用の比例電磁弁
30−1,30−2,30−3がを切換えられ、第2操
作レバー23を前後左右等に操作した時には旋回油圧モ
ータ7及びシフトシリンダ10用の比例電磁弁30−
8,30−4が切換えられ、単独操作レバー26,2
7,28,29を操作した時にはスカリファイヤ用シリ
ンダ34、横送りシリンダ5、ステアリング用シリンダ
32及びリーニング用シリンダ33の比例電磁弁30−
7,30−3,30−5,30−6がを切換えられるよ
うにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、モータグレーダの作業
機、車輪等を操作する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】モータグレーダは例えば図1に示すもの
が知られている。すなわち、車体1の前端部にドローバ
2を揺動自在に支承し、このドローバ2と車体1とに亘
って左右昇降シリンダ3,4及び横送りシリンダ5を連
結し、このドローバ2に旋回サークル6を旋回油圧モー
タ7で旋回自在に設け、この旋回サークル6のブラケッ
ト8にブレード9をシフトシリンダ10で左右移動自在
に設けてあると共に、前輪11を図示しないリーニング
シリンダで左右に傾倒(リーニング)できるようにして
ある。なお、モータグレーダとしては車体前端部にスカ
リファイヤをスカリファイヤ用シリンダで上下動自在に
設けたものや、車体をステアリングシリンダで折曲可能
としたものが知られている。
【0003】前述の複数のシリンダ、旋回油圧モータを
動作制御するには油圧ポンプの吐出圧油を方向制御弁に
よって各シリンダ、旋回用油圧モータにそれぞれ供給す
ることになるから、モータグレーダの作業機操作装置は
図2に示すようにハンドル13の左右両側に複数の操作
レバー12を並設し、この各操作レバー12を方向制御
弁にリンク機構でそれぞれ連結した構造としてある。例
えば、ハンドル11の右側に右ブレードリフト操作レバ
ー12a、リーニング操作レバー12b、ブレードシフ
ト操作レバー12cを並設し、ハンドル11の左側にド
ローバシフト操作レバー12d、ステアリング操作レバ
ー12e、旋回サークル操作レバー12f、スカリファ
イヤ操作レバー12g、左ブレードリフト操作レバー1
2hを並設している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】かかる操作装置である
と、複数の操作レバー12と複数の方向制御弁をリンク
機構で連結しているから構造が複雑となり、しかも複数
の操作レバー12から作業機の動作に対応した操作レバ
ー12を選択して操作することになるので、その操作が
大変面倒となるばかりか、ハンドル13の左右両側に複
数の操作レバーが並設しているから前方視界が悪くなっ
たりする。例えば、ブレード9を昇降又はチルトする時
には左右ブレードリフト操作レバー12a,12hを操
作し、ブレード9を左右に移動する時にはブレードシフ
ト操作レバー12cを操作し、旋回サークルを旋回する
時には旋回サークル操作レバー12fを操作することに
なる。
【0005】本発明は前述の課題を解決できるようにし
たモータグレーダの操作装置を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】複数の信号を出力する少
なくとも1つ以上の操作レバーと、この操作レバーの信
号によって複数のアクチュエータ作動信号を出力するコ
ントローラと、1つのアクチュエータを作動する少なく
とも1つ以上の単独操作レバーを備えたモータグレーダ
の操作装置。
【0007】
【作 用】アクチュエータの数よりも少ない操作レバ
ーによって全てのアクチュエータを作動できるから、構
造簡単で操作が容易となるし、運転室20内の設置スペ
ースが小さくなって前方視界性を向上できる。
【0008】
【実 施 例】図3に示すように、運転室20の座席2
1の左右には第1操作レバー22と第2操作レバー23
が設けてあり、座席21の前方にハンドル24が設けて
ある。前記ハンドル24は支持部材25に取付けてあ
り、その支持部材25に第1単独操作レバー26と第2
単独操作レバー27と第3単独操作レバー28と第4単
独操作レバー29が取付けてある。前記第1・第2操作
