JPH07172720A - エレベータシステムにおける情報表示システム - Google Patents

エレベータシステムにおける情報表示システム

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JPH07172720A
JPH07172720A JP5324376A JP32437693A JPH07172720A JP H07172720 A JPH07172720 A JP H07172720A JP 5324376 A JP5324376 A JP 5324376A JP 32437693 A JP32437693 A JP 32437693A JP H07172720 A JPH07172720 A JP H07172720A
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elevator
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JP5324376A
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English (en)
Inventor
Tsutomu Furuhashi
勉 古橋
Yasuto Uchida
靖人 内田
Tetsuya Suzuki
哲也 鈴木
Nobuhisa Kobayashi
延久 小林
Kenji Yoneda
健治 米田
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Hitachi Image Information Systems Inc
Hitachi Ltd
Hitachi Advanced Digital Inc
Original Assignee
Hitachi Image Information Systems Inc
Hitachi Ltd
Hitachi Video and Information System Inc
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Publication date
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  • Indicating And Signalling Devices For Elevators (AREA)
  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】エレベータホールやエレベータかご内に、エレ
ベータ運行情報と共に動画像を含んだ情報を表示する。 【構成】機械室12に表示制御装置1000を、エレベ
ータかご内に表示装置201を設置する。表示制御装置
は、映像信号源1から入力するアナログビデオ信号を伝
送部a2で増幅し表示装置201に伝送する。また、グ
ラフィック情報源4から情報処理部5を介して入力した
静止画データと、エレベ−タ情報源6からの情報に基づ
いてエレベータ情報処理部7が生成した情報提示用静止
画データを、合成部aで合成静止画データに合成し、伝
送部b9を介して、前記ビデオ信号とは別に表示装置2
01に伝送する。表示装置201の映像処理部3は伝送
されたアナログビデオ信号を動画データにデジタル化
し、合成部は動画データと合成静止画データを合成し、
表示部11に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エレベータのかご内や
ホールにおいて、エレベータの位置や昇降状態などのエ
レベータ運行情報を利用者に対して表示する情報表示シ
ステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】エレベータを利用する乗客に対して、エ
レベータかごやホールでエレベータの運行情報を表示す
る従来の装置としては、特開平2−261787号公報
記載の装置が知られている。
【0003】この装置によれば、階表示等のエレベータ
の運行情報と共に、エレベータが設置されているビル内
行事案内や天気予報等の一般情報を絵や文字を用いた静
止画(グラフィック表示)で、運行情報の視認性を損な
うことなく表示することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】さて、近年の高度情報
化社会の進展に伴い、自然画や動画像を含んだ高度な情
報を一般情報として、エレベータの運行情報と共に表示
したいという要求が生じてきている。
【0005】しかし、自然画や動画像は、絵や文字を用
いた静止画に比べ情報量が格段に多く、前述した特開平
2−261787号公報記載の装置では、これに対応す
ることはできない。
【0006】また、特開平2−261787号公報記載
の装置では、表示の形態等が表示パネル等の表示装置自
体ではなく、表示装置に付設してエレベータホールやエ
レベータかご内に設置された表示を制御する表示制御装
置のハ−ドウェアや表示制御装置に搭載された制御プロ
グラムの制限を受けるために、表示の形態等を大きく変
えるためには、エレベータホールやエレベータかご内に
設置した各表示制御装置をそれぞれ更新する必要があっ
た。
【0007】そこで、本発明は、エレベータホールやエ
レベータかご内に、エレベータ運行情報と共に動画像を
含んだ情報を表示することができるエレベータシステム
における情報表示システム提供することを目的とする。
【0008】また、本発明は、エレベータホールやエレ
ベータかご内に設置した装置をいちいち更新せずとも、
任意の情報を各エレベータホールやエレベータかご内に
設置した表示装置に表示することのできるエレベータシ
ステムにおける情報表示システム提供することを目的と
する。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的達成のために、
本発明は、画面上に映像を表示する表示部を有する、エ
レベータかご内もしくはエレベータホールに備えられた
表示装置と、エレベータの運行状況を示す情報を文字も
しくは図形で表現した静止画像を表す静止画データを生
成するエレベータ情報処理部と、動画像を表すアナログ
ビデオ信号を生成する動画像信号源装置とを有する、エ
レベータかご外に備えられた表示制御装置と、前記表示
制御装置の動画像信号源装置が生成したアナログビデオ
信号を、前記表示装置に伝送するアナログ伝送路と、前
記表示制御装置のエレベータ情報処理部が生成した静止
画データ信号を、前記表示装置に伝送するデジタル伝送
路とを有し、かつ、前記表示装置は、前記アナログ伝送
路によって伝送されたアナログビデオ信号をデジタル化
して動画データを生成する映像処理部手段と、前記デジ
タル伝送路によって伝送された静止画データと、前記映
像処理部が生成した動画データとを、静止画データが表
す静止画像と前記動画データが表す動画像とが一つの画
面上の映像に合成されるように合成し、表示データとす
る合成手段と、前記表示データの表す映像を前記表示部
に表示する手段とを有することを特徴とするエレベータ
システムにおける情報表示システムを提供する。
【0010】なお、表示制御装置から表示装置に静止画
データを伝送する代わりに、前記表示装置に、複数の静
止画像を規定する複数の、それぞれ異なるコ−ドで指定
される静止画像データを記憶する記憶手段を備え、前記
エレベータ情報処理部は、前記エレベータの運行状況を
示す情報を文字もしくは図形で表現した静止画像を指定
するコ−ドを生成し、表示装置に伝送するようにしても
よい。
【0011】この場合、表示装置の合成手段は、前記デ
ジタル伝送路によって伝送されたコ−ドによって指定さ
れる前記記憶手段に記憶されている静止画データと、前
記映像処理部が生成した動画データとを、静止画データ
が表す静止画像と前記動画データが表す動画像とが一つ
の画面上の映像に合成されるように合成し、表示データ
とし、表示を行なう。
【0012】
【作用】本発明に係るエレベータシステムにおける情報
表示システムによれば、機械室等のエレベータかご外に
備えられた表示制御装置は、エレベータの運行状況を示
す情報を文字もしくは図形で表現した静止画像を表す静
止画データをデジタル伝送路で、エレベータかご内もし
くはエレベータホールに備えられた表示装置に伝送し、
動画像を表すアナログビデオ信号をアナログ伝送路で表
示装置に伝送する。
【0013】そして、表示装置は、アナログ伝送路によ
って伝送されたアナログビデオ信号をデジタル化して動
画データを生成し、これと、前記デジタル伝送路によっ
て伝送された静止画データと、前記映像処理部が生成し
た動画データとを、静止画データが表す静止画像と前記
