JP3270253B2 - カメラ - Google Patents

カメラ

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JP3270253B2
JP3270253B2 JP21696094A JP21696094A JP3270253B2 JP 3270253 B2 JP3270253 B2 JP 3270253B2 JP 21696094 A JP21696094 A JP 21696094A JP 21696094 A JP21696094 A JP 21696094A JP 3270253 B2 JP3270253 B2 JP 3270253B2
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仁史 橋本
隆 庄司
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英明 吉田
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Olympus Optic Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カメラ、詳しくは、画
像情報に基づいて、撮影条件を設定するカメラに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のビデオムービーや電子スチルカメ
ラ等の1つの撮影条件である撮影レンズの合焦位置の検
出処理としては、撮像信号の高域成分を用いて画面のコ
ントラストが最大となるようにフォーカシングレンズを
駆動制御して合焦点を得る、所謂、山登りAF(オート
フォーカス)が主流であった。
【0003】また、ユーザは被写体を画面の中央に位置
させて撮影するのが通常のやりかたである。このことに
着目して、画面中央にAFエリアを設け、そのエリア内
の映像信号を用い、上記山登りAF処理を行うようなカ
メラが従来から存在していた。
【0004】これらのカメラでは、撮像素子としてCC
Dを用いているので、CCDの構造上、記録用画像とA
F評価値用画像を読み出すタイミングが同じにする必要
があった。従って、記録用とAF評価値用の両撮像画面
の露光時間が同一であった。また、1フィールド間にA
F用画像を1度読み出していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、1フィ
ールド間に複数回読み出そうとして、読み出し時間が重
なった場合は、データが正しく読み出せないという課題
がある。
【0006】本発明は、上述のこのような課題を考慮
し、読み出し時間が重なった場合もデータを正しく読み
出すことができるカメラを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のカメラは、当該
非破壊読み出し型固体撮像素子から同一フィールドない
しフレーム期間内に、それぞれ実効的に等しい露光時間
に相応する、撮影条件設定にかかる画像情報を表すため
の光電変換出力を複数回得る手段を備えたカメラであ
る。
【0008】
【作用】本発明は、同一フィールドないしフレーム期間
内に、それぞれ実効的に等しい露光時間に相応する撮影
条件設定にかかる画像情報を表すための光電変換出力を
複数回得る。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図に基づいて説明す
る。
【0010】図14,15を用いて、本発明の第1実施
例を示すカメラについて説明する。
【0011】本実施例のカメラは、撮像素子の撮像デー
タの読み出し方を工夫することによって、AF用の情報
サンプリングレートを実質的に上げ、AFの高速化を計
ったものである。
【0012】図14は、本実施例のブロック図である。
第1メモリ22,AFエリア露出制御回路20,記録用
画像露出制御回路21は、本実施例特有の動作を行なう
部分を有している。
【0013】本実施例のカメラにおいては、上記図14
に示すように、フォーカシングレンズ1を介して取り込
まれた被写体光は、後述するMOS FETに類似した
固体撮像素子であるCMD(CHARGE MODUL