レバー22,23は前後方向及び左右方向並びに斜め前
後左右方向に傾倒操作可能となり、その操作ストローク
に比例した電気信号を出力する。つまり、第1・第2操
作レバー22,23を操作するとポテンションメータが
回動されてその操作方向に応じ、かつ操作ストロークに
比例した電気信号を出力する。前記第1・第2・第3・
第4単独操作レバー26,27,28,29は中立位置
から正方向、逆方向、例えば上下方向に操作されてその
操作方向に応じ、かつ操作ストロークに比例した電気信
号を出力する。なお、第1・第2・第3・第4単独操作
レバー26,27,28,29は従来と同様にリンク機
構を介して方向制御弁にそれぞれ連結しても良い。
【0009】前記第1・第2操作レバー22,23の出
力信号と第1・第2・第3・第4単独操作レバー26,
27,28,29の出力信号は図4に示すようにコント
ローラ36に入力され、このコントローラ36は入力さ
れた信号に基づいて各シリンダ、旋回油圧モータ等のア
クチュエータに圧油を供給する方向制御弁、例えば比例
電磁弁30のソレノイドに電気信号を出力すると共に、
表示パネル37に信号を送って作動状況等を表示する。
【0010】図5は油圧回路図であり、前記比例電磁弁
30は左昇降シリンダ3に圧油を供給する第1比例電磁
弁30−1、右昇降シリンダ4に圧油を供給する第2比
例電磁弁30−2、横送りシリンダ5に圧油を供給する
第3比例電磁弁30−3、シフトシリンダ10に圧油を
供給する第4比例電磁弁30−4、前部車体と後部を屈
曲するステアリングシリンダ32に圧油を供給する第5
比例電磁弁30−5、リーニングシリンダ33に圧油を
供給する第6比例電磁弁30−6、スカリファイヤ用シ
リンダ34に圧油を供給する第7比例電磁弁30−7、
旋回油圧モータ7に圧油を供給する第8比例電磁弁30
−8を備え、第1〜第8比例電磁弁30−1〜30−8
にコントローラ36より通電信号を送って切換えること
で油圧ポンプ35の吐出圧油を各シリンダ、旋回油圧モ
ータ7に供給する。なお、前記第1〜第8比例電磁弁3
0−1〜30−8は通電量に比例したストロークだけ切
換えられて開口面積(供給流量)が通電量に比例するよ
うにしてある。図5においては図が錯綜するのを防止す
るため、第1の比例電磁弁30−1を除いた比例電磁弁
30−2〜30−8の各ソレノイドとコントローラ36
とを接続する線は省略してある。
【0011】前記第1操作レバー22と第2操作レバー
23は図6に示すように前・後・左・右・右前・右後・
左前・左後に操作され、その操作ストロークに比例した
電気信号を図7に示すように出力する。この第1・第2
操作レバー22,23の出力した電気信号はコントロー
ラ36に送られて操作パターンを判定して出力信号の組
合せを選択する。例えば第1操作レバー22にあっては
下記表1に示すようになる。
【0012】
【表1】
【0013】前記表1において(+)の符号の場合には
電磁切換弁がシリンダを縮小作動する位置に切換り、
(−)の符号の場合には電磁切換弁がシリンダを伸長作
動する位置に切換るし、出力電気信号はレバーストロー
クにより0から1まで連続的に変化する。
【0014】前記表1に示す操作パターンの時のブレー
ドの作動を説明する。図8の(a)に示すように、左右
昇降シリンダ3,4を伸長するとブレード9が下降し、
縮小すると上昇し、横送り用シリンダ5を伸長するとブ
レード9は右側に移動し、縮小すると左側に移動し、シ
フトシリンダ10を伸長するとブレード9は左側にシフ
トし、縮少すると右側にシフトする。ブレード下げの時
には左右昇降シリンダ3,4が同一ストロークが伸長す
ると共に、横送りシリンダ5が伸長するからブレード9
は図8(b)のように真直ぐ下降する。つまり、横送り
シリンダ5の長さが一定であるとブレード9が水平方向
に移動するので、横送りシリンダ5の長さを調節してブ
レード9が真直ぐに下降するようにする。ブレード右下
げの時には左昇降シリンダ3が伸長し、右昇降シリンダ
4がそのストロークの略倍だけ伸長すると共に、横送り
シリンダ5が伸長するからブレード9は図8(c)のよ
うにブレード左下部9aの位置が変化せずに右下りとな
る。つまり、横送りシリンダ5の長さを調節してブレー
