JPH0717102A - プリンタ装置 - Google Patents

プリンタ装置

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JPH0717102A
JPH0717102A JP5166913A JP16691393A JPH0717102A JP H0717102 A JPH0717102 A JP H0717102A JP 5166913 A JP5166913 A JP 5166913A JP 16691393 A JP16691393 A JP 16691393A JP H0717102 A JPH0717102 A JP H0717102A
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JP
Japan
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ultrasonic motor
carriage
roller
paper feeding
power source
Prior art date
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Pending
Application number
JP5166913A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinji Yamamoto
新治 山本
Yoshibumi Nishimoto
義文 西本
Masahiko Igaki
正彦 井垣
Atsushi Kimura
篤史 木村
Hiroyuki Seki
裕之 関
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Priority to JP5166913A priority Critical patent/JPH0717102A/ja
Publication of JPH0717102A publication Critical patent/JPH0717102A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Character Spaces And Line Spaces In Printers (AREA)
  • General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 騒音の発生が少なく、しかも精度の高いプリ
ンタを提供することを目的とする。 【構成】 バブルジェット式の記録ヘッド49を担持し
ているキャリッジ50の動力源として、ランニングトラ
ック型の振動子53からなるリニア型超音波モータを使
用し、かつ紙送りの動力源として回転型の超音波モータ
47を使用し、ランニングトラック型の振動子53はキ
ャリッジ50に固定され、該振動子53はレール86に
接触し、また回転型の超音波モータ47は出力軸で搬送
ローラ36を回転駆動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は印字ヘッドがとりつけら
れたキャリッジの往復運動に伴い文字が印字されるよう
に構成されたプリンタ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来からパルスモータを動力源としベル
ト状の部材やボールネジを介して印字ヘッドがとりつけ
られたキャリッジを駆動し、さらにパルスモータにより
ローラを回転させ、該ローラと該ローラに接触している
別のローラとの間に紙をはさみ、該ローラの回転に従い
紙を送るプリンタ装置が実用化されている。
【0003】
【発明が解決しようとしている課題】前述の如き従来の
プリンタ装置は、印字ヘッドを担持しているキャリッジ
や紙送りにパルスモータを使用しているために騒音が大
く、かつ駆動の分解能がパルスモータの1ステップに限
定されるために精度に限界があるという問題点があっ
た。
【0004】
【課題を解決するための手段(及び作用)】前述の問題
点を解決するために、本発明では印字ヘッドを担持して
いるキャリッジをリニア超音波モータあるいは回転型超
音波モータで駆動し、さらに紙送りを回転型超音波モー
タで駆動することにより超音波モータの特徴である静粛
性と高分解能性を活かして、騒音の発生が少なく精度の
良いプリンタを構成した。
【0005】
【実施例】図1に本発明の一実施例を示す。本実施例
は、自動給紙装置一体型の記録記録装置であり、給紙
部、送紙部、排紙部、キャリッジ部、クリーニング部か
ら構成されている。先ず、これらの概略の構成と作用を
説明する。
【0006】図1に全体構成の斜視図、図2に給紙部の
正面図、図3及び図4に給紙部の側面図を示す。
【0007】給紙部11は30°〜60°の角度をもっ
て本体側にとりつけられており、セットされた記録シー
トPは印字後、水平に排紙される構成となっている。給
紙部11は、給紙ローラ5、分離爪17、可動サイドガ
イド19、ベース20、圧板21、駆動ギヤ25〜3
0、リリースカム31、爪バネ32、解除レバー33、
解除カム35等からなる。通常はリリースカム31が圧
板21を図5に示す位置まで押し下げられているので、
記録シートPは給紙ローラ5から離れている。
【0008】記録シートPがセットされた状態で、搬送
ローラ36の駆動をギヤ25〜30により、給紙ローラ
5及びリリースカム31に伝達する。リリースカム31
が圧板21より離れると圧板21が図6に示す位置まで
上昇し、給紙ローラ5と記録シートPが接し、給紙ロー
ラ5の回転に伴いピックアップされ、分離爪17により
1枚ずつ分離される。分離された記録シートPは送紙部
へ送られる。給紙ローラ5とリリースカム31は記録シ
ートPを送紙部11へ送り込むまで1回転し、再び圧板
21を給紙ローラ5に対してリリースした状態で送紙ロ
ーラ5からの駆動が切られ、このイニシャル状態を保持
する。
【0009】図7は送紙部12を表す側面図である。送
紙部12は搬送ローラ36、ピンチローラ37、ピンチ
ローラガイド39、ピンチローラバネ40、PEセンサ
レバー41、PEセンサ42、PEセンサバネ43、上
ガイド45、プラテン46等からなる。送紙部12に送
られた記録シートPは搬送ローラ36とピンチローラ3
7のローラ対に送られる。このローラ対の前にPEセン
サレバー41が設けられており、記録シートPの先端を
検知し、記録シートP上での印字位置を求めている。ピ
ンチローラ37はピンチカラーガイド39をピンチロー
ラバネ40により付勢することで、搬送ローラ36に押
しつけられ、記録シートPの搬送力を生み出している。
前記ローラ対36、37により送られた記録シートPは
LFモータ47によりローラ対36、37が回転するこ
とによりプラテン46上を沿って進み、記録ヘッド49
により所定の画像情報に基づいた記録を行うことができ
る。記録ヘッド49はインクタンクと一体に構成され、
交換容易なインクジェット記録ヘッドである。記録ヘッ
ド49には電気交換体を備え、印加される熱エネルギー
により生じる膜沸騰による気泡の成長、収縮によって生
じる圧力変化を利用して吐出口よりインクを吐出させて
記録を行う。
【0010】キャリッジ部15は記録ヘッド49を取り
付けるキャリッジ50とキャリッジ50を記録シートP
の搬送方向に対し直角方向に往復走査させるためのガイ
ド軸51、超音波振動を発生する振動子53、振動子5
3の振動エネルギーを摩擦により発生させるための相手
部材であるレール86、記録ヘッド49、及び超音波振
動子53及び記録ヘッドへ電気基板からの駆動信号を伝
えるためのフレキシブル基板57等からなる。前記記録
ヘッド49、キャリッジ50と一体となり走査されるこ
とにより、プラテン46上を搬送される記録シートP上