ATION DEVICE)の結像面上に被写体像とし
て結像する。そこで、電気信号に変換されて、撮像処理
回路3にて増幅とサンプリング処理が施され、撮像信号
としてA/D変換回路4に入力される。そのA/D変換
出力は、後述する読み出し制御回路12の指示により、
メモリコントローラ8でコントロールされて、該画像デ
ータを記憶する第2メモリ5と、AFエリアGAF上の
画像データに基づく撮影条件設定用の情報を得るため
の、該画像データを記憶する第1メモリ22とにそれぞ
れ書き込まれる。
【0014】そして、上記第2メモリ5に書き込まれた
画像データは、記録系(図示せず)に出力されるが、同
時に、D/A変換回路7でアナログデータに変換されて
EVF系(電子ビューファインダ系、図示せず)にも出
力される。
【0015】上記第1,2メモリ22,5の画像データ
は、それぞれ撮影条件設定用の情報を得るためのAFエ
リア露出制御回路20と、記録用画像露出制御回路21
とに入力される。
【0016】AF制御回路9は、第1メモリ22の出力
データに基づき、フォーカシングモータ13を介してフ
ォーカシングレンズ1を該合焦位置まで駆動する。
【0017】また、アイリス(光学絞り)31はアイリ
スドライバ32によりアクチュエータ(図示せず)を介
して駆動される。そして、アイリスドライバ32は上記
記録用画像露出制御回路21によって制御され、アイリ
ス31を所定の状態に設定する。
【0018】さて、この例ではAF用の画像データのサ
ンプリングレートを実質的に従来の2倍にしている。そ
のため、図15に示す様に1フィールド期間(以下、T
vと記す)に2回のAFエリア読み出し「甲」、「乙」
を等時間間隔で行なっている。
【0019】また、以下に説明する第1のケース(以
下、ケース(1)と記載する)では、記録用画像の露光
時間、即ち、電荷蓄積時間を最も一般的な1フィール
ド、例えば、NTSC方式では、1/60secに設定
するため、記録用画像の読み出しはリセットと同時に行
なっている。但し、各画素単位で見ると、実際にはリセ
ットの直前に行なっている。この時、図15を見れば判
るように、AFエリアの読み出し「乙」については、記
録用画像読み出しの一部と重なっているが、これは記録
用画像読み出し時に、AFエリアに対応する所定のタイ
ミングでは同一の読み出し信号を第2メモリ5と第1メ
モリ22にそれぞれ同時に取り込むことを示している。
【0020】以上のようなケース(1)の駆動を行なっ
ている時は、露光時間が固定されているので、本実施例
では露光量の調整は、アイリス31によって行ってい
る。即ち、第2メモリ5に一旦格納された記録用画像信
号は適時に各系に出力されるが、記録用画像露出制御回
路21は、その出力信号を検波し、信号レベルの適/過
大/過小に応じて、アイリス31の現状維持/絞り込み
/絞り開き制御を行う。これは周知のフィードバック式
オートアイリス制御を構成するものであり、記録用画像
は、常時、適正露光状態が保たれる。
【0021】一方、AFエリアの画像データについて
は、1フィールドに2回の読み出しデータが得られ、第
1メモリ22に各々格納されるが、読み出し「甲」は露
光時間Tv/2、読み出し「乙」は1×Tvとなってい
る。ここで、読み出し「甲」のデータ(以下、データ
(甲)と記載する)は、そのまま用いるが、読み出し
「乙」のデータ(以下、データ(乙)と記載する)につ
いては、そのままでは用いずに直前に取り込んだデータ
(甲)を差し引いた結果、これをデータ(丙)とし、こ
のデータを用いるようになっている。
【0022】即ち、各画素データに関して、データ
(丙)=データ(乙)−データ(甲)の演算を行った上
で、AF用の画像データとしては、順次、即ち、交互に
データ(甲)、データ「丙」を利用する。但し、上記デ
ータ(甲)は、データ(乙)の直前に読み出されたもの
を用いる。
【0023】この時、読み出し「甲」と「乙」は、同一
のリセットタイミング、即ち、同一の露光開始タイミン
グを有する露光時間1×Tvの画像であったが故にデー
タ(甲)、データ(丙)の順次(交互)列は、等価的に
「露光タイミングがTv/2ずつずれた、等露光時間T
v/2を有する順次露光画像データ」を為している。即
ち、このAF用の画像データに関しては、等価的にフィ
