JPH07172088A - クリツプ - Google Patents
クリツプInfo
- Publication number
- JPH07172088A JPH07172088A JP34433293A JP34433293A JPH07172088A JP H07172088 A JPH07172088 A JP H07172088A JP 34433293 A JP34433293 A JP 34433293A JP 34433293 A JP34433293 A JP 34433293A JP H07172088 A JPH07172088 A JP H07172088A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spring
- clip
- escape prevention
- synthetic resin
- bent
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、超小型であつても紙類を挟む深さ
が十分になるようにしてクリツプ能力に不満足がないク
リツプを開発することを目的とするものである。 【構成】 U形に成形した板ばね1のU形上端を曲げ返
し、その各曲げ返し3の端部近くに打ち出しによる係合
突起4を形成すると共に、一対からなる合成樹脂製クリ
ツプ本体11の各内面の後方両側に第1ばね脱出防止壁
12を形成し、該第1ばね脱出防止壁12の各突出縁1
3から内方に突出する第2ばね脱出防止壁14を形成
し、さらに後端部に係止段面15を形成し、板ばね1の
U形上端までを第2ばね脱出防止壁14の内方に位置さ
せ、ばね曲げ返し3を第1ばね脱出防止壁12の内側に
添わせて振り分け、前記板ばね1の係合突起4を合成樹
脂製クリツプ本体1の前記係止段面15に係止してなる
ものである。
が十分になるようにしてクリツプ能力に不満足がないク
リツプを開発することを目的とするものである。 【構成】 U形に成形した板ばね1のU形上端を曲げ返
し、その各曲げ返し3の端部近くに打ち出しによる係合
突起4を形成すると共に、一対からなる合成樹脂製クリ
ツプ本体11の各内面の後方両側に第1ばね脱出防止壁
12を形成し、該第1ばね脱出防止壁12の各突出縁1
3から内方に突出する第2ばね脱出防止壁14を形成
し、さらに後端部に係止段面15を形成し、板ばね1の
U形上端までを第2ばね脱出防止壁14の内方に位置さ
せ、ばね曲げ返し3を第1ばね脱出防止壁12の内側に
添わせて振り分け、前記板ばね1の係合突起4を合成樹
脂製クリツプ本体1の前記係止段面15に係止してなる
ものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、超小型にしても提供で
きるクリツプにかかるものである。
きるクリツプにかかるものである。
【0002】
【従来の技術】従来のクリツプはほとんどの場合一対か
らなる各クリツプ本体の対応内面に軸支片を一体的に突
出形成し、その両側の軸支片を重ねて軸子を通し、その
軸子にばねのコイル部を緩やかに巻いて両端の直線部を
軸子より後方で各クリツプ本体の内面にかけて各クリツ
プ本体の先端を閉じる弾力を生じさせているもので、挟
み込む紙類を挿入できる深さは大略クリツプ本体の先端
から前記の軸子までであり、前記直線部についてクリツ
プ本体への係止等を考慮する必要はなく、自力で弾接し
ている。
らなる各クリツプ本体の対応内面に軸支片を一体的に突
出形成し、その両側の軸支片を重ねて軸子を通し、その
軸子にばねのコイル部を緩やかに巻いて両端の直線部を
軸子より後方で各クリツプ本体の内面にかけて各クリツ
プ本体の先端を閉じる弾力を生じさせているもので、挟
み込む紙類を挿入できる深さは大略クリツプ本体の先端
から前記の軸子までであり、前記直線部についてクリツ
プ本体への係止等を考慮する必要はなく、自力で弾接し
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、超小型であ
つても紙類を挟む深さが十分になるようにしてクリツプ
能力に不満足がないクリツプを開発することを解決の課
題とし、目的とするものである。
つても紙類を挟む深さが十分になるようにしてクリツプ
能力に不満足がないクリツプを開発することを解決の課
題とし、目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的に合致
させたもので、U形に成形した板ばねのU形上端を曲げ
返し、その各曲げ返しの端部近くに打ち出しによる係合
突起を形成すると共に、一対からなる合成樹脂製クリツ
プ本体の各内面の後方両側に第1ばね脱出防止壁を形成
し、該第1ばね脱出防止壁の各突出縁から内方に突出す
る第2ばね脱出防止壁を形成し、さらに後端部に係止段
面を形成してなり、前記板ばねのU形上端までを第2ば
ね脱出防止壁の内方に位置させ、ばね曲げ返しを第1ば
ね脱出防止壁の内側に添わせて振り分け、前記板ばねの
係合突起を合成樹脂製クリツプ本体の前記係止段面に係
止してなるクリツプにかかるものである。
させたもので、U形に成形した板ばねのU形上端を曲げ
返し、その各曲げ返しの端部近くに打ち出しによる係合
突起を形成すると共に、一対からなる合成樹脂製クリツ
プ本体の各内面の後方両側に第1ばね脱出防止壁を形成
し、該第1ばね脱出防止壁の各突出縁から内方に突出す
る第2ばね脱出防止壁を形成し、さらに後端部に係止段
面を形成してなり、前記板ばねのU形上端までを第2ば
ね脱出防止壁の内方に位置させ、ばね曲げ返しを第1ば
