JPH0717243Y2 - モータの防振取付構造 - Google Patents

モータの防振取付構造

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JPH0717243Y2
JPH0717243Y2 JP1987166289U JP16628987U JPH0717243Y2 JP H0717243 Y2 JPH0717243 Y2 JP H0717243Y2 JP 1987166289 U JP1987166289 U JP 1987166289U JP 16628987 U JP16628987 U JP 16628987U JP H0717243 Y2 JPH0717243 Y2 JP H0717243Y2
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motor
mounting plate
hole
vibration
plate
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浩史 渡辺
正昭 鈴木
雅英 関
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔概要〕 本考案はモータの防振取付構造に関し、モータの振動が
吸収されて騒音の発生が抑制され、且つモータの実装高
が低くて装置の小型化が推進されることを目的として、 中心部にモータ1のフランジ8を挿入する貫通孔11を有
し、一方の側面をフレーム2の面に密着させねじ9Bを用
いてフレーム2に固着する第1の取付け板12と、中心部
に第1の取付け板12の貫通孔11にほぼ等しい貫通孔を有
するゴム板13と、中心部にモータ1の本体部14を挿入す
る貫通孔15を有し内側面をフランジ8の本体部14方向の
端面に密着させてねじ9Aを用いてモータ1を固着する外
形寸法がゴム板13の外形寸法にほぼ等しい第2の取付け
板17とを備え、ゴム板13の一方の側面を第1の取付け板
12の他方の側面に貼着し、第2の取付け板17の内側面の
周縁部をゴム板13の他方の側面に貼着して、第1の取付
け板12,ゴム板13,第2の取付け板17とが一体化してなる
防振機構体18を設け、モータ1を防振機構体18を介して
フレーム2に固着する構成とする。
〔産業上の利用分野〕
本考案はモータの防振取付構造に介する。
近年、高性能で且つ低価格のOA機器が次々と実用化され
ている。
なかでもファクシミリ装置,複写機,プリンタ等の事務
用機器が、オフィスは勿論一般家庭でも使用されるよう
になっている。
一方、オフィス,家庭等の静かな環境においては、機器
の発する騒音が問題となっており、このことは伴い例え
ばこれらの機器の殆どに使用されているステッピングモ
ータの駆動に起因する低騒音化が要求されている。
〔従来の技術〕
第2図の斜視図及び第3図の側面図に示すように、モー
タ(例えばステッピングモータ)1をフレーム2に取付
けるには、前述した低騒音化のために従来は、モータ1
とフレーム2との間に防振機構体3を介在させている。
従来の防振機構体3は、第4図に示すように同一形状寸
法の2枚にリング状の取付け板4と、円筒形ゴム部材5
とからなる。
この円筒形ゴム部材5は両端部に、外径寸法が胴部の外
径寸法よりも十分小さい外径寸法の突出筒部を有する。
円筒形ゴム部材5のそれぞれの突出筒部を、取付け板4
の孔に挿入して、円筒形ゴム部材5を2枚の取付け板4
の間に介在させ、突出筒部の外周面を取付け板4の孔の
内壁に、突出筒部の段端面を取付け板4の面に、それぞ
れ接着剤を用いて接着している。
一方、取付け板4の周縁に舌片状の取付け部6が対称に
突出しており、この取付け部6にねじ孔7を設けてい
る。
そして、2枚の取付け板4の取付け部6は、それぞれ取
付けねじの先端を避けて、図示のように90度ずらしてい
る。
第2図,第3図に図示したように、フレーム2とモータ
1の間に防振機構体3を介在させ、一方の取付け板4と
フレーム2とを密着させて、ねじ9を用いて防振機構体
3をフレーム2に固着している。
また、他方の取付け板4とモータ1のフランジ8とを密
着させて、モータ1をねじ9を用いて防振機構体3に固
着している。
したがって、モータの振動が防振機構体の円筒形ゴム部
