JPH07170752A - Pwmインバータ装置 - Google Patents

Pwmインバータ装置

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JPH07170752A
JPH07170752A JP6314490A JP31449094A JPH07170752A JP H07170752 A JPH07170752 A JP H07170752A JP 6314490 A JP6314490 A JP 6314490A JP 31449094 A JP31449094 A JP 31449094A JP H07170752 A JPH07170752 A JP H07170752A
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JP
Japan
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frequency
inverter device
phase
khz
section
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JP6314490A
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JP2938772B2 (ja
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Keijiro Mori
継治郎 森
Shigeki Yamane
茂樹 山根
Chikanari Sakamoto
京也 坂本
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Panasonic Ecology Systems Co Ltd
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Seiko Co Ltd
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 モータの可変速制御を行なう上での異常音が
聞こえにくいPWMインバータ装置を提供する。 【構成】 周波数設定部1と、前記周波数設定部1より
の信号を受け、各相の第1および第2ゲート駆動部5,
7へ信号を発生する制御回路部2と、2個直列に接続さ
れる第1および第2パワーMOS・FET10,11
と、前記第1および第2パワーMOS・FET10,1
1を前記制御回路部2の信号により交互にON−OFF
させる第1および第2ゲート駆動部5,7よりなる相駆
動部3と、前記相駆動部3の2個直列に接続されるパワ
ーMOS・FET10,11の両端に接続する直流電源
部8より構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はインバータ装置によるモ
ータ回転数制御に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のPWMインバータ装置の使用例を
図3〜図8に示し説明する。図3はPWMインバータ装
置の基本構成図、図4〜図8はPWMインバータ装置に
よる波形の一例である。
【0003】図3で、1はインバータ装置の出力電圧の
周波数を設定する周波数設定部、2は前記周波数設定部
1の信号を受け、各相ベース駆動部へ信号を出力する制
御回路部、3はインバータ装置の最終出力波であるDC
/AD変換を行なう相駆動部である。そして、相駆動部
3は第1パワートランジスタ4、第1ベース駆動部5、
第2パワートランジスタ6、第2ベース駆動部7により
構成される。8は各相駆動部3の両端と接続する直流電
源部、9は各相駆動部3の中点x,y,zに接続し、こ
れらの出力電圧により運転されるモータである。
【0004】以上の構成によれば、周波数設定部1で周
波数を設定すれば、制御回路部2では、前記設定信号を
受け、電気角120°の位相間隔の設定周波数正弦波を
図4の通り、1相の設定周波数正弦波aと約2KHzの
三角波bとして比較し各相毎に図5に示すPWM信号を
発生させる。前記PWM信号は、各相駆動部3の第1ベ
ース駆動部5へ、また前記PWM信号の反転信号は第2
ベース駆動部7へ印加され、第1、第2パワートランジ
スタ4,6を交互にON−OFFし、各相駆動部3の中
点x,y,z間には、図6に示すパルス状の電圧から構
成される設定周波数の出力電圧を発生し、モータ9へ印
加する。また、図6に示す出力電圧を構成するパルス状
電圧のパルス数はチョップ周波数と呼ばれ、制御回路部
2の比較三角波の周波数と等しくなる。前記印加された
PWM信号の電圧はモータ9のインダクタンスにより、
図7に示す高調波分を含む正弦波電流となり、モータ9
を運転するが、一般に高調波電流がモータに流れれば、
モータの1次巻線により固定鉄芯に図8に示す高調波分
を含む設定周波数の2倍の周波数の電磁力が発生し、さ
らに固定鉄芯は、渦電流損を最小にすべく絶縁被層付け
い素鋼板を積層して用いていることから、前記電磁力に
よりステータの積層板等が振動しチョップ周波数の2倍
の周波数の異常音が発生することが知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のPW
Mインバータ装置では、スイッチング素子としてパワー
トランジスタを使用しており、構造上、チョップ周波数
の上限は2KHzにしかできず、したがってモータから
は可聴周波数域の4KHz程度の異常音が発生し、不快
感が感じられるという問題があった。
【0006】本発明は上記課題を解決するもので、PW
Mインバータ装置によるモータ駆動において、モータか
らの可聴域での異常音を防止した不快感のないPWMイ
ンバータ装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のPWMインバー
タ装置は上記目的を達成するために、周波数を設定する
周波数設定部と、前記周波数設定部よりの信号を受け、
