JPH07171617A - 押出プレスの押出装置 - Google Patents
押出プレスの押出装置Info
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- JPH07171617A JPH07171617A JP31836593A JP31836593A JPH07171617A JP H07171617 A JPH07171617 A JP H07171617A JP 31836593 A JP31836593 A JP 31836593A JP 31836593 A JP31836593 A JP 31836593A JP H07171617 A JPH07171617 A JP H07171617A
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- Japan
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- billet
- container
- die
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 アプセット時に,ビレット後端部の外皮のビ
レット内への巻込みを防止して,ブリスタのない良品質
の押出形材を得る。 【構成】 ダミイブロックをコアブロックと外周に設け
たアウタリングとによって構成し,コアブロックとアウ
タリングの間に所定の幅を有したリング状のプール溝を
設け,中空状の押出ステムの内部に軸線方向に伸びてい
るダミイブロック連結用のコネクションロッドを設け,
コネクションロッドの内部に軸線方向に伸びた冷却媒体
用の供給管と排出管を平行状態で設け,この供給管と排
出管の先端部を前記プール溝に連結した。
レット内への巻込みを防止して,ブリスタのない良品質
の押出形材を得る。 【構成】 ダミイブロックをコアブロックと外周に設け
たアウタリングとによって構成し,コアブロックとアウ
タリングの間に所定の幅を有したリング状のプール溝を
設け,中空状の押出ステムの内部に軸線方向に伸びてい
るダミイブロック連結用のコネクションロッドを設け,
コネクションロッドの内部に軸線方向に伸びた冷却媒体
用の供給管と排出管を平行状態で設け,この供給管と排
出管の先端部を前記プール溝に連結した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,アルミニウム合金等の
押出プレスによる押出成形時に,コンテナ内のビレット
の後端部表皮および空気のビレット後端内部への巻込み
がないようにした押出プレスの押出装置に関するもので
ある。
押出プレスによる押出成形時に,コンテナ内のビレット
の後端部表皮および空気のビレット後端内部への巻込み
がないようにした押出プレスの押出装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来より,押出成形を始めるときは,コ
ンテナ内にコンテナ内径よりも少し小径のビレットを装
入し,押出ステムでビレットを押して,ビレットをコン
テナ内にまず充満させるアプセット作業を行う。このと
き,コンテナとビレットとの間の空気をダイス側から外
部に排気させ,ビレットの内部に空気が入らないように
し,ブリスタの出ない押出成形品を得るようにすること
も考えられている。
ンテナ内にコンテナ内径よりも少し小径のビレットを装
入し,押出ステムでビレットを押して,ビレットをコン
テナ内にまず充満させるアプセット作業を行う。このと
き,コンテナとビレットとの間の空気をダイス側から外
部に排気させ,ビレットの内部に空気が入らないように
し,ブリスタの出ない押出成形品を得るようにすること
も考えられている。
【0003】すなわち,押出開始前にコンテナ内の脱気
を充分に行うために,例えば,特願平5−60621号
明細書や特願平5−190340号明細書に記載したよ
うに,コンテナをダイスに接触させる前に一時停止機構
によってコンテナを一時停止させ,かつ,コンテナ前面
に取付けたダイリングシールの前部でダイスの外周面を
シールした状態で,ダイス端面とコンテナのダイス側端
面を接触させないようにしてできた隙間から,ダイリン
グシールの脱気穴を介して,コンテナ内にたまっている
空気を真空吸引することが考えられている。
を充分に行うために,例えば,特願平5−60621号
明細書や特願平5−190340号明細書に記載したよ
うに,コンテナをダイスに接触させる前に一時停止機構
によってコンテナを一時停止させ,かつ,コンテナ前面
に取付けたダイリングシールの前部でダイスの外周面を
シールした状態で,ダイス端面とコンテナのダイス側端
面を接触させないようにしてできた隙間から,ダイリン
グシールの脱気穴を介して,コンテナ内にたまっている
空気を真空吸引することが考えられている。
【0004】しかし,これでも常に充分な効果は得られ
なかった。すなわち,このような場合の装置では,図3
(a)に示すように,コンテナ1とダミイブロック2の
間には,例えば0.1〜0.3mm程度の隙間dがある
