JPH0717187Y2 - 機器本体に対するアンプユニットの装着構造及びこれに用いる螺杆材 - Google Patents

機器本体に対するアンプユニットの装着構造及びこれに用いる螺杆材

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JPH0717187Y2
JPH0717187Y2 JP14036289U JP14036289U JPH0717187Y2 JP H0717187 Y2 JPH0717187 Y2 JP H0717187Y2 JP 14036289 U JP14036289 U JP 14036289U JP 14036289 U JP14036289 U JP 14036289U JP H0717187 Y2 JPH0717187 Y2 JP H0717187Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、機器本体に対するアンプユニットの装着構
造及びこれに用いる螺杆材に係り、さらに詳しくは、機
器本体の側のケーシングを介してその着脱を可能に装着
されるアンプユニットとの関係で、その装着時における
ケーシングの強度を高めてやることができる機器本体に
対するアンプユニットの装着構造及びこれに用いる螺杆
材に関する。
[従来の技術] 波形記録計のような計測用の機器のなかには、別途に用
意される入力ユニットとしての複数個のアンプユニット
のなかから必要に応じたものを適宜選択し、これを機器
本体に対しその着脱を可能にして装着することができる
ようになっているものがある。
第6図は、このような場合における機器本体に対するア
ンプユニットの装着構造についての従来例を示すもので
ある。
すなわち、同図によれば、機器本体41には、断面略U字
状で、上面開口部43と端面開口部45とを有してなるケー
シング42が設けられており、このケーシング42により形
成される空間内に必要な複数個のアンプユニット51がそ
の着脱を可能にして装着されている。
この場合、前記ケーシング42内には、ケーシングその上
面開口部43からは切換スイッチ52を、端面開口部45から
は入力端子53をそれぞれ表出させて複数個のアンプユニ
ット51が整列配置されており、各アンプユニット51は、
ケーシング42にあって上面開口部43を形成している側縁
部44近傍と、端面開口部45を形成している側縁部46近傍
との二点を介してケーシング42の側にそれぞれねじ55に
よりその着脱を可能にして固定されている。
[考案が解決しようとする課題] ところで、第6図の従来例によれば、各アンプユニット
51は、ケーシング42に対し二点においてねじ55を介して
固定する装着構造が採用されており、その着脱は、比較
的容易に行うことができるようになっている。
しかし、ケーシング42を構成し、その両側に位置してい
る側板47,48の上縁角部49,50のそれぞれは、アンプユニ
ット51の出し入れを円滑に行う必要もあって、相互間で
何等の支持関係もとっておらず、機器本体の他の部位に
比較して強度的に劣る構造となっており、その強化が強
く求められていた。
[課題を解決するための手段] この考案は、従来例にみられた上記課題に鑑みてなされ
たものであり、その構成上の特徴は、機器本体と、この
機器本体に設けられる断面が略U字形で、上面開口部と
端面開口部とを有してなるケーシングと、このケーシン
グを介して選択可能に装着されるアンプユニットとで構
成され、当該アンプユニットは、その装着時に前記ケー
シングの上面開口部と端面開口部との境界部近傍に位置
する外側板の上縁角部に設けた通孔と対応合致する位置
に設けられた貫通孔を有しており、この貫通孔を介する
ことで前記通孔の側からこれに対向する機器本体の雌ね
じ部の側へと螺杆材を貫挿螺着することで、アンプユニ
ットを着脱可能にケーシングに装着したことにある。
また、上記装着構造に用いられる螺杆材の構成上の特徴
は、絶縁性樹脂材により形成される軸杆部と、この軸杆
部の一側端部に固設される金属材からなるねじ頭部と、
他側端部に固設される金属材からなる雄ねじ部とで構成
され、前記ねじ頭部には、ドライバーの刃先を掛止する
ための溝部を設けたことにある。
さらに、他例としての螺杆材の構成上の特徴は、ドライ
バーの刃先を掛止するための溝部を設けてなるねじ頭部
と、軸杆部と、この軸杆部の先端部に設けられる雄ねじ
部とを金属材により一体に形成し、前記軸杆部には、絶
縁性樹脂材を被着させたことにある。