動画データが表す動画像とが一つの画面上の映像に合成
されるように合成して表示部に表示する。
【0014】このように本発明によれば、エレベータか
ご内で動画表示が可能となり、さらにエレベータ運行情
報も常時表示できる。また、情報量の多い動画情報は、
アナログ信号のまま伝送するので、高速な伝送路を必要
としない。
【0015】
【実施例】以下、本発明に係るエレベータシステムにお
ける情報表示システムの一実施例について説明する。
【0016】図1に本実施例に係る情報表示システムの
構成を示す。
【0017】図中、12はエレベータ機械室、13はエ
レベータかご、14はエレベータの昇降路である。
【0018】また、エレベータ機械室12には、表示制
御装置1000が備えられており、表示制御装置100
は、テレビジョン(TV)やビデオテ−プレコ−ダ(V
TR)などの、動画映像信号を出力する映像信号源1、
伝送部a2、イメージスキャナなどの、静止画データを
出力するグラフィック信号源4、情報処理部5、エレベ
ータ運行情報を出力するエレベータ情報源6、エレベー
タ運行情報を画像に展開した情報提示用静止画データを
出力するエレベータ情報処理部7、合成部a8、伝送部
b9を備えている。
【0019】また、エレベータかご13には、表示装置
201が備えられており、表示装置2000は、映像処
理部3、合成部b10、表示部11を有している。
【0020】ここで、エレベータの機械室12の伝送部
a2、伝送部b9は、それぞれケーブルにてエレベータ
かご13内の映像処理部3と合成部10に接続してい
る。
【0021】次に、図2にエレベータかご13内の表示
装置の配置を示す。
【0022】図中、201は表示装置、202は扉、2
03は操作パネルである。乗客の見やすさを配慮して表
示装置201は、エレベータ扉202の上部に配置して
いる。
【0023】なお、表示装置201の配置位置は、これ
以外の位置としてもよい。また、同一かご内に表示装置
の表示部11として、複数枚のディスプレイを配置する
ようにしてもよい。
【0024】さて、以上のような構成において、映像信
号源1は、ビデオ信号を伝送部a2に出力し、伝送部a
2は入力したビデオ信号を、有線でエレベータかご13
内の映像処理部3に伝送する。そして映像処理部3は、
伝送されたコンポジットビデオ信号をデジタル化して、
動画データを生成し、表示部11の1フレーム分に格納
する。
【0025】またグラフィック信号源4は、静止画デー
タを情報処理部5に出力し、エレベータ情報源6は、エ
レベータの位置情報や昇降情報等の運行情報をエレベー
タかご13から入力し、エレベータ情報処理部7に出力
する。情報処理部5は、入力した静止画データを、表示
部11の1フレーム分格納する。エレベータ情報処理部
7は、入力した運行情報より、かご内に表示する情報提
示用静止画を規定する情報提示用静止画画像データを、
表示部11の1フレーム分生成し、格納する。そして、
合成部a8は情報処理部5、エレベータ情報処理部7に
格納している静止がデータと情報通知用我画像データを
同期して読みだし、表示の優先度に応じて重ね合わせ、
合成静止画データとして伝送部b9へ出力する。伝送部
b9は入力した表示データを接続したケ−ブルを介し
て、エレベータかご13内の合成部b10へ伝送する。
【0026】合成部b10は、映像処理部3に格納して
いる動画データと伝送部b9から伝送された合成静止画
像データとを優先度に応じて重ね合わせて表示データを
生成し、表示部11に出力する。表示部11は、合成部
b10からの表示データを入力し、表示を行う。
【0027】なお、映像信号源1が出力する動画として
は、たとえば、動画で行なうビルの行事案内等が挙げら
れる。
【0028】以下、このような表示制御部1000と表
示部201の具体的な構成、動作について説明してい
く。
【0029】いま、図3に示すように、表示制御装置1
000の映像信号源1を輝度信号、搬送色信号、水平お
よび垂直同期信号、色同期信号を含むコンポジットビデ
オ信号を出力するTVもしくはVTRとし、グラフィッ
ク信号源4をイメージスキャナであるとすると、本実施
例に係る表示制御装置1000と表示装置201におけ
る信号の流れは、おおよそ図3に示すようになる。
【0030】なお、図3中、304はイメージスキャナ
を接続可能なパーソナルコンピュータ(以下、「PC」
と記す)、305はフレームメモリ305であり、これ
らは情報処理部5に含まれている。また、306は階情
報等の運行情報に基づいて情報提示用静止画を生成する
PC、307はフレームメモリであり、これらはエレベ
−タ情報処理部5に含まれている。また、301はビデ
オ−RGB変換回路、302はA/D変換回路、303
はフレームメモリであり、これらは映像処理部3に含ま
れている。また、310、311はフレ−ムメモリであ
り、合成部b10に9含まれている。
【0031】また、図3中、308は情報処理部5の出
力する静止画データ、309はエレベータ情報処理部の
出力する情報通知用静止画データである。
【0032】さて、表示制御装置1000において、伝
送部a2は、TVやVTRから出力されたコンポジット
ビデオ信号を、表示装置201のビデオ−RGB変換回
路301に伝送する。
【0033】PC304は、グラフィック信号源4とし
て使用しているイメージスキャナが出力する静止画デー
タを入力し、フレームメモリ305へ1画面分収納す
る。また、PC306は、エレベータ情報源6が出力す
るエレベータの位置情報や昇降情報等を入力し、これら
の情報から、利用者に通知する運行情報を文字等で示し
た1画面分の情報提示用静止画データを生成し、フレー
ムメモリ307へ収納する。合成部a8は、フレームメ
モリ305、307から格納されている1画面分の静止
画データと情報提示用静止画データを順次、並列に読み
込み、静止画、情報提示用静止画を、あらかじめ定めた
優先度に応じて重ね合わせ、合成画像データとして、伝
送部b9へ出力する。
【0034】一方、表示装置201のビデオ−RGB変
換回路301は、伝送部a2から伝送されたコンポジッ
トビデオ信号をRGBの3原色信号に変換し、変換した
RGBの3原色信号をA/D変換回路302に入力す
る。A/D変換回路302は、色搬送波の周波数である
3.58MHzの4倍の周波数でRGB三原色信号をサ
ンプリングしてデジタル化して動画データを生成し、フ
レームメモリ303に1画面分収納する。表示装置20
1の伝送部b9は、入力した合成画像データを合成部b
10へ伝送する。
【0035】また、合成部b10は、伝送部b9から伝
送された合成画像データを、一旦フレームメモリ310
に1画面分収納し、フレームメモリ303、310にそ
れぞれ格納されている、動画データと合成画像データを
並列に順次読み込み、動画データと合成画像データを、
あらかじめ定めた優先度に応じて重ね合わせ、表示部1
1に表示する1画面分の表示画像データをフレームメモ
リ311に収納する。そして表示部11はフレームメモ
リ311から表示データを読み出して、表示部11に表
示する。
【0036】ここで、このようにして行なわれる静止
画、情報提示用静止画、動画から、表示部11に表示さ
れる表示画像の生成の流れを図4に示しておく。
【0037】図4中、401は映像信号源1が出力する
動画、402はイメージスキャナ4で取り込んで情報処
理部5でデジタル化した静止画、403はエレベータ情
報源6の情報から、エレベータ情報処理部7が生成した
情報提示用静止画を表している。
【0038】前述したように、まず、静止画402と情
報提示用静止画405は、表示制御部1000の合成部
a8で重ね合わされ、405に示す合成画像が生成され
る。そして、この合成画像405と動画が401が合成
部b10でを重ね合わされ、表示画像407が表示部1
1に表示される。
【0039】このように、本実施例では、表示部11の
表示画面を領域分けして第1の領域に静止画像の表示デ
ータ402、第2の領域にエレベータ運行情報の表示デ
ータ403、第3の領域に動画像の表示データ401が
重ね合わせられるよう、合成部a8と合成部b10は、
画像の合成を行なう。
【0040】ただし、どの領域に、どの画像を表示する
ようにしてもよい。また領域分けも、任意に行なうよう
にしてよい。
【0041】ところで、ビデオ−RGB変換回路301
としては、SONY製 CXA1585Qを用いること
ができる。また、A/D変換回路302は、日立製 分
解能8ビットHA19209TPを用いることで実現で
きる。なお、表示部11で26万色表示を行なうことと
した場合には、RGB3原色信号が各6ビット必要であ
るので、この場合は、HA19209TPの8ビット中
の上位6ビットのみを使用するようにする。また、26