ので,コンテナ1の前部に取付けたダイリングシール3
から真空吸引して,コンテナ1とビレット4の間の空間
Sにある空気を脱気しようとしても,コンテナ1の後部
とダミイブロック2の間の隙間dから外気が空間Sに侵
入してきて,脱気ができないし,または,到達真空度が
近くなる。なお,図中,5はダイス,6は押出ステムで
ある。
なかった。すなわち,このような場合の装置では,図3
(a)に示すように,コンテナ1とダミイブロック2の
間には,例えば0.1〜0.3mm程度の隙間dがある
ので,コンテナ1の前部に取付けたダイリングシール3
から真空吸引して,コンテナ1とビレット4の間の空間
Sにある空気を脱気しようとしても,コンテナ1の後部
とダミイブロック2の間の隙間dから外気が空間Sに侵
入してきて,脱気ができないし,または,到達真空度が
近くなる。なお,図中,5はダイス,6は押出ステムで
ある。
【0005】そこで,図3(b)に示すように,ビレッ
ト4を幾分アプセットすることによって,ダミイブロッ
ク2側から,例えば50〜100mmのように,ある程
度の寸法hの範囲で,ビレット4の後部外周面をコンテ
ナ1の内周面に密接させ,完全にシールした後,脱気を
開始させる。
ト4を幾分アプセットすることによって,ダミイブロッ
ク2側から,例えば50〜100mmのように,ある程
度の寸法hの範囲で,ビレット4の後部外周面をコンテ
ナ1の内周面に密接させ,完全にシールした後,脱気を
開始させる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし,このとき,ビ
レット4の後部の前記hの範囲は,大気の状態でアプセ
ットされることになり,同時に表面にあった空気は,ビ
レット4の内部に巻込まれて,ダイス5から押出された
押出形材のブリスタになる。
レット4の後部の前記hの範囲は,大気の状態でアプセ
ットされることになり,同時に表面にあった空気は,ビ
レット4の内部に巻込まれて,ダイス5から押出された
押出形材のブリスタになる。
【0007】一方,この状態の後のアプセット時に,比
較的に熱いダミイブロックとビレットとの間で滑りが生
じ,その結果,ビレット4の後端部の表皮がビレット4
の内部へ巻込まれて行く。この巻込みは,図3(c)に
矢印で示すように生じ,アプセット時にビレット4の後
端部がコンテナ1の内面に接した時から始まり,空間S
が完全になくなり,充填完了したアプセット完了まで,
順次,続く。したがって,図3(b)のhで示すシール
部の範囲は,ビレット4の内部に入って行く。
較的に熱いダミイブロックとビレットとの間で滑りが生
じ,その結果,ビレット4の後端部の表皮がビレット4
の内部へ巻込まれて行く。この巻込みは,図3(c)に
矢印で示すように生じ,アプセット時にビレット4の後
端部がコンテナ1の内面に接した時から始まり,空間S
が完全になくなり,充填完了したアプセット完了まで,
順次,続く。したがって,図3(b)のhで示すシール
部の範囲は,ビレット4の内部に入って行く。
【0008】
【課題を解決するための手段】そこで,本発明において
は,これらの課題の解決策として,ダミイブロックを冷
却させて,ビレットとの滑りを少なくして,アプセット
時のビレットの後端部の巻込みを阻止するようにした。
すなわち,本発明においては,コンテナ内に挿入したビ
レットをダイス側に押す押出ステムと押出ステムの先端
部に設けたフィックス型のダミイブロックを有する押出
プレスの押出装置において,ダミイブロックをコアブロ
ックと外周に設けたアウタリングとによって構成し,コ
アブロックとアウタリングの間に所定の幅を有したリン
グ状のプール溝を設け,中空状の押出ステムの内部に軸
線方向に伸びているダミイブロック連結用のコネクショ
ンロッドを設け,コネクションロッドの内部に軸線方向
に伸びた冷却媒体用の供給管と排出管を平行状態で設
け,この供給管と排出管の先端部を前記プール溝に連結
した。
は,これらの課題の解決策として,ダミイブロックを冷
却させて,ビレットとの滑りを少なくして,アプセット
時のビレットの後端部の巻込みを阻止するようにした。
すなわち,本発明においては,コンテナ内に挿入したビ
レットをダイス側に押す押出ステムと押出ステムの先端
部に設けたフィックス型のダミイブロックを有する押出
プレスの押出装置において,ダミイブロックをコアブロ
ックと外周に設けたアウタリングとによって構成し,コ
アブロックとアウタリングの間に所定の幅を有したリン
グ状のプール溝を設け,中空状の押出ステムの内部に軸
線方向に伸びているダミイブロック連結用のコネクショ
ンロッドを設け,コネクションロッドの内部に軸線方向
に伸びた冷却媒体用の供給管と排出管を平行状態で設
け,この供給管と排出管の先端部を前記プール溝に連結
した。
【0009】
【作用】本発明においては,アプセットするときに,内
部から冷却しているダミイブロックを用いてアプセット
する。したがって,ビレット後端部のコンテナ後端部内
面およびダミイブロックの前端面との間の滑りが少なく
なる。したがって,アプセット時に,ビレット後端部表
