JPH07172452A - 蓋部材を保持するための支え - Google Patents
蓋部材を保持するための支えInfo
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- JPH07172452A JPH07172452A JP6259000A JP25900094A JPH07172452A JP H07172452 A JPH07172452 A JP H07172452A JP 6259000 A JP6259000 A JP 6259000A JP 25900094 A JP25900094 A JP 25900094A JP H07172452 A JPH07172452 A JP H07172452A
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R9/00—Supplementary fittings on vehicle exterior for carrying loads, e.g. luggage, sports gear or the like
- B60R9/04—Carriers associated with vehicle roof
- B60R9/055—Enclosure-type carriers, e.g. containers, boxes
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E05—LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
- E05C—BOLTS OR FASTENING DEVICES FOR WINGS, SPECIALLY FOR DOORS OR WINDOWS
- E05C17/00—Devices for holding wings open; Devices for limiting opening of wings or for holding wings open by a movable member extending between frame and wing; Braking devices, stops or buffers, combined therewith
- E05C17/02—Devices for holding wings open; Devices for limiting opening of wings or for holding wings open by a movable member extending between frame and wing; Braking devices, stops or buffers, combined therewith by mechanical means
- E05C17/04—Devices for holding wings open; Devices for limiting opening of wings or for holding wings open by a movable member extending between frame and wing; Braking devices, stops or buffers, combined therewith by mechanical means with a movable bar or equivalent member extending between frame and wing
- E05C17/32—Devices for holding wings open; Devices for limiting opening of wings or for holding wings open by a movable member extending between frame and wing; Braking devices, stops or buffers, combined therewith by mechanical means with a movable bar or equivalent member extending between frame and wing consisting of two or more pivoted rods
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E05—LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
- E05B—LOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
- E05B15/00—Other details of locks; Parts for engagement by bolts of fastening devices
- E05B15/0086—Toggle levers
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- Mechanical Engineering (AREA)
