JPH0717151Y2 - ウエハ保持装置 - Google Patents

ウエハ保持装置

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JPH0717151Y2
JPH0717151Y2 JP16389785U JP16389785U JPH0717151Y2 JP H0717151 Y2 JPH0717151 Y2 JP H0717151Y2 JP 16389785 U JP16389785 U JP 16389785U JP 16389785 U JP16389785 U JP 16389785U JP H0717151 Y2 JPH0717151 Y2 JP H0717151Y2
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JP
Japan
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wafer
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arm
vacuum
vacuum container
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JP16389785U
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恒雄 平松
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Nissin Electric Co Ltd
Original Assignee
Nissin Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、例えばイオン注入装置等のイオン処理装置
に用いられて、真空容器内においてウエハを処理するた
めに保持するウエハ保持装置に関する。
〔従来の技術〕
第6図は従来のウエハ保持装置を示す平面図であり、第
7図は第6図の線VII-VIIに沿う断面図である。例えば
イオン注入装置のエンドステーション部に設けられた真
空容器(ターゲットチャンバー)2内に、Oリング11に
よってシールされた回転軸10に取り付けられたホルダベ
ース6が設けられており、当該ホルダベース6には、ウ
エハ4をその上で搬送する搬送ベルト8が取り付けられ
ている。更にホルダベース6の上面には、保持するウエ
ハ4に対応する大きさの開口14および突起16、ストッパ
ー18を有するクランプ板12が設けられており、当該クラ
ンプ板12は、復帰バネ24が巻かれた支持軸20およびハッ
カー22によってホルダベース6に向けて押圧されるよう
になっている。26は、真空容器2外からその真空気密を
保った状態で支持軸20を押し上げることができる押上げ
棒である。
作用を説明すると、当該ウエハ保持装置にウエハ4を保
持させるには、ホルダベース6を図示のように水平状態
にしておき、押上げ棒26を押し上げてクランプ板12を若
干持ち上げておき、例えば真空容器2に隣接する予備真
空室等から矢印Aのように搬入されて来たウエハ4を搬
送ベルト8によってホルダベース6上の所定位置、具体
的にはストッパー18に当たる所まで搬送し、その後押上
げ棒26を元に戻してクランプ板12を復帰バネ24の力でホ
ルダベース6に向けて押圧する。これによってウエハ4
はその周辺部が突起16で抑え込まれて保持される。
上記のようにして保持されたウエハ4にイオン注入する
には、回転軸10を回転させることによってホルダベース
6等を矢印Bのように回転させて例えば所定の起立状態
にし、その状態でウエハ4にイオンビーム1を照射して
イオン注入する。
処理後のウエハ4は、上記とはほぼ逆の動作によって矢
印A′のように例えば真空容器2に隣接する他の予備真
空室等へ搬出される。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記のようなウエハ保持装置においては、クランプ板12
はウエハ4のサイズ(直径)に合ったものを用いる必要
があり、そのためウエハ4のサイズを変更する度毎にク
ランプ板12をそれに合ったものに交換する必要がある。
その場合、クランプ板12の交換をするには、真空容器2
の真空を一旦破った後、ハッカー22を外してクランプ板
12の交換を行い、その後真空容器2を再び高真空(例え
ば10-5〜10-7Torr程度)に排気する必要があり、当該真
空引きのため装置(イオン注入装置)を止めるダウンタ
イムが例えば1〜2時間と非常に長くかかっていた。