皮およびその部分の空気の巻込みが防止され,ブリスタ
の発生を防止した良品質の押出形材が容易に得られる。
部から冷却しているダミイブロックを用いてアプセット
する。したがって,ビレット後端部のコンテナ後端部内
面およびダミイブロックの前端面との間の滑りが少なく
なる。したがって,アプセット時に,ビレット後端部表
皮およびその部分の空気の巻込みが防止され,ブリスタ
の発生を防止した良品質の押出形材が容易に得られる。
【0010】
【実施例】図1,図2に示した1実施例によって,本発
明を詳細に説明する。図1において,コンテナライナ1
aとコンテナタイヤ1bとからなるコンテナ1のダイス
5側には,リング状のダイリングシール3がダイス5を
とりまくようにボルトで固定されており,コンテナ1の
ダイス5側への前進過程で,そのL型に曲がった円筒先
端部がダイス5の外周部を構成しているダイリング5a
の外周を包み込むように進み,ダイリング5aの外周と
軸方向で20〜30mm重なる状態で一時途中で止まる
ようになっている。このとき,コンテナ1とダイス5や
ダイリング5aとの間には,例えば,2〜3mmの隙間
7が開いているようになっている。また,このとき,ダ
イリング5aの外周とダイリングシール3の内面とのク
リアランスは0.05mm程度になるが,耐熱性のシー
ル材を入れておくことで,クリアランスをゼロにするこ
とも可能である。
明を詳細に説明する。図1において,コンテナライナ1
aとコンテナタイヤ1bとからなるコンテナ1のダイス
5側には,リング状のダイリングシール3がダイス5を
とりまくようにボルトで固定されており,コンテナ1の
ダイス5側への前進過程で,そのL型に曲がった円筒先
端部がダイス5の外周部を構成しているダイリング5a
の外周を包み込むように進み,ダイリング5aの外周と
軸方向で20〜30mm重なる状態で一時途中で止まる
ようになっている。このとき,コンテナ1とダイス5や
ダイリング5aとの間には,例えば,2〜3mmの隙間
7が開いているようになっている。また,このとき,ダ
イリング5aの外周とダイリングシール3の内面とのク
リアランスは0.05mm程度になるが,耐熱性のシー
ル材を入れておくことで,クリアランスをゼロにするこ
とも可能である。
【0011】ダイリングシール3には脱気穴8があけて
あり,そこから配管9や電磁切替弁10を介して真空タ
ンク11や真空ポンプ12に連結されている。なお,1
3はモータ,14は真空圧力計である。また,4はビレ
ット,6は押出ステム,2は押出ステム6の先端部に取
付けられていて,コンテナ1内面とほぼ密接し,かつ,
ビレット4の後端面を押すフィックス型のダミイブロッ
クである。
あり,そこから配管9や電磁切替弁10を介して真空タ
ンク11や真空ポンプ12に連結されている。なお,1
3はモータ,14は真空圧力計である。また,4はビレ
ット,6は押出ステム,2は押出ステム6の先端部に取
付けられていて,コンテナ1内面とほぼ密接し,かつ,
ビレット4の後端面を押すフィックス型のダミイブロッ
クである。
【0012】コンテナ1は,エンドプラテン23に取付
けたコンテナシリンダ24のピストンロッド25に取付
けられている。28はピストン,29はシリンダ本体を
構成するシリンダチューブである。コンテナシリンダ2
4のピストンヘッド側のA部は,移動ストッパブロック
26とストッパを兼ねるヘッドブロック27等からな
り,移動ストッパブロック26が移動する範囲の最大距
離でピストン28は急速に一時停止できるようになって
いる。そして,ピストン28が後端限直前で一時停止し
たときは,コンテナ1がダイス5に当たる直前で停止す
るようになっている。37は後部のプラグである。
けたコンテナシリンダ24のピストンロッド25に取付
けられている。28はピストン,29はシリンダ本体を
構成するシリンダチューブである。コンテナシリンダ2
4のピストンヘッド側のA部は,移動ストッパブロック
26とストッパを兼ねるヘッドブロック27等からな
り,移動ストッパブロック26が移動する範囲の最大距
離でピストン28は急速に一時停止できるようになって
いる。そして,ピストン28が後端限直前で一時停止し
たときは,コンテナ1がダイス5に当たる直前で停止す
るようになっている。37は後部のプラグである。
【0013】なお,ピストン28のヘッド側である後側
の軸心部には,油通過用の連通孔を軸方向に千鳥状に複
数個配した中空ロッド31をねじ等によって一体に取付
け,ピストン28の後退時に,中空ロッド31は移動ス
トッパブロック26の前端側の穴の中に入るようになっ
ている。
の軸心部には,油通過用の連通孔を軸方向に千鳥状に複
数個配した中空ロッド31をねじ等によって一体に取付
け,ピストン28の後退時に,中空ロッド31は移動ス
トッパブロック26の前端側の穴の中に入るようになっ
ている。
【0014】押出ステム6側の構造は,図2に示すよう
になっている。図2において,1はコンテナ,6は管状
の押出ステム,2は押出ステム6の前面に固定して設
け,かつ,コンテナ1内に摺動可能に設けたフィックス
型のダミイブロックである。押出ステム6の後端部は,