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- Electrotherapy Devices (AREA)
- Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
- Saccharide Compounds (AREA)
- Closing And Opening Devices For Wings, And Checks For Wings (AREA)
- Hinges (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 構造が簡単であり、かつ確実な閉鎖位置を占
め、従って、閉めておく力及び開けておく力が正確に規
定されることができる支えを提供する。 【構成】 閉鎖される容器に対して蓋を閉鎖又は開放位
置に保持する支えに関し、第１アーム９と第２アーム１
０を有し、容器又は蓋に固定するために旋回支承部によ
って規定され、両アームが別の旋回支承部１３を介して
互いに結合され、両アーム９，１０の間に、アーム９，
１０を近付ける又は遠ざける位置に支持する圧縮ばね１
６が作用し、圧縮ばね１６が一端部１７で第１アーム９
に支持され、かつ他端部１８で第２アーム１０に、この
圧縮ばねが第２アーム１０に旋回支承部１３に対して偏
心的に配置されるように支持され、第２アーム１０への
圧縮ばね１６の作用点が、両アーム９，１０の伸長位置
では、第１アーム９の旋回支承部の中心と、両アーム間
９，１０の第３旋回支承部１３との間の結合線２７から
一方側へずれ、かつ閉鎖位置では結合線２７から他方側
へずれている。
め、従って、閉めておく力及び開けておく力が正確に規
定されることができる支えを提供する。 【構成】 閉鎖される容器に対して蓋を閉鎖又は開放位
置に保持する支えに関し、第１アーム９と第２アーム１
０を有し、容器又は蓋に固定するために旋回支承部によ
って規定され、両アームが別の旋回支承部１３を介して
互いに結合され、両アーム９，１０の間に、アーム９，
１０を近付ける又は遠ざける位置に支持する圧縮ばね１
６が作用し、圧縮ばね１６が一端部１７で第１アーム９
に支持され、かつ他端部１８で第２アーム１０に、この
圧縮ばねが第２アーム１０に旋回支承部１３に対して偏
心的に配置されるように支持され、第２アーム１０への
圧縮ばね１６の作用点が、両アーム９，１０の伸長位置
では、第１アーム９の旋回支承部の中心と、両アーム間
９，１０の第３旋回支承部１３との間の結合線２７から
一方側へずれ、かつ閉鎖位置では結合線２７から他方側
へずれている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、第１のアームと第２の
アームとを有しており、しかも一方のアームが第１の旋
回支承部を介して容器と結合されていて、かつ他方のア
ームが第２の旋回支承部を介して蓋部材と結合されてお
り、さらに、両方のアームが第３の旋回支承部を介して
互いに結合されており、さらに、両方のアームが、それ
らの間で作用する圧縮ばねによって、旋回支承部を互い
に近付けているアームの閉鎖位置に相応する位置に互い
に支持されていて、あるいは旋回支承部を互いに遠ざけ
ているアームの開放位置に相応する位置に互いに支持さ
れている形式の、蓋部材、特にフラップ又はカバーを、
これによって閉鎖される容器に対して閉鎖位置又は開放
位置に保持するための支えに関する。
アームとを有しており、しかも一方のアームが第１の旋
回支承部を介して容器と結合されていて、かつ他方のア
ームが第２の旋回支承部を介して蓋部材と結合されてお
り、さらに、両方のアームが第３の旋回支承部を介して
互いに結合されており、さらに、両方のアームが、それ
らの間で作用する圧縮ばねによって、旋回支承部を互い
に近付けているアームの閉鎖位置に相応する位置に互い
に支持されていて、あるいは旋回支承部を互いに遠ざけ
ているアームの開放位置に相応する位置に互いに支持さ
れている形式の、蓋部材、特にフラップ又はカバーを、
これによって閉鎖される容器に対して閉鎖位置又は開放
位置に保持するための支えに関する。
【０００２】
【従来の技術】この種の支えはドイツ連邦共和国特許第
２６５３１０６号明細書に記載されている。この場合、
支えの両方のアームは互いにばねを介して間接的に支持
されている。ばねがスライダを負荷する。スライダは、
支えの一方に沿って移動可能に配置されており、かつス
ライダの端面に存在する支持輪郭によって他方のアーム
の相応する支持面に当接する。スライダは、両方のアー
ムを、蓋及び容器の開放位置に相応するアームの位置に
錠止する。さらに、スライダは、蓋及び容器の閉鎖位置
に相応するアームの相互位置にアームを互いに固定する
ために使用される。このような構成の欠点は、不都合な
摩擦状態の際に自縛作用が生じてしまい、ひいてはドア
を開放する際にロック作用が生じてしまうことである。
さらに、スライダのための射出成形型が、外側輪郭及び
ロッドの開放のために不経済になるという欠点がある。
２６５３１０６号明細書に記載されている。この場合、
