JPH07172131A - 車体の姿勢制御装置 - Google Patents

車体の姿勢制御装置

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JPH07172131A
JPH07172131A JP34638293A JP34638293A JPH07172131A JP H07172131 A JPH07172131 A JP H07172131A JP 34638293 A JP34638293 A JP 34638293A JP 34638293 A JP34638293 A JP 34638293A JP H07172131 A JPH07172131 A JP H07172131A
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JP
Japan
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vehicle height
vehicle
height sensor
car
vehicle body
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JP34638293A
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Katsuya Toyofuku
勝也 豊福
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Isuzu Motors Ltd
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Isuzu Motors Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G2400/00Indexing codes relating to detected, measured or calculated conditions or factors
    • B60G2400/25Stroke; Height; Displacement
    • B60G2400/252Stroke; Height; Displacement vertical
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G2600/00Indexing codes relating to particular elements, systems or processes used on suspension systems or suspension control systems
    • B60G2600/08Failure or malfunction detecting means
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G2800/00Indexing codes relating to the type of movement or to the condition of the vehicle and to the end result to be achieved by the control action
    • B60G2800/80Detection or control after a system or component failure
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G2800/00Indexing codes relating to the type of movement or to the condition of the vehicle and to the end result to be achieved by the control action
    • B60G2800/80Detection or control after a system or component failure
    • B60G2800/802Diagnostics

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車高センサの1つが失陥した場合に、代りに
他の車高センサを用いて車体の姿勢制御を行い、安全な
走行を継続できるようにする。 【構成】 前後左右の車輪25と車体20と車枠の上下
間隔を検出する各車高センサ28の信号に基づく電子制
御装置の出力により、各車輪25を懸架する油圧式懸架