図1に示すように,ステムホルダ53とプレッシャリン
グ54を介してメインクロスヘッド55に固定されてい
る。
になっている。図2において,1はコンテナ,6は管状
の押出ステム,2は押出ステム6の前面に固定して設
け,かつ,コンテナ1内に摺動可能に設けたフィックス
型のダミイブロックである。押出ステム6の後端部は,
図1に示すように,ステムホルダ53とプレッシャリン
グ54を介してメインクロスヘッド55に固定されてい
る。
【0015】押出ステム6の前面には,管状のダミイボ
ス56が後端面を押付けられて取付けてあり,ダミイボ
ス56内の後半分には,外径断面が円状のコネクション
ロッド57の先端部がねじ取付けにより取付けられてい
る。コネクションロッド57の後端部は,図1に示すよ
うに大径部57aになっていて,押出ステム6の後端部
の穴の中にテーパ面で係合され,固定されている。コネ
クションロッド57内には,軸線方向に,2個の平行な
穴57b,57cが貫通して設けられており,各穴57
b,57c内には,給水管58,排水管59が設けられ
ている。給水管58と排水管59の先端部は,しまりば
めにより穴57b,57c内に堅固に取付けられてお
り,後端部はプレッシャリング54内まで伸びている。
ス56が後端面を押付けられて取付けてあり,ダミイボ
ス56内の後半分には,外径断面が円状のコネクション
ロッド57の先端部がねじ取付けにより取付けられてい
る。コネクションロッド57の後端部は,図1に示すよ
うに大径部57aになっていて,押出ステム6の後端部
の穴の中にテーパ面で係合され,固定されている。コネ
クションロッド57内には,軸線方向に,2個の平行な
穴57b,57cが貫通して設けられており,各穴57
b,57c内には,給水管58,排水管59が設けられ
ている。給水管58と排水管59の先端部は,しまりば
めにより穴57b,57c内に堅固に取付けられてお
り,後端部はプレッシャリング54内まで伸びている。
【0016】給水管58の端部は,プレッシャリング5
4内のパイプによる通路60,開閉弁61を介して,冷
却媒体供給装置62に連結されている。排水管59の端
部はプレッシャリング54内のパイプによる通路63を
介して排水口64に連結されている。押出ステム6の内
周面とコネクションロッド57の外周面との間には,コ
ネクションロッド57の芯をフレキシブルな状態に保持
しておくために,わずかな隙間が設けている。また,穴
57b,57cの内周面と給水管58,排水管59の外
周面との間には,コネクションロッド57が直接冷却さ
れないように,わずかな隙間が設けられている。
4内のパイプによる通路60,開閉弁61を介して,冷
却媒体供給装置62に連結されている。排水管59の端
部はプレッシャリング54内のパイプによる通路63を
介して排水口64に連結されている。押出ステム6の内
周面とコネクションロッド57の外周面との間には,コ
ネクションロッド57の芯をフレキシブルな状態に保持
しておくために,わずかな隙間が設けている。また,穴
57b,57cの内周面と給水管58,排水管59の外
周面との間には,コネクションロッド57が直接冷却さ
れないように,わずかな隙間が設けられている。
【0017】この場合,コネクションロッド57の中
に,隙間を設けて給水管58と排水管59を通している
ので,コネクションロッド57は直接冷却されず,した
がって,押出ステム6とコネクションロッド57の温度
差が少なく,ダミイブロック2の芯のフレキシビリティ
が損なわれない。なお,コネクションロッド57内の穴
57bは貫通して設けられているが,穴57cの前端部
はプラグ65によって封鎖され,外周方向への開口部6
6に連通している。67は押出ステム6とダミイボス5
6間の耐熱型のパッキン,68は穴57b,57cと給
水管58,排水管59間の耐熱型のパッキンである。
に,隙間を設けて給水管58と排水管59を通している
ので,コネクションロッド57は直接冷却されず,した
がって,押出ステム6とコネクションロッド57の温度
差が少なく,ダミイブロック2の芯のフレキシビリティ
が損なわれない。なお,コネクションロッド57内の穴
57bは貫通して設けられているが,穴57cの前端部
はプラグ65によって封鎖され,外周方向への開口部6
6に連通している。67は押出ステム6とダミイボス5
6間の耐熱型のパッキン,68は穴57b,57cと給
水管58,排水管59間の耐熱型のパッキンである。
【0018】ダミイボス56内の前半部内には,管状の
コネクションボルト69が配されており,コネクション
ボルト69の前側には,コアブロック70がねじ取付け
により固定されている。また,ダミイボス56の前側に
は,リング状のアウタリング71がねじ取付けにより固
定されている。コアブロック70の外周面は,アウタリ
ング71の内周面と接しているが,コアブロック70の
後端面とダミイボス56の前端面との間には,隙間が設
けられており,押出時にコアブロック70が少し後方に
押されてもコアブロック70の後端面がダミイボス56
の前端面に当たらないようにしてある。