そこでこの考案は、ウエハサイズの変更を真空容器の真
空を破ることなく行うことができるウエハ保持装置を提
供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案のウエハ保持装置は、真空容器内に設けられて
いてその上にウエハが搬送されて来るホルダベースと、
ホルダベースに回転自在に軸支されたネジと、ホルダベ
ースに向けて弾性付勢されていてウエハの周辺部を押圧
する一対のアームであって、その基部が前記ネジにその
回転によって当該アームが互いに逆方向に同距離スライ
ドするように螺合されたものと、真空容器外からその真
空気密を保った状態で前記アームを押してホルダベース
から離す押圧手段と、真空容器外からその真空気密保っ
た状態で前記ネジを回転させる回転駆動手段とを備える
ことを特徴とする。
〔作用〕
ホルダベースとそれに向けて弾性付勢された一対のアー
ムとの間にウエハが保持(挟持)される。ウエハを着脱
する際には、押圧手段によってアームをホルダベースか
ら離す。ウエハサイズを変更する場合は、回転駆動手段
によって、アームが螺合されたネジを回転させてアーム
をスライドさせ、ウエハサイズに合ったアーム間隔とす
る。その場合、真空容器の真空を破る必要は全くない。
〔実施例〕
第1図はこの考案の一実施例に係るウエハ保持装置を示
す平面図であり、第2図は第1図の線II-II方向に見た
側面図である。第6図および第7図と同等部分には同一
符号を付してその説明を省略する。
この実施例においては、ホルダベース6に取り付けられ
た軸受50によってアーム軸46の両端が回転自在に軸支さ
れており、当該アーム軸46にはアーム回転支持部48が取
り付けられている。そしてアーム回転支持部48は、図示
しない捩りバネによって、一対のアームを構成するクラ
ンプアーム28a、28bおよびアーム支持部30a、30bをホル
ダベース6に向けて弾性付勢するように構成されてい
る。
アーム回転支持部48の両端部には軸受43が取り付けられ
ており、当該軸受43によってアームスライドネジ44の両
端部が回転自在に軸支されている。当該アームスライド
ネジ44には、アーム支持部30a、30bが螺合されており、
しかも当該アームスライドネジ44のアーム支持部30a、3
0bが螺合する部分は互いに逆ネジ構造となっている。こ
れによって、アームスライドネジ44の回転によってアー
ム支持部30a、30bが、即ちクランプアーム28a、28bが両
者の中心(例えばイオンビーム1の中心)を中心にして
互いに逆方向に、即ち内側または外側へ同時に同距離ス
ライドするようにしている。尚、アーム支持部30a、30b
の根元とアーム回転支持部48との間は、テフロン等の樹
脂でできたスライド部52により摺動自在とされている。
クランプアーム28a、28bは、それぞれ、ピン38によって
アーム支持部30a、30bに回転自在に連結されており、し
かも両者間は長穴40を有するリンク36で結ばれており、
更に下部に設けられた引張りバネ42で一定方向に強制的
に引っ張られている。またこの例のクランプアーム28
a、28bは弓形をしており、ウエハ4の周辺部を押圧する
ための突起32がそれぞれ2つずつ設けられている。しか
もウエハ4の搬送方向側のクランプアーム、即ちクラン
プアーム28aには、ウエハ4の位置決め用の2つのスト
ッパー34が設けられている。
ストッパー34は、第3図に示すように、クランプアーム
28aに設けられた穴29に抜け落ちないようにその基部が
収納されており、しかも圧縮バネ35によって外側に向け
て弾性付勢されている。
一方、アームスライドネジ44の片端部には、切り離し可
能なカップリング56を介して回転駆動軸58が連結される
ようになっている。回転駆動軸58は、矢印のように回転
および直進させることができ、しかもOリング60によっ
て真空シールされている。またアーム支持部30a、30bの
下部には、それを押し上げるための押上げ棒54がそれぞ
れ設けられており、当該押上げ棒54は、真空容器2外か
らその真空気密を保った状態で矢印のように上下させる
ことができる。
作用を説明すると、このウエハ保持装置にウエハ4を保
持させるには、ホルダベース6を図示のように水平状態
にしておき、第4図に示すように、押上げ棒54でアーム
支持部30a、30bを少し押し上げて、ホルダベース6とク
ランプアーム28a、28bとの間にウエハ4を搬入できるよ
うにする。この時、引張りバネ42の力とリンク36の長穴
40の長さを予め調整しておくことにより、クランプアー
ム28a、28bがホルダベース6に平行になり、かつ2つの
