JPH0717257A - ベルトモールのクリップ構造 - Google Patents

ベルトモールのクリップ構造

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Publication number
JPH0717257A
JPH0717257A JP15722393A JP15722393A JPH0717257A JP H0717257 A JPH0717257 A JP H0717257A JP 15722393 A JP15722393 A JP 15722393A JP 15722393 A JP15722393 A JP 15722393A JP H0717257 A JPH0717257 A JP H0717257A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
belt molding
lip
clip
clip member
door
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP15722393A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeru Yasuraoka
茂 安良岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kanto Jidosha Kogyo KK
Toyota Motor East Japan Inc
Original Assignee
Kanto Jidosha Kogyo KK
Kanto Auto Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kanto Jidosha Kogyo KK, Kanto Auto Works Ltd filed Critical Kanto Jidosha Kogyo KK
Priority to JP15722393A priority Critical patent/JPH0717257A/ja
Publication of JPH0717257A publication Critical patent/JPH0717257A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 クリップ部材及び取付リブを一体化して単一
の部材によりベルトモール取付機能及びスタビライザ機
能を発揮するベルトモールのクリップ構造を提供する。 【構成】 ドアガラス17に弾接し得るリップ15,1
6を備えているベルトモール13が、クリップ部材14
を介してドア本体11のドアパネル12に固定される。
クリップ部材14は、リップ16の対応位置に形成され
た取付穴19に挿通する取付リブ18を有しており、取
付リブ18がリップ16をその背後より支持し得るよう
にした。取付穴19は長穴に形成され、長穴19に取付
リブ18が挿通したクリップ部材14を回転させること
により、クリップ部材14とベルトモール13が結合す
る。単一の部材によりベルトモール取付機能及びスタビ
ライザ機能を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、乗用車等のサイドドア
において、そのドア本体の上縁部に沿って敷設されるベ
ルトモールの取付・固定用のクリップの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の車両では、サイドドアのドア本
体の上縁部に沿って、ベルトモールが敷設される。そし
て、このベルトモールは、クリップによってドア本体の
ドアパネル側に固定される。図7は、従来のベルトモー
ルのクリップ構造例を示しており、図において、1はサ
イドドアのドア本体、2はドア本体1のドアパネル、3
はベルトモール、4はベルトモール3をドアパネル2に
固定するためのクリップであり、ベルトモール3に沿っ
て複数設けられている。上記ベルトモール3は、上下2
列の第1リップ5及び第2リップ6を備えており、これ
らの第1リップ5及び第2リップ6は図8に示したよう
に、ドア本体1より昇降するドアガラス7に弾接し得る
ようになっている。
【0003】図7に示されるように、第2リップ6の途
中適所が一定幅でカットされ、このカット部分にスタビ
ライザ8が設けられる。スタビライザ8は、図8に示し
たように鋼板ベース9とこの鋼板ベース9に付着した植
毛10により構成される。スタビライザ8を取り付ける
場合、図9に示したように、鋼板ベース9の一部をベル
トモール3の穴3aから突出させて、カシメ付けること
により固定される。これによりベルトモール3は、クリ
ップ4によってドア本体1側へ取付・固定され、また第
1リップ5及び第2リップ6は、スタビライザ8によっ
て、ドアガラス7に対して安定的に弾接するようになっ
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
クリップ構造では、特に上記のようにスタビライザ8を
別部品として設け、しかもこのスタビライザ8を第2リ
ップ6のカット部分に設ける構造となっている。従っ
て、部品点数及び製作工数が多くかかり、また特に第2
リップ6のカット部分においてシール性を確保する点で
も問題がある。
【0005】本発明は以上の点に鑑み、ベルトモールの
諸性能を向上し、且つ構造の簡素化を実現するベルトモ
ールのクリップ構造を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のベルトモールの
クリップ構造は、ドア本体の上縁部に沿って敷設される
と共に、ドアガラスに弾接し得るリップを備えているベ
ルトモールが、クリップ部材を介して上記ドア本体のド
アパネルに固定されるものであり、上記クリップ部材
は、上記リップの対応位置に形成された取付穴に挿通す
る取付リブを有していて、この取付リブが上記リップを
その背後より支持し得るようにしたものである。
【0007】特に前記取付穴は長穴に形成され、この長
穴に前記取付リブが挿通した前記クリップ部材を回転さ
せることにより、このクリップ部材と前記ベルトモール
が結合するようにしたものである。
【0008】
【作用】本発明によれば、取付リブを取付穴に挿通し
て、クリップ部材を回転させることにより、クリップ部
材とベルトモールとを簡単且つ確実に結合させることが
できる。そしてベルトモールはクリップ部材によって固
定されると共に、クリップ部材の取付リブは、リップを
背後より支持する。クリップ部材は、ベルトモール取付
機能を有し、その取付リブは、リップを背後より支持
し、このように単一の部材によりベルトモール取付機能
及びドアガラスに対するスタビライザ機能を備えてい
る。
【0009】
【実施例】以下、図1乃至図5に基づき、本発明のベル
トモールのクリップ構造の一実施例を説明する。図1は
ベルトモールのクリップ構造の一実施例による要部構成
を示している。図において、11はサイドドアのドア本
体、12はドア本体11のドアパネル、13はベルトモ
ール、14はベルトモール13をドアパネル12に固定
するためのクリップであり、図2に示されるようにベル
トモール13に沿って複数の箇所に設けられている。上
記ベルトモール13は、上下2列の第1リップ15及び
第2リップ16を備えており、これらの第1リップ15
及び第2リップ16は、ドア本体11より昇降するドア
ガラス17に弾接し得るようになっている。
【0010】上記クリップ14は、図3にも示されるよ
うにベルトモール13の内側に装着されるが、第2リッ
プ16のほぼ対応位置に取付リブ18を有している。こ
の取付リブ18は、図4に示したようにクリップ14か
ら突出して一体成形される。一方、ベルトモール13に
は、図5に示したように取付リブ18が挿通し得る取付
穴19が形成されている。そして特に取付穴19は長穴
に形成されている。
【0011】ここで、取付リブ18及び取付穴19の具
体的寸法関係は、図4及び図5に示したように、寸法a
は寸法bに等しく、寸法a及び寸法bは寸法dよりも僅
かに小さい。また寸法cは取付穴19の寸法eよりも僅
かに小さくなっている。これにより取付リブ18は一定
の微小隙間を以て取付穴19に挿通する。
【0012】本発明のクリップ構造によれば、クリップ
14をベルトモール13に取り付ける場合、先ず取付リ
ブ18が取付穴19と整合するように、クリップ14
は、図5に示されるように正規の取付状態から90°回
転される。そして取付リブ18を取付穴19に挿通させ
て、そのクリップ部材14を回転させることにより、ク
リップ部材14と取付リブ18の間にベルトモール13
を挟み込み、これによりクリップ部材14及びベルトモ
ール13が結合する。
【0013】このようにクリップ部材14を簡単且つ確
実にベルトモール13に取り付けることができ、更にベ
ルトモール13は、図1に示されるように、クリップ部
材14を介して、ドア本体11のドアパネル12に固定
される。
【0014】取付リブ18は、上記のようにベルトモー
ル13の第2リップ16のほぼ対応位置に設けられ、該
第2リップ16をその背後より支持する。即ち、図1に
示されるように第1リップ15及び第2リップ16は、
ドアガラス17によってベルトモール13側へ撓むが、
その際、取付リブ18が第2リップ16をその内側から
安定的且つ適正に支持する。このように取付リブ18は
また、第1リップ15及び第2リップ16、特に第2リ
ップ16に対するスタビライザ機能を備えている。
【0015】このように、クリップ部材14と一体的に
取付リブ18を設けたことにより、単一の部材によって
ベルトモール取付機能及びドアガラスに対するスタビラ
イザ機能を有するが、その場合、従来とは異なり、取付
リブ18を設けるために第2リップ16の一部をカット
する必要が全くない。従って第2リップ16等の適正機
能を発揮させることにより、シール性の向上が図れると
共に、水,埃等の侵入防止や風切音の発生防止を実現す
ることができる。
【0016】図6は本発明のクリップ構造の変形例を示
している。この例は、中空構造の第2リップ20に対し
て適用したもので、図示のように取付リブ18を第2リ
ップ20の内部に設けることができ、この場合にも上記
実施例と同様な作用効果を得ることができる。
【0017】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、クリップ
部材及び取付リブを一体化して、単一の部材によりベル
トモール取付機能及びスタビライザ機能を有効に実現す
ることができる。したがって、シール性や水・埃侵入防
止等のベルトモールの諸性能を向上し、且つ構造を簡素
化したことにより部品点数を削減し得ると共に、コスト
低減及び重量減少を図ることができる。またクリップ部
材及び取付リブの一体化構成により、位置精度を高める
ことができる等の利点を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のベルトモールのクリップ構造の一実施
例による縦断面図である。
【図2】本発明のベルトモールのクリップ構造における
斜視図である。
【図3】本発明のベルトモールのクリップ構造における
要部斜視図である。
【図4】本発明のベルトモールのクリップ構造に係るク
リップの斜視図である。
【図5】本発明に係るクリップのベルトモールへの取付
方法を示す斜視図である。
【図6】本発明のベルトモールのクリップ構造の変形例
を示す縦断面図である。
【図7】従来のベルトモールのクリップ構造における斜
視図である。
【図8】図7のA−A線に沿う断面図である。
【図9】図7のB−B線に沿う断面図である。
【符号の説明】
11 ドア本体 12 ドアパネル 13 ベルトモール 14 クリップ 15 第1リップ 16 第2リップ 18 取付リブ 19 取付穴