ールドレートが2倍になっているので、AF情報のサン
プリングレートを2倍に上げて制御に利用できることに
なる。
【0024】具体的には、AF制御回路9は上記順次露
光画像データ(甲)、(丙)が毎回得られる毎にその内
容を解析する。例えば、前回に対してコントラスト値が
増減したか判断し、その結果に応じてモータ13に制御
信号を送りフォーカスレンズ1を駆動する。勿論、この
際のデータ解析及びレンズ駆動制御のアルゴリズム自体
は従来公知の技術が応用できる。
【0025】なお、上記例においてはAF用の露光時間
は前述の用にTv/2となり、記録用画像のそれの1/
2になっているため、若干、露光不足傾向になるが、通
常の被写体に対して、通常のS/N比を有する撮像シス
テムを用いてイメージャAFを行なう場合にはこの程度
の露光不足は実用上は問題にならないことを本発明者は
理論・実験の両面で確認している。勿論、AFエリアの
被写体の輝度が、画面全体のそれに対してより明るい場
合には、同一露光時間の場合に比してかえって好都合な
場合も有ることは言うまでもない。
【0026】次に、図15に示す回路用画像読み出しが
第3のケース(以下、ケース(3)と記載する)の場合
を説明する。
【0027】ケース(3)におけるAFに関する処理
は、撮像素子駆動も含めて上記ケース(1)と全く同じ
であるが、記録用画像の読み出しタイミングが異なって
おり、AF用読み出し「甲」と重なっている。この時点
ではリセットからの時間がTv/2であるため、記録用
画像の相当露光時間がTv/2と前記ケース(1)の半
分になっている。言いかえればAF用の露光時間と同じ
である。この時もオートアイリス動作は有効に働きつづ
けているので適正露光は維持される。従って、ケース
(1)に比してAFエリアの露光不足が生じないという
大きな利点を有している。
【0028】ところで、このケース(3)では記録用画
像の露光時間がケース(1)の1/2になっているため
低照度被写体撮像に関する感度という観点からはケース
(1よりも不利であることは否めない。しかしながら被
写体輝度が明るい場合には、その問題は生じない。
【0029】また、ケース(3)ではAFエリア読み出
し「乙」において、適正露光の2倍の露光に対応する画
像データを処理することになるので撮像素子やメモリも
含めた信号処理系のダイナミックレンジがせまいとケー
ス(1)の場合に比して信号飽和による不具合が生じ易
くなるが、これは設計時に注意することで解決が図れ
る。
【0030】以上述べたように、本実施例のケース
(1)、ケース(3)のものはともに極めて有効な例で
あるが、ケース(1)と(3)ではそれぞれ有利不利が
あるため、その中間的なものとして、第2のケース(以
下、ケース(2)と記載する)を以下に説明する。
【0031】これは、記録用画像露出時間をケース
(1)と(3)の中間の値に設定する例である。図15
に示すようにこの読み出しはAFエリア読み出し
「甲」、「乙」といずれも重ねることができないので、
その露出時間を完全に任意にすることはできないが、例
えば、0.7Tvに設定する。なお、上記の値0.7
は、2の平方根の逆数の近似値である。
【0032】この時、ケース(1)や(3)で述べた互
いの有利不利は、少しずつ緩和されることになる。具体
的には露光不足や過剰の程度は±0.5EV以内に収ま
っている。
【0033】以上のケース(1),(2),(3)を、
システムのダイナミックレンジやS/Nを考慮しつつ、
その時の被写体の情況、特に全体輝度とAFエリア輝度
に応じて自動的に切り換え、最も性能上有利な状態でA
Fを行うように構成する。
【0034】前記第1実施例のカメラにおいて、AFサ
ンプリングレートはフィールドレートの2倍にする例を
示したが、1フィールド間に信号の読み出しを複数回行
い、データ間の演算を行うことで等価的に高いフィール
ドレートの画像データを得、これによってAF情報のサ
ンプリングレートを上げるという本例の有する基本思想
は、任意のn倍サンプリングの場合にも全く同様に拡張
し応用可能であることが明らかである。
【0035】なお、データ間の演算については上記説明
にあっては暗黙の仮定として画像データは入力に対して
リニアなものとして取り扱った。もし、γ(ガンマ)補