[作用] このため、アンプユニットは、ケーシングを介して機器
本体の側にその着脱を可能にして装着することができ
る。
しかも、アンプユニットの装着時には、ケーシングを構
成している外側板の上縁角部から機器本体の側へと螺杆
材が貫挿螺着されているので、この螺杆材の緊締力によ
り、外側板の上縁角部とアンプユニットと機器本体とは
一体的となって固定されることになり、この部分の全体
強度を向上させることができる。
また、螺杆材は、その軸杆部が絶縁性樹脂材を有して形
成されているので、アンプユニット内部を貫通させても
感電等の危険性をなくし、安全に用いることができる。
[実施例] 以下、図面に基づいてこの考案の実施例を説明する。
第1図は、この考案に係る装着構造の一実施例を示す全
体斜視図である。
同図によれば、その全体は、波形測定器等、適宜の測定
機能を有してなる機器本体1と、この機器本体1に設け
られる断面が略U字形で、上面開口部6と端面開口部7
とを有してなるケーシング2と、このケーシング2を介
して選択可能に装着される入力ユニットとしてのアンプ
ユニット15とで構成されている。
この場合、前記上面開口部6と端面開口部7とを介し、
かつ、切換スイッチ18や入力端子19などを表出させてケ
ーシング2内の所定位置に配置される前記アンプユニッ
ト15は、これを装着した際に、前記ケーシング2の上面
開口部6と端面開口部7との境界部近傍に位置する外側
板3の上縁角部4に設けられた通孔5と対応合致する位
置に貫通孔16が設けられてそれぞれ形成されている。
また、前記外側板3に設けられた通孔5に対向する位置
関係にある機器本体1の側には、ねじ穴などからなる雌
ねじ部8が設けられている。
さらに、ケーシング2内に配置されているアンプユニッ
ト15のそれぞれは、第2図に示すように、前記通孔5の
側から雌ねじ部8の側へと挿通可能に形成されている螺
杆材21を前記貫通孔16を介して挿通螺着することで、機
器本体1に対しその着脱を可能にして装着されている。
また、アンプユニット15のそれぞれには、第3図に示す
ように、機器本体1の底部9に設けられる通孔10と対面
合致する位置にナット材を埋設するなどして雌ねじ部17
を配設しておくならば、緊締されるねじ20により相互を
螺着固定することができ、機器本体1へのアンプユニッ
ト15の装着状態をより確実なものとすることができる。
一方、第4図は、この考案に係る螺杆材の一実施例を示
すものである。
同図によれば、螺杆材21の全体は、絶縁性樹脂材により
形成される軸杆部23と、この軸杆部23の一側端部に固設
される金属材からなるねじ頭部22と、他側端部に固設さ
れる金属材からなる雄ねじ部24とで構成されている。
このうち、軸杆部23は、耐衝撃性と耐熱性とに富む強靱
な絶縁性樹脂材、例えば、アクリロニトリル,ブタジエ
ン,スチレンの3種のモノマーからなるABS樹脂材を用
いて所望する太さと長さとを有して形成されているもの
を好適に用いることができる。
また、ねじ頭部22は、これに一体形成されている雄ねじ
部25を介して軸杆部23の一側端部に設けられているねじ
穴27に適宜の接着剤ともども螺着させることで固着配置
することができる。この場合、ねじ頭部22には、ドライ
バーの刃先形状に応じ得る例えば−形状や+形状等、適
宜の形状の溝部26を有して形成されているものが用いら
れる。
さらに、前記雄ねじ部24は、軸杆部23の他側端部に設け
られているねじ穴29に適宜の接着剤ともどもその基端部
28を螺着させることで固着配置することができる。
一方、第5図は、螺杆材の他例を示す一部省略断面図で
あり、螺杆材21の全体は、ドライバーの刃先を掛止する
ための適宜の形状を呈する溝部31を設けてなるねじ頭部
30と、適宜の長さを有する軸杆部32と、この軸杆部32の
先端部に設けられる雄ねじ部33とを金属材により一体に
形成することで構成されている。
また、前記軸杆部32には、例えばABS樹脂材などからな
る絶縁性樹脂材34を一体的に被着させることで形成され
ている。
なお、図示は省略したが、接着螺杆材21は、必要によ
り、その全体をABS樹脂材等の絶縁性樹脂材により一体
形成されているものを用いることもできる。
この考案は、上述のようにして構成されているので、ア
ンプユニット15は、ケーシング2を介して機器本体1の
側にその着脱を可能にして装着することができる。
すなわち、機器本体1のケーシング2には、その上面開
口部6と端面開口部7とを介して必要なアンプユニット