機構19の油量を加減し、車体20の姿勢変化を抑え
る。診断手段52は各車高センサ28の検出車高が異常
か否かを診断する。1つの車高センサ28が失陥したと
診断された場合は、代替手段53により車両の直進中は
失陥した車高センサ28を左右反対側の車高センサに代
替させ、旋回走行中は失陥した車高センサ28を前後反
対側の車高センサに代替させる。2つの車高センサ28
が失陥したと診断された場合は、停止手段55により車
体の姿勢制御を停止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は能動型の油圧式懸架機構
を備えた車体の姿勢制御装置、特に車高センサの短絡、
断線などの失陥を適確に診断し、1つの車高センサが失
陥した場合は、車両の走行状況に応じて他の車高センサ
で代替させる車体の姿勢制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】本出願人の出願に係る特開平4-208613号
公報に開示される車体の姿勢制御装置によれば、前後左
右の各車輪に対する車体の車高を検出する車高センサの
信号に基づく電子制御装置の出力により油量制御弁を制
御し、各車輪の油圧式懸架機構の油量を加減し、これに
より車体の姿勢変化を抑え、車体を路面とほぼ平行に保
つことができる。
【0003】しかし、車高センサの1つでも断線、短絡
などの失陥を生じると、異常な検出値が電子制御装置へ
入力されることになり、油量制御弁が異常な動作をし、
車体が異常な挙動をする恐れがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は上述の
問題に鑑み、1つの車高センサが失陥した時は他の車高
センサに代替させて車体姿勢が急変するのを防止し、2
つの車高センサが失陥した時は車体の姿勢制御を停止し
て安全性を保つ、車体の姿勢制御装置を提供することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の構成は前後左右の車輪と車枠の上下間隔を
検出する各車高センサの信号に基づく電子制御装置の出
力により、各車輪を懸架する油圧式懸架機構の油量を加
減し、車体の姿勢変化を抑える車体の姿勢制御装置にお
いて、各車高センサの失陥を診断する診断手段と、1つ
の車高センサが失陥したと診断された場合に、車両の直
進走行中は失陥した車高センサを左右反対側の車高セン
サに代替させ、旋回走行中は失陥した車高センサの前後
反対側の車高センサに代替させる代替手段と、2つの車
高センサが失陥したと診断された場合に車体の姿勢制御
を停止する手段とを備えたものである。
【0006】
【作用】本発明によれば、各車輪支持部の車高が繰返し
検出される過程で、診断手段により各車高センサの検出
車高が異常なものか否か、時間的な車高変化量が異常な
ものか否かを順次診断し、1つの車高センサが異常と診
断された回数が所定値を超えた時は失陥したものとし、
失陥した車高センサの代りに他の車高センサを用いて車
体の姿勢制御を行い、車体姿勢の急変を防止する。
【0007】2つの車高センサが失陥した時は、電子制
御装置による車体の姿勢制御を停止して安全性を保つ。
この時、各油圧式懸架機構は受動型の油圧式懸架機構と
して作動する。
【0008】
【実施例】図1は本発明に係る車体の姿勢制御装置が適
用される油圧式懸架機構の油圧回路図、図2は同姿勢制
御装置のブロツク図である。図1に示すように、機関に
より駆動される油圧ポンプ4は、油槽2から油を吸い込
み、管5から逆止弁6を経て管7の蓄圧器8へ供給す
る。管7への油圧を所定値に保つために、油圧保持手段
Aが備えられる。つまり、油圧センサ9により検出され
た管5の油圧が所定値を超えると、圧力制御弁12が切
り換わり、管5の圧油の一部が管10、圧力制御弁1
2、管13、フイルタ27を経て油槽2へ戻される。ま
た、油圧ポンプ4の吐出口の油圧が異常に高くなると、
管5の圧油の一部が公知の逃し弁26、フイルタ27を
経て油槽2へ戻される。
【0009】管7の圧油は左右の前輪と左右の後輪(図
1には左後輪だけを代表して示す)25の各油圧式懸架
機構19へそれぞれ供給される。油圧式懸架機構19は
シリンダ23にピストン22を嵌装し、ピストン22か
ら上方へ突出するロツド24を車体20に結合する一
方、シリンダ23から下方へ突出するロツドを車輪25
の懸架部材に連結してなる。シリンダ23の壁部と車体
20との間にばね21が介装される。図示してないが、
ピストン22はシリンダ23の両端室を連通する絞り通
路を備えており、駐車中は油量制御弁16は中立位置へ
戻り、車体荷重はばね21で支持され、ピストン22は