万色表示を行う場合には、フレームメモリ303、30
5、307、310、311として、26万色表示に対
応した容量を備えたRAMを用いる。
【0042】以下、表示制御装置1000と表示装置2
01の各部の詳細について説明する。 まず、伝送部a
2の詳細な構成を図5に示す。
【0043】図5中、501はブースト回路、502は
第1の伝送ケーブルとして用いる5C2V同軸ケーブル
線路である。
【0044】このような構成において、ブースト回路5
01は表示部11が搭載されているエレベータかご内ま
での伝送距離を考慮して、映像信号源から入力するコン
ポジットビデオ信号を増幅し、5C2V同軸ケーブル線
路502へ出力し、コンポジットビデオ信号を表示装置
201の映像処理部3に伝送する。
【0045】次に、この映像処理部3の詳細について説
明する。
【0046】ここで、映像処理部3の詳細について説明
する前に、本映像処理部3で処理するコンポジットビデ
オ信号について説明する。
【0047】いま、本実施例で用いるコンポジットビデ
オ信号は、NTSCテレビジョン放送方式に従ったコン
ポジットビデオ信号であるものとする。
【0048】この場合、コンポジットビデオ信号は、図
6に示すように行なう表示を規定している。
【0049】図6中、601は帰線期間、602は表示
有効期間、603の実線は偶数ライン、604の破線は
奇数ラインである。NTSC方式の場合、水平周波数は
約15.75kHz、フレ−ム周波数は30Hzであ
り、1フレ−ムの垂直の走査線数は525本となる。た
だし、NTSC方式では、60Hzのフィールド周波数
で、フィ−ルド毎の飛び越し走査を行っている。また、
色搬送波の周波数は3.58MHzであり、この色搬送
波の4倍の周波数でサンプリグし、デジタル化すると水
平方向の分解能は式(1)で表されるように910ドッ
トとなる。
【0050】
【数1】
【0051】ここで、水平方向約910ドット、垂直5
25ラインから帰線期間601相当分を抜き取ると、表
示有効期間の分解能は水平約755ドット、垂直480
ラインとなる。
【0052】さて、以下、表示画面の1ピクセルごとに
能動素子であるThin FilmTransisto
rを有するTFT液晶(Thin Film Tran
sistor液晶)、水平640ドット、垂直480ラ
インの解像度を持つ液晶表示装置を、表示部11として
用いるものとして、以下、映像信号処理部2の詳細につ
いて説明する。
【0053】図7に映像信号処理部3の詳細な構成を示
す。
【0054】図中、301は図3に示したビデオ−RG
B変換回路、303は図3に示したフレ−ムメモリデア
ル。また、701は同期分離回路、702は発振回路、
703は書き込みメモリ制御回路、704はフィールド
メモリ、705はラインメモリ、706はセレクタ、7
07はフィールドメモリ704の書き込みを指示するフ
ィールドメモリ書き込み信号、708はラインメモリ7
05の書き込みを指示するラインメモリ書き込み信号、
709はセレクタ706の切り替え信号、710はフレ
ームメモリ303の書き込みを指示するフレームメモリ
書き込み信号、711は合成部b10から入力するフィ
ールドメモリ704よりの読み出しを指示するフィ−ル
ドメモリ読み出し信号、712は合成部b10から入力
する、ラインメモリ705の読み出しを指示するライメ
モリ読み出し信号、713は合成部b10から入力す
る、フレームメモリ303の読み出しを指示するフレ−
ムメモリ読み出し信号である。
【0055】さて、このような構成において、ビデオ−
RGB変換回路301はコンポジットビデオ信号をRG
B3原色信号に変換し、A/D変換回路302へ出力す
る。A/D変換回路302は、発振回路702が常時出
力する3.58MHzの4倍の周波数でRGB3原色信
号をサンプリングし、デジタル化する。
【0056】一方、同期分離回路701は、コンポジッ
トビデオ信号より同期信号を分離し、水平同期信号と、
垂直同期信号を取り出し、書き込みメモリ制御回路70
3へ出力する。
【0057】書き込みメモリ制御回路703は、水平同
期信号と垂直同期信号と、あらかじめ保持した垂直同期
信号位置からの書き込み開始位置と、水平同期信号位置
からの書き込み開始位置と書き込み終了位置に基づい
て、フィールドメモリ704への格納開始と終了を制御
する。この制御は、フィールドメモリ804へ書き込み
のためのフィールドメモリ書き込み信号707を生成
し、動画データをフィールドメモリ804に順次書き込
むことにより行なわれる。
【0058】すなわちフィールドメモリ704に書き込
まれた第1ラインの動画データは、第1水平期間に合成
部b10からのフィールドメモリ読み出し信号711に
よって読み出され、セレクタ706に供給される。ま
た、これと同時に書き込みメモリ制御回路703は、ラ
インメモリ書き込み信号708を出力し、この1ライン
分の動画データをラインメモリ705に格納する。
【0059】そして、次のライン期間は、フィールドメ
モリ704からの読み出しは行なわずに、ラインメモリ
705に格納された表示データを、合成部b10からの
ラインメモリ読み出し信号712によって順次読みだ
し、セレクタ706に出力される。
【0060】セレクタ706は、書き込みメモリ制御回
路703からのセレクタ切り替え信号709に基づい
て、フィールドメモリ704とラインメモリ705のそ
れぞれから入力した1ライン目のデータをライン毎に交
互にフレームメモリ303に出力する。
【0061】すなわち、第1ライン期間にフィ−ルドメ
モリ704の読み出しとラインメモリ705とフレ−ム
メモリ303への書き込みを行ない、第2ライン期間に
ラインメモリ705の読み出しをフレ−ムメモリ303
への書き込みを行なう。
【0062】以下、フィ−リドメモリ704の2ライン
目以降同様な操作を行ない、1ライン目から240ライ
ン目までの動画デ−タを2ラインずつフレームメモリ3
03に順次書き込む。これにより、図8に示すように、
1フィ−ルド240ラインの動画データを倍の480ラ
インにし、1フレーム分の動画データとする。図8は、
フレ−ムメモリ303の内容(a)と、フィ−ルドメモ
リ704の内容(b)の対応を示している。
【0063】次に、このような書き込みメモリ制御回路
703の詳細について説明する。
【0064】図10に、書き込みメモリ制御回路703
の内部構成を示す。
【0065】図中、1001は水平書き込み開始位置レ
ジスタ、1002は水平カウンタ、1003は比較回
路、1004は水平書き込み終了位置レジスタ、100
5は比較回路、1006は垂直書き込み開始位置レジス
タ、1007は垂直カウンタ、1008は比較回路、1
009は書き込み制御信号生成回路、1010は3.5
8MHzの4倍の周波数(以下、「4fscクロック」
と記す)、1011は水平同期信号、1012は垂直同
期信号、1013は水平カウンタ出力、1014は水平
書き込み開始位置比較結果、1015は水平書き込み終
了位置比較結果、1016は垂直カウンタ出力、101
7は垂直書き込み開始位置比較結果、1018はフィー
ルドメモリ書き込みアドレスリセット信号、1019は
ラインメモリ書き込みアドレスリセット信号、1020
はフレームメモリ書き込みアドレスリセット信号、10
21は書き込みクロック、1022はセレクタ切り替え
信号生成回路である。
【0066】書き込みメモリ制御回路703の動作タイ
ミングを図11を用いて説明する。図11中、1100
はフィールドメモリ704、ラインメモリ706、フレ
ームメモリ303のアドレスである。他の符号は、図
7、図10の同一番号を付して示した部位の動作を示
す。
【0067】ところで、以下では、図3で示したフレー
ムメモリ303、305、307、310、311およ
びフィールドメモリ704としてテキサスインストゥル
メント社製TMS4C1050を用い、ラインメモリ7
05として日本電気製μPD41101Cを用いること
として説明を行なう。
【0068】TMS4C1050は、ビット幅が4ビッ
ト、容量が256kビットである。したがい、図9に示
すように、フィールドメモリとして使用する場合には、
表示データの情報量がRGB3原色信号は6ビット、
(640ドット×240ライン=)154kビットであ
るので2個、フレームメモリとして使用する場合には、
表示データの情報量がRGB3原色信号は同様に6ビッ
ト、(640ドット×480ライン=)307kビット
であるので4個用いることになる。
【0069】また、TMS4C1050は書き込みと読
み出しを非同期に独立して行え、かつ、書き込みの場
合、書き込みアドレスリセット信号でアドレスをゼロと
し、書き込みクロックを入力することで、データを書き
込み、その後、自動的にアドレスを1加え、次の書き込