コネクションボルト69が配されており,コネクション
ボルト69の前側には,コアブロック70がねじ取付け
により固定されている。また,ダミイボス56の前側に
は,リング状のアウタリング71がねじ取付けにより固
定されている。コアブロック70の外周面は,アウタリ
ング71の内周面と接しているが,コアブロック70の
後端面とダミイボス56の前端面との間には,隙間が設
けられており,押出時にコアブロック70が少し後方に
押されてもコアブロック70の後端面がダミイボス56
の前端面に当たらないようにしてある。
【0019】コアブロック70,アウタリング71,ダ
ミイボス56等は,一体でダミイブロック2を構成して
いる。したがって,アウタリング71の前端側外周面
は,コンテナ1の内周面とほぼ接する大きさになってい
る。また,コアブロック70の前端外周部は前側に広が
ったテーパ面部70aになっていて,アウタリング71
の前端内周部のテーパ面部に密着し得るようになってい
る。
ミイボス56等は,一体でダミイブロック2を構成して
いる。したがって,アウタリング71の前端側外周面
は,コンテナ1の内周面とほぼ接する大きさになってい
る。また,コアブロック70の前端外周部は前側に広が
ったテーパ面部70aになっていて,アウタリング71
の前端内周部のテーパ面部に密着し得るようになってい
る。
【0020】コネクションボルト69の軸心穴は,冷却
水用の通路72となっており,コアブロック70の外周
面部の後側の半分以上の部分,すなわち,アウタリング
71とコアブロック70の内外径のはめ合い部には,冷
却用のリング状のプール溝73が設けられており,通路
72はコアブロック70内に外径方向に設けられている
1〜数個の通路74によって,プール溝73の前部に連
結されている。また,プール溝73の後部は,コアブロ
ック70とダミイボス56内に設けられている通路75
によって,コネクションロッド57の開口部66に連結
されている。76はプラグ,77,78は耐熱型Oリン
グ等のパッキンである。
水用の通路72となっており,コアブロック70の外周
面部の後側の半分以上の部分,すなわち,アウタリング
71とコアブロック70の内外径のはめ合い部には,冷
却用のリング状のプール溝73が設けられており,通路
72はコアブロック70内に外径方向に設けられている
1〜数個の通路74によって,プール溝73の前部に連
結されている。また,プール溝73の後部は,コアブロ
ック70とダミイボス56内に設けられている通路75
によって,コネクションロッド57の開口部66に連結
されている。76はプラグ,77,78は耐熱型Oリン
グ等のパッキンである。
【0021】次に,前記装置の作用について説明する。
まず,コンテナシリンダ24のロッド側に圧油を供給
し,ピストン28を左方向に移動させ,ダイス5から離
れているコンテナ1を前進させる。この時,ピストン2
8に付いている中空ロッド31の先端部がストッパブロ
ック26の先端部まで移動している間は,ピストン28
の後退速度は比較的に高速である。やがて,中空ロッド
31がストッパブロック26の穴内に入り始め,ピスト
ン28は減速する。
まず,コンテナシリンダ24のロッド側に圧油を供給
し,ピストン28を左方向に移動させ,ダイス5から離
れているコンテナ1を前進させる。この時,ピストン2
8に付いている中空ロッド31の先端部がストッパブロ
ック26の先端部まで移動している間は,ピストン28
の後退速度は比較的に高速である。やがて,中空ロッド
31がストッパブロック26の穴内に入り始め,ピスト
ン28は減速する。
【0022】この状態で,ピストン28は後退を続け,
ピストン28の先端面部がストッパブロック26の先端
部に当たる。この時,ピストン28は,ストッパブロッ
ク26の作用により,途中位置での停止を完了する。そ
して,ストッパブロック26の作用で,ストローク途中
の停止位置の精度が充分に確保される。この時,コンテ
ナ1とダイス5との間の隙間7は,例えば,2〜3mm
になっている。この時の状態を図1に示す。
ピストン28の先端面部がストッパブロック26の先端
部に当たる。この時,ピストン28は,ストッパブロッ
ク26の作用により,途中位置での停止を完了する。そ
して,ストッパブロック26の作用で,ストローク途中
の停止位置の精度が充分に確保される。この時,コンテ
ナ1とダイス5との間の隙間7は,例えば,2〜3mm
になっている。この時の状態を図1に示す。
【0023】この動作が終了すると,次いでビレット4
を載置した状態の図示していないビレットローダが上昇
し,押出ステム6を前進させると,ビレット4がコンテ
ナ1内へ押込まれて,ビレット4はダイス5側端面に当
接し,図1に示すようになる。さらに,押出ステム6が
前進してアプセットを開始する。ただし,アプセットを
開始する前に,冷却媒体供給装置62を作用させ,通路
74やプール溝73内に冷却水などの冷却媒体を導入し
て,ダミイブロック2を内部から冷却しておく。この
時,冷却水は,押出ステム6の後方から入り,押出ステ
ム6の中のコネクションロッド57の中の給水管58内