支えの両方のアームは互いにばねを介して間接的に支持
されている。ばねがスライダを負荷する。スライダは、
支えの一方に沿って移動可能に配置されており、かつス
ライダの端面に存在する支持輪郭によって他方のアーム
の相応する支持面に当接する。スライダは、両方のアー
ムを、蓋及び容器の開放位置に相応するアームの位置に
錠止する。さらに、スライダは、蓋及び容器の閉鎖位置
に相応するアームの相互位置にアームを互いに固定する
ために使用される。このような構成の欠点は、不都合な
摩擦状態の際に自縛作用が生じてしまい、ひいてはドア
を開放する際にロック作用が生じてしまうことである。
さらに、スライダのための射出成形型が、外側輪郭及び
ロッドの開放のために不経済になるという欠点がある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、構造
が簡単であり、かつ確実に閉めておくことができ、従っ
て、閉めておく力及び開けておく力が正確に規定される
ことができる支えを提供することにある。
が簡単であり、かつ確実に閉めておくことができ、従っ
て、閉めておく力及び開けておく力が正確に規定される
ことができる支えを提供することにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は下記
構成により達成される。 第１のアーム（９）と第２のアーム（１０）とを有
しており、しかも一方のアーム（９）が第１の旋回支承
部（６）を介して容器（１）と結合されていて、かつ他
方のアーム（１０）が第２の旋回支承部（７）を介して
蓋部材（２）と結合されており、さらに、両方のアーム
（９，１０）が第３の旋回支承部（１３）を介して互い
に結合されており、さらに、両方のアームが、それらの
間で作用する圧縮ばね（１６）によって、旋回支承部
（６，７）を互いに近付けているアーム（９，１０）の
閉鎖位置に相応する位置に互いに支持されていて、ある
いは旋回支承部（６，７）を互いに遠ざけているアーム
（９，１０）の開放位置に相応する位置に互いに支持さ
れている形式の、蓋部材（２）を、これによって閉鎖さ
れる容器（１）に対して閉鎖位置又は開放位置に保持す
るための支え（５）において、圧縮ばね（１６）が一方
の端部（１７）によって第１のアーム（９）に支持さ
れ、かつ他方の端部（１８）によって第２のアーム（１
０）に支持されており、さらに、圧縮ばね（１６）が、
両方のアーム（９，１０）を結合する第３の旋回支承部
（１３）に対して偏心的に第２のアーム（１０）に支持
されており、さらに、第２のアーム（１０）における圧
縮ばね（１６）の作用点が、アーム（９，１０）の開放
位置に相応する位置では、第１のアーム（９）における
第１の旋回支承部（６）の中心点と、両方のアーム
（９，１０）の間の第３の旋回支承部（１３）との間の
結合線（２７）から一方側へずれていて、かつ閉鎖位置
ではこの結合線（２７）から他方側へずれていることを
特徴とする、蓋部材を保持するための支え。
構成により達成される。 第１のアーム（９）と第２のアーム（１０）とを有
しており、しかも一方のアーム（９）が第１の旋回支承
部（６）を介して容器（１）と結合されていて、かつ他
方のアーム（１０）が第２の旋回支承部（７）を介して
蓋部材（２）と結合されており、さらに、両方のアーム
（９，１０）が第３の旋回支承部（１３）を介して互い
に結合されており、さらに、両方のアームが、それらの
間で作用する圧縮ばね（１６）によって、旋回支承部
（６，７）を互いに近付けているアーム（９，１０）の
閉鎖位置に相応する位置に互いに支持されていて、ある
いは旋回支承部（６，７）を互いに遠ざけているアーム
（９，１０）の開放位置に相応する位置に互いに支持さ
れている形式の、蓋部材（２）を、これによって閉鎖さ
れる容器（１）に対して閉鎖位置又は開放位置に保持す
るための支え（５）において、圧縮ばね（１６）が一方
の端部（１７）によって第１のアーム（９）に支持さ
れ、かつ他方の端部（１８）によって第２のアーム（１
０）に支持されており、さらに、圧縮ばね（１６）が、
両方のアーム（９，１０）を結合する第３の旋回支承部
（１３）に対して偏心的に第２のアーム（１０）に支持
されており、さらに、第２のアーム（１０）における圧
縮ばね（１６）の作用点が、アーム（９，１０）の開放
位置に相応する位置では、第１のアーム（９）における
第１の旋回支承部（６）の中心点と、両方のアーム
（９，１０）の間の第３の旋回支承部（１３）との間の
結合線（２７）から一方側へずれていて、かつ閉鎖位置
ではこの結合線（２７）から他方側へずれていることを
特徴とする、蓋部材を保持するための支え。
【０００５】 アーム（９，１０）の相対位置が、ア
ームの開放位置に相応する位置でストッパ（３０，３
１）によって制限されていることを特徴とする前記記
載の支え。 アーム（９，１０）の閉鎖位置に相応する位置にお
ける、結合線（２７）に関する、偏心量（２８）ひいて
は圧縮ばね（１６）のてこ作用及び圧縮ばね（１６）の
ばね特性が、所望の閉鎖力により設定されていることを
特徴とする前記記載の支え。