シリンダ23の上下中間の位置に保持される。車体20
と車輪25を支持する懸架部材との間に、車体20と車
輪25との上下間隔を検出する車高センサ28が配設さ
れる。
【0010】管7の圧油は逆止弁14、一般的な中立位
置閉鎖型の電磁比例圧力制御弁からなる油量制御弁1
6、絞り18aを経て蓄圧器18へ供給され、さらに油
圧式懸架機構19のロツド24とピストン22の内部通
路を経てシリンダ23の下端室へ供給される。シリンダ
23の下端室へ供給される油圧は、油圧センサ17によ
り検出される。油量制御弁16が切り換わると、シリン
ダ23の下端室の油は油量制御弁16、逆止弁15、管
13、フイルタ27を経て油槽2へ戻される。
【0011】前後・左右の車輪を支持する各油圧式懸架
機構19は独立に、逆止弁14,15、油量制御弁1
6、絞り18a、蓄圧器18、油圧センサ17、車高セ
ンサ28を備えている。なお、左右の前輪、左右の後輪
の各懸架機構19を特定する場合は、FL,FR,RL,RR の添
字を付けることにする。
【0012】いま、車体のロール量、ピツチ量、バウン
ス量をそれぞれφ2 ,θ2 ,x2 とし、路面入力に基づ
く車軸ないし車輪のロール量、ピツチ量、バウンス量を
それぞれφ1 ,θ1 ,x1 とすると、車体と車輪との間
の相対的なロール変位量、ピツチ変位量、バウンス変位
量Δφ,Δθ,Δxは、次の式で表される。
【0013】φ2 =φ1 +Δφ θ2 =θ1 +Δθ x2 =x1 +Δx 各車輪の車高センサ28の検出車高をhFL〜hRR、各車
輪の車高変化がロール変位量Δφ、ピツチ変位量Δθ、
バウンス変位量Δxに及ぼす影響度を表わす係数をK11
,K12 ,K21 ,K22 とすると、車体のロール変位量Δ
φ、ピツチ変位量Δθ、バウンス変位量Δxは、次の式
(1)で表される。
【0014】 Δφ=K11(hFL−hFR)+K12(hRL−hRR) Δθ=K21(hFL+hFR)−K22(hRL+hRR) Δx=K31(hFL+hFR)+K32(hRL+hRR) ……(1) ただし、K11 ,K21 ,K31 :車両諸元により決まる定数 K12 ,K22 ,K32 :車両諸元により決まる定数 一般に、路面入力に対し、車体をフラツトに保つ条件
は、次のように考えられる。
【0015】極低周波入力に対しては、 Δφ→0 Δφ/φ1 →0 Δθ→0 Δθ/θ1 →0 Δx→0 Δx/x1 →0 高周波入力に対しては、 Δφ→−φ1 Δφ/φ1 →−1 Δθ→−θ1 Δθ/θ1 →−1 Δx→−x1 Δx/x1 →−1 そこで、路面入力に対し車体をフラツトに保つための振
動制御量、すなわちロール制御量F12、ピツチ制御量F
22、バウンス制御量F32は、次の式(2)で与えられ
る。
【0016】 −F12=−K1Δφ−K2dΔφ/dt −F22=−K3Δθ−K4dΔθ/dt −F32=−K5Δx−K6dΔx/dt ……(2) ただし、K1〜K6:定数 車両の等速直進走行時の路面変化による車体のロール、
ピツチ、バウンスの各運動は、次の運動方程式(3)で
表すことができる。
【0017】 Ix(dφ2/dt)=−K1Δφ−K2dΔφ/dt Iy(dθ2/dt)=−K3Δθ−K4dΔθ/dt M2(dx2/dt)=−K5Δx−K6dΔx/dt ……(3) ただし、Ix:車体のロールに対する慣性モーメント Iy:車体のピツチに対する慣性モーメント M2:車体の質量 上の方程式を変形し、ラプラス変換すると、次の式
(4)になる。
【0018】 Δφ/φ1 =−1+(K1+K2s)/(K1+K2s+Ixs) Δθ/θ1 =−1+(K3+K4s)/(K3+K4s+Iys) Δx/x1 =−1+(K5+K6s)/(K5+K6s+M2s) ……(4) ただし、s:ラプラス演算子 ここで、極低周波の入力に対する応答は上の伝達関数に
おいてs→0とした場合に相当し、高周波の入力に対す
る応答は上の伝達関数においてs→∞とした場合に相当
するから、 s→0の時 Δφ/φ1 →0 Δθ/θ1 →0 Δx/x1 →0 s→∞の時 Δφ/φ1 →−1 Δθ/θ1 →−1 Δx/x1 →−1 となり、車体がフラツトになる条件を満していることが
分る。
【0019】以上の結果から、ロール制御力F11、ピツ
チ制御力F21、バウンス制御力F32に対応する、各油量
制御弁16の制御電圧VFL〜VRRは、次の式(5)で表
される。
【0020】 VFL=−KV1*F12−KV2*F22+KV5*F32 VFR=+KV1*F12−KV2*F22+KV5*F32 VRL=−KV3*F12+KV4*F22+KV6*F32 VRR=+KV3*F12+KV4*F22+KV6*F32 ……(5) ただし、KV1 〜KV6 :定数 図2に示すように、本発明は上述の原理に基づき、各車