正などの非線形処理をほどこされたデータをとり扱う場
合には、デガンマ補正等の逆変換によって線形化してか
ら取り扱うか、または、それに等価な効果をもつ演算式
を導入して処理すれば良い。
【0036】また、本技術はAF以外の他の情報処理
系、例えば、AE(自動露光),AWB(オートホワイ
トバランス)、AGC(自動ゲインコントロール),そ
の他にも適用可能なことは、関連分野の技術者であれば
容易に理解されるところである。ここで、別の例とし
て、前述のケース(1),(2),(3)の各AFに関
する処理のうち、いずれか1つの処理のみを実行する構
成を用いることも可能である。次に、逆光の被写体の撮
影等でユーザが極な露出条件で撮影する場合、AFエ
リア内が画像全体に比較して極端に暗いときや明るいと
きには、全体の撮像画面で設定された露光条件が、当該
AFエリアに対しては必ずしも良好な露光条件とはなら
ず、コントラスト情報等のAF評価値を得るための最適
な画像データを取り込むことができない場合もあった。
更に、1フィールド期間内で露光条件の異なるAF用画
像データを得ることができないなどの不具合があった。
【0037】上述の不具合を解決するために、ユーザが
極端な露光条件で撮像を行ったとしても、撮影条件設定
用の画像データとして最適なデータを得ることができ、
更に、画質の劣化もない撮影が可能なカメラの一例を説
明する。
【0038】図1は、その一例を示すカメラのブロック
構成図である。このカメラは、フォーカシングレンズ1
を駆動することによって自動的に合焦を行うことの可能
なカメラであるが、その合焦駆動は、後述する図7の撮
像画面GKの中央部に設けられたAFエリアGAF上の
画像データにより検出されるAF評価値、例えば、コン
トラスト情報に基づいて制御されるものとする。
【0039】本例のカメラにおいては、上記図1に示す
ように、フォーカシングレンズ1を介して取り込まれた
被写体光は、後述するMOS FETに類似した固体撮
像素子であるCMD(CHARGE MODULATI
ON DEVICE)の結像面上に被写体像として結像
する。そこで、電気信号に変換されて、撮像処理回路3
にて増幅とサンプリング処理が施され、撮像信号として
A/D変換回路4に入力される。そのA/D変換出力
は、後述する読み出し制御回路12の指示により、メモ
リコントローラ8でコントロールされて、該画像データ
を記憶する第2メモリ5と、該画像データを記憶する第
1メモリ6とにそれぞれ書き込まれる。
【0040】そして、上記第2メモリ5に書き込まれた
画像データは、記録系(図示せず)に出力されるが、同
時に、D/A変換回路7でアナログデータに変換されて
EVF系(電子ビューファインダ系、図示せず)にも出
力される。
【0041】上記第1,2メモリ6,5の画像データ
は、それぞれ撮影条件設定用の情報を得るためのAFエ
リア露出制御回路10と、被記録用画像情報を得るため
の記録用画像露出制御回路11とに入力される。
【0042】そして、上記記録用画像露出制御回路11
は、上記第2メモリ5に書き込まれた画像データに基づ
いて、次フィールドでの撮像画面GKの記録用画像デー
タを読み出す最適露光条件を求め、読み出し制御回路1
2を介して前記CMD2の画像データの読み出しを実行
する。また、AFエリア露出制御回路10は、上記第1
メモリ6に取り込まれたAF用画像データにより、次フ
ィールドのAFエリアGAFのAF用画像データを読み
出す最適露光条件を求め、同様に読み出し制御回路12
を介して前記CMD2の画像データの読み出しを実行す
る。
【0043】上記AF制御回路9は、第1メモリ6の出
力データに基づき、フォーカシングモータ13を介して
フォーカシングレンズ1を該合焦位置まで駆動する。
【0044】次に、上記CMD2の構造等について図2
〜図5により説明する。
【0045】図2,3はCMD2の拡大平面図と断面図
であって、このCMDの構造は、MOS型FETと類似
している。そして、ゲートはドーナツ型のPOLY−S
i、ソースはその内側のn+拡散層で、また、ドレイン
は外側のn+拡散層で形成されている。そして、ゲート
がドレインに囲まれているため、電気的、および、光学
的分離領域が不必要であること、また、1つのトランジ