ームの開放位置に相応する位置でストッパ（３０，３
１）によって制限されていることを特徴とする前記記
載の支え。 アーム（９，１０）の閉鎖位置に相応する位置にお
ける、結合線（２７）に関する、偏心量（２８）ひいて
は圧縮ばね（１６）のてこ作用及び圧縮ばね（１６）の
ばね特性が、所望の閉鎖力により設定されていることを
特徴とする前記記載の支え。
【０００６】 アーム（９，１０）の開放位置に相応
する位置における、結合線（２７）に関する、偏心量
（２９）ひいては圧縮ばね（１６）のてこ作用及び圧縮
ばね（１６）のばね特性が、蓋部材（２）のために必要
な支持力により設定されていることを特徴とする前記
記載の支え。 第１のアーム（９）がケーシング（１１）及びカバ
ー（１２）から成っており、しかも、ケーシング（１
１）とカバー（１２）との間に第２のアーム（１０）の
ための貫通開口（２５）が設けられており、かつ第２の
アーム（１０）がケーシング（１１）とカバー（１２）
との間で側方へ案内されており、さらに、圧縮ばね（１
６）が、カバー（１２）とケーシング（１１）との間の
中空室（１９）内に受容されていることを特徴とする前
記〜のいずれかに記載の支え。
する位置における、結合線（２７）に関する、偏心量
（２９）ひいては圧縮ばね（１６）のてこ作用及び圧縮
ばね（１６）のばね特性が、蓋部材（２）のために必要
な支持力により設定されていることを特徴とする前記
記載の支え。 第１のアーム（９）がケーシング（１１）及びカバ
ー（１２）から成っており、しかも、ケーシング（１
１）とカバー（１２）との間に第２のアーム（１０）の
ための貫通開口（２５）が設けられており、かつ第２の
アーム（１０）がケーシング（１１）とカバー（１２）
との間で側方へ案内されており、さらに、圧縮ばね（１
６）が、カバー（１２）とケーシング（１１）との間の
中空室（１９）内に受容されていることを特徴とする前
記〜のいずれかに記載の支え。
【０００７】 圧縮ばね（１６）が案内ロッド（２
４）に受容されており、この案内ロッドが支承レバー
（２０）を備えていることを特徴とする前記〜のい
ずれかに記載の支え。 支承レバー（２０）が、第２のアーム（１０）の支
承孔（２２）と一緒に、第２のアーム（１０）における
圧縮ばね（１６）のための支持部を形成していることを
特徴とする前記記載の支え。
４）に受容されており、この案内ロッドが支承レバー
（２０）を備えていることを特徴とする前記〜のい
ずれかに記載の支え。 支承レバー（２０）が、第２のアーム（１０）の支
承孔（２２）と一緒に、第２のアーム（１０）における
圧縮ばね（１６）のための支持部を形成していることを
特徴とする前記記載の支え。
【０００８】 両方のアーム（９，１０）が、プラス
チック、特にアセタール単独重合体（ＰＯＭ）から製造
されていることを特徴とする前記〜のいずれかに記
載の支え。 互いに平行な２つの側縁（３，４）の一方又は他方
を中心にして選択的に旋回可能である蓋部材（２）を容
器（１）に配置する場合に、容器（１）における第１の
アーム（９）の旋回支承部（６）及び蓋部材（２）にお
ける第２のアーム（１０）の旋回支承部（７）が、それ
ぞれ、両方の側縁（３，４）の間の中心で、容器（１）
もしくは蓋部材（２）に連結されていることを特徴とす
る前記〜のいずれかに記載の支え。
チック、特にアセタール単独重合体（ＰＯＭ）から製造
されていることを特徴とする前記〜のいずれかに記
載の支え。 互いに平行な２つの側縁（３，４）の一方又は他方
を中心にして選択的に旋回可能である蓋部材（２）を容
器（１）に配置する場合に、容器（１）における第１の
アーム（９）の旋回支承部（６）及び蓋部材（２）にお
ける第２のアーム（１０）の旋回支承部（７）が、それ
ぞれ、両方の側縁（３，４）の間の中心で、容器（１）
もしくは蓋部材（２）に連結されていることを特徴とす
る前記〜のいずれかに記載の支え。
【０００９】
【実施例】ルーフトランクに関する本発明による支えの
使用及びその構成を図面に詳しく記載して、これに基づ
いて説明する。図１には、閉鎖位置にある蓋２を有する
容器１が示されている。容器１は、搬送しようとする付
加的な品物を受容するための、自動車のためのルーフト
ランクである。
使用及びその構成を図面に詳しく記載して、これに基づ
いて説明する。図１には、閉鎖位置にある蓋２を有する
容器１が示されている。容器１は、搬送しようとする付
加的な品物を受容するための、自動車のためのルーフト
ランクである。
【００１０】両方の側縁が符号３もしくは４で示されて
いて、かつ蓋２を蝶番を介して容器１と結合している縁
を示しており、しかし、これらの縁は、それぞれ一方の
縁３又は４に配設された蝶番が閉鎖されていて、かつ他
方の縁に配設された蝶番が開放されているように構成さ
れている。蓋２は、容器１に関して支え５によって閉鎖
位置又は開放位置に保持されている。支え５は、旋回支
承部６を介して容器１と、かつ旋回支承部７を介して蓋
２と旋回可能に結合されている。両方の旋回支承部６，
７の中心は、それぞれ中心線８（閉鎖位置において）上
に配置されている。中心線８は、両方の側縁３，４の
間、もしくは両側縁の蝶番軸線の間の間隔の半分の所に