輪の車高から相対変位量算出手段35により、車体と車
輪の間の相対的なロール変位量Δφ、ピツチ変位量Δ
θ、バウンス変位量Δxを求め、制御量算出手段39に
より車体をフラツトに保つためのロール制御力F12、ピ
ツチ制御力F22、バウンス制御力F32を求め、制御量算
出手段39の演算結果に基づき油量制御弁16を制御
し、各車輪の油圧式懸架機構19FL〜19RRの油量QFL
〜QRRを加減し、車体姿勢をほぼフラツトに保つもので
ある。
【0021】この時、各車高センサ28の検出した車高
hFL〜hRRは、診断手段52により異常な値であるか否
かを診断し、1つの車高センサ28が失陥していると診
断した時は、警報器54を駆動し、代替手段53により
失陥した車高センサ28に代わる車高センサの検出車高
を用いるように切り換え、車体の姿勢制御を行う。2つ
の車高センサ28が失陥していると診断した時は、停止
手段55により車体の姿勢制御を停止する。
【0022】図3〜5はマイクロコンピユータからなる
電子制御装置により、上述の制御を行う制御プログラム
の流れ図である。p11〜p20、p41〜p56、p71〜p77
は制御プログラムのステツプを表す。この制御プログラ
ムは所定時間ごとに繰り返し実行する。p11で制御プロ
グラムを開始し、p12で初期化を行うに当り、Ni=0,
FDT =0,フラグFSをOFF にしておく。p13で油圧保持
ルーチンに移り、油圧保持手段Aにより油圧ポンプ4の
出力油圧pm を読み込み、出力油圧pm が所定値pc よ
りも大きい場合は、圧力制御弁12を開いて圧力を下
げ、出力油圧pmが所定値pc よりも小さい場合は、圧
力制御弁12を閉じて出力油圧pm を上げ所定値に保
ち、p14へ戻る。
【0023】p14で各車輪の車高pFL〜pRRを車高セン
サ28から、各油圧式懸架機構の油圧(車輪の荷重)p
FL〜pRRを油圧センサ17からそれぞれ読み込む。p15
で図4に示す車高診断・代替処理ルーチンに移り、各車
輪の車高センサ28が検出した車高pFL〜pRRが正常で
あるか否かを判別し、1つの車高センサ28が失陥した
場合は、失陥した車高センサ28に代る車高センサが検
出した車高を用いて車体の姿勢制御を行う。2つの車高
センサ28が失陥した場合は、フラグFSをONにする。本
プログラムへ戻り、p16でフラグFSがONか否かを判別
し、フラグFSがONの場合はp20へ進む。
【0024】p16でフラグFSがOFF の場合は、17で車体
重心と車軸中心との相対的なロール変位量Δφ、ピツチ
変位量Δθ、バウンス変位量Δxを求める。p18で車体
をフラツトに保つためのロール制御力F12、ピツチ制御
力F22、バウンス制御力F32を求める。
【0025】p19で図5に示す油圧式懸架機構駆動ルー
チンへ移り、制御電圧VFL〜VRRを各油量制御弁16に
加えて駆動し、各油圧式懸架機構19の油量を加減し、
p20で終了する。
【0026】図4に示すように、車高診断・代替処理ル
ーチンはp41で開始し、p42で各車輪の車高センサ28
から車高hiをh1=hFL,h2=hFR,h3=hRL,h4=hRR
の順に読み込み、p43で前回検出した車高hip と今回検
出した車高hiから車高変化量dhi を求める。
【0027】p44で車高hi(絶対値)が所定値hoよりも
大きい否かを判別する。車高hi(絶対値)が所定値hoよ
りも大きい場合はp46へ進み、車高hiが所定値hoよりも
小さい場合は、p45で車高変化量dhi (絶対値)が所定
値dho よりも大きいか否かを判別する。車高変化量dhi
(絶対値)が所定値dho よりも小さい場合はp48へ進
み、車高変化量dhi (絶対値)が所定値dho よりも大き
い場合は、p46で異常診断カウンタ(異常診断回数)Ni
に1を加える。
【0028】p47でカウンタNiが所定値Nio よりも大き
いか否かを判別する。カウンタNiが所定値Nio よりも小
さい場合は、p48で車高センサ28の信号診断処理が一
巡したか否かを判別する。車高センサ28の信号診断処
理が一巡していない場合はp43へ戻り、車高センサ28
の信号診断処理が一巡した場合はp56へ進む。
【0029】p47でカウンタNiが所定値Nio よりも大き
い場合は、p49で車高hiを検出した車高センサ28が最
初に失陥したものFDT =i として登録し、p50で警報器
54を駆動し、p51で今回失陥した車高センサ28が既
に登録されているものか否かを判別する。今回失陥した
車高センサ28が既に登録されているものでない(2つ
の車高センサ28が失陥している)場合は、p52でフラ