ね脱出防止壁の内側に添わせて振り分け、前記板ばねの
係合突起を合成樹脂製クリツプ本体の前記係止段面に係
止してなるクリツプにかかるものである。
【0005】
【作用】本発明のクリツプは、板ばね1のU形成形部2
の両上端までを第2ばね脱出防止壁14の内方に位置さ
せ、各曲げ返し3、3を第1ばね脱出防止壁12、12
の内側に添わせて振り分け、板ばね1の長さ方向(外方)
への脱出を第1ばね脱出防止壁12、12により防止
し、板ばね1の巾方向への脱出を第2ばね脱出防止壁1
4により防止し、前記板ばね1の係合突起4、4を合成
樹脂製クリツプ本体11、11の係止段面15、15に
係止して前部方向への脱出を防止する組立てを施すもの
で、板ばね1のU形成形部2の紙類の噛込みの深さが、
軸子使用のものより著しく深くなり全長15〜17mm
程度の超小型にすることもできる作用がある。
の両上端までを第2ばね脱出防止壁14の内方に位置さ
せ、各曲げ返し3、3を第1ばね脱出防止壁12、12
の内側に添わせて振り分け、板ばね1の長さ方向(外方)
への脱出を第1ばね脱出防止壁12、12により防止
し、板ばね1の巾方向への脱出を第2ばね脱出防止壁1
4により防止し、前記板ばね1の係合突起4、4を合成
樹脂製クリツプ本体11、11の係止段面15、15に
係止して前部方向への脱出を防止する組立てを施すもの
で、板ばね1のU形成形部2の紙類の噛込みの深さが、
軸子使用のものより著しく深くなり全長15〜17mm
程度の超小型にすることもできる作用がある。
【0006】
【実施例】添付図面は本発明の1実施例を示すものであ
つて、図1は分解斜視図、図2は本発明の組立てを示し
た斜視図であつて先端を閉じた状態を示す、図3は図2
と同じ状態の縦断面図、図4は先端を開いた縦断面図、
図5は第2ばね脱出防止壁の他の実施例を示す分解斜視
図である。
つて、図1は分解斜視図、図2は本発明の組立てを示し
た斜視図であつて先端を閉じた状態を示す、図3は図2
と同じ状態の縦断面図、図4は先端を開いた縦断面図、
図5は第2ばね脱出防止壁の他の実施例を示す分解斜視
図である。
【0007】本発明は、1枚の板ばね1と一対の合成樹
脂製クリツプ本体11、11とによつて構成する。板ば
ね1は、U形成形部2と、該U形成形部2の成形上端か
ら曲げ返し3、3を設けてW形に成形し、曲げ返し3、
3の各端部近くに、各曲げ返し3のU形成形部2との接
続部分に向けた直立形係合面5、5を向けた鋸歯形の係
合突起4、4を打ち出しにより形成する。
脂製クリツプ本体11、11とによつて構成する。板ば
ね1は、U形成形部2と、該U形成形部2の成形上端か
ら曲げ返し3、3を設けてW形に成形し、曲げ返し3、
3の各端部近くに、各曲げ返し3のU形成形部2との接
続部分に向けた直立形係合面5、5を向けた鋸歯形の係
合突起4、4を打ち出しにより形成する。
【0008】11、11は一対からなる合成樹脂製クリ
ツプ本体であつて、各内面の後方両側に、前記の板ばね
1の高さを僅かに越える第1ばね脱出防止壁12、12
を形成し、該第1ばね脱出防止壁12、12の各突出縁
13、13の対応内面から第2ばね脱出防止壁14、1
4(図5が示すように両側が連結していてもよい)を突
出形成し、さらに内面の後端部に係止段面15、15を
形成し、前端部に三角状の噛込み小突起16、16を形
成してなる。
ツプ本体であつて、各内面の後方両側に、前記の板ばね
1の高さを僅かに越える第1ばね脱出防止壁12、12
を形成し、該第1ばね脱出防止壁12、12の各突出縁
13、13の対応内面から第2ばね脱出防止壁14、1
4(図5が示すように両側が連結していてもよい)を突
出形成し、さらに内面の後端部に係止段面15、15を
形成し、前端部に三角状の噛込み小突起16、16を形
成してなる。
【0009】本発明のクリツプは、板ばね1の各曲げ返
し3、3を第1ばね脱出防止壁12、12の内側に添わ
せ、U形成形部2の上端までを各曲げ返し3、3の内方
と付るように振り分け、前記板ばね1の係合突起4、4
を合成樹脂製クリツプ本体11、11の前記係止段面1
5、15に嵌め込んで組立てる。
し3、3を第1ばね脱出防止壁12、12の内側に添わ
せ、U形成形部2の上端までを各曲げ返し3、3の内方
と付るように振り分け、前記板ばね1の係合突起4、4
を合成樹脂製クリツプ本体11、11の前記係止段面1
5、15に嵌め込んで組立てる。
【0010】
【発明の効果】本発明のクリツプは作用及び実施例の説
明により明らかにしたように組立製作は、板ばね1のU
形成形部2と各曲げ返し3、3を前記のように合成樹脂
製クリツプ本体上11、11上で振り分け、さらに各曲
げ返し3、3の係合突起4、4を合成樹脂製クリツプ本
体11、11の係止段面15、15(この係止段面はク
リツプ本体11の後側面であつてもよい。)に落し込ん
で係止するだけであるから、簡単であり、作用の項に説
明した作用になる等の諸効果がある。
明により明らかにしたように組立製作は、板ばね1のU
形成形部2と各曲げ返し3、3を前記のように合成樹脂
製クリツプ本体上11、11上で振り分け、さらに各曲
げ返し3、3の係合突起4、4を合成樹脂製クリツプ本
体11、11の係止段面15、15(この係止段面はク
リツプ本体11の後側面であつてもよい。)に落し込ん
で係止するだけであるから、簡単であり、作用の項に説
明した作用になる等の諸効果がある。
添付図面は本発明の1実施例を示すものであつて、
【図1】図1は分解斜視図
【図2】図2は本発明の組立てを示した斜視図であつて
先端を閉じた状態を示す