存在する。支え５は２つのアーム９，１０から成ってい
る。第１のアーム９は旋回支承部６を介して容器１と、
かつ第２のアーム１０は旋回支承部７を介して蓋２と結
合されている。図示の閉鎖位置では、両方の旋回支承部
６，７は互いに接近された位置にある。
いて、かつ蓋２を蝶番を介して容器１と結合している縁
を示しており、しかし、これらの縁は、それぞれ一方の
縁３又は４に配設された蝶番が閉鎖されていて、かつ他
方の縁に配設された蝶番が開放されているように構成さ
れている。蓋２は、容器１に関して支え５によって閉鎖
位置又は開放位置に保持されている。支え５は、旋回支
承部６を介して容器１と、かつ旋回支承部７を介して蓋
２と旋回可能に結合されている。両方の旋回支承部６，
７の中心は、それぞれ中心線８（閉鎖位置において）上
に配置されている。中心線８は、両方の側縁３，４の
間、もしくは両側縁の蝶番軸線の間の間隔の半分の所に
存在する。支え５は２つのアーム９，１０から成ってい
る。第１のアーム９は旋回支承部６を介して容器１と、
かつ第２のアーム１０は旋回支承部７を介して蓋２と結
合されている。図示の閉鎖位置では、両方の旋回支承部
６，７は互いに接近された位置にある。
【００１１】例えば、蓋２が、側縁３の蝶番軸線を中心
にして容器１から離れて時計回り方向で上方へ旋回され
ると、同時に両方のアーム９，１０の間の角度が拡大さ
れ、かつ両方の旋回支承部６，７は、蓋２の開放位置に
相応するその位置で互いに最大の間隔を占める。これに
対して、蓋２は破線で示す位置に相応して逆時計回り方
向で容器１から離れて旋回されることもできる。これに
相応して、旋回支承部６，７も互いに離れる。旋回支承
部６，７が中心線上に配置されていることにより、この
ような両方向への旋回が可能である。
にして容器１から離れて時計回り方向で上方へ旋回され
ると、同時に両方のアーム９，１０の間の角度が拡大さ
れ、かつ両方の旋回支承部６，７は、蓋２の開放位置に
相応するその位置で互いに最大の間隔を占める。これに
対して、蓋２は破線で示す位置に相応して逆時計回り方
向で容器１から離れて旋回されることもできる。これに
相応して、旋回支承部６，７も互いに離れる。旋回支承
部６，７が中心線上に配置されていることにより、この
ような両方向への旋回が可能である。
【００１２】図３〜図５には、支え５の詳細が示されて
いる。支え５が第１のアーム９と第２のアーム１０とか
ら成っていることが分かる。第１のアーム９はケーシン
グ１１とカバー１２とから形成されており、両者はピン
１４によって互いに結合されている。ケーシング１１と
カバー１２との間の中空室１９内では、第２のアーム１
０が第３の旋回支承部１３に支承されている。この第３
の旋回支承部１３は、ケーシング１１に一体成形された
ボルトと第２の旋回アーム１０の孔とから成っており、
この孔によって第３の旋回支承部１３はボルト１１上に
乗せられている。側方では、第２のアーム１０がケーシ
ング１１とカバー１２との間に案内されている。第２の
アーム１０は、貫通開口２５を通って第１のアーム９か
ら突出している。第２のアーム１０は支承孔２６を有し
ており、この支承孔２６は、旋回支承部１３から離れた
端部に形成されていて、かつ止め金と一緒に旋回支承部
７を形成する。第１のアーム９は、第３の旋回支承部１
３とは反対側の端部にやはり支承孔１５を有しており、
この支承孔１５は相応する止め金と一緒に旋回支承部６
を形成する。
いる。支え５が第１のアーム９と第２のアーム１０とか
ら成っていることが分かる。第１のアーム９はケーシン
グ１１とカバー１２とから形成されており、両者はピン
１４によって互いに結合されている。ケーシング１１と
カバー１２との間の中空室１９内では、第２のアーム１
０が第３の旋回支承部１３に支承されている。この第３
の旋回支承部１３は、ケーシング１１に一体成形された
ボルトと第２の旋回アーム１０の孔とから成っており、
この孔によって第３の旋回支承部１３はボルト１１上に
乗せられている。側方では、第２のアーム１０がケーシ
ング１１とカバー１２との間に案内されている。第２の
アーム１０は、貫通開口２５を通って第１のアーム９か
ら突出している。第２のアーム１０は支承孔２６を有し
ており、この支承孔２６は、旋回支承部１３から離れた
端部に形成されていて、かつ止め金と一緒に旋回支承部
７を形成する。第１のアーム９は、第３の旋回支承部１
３とは反対側の端部にやはり支承孔１５を有しており、
この支承孔１５は相応する止め金と一緒に旋回支承部６
を形成する。
【００１３】圧縮ばね１６はその第１の端部１７によっ
て、ケーシング１１の、支承孔１５を取り囲む壁の外側
輪郭に支持されている。圧縮ばね１６の第２の端部１８
には、案内ロッド２４を有する支承レバー２０が嵌入し
ている。圧縮ばね１６はその第２の端部１８によって支
承レバー２０に支持されている。支承レバー２０は支承
ボルト２１を有しており、この支承ボルトは、第２のア
ーム１０の突起の切欠き部２３における支承孔２２内に
受容されている。支承孔２２は、旋回支承部１３の旋回
軸線に対して偏心的に配置されている。第２のアーム１