スタで形成される1CMD素子で1画素が構成されるこ
とにより、多画素化と高密度化に適している。
【0046】上記CMDの受光動作は、ソースを接地側
に、ドレインを正バイアスにし、基板を負バイアスに設
定し、ゲートを負バイアスにして光を照射すると、光生
成正孔がゲート電極下のSi−SiO2界面に反転層電
極として蓄積される。この正孔蓄積により電子に対する
ソース,ドレイン間の電位障壁が下がり、入射光量に応
じたソース電流が流れ、外部へ信号電流として出力され
る。
【0047】このように、上記CMDは、光生成電荷を
直接出力しないので、画素内にアナログメモリ機能を備
えているといえる。
【0048】次に、上記CMDを実際のイメージャとし
て使用したときの画素信号の読み出し動作について説明
する。
【0049】受光部にアレイ状に並べられたCMDのゲ
ート、および、ソースは、1画素に着目すれば、図4に
示すように垂直走査信号ラインと、水平走査信号ライン
が水平選択MOSトランジスタを介してそれぞれ接続さ
れている。また、CMDに対しては、図5に示すように
垂直,水平走査回路が共通に接続されている。
【0050】そして、画素データの読み出しは、まず、
垂直走査回路からの読み出しパルスにより、行を共通と
するCMDを読み出し状態にする。次に、水平走査パル
スにより水平選択MOSトランジスタを順次オン状態に
することによって、各々の画素の信号電流を読み出す。
【0051】また、読み出し後、垂直走査回路からリセ
ットパルスを印加することにより、各画素の蓄積電荷を
リセットする。そして、リセットしなければ、同一画素
信号を何回でもアクセスして読み出すこと、即ち、非破
壊読み出しが可能である。更に、水平,垂直走査回路の
構成により画面上の任意の部分の画素データの部分読み
出しが可能であることから、リセット後の該読み出しタ
イミングをコントロールすることによって、各指定撮像
エリアの露光条件を変化させることができる。
【0052】次に、以上のように構成された本例のカメ
ラにおける画像データ読み出し動作について、図6のタ
イムチャートと図7の撮像画面を示す図等を用いて説明
する。
【0053】前述したように本装置においては、図7の
撮像画面GKの中央部にAFエリアGAFが設定されて
いる。
【0054】そして、上記CMD2では前述したように
非破壊読み出しが可能であって、しかも、撮像画面上の
任意の部分の画素データの部分読み出しが可能であるこ
とから、1フィールド期間内において、撮像画面GK上
の記録用画像データとAFエリアGAF上の画像データ
とを異なる露光条件、即ち、異なる露光時間のもとで読
み出すことができる。従って、撮像画面GKの露光条件
によらず、AFエリアGAFの輝度に合致させた露光条
件のもとで、該AFエリアGAFのAF用画像データを
読み出すことができる。なお、CMD2のリセット後、
直ちに露光が開始されることから、上記露光時間は、リ
セット後の読み出しタイミングによって決定されること
になる。
【0055】そこで、本例のものでは、1フィールド前
の撮像画面GKの記録用画像、および、AFエリアGA
FのAF用画像による測光データに基づいて、次フィー
ルドの撮像画面GK、または、AFエリアGAFに対す
るそれぞれの露光条件、即ち、第2、または、第1のタ
イミングである露光時間を与える読み出しタイミングを
決定することになる。なお、上記撮像画面GKの記録用
画像データに対しては、様々な補正を加えた演算方法に
よるマルチエリア測光により明るさを求めて最適露光時
間が演算される。また、AFエリアGAFのAF用画像
データに対しては、平均測光により明るさを求めて最適
露出時間を求める。
【0056】CMD2のリセットと読み出し処理として
は、上記撮像画面GK上の記録用画像に対しては、図7
の水平走査ラインLK単位でリセットされ、同時に、露
光が開始される。その後、上記指定された第2のタイミ
ングで記録用画像データの読み出しが実行される。その
とき、AFエリアGAFも含めた全撮像画面に対する記
録用画像データが読み出されることになる。一方、上記
AFエリアGAF上のAF用画像に対しては、リセット
は上記撮像画面GKのリセット処理時間内で区別される
ことなく、水平走査ライン単位で行われる。同様に上記