ド9を水平に対して傾斜させることでブレード9の左下
部9aの位置が変化しないようにする。ブレード右上の
場合には左昇降シリンダ3が縮小し、右昇降シリンダ4
はそのストロークの略倍だけ縮小すると共に、横送りシ
リンダ5が縮小してブレード9は図8(d)のように右
上りとなる。この時も前述と同様にブレード9の左下部
9aの位置が変化しない。ブレード左上げの場合には左
昇降シリンダ3が縮小し、右昇降シリンダ4がその1/
2ストロークだけ縮小してブレード9は図8(e)に示
すように左上がりとなり、ブレード9の右下部9bの位
置は変化しない。ブレード左下げの場合には左昇降シリ
ンダ3が伸長し、右昇降シリンダ4がその1/2ストロ
ークだけ伸長してブレード9は図8(f)に示すように
左下りとなる。
【0015】前記第2操作レバー23の出力信号はコン
トローラ36に入力されて操作パターンを判定して出力
信号の組合せを選択する。例えば下記表2に示すように
なる。
【0016】
【表2】
【0017】前記表2の時のブレード9の作動を説明す
る。ブレード左旋回の時には旋回油圧モータ7が駆動し
て図9(a)に示すように旋回サークル6とともにブレ
ード9が矢印a方向に旋回する。ブレード右端一定左旋
回の時には旋回油圧モータ7が駆動して旋回サークル6
が左旋回すると同時にシフトシリンダ10が縮小して旋
回サークル6に対してブレード9が右方に移動するの
で、図9(b)に示すようにブレード9の右端9cの位
置が一定となる。つまり、図9(a)のようにブレード
9を左旋回するとその旋回角θとブレード長さよりブレ
ード9右端9cが左方にずれるので、シフトシリンダ1
0でブレード9を右方に移動して右端9cの位置を同一
とする。ブレード右シフトの場合にはシフトシリンダ1
0が縮小してブレード9が右方に移動する。ブレード右
端一定右旋回の場合には旋回油圧モータ7が前述と逆方
向に移動すると共に、シフトシリンダ10が縮小してブ
レード9は右旋回と同時に右方に移動してブレード9の
右端が一定となる。ブレード右旋回の場合には旋回モー
タ7が前述と逆方向に駆動してブレード9が図9(a)
の矢印b方向に旋回する。ブレード左端一定右旋回の場
合には旋回油圧モータ7が駆動すると同時にシフトシリ
ンダ10が伸長してブレード9は図9(c)に示すよう
に右旋回すると同時に左方に移動してブレード左端9d
の位置が同一となる。ブレード左シフトの場合にはシフ
トシリンダ10が伸長してブレード9が左方に移動す
る。ブレード左端一定左旋回の場合には旋回油圧モータ
7が駆動すると同時にシフトシリンダ10が伸長してブ
レード9が左方に移動してブレード9dの位置が同一と
なる。
【0018】前記第1単独操作レバー26を操作した時
には第5比例電磁弁30−5に信号が出力されて車体が
左右に屈曲し、第2単独操作レバー27を操作した時に
は第6比例電磁弁30−6に信号が出力されて前輪が左
右にリーニングし、第3単独操作レバー28を操作した
時には第3比例電磁弁30−3に信号が出力されてドロ
ーバが左右にシフトし、第4単独操作レバー29を操作
した時には第7比例電磁弁30−7に信号が出力されて
スカリファイヤが上下する。なお、この第1〜第4単独
操作レバー26〜29の操作により作動するアクチュエ
ータは前述のものに限ることはなく、第1・第2左右操
作レバー22,23の操作により作動するアクチュエー
タとともに任意に設定することが可能である。
【0019】次に第1・第2操作レバー22,23の取
付け構造の他の例を説明する。前記第1・第2操作レバ
ー22,23は図10と図11に示すように、座席21
の左右両側に設けたハウジング40にそれぞれ取付けて
ある。つまり、座席21の左右両側にはボックス41が
それぞれ取付けられ、このボックス41の前面41aに
ハウジング40がそれぞれ取付けてあり、そのアフジン
グ40の上板42が水平に対して前下りに傾斜し、その
上板42に第1・第2操作レバー22,23が上板42
と直角に取付けてある。これにより、第1・第2操作レ
バー22,23は中立位置の時に垂直に対して前傾した
姿勢になり、手前側に操作した時に垂直になるから、オ
ペレータが座席21に座って第1・第2操作レバー2
2,23を操作し易くなる。
【0020】前記第1・第2操作レバー22,23は図