に画像を形成する。
【0011】排紙部は、排紙ローラ59に搬送ローラ3
6の駆動を伝える伝達ローラ60と排紙を補助するため
の拍車61、排紙トレイ62が設けられている。排紙ロ
ーラ59及び拍車61により排紙トレイ62上に記録シ
ートP上の画像を汚すことなく排紙トレイ62上に排出
される。
【0012】クリーニング部16は、記録ヘッド49の
クリーニングを行うポンプ63と記録ヘッド49の乾燥
を抑えるためのキャップ65及び搬送ローラ36からの
駆動を給紙部11及びポンプ63に切り替える駆動切り
替えアーム66から構成されている。給紙時、クリーニ
ング時以外は駆動切り替えアーム66は図1に示した位
置にあり、搬送ローラ36の軸心を中心に回転する不図
示の遊星ギヤを所定の位置で固定しているので搬送ロー
ラ36の駆動はポンプ63、そして給紙部11へは伝達
されない。キャリッジ50を移動させることで、駆動切
り替えアーム66を矢印A方向に移動させると搬送ロー
ラ36の正転、逆転に応じて遊星ギヤが移動し、搬送ロ
ーラ36の正転時に給紙部に駆動が伝達され、逆転時に
ポンプ63に駆動が伝達されるように構成されている。
【0013】また、搬送ローラ36等を駆動するLFモ
ータ47及びキャリッジ50を駆動するキャリッジモー
タ53は、ドライバより送られる信号に応じて、所定の
量だけ駆動する超音波モータである。
【0014】次に、本実施例における超音波モータの詳
細について説明する。
【0015】図1において47は回転型超音波モータで
ある。80はエンコーダであり超音波モータ47の回転
角度を光学的に検出している。図8は回転型超音波モー
タの内部構造を示したものである。図8において81は
振動体であり、圧電素子82が接着剤等で固着してあ
る。圧電素子82に振動体81の共振周波数で2相の交
流電圧を印加する事により進行波を発生させると、振動
体81に加圧接触している回転体83が進行波の方向と
逆方向に回転する。回転体83の回転は出力軸を通して
搬送ローラ36に伝えられている。このとき駆動する周
波数を人間の耳には聞こえない超音波にすることによ
り、極めて静粛な駆動を行うことが出来る。また、低速
度量域でのトルクが大きく、応答性に優れているので高
精度な駆動を行うことができる。回転型の超音波モータ
47の駆動周波数の制御はエンコーダ80からの情報に
基づき最適な速度になるように不図示のドライバにより
制御している。
【0016】図1において振動体53とレール86によ
りリニア型超音波モータを構成しており、振動体53は
図9に示すようなランニングトラック型となっている。
前述した紙送り用回転型超音波モータと同様圧電素子8
5が接着されており進行波を発生させている。振動体8
4の直線部分の片側Aをレール86に加圧接触させるこ
とにより駆動力が発生し、レール86上を振動体84が
移動するような構成となっている。また、図1の87は
特定距離ごとにスリットが入っているリニアスケールで
あり、キャリッジ50に取り付いた不図示のフォトカプ
ラで光学的にリニア型超音波モータの移動距離や移動速
度を検出している。この検出情報に基づきリニア型超音
波モータの駆動周波数を不図示のドライバにより制御し
ている。このとき駆動する周波数は紙送りと同様超音波
で駆動しているので、極めて静粛な駆動となる。
【0017】図10は本発明の第2の実施例を示すもの
である。
【0018】同図において第1の実施例と異なるのは、
キャリッジの駆動源となるものが回転型の超音波モータ
であることである。キャリッジ駆動用の回転型超音波モ
ータ88は第1の実施例の紙送り用の回転型超音波モー
タと全く同様なものである。キャリッジ駆動用の回転型
超音波モータ88の出力軸には紙送り用回転型超音波モ
ータと同様エンコーダ89が取り付けられており不図示
のドライバにより制御している。
【0019】キャリッジ駆動用の超音波モータの出力軸
のエンコーダの取り付けられている側とは逆側にはプー
リ90が取り付けられており、これからベルト55を介
してキャリッジを印字方向に駆動している。
【0020】このような構成のプリンタでも第1の実施
例と同様に極めて静粛で高精度なプリンタを実現するこ
とが出来る。また、図には示さないが回転型超音波モー
タによりリードスクリュウを回転させボールネジにより
キャリッジを駆動するような構成にしても良い。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
印字ヘッドを往復運動させて印字を行うように構成され
たプリンタ装置において、キャリッジの駆動源としてリ
ニア型及び回転型の超音波モータを使用し、紙送りの駆
動源として回転型の超音波モータを使用しているので極
めて静粛で高精度な動作を行うプリンタを実現すること
が出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例であるプリンタの斜視
図。
【図2】給紙部を表す正面図。
【図3】給紙部を表す側面図。
【図4】給紙部を表す側面図。
【図5】給紙部の動作を示す側面図。
【図6】給紙部の動作を示す側面図。
【図7】送紙部を表す側面図。
【図8】回転型超音波モータの構成を示す図。
【図9】リニア型超音波モータの振動体を示す図。
【図10】本発明の第2の実施例であるプリンタの斜視
図である。
【符号の説明】
5:給紙ローラ、 11:給紙部、 12:送紙部、 15:キャリッジ部、 16:クリーニング部、 17:分離爪、 19:可動サイドガイド、 20:ベース、 21:圧板、 25〜30:ギヤ、 31:リリースカム、 32:爪バネ、 33:解除レバー、 35:解除カム、 36:搬送ローラ、 37:ピンチローラ、 39:ピンチローラガイド、 40:ピンチローラバネ、 41:PEセンサレバー、 42:PEセンサ、 43:PEセンサバネ、 45:上ガイド、 46:プラテン、 47、88:回転型超音波モータ、 49:記録ヘッド、 50:キャリッジ、 51:ガイド軸、 53:振動子、 57:フレキシブル基板、 59:排紙ローラ、 60:伝達ローラ、 61:拍車、 62:排紙トレイ、 63:ポンプ、 65:キャップ、 66:切り替えアーム、 80、89:エンコーダ、 81、84:振動体、 82、85:圧電素子、 83:回転体、 86:レール、 87:リニアスケール、 90:プーリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木村 篤史 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 関 裕之 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印字ヘッドを担持しているキャリッジの
    動力源としてリニア型超音波モータを使用し、かつ紙送
    りの動力源として回転型の超音波モータを使用すること
    を特徴とするプリンタ装置。
  2. 【請求項2】 印字ヘッドを担持しているキャリッジの
    動力源として回転型の超音波モータを使用し、該キャリ
    ッジは該超音波モータの出力軸からベルト状の伝達物を
    介して動力を得て、かつ紙送りの動力源として回転型の
    超音波モータを使用することを特徴とするプリンタ装
    置。
  3. 【請求項3】 印字ヘッドを担持しているキャリッジの
    動力源として回転型超音波モータを使用し、該キャリッ
    ジは超音波モータの出力によりリードスクリュウを回転
    させ、ボールネジを介して動力を得て、かつ紙送りの動
    力源として回転型の超音波モータを使用することを特徴
    とするプリンタ装置。
JP5166913A 1993-07-06 1993-07-06 プリンタ装置 Pending JPH0717102A (ja)