材で吸収され、騒音の発生が抑制される。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記のように防振機構体を介してモータをフレームに取
付けているので、防振機構体の厚さだけモータの実装高
(フレームの表面からモータ本体部の頂部までの高さ)
が大きくなり、それだけ余分にスペースを要し装置が大
型になるという問題点があった。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点を解決するために、本考案は第1図に例示し
たように、中心部にモータ1のフランジ8を挿入する貫
通孔11を有し、周縁部に複数のねじ用孔19を有し、一方
の側面をフレーム2の面に密着させ、ねじ9Bを用いてフ
レーム2に固着する第1の取付け板12と、中心部に第1
の取付け板12の貫通孔11にほぼ等しい形状の貫通孔を有
する、外形寸法が第1の取付け板12の外形寸法より小さ
いゴム板13と、中心部にモータ1の本体部14を挿入する
貫通孔15を有し、貫通孔15の周縁部近傍にフランジ8の
ねじ用孔に対向してねじ孔7が設けられ、内側面をフラ
ンジ8の本体部14方向の端面に密着させてねじ9Aを用い
てモータ1を固着する、外形寸法がゴム板13の外形寸法
にほぼ等しい第2の取付け板17とを備えたもので、 ゴム板13の一方の側面を第1の取付け板12の他方の側面
に貼着し、第2の取付け板17の内側面の周縁部をゴム板
13の他方の側面に貼着して、第1の取付け板12,ゴム板1
3,第2の取付け板17とが一体化してなる防振機構体18を
設け、モータ1を防振機構体18を介してフレーム2に固
着する構成とする。
〔作用〕
本考案は、防振機構体の内側からモータの本体部を挿入
して、フランジを第2の取付け板の内側面に密着させて
ねじを用いてモータを防振機構体に固着するものであ
る。
したがって、モータの実装高(フレームの表面からモー
タ本体部の頂部までの高さ)は、 (防振機構体の厚さ)−(第2の取付け板の板厚)−
(フランジの厚さ)+(フランジの下面からモータ本体
部の頂部までの高さ) となる。
即ち、防振機構体の実質的な厚さが、 防振機構体の厚さ−(第2の取付け板の板厚+フランジ
の厚さ)となり、モータ実装高が小さくなり、それだけ
装置が小型化される。
一方、モータの振動が防振機構体のゴム板で吸収され、
騒音の発生が抑制されることは勿論である。
〔実施例〕
以下図を参照しながら、本考案を具体的に説明する。な
お、全図を通じて同一符号は同一対象物を示す。
第1図(a)は本考案の部分断面側面図、第1図(b)
は(a)のA矢視図、第1図(c)は本考案の防振機構
体の断面である。
図において、1は、角形のフランジ8と円筒形の本体部
14とからなるモータであって、フランジ8には、ねじ9A
の頸を差し込む一対のねじ用孔を設けてある。
12は、金属板等からなる枠形の第1の取付け板である。
第1の取付け板12は、中心部にモータ1のフランジ8を
挿入する、フランジ8の外形寸法よりわずかに大きい四
角形の貫通孔11を有する。
また第1の取付け板12の対向する辺の外側に、対称に取
付け部10を突出させて設け、ねじ9Bが螺合するフレーム
2のねじ孔に対向して、ねじ9Bの頸を挿入するねじ用孔
19をこの取付け部10に設けている。
13は、第1の取付け板12と後述する第2の取付け板17と
の間に介在し、モータ1の振動を吸収するゴム板であ
る。
ゴム板13の外形寸法は第1の取付け板12の取付け部10を
除いた外形寸法にほぼ等しく、中心部に第1の取付け板
12の貫通孔11にほぼ等しい角形の貫通孔を有する枠形で
ある。
17は、外形寸法がゴム板13の外形寸法にほぼ等しい角形
の金属板等からなる、第2の取付け板である。
第2の取付け板17は、中心にモータ1の本体部14を挿入
する円形の貫通孔15を有し、貫通孔15の周縁部近傍にフ
ランジ8のねじ用孔8Aに対向してねじ孔7を設けてあ
る。
そして、第1図(c)に図示したように、第1の取付け
板12の貫通孔11の中心とゴム板13の貫通孔の中心が一致
するように、第1の取付け板12にゴム板13を重ね合わせ
接着材を用いて貼着し、さらに、ゴム板13の他方の側面
に第2の取付け板17を重ね合わせ、接着剤を用いて貼着
して、第1の取付け板12,ゴム板13,第2の取付け板17と
が一体化してなる防振機構体18を設けている。
防振機構体18へのモータ1の取付けは、先ず防振機構体
18の内側から貫通孔11に、モータ1の本体部14を挿入