みクロックで、そのアドレスにデータを書き込む。また
ラインメモリ705として用いるμPD41101C
も、TMS4C1050と同様に動作する。
【0070】さて、あらかじめ水平書き込み開始位置レ
ジスタ1001、水平書き込み終了位置レジスタ100
4、垂直書き込み開始位置レジスタ1006には、それ
ぞれ、水平同期信号位置より有効画素までの画素数、水
平方向有効画素数、垂直同期信号位置より有効ライン位
置までの距離を示す値を設定する。
【0071】本実施例では、前述したように、表示部1
1として、水平方向640ドット、垂直480ラインの
解像度を持つTFT液晶表示装置としている。したがっ
て水平書き込み開始位置レジスタ1001に値Xを書き
込んだものとすると、水平書き込み終了位置レジスタ1
004にはE(X+640)の値を書き込む。ここで、
垂直書き込み開始位置レジスタ1006には、値Yが書
き込まれているものとする。
【0072】さて、垂直書き込み開始位置レジスタ10
06と垂直カウンタ1007は、垂直方向のフィールド
メモリ704への取り込み開始位置を決定する。垂直カ
ウンタ1007は垂直同期信号1012でゼロクリアさ
れ、水平同期信号によってカウントアップするカウンタ
である。垂直書き込み開始位置レジスタ1006の設定
値と垂直カウンタ1007の計数値が等しくなると、比
較回路1008は取り込みを開始するラインであること
の垂直書き込み開始位置比較結果1017を書き込み制
御信号生成回路1009へ通知する。
【0073】一方、水平カウンタ1002と水平書き込
み開始位置レジスタ1001と水平書き込み終了位置レ
ジスタ1004はフィールドメモリ704の水平方向へ
の書き込み範囲を決定する。水平カウンタ1002は水
平同期信号1011でゼロにクリアされ、4fscクロ
ック1010によってカウントアップする。そして、水
平カウンタ1002の計数値と水平書き込み開始位置レ
ジスタ1001の設定値を比較回路1003で比較し、
両者の値が等しくなれば比較回路1003は水平書き込
み開始位置比較結果1014を書き込み制御信号生成回
路1009へ出力する。
【0074】書き込み制御信号生成回路1009は、比
較回路1003からの水平書き込み開始位置比較結果1
014を入力されると、4fscクロック1010と同
じ周波数で、4fscクロック1010に同期した書き
込みクロック1021を順次出力し、フィールドメモリ
704へ1ライン分の動画データの書き込みを行なう。
また、この際、比較回路1008からの垂直書き込み開
始位置比較結果1017を参照して、第1有効ラインで
あれば、書き込みクロック1021の生成に先立ち、フ
ィールドメモリ書き込みアドレスリセット信号1018
を出力する。
【0075】そして、書き込みクロック1021の生成
中に、水平カウンタ1002の計数値が水平書き込み終
了位置レジスタ1004の設定値と等しくなると、比較
回路1005が水平書き込み終了位置比較結果1015
を書き込み制御信号生成回路1009へ出力し、書き込
み制御信号生成回路1009は書き込みクロック102
1を停止する。
【0076】次に水平同期信号1011によって水平カ
ウンタ1002がゼロクリアされ、上記と同様にして2
ライン目の動画データの書き込みを行なう。2ライン目
以降は、書き込み制御信号生成回路1009へ比較回路
1008からの垂直書き込み開始位置比較結果1017
はないので、フィールドメモリ書き込みアドレスリセッ
ト信号1018は出力されない。
【0077】このような動作を繰り返し、表示データを
フィールドメモリ704へ1フィールド分格納したら、
垂直同期信号を参照し、次のフィ−ルドが終了するまで
書き込みを停止し、その次のフィ−ルドについて先程と
同じように書き込みを行なう。すなわち、1フィ−ルド
毎に書き込みを行なう。
【0078】ラインメモリ705への書き込みは、前述
したフィールドメモリ704へ1ライン分の表示データ
を書き込む場合と同様である。1ライン目の動画データ
の読み出しを行なった後、ラインメモリ書き込みアドレ
スリセット信号1019をラインメモリ705に出力
し、アドレスをゼロとし、2ライン目の表示データを書
き込む。
【0079】フレームメモリ303への書き込みも、前
述したフィールドメモリ704に表示データを書き込む
場合と同様であるが、フレームメモリ303の1ライン
目にはフィールドメモリ704の1ライン目の表示デー
タを書き込み、2ライン目にはラインメモリ705の1
ライン目の表示データを書き込む。以降同様な動作を行
い、フィールドメモリ704とラインメモリ705の表
示データを1ラインずつ交互に書き込み、表示データを
表示11の1フレーム分格納する。したがい、1フレ−
ムの書き込みには、1フィイ−ルド書き込みの2倍の期
間を要する。1フレ−ム分の書き込みが終了したらフレ
ームメモリ書き込みアドレスリセット信号1020をフ
レームメモリ303に出力し、アドレスをゼロとし、2
フレーム目以降同様な動作を繰り返す。
【0080】以下、図3に示した表示制御装置1000
の情報処理部5の詳細について説明する。
【0081】図12に情報処理部5の内部構成を示す、
図中、1200は合成部a8からのフレームメモリ30
5の読み出し制御信号である。
【0082】PC304とフレームメモリ305は、I
/Oで接続しているものとして説明する。PC304
は、イメージスキャナ4が読み取った静止画像を一旦取
り込み、PC304のI/O命令によって、表示部11
の1画面分の静止画データをフレームメモリ305へ書
き込む。フレームメモリ305に格納された静止画デー
タは、読み出し制御信号1200で、順次合成部a8に
読みだされる。
【0083】次に、エレベータ情報処理部7の詳細につ
いて説明する。
【0084】図13に、エレベータ情報処理部7の内部
構成を示す、図中、1300は合成部a8からのフレー
ムメモリ307の読み出し制御信号である。PC306
とフレームメモリ307は、情報処理部5と同様に、I
/Oで接続しているものとして説明する。PC306
は、エレベータ情報源6からエレベータの運行情報を入
力し、運行情報をビジュアルに示す情報提示用静止画を
規定する情報提示用静止画データを1画面分作成し、I
/O命令を用いて、フレームメモリ307へ書き込む。
フレームメモリ307に格納された静止がデータは、読
み出し制御信号1300で、順次合成部a8に読みださ
れる。
【0085】次に、合成部a8の詳細について説明す
る。
【0086】図14に合成部a8の構成の詳細について
示す。
【0087】図中、1400、1401は保持回路、1
402はセレクタ、1403は優先度制御回路、140
4は読み出し制御回路、1405は発振回路、1406
はデータラッチ信号、1407は読み出しアドレスリセ
ット信号、1408は読み出しクロックである。
【0088】読み出し制御回路1404は、図15に示
すように、情報処理部5のフレームメモリ305、エレ
ベータ情報処理部7の307に格納されている両静止画
データ1500を読み出すための読み出しアドレスリセ
ット信号1407と、読み出しクロック1408と、読
み出した両静止画データを保持回路1400、1401
で一旦保持するためのデータラッチ信号1406を生成
する。なお、1501はデータラッチ信号1406でラ
ッチした静止画データを示しているこの読み出しアドレ
スリセット信号1407と読み出しクロック1408
が、図12の読み出し制御信号1200と、図13の読
み出し制御信号1300に相当する。保持回路140
0、1401はそれぞれフレームメモリ305、307
から読み出した両静止画データ308、309を一旦保
持し、セレクタ1402と優先度制御回路1403へ出
力する。
【0089】優先度制御回路1403は、画像の領域毎
に、あらかじめ情報提示用静止画データと静止画データ
のどちらを優先させるかを記憶している。そして、この
記憶している優先順位に従い、保持回路1400、14
01から出力される読み出された表示データからセレク
タ1402を制御し、保持回路1400、1401の出
力のうち、どちらのデータを伝送部b9へ出力するか決
定する。
【0090】この優先度制御回路1403の内部構成を
図16に示す。
【0091】図16中、静止画データの308のアドレ
ス制御回路、1601は情報提示用静止画データ309
のアドレス制御回路、1602はセレクタ制御回路、1
603は保持回路1400でラッチした表示データ、1
604は保持回路1401でラッチした表示データ、1
605は読み出し制御回路1404からの読み出しクロ
ック1408と同期した同じ周波数の制御信号、160
6、1607は静止画データ選択信号、1608はセレ
クタ切り替え信号である。