グFSをONにし、p56へ進む。
【0030】p51で今回失陥した車高センサ28が既に
登録されているものである(1つの車高センサ28が失
陥している)場合は、p53で横加速度センサ51により
検出した横加速度に基づき車両が旋回走行中か否かを判
別し、車両の走行状況により代替する車高センサ28を
選択する。すなわち、車両が旋回走行中の場合は、p54
で失陥した車高センサ28に代わる車高センサを選択し
(前後反対側の車高センサを用いる)、p56へ進む。車
両が直進走行中の場合は、p55で失陥した車高センサ2
8に代わる車高センサを選択し(左右反対側の車高セン
サを用いる)、p56で本プログラムへ戻る。
【0031】図5に示すように、油圧式懸架機構駆動ル
ーチンはp71で開始し、p72で各油圧センサ17から各
油圧式懸架機構19FL〜19RRの油圧pFL〜pRRを読み
込み、p73で油圧pFL〜pRRを電圧VsFL 〜VsRR に変
換する(KSは定数)。p74で制御電圧VFL〜VRRと電圧
VsFL 〜VsRR から各油量制御弁16の励磁電圧VeFL
〜VeRR を求める。p75で油量制御弁16を励磁し、各
油圧式懸架機構19FL〜19RRへ供給・排出する油量Q
FL〜QRRを加減し(GvFL 〜GvRR は定数)、p76で油
圧式懸架機構19FL〜19RRを駆動し、p77で本プログ
ラムへ戻る。
【0032】
【発明の効果】本発明は上述のように、各車輪支持部の
車高が繰返し検出される過程で、診断手段により各車高
センサの検出車高が異常なものか否か、時間的な車高変
化量が異常なものか否かを順次診断し、個々の車高セン
サについての異常診断回数が所定値を超えた時に、失陥
した車高センサの代りに他の車高センサを用いて車体の
姿勢制御を行うものであるから、1つの車高センサが失
陥しただけでは、通常の姿勢制御を継続しても、車体姿
勢の急変を防止できる。
【0033】2つの車高センサが失陥した時は、車体の
姿勢制御が停止されるので、各油圧式懸架機構は受動型
の油圧式懸架機構として働くことになり、姿勢制御装置
の異常動作により車体が異常に傾くなどの恐れがなく、
安全性が保たれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車体の姿勢制御装置が適用される
油圧式懸架機構の油圧回路図である。
【図2】同姿勢制御装置のブロツク図である。
【図3】同姿勢制御装置の制御プログラムの流れ図であ
る。
【図4】同姿勢制御装置の制御プログラムの流れ図であ
る。
【図5】同姿勢制御装置の制御プログラムの流れ図であ
る。
【符号の説明】
16:油量制御弁 19:油圧式懸架機構 20:車体
25:車輪 28:車高センサ 35:相対変位量算
出手段 39:制御量算出手段 51:横加速度センサ
52:診断手段 53:代替手段 54:警報器 5
5:停止手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】前後左右の車輪と車枠の上下間隔を検出す
    る各車高センサの信号に基づく電子制御装置の出力によ
    り、各車輪を懸架する油圧式懸架機構の油量を加減し、
    車体の姿勢変化を抑える車体の姿勢制御装置において、
    各車高センサの失陥を診断する診断手段と、1つの車高
    センサが失陥したと診断された場合に、車両の直進走行
    中は失陥した車高センサを左右反対側の車高センサに代
    替させ、旋回走行中は失陥した車高センサの前後反対側
    の車高センサに代替させる代替手段と、2つの車高セン
    サが失陥したと診断された場合に車体の姿勢制御を停止
    する手段とを備えたことを特徴とする車体の姿勢制御装
    置。
  2. 【請求項2】前記診断手段は各車高センサの検出車高が
    異常か否かを診断する手段と、各車高センサの検出車高
    の時間的変化量が異常か否かを診断する手段とからな
    る、請求項1に記載の車体の姿勢制御装置。
JP34638293A 1993-12-22 1993-12-22 車体の姿勢制御装置 Pending JPH07172131A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007203932A (ja) * 2006-02-03 2007-08-16 Toyota Motor Corp サスペンション装置
CN109562789A (zh) * 2016-09-29 2019-04-02 日立汽车系统株式会社 致动器系统和异常检测装置

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