を通り,通路72,74を通ってプール溝73の中に入
り,通路75,排水管59内を通って押出ステム6の後
方から排出される。なお,本発明においては,コアブロ
ック70の外周部にプール式の冷却溝を設けているの
で,通路容積が比較的に大きく,冷却水が蒸気化しにく
く,かつ,構造がシンプルである。
を載置した状態の図示していないビレットローダが上昇
し,押出ステム6を前進させると,ビレット4がコンテ
ナ1内へ押込まれて,ビレット4はダイス5側端面に当
接し,図1に示すようになる。さらに,押出ステム6が
前進してアプセットを開始する。ただし,アプセットを
開始する前に,冷却媒体供給装置62を作用させ,通路
74やプール溝73内に冷却水などの冷却媒体を導入し
て,ダミイブロック2を内部から冷却しておく。この
時,冷却水は,押出ステム6の後方から入り,押出ステ
ム6の中のコネクションロッド57の中の給水管58内
を通り,通路72,74を通ってプール溝73の中に入
り,通路75,排水管59内を通って押出ステム6の後
方から排出される。なお,本発明においては,コアブロ
ック70の外周部にプール式の冷却溝を設けているの
で,通路容積が比較的に大きく,冷却水が蒸気化しにく
く,かつ,構造がシンプルである。
【0024】したがって,このような状態でアプセット
を開始するとき,ダミイブロック2と接触しているビレ
ット4の後端部は冷却される。アプセットを開始する
と,ビレット4の押出ステム6側の外周端部が盛上って
コンテナ1の内周面に密接する。この密接幅が例えば2
0〜50mmになったら,真空ポンプ12等の真空吸引
装置を作用させ,コンテナ1とダイス5の間の隙間7を
通してコンテナ1内の空気を吸引し,コンテナ1内を充
分に真空状態にする。
を開始するとき,ダミイブロック2と接触しているビレ
ット4の後端部は冷却される。アプセットを開始する
と,ビレット4の押出ステム6側の外周端部が盛上って
コンテナ1の内周面に密接する。この密接幅が例えば2
0〜50mmになったら,真空ポンプ12等の真空吸引
装置を作用させ,コンテナ1とダイス5の間の隙間7を
通してコンテナ1内の空気を吸引し,コンテナ1内を充
分に真空状態にする。
【0025】上記アプセットを行う時は,ビレット4の
後端部は冷却されていて流動性がかなり悪くなっている
ので,ダミイブロック2の前端面との間の摩擦度合が大
きくなり,ビレット4の後端部の外表皮の内部への巻込
みが防止され,この巻込みに伴うビレット4の内部への
空気の同時巻込みも防止され,ビレット4の後端の膨張
だけでダミイブロック2側のシールが行われる。このよ
うに,ダミイブロック2の冷却によるビレット4の後端
部表皮と空気の内部への巻込防止と,それより前方ダイ
ス5側のビレット4の表面の脱気により,ブリスタの原
因となる空気を充分に取除くことができる。
後端部は冷却されていて流動性がかなり悪くなっている
ので,ダミイブロック2の前端面との間の摩擦度合が大
きくなり,ビレット4の後端部の外表皮の内部への巻込
みが防止され,この巻込みに伴うビレット4の内部への
空気の同時巻込みも防止され,ビレット4の後端の膨張
だけでダミイブロック2側のシールが行われる。このよ
うに,ダミイブロック2の冷却によるビレット4の後端
部表皮と空気の内部への巻込防止と,それより前方ダイ
ス5側のビレット4の表面の脱気により,ブリスタの原
因となる空気を充分に取除くことができる。
【0026】アプセット中は,押出ステム6は休むこと
なく前進を続け,ビレット4は押しつぶされ,ビレット
4のダイス5側端面が変形し始めると,コンテナ1をダ
イス5側に前進させ,コンテナ1とダイス5の隙間7は
ゼロになる。この隙間7の減少は,移動ストッパブロッ
ク26の後退移動によって行われる。
なく前進を続け,ビレット4は押しつぶされ,ビレット
4のダイス5側端面が変形し始めると,コンテナ1をダ
イス5側に前進させ,コンテナ1とダイス5の隙間7は
ゼロになる。この隙間7の減少は,移動ストッパブロッ
ク26の後退移動によって行われる。
【0027】なお,隙間7が減少していく過程でも,ダ
イリングシール3の脱気穴8からは真空引きされてお
り,ピストン4が完全にコンテナ1内面にアプセットさ
れる直前には脱気空間でもある隙間S部は例えば20〜
60torrまでに真空引きされている。ビレット4が
ダイス5から押出され始めたら,電磁切替弁10を閉じ
てダイス5側からの真空引きを停止する。ただし,その
まま真空引きを続けておいても良い。
イリングシール3の脱気穴8からは真空引きされてお
り,ピストン4が完全にコンテナ1内面にアプセットさ
れる直前には脱気空間でもある隙間S部は例えば20〜
60torrまでに真空引きされている。ビレット4が
ダイス5から押出され始めたら,電磁切替弁10を閉じ
てダイス5側からの真空引きを停止する。ただし,その
まま真空引きを続けておいても良い。
【0028】なお,前記実施例においては,ダミイボス
56とアウタリング71を別体にして互いにねじで一体
にし得る例を示したが,これは,初めから一体に製作し
ておくこともできる。また,前記実施例においては,コ