０はストッパ３１を備えており、このストッパ３１は、
図３及び図４に示すように第２のアーム１０が第１のア
ーム９に対して非作用位置に旋回された位置を占める場
合に、ケーシング１１の第２のストッパ３０に当接す
る。ストッパ３０は貫通開口２５を制限している。
て、ケーシング１１の、支承孔１５を取り囲む壁の外側
輪郭に支持されている。圧縮ばね１６の第２の端部１８
には、案内ロッド２４を有する支承レバー２０が嵌入し
ている。圧縮ばね１６はその第２の端部１８によって支
承レバー２０に支持されている。支承レバー２０は支承
ボルト２１を有しており、この支承ボルトは、第２のア
ーム１０の突起の切欠き部２３における支承孔２２内に
受容されている。支承孔２２は、旋回支承部１３の旋回
軸線に対して偏心的に配置されている。第２のアーム１
０はストッパ３１を備えており、このストッパ３１は、
図３及び図４に示すように第２のアーム１０が第１のア
ーム９に対して非作用位置に旋回された位置を占める場
合に、ケーシング１１の第２のストッパ３０に当接す
る。ストッパ３０は貫通開口２５を制限している。
【００１４】第１のアーム９の支承孔１５の中心と、旋
回支承部１３の旋回軸線との間の結合線が符号２７で示
されている。支承孔２２を偏心的に配置することによ
り、図３及び図４に示された、第１のアーム９に対する
第２のアーム１０の非作用位置に旋回された位置、つま
り容器１に対する蓋２の開放位置に相応する位置で、て
こ作用を有する圧縮ばね１６によって支持が行われ、こ
のてこ作用は偏心量２９を有している。この偏心量は、
蓋の重量が要求された質量で支持されるように設計され
ている。
回支承部１３の旋回軸線との間の結合線が符号２７で示
されている。支承孔２２を偏心的に配置することによ
り、図３及び図４に示された、第１のアーム９に対する
第２のアーム１０の非作用位置に旋回された位置、つま
り容器１に対する蓋２の開放位置に相応する位置で、て
こ作用を有する圧縮ばね１６によって支持が行われ、こ
のてこ作用は偏心量２９を有している。この偏心量は、
蓋の重量が要求された質量で支持されるように設計され
ている。
【００１５】今や、第２のアーム１０が第１のアーム９
における旋回支承部１３を中心にして時計回り方向で旋
回されると、図５において示される位置に相応する最終
位置が得られる。この場合、支承レバー２０の支承ボル
ト２１を受容する孔ひいては第２のアーム１０における
圧縮ばね１６の支持点も、第３の旋回支承部１３の軸線
を中心にして、結合線２７によって示される死点を越え
て、偏心量２８を有する終端位置に旋回される。この偏
心量２８は、容器１における蓋２の十分な閉鎖力が得ら
れるように規定されている。要するに、位置に関連する
支持部が、圧縮ばね１６の形状で作用線を有しているこ
とが分かり、この作用線は、旋回支承部１３に対して偏
心的に作用し、かつ結合線２７からそれぞれ異なる側へ
ずらされている。
における旋回支承部１３を中心にして時計回り方向で旋
回されると、図５において示される位置に相応する最終
位置が得られる。この場合、支承レバー２０の支承ボル
ト２１を受容する孔ひいては第２のアーム１０における
圧縮ばね１６の支持点も、第３の旋回支承部１３の軸線
を中心にして、結合線２７によって示される死点を越え
て、偏心量２８を有する終端位置に旋回される。この偏
心量２８は、容器１における蓋２の十分な閉鎖力が得ら
れるように規定されている。要するに、位置に関連する
支持部が、圧縮ばね１６の形状で作用線を有しているこ
とが分かり、この作用線は、旋回支承部１３に対して偏
心的に作用し、かつ結合線２７からそれぞれ異なる側へ
ずらされている。
【００１６】
【発明の効果】本発明の構成における利点は、支えのた
めの構成部材が少ししか必要でないことである。閉鎖位
置又は開放位置のために必要な力は、ばねの交換、又は
ばねを介する第１のアームへの第２のアームの支持部の
変化によって簡単な形式で達成かつ規定される。ケーシ
ングのための射出成形型も、構造において簡単であり、
かつコスト安に製造される。
めの構成部材が少ししか必要でないことである。閉鎖位
置又は開放位置のために必要な力は、ばねの交換、又は
ばねを介する第１のアームへの第２のアームの支持部の
変化によって簡単な形式で達成かつ規定される。ケーシ
ングのための射出成形型も、構造において簡単であり、
かつコスト安に製造される。
【００１７】開放位置への両方のアームの運動制限のた
めに、アームの相互位置をストッパによって制限するよ
うになっている。容器への蓋部材の必要な閉鎖位置を得
るために、有利には、アームの閉鎖位置に相応する位置
における、結合線に関する、偏心量ひいては圧縮ばねの
てこ作用及び圧縮ばねのばね特性が、所望の閉鎖力によ
り設定されている。開放位置で、容器に対する蓋部材の
支持のために必要な支持力をもたらすために、アームの
開放位置に相応する位置における、結合線に関する、偏
心量ひいては圧縮ばねのてこ作用及び圧縮ばねのばね特
性が、蓋部材のために必要な支持力により設定されてい
る。
めに、アームの相互位置をストッパによって制限するよ
うになっている。容器への蓋部材の必要な閉鎖位置を得