12と図13に示すように取付けても良い。つまり、ハ
ンドル24を取付けてある支持部材25の左右両側にハ
ウジング43をそれぞれ取付け、このハウジング43を
上面に第1・第2操作レバー22,23をそれぞれ取付
ける。
【0021】また、図14と図15に示すように支持部
材25の右側にハウジング43を取付け、そのハウジン
グ43に第1・第2操作レバー22,23を取付けても
良い。
【0022】また、図16に示すように座席21の右側
にハウジング40を取付け、そのハウジング40の上面
に第1・第2操作レバー22,23を取付けても良い。
第1・第2操作レバー22,23は図10、図12、図
13、図14、図15、図16に示す位置との逆の位置
であっても良い。
【0023】次に第2実施例を説明する。図17に示す
ように、第1操作レバー22と隣接して第3操作レバー
50を設け、この第3操作レバー50を前後・左右に傾
倒操作可能に設け、その操作方向に応じ、かつ操作スト
ロークに比例した電気信号を出力するものとし、ハンド
ル24の近傍に第1・第2単独操作レバー26,27を
取付ける。
【0024】前記第3操作レバー50を前後に操作する
と第3比例電磁弁30−3に信号が出力されてドローバ
が左右にシフトし、左右に操作すると第7比例電磁弁3
0−7に信号が入力されてスカリファイヤが上下するよ
うにしてある。なお、この第3操作レバー50により作
動するアクチュエータは前述のものに限るものではな
く、任意に設定することが可能であるし、第3操作レバ
ー50を設置位置は任意である。
【0025】次に第3実施例を説明する。図18に示す
ように、第1操作レバー22と隣接して第3操作レバー
50を設け、この第3操作レバー50を前後・左右・斜
め前後左右方向に傾倒操作可能となり、その操作方向に
応じ、かつ操作ストロークに比例した電気信号を出力す
るものとし、ハンドル24の近傍に第1単独操作レバー
26を取付ける。
【0026】前記第3操作レバー50を前後に操作する
と第3比例電磁弁30−3に信号が出力されてドローバ
が左右にシフトし、左右に操作すると第7比例電磁弁3
0−7に信号が入力されてスカリファイヤが上下し、斜
め前後方向に操作すると第6比例電磁弁30−6に信号
が入力されて前輪が左右にリーニングするようにしてあ
る。なお、この第3操作レバー50により作動するアク
チュエータは前述のものに限るものではなく、任意に設
定することが可能であるし、第3操作レバー50を設定
位置は任意である。
【0027】次に第4実施例を説明する。図19に示す
ように、第1操作レバー22と隣接して切換スイッチ5
1を設け、この切換スイッチ51でコントローラ36に
切換信号を入力するようにする。この切換スイッチ51
の設定位置は任意であり、例えば第1操作レバー22に
取付けても良い。ハンドル24の近傍に第1・第2・第
3単独操作レバー26,27,28を取付ける。
【0028】切換スイッチ51をOFFとしてコントロ
ーラ36に切換信号が入力されない時には第1・第2操
作レバー22,23の操作信号によって前述と同様に作
動し、切換スイッチ51をONとしてコントローラ36
に切換信号が入力された時には第1操作レバー22を前
後に操作することで第6比例電磁弁30−6に信号が入
力されてスカリファイヤが上下する。
【0029】次に第5実施例を説明する。図20に示す
ように、第1操作レバー22と隣接して切換スイッチ5
1を設け、この切換スイッチ51でコントローラ36に
切換信号を入力するようにする。この切換スイッチ51
の設定位置は任意であり、例えば第1操作レバー22に
取付けても良い。ハンドル24の近傍に第1・第2単独
操作レバー26,27を取付ける。
【0030】切換スイッチ51をOFFとしてコントロ
ーラ36に切換信号が入力されない時には第1・第2操
作レバー22,23の操作によって前述と同様に作動
し、切換スイッチ51をONとしてコントローラ36に
切換信号が入力された時には第1操作レバー22を前後
に操作することで第6比例電磁弁30−6に信号が入力
されてスカリファイヤが上下し、左右に操作することで
第4比例電磁弁30−4に信号を出力してドローバを左
右にシフトする。
【0031】次に第6実施例を説明する。図21に示す