ネクションロッド57の内部に,給水管58と排水管5
9を離して2本設けた例を示したが,これは,例えば上
下に別れた2個の半円形断面の通路を内部に有する1本
の冷却管とし,2個の通路を給水流路と排水流路にわけ
て用いるようにすることもできる。
56とアウタリング71を別体にして互いにねじで一体
にし得る例を示したが,これは,初めから一体に製作し
ておくこともできる。また,前記実施例においては,コ
ネクションロッド57の内部に,給水管58と排水管5
9を離して2本設けた例を示したが,これは,例えば上
下に別れた2個の半円形断面の通路を内部に有する1本
の冷却管とし,2個の通路を給水流路と排水流路にわけ
て用いるようにすることもできる。
【0029】なお,本実施例ではコンテナ1を一時停止
させるのに一時停止機構をコンテナシリンダ24内に設
けたが,これに限定されず他の方法によってコンテナ1
を一時停止するようにしても良い。
させるのに一時停止機構をコンテナシリンダ24内に設
けたが,これに限定されず他の方法によってコンテナ1
を一時停止するようにしても良い。
【0030】
【発明の効果】このように,本発明においては,特許請
求の範囲に記載したように,コンテナ内に挿入したビレ
ットをダイス側に押す押出ステムと押出ステムの先端部
に設けたフィックス型のダミイブロックを有する押出プ
レスの押出装置において,ダミイブロックをコアブロッ
クと外周に設けたアウタリングとによって構成し,コア
ブロックとアウタリングの間に所定の幅を有したリング
状のプール溝を設け,中空状の押出ステムの内部に軸線
方向に伸びているダミイブロック連結用のコネクション
ロッドを設け,コネクションロッドの内部に軸線方向に
伸びた冷却媒体用の供給管と排出管を平行状態で設け,
この供給管と排出管の先端部を前記プール溝に連結した
ので,ビレットに当接しているダミイブロックを,比較
的に大きな容積を有するプール溝で有効に,冷却した状
態でアプセットすることができる。すなわち,比較的に
大きな容積のプール溝では,冷却水が蒸気化しにくく,
有効な冷却が得られる。その結果,アプセット時に,ビ
レット後端部を適度に冷却してダミイブロックに対する
滑りをなくすようにすることができ,ビレットの後端部
表皮と空気の後端内部への巻込みを防止することがで
き,押出形材にブリスタが生じないようにすることがで
きる。
求の範囲に記載したように,コンテナ内に挿入したビレ
ットをダイス側に押す押出ステムと押出ステムの先端部
に設けたフィックス型のダミイブロックを有する押出プ
レスの押出装置において,ダミイブロックをコアブロッ
クと外周に設けたアウタリングとによって構成し,コア
ブロックとアウタリングの間に所定の幅を有したリング
状のプール溝を設け,中空状の押出ステムの内部に軸線
方向に伸びているダミイブロック連結用のコネクション
ロッドを設け,コネクションロッドの内部に軸線方向に
伸びた冷却媒体用の供給管と排出管を平行状態で設け,
この供給管と排出管の先端部を前記プール溝に連結した
ので,ビレットに当接しているダミイブロックを,比較
的に大きな容積を有するプール溝で有効に,冷却した状
態でアプセットすることができる。すなわち,比較的に
大きな容積のプール溝では,冷却水が蒸気化しにくく,
有効な冷却が得られる。その結果,アプセット時に,ビ
レット後端部を適度に冷却してダミイブロックに対する
滑りをなくすようにすることができ,ビレットの後端部
表皮と空気の後端内部への巻込みを防止することがで
き,押出形材にブリスタが生じないようにすることがで
きる。
【0031】また,本発明においては,押出ステムの中
にコネクションロッドを設け,このコネクションロッド
の中に冷却媒体用の供給管と排出管を平行状態で設けた
ので,内部に冷却媒体が通っても,外部の押出ステムや
コネクションロッドは外部から適度に加熱され,構造的
に無理な力が作用しない。すなわち,ダミイブロックや
押出ステムは,押出工程の1サイクル中,約1〜2割の
間,加熱されているコンテナの中に入っているので,コ
ンテナにより加熱される。その結果,押出ステムは軸線
方向に伸びるが,この時,仮に,コネクションロッドが
内部から直接に強く冷却されれば,コネクションロッド
は軸線方向に伸びないので,押出ステムとコネクション
ロッドの熱膨張の差で,コネクションロッドの先端部に
取付けているフィックス型のダミイブロックは押出ステ
ムで強く締付けられ,その結果,芯のフレキシビリティ
が失われる。また,場合によっては,ダミイブロックと
コネクションロッドの連結部であるねじ部から折れるこ
ともある。
にコネクションロッドを設け,このコネクションロッド
の中に冷却媒体用の供給管と排出管を平行状態で設けた
ので,内部に冷却媒体が通っても,外部の押出ステムや
コネクションロッドは外部から適度に加熱され,構造的
に無理な力が作用しない。すなわち,ダミイブロックや
押出ステムは,押出工程の1サイクル中,約1〜2割の
間,加熱されているコンテナの中に入っているので,コ
ンテナにより加熱される。その結果,押出ステムは軸線
方向に伸びるが,この時,仮に,コネクションロッドが