るために、有利には、アームの閉鎖位置に相応する位置
における、結合線に関する、偏心量ひいては圧縮ばねの
てこ作用及び圧縮ばねのばね特性が、所望の閉鎖力によ
り設定されている。開放位置で、容器に対する蓋部材の
支持のために必要な支持力をもたらすために、アームの
開放位置に相応する位置における、結合線に関する、偏
心量ひいては圧縮ばねのてこ作用及び圧縮ばねのばね特
性が、蓋部材のために必要な支持力により設定されてい
る。
【００１８】本発明の特に有利な構成は、第１のアーム
がケーシング及びカバーから成っており、しかも、ケー
シングとカバーとの間に第２のアームのための貫通開口
が設けられており、かつ第２のアームがケーシングとカ
バーとの間で側方へ案内されており、さらに、圧縮ばね
が、カバーとケーシングとの間の中空室内に受容されて
いることによって得られる。
がケーシング及びカバーから成っており、しかも、ケー
シングとカバーとの間に第２のアームのための貫通開口
が設けられており、かつ第２のアームがケーシングとカ
バーとの間で側方へ案内されており、さらに、圧縮ばね
が、カバーとケーシングとの間の中空室内に受容されて
いることによって得られる。
【００１９】このような構成における利点は、運動する
部材が容器の内室内に突入せず、従って、容器内に存在
する部材を挟み込むことによって運動が妨げられること
がないことである。このことは、特に、車両用のルーフ
トランクにおいて重要である。
部材が容器の内室内に突入せず、従って、容器内に存在
する部材を挟み込むことによって運動が妨げられること
がないことである。このことは、特に、車両用のルーフ
トランクにおいて重要である。
【００２０】案内のために、圧縮ばねは、支承レバーと
結合されている案内ロッドに取り付けられている。支承
レバーは、第２のアームの支承孔と一緒に第２のアーム
における圧縮ばねのための支持部を形成する。有利に
は、部材が射出成形部材としてプラスチック、特にアセ
タール単独重合体（ＰＯＭ）から製造されている。
結合されている案内ロッドに取り付けられている。支承
レバーは、第２のアームの支承孔と一緒に第２のアーム
における圧縮ばねのための支持部を形成する。有利に
は、部材が射出成形部材としてプラスチック、特にアセ
タール単独重合体（ＰＯＭ）から製造されている。
【００２１】本発明による支えの利点は、互いに平行な
２つの側縁の一方又は他方を中心にして選択的に旋回可
能である蓋部材を容器に配置する場合に特に明らかであ
り、この場合、容器における第１のアームの旋回支承部
及び蓋部材における第２のアームの旋回支承部が、それ
ぞれ、両方の側縁の間の中心で、容器もしくは蓋部材に
連結されている。支えのこのような配置及び構成によ
り、蓋部材を２つの側へ開放することができる。このよ
うな配置は、車両のその都度好都合な側への接近を簡単
にするために、車両のためのルーフトランクにおいて同
様に特に都合がよい。
２つの側縁の一方又は他方を中心にして選択的に旋回可
能である蓋部材を容器に配置する場合に特に明らかであ
り、この場合、容器における第１のアームの旋回支承部
及び蓋部材における第２のアームの旋回支承部が、それ
ぞれ、両方の側縁の間の中心で、容器もしくは蓋部材に
連結されている。支えのこのような配置及び構成によ
り、蓋部材を２つの側へ開放することができる。このよ
うな配置は、車両のその都度好都合な側への接近を簡単
にするために、車両のためのルーフトランクにおいて同
様に特に都合がよい。
【図１】支えの内部構造を平面図で示す、容器としての
トランク下方部分に対するカバーとして構成された蓋の
閉鎖位置におけるルーフトランクの横断面図である。
トランク下方部分に対するカバーとして構成された蓋の
閉鎖位置におけるルーフトランクの横断面図である。
【図２】蓋を右に旋回した開放位置を実線で、かつ蓋を
左に旋回した開放位置を破線で示している、図１による
ルーフトランクの図である。
左に旋回した開放位置を破線で示している、図１による
ルーフトランクの図である。
【図３】支えを、容器に対する蓋の開放位置に相応す
る、アームの相対位置で示す平面図である。
る、アームの相対位置で示す平面図である。
【図４】カバーを第１のアームに関して取り除く際の、
図３に対する側面図である。
図３に対する側面図である。
【図５】図４による支えを、容器に対する蓋の閉鎖位置
に相応する、支えのアームの相対位置で示す側面図であ
る。
に相応する、支えのアームの相対位置で示す側面図であ
る。
１ 容器 ２ 蓋 ３，４ 側縁 ５ 支え ６ 第１の旋回支承部 ７ 第２の旋回支承部 ８ 中心線 ９ 第１のアーム １０ 第２のアーム １１ ケーシング １２ カバー １３ 第３の旋回支承部 １４ ピン １５ 第１のアームの支承孔 １６ 圧縮ばね １７ 第１の端部 １８ 第２の端部 １９ 中空室 ２０ 支承レバー ２１ 支承ボルト ２２ 支承孔 ２３ 切欠き部 ２４ 案内ロッド ２５ 貫通開口 ２６ 第２のアームにおける支承孔 ２７ 結合線 ２８ 偏心量 ２９ 偏心量 ３０，３１ ストッパ
Claims (1)
- 【請求項１】 第１のアーム（９）と第２のアーム（１