ように、第1操作レバー22と隣接して切換スイッチ5
1を設け、この切換スイッチ51でコントローラ36に
切換信号を入力するようにする。この切換スイッチ51
の設定位置は任意であり、例えば第1操作レバー22に
取付けても良い。ハンドル24の近傍に第1単独操作レ
バー26を取付ける。
【0032】切換スイッチ51をOFFとしてコントロ
ーラ36に切換信号が入力されない時には第1・第2操
作レバー22,23の操作によって前述と同様に作動
し、切換スイッチ51をONとしてコントローラ36に
切換信号が入力された時には第1操作レバー22を前後
に操作することで第6比例電磁弁30−6に信号が入力
されてスカリファイヤが上下し、左右に操作することで
第4比例電磁弁30−4に信号を出力してドローバを左
右にシフトし、斜め前後に操作することで第6比例電磁
弁30−6に信号を出力して前輪を左右にリーニングす
る。
【0033】次に第7実施例を説明する。図22に示す
ように、運転席21に左側に第1操作レバー22を設
け、右側に切換スイッチ51を設け、ハンドル24の近
傍に第1・第2・第3・第4単独操作レバー26,2
7,28,29を設ける。
【0034】そして、切換スイッチ51をOFFの時に
は左操作レバー22を操作することにより前述の表1に
示すと同様に作動し、切換スイッチ51をONの時には
左操作レバー22を操作することにより前述の表2に示
すと同様に作動するようにしてある。
【0035】次に第8実施例を説明する。図23に示す
ように、運転席21の左側に第1操作レバー22を設
け、右側に第1・第2切換スイッチ52,53を設け、
ハンドル24の近傍に第1・第2・第3単独操作レバー
26,27,28を設けてある。
【0036】そして、第1・第2切換スイッチ52,5
3をOFFの時には左操作レバー22を操作することで
前述の表1の動作し、第1切換スイッチ52をONの時
に左操作レバー22を操作することで前述の表2の動作
し、第2切換スイッチ53をONの時に第1操作レバー
22を前後に操作することでスカリファイヤが上下する
ようにしてある。なお、第2切換スイッチ53をONし
た時に第1操作レバー22を左右、斜め前後に操作して
信号を出力するようにすれば第3単独操作レバー28、
第2単独操作レバー27が不要となる。
【0037】以上の各実施例においては、8つのアクチ
ュエータを作動する場合について述べたが、7つ、6
つ、5つ等のアクチュエータを作動する場合にはそれに
応じて第1・第2操作レバー22,23の出力信号の種
類、単独操作レバーの数を減少すれば良い。
【0038】次に方向切換弁の他の実施例を説明する。
以上の実施例では方向制御弁を比例電磁弁としたが、図
24に示すように、パイロット圧で切換作動するパイロ
ット式切換弁60と、そのパイロット式切換弁60のパ
イロット圧受部61にパイロット圧を供給する比例電磁
圧力制御弁62とにより方向制御弁とし、その比例電磁
圧力制御弁62のソレノイド63にコントローラ36よ
り通電してパイロット切換弁80の開度をその通電量に
比例した値とするようにしても良い。
【0039】
【発明の効果】アクチュエータの数よりも少ない操作レ
バーによって全てのアクチュエータを作動できるから、
構造簡単で操作が容易となるし、運転室内の設置スペー
スが小さくなって前方視界性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】モータグレーダの側面図である。
【図2】従来の操作装置の正面図である。
【図3】本発明の操作装置を備えた運転室の斜視図であ
る。
【図4】操作装置の概略構造を様式的に示す斜視図であ
る。
【図5】油圧回路図である。
【図6】第1・第2操作レバーの操作方向説明図であ
る。
【図7】ストロークと出力信号の関係を示す線図であ
る。
【図8】ブレードの動作説明図である。
【図9】ブレードの動作説明図である。
【図10】第1・第2操作レバーの取付け構造の他の例
を示す詳細平面図である。
【図11】図10の側面図である。
【図12】第1・第2操作レバーの配列の他の第1例を
示す斜視図である。
【図13】図12の概略平面図である。
【図14】第1・第2操作レバーの配列の他の第2例を
示す斜視図である。