【0092】アドレス制御回路1600、1601に
は、静止画データ308と情報提示用静止画データ30
9の、それぞれを、どの領域に表示するかを規定するア
ドレスを設定することができ、アドレス制御回路160
0、1601は、設定した期間だけ制御信号1605と
同期して静止画データ選択信号1606、1607をセ
レクタ制御回路1602に出力する。セレクタ制御回路
1602は静止画データ選択信号1606、1607に
応じて、セレクタ切り替え信号1608を生成し、セレ
クタ1402を制御して、領域分けして合成した合成静
止画データを伝送部b9に出力する。
【0093】なお、このように領域分けして合成するの
ではなく、静止画データと情報提示用静止画データに優
先順位をつけて合成するようにしてもよい。たとえば、
情報提示用静止画データに、より高い優先度をあたえて
おき、優先度制御回路1403が情報提示用静止画デー
タ3009を保持する保持回路1401からの出力を見
て、もし表示すべきデータがあればセレクタ1402を
保持回路1401側へ切り替えて、情報提示用静止画デ
ータを伝送部b9出力し、保持回路1401にデータが
ない場合にのみ、セレクタ1402を保持回路1400
側へ切り替え静止画データを伝送部b9に出力するよう
にしてもよい。
【0094】また、この優先度を用いた制御と領域分け
による制御を組み合わせて用いるようにしてもよい。
【0095】次に、表示制御装置1000の伝送部b9
の詳細について説明する。
【0096】図18に、伝送部b9の内部構成を示す。
【0097】図中、1800はパラレル−シリアル変換
回路、1801は送信回路、1802は発振回路、18
03は合成部a8からの合成デジタル表示データ、18
04は第2の伝送ケーブルであるツイストペアケーブル
線路である。
【0098】ここでツイストペアケーブル1804は、
合成静止画データを少なくともエレベータの昇降速度に
合わせて、たとええば1階から2階に上がる間に1画面
分伝送できるものとして説明する。
【0099】パラレル−シリアル変換回路1800は、
合成部a8より入力する合成静止画データ1803をパ
ラレル信号からシリアル信号に変換し、送信回路180
1に出力する。送信回路1801は入力したパラレル信
号を、ツイストペアケーブル線路1804に出力する。
【0100】なお、送信回路1801は、20M[bi
t/sec]以上の高速データ伝送が可能であるテキサ
スインストゥルメント社製SN75ALS192を用い
ることで実現できる。またパラレル−シリアル変換回路
1800は沖電気製MSM82C51Aを用いることで
実現できる。MSM82C51Aは8ビットのパラレル
−シリアル変換回路であるが、本実施例では前述したよ
うにRGB3原色信号が各6ビットであるので、上位6
ビットを使用するようにする。またMSM82C51A
は、シリアル−パラレル変換も可能である。
【0101】ここで、ツイストペアケーブル1804
は、合成静止画データを少なくともエレベータの昇降速
度に合わせて選定する。たとえば1階から2階に上がる
間に1画面分伝送できるものを用いるようにする。
【0102】以下、表示装置201の合成部b10の詳
細について説明する。
【0103】図19に、合成部b10の内部構成を示
す。
【0104】図19中、1900は受信回路、1901
はシリアル−パラレル変換回路、1902は発振回路、
1903は書き込み制御回路、1904はフレームメモ
リ310の書き込み制御信号、1905は発振回路、1
906は読み出しメモリ制御回路、1907、1908
は保持回路、1909はセレクタ、1910は優先度制
御回路、1911は保持回路、1912は4fscクロ
ック、1913は読み出しクロック、1914はフレー
ムメモリ303、310の読み出しアドレスリセット信
号、1915はフィールドメモリ704の読み出しアド
レスリセット信号、1916はラインメモリ705の読
み出しアドレスリセット信号、1917は垂直同期信
号、1918は水平同期信号、1919、1920はデ
ータラッチ信号である。
【0105】ここで、フィールドメモリ704の読み出
しアドレスリセット信号1915と読み出しクロック1
913とが、図7の映像処理部3のフィールドメモリ読
み出し信号711に相当し、ラインメモリ705の読み
出しアドレスリセット信号1916と読み出しクロック
1913が、図7の映像処理部3のラインメモリ読み出
し信号712に相当し、フレームメモリ303の読み出
しアドレスリセット信号1914と読み出しクロック1
913が図7の映像処理部3のフレームメモリ読み出し
信号713に相当する。ただし、ラインメモリ705と
フィ−ルドメモリ704には、1ライン期間毎に交互に
読み出しクロック1913を与える。
【0106】なお、受信回路1900は、テキサスイン
ストゥルメント社製SN75ALS193を用い、シリ
アル−パラレル変換回路1901は、沖電気製MSM8
2C51Aを用いることで実現できる。
【0107】さて、受信回路1900は、ツイストペア
ケーブル1804で伝送部b9より伝送された合成デジ
タル表示データを入力し、シリアル−パラレル変換回路
1901に出力する。シリアル−パラレル変換回路19
01は、受信回路1900が出力した信号を入力し、シ
リアル信号をパラレル信号に変換してフレームメモリ3
10に出力する。そして書き込み制御回路1903が出
力する書き込み制御信号1904によって、前述した情
報処理部5およびエレベ−タ情報処理部7のフレームメ
モリ305、307と同様な格納形式で合成静止画デー
タを1画面分、フレームメモリ310に書きむ。
【0108】一方、読み出しメモリ制御回路1906
は、発振回路1903が出力する4fscクロック19
12を入力し、コンポジットビデオ信号に対応した垂直
同期信号1917、水平同期信号1918を生成する。
さらに4fscクロック1912と垂直同期信号191
7、水平同期信号1918から、前述した映像処理部3
のフレームメモリ303と、フレ−ッムメモリ310と
フィールドメモリ704とラインメモリ705からの読
みだしに必要な読み出しクロック1913、フレームメ
モリ読み出しアドレスリセット信号1914、フィール
ドメモリ読み出しアドレスリセット信号1915、ライ
ンメモリ読み出しアドレスリセット信号1916、デー
タラッチ信号1919、1920を発生する。
【0109】保持回路1907、1908は、それぞれ
フレームメモリ303、310から読み出された合成静
止画データおよび動画データを一旦保持して、セレクタ
1909と優先度制御回路1910へ出力する。
【0110】優先度制御回路1910は、前述した表示
制御装置1000の合成部a8と同様に、領域毎に保持
回路1907、1908から出力される動画データと合
成静止画データのどちらを表示データとして保持回路1
911に出力するか決定する。 なお、前述したよう
に、このように領域分けして合成するのではなく、合成
静止画データと動画データに優先順位をつけて合成する
ようにしてもよい。たとえば、合成用静止画データに、
より高い優先度をあたえておき、優先度制御回路191
0が合成静止画データを保持する保持回路1908から
の出力を見て、もし表示すべきデータがあればセレクタ
1909を保持回路1908側へ切り替えて、合成静止
画データを出力し、保持回路908にデータがない場合
にのみ、セレクタ1909を保持回路1907側へ切り
替え動画データを出力するようにしてもよい。
【0111】また、この優先度を用いた制御と領域分け
による制御を組み合わせて用いるようにしてもよい。
【0112】ここで、読み出しメモリ制御回路1906
の詳細について説明する。
【0113】図20に、読み出しメモリ制御回路190
6の内部構成を示す。
【0114】図中、2000は同期信号生成回路、20
01は水平読み出し開始位置レジスタ、2002は水平
カウンタ、2003は水平読み出し終了位置レジスタ、
2004、2005は比較回路、2006は垂直読み出
し開始位置レジスタ、2007は垂直カウンタ、200
8は比較回路、2009は読み出し制御信号生成回路、
2010は水平カウンタ出力、2011は水平読み出し
開始位置比較結果、2012は水平読み出し終了位置比
較結果、2013は垂直カウンタ出力、2014は垂直
読み出し開始位置比較結果である。また2100はフレ
ームメモリ303、310のアドレスである。
【0115】さて、同期信号生成回路2000は4fs
cクロック1912を入力し、コンポジットビデオ信号
に対応した垂直同期信号1917、水平同期信号191
8を生成する。水平読み出し開始位置レジスタ200
1、水平読み出し終了位置レジスタ2003、垂直読み
出し開始位置レジスタ2006には、あらかじめ前述し