ストッパー34が共にウエハ4の搬送レベル上に来るよう
になる。従ってこの状態でウエハ4を矢印A(第1図参
照)のように搬入すると、ウエハ4はストッパー34に当
たって所定位置で止められる。そして押上げ棒54を戻す
とクランプアーム28a、28bが前述したように捩りバネの
力でホルダベース6側へ押さえ付けられるので、当該ク
ランプアーム28a、28b、より具体的にはそれらに設けら
れた突起32とホルダベース6との間にウエハ4が保持
(挟持)される(第2図参照)。
上記のようにして保持されたウエハ4を処理する際に
は、従来と同様、回転軸10によってホルダベース6等を
例えば所定の起立状態にする。
処理後のウエハ4を取り出す際は、ホルダベース6を元
の水平状態に戻した後、第5図に示すように、押上げ棒
54でアーム支持部30a、30bを押し上げてクランプアーム
28a、28bがウエハ4を拘束しないようにする。この場
合、リンク36があるためクランプアーム28a、28bが一定
以上折れ曲がることはない。しかる後、搬送ベルト8を
駆動してウエハ4を矢印A′(第1図参照)のように搬
出する。
そして保持するウエハ4のサイズを変更する場合は、第
1図を参照して、回転駆動軸58を押し込んでカップリン
グ56を結合させ、しかる後当該回転駆動軸58を回転させ
てクランプアーム28a、28bを内側または外側にスライド
させてウエハ4のサイズに合った間隔とする。これによ
って他のサイズのウエハ4を保持することができるよう
になる。従って、真空容器2の真空を破る必要は全くな
い。
しかも、クランプアーム28a、28bは互いに逆方向に同距
離スライドするため、ウエハ4のサイズに拘らずその中
心位置は不変である。従ってウエハ4のサイズを変更す
る場合でも、例えばイオンビーム1の中心とウエハ4の
中心を常に一致させておくことが可能であり、それゆえ
ウエハサイズの変更によって処理に不都合が生じること
もない。
〔考案の効果〕
以上のようにこの考案によれば、保持するウエハサイズ
の変更を、真空容器の真空を破ることなく、短時間でし
かも簡単に行うことができる。従って、ウエハサイズ変
更に伴う装置のダウンタイムを大幅に短縮することが可
能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の一実施例に係るウエハ保持装置を
示す平面図である。第2図は、第1図の線II-II方向に
見た側面図である。第3図は、第1図のP部の拡大断面
図である。第4図および第5図は、それぞれ、第1図の
装置の動作例を示す図である。第6図は、従来のウエハ
保持装置を示す平面図である。第7図は、第6図の線VI
I-VIIに沿う断面図である。 2……真空容器、4……ウエハ、6……ホルダベース、
8……搬送ベルト、28a,28b……クランプアーム、30a,3
0b……アーム支持部、44……アームスライドネジ、54…
…押上げ棒、58……回転駆動軸

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】真空容器内に設けられていてその上にウエ
    ハが搬送されて来るホルダベースと、ホルダベースに回
    転自在に軸支されたネジと、ホルダベースに向けて弾性
    付勢されていてウエハの周辺部を押圧する一対のアーム
    であって、その基部が前記ネジにその回転によって当該
    アームが互いに逆方向に同距離スライドするように螺合
    されたものと、真空容器外からその真空気密を保った状
    態で前記アームを押してホルダベースから離す押圧手段
    と、真空容器外からその真空気密保った状態で前記ネジ
    を回転させる回転駆動手段とを備えることを特徴とする
    ウエハ保持装置。
JP16389785U 1985-10-25 1985-10-25 ウエハ保持装置 Expired - Lifetime JPH0717151Y2 (ja)

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JP16389785U JPH0717151Y2 (ja) 1985-10-25 1985-10-25 ウエハ保持装置

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JPS6274629U JPS6274629U (ja) 1987-05-13
JPH0717151Y2 true JPH0717151Y2 (ja) 1995-04-19

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