各相の第1および第2ゲート駆動部へ信号を発生する制
御回路部と、2個直列に接続される第1および第2パワ
ーMOS・FETと、前記第1および第2パワーMOS
・FETを前記制御回路部の信号により交互にON−O
FFさせる第1および第2ゲート駆動部よりなる相駆動
部と、前記相駆動部の2個直列に接続されるパワーMO
S・FETの両端に接続する直流電源部より構成され、
発生する出力電圧を構成するチョップ周波数を8KHz
〜16KHzとする構成としたものである。
【0008】
【作用】本発明は上記した手段の構成により、モータか
ら発生する音響エネルギーの周波数範囲は16KHzか
ら32KHzとなり、チョップ周波数自体は可聴周波数
領域にありながら、異常音の音響エネルギーが16KH
z以上の可聴周波数領域外に存在することになり、した
がって、人間には異常音が聞こえないことになる。
【0009】
【実施例】本発明に関する実施例を図1および図2を参
照しながら説明する。図1は、本発明のPWMインバー
タ装置の一実施例であり、図2は、PWMインバータ装
置の特性図である。
【0010】従来例の図3と同じ箇所には同じ番号をつ
け、重複の説明は省略する。図1で、10は第1パワー
MOS・FET、11は第2パワーMOS・FETであ
る。一般にパワーMOS・FETは、パワートランジス
タと本質的に構造が異なり、40KHz程度のチョップ
周波数の出力が可能であることが知られており、前述の
モータから発生する異常音を16KHz以上にすること
が可能となる。しかし、パワーMOS・FETのチョッ
プ周波数を大きくすれば、図2で示す通り、ゲート損失
にP=CV2fで増加し、効率が低下することとなる。
また、モータから発生する異常音は、理論的にはPWM
インバータ装置のチョップ周波数の2倍の周波数になる
はずである。そこで、人間の可聴域が20Hz〜16K
Hzの範囲であることを考え併せPWMインバータ装置
でのチョップ周波数、あるいは、比較三角波周波数を8
KHz〜16KHzとすればモータから発生する音響エ
ネルギーの周波数範囲は16KHz〜32KHzとな
り、チョップ周波数自体は可聴周波数領域にありながら
異常音の音響エネルギーが16KHz以上の可聴周波数
領域外に存在することになるので、モータから発生する
音響エネルギーを人間は音として感知できず、したがっ
て異常音は発生していないことになる。そして、第2図
に示すゲート損失もできるだけ少ない範囲にとどめて効
率の低下を抑えることができる。
【0011】なお、実際にはPWMインバータ装置のス
イッチング素子の特性の違い、外雑音などによりモータ
からはチョップ周波数と同一の異常音も発生している
が、もちろん、その雑音レベルはファンなどのモータ負
荷からの騒音と比較すると、かなり低くて聞こえにくい
水準である。
【0012】以上のように本実施例によれば、スイッチ
ング素子にパワーMOS・FETを用い、比較三角波の
周波数を8KHz〜16KHzとすることで、モータへ
の電流が歪んだ場合でも、モータからの異常音を16K
Hz〜32KHzという可聴周波数域外に限定し、モー
タからの異常音が聞こえにくいPWMインバータ装置の
運転が可能となる。
【0013】
【発明の効果】以上の実施例からも明らかなように、本
発明はスイッチング素子にパワーMOS・FETを用
い、比較三角波の周波数を8KHz〜16KHzとした
もので、モータの可変速制御を行なう上で、異常音が聞
こえにくいPWMインバータ装置の実現をもたらすもの
である。
【0014】なお、本発明の説明では、スイッチング素
子としてMOS・FETを用いているが、他のスイッチ
ング素子を用いてもチョップ周波数が同一の場合は同様
の理由でモータ騒音の抑制効果が得られることは自明で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるPWMインバータ装
置の基本ブロック図
【図2】同特性図
【図3】従来のPWMインバータ装置の基本ブロック図
【図4】同波形図
【図5】同波形図
【図6】同波形図
【図7】同波形図
【図8】同波形図
【符号の説明】
1 周波数設定部 2 制御回路部 3 相駆動部 5,7 第1および第2ゲート駆動部 8 直流電源部 10,11 第1および第2パワーMOS・FET
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 坂本 京也 大阪府大阪市城東区今福西6丁目2番61号 松下精工株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周波数を設定する周波数設定部と、前記
    周波数設定部よりの信号を受け、各相の第1および第2
    ゲート駆動部へ信号を発生する制御回路部と、2個直列
    に接続される第1および第2パワーMOS・FETと、
    前記第1および第2パワーMOS・FETを前記制御回
    路部の信号により交互にON−OFFさせる第1および
    第2ゲート駆動部によりなる相駆動部と、前記相駆動部
    の2個直列に接続されるパワーMOS・FETの両端に
    接続する直流電源部より構成され、発生する出力電圧を
    構成するチョップ周波数を8KHz〜16KHzとする
    PWMインバータ装置。
JP6314490A 1994-12-19 1994-12-19 Pwmインバータ装置 Expired - Lifetime JP2938772B2 (ja)

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EP1404013A1 (en) * 2002-09-30 2004-03-31 Siemens Aktiengesellschaft A drive controller
KR100440223B1 (ko) * 2002-05-27 2004-07-15 (주)우선제어 전력변환기 드라이브 회로

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