JPH07170463A - テレビジョン受信装置及びその信号処理装置 - Google Patents

テレビジョン受信装置及びその信号処理装置

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JPH07170463A
JPH07170463A JP5316146A JP31614693A JPH07170463A JP H07170463 A JPH07170463 A JP H07170463A JP 5316146 A JP5316146 A JP 5316146A JP 31614693 A JP31614693 A JP 31614693A JP H07170463 A JPH07170463 A JP H07170463A
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JP
Japan
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signal
circuit
carrier
audio
path
Prior art date
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Application number
JP5316146A
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English (en)
Inventor
Masahito Kondo
雅仁 近藤
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Rohm Co Ltd
Original Assignee
Rohm Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】1種類の信号処理ICでインターキャリア方式
とセパレートキャリア方式に対応できるようにする。 【構成】第1入力端子20に接続されたVIF信号経路
22と;VIF信号経路22の信号から得たビートキャ
リア音声信号を伝導する第1音声経路23と;第2入力
端子21から入力されたSIF信号に基づくビートキャ
リア音声信号を形成する第2音声経路24と;第1音声
経路23と第2音声経路24のいずれか一方を後続回路
へ接続する切換え回路25と;第2入力端子21が所定
の固定電位点に接続されたときとSIF信号供給回路に
接続されたときとで異なる電圧を生じ、その電圧を前記
切換え回路の制御信号とする切換え信号発生回路26と
を設けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はテレビジョン受像機やV
TR等のテレビジョン信号受信装置と、それに使用する
テレビジョン信号処理回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】テレビジョン受信装置では、図5に示す
ように、アンテナ1でキャッチしたテレビジョン信号を
チューナ1で選局するとともに、IF信号に変換してい
る。このIF信号には日本の場合、58.75MHzを
IFキャリアとする映像IF(VIF)信号と、54.
25MHzをIFキャリアとする音声IF(SIF)信
号が含まれているが(米国ではVIFのキャリアは4
5.75MHz、SIFのキャリアは41.25MH
z)、図5の方式ではSAW(表面弾性波)フィルタ3
を1つ設け、VIF信号とSIF信号の双方を通過させ
るようにしている。通過したVIF信号とSIF信号は
信号処理回路4で処理され、その結果、ビデオ検波出力
と音声検波出力が得られる。図5の方式は一般にインタ
ーキャリア方式と呼ばれる。
【0003】次に、図6の方式ではSAWフィルタを2
つ設け、その一方のSAWフィルタ3aはVIF信号を
通過させ、他方のSAWフィルタ3bはSIF信号を通
過させる。この図6の方式はセパレートキャリア方式と
呼ばれる。
【0004】前記図5の信号処理回路4は図7に示すよ
うに構成される。入力されたVIF及びSIF信号はV
IF増幅器5、6で増幅された後、映像検波回路8とビ
ートキャリア音声生成回路9へ与えられる。7は58.
75MHzの映像キャリアを抽出するキャリア抽出回路
であり、ここで抽出された映像キャリアは映像検波回路
8とビートキャリア音声生成回路9へそれぞれ供給され
る。
【0005】映像検波回路8は同期検波型回路で構成さ
れており、キャリア抽出回路7から与えられた映像キャ
リアとVIF信号とを乗算することによって映像信号を
検波する。一方、ビートキャリア音声信号生成回路9
は、映像キャリアとSIF信号との乗算により得られる
周波数差の成分(即ち58.75MHz−54.25M
Hz=4.5MHz)をビートキャリア音声信号として
出力し、音声検波回路10へ与える。音声検波回路10
は、そのビートキャリア音声信号を振幅制限して振幅を
揃えた後、FM検波して、音声検波出力を発生する。
【0006】次に、図6の方式における信号処理回路
4’は図8に示すように構成されている。ここでは、V
IF信号とSIF信号がそれぞれ専用の端子を通して入
力され、VIF信号の処理は図7と同じであるが、SI
F信号はSIF増幅回路11で増幅された後、ビートキ
ャリア音声信号生成回路9でキャリア抽出回路7からの
映像キャリア(58.75MHz)と乗算される。その
出力は音声検波回路10へ与えられる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前記信号処理回路4、
4’はいずれも集積回路(IC)で形成される。図7と
図8に示すように、これらの信号処理回路は、互いに構
成が一部異なっていて、一方はインターキャリア方式専
用で、他方はセパレートキャリア方式専用となってい
る。このため、従来のこの種信号処理ICは2種類製造
していた。従って、ICの設計コストが高くつき、また
製造上並びにIC製品の管理上もコストが高くつくとい
う欠点があった。更にテレビジョン受像機やVTRにお
いてもインターキャリア方式とセパレートキャリア方式
とで異なるICでセットの設計をしなければならなかっ
た。
【0008】本発明はこのような点に鑑み、1種類の信
号処理ICでインターキャリア方式とセパレートキャリ
ア方式に対応できるようにすることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め本発明では、VIF信号とSIF信号を入力してそれ
らの映像キャリアと音声キャリアの差の周波数を新たな
キャリアとするビートキャリア音声信号を生成するテレ
ビジョン信号処理回路において;第1入力端子に接続さ
れたVIF信号経路と;前記VIF信号経路の信号から
得たビートキャリア音声信号を伝導する第1音声経路
と;第2入力端子から入力されたSIF信号に基づくビ
ートキャリア音声信号を形成する第2音声経路と;前記
第1音声経路と第2音声経路のいずれか一方を後続回路
へ接続する切換え回路と;前記第2入力端子が所定の固
定電位点に接続されたときとSIF信号供給回路に接続
されたときとで異なる電圧を生じ、その電圧を前記切換
え回路の制御信号とする切換え信号発生回路とを設けて
いる。
【0010】
【作用】このような構成によると、インターキャリア方
式で用いる場合、第2入力端子を例えばグランド電位に
固定するように接続すれば、切換え回路は第1音声経路
を選択するように設定される。従って、第1入力端子に
VIF信号と共に入力されるSIF信号は第1音声経路
でビートキャリア音声信号に変換された後、切換え回路
を通して後続の音声検波回路へ与えられる。
【0011】一方、セパレートキャリア方式で用いる場
合は、第2入力端子にSIF用のSAWフィルタを接続
すれば、切換え回路は第2音声経路を選択するように設
定され、第2入力端子に入力されたSIF信号は第2音
声経路でビートキャリア音声信号に変換された後、切換
え回路を通して後続の音声検波回路へ与えられる。
【0012】
【実施例】図1は本発明実施例の基本構成を示してお
り、22は第1入力端子20に接続されたVIF信号経
路である。このVIF信号経路22では信号の増幅や映
像検波等が行なわれる。23は前記VIF信号経路22
の信号から得たビートキャリア音声信号を伝送する第1
音声経路である。
【0013】24は第2入力端子21から入力されたS
IF信号に基づくビートキャリア音声信号を形成する第
2音声経路である。第1、第2音声経路23、24は切
換え回路25に接続されている。切換え回路25は切換
え信号発生回路26からの切換え制御信号に応答して切
換わり、第1、第2音声経路23、24のいずれか1つ
を後続回路(音声検波回路)へ接続する。切換え信号発
生回路26は第2端子21がSIF信号供給回路(例え
ばSIF用SAWフィルタ)に接続された場合と、固定
電圧(例えばグランド電圧)に接続された場合とで、異
なる電圧を出力し、この電圧を切換え制御信号とするよ
うになっている。
【0014】図2は信号処理回路の具体的な実施例であ
り、この回路は1つのICチップ30内に形成されてい
る。31、32、33は第1入力端子20から入力され
た信号を増幅するVIF増幅回路であり、そのうち、第
3増幅回路33の出力は同期検波型の映像検波回路36
に与えられるとともにキャリア抽出回路34にも与えら
れる。
【0015】キャリア抽出回路34は58.75MHz
の映像搬送波に同調する同調回路を備えており、この同
調回路はコンデンサとコイル35とより成る。コンデン
サはICチップ30内に形成されるので、コイル35だ
けが外付けされる。キャリア抽出回路34で抽出された
映像キャリア(58.75MHz)は映像検波回路36
に与えられ、ここでVIF信号と乗算される。その結
果、映像信号が検波される。
【0016】37は第2増幅回路32とキャリア抽出回
路34に接続された第1のビートキャリア音声生成回路
であり、その出力端は切換え回路25の端子aに接続さ
れている。39は第2入力端子21に接続されたSIF
増幅回路であり、その出力側は第2のビートキャリア音
声生成回路38に接続されている。第2のビートキャリ
ア音声生成回路38にはキャリア抽出回路34から映像
キャリアが与えられる。第2のビートキャリア音声生成
回路38の出力側は切換え回路25の端子bに接続され
ている。この切換え回路25の出力側は後続する音声検
波回路40に接続されている。
【0017】前記SIF増幅回路39には切換え回路2
5の制御信号を発生する手段も設けられている。SIF
増幅回路39は図3に、その詳細な回路が示されてい
る。図3において、Q2、Q3はSIF信号を増幅する
差動増幅器を構成する差動対トランジスタであり、41
はそれらのエミッタに共通に接続された定電流源であ
る。
【0018】抵抗R1、R2、R3、R4とトランジス
タQ1は前記トランジスタQ2のバイアス回路を成すと
ともに、切換え信号発生回路26(図1参照)を構成す
る。第2入力端子21をグランド電位に接続すると、第
2入力端子21のグランド電位が線路42を通して切換
え回路25に与えられ、切換え回路25を端子a側に設
定する。
【0019】第2入力端子21をグランドへ接続せず
に、SIF用のSAWフィルタ3b(図6参照)に接続
した場合には、第2入力端子21には抵抗R4の両端の
電圧(正電圧)が得られる。この電圧は入力のSIF信
号によって変動するが、所定値以上の正電圧は確保され
るようにバイアスがなされている。この正電圧が線路4
2を通して切換え回路25に与えられると、切換え回路
25は端子b側に設定される。図2において、切換え回
路25はスイッチの記号で示しているが、実際にはトラ
ンジスタを使った回路で構成される。
【0020】図2のICチップ30をインターキャリア
方式のテレビジョン受信装置に用いる場合は、第2入力
端子21に線路43を外付け接続してグランド電位に固
定し、第1入力端子20に図5に示すSAWフィルタ3
の出力(VIF信号とSIF信号)を入力する。この場
合、切換え回路25は端子a側に設定されるので、第1
のビートキャリア音声生成回路37の出力が切換え回路
25を通して音声検波回路40に結合される。第1のビ
ートキャリア音声生成回路37の出力は、第2増幅器3
2からのSIF信号とキャリア抽出回路34からの映像
キャリアとのビート(4.5MHz)をキャリアとする
音声信号である。
【0021】次に、図2のICチップ30をセパレート
キャリア方式のテレビジョン受信装置に用いる場合は、
第2入力端子21に図6のSAWフィルタ3bからのS
IF信号を入力するように接続し、第1入力端子20に
図6のSAWフィルタ3aからのVIF信号を入力する
ように接続する。この場合、切換え回路25は端子b側
へ設定されるので、第2のビートキャリア音声生成回路
38の出力が切換え回路25を通して音声検波回路40
に結合される。第2のビートキャリア音声生成回路38
の出力はSIF増幅回路39からのSIF信号とキャリ
ア抽出回路34からの映像キャリアとのビート(4.5
MHz)をキャリアとする音声信号である。
【0022】映像検波回路36は、どちらの方式におい
ても、第3増幅器33からのVIF信号とキャリア抽出
回路34からの映像キャリアとを乗算することによって
映像信号を検波し、出力する。
【0023】次に他の実施例を示す図4について説明す
る。このICチップ50は基本的には図2のICチップ
30と同一の構成であり、異なる点は第1のビートキャ
リア音声信号を専用の回路で生成するのでなく、映像検
波回路36を利用して得ている点である。
【0024】即ち、インターキャリア方式の場合には、
第1入力端子20からVIF信号と共にSIF信号が入
力されているので、これを第3増幅器33で減衰しない
で、映像検波回路36へ伝送されるようにしておけば、
映像検波回路36でSIF信号とキャリア抽出回路34
からの映像キャリアのビートによる4.5MHzのビー
トキャリア音声信号も形成されるので、この信号を取り
出せばよいのである。
【0025】図4はこのように構成した実施例であり、
51は4.5MHz増幅器である。テレビジョン受信装
置におけるこのICチップ50の使用方法等は図2のI
Cチップ30の場合と同じである。
【0026】以上説明した信号処理回路を用いて図5、
図6のようにテレビジョン受信機やVTRを構成する。
この場合、図5、図6において信号処理回路4、4’の
代わりに上記チップ30又は50を使用する。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、テ
レビジョン受信機がインターキャリア方式であっても、
セパレートキャリア方式であっても、信号処理回路とし
て1種類のICチップを用意すれば済むので、コストダ
ウンが図れると共に便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施した信号処理回路の基本的構成
図。
【図2】その具体的な回路構成例を示すブロック図。
【図3】図2の一部の回路図。
【図4】他の具体的な回路構成を示すブロック図。
【図5】インターキャリア方式のテレビジョン受信装置
の要部構成図。
【図6】セパレートキャリア方式のテレビジョン受信装
置の要部構成図。
【図7】従来のインターキャリア方式専用の信号処理回
路の構成図。
【図8】従来のセパレートキャリア方式専用の信号処理
回路の構成図。
【符号の説明】
20 第1入力端子 21 第2入力端子 22 VIF信号経路 23 第1音声経路 24 第2音声経路 25 切換え回路 26 切換え信号発生回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】VIF信号とSIF信号を入力してそれら
    の映像キャリアと音声キャリアの差の周波数を新たなキ
    ャリアとするビートキャリア音声信号を生成するテレビ
    ジョン信号処理回路において、 第1入力端子に接続されたVIF信号経路と、 前記VIF信号経路の信号から得たビートキャリア音声
    信号を伝導する第1音声経路と、 第2入力端子から入力されたSIF信号に基づくビート
    キャリア音声信号を形成する第2音声経路と、 前記第1音声経路と第2音声経路のいずれか一方を後続
    回路へ接続する切換え回路と、 前記第2入力端子が所定の固定電位点に接続されたとき
    とSIF信号供給回路に接続されたときとで異なる電圧
    を生じ、その電圧を前記切換え回路の制御信号とする切
    換え信号発生回路と、 を備えるテレビジョン信号処理回路。
  2. 【請求項2】請求項1の信号処理回路を用いたテレビジ
    ョン受像機。
  3. 【請求項3】請求項1の信号処理回路を用いたビデオテ
    ープレコーダ。
JP5316146A 1993-12-16 1993-12-16 テレビジョン受信装置及びその信号処理装置 Pending JPH07170463A (ja)

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