Priority Applications (1)

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JP5166913A JPH0717102A (ja) 1993-07-06 1993-07-06 プリンタ装置

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JP5166913A JPH0717102A (ja) 1993-07-06 1993-07-06 プリンタ装置

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JPH0717102A true JPH0717102A (ja) 1995-01-20

Family

ID=15839970

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JP5166913A Pending JPH0717102A (ja) 1993-07-06 1993-07-06 プリンタ装置

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JP (1) JPH0717102A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013240172A (ja) * 2012-05-14 2013-11-28 Seiko Epson Corp 圧電モーター、ロボットハンド、ロボット、電子部品搬送装置、電子部品検査装置、送液ポンプ、印刷装置、電子時計、投影装置、搬送装置
JP2014165968A (ja) * 2013-02-22 2014-09-08 Seiko Epson Corp 圧電モーター、ロボットハンド、ロボット、電子部品搬送装置、電子部品検査装置、送液ポンプ、印刷装置、電子時計、投影装置、搬送装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013240172A (ja) * 2012-05-14 2013-11-28 Seiko Epson Corp 圧電モーター、ロボットハンド、ロボット、電子部品搬送装置、電子部品検査装置、送液ポンプ、印刷装置、電子時計、投影装置、搬送装置
JP2014165968A (ja) * 2013-02-22 2014-09-08 Seiko Epson Corp 圧電モーター、ロボットハンド、ロボット、電子部品搬送装置、電子部品検査装置、送液ポンプ、印刷装置、電子時計、投影装置、搬送装置

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