内部から直接に強く冷却されれば,コネクションロッド
は軸線方向に伸びないので,押出ステムとコネクション
ロッドの熱膨張の差で,コネクションロッドの先端部に
取付けているフィックス型のダミイブロックは押出ステ
ムで強く締付けられ,その結果,芯のフレキシビリティ
が失われる。また,場合によっては,ダミイブロックと
コネクションロッドの連結部であるねじ部から折れるこ
ともある。
【0032】しかし,本発明においては,コネクション
ロッドの中に冷却媒体用の管を別個に設けたので,コネ
クションロッドが内部からそれ程冷却されることなく,
押出ステムとコネクションロッドの温度差が少なく,コ
ネクションロッドも押出ステムと同様に幾分伸びるの
で,コネクションロッドの先端部に取付けられているフ
ィックス型のダミイブロックが,押出ステムでそれ程締
付けられることがなく,ダミイブロックの芯のフレキシ
ビリティが損なわれることがない。なお,ダミイブロッ
クは少し軽く締付けられる傾向にあるので,ゆるみがな
くて良い。なお,ダミイブロックは,適宜冷却されるの
で,熱間強度が落ちず,寿命も長くなる。
ロッドの中に冷却媒体用の管を別個に設けたので,コネ
クションロッドが内部からそれ程冷却されることなく,
押出ステムとコネクションロッドの温度差が少なく,コ
ネクションロッドも押出ステムと同様に幾分伸びるの
で,コネクションロッドの先端部に取付けられているフ
ィックス型のダミイブロックが,押出ステムでそれ程締
付けられることがなく,ダミイブロックの芯のフレキシ
ビリティが損なわれることがない。なお,ダミイブロッ
クは少し軽く締付けられる傾向にあるので,ゆるみがな
くて良い。なお,ダミイブロックは,適宜冷却されるの
で,熱間強度が落ちず,寿命も長くなる。
【図1】本発明方法を実施するための装置の1実施例を
示す縦断面図である。
示す縦断面図である。
【図2】図1の押出ステム側の拡大図である。
【図3】従来の方法におけるアプセット時の作用状態を
時系列に示した説明図である。
時系列に示した説明図である。
1 コンテナ 2 ダミイブロック 3 ダイリングシール 4 ビレット 5 ダイス 6 押出ステム 7 隙間 8 脱気穴 12 真空ポンプ 23 エンドプラテン 24 コンテナシリンダ 25 ピストンロッド 26 ストッパブロック 27 ヘッドブロック 28 ピストン 31 中空ロッド 56 ダミイボス 57 コネクションロッド 58 給水管 59 排水管 62 冷却媒体供給装置 69 コネクションボルト 70 コアブロック 71 アウタリング 72,74,75 通路 73 プール溝
Claims (1)
- 【請求項1】 コンテナ内に挿入したビレットをダイス
側に押す押出ステムと押出ステムの先端部に設けたフィ
ックス型のダミイブロックを有する押出プレスの押出装
置において,ダミイブロックをコアブロックと外周に設
けたアウタリングとによって構成し,コアブロックとア
ウタリングの間に所定の幅を有したリング状のプール溝
を設け,中空状の押出ステムの内部に軸線方向に伸びて
いるダミイブロック連結用のコネクションロッドを設
け,コネクションロッドの内部に軸線方向に伸びた冷却
媒体用の供給管と排出管を平行状態で設け,この供給管
と排出管の先端部を前記プール溝に連結した押出プレス
の押出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31836593A JP2887886B2 (ja) | 1993-12-17 | 1993-12-17 | 押出プレスの押出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31836593A JP2887886B2 (ja) | 1993-12-17 | 1993-12-17 | 押出プレスの押出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07171617A true JPH07171617A (ja) | 1995-07-11 |
JP2887886B2 JP2887886B2 (ja) | 1999-05-10 |
Family
ID=18098340
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31836593A Expired - Lifetime JP2887886B2 (ja) | 1993-12-17 | 1993-12-17 | 押出プレスの押出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2887886B2 (ja) |
-
1993
- 1993-12-17 JP JP31836593A patent/JP2887886B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2887886B2 (ja) | 1999-05-10 |
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