０）とを有しており、しかも一方のアーム（９）が第１
の旋回支承部（６）を介して容器（１）と結合されてい
て、かつ他方のアーム（１０）が第２の旋回支承部
（７）を介して蓋部材（２）と結合されており、さら
に、両方のアーム（９，１０）が第３の旋回支承部（１
３）を介して互いに結合されており、さらに、両方のア
ームが、それらの間で作用する圧縮ばね（１６）によっ
て、旋回支承部（６，７）を互いに近付けているアーム
（９，１０）の閉鎖位置に相応する位置に互いに支持さ
れていて、あるいは旋回支承部（６，７）を互いに遠ざ
けているアーム（９，１０）の開放位置に相応する位置
に互いに支持されている形式の、蓋部材（２）を、これ
によって閉鎖される容器（１）に対して閉鎖位置又は開
放位置に保持するための支え（５）において、圧縮ばね
（１６）が一方の端部（１７）によって第１のアーム
（９）に支持され、かつ他方の端部（１８）によって第
２のアーム（１０）に支持されており、さらに、圧縮ば
ね（１６）が、両方のアーム（９，１０）を結合する第
３の旋回支承部（１３）に対して偏心的に第２のアーム
（１０）に支持されており、さらに、第２のアーム（１
０）における圧縮ばね（１６）の作用点が、アーム
（９，１０）の開放位置に相応する位置では、第１のア
ーム（９）における第１の旋回支承部（６）の中心点
と、両方のアーム（９，１０）の間の第３の旋回支承部
（１３）との間の結合線（２７）から一方側へずれてい
て、かつ閉鎖位置ではこの結合線（２７）から他方側へ
ずれていることを特徴とする、蓋部材を保持するための
支え。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE9314977U DE9314977U1 (de) | 1993-10-02 | 1993-10-02 | Stütze zum Halten eines Verschlußelementes |
| DE93-14-977-8 | 1993-10-02 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07172452A true JPH07172452A (ja) | 1995-07-11 |
| JP2601416B2 JP2601416B2 (ja) | 1997-04-16 |
Family
ID=6898889
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6259000A Expired - Lifetime JP2601416B2 (ja) | 1993-10-02 | 1994-09-29 | 蓋部材を保持するための支え |
Country Status (7)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5546705A (ja) |
| EP (1) | EP0646690B1 (ja) |
| JP (1) | JP2601416B2 (ja) |
| AT (1) | ATE146845T1 (ja) |
| DE (2) | DE9314977U1 (ja) |
| FI (1) | FI100818B (ja) |
| NO (1) | NO302492B1 (ja) |
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| JP2013220709A (ja) * | 2012-04-16 | 2013-10-28 | Toyoda Gosei Co Ltd | 両開き収納ボックス |
| US8905278B2 (en) | 2010-10-05 | 2014-12-09 | Yakima Products, Inc. | Car top carrier |
| US11325539B2 (en) | 2019-03-08 | 2022-05-10 | Yakima Products, Inc. | Fishing gear carrier box |
| US11351928B2 (en) | 2019-06-03 | 2022-06-07 | Yakima Products, Inc. | Torque limiting clamp actuator |
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| DE19623405C2 (de) * | 1996-06-12 | 1998-08-13 | Jetbag Gmbh | Stütze zum Halten eines Verschlußelements |
| DE19744901B4 (de) * | 1997-04-24 | 2008-11-20 | Huwil-Werke Gmbh Möbelschloss- Und Beschlagfabriken | Halteelement zur Verwendung als Deckelsteller oder Klappenhalter |
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