【図15】図14の概略平面図である。
【図16】第1・第2操作レバーの配列の他の第3例を
示す平面図である。
【図17】本発明の第2実施例を示す運転室の斜視図で
ある。
【図18】本発明の第3実施例を示す運転室の斜視図で
ある。
【図19】本発明の第4実施例を示す運転室の斜視図で
ある。
【図20】本発明の第5実施例を示す運転室の斜視図で
ある。
【図21】本発明の第6実施例を示す運転室の斜視図で
ある。
【図22】本発明の第7実施例を示す運転室の斜視図で
ある。
【図23】本発明の第8実施例を示す運転室の斜視図で
ある。
【図24】方向制御弁の他の例を示す説明図である。
【符号の説明】
2…ドローバ、3…左昇降シリンダ、4…右昇降シリン
ダ、5…横送りシリンダ、6…旋回サークル、7…旋回
油圧モータ、9…ブレード、10…シフトシリンダ、2
2…第1操作レバー、23…第2操作レバー、26…第
1単独操作レバー、27…第2単独操作レバー、28…
第3単独操作レバー、29…第4単独操作レバー、30
…比例電磁弁、32…ステアリング用シリンダ、33…
リーニング用シリンダ、34…スカリファイヤ用シリン
ダ、36…コントローラ、50…第3操作レバー、51
…切換スイッチ、52…切換スイッチ、53…切換スイ
ッチ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 金子 常夫 新潟県柏崎市宝町1−3 株式会社小松エ スト本社工場内 (72)発明者 西村 昌明 新潟県柏崎市宝町1−3 株式会社小松エ スト本社工場内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の信号を出力する少なくとも1つ以
    上の操作レバーと、この操作レバーの信号によって複数
    のアクチュエータ作動信号を出力するコントローラと、
    1つのアクチュエータを作動する少なくとも1つ以上の
    単独操作レバーを備えたモータグレーダの操作装置。
  2. 【請求項2】 複数の信号を出力する第1操作レバー2
    2と、複数の信号を出力する第2操作レバー23と、こ
    れらの信号で複数のアクチュエータ作動信号を出力する
    コントローラ36と、1つのアクチュエータを作動する
    少なくとも1つ以上の単独操作レバーを備えたモータグ
    レーダの操作装置。
  3. 【請求項3】 複数の信号を出力する第1操作レバー2
    2と、複数の信号を出力する第2操作レバー23と、複
    数の信号を出力する第3操作レバー50と、これらの信
    号によって複数のアクチュエータ作動信号を出力するコ
    ントローラ36と、1つのアクチュエータを作動する少
    なくとも1つ以上の単独操作レバーを備えたモータグレ
    ーダの操作装置。
  4. 【請求項4】 複数の信号を出力する少なくとも1つ以
    上の操作レバーと、この信号と切換スイッチよりの切換
    信号によって複数のアクチュエータ作動信号を出力する
    コントローラ36と、1つのアクチュエータを作動する
    1つ以上の単独操作レバーを備えたモータグレーダの操
    作装置。
  5. 【請求項5】 複数の信号を出力する第1操作レバー2
    2と、複数の信号を出力する第2操作レバー23と、こ
    れらの信号で複数のアクチュエータ作動信号を出力する
    コントローラ36と、このコントローラ36が出力する
    アクチュエータ作動信号を異ならせる切換スイッチ50
    と、1つのアクチュエータを作動する少なくとも1つ以
    上の単独操作レバーを備えたモータグレーダの操作装
    置。
  6. 【請求項6】 複数の信号を出力する操作レバーと、こ
    れら2の信号によって複数のアクチュエータ作動信号を
    出力するコントローラ36と、このコントローラ36が
    出力するアクチュエータ作動信号を異ならせる第1・第
    2切換スイッチ52,53と、1つのアクチュエータを
    作動する少なくとも1つ以上の単独操作レバーを備えた
    モータグレーダの操作装置。
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