先端を閉じた状態を示す
【図3】図3は図2と同じ状態の縦断面図
【図4】図4は先端を開いた縦断面図
【図5】図5は第2ばね脱出防止壁の他の実施例を示す
分解斜視図
分解斜視図
1→板ばね 2→U形成形部 3→曲げ返し 4→係合
突起 5→直立形係合面 11→合成樹脂製クリツプ本体 12→第1ばね脱出防止壁 13→突出縁 14→第2
ばね脱出防止壁 15→係止段面 16→噛込み小突起
突起 5→直立形係合面 11→合成樹脂製クリツプ本体 12→第1ばね脱出防止壁 13→突出縁 14→第2
ばね脱出防止壁 15→係止段面 16→噛込み小突起
Claims (1)
- 【請求項1】U形に成形した板ばね1のU形上端を曲げ
返し、その各曲げ返し3の端部近くに打ち出しによる係
合突起4を形成すると共に、一対からなる合成樹脂製ク
リツプ本体11の各内面の後方両側に第1ばね脱出防止
壁12を形成し、該第1ばね脱出防止壁12の各突出縁
13から内方に突出する第2ばね脱出防止壁14を形成
し、さらに後端部に係止段面15を形成してなり、前記
板ばね1のU形上端までを第2ばね脱出防止壁14の内
方に位置させ、ばね曲げ返し3を第1ばね脱出防止壁1
2の内側に添わせて振り分け、前記板ばね1の係合突起
4を合成樹脂製クリツプ本体1の前記係止段面15に係
止してなるクリツプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5344332A JP2613172B2 (ja) | 1993-12-17 | 1993-12-17 | クリップ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5344332A JP2613172B2 (ja) | 1993-12-17 | 1993-12-17 | クリップ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07172088A true JPH07172088A (ja) | 1995-07-11 |
JP2613172B2 JP2613172B2 (ja) | 1997-05-21 |
Family
ID=18368427
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5344332A Expired - Fee Related JP2613172B2 (ja) | 1993-12-17 | 1993-12-17 | クリップ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2613172B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5183834B1 (ja) * | 2012-08-23 | 2013-04-17 | 有限会社 大河内 | 挟み具 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7190784B1 (ja) | 2022-08-08 | 2022-12-16 | 株式会社レーベン | クリップ |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5069922A (ja) * | 1973-08-02 | 1975-06-11 | ||
JPS5167357A (ja) * | 1974-12-07 | 1976-06-10 | Toyoda Gosei Kk | Tenzopurasuchitsukuhagurumano barijokyohoho |
JPS52137033A (en) * | 1976-05-04 | 1977-11-16 | Daito Bouki Kousakushiyo Kk | Fibeer transfering method and apparatus for tandemcard |
-
1993
- 1993-12-17 JP JP5344332A patent/JP2613172B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5069922A (ja) * | 1973-08-02 | 1975-06-11 | ||
JPS5167357A (ja) * | 1974-12-07 | 1976-06-10 | Toyoda Gosei Kk | Tenzopurasuchitsukuhagurumano barijokyohoho |
JPS52137033A (en) * | 1976-05-04 | 1977-11-16 | Daito Bouki Kousakushiyo Kk | Fibeer transfering method and apparatus for tandemcard |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5183834B1 (ja) * | 2012-08-23 | 2013-04-17 | 有限会社 大河内 | 挟み具 |
WO2014030240A1 (ja) * | 2012-08-23 | 2014-02-27 | 有限会社大河内 | 挟み具 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2613172B2 (ja) | 1997-05-21 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |