JPH07170439A - カメラ - Google Patents
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- JPH07170439A JPH07170439A JP6271962A JP27196294A JPH07170439A JP H07170439 A JPH07170439 A JP H07170439A JP 6271962 A JP6271962 A JP 6271962A JP 27196294 A JP27196294 A JP 27196294A JP H07170439 A JPH07170439 A JP H07170439A
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Abstract
して選択することができるカメラを提供する。 【構成】1フィールド期間内に複数供給される画像デー
タのうち、出力画像選択処理により最大コントラスト値
が得られる画像データを選択し、モニター系に映出す
る。
Description
F制御等の各種制御を行うカメラに関する。
るカメラでは、自動フォーカス(AF)制御、自動露出
(AE)制御、自動ホワイトバランス(AWB)制御等
の各種の制御が行われる。例えば、撮影レンズを合焦位
置に移動するためのAF制御では、合焦位置の検出は、
撮像素子から得られる映像信号の高域成分を用いて画像
のコントラストが最大となる位置に基づいて行われ、最
大コントラストが得られるように撮影レンズを駆動制御
してオートフォーカス(AF)制御が行われる。この制
御は、通常、山登りAFまたはビデオAF制御と称され
る。この種のAF制御は、映像信号のコントラスト成分
の増減が撮影レンズの合焦状態に対応することを利用す
るものである。
合焦状態を変化させたとき(試行)に得られる映像信号
の所定フィールド毎のコントラストの変化に基づいて合
焦状態に至るのに必要なレンズの移動方向を推定し、コ
ントラスト成分が増大する方向にレンズを移動させてフ
ォーカシングを行う。このことは、カメラのAE制御や
AWB制御等の他の制御についても動作アルゴリズムは
異なるが映像信号に基づく制御であるという点で同様で
ある。
ように、AF制御の初期動作時の方向判断時や最大コン
トラストの確認時には、撮影レンズを前後に細かく移動
させてコントラスト情報を得ているため、モニター系に
表示される映像はピントがボケた見苦しい映像となって
しまう。
い安定した映像のみを映出用として選択することができ
るカメラを提供することにある。
決するため、本発明のカメラは、1フィールド期間内に
複数供給される画像データのうち一の画像データを記録
乃至映出等のために選択する選択手段を備えたことを特
徴とする。
ながら説明する。図1は、本発明によるカメラの基本構
成図である。撮影レンズ1と絞り2を介して被写体像が
撮像素子としてのCMD (ChargeModulasion Device)3
に結像され、電気信号に変換される。撮像処理回路4
は、CMD3からの出力信号に対して、所定の撮像処理
を施し、映像信号を出力する。この映像信号は、A/D
コンバータ5でデジタル映像データに変換され、メモリ
6に、例えば1フィールドデータとして記憶される。
似しており、ゲートはドーナツ型のPOLY−Si、ソ
ースはその内側のn+拡散層で、また、ドレインは外側
のn+拡散層で形成されている。このように、ゲートが
ドレインに囲まれているため、電気的及び光学的分離領
域が不必要であること、また1つのトランジスタで形成
される1CMD素子で1画素が構成されるので、多画素
化と高密度化に適している。
を接地側に、ドレインを正バイアスにし、基板を負バイ
アスに設定し、ゲートを負バイアスにして光を照射する
と、光生成正孔がゲート電極下のSi−SiO2 界面に
反転層電極として蓄積される。この正孔蓄積により電子
に対するソース、ドレイン間の電位障壁が下がり、入射
光量に応じたソース電流が流れ、外部に信号電流として
出力される。このように、上記CMDは、光生成電荷を
直接出力しないので、画素内にアナログメモリ機能を備
えていることになる。このCMDの具体的動作について
は、特願平5−153607号に詳述されている。
しタイミングを制御するとともにメモリ6の書き込み/
読み出しをコントロールするメモリコントローラ11を
制御する。メモリ6から読み出された映像データは、記
録系に出力され、また、D/Aコンバータ7でアナログ
信号に変換されてEVF系やモニタ系に出力される。一
方、A/Dコンバータ5からの映像データは、AE制御
及びAF制御を行わせるために露出制御部12とAF制
御部13に供給される。露出制御部12は、該映像デー
タに基づいて、露出を最適状態に設定すべく、モータ9
を駆動して絞り2を制御するとともに、読み出し制御部
10を駆動してCMD3の読み出しレートを制御する。
また、AF制御部13は、上記映像データから得られる
AF情報(コントラスト成分)に基づいてモータ8を駆
動して撮影レンズ1を合焦位置に移動せしめる。
記録系やモニタ系に出力される信号の出力レートとは異
なる駆動レートにて撮像素子であるCMD3を駆動する
ことによって、AF制御等に必要な情報を従来よりも高
速で得て従来の問題点を解決している。撮像素子として
は、上記CMDに限らず、高速駆動可能な素子であれば
良く、例えば、CCDやMOS等も使用できる。
ートが示されている。周期TV の垂直同期信号VD の立
ち上がりに応答して露出演算処理が行われ、その後に、
CMD3に対するリセットパルスが出力される。CMD
3のリセットは、期間TR で行われ、画面上部から順次
リセットが行われる。このリセットパルスは、ビデオ信
号レートとは独立に1垂直同期パルス周期内に複数個供
給され、このリセットパルスに対応して読み出し信号が
CMD3に供給される。読み出し期間はTY で規定さ
れ、リセットと同時に画面上部から順次読み出しが行わ
れる。CMD3のリセット直後から、露光が開始される
ため、リセットパルスの立ち上がりから読み出し信号の
立ち上がりまでの時間TE が露光時間に相当し、読み出
された信号に基づいて、AF処理のためのレンズ駆動処
理が行われる。
ーチャートが示されている。処理開始後、先ず、垂直同
期信号VD の立ち下がりを待って(ステップS10
1)、先行する時点で得られた画像情報から露光(A
E)情報を得た後(ステップS102)、露光を演算で
求める(ステップS103)。この露出演算は、IRI
S値、露光時間TE 、1フィールド内の露光回数(つま
り、読み出し回数)Iを求める演算である。本例では、
I=3としている(図2参照)。通常のAE動作では、
周期TV の1/2以下の露光時間であれば2回以上の露
光が可能であるが、周囲の明るさやシャッター速度との
関係で露出不足になることもあるので、動作は適宜選択
することができるようにすることが好ましい。
露光回数Iを制御し(ステップS104)、次のVD の
立ち上がりを待って(ステップS105)、露光回数を
カウントするパラメータJを“1”に初期設定する(ス
テップS106)。次に、設定された露光時間TE が経
過するのを待って(ステップS107)、AF制御動作
を行った後、パラメータJがIと等しくなったか否かを
判断する(ステップS109)。J=Iでなければ、J
を1だけインクリメントし(ステップS110)、再び
ステップS107の処理に戻る。ステップS109にお
いて、J=Iと判断されると、以下に述べる出力画像選
択処理を実行して(ステップS111)、ステップS1
01の処理に戻る。
I=3の例について図4のフローチャートを参照しなが
ら説明する。I=3であるから、映像データから得られ
るAF情報(コントラスト成分)としては、3個(AF
情報1、AF情報2及びAF情報3)得られるので、そ
れぞれのAF情報をa、b及びcとし(ステップS20
1)、AF情報a、AF情報b及びAF情報cのうち最
大値を持つAF情報を選択して、当該AF情報が得られ
た画像を出力画像として選択し、出力する。そのため、
先ず、AF情報aとAF情報bを比較し(ステップS2
02)、AF情報aがAF情報bより大きいときは、A
F情報aとAF情報cを比較し(ステップS203)、
AF情報aがAF情報cより大きいときは、AF情報a
が最大であると判断されることからAF情報aが得られ
た出力画像を選択する(ステップS207)。
AF情報bより大きくないと判断されると、AF情報b
とAF情報cを比較し(ステップS204)、AF情報
bがAF情報cより大きいと判断されると、AF情報b
が最大であると判断されることからAF情報bが得られ
た画像を出力画像として選択する。
報aがAF情報cより大きくなく、ステップS204に
おいて、AF情報bがAF情報cより大きくないと判断
されると、AF情報cが最大であると判断されることか
らAF情報cが得られた画像を出力画像として選択す
る。
照して説明する。図5(A)は、レンズ位置とコントラ
スト値との関係を示し、コントラスト値が最大となるレ
ンズ位置が合焦位置に相当する。先ず、同図A部は、試
行時の動作で、同図(B)に示すようにレンズを位置1
→2→3と移動させ、各位置においてAF情報が得られ
る。同図(C)及び(D)における1〜3は、同様にレ
ンズ移動順序の各レンズ位置を示している。同図(A)
の場合には、コントラスト値は位置3での値が最大であ
るから、位置3で得られる画像が出力画像として選択さ
れる。
ンズを位置1→2→3と移動させるが、この場合にも、
位置3で得られるコントラスト値が最大であるから位置
3で得られた画像が選択される。また、同図(A)のC
部は、コントラスト値が最大となる近傍での特性である
が、この場合には、同図(D)に示すように、最大値位
置を求めるため、レンズ位置は1→2→3と往復するこ
とになる。そして、位置1でのコントラスト値が最大で
あるから、位置1で得られた画像を選択する。
る画像のみを選択出力しているので、それ以外の位置で
の合焦状態にないボケた画像は出力されず、映像が見苦
しくなることはない。
中の被写体を撮影するときには、時間的に等間隔で得ら
れる画像を出力するのが望ましいが、上述実施例では、
選択される画像は同一間隔とは限らない。したがって、
このような場合には、ユーザが等時間間隔画像が得られ
るように動作を設定することもできる。すなわち、この
ような出力画像の選択方法は、場合に応じて合目的的に
行われることを望ましい。この観点から、「上記2つの
動作あるいは更に異なる動作モードを有し、それを選択
するスイッチ(図1における14)を設けた」カメラ
は、好適なる変形例の一つである。
体の輝度(または、撮像素子から得られる出力レベル)
に応じて撮像素子の駆動レート及び露光時間を制御する
こともできる。こうすることにより被写体の輝度に応じ
てS/Nを確保した状態で可能な最高の、つまり最適な
サンプリングレートが設定できるようになる。また、撮
像素子からの出力信号を信号出力レートに変換するレー
ト変換手段を有するので、従来、出力画像の画質劣化の
観点から使用方法による制限があった種々のアルゴリズ
ムを良好な出力画像を維持したまま適用することができ
る。
は、AFを取り上げたが、本発明において得られる情報
を如何なる制御に利用するかは全く任意なる設計事項で
あって、冒頭で挙げたAF、AE及びAWBはもとより
画像認識や画像処理等に適用しても高い効果を発揮する
ということは当業者であれば容易に理解されるであろ
う。
ラによれば、ピントのボケない安定した映像のみを映出
用として選択することができる。
ある。
る。
ャートである。
理手順を示すフローチャートである。
の図である。
Claims (1)
- 【請求項1】1フィールド期間内に複数供給される画像
データのうち一の画像データを記録乃至映出等のために
選択する選択手段を備えたことを特徴とするカメラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27196294A JP3270262B2 (ja) | 1994-11-07 | 1994-11-07 | カメラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27196294A JP3270262B2 (ja) | 1994-11-07 | 1994-11-07 | カメラ |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22799893A Division JP3273091B2 (ja) | 1993-08-19 | 1993-08-19 | カメラ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07170439A true JPH07170439A (ja) | 1995-07-04 |
JP3270262B2 JP3270262B2 (ja) | 2002-04-02 |
Family
ID=17507240
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27196294A Expired - Fee Related JP3270262B2 (ja) | 1994-11-07 | 1994-11-07 | カメラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3270262B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005085927A1 (ja) * | 2004-03-02 | 2005-09-15 | Sony Corporation | オートフォーカス制御装置および方法、記録媒体、並びにプログラム |
WO2005085928A1 (ja) * | 2004-03-02 | 2005-09-15 | Sony Corporation | オートフォーカス制御装置および方法、記録媒体、並びにプログラム |
JP2007043491A (ja) * | 2005-08-03 | 2007-02-15 | Olympus Imaging Corp | デジタルカメラ |
-
1994
- 1994-11-07 JP JP27196294A patent/JP3270262B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005085927A1 (ja) * | 2004-03-02 | 2005-09-15 | Sony Corporation | オートフォーカス制御装置および方法、記録媒体、並びにプログラム |
WO2005085928A1 (ja) * | 2004-03-02 | 2005-09-15 | Sony Corporation | オートフォーカス制御装置および方法、記録媒体、並びにプログラム |
CN100427988C (zh) * | 2004-03-02 | 2008-10-22 | 索尼株式会社 | 自动聚焦控制设备和方法 |
CN100462768C (zh) * | 2004-03-02 | 2009-02-18 | 索尼株式会社 | 自动聚焦控制装置和方法 |
JP2007043491A (ja) * | 2005-08-03 | 2007-02-15 | Olympus Imaging Corp | デジタルカメラ |
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---|---|
JP3270262B2 (ja) | 2002-04-02 |
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