し、フランジ8の本体部側端面を第2の取付け板17の内
側面に密着させる。
そして、フランジ8のねじ用孔にネジ9Aの頸部を挿入
し、ねじ9Aのねじ部を第2の取付け板17のねじ孔7に螺
着して、モータ1を防振機構体18に固定する。
次に第1の取付け板12の面をフレーム2の面に当接し、
ねじ9Bを第1の取付け板12のねじ用孔19にさし込み、フ
レーム2のねじ孔に螺着して、防振機構体18即ちモータ
1をフレーム2に固定するものである。
したがって、防振機構体18の実質的な厚さが、第1図
(a)に図示した寸法lのように、 防振機構体18の見掛けの厚さ−(第2の取付け板17の板
厚+フランジ8の厚さ) となる。
即ち、モータの実装高が低くなるのでモータの収容スペ
ースが縮小され、その結果、装置の小型化が推進され
る。
また、防振機構体18のゴム板13がモータ1の振動を吸収
するので、モータ1の振動がフレーム等装置の部品に伝
達されることがない。
よって、騒音の発生が抑制される。
〔考案の効果〕
以上説明したように、モータのフランジ部分が防振機構
体内に位置するように、モータを防振機構体に固着した
もので、モータの実装高が低くなり、装置の小型化が推
進されるという実用上で優れた効果を有する。
また、モータの振動がゴム板により吸収されて騒音の発
生が抑制されるという効果を有する。
さらに、防振機構体を構成する部品が、板状で簡単の構
造であるので、防振機構体が低コストである。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は本考案の部分断面側面図、 第1図(b)は(a)のA矢視図、 第1図(c)は本考案の防振機構体の断面図、 第2図は従来例の斜視図、 第3図は従来例の側面図、 第4図は従来の防振機構体の斜視図である。 図において、 1はモータ、2はフレーム、3,18は防振機構体、5は円
筒形ゴム部材、7はねじ孔、8はフランジ、9,9A,9Bは
ねじ、10は取付け部、11,15は貫通孔、12は第1の取付
け板、13はゴム板、14は本体部、17は第2の取付け板を
示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 関 雅英 神奈川県川崎市川崎区小田栄2丁目1番1 号 昭和電線電纜株式会社内 (56)参考文献 実開 昭59−37855(JP,U) 実開 昭62−4863(JP,U) 実開 昭54−17016(JP,U) 実開 昭61−205251(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】中心部にモータ(1)のフランジ(8)を
    挿入する貫通孔(11)を有し、周縁部に複数のねじ用孔
    (19)を有する、一方の側面をフレーム(2)の面に密
    着させて、ねじ(9B)を用いて該フレーム(2)に固着
    する第1の取付け板(12)と、 該第1の取付け板(12)の貫通孔(11)にほぼ等しい形
    状の貫通孔を中心部に有する、外形寸法が該第1の取付
    け板(12)の外形寸法より小さいゴム板(13)と、 中心部に該モータ(1)の本体部(14)を挿入する貫通
    孔(15)を有し、該貫通孔(15)の周縁部近傍に該フラ
    ンジ(8)のねじ用孔に対向してねじ孔(7)を有す
    る、内側面を該フランジ(8)の本体部側の端面に密着
    させてねじ(9A)を用いて該モータ(1)を固着する、
    外形寸法が該ゴム板(13)の外形寸法にほぼ等しい第2
    の取付け板(17)とを備え、 該ゴム板(13)の一方の側面を該第1の取付け板(12)
    の他方の側面に貼着し、該第2の取付け板(17)の内側
    面の周縁部を該ゴム板(13)の他方の側面に貼着して、
    該第1の取付け板(12),ゴム板(13),第2の取付け
    板(17)とが一体化してなる防振機構体(18)を設け、
    該モータ(1)を該防振機構体(18)を介して該フレー
    ム(2)に固着するようにしたことを特徴とするモータ
    の防振取付構造。
JP1987166289U 1987-10-30 1987-10-30 モータの防振取付構造 Expired - Lifetime JPH0717243Y2 (ja)

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