た映像処理部3の書き込みメモリ制御回路703の対応
するレジスタの設定値と同じ値を設定する。したがっ
て、水平読み出し開始位置レジスタ2001には、図1
0の水平読み出し開始位置レジスタ1001と同じく値
Xを設定する。そして水平読み出し終了位置レジスタ2
003には図10の水平読み出し終了位置レジスタ10
04と同じく値E(X+640)を設定する。さらに垂
直読み出し開始位置レジスタ2006には図10の垂直
読み出し開始位置レジスタ1006と同じく値Yを設定
する。
【0116】さて、図21に示すように、読み出しメモ
リ制御回路1906の動作は、同期信号生成回路200
0が垂直同期信号1917、水平同期信号1918を生
成する以外は、前述した映像処理部3の書き込みメモリ
制御回路703の動作と、ほぼ同じである。
【0117】フレームメモリ303、310、フィール
ドメモリ704、ラインメモリ705へ出力する信号
は、フレームメモリ読み出しアドレスリセット信号19
14、フィールドメモリ読み出しアドレスリセット信号
1915、ラインメモリ読み出しアドレスリセット信号
1916、読み出しクロック1913となる。
【0118】垂直読み出し開始位置レジスタ2006と
垂直カウンタ2008は、フレームメモリ303、31
0の垂直方向の読み出し位置を決定する。垂直カウンタ
2008は2回に一度垂直同期信号1917でゼロクリ
アされ、水平同期信号1918によって計数を行なう。
比較回路2008は、あらかじめ設定した垂直読み出し
開始位置レジスタの設定値と垂直カウンタの出力201
3を比較し、一致するとフレームメモリ303、310
から読みだしを開始するラインであることを示す垂直開
始位置比較結果2014を読み出し制御信号生成回路2
009へ出力する。
【0119】読み出し制御信号生成回路2009は、こ
れを受けるとフレームメモリ読み出しアドレスリセット
信号1914とフィールドメモリ読み出しアドレスリセ
ット信号1915を出力する。
【0120】一方、水平読み出し開始位置レジスタ20
01と水平読み出し終了位置レジスタ2003と水平カ
ウンタ2002は、フレームメモリ303、310の水
平方向の読み出し範囲を決定する。水平カウンタ200
2は水平同期信号1918でゼロクリアされ、4fsc
クロック1912によって計数する。水平カウンタ出力
2010と水平読み出し開始位置レジスタ2001の設
定値が一致すると、水平方向の読み出し開始であること
を示す水平読み出し開始位置比較結果2011を読み出
し制御信号生成回路2009へ出力する。読み出し制御
信号生成回路2009は、比較回路2004から水平読
み出し開始位置比較結果2011を入力しラインメモリ
読み出しアドレスリセット信号1916を出力する。ま
た、比較回路2008からの垂直開始位置比較結果20
14を参照して、これが、そのフレ−ムの第1有効ライ
ンであれば、フレームメモリ読み出しアドレスリセット
信号1914とフィールドメモリ読み出しアドレスリセ
ット信号1915を出力し、4fscクロック1912
と同じ周波数の読み出しクロック1913を順次出力
し、フィ−ルドメモリ704、フレームメモリ303、
310から1ライン分の表示データを読みだす。
【0121】そして、水平カウンタ出力2002と水平
読み出し終了位置レジスタ2003の設定値が一致する
と、比較回路2005は水平読み出し終了位置比較結果
2012を読み出し制御信号生成回路2009へ出力
し、読み出し制御信号生成回路2009は読み出しクロ
ック1913を停止する。
【0122】次に水平同期信号1918によって水平カ
ウンタ2002がゼロクリアされ、上記と同様にして2
ライン目の表示データをフレームメモリ303、310
から同時に順次読み出す。第2ラインでは、読み出しク
ロック1913は、フィ−ルドメモリ704には与えら
れず、ラインメモリ705に与えられる。2ライン目以
降の動作は、読み出し制御信号生成回路2009へ比較
回路2008からの垂直開始位置比較結果2014出力
されないので、フレームメモリ読み出しアドレスリセッ
ト信号1914は出力されない。このような動作を繰り
返し1フレーム分の表示データをフレームメモリ30
3、310から順次読み出す。
【0123】以下、表示装置301の表示部11の詳細
について説明する。
【0124】図22に、表示部11の内部構成を示す。
【0125】図中、2200は液晶コントローラ、22
01はTFT−LCD、2202は表示データ読み出し
信号、2203は液晶制御信号、2204は書き込みメ
モリ制御回路703からの書き込み制御信号である。
【0126】合成部b10で合成された表示データは、
書き込み制御信号2204で、前述したフレームメモリ
303と同様な表示データ格納方式でフレームメモリ3
11に1画面分書き込まれる。そして液晶コントローラ
2200は、フレームメモリ311に収納されている表
示データを表示データ読み出し信号2202で順次読み
出し、TFT−LCD2201に必要な液晶制御信号2
203を出力し、TFT−LCD2201に適した表示
データ速度、データ形式に変換して、TFT−LCD2
201に与え表示を行う。
【0127】ところで、以上の説明では、表示部11の
1画面分の表示データ(26万色)を、表示制御装置1
000より第2の伝送ケーブルを介して表示装置201
に伝送したが、伝送ケーブルの伝送速度、伝送距離を考
慮すると、エレベータかご13の昇降速度に合わせて1
画面分の表示データを伝送できない場合が考えられる。
このような場合には、階表示等を適切に行なうことが
できなくなってしまう。
【0128】そこで、このような場合には、情報処理部
5のPC304が、I/O命令によってイメージスキャ
ナ4が読み取った26万色の静止画データを、たとえば
512色等の静止画データに変換するようにしてもよ
い。このような変換は、カラーパレットの内容を自由に
設定できるPCを用いるようにすれば、カラ−パレット
の設定を変更するだけで容易に行なうことができる。こ
のようにすることにより、伝送する情報量を減らすこと
ができエレベータかご13の昇降速度に合わせて1画面
分の表示データを伝送することが可能になる。なお、こ
れはエレベータ情報処理部7についても同様である。
【0129】または、図23示すように情報処理部5を
構成するようにしてもよい。
【0130】図中、2300は表示領域制御回路、23
01は合成部a8からの読み出し信号である。他は、図
3に同符号を付して示した部位と同じ部位である。
【0131】ここで、PC304、フレームメモリ30
5、表示領域制御回路2300はI/Oで接続されてい
るものとする。
【0132】さて、このような構成において、あらかじ
め表示領域制御回路2300には、エレベータかご13
の昇降速度に合わせて伝送できる表示データの量を考慮
して、表示する領域を指定し、その指定領域を記憶させ
ておく。PC304は先に説明したように、イメージス
キャナ4が読み取った静止画データを一旦取り込み、フ
レームメモリ305へ書き込むが、この際、PC304
は表示領域制御回路2300に記憶してある指定領域を
参照し、I/O命令によって指定領域分の静止画データ
のみをフレームメモリ305へ書き込む。
【0133】また、エレベータ情報処理部7も図24に
示すように情報処理部5と同様な構成とするようにして
もよい。
【0134】図24中、2400は表示領域制御回路、
2401は合成部a8からの読み出し信号である。ま
た、PC306、フレームメモリ307、表示領域制御
回路2400はI/Oで接続されているものとする。
【0135】このような構成において、PC306はエ
レベータ情報源6からエレベータ運行情報を参照し、運
行情報を示す情報提示用画面を、表示領域制御回路24
00に記憶してある指定領域分生成し、I/O命令によ
ってフレームメモリ307に書き込む。
【0136】ここで、情報処理部5とエレベータ情報処
理部を図23、24に示すように構成した場合は、合成
部a8でフレームメモリ305、307に格納されてい
る指定領域分の表示データを読み出し、優先度制御回路
1403にて表示領域制御回路2300、2400で指
定してある領域内をさらに領域分けをして合成し、もし
くは、所定の優先度に従い合成し、伝送部b9で合成静
止画データをエレベータかご13内の合成部b10に伝
送する。
【0137】合成部b10の書き込み制御回路1903
は、伝送されてきた合成静止画データフレームメモリ3
10に書き込む。そして読み出しメモリ制御回路190
6は、フレームメモリ303に格納されている1画面分
の動画像の表示データと、フレームメモリ310に格納
されている指定領域分の合成デジタル表示データを読み
出し、優先度制御回路1910で領域分けして表示部1