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドア本体の上縁部に沿って敷設されると
    共に、ドアガラスに弾接し得るリップを備えているベル
    トモールを、クリップ部材を介して上記ドア本体のドア
    パネルに固定するようにしたベルトモールのクリップ構
    造において、上記クリップ部材が、上記リップの対応位
    置に形成された取付穴に挿通する取付リブを有し、この
    取付リブが上記リップをその背後より支持し得るように
    したことを特徴とするベルトモールのクリップ構造。
  2. 【請求項2】 前記取付穴が長穴に形成され、この長穴
    に前記取付リブが挿通した前記クリップ部材を回転させ
    ることにより、該クリップ部材と前記ベルトモールが結
    合するようにしたことを特徴とする請求項1に記載のベ
    ルトモールのクリップ構造。
JP15722393A 1993-06-28 1993-06-28 ベルトモールのクリップ構造 Pending JPH0717257A (ja)

Priority Applications (1)

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JP15722393A JPH0717257A (ja) 1993-06-28 1993-06-28 ベルトモールのクリップ構造

Applications Claiming Priority (1)

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JP15722393A JPH0717257A (ja) 1993-06-28 1993-06-28 ベルトモールのクリップ構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0717257A true JPH0717257A (ja) 1995-01-20

Family

ID=15644919

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JP15722393A Pending JPH0717257A (ja) 1993-06-28 1993-06-28 ベルトモールのクリップ構造

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JP (1) JPH0717257A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013249011A (ja) * 2012-06-01 2013-12-12 Suzuki Motor Corp ドアアウタウェザストリップとその取付構造

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013249011A (ja) * 2012-06-01 2013-12-12 Suzuki Motor Corp ドアアウタウェザストリップとその取付構造

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