15をその切換スイッチ18や入力端子19などを表出させ、
かつ、正しく位置決めされて収容させることができる。
このようにしてアンプユニット15が所定の位置に配置さ
れた後、ケーシング2には、その外側板3に設けてある
通孔5を介して螺杆材21が挿入される。
この際、アンプユニット15は、それぞれの貫通孔16が前
記通孔5と対面合致する位置関係をとって連なっている
ので、前記螺杆材21を機器本体1の側まで貫挿すること
ができる。また、機器本体1の側には、予め雄ねじ部8
が設けられているので、この雄ねじ部8を介して螺杆材
21を緊締螺着することができる。
しかも、このようにしてアンプユニット15を装着した際
には、ケーシング2を構成している外側板3の上縁角部
4から機器本体1の側へと螺杆材21が貫挿螺着されてい
るので、この螺杆材21の緊締力により、外側板3の上縁
角部4とアンプユニット15と機器本体1とは一体的とな
って固定されることになり、この部分における全体強度
を向上させることができる。
また、螺杆材21は、その螺杆材23が絶縁性樹脂材で形成
され、若しくは、軸杆部32が絶縁性樹脂材34を有して形
成されているので、アンプユニット15内部を貫通させて
も感電等の危険性をなくし、安全に用いることができ
る。
[考案の効果] 以上述べたようにこの考案によれば、アンプユニット
は、ケーシングを介して機器本体の側にその着脱を可能
にして装着することができる。
しかも、アンプユニットの装着時には、ケーシングを構
成している外側板の上縁角部から機器本体の側へと螺杆
材が貫挿螺着されているので、この螺杆材の緊締力によ
り、外側板の上縁角部とアンプユニットと機器本体とは
一体的となって固定されることになり、この部分の全体
強度を向上させることができる。
また、螺杆材は、その軸杆部が絶縁性樹脂材を有して形
成されているので、アンプユニット内部を貫通させても
感電等の危険性をなくし、安全に用いることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案に係る取付け構造の一例を示す斜視
図、第2図は、第1図の一部省略正面図、第3図は、ケ
ーシングに対するアンプユニットの具体的な取付け例を
示す一部省略縦断面図、第4図と第5図は、この考案に
係る螺杆材の実施例を示す要部拡大断面図、第6図は、
ケーシングに対するアンプユニットの従来例としての取
付け構造を示す斜視図である。 1……機器本体、2……ケーシング、3……外側板、4
……上縁角部、5……通孔、6……上面開口部、7……
端面開口部、8……雌ねじ部、15……アンプユニット、
16……貫通孔、21……螺杆材、22……ねじ頭部、23……
軸杆部、24……雄ねじ部、26……溝部、30……ねじ頭
部、31……溝部、32……軸杆部、33……雄ねじ部、34…
…絶縁性樹脂材

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】機器本体と、この機器本体に設けられる断
    面が略U字形で、上面開口部と端面開口部とを有してな
    るケーシングと、このケーシングを介して選択可能に装
    着されるアンプユニットとで構成され、当該アンプユニ
    ットは、その装着時に前記ケーシングの上面開口部と端
    面開口部との境界部近傍に位置する外側板の上縁角部に
    設けた通孔と対応合致する位置に設けられた貫通孔を有
    しており、この貫通孔を介することで前記通孔の側から
    これに対向する機器本体の雌ねじ部の側へと螺杆材を貫
    挿螺着することで、アンプユニットを着脱可能にケーシ
    ングに装着したことを特徴とする機器本体に対するアン
    プユニットの装着構造。
  2. 【請求項2】絶縁性樹脂材により形成される軸杆部と、
    この軸杆部の一側端部に固設される金属材からなるねじ
    頭部と、他側端部に固設される金属材からなる雄ねじ部
    とで構成され、前記ねじ頭部には、ドライバーの刃先を
    掛止するための溝部を設けたことを特徴とする螺杆材。
  3. 【請求項3】ドライバーの刃先を掛止するための溝部を
    設けてなるねじ頭部と、軸杆部と、この軸杆部の先端部
    に設けられる雄ねじ部とを金属材により一体に形成し、
    前記軸杆部には、絶縁性樹脂材を被着させたことを特徴
    とする螺杆材。
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