1の1画面分になるように合成し、表示部11で表示す
る。
【0138】しかし、このように表示色を制限したり、
静止画の大きさを小さくすることにより、伝送量を減ら
す手法によれば装置の構成が複雑になってしまう。
【0139】そこで、図25に示すようの表示制御装置
1000を構成するようにしてもよい。
【0140】すなわち、図25に示すように、エレベー
タ情報処理部7としてPC2500のみを用い、情報処
理部5としてPC2501を用いることにする。また、
情報処理部5はエレベータかご内に設置する。
【0141】なお、図中、2502はフレームメモリ、
2503は記憶装置である。記憶装置2503はハード
ディスク、または電源を切っても記憶内容を保持してお
くメモリ(たとえばフラッシュメモリ、電源バックアッ
プつきのDRAM等)を用いる。また、エレベータ運行
情報で提示する情報提示用画面で使用する文字や記号の
表示データは、記憶装置2503を設置時に記憶させ
る。もしくは、エレベータの電源のON時に、エレベー
タ機械室12から記憶装置2503に伝送する。
【0142】さて、エレベータ機械室12内の映像信号
源1の動画像のデータは前述したように、コンポジット
ビデオ信号で第1の伝送ケーブルを用いてエレベータか
ご内に伝送し、エレベータかご内の映像処理部3でデジ
タル化する。
【0143】一方、エレベータ情報源6のエレベータ運
行情報で使用する文字や記号の表示データは、あらかじ
め記憶装置2503に記憶しておく。また、記憶してい
る文字や記号の表示データには一義的に対応するコード
を割付ける。
【0144】そして、エレベータ機械室12内のエレベ
ータ情報処理部7のPC2500はエレベータ情報源6
から入力したエレベータ運行情報から一義的に割り付け
たコードを出力して、エレベータかご内の情報処理部5
のPC2501に伝送する。
【0145】PC2501はコードを受け取り、そのコ
ードと対応した表示データを記憶装置2503から読み
出し、I/O命令によってフレームメモリ2502に格
納する。
【0146】合成部b10はフレームメモリ303、2
502に格納されている動画データと記憶装置から読み
だしたデータを、前述したように、並列に読み出して合
成し、表示部11に表示する1画面分の表示データをフ
レームメモリ311に格納する。合成部b10で合成さ
れた表示データは、前述したように、表示装置に表示さ
れる。
【0147】なお、図25に示した構成によれば、合成
部b10は、受信回路1900、シリアル−パラレル変
換回路1901、発振回路1902、書き込み制御回路
1903を備えている必要はない、合成部b10で合成
された表示データは、前述したように、表示装置に表示
する。また本実施例では、記憶装置2503はハードデ
ィスク、またはフラッシュメモリとして説明したが、D
RAMを用いて電池バックアップとしても実現に際し何
ら問題はない。
【0148】なお、以上の実施例では、表示部11とし
てTFT−LCDを用いたが、これに代えて、STN液
晶表示装置場度各種の表示装置を用いることができる。
またCRT表示装置を用いるようにしてもよい。また、
表示部11として映像信号入力を持つ表示装置を用いれ
ば、表示部11は、その表示装置そのものだけで実現で
きる。
【0149】また、以上の説明では、表示部11の解像
度として、水平解像度640ドット、垂直解像度480
ラインとして説明してきたが、書き込みメモリ制御回路
703、読み出しメモリ制御回路1403の設定値を変
えることで対応可能である。
【0150】この場合、フレームメモリの容量は、解像
度に応じて増減する。
【0151】さらに、コンポジットビデオ信号として
は、NTSC方式の映像信号の他、PAL方式のコンポ
ジットビデオ信号を用いるようにしてもよい。
【0152】また、グラフィック信号源4としては、イ
メージスキャナの他、汎用のグラフィックソフトウェア
用いてPC上で作成したグラフィックデータを用いるよ
うにしてもよい。
【0153】また、表示装置200は、エレベ−タかご
内の他、エレベ−タホ−ルにも設置するようにするのが
好ましい。
【0154】以上説明してきたように、本実施例によれ
ば、情報量の比較的少ない静止画によって提示するエレ
ベータ運行情報画像と一般情報は重ね合わせてデジタル
化し、かご内やホールに伝送し、情報量の大きい動画は
アナログのコンポジットビデオ信号のまま、かご内やホ
ールに伝送した後、デジタル化し、合成して表示する。
【0155】これによりことで乗客に対してエレベータ
運行情報と動画像など高度な情報を重ね合わせて表示で
きるので、極めて高速な伝送を行なわなくても、各利用
者に動画を含めた、より高度な情報を乗客に提供でき
る。
【0156】また、図1、3に示した構成によれば、エ
レベータホールやエレベータかご内に設置した表示装置
201を変更することなしに、任意の情報を各エレベー
タホールやエレベータかご内に設置した表示装置に表示
することができる。
【0157】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、エレベ
ータホールやエレベータかご内に、エレベータ運行情報
と共に動画像を含んだ情報を表示することができるエレ
ベータシステムにおける情報表示システム提供すること
ができる。
【0158】また、本発明によれば、エレベータホール
やエレベータかご内に設置した装置をいちいち更新せず
とも、任意の情報を各エレベータホールやエレベータか
ご内に設置した表示装置に表示することのできるエレベ
ータシステムにおける情報表示システム提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る情報表示システムの構成
を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施例に係る表示装置の設置形態を示
す説明図である。
【図3】本発明の実施例に係る情報表示システムにおけ
る画像データの流れを示す説明図である。
【図4】本発明の実施例に係る情報表示システムにおけ
る画像データの合成のようすを示す説明図である。
【図5】本発明の実施例に係る伝送路部aの構成を示す
ブロック図である。
【図6】NTSC方式を説明する説明図である。
【図7】本発明の実施例に係る映像処理部の構成を示す
ブロック図である。
【図8】本発明の実施例に係るフィ−ルドメモリとフレ
−ムメモリの格納データの関係を示す説明図である。
【図9】本発明の実施例に係るフィ−ルドメモリとフレ
−ムメモリをRAMで構成した場合の対応について説明
した説明図である。
【図10】本発明の実施例に係る書き込みメモリ制御回
路の構成を示すブロック図である。
【図11】本発明の実施例に係る書き込みメモリ制御回
路の動作を示すタイミングチャ−トである。
【図12】本発明の実施例に係る情報処理部の構成を示
すブロック図である。
【図13】本発明の実施例に係るエレベータ情報処理部
の構成を示すブロック図である。
【図14】本発明の実施例に係る合成部aの構成を示す
ブロック図である。
【図15】本発明の実施例に係る読み出し制御回路の動
作を示すタイミングチャ−トである。
【図16】本発明の実施例に係る優先度制御回路の構成
を示すブロック図である。
【図17】本発明の実施例に係る優先度制御回路の動作
を示すタイミングチャ−トである。
【図18】本発明の実施例に係る伝送路部bの構成を示
すブロック図である。
【図19】本発明の実施例に係る合成部bの構成を示す
ブロック図である。
【図20】本発明の実施例に係る読み出しメモリ制御回
路の構成を示すブロック図である。
【図21】本発明の実施例に係る読み出しメモリ制御回
路の動作を示すタイミングチャ−トである。
【図22】本発明の実施例に係る表示部の構成を示すブ
ロック図である。
【図23】本発明の実施例に係る情報処理部の他の構成
を示すブロック図である。
【図24】本発明の実施例に係るエレベータ情報処理部
の他の構成を示すブロック図である。
【図25】本発明の実施例に係る情報表示システムの他
の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 映像信号源 2 伝送部a 3 映像処理部 4 グラフィック信号源 5 情報処理部 6 エレベータ情報源 7 エレベータ情報処理部 8 合成部a 9 伝送部b 10 合成部b 11 表示部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 内田 靖人 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立画像情報システム内 (72)発明者 鈴木 哲也 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立画像情報システム内 (72)発明者 小林 延久 茨城県勝田市市毛1070番地 株式会社日立 製作所水戸工場内 (72)発明者 米田 健治 茨城県勝田市市毛1070番地 株式会社日立 製作所水戸工場内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画面上に映像を表示する表示部を有する、
    エレベータかご内もしくはエレベータホールに備えられ
    た表示装置と、 エレベータの運行状況を示す情報を文字もしくは図形で
    表現した静止画像を表す静止画データを生成するエレベ
    ータ情報処理部と、動画像を表すアナログビデオ信号を
    生成する動画像信号源装置とを有する、エレベータかご
    外に備えられた表示制御装置と、 前記表示制御装置の動画像信号源装置が生成したアナロ
    グビデオ信号を、前記表示装置に伝送するアナログ伝送
    路と、 前記表示制御装置のエレベータ情報処理部が生成した静
    止画データ信号を、前記表示装置に伝送するデジタル伝
    送路とを有し、 かつ、前記表示装置は、前記アナログ伝送路によって伝
    送されたアナログビデオ信号をデジタル化して動画デー
    タを生成する映像処理部手段と、前記デジタル伝送路に
    よって伝送された静止画データと、前記映像処理部が生
    成した動画データとを、静止画データが表す静止画像と
    前記動画データが表す動画像とが一つの画面上の映像に
    合成されるように合成し、表示データとする合成手段
    と、前記表示データの表す映像を前記表示部に表示する
    手段とを有することを特徴とするエレベータシステムに
    おける情報表示システム。
  2. 【請求項2】画面上に映像を表示する表示部を有する、
    エレベータかご内もしくはエレベータホールに備えられ
    た表示装置と、 静止画を表す第1の静止画データを生成する情報処理部
    と、エレベータの運行状況を示す情報を文字もしくは図
    形で表現した静止画像を表す第2の静止画データを生成
    するエレベータ情報処理部と、前記第1の静止画データ
    と第2の静止画データとを、第1の静止画データが表す
    静止画像と第2の静止画データが表す静止画が、一つの
    静止画像に合成されるように合成し、合成静止画データ
    とする第1の合成手段と、動画像を表すアナログビデオ
    信号を生成する動画像信号源装置とを有する、エレベー
    タかご外に備えられた表示制御装置と、 前記表示制御装置の動画像信号源装置が生成したアナロ
    グビデオ信号を、前記表示装置に伝送するアナログ伝送
    路と、 前記第1の合成手段が合成した合成静止画データ信号
    を、前記表示装置に伝送するデジタル伝送路とを有し、 かつ、前記表示装置は、前記アナログ伝送路によって伝
    送されたアナログビデオ信号をデジタル化して動画デー
    タを生成する映像処理部手段と、前記デジタル伝送路に
    よって伝送された合成静止画データと、前記映像処理部
    が生成した動画データとを、合成静止画データが表す静
    止画像と前記動画データが表す動画像とが一つの画面上
    の映像に合成されるように合成し、表示データとする合
    成手段と、前記表示データの表す映像を前記表示部に表
    示する手段とを有することを特徴とするエレベータシス
    テムにおける情報表示システム。
  3. 【請求項3】請求項2記載の情報表示システムであっ
    て、 前記表示制御装置の第1の合成手段は、あらかじめ1画
    面を分割した複数の領域のうちの第1の静止画データに
    割り当てられている領域に対応する、前記第1の静止画
    データの部分と、前記複数の領域のうちの第2の静止画
    データに割り当てられている領域に対応する、前記第2
    の静止画データの部分とを合成することにより、前記合
    成静止画データを生成することを特徴とするエレベ−タ
    システムにおける情報表示システム。
  4. 【請求項4】請求項2記載の情報表示システムであっ
    て、 前記表示装置の第2の合成手段は、あらかじめ1画面を
    分割した複数の領域のうちの静止画像に割り当てられて
    いる領域に対応する、前記合成静止画データの部分と、
    前記複数の領域のうちの動画に割り当てられている領域
    に対応する、前記動画データの部分とを合成することに
    より、前記合成静止画データを生成することを特徴とす
    るエレベ−タシステムにおける情報表示システム。
  5. 【請求項5】請求項2記載の情報表示システムであっ
    て、 前記表示制御装置の第1の合成手段は、画面上の、第2
    の静止画データが表す画像が存在しない領域に、前記第
    1の静止画データが表す画像中の前記領域に対応する領
    域を組み込むように、前記第1の静止画データと第2の
    静止画データを合成することを特徴とするエレベ−タシ
    ステムにおける情報表示システム。
  6. 【請求項6】請求項2記載の情報表示システムであっ
    て、 前記表示装置の第2の合成手段は、画面上の、合成静止
    画データが表す画像が存在しない領域に、前記動画デー
    タが表す動画像中の前記領域に対応する領域を組み込む
    ように、前記合成静止画データと動画データを合成する
    ことを特徴とするエレベ−タシステムにおける情報表示
    システム。
  7. 【請求項7】請求項2、3、4、5または6記載の情報
    表示システムであって、 前記情報処理部は、前記第1の静止画データの表す静止
    画像の大きさもしくは色数を制限する手段を有し、 前記エレベータ情報処理部は、前記第2の静止画データ
    の表す静止画像の大きさもしくは色数を制限する手段を
    有することを特徴とするエレベ−タシステムにおける情
    報表示システム。
  8. 【請求項8】画面上に映像を表示する表示部を有する、
    エレベータかご内もしくはエレベータホールに備えられ
    た表示装置と、 エレベータの運行状況を示す情報を文字もしくは図形で
    表現した静止画像を指定するコ−ドを生成するエレベー
    タ情報処理部と、動画像を表すアナログビデオ信号を生
    成する動画像信号源装置とを有する、エレベータかご外
    に備えられた表示制御装置と、 前記表示制御装置の動画像信号源装置が生成したアナロ
    グビデオ信号を、前記表示装置に伝送するアナログ伝送
    路と、 前記表示制御装置のエレベータ情報処理部が生成した情
    報を、前記表示装置に伝送するデジタル伝送路とを有
    し、 かつ、前記表示装置は、複数の静止画像を規定する複数
    の、それぞれ異なるコ−ドで指定される静止画像データ
    を記憶する記憶手段と、前記アナログ伝送路によって伝
    送されたアナログビデオ信号をデジタル化して動画デー
    タを生成する映像処理部手段と、前記デジタル伝送路に
    よって伝送されたコ−ドによって指定される前記記憶手
    段に記憶されている静止画データと、前記映像処理部が
    生成した動画データとを、静止画データが表す静止画像
    と前記動画データが表す動画像とが一つの画面上の映像
    に合成されるように合成し、表示データとする合成手段
    と、前記表示データの表す映像を前記表示部に表示する
    手段とを有することを特徴とするエレベータシステムに
    おける情報表示システム。
  9. 【請求項9】請求項8記載の情報表示システムであっ
    て、 前記表示装置の記憶手段に記憶されている複数の静止画
    データは、あらかじめ、当該静止画データを指定するコ
    −ドと共に表示制御装置より前記デジタル伝送路を介し
    て伝送された静止画データであることを特徴とするエレ
    ベータシステムにおける情報表示システム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020132308A (ja) * 2019-02-14 2020-08-31 株式会社日立製作所 エレベーターのかご位置表示装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2020132308A (ja) * 2019-02-14 2020-08-31 株式会社日立製作所 エレベーターのかご位置表示装置

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