リセット直後に露光が開始される。AF用画像データの
読み出しは、上述の前フィールドで検出されたAFエリ
アGAFに対する適切な露光時間の経過後の第1のタイ
ミングである読み出しタイミングによりAFエリアGA
Fの左側から画素単位で読み出される。
【0057】上記図6のタイムチャートは、上記各読み
出しタイミングを示すタイムチャートであるが、この場
合、AFエリアGAFの輝度が撮像画面GKの輝度に対
して所定の範囲以上に明るい場合の例を示している。
【0058】図6に用いられている各タイミングを示す
時間Tの内容を示すと、 TV=垂直同期信号VDの周期 TR=CMD2のリセット時間(このリセットは、上記
時間TVの立ち上がりに同期して開始される) TK=撮像画面GKの記録用画像の最適露光時間(第2
タイミング) T2=撮像画面GKの記録用画像データ読み出し時間 TRA=上記リセット時間TR中のAFエリアGAFが
リセットされる時間 T3=記録用画像露光開始後、AFエリアGAFがリセ
ットが開始される時間 TAF=AFエリアGAFの最適露光時間 T1=AFエリアGAFの読み出し時間 である。
【0059】AFエリアGAFの画像データの読み出し
は、第1のタイミングである読み出しタイミングで行わ
れるが、図6の場合、AFエリアが他のエリアである撮
像画面GKより明るいため、AFエリアGAFの画像デ
ータの読み出しは、撮像画面GKの読み出しに先んじ
て、読み出しタイミングの時間T3+TAF経過後、開
始される。また、AFエリアGAFの方が暗い場合は、
露光時間を多く必要とするため、図示しないが、撮像画
面GKの読み出し後、AFエリアGAFの画像データの
読み出しが行われる。
【0060】なお、AFエリアGAFの明るさが撮像画
面GKに対して所定の範囲内で同等の明るさ(輝度情
報)であった場合、所定のタイミングで撮像画面GKの
記録用画像データを読み出し、該データの中からAF用
画像データを描出することになる。上記各読み出し時間
で読み出された撮像用、または、AF用の画像データは
それぞれ次フィールドの最適露光時間を求めるためのデ
ータとして用いられる。更に、撮像用画像データは、E
VF表示、または、画像記録のときには、D/A変換回
路7でアナログ信号に変換され、それぞれEVF系,記
録系に出力される。また、AF用の画像データは、AF
制御回路9に取り込まれ、合焦位置情報を抽出するため
の元データとして用いられ、該情報に基づいて、フォー
カシングモータ13によりフォーカシングレンズ1が合
焦駆動される。
【0061】次に、上記CMD読み出し処理を図8,9
のフローチャートを用いて説明する。
【0062】CMD2の画像データの読み出しが必要と
なった時点で垂直同期信号VDに同期して、図8のサブ
ルーチン「CMD読み出し制御」がコールされる。そこ
では、ステップS100において、CMD2のリセット
が実行される。そして、ステップS101において、本
読み出し処理が1回目の処理であるかどうかを判別す
る。1回目であった場合、前フィールドでの撮像画面の
輝度情報が得られていないことから、標準値を露光時間
として設定して読み出しを行うため、ステップS102
にジャンプする。2回目以降であった場合、次フィール
ドでの露光条件が設定できているので、接続部J1を介
して後述する図9のステップS105以降の処理に進
む。
【0063】上記ステップS102では、記録用画像の
露光時間TKとして標準時間を設定する。ステップS1
03,104において、上記露光時間TKに対応したタ
イミングで記録用画像データの読み出しを実行する。そ
して、該記録用画像データのうちAFエリアGAFに対
応する部分の画像データをAF用画像データとして取り
込む。その後、ステップS116に進み、次フィールド
での記録用画像のための露光時間TKを前記測光処理に
基づいて演算し、本ルーチンを終了する。通常は、この
後、引き続いてサブルーチン「CMD読み出し制御」サ
ブルーチンの処理を行う。その場合、ステップS101
の判別では、1回目の処理ではないので、前述のように
図9のステップS105以降に進む。
【0064】図9の上記ステップS105において、取
り込まれているAF用画像データからAFエリアGAF
の明るさが規定範囲内か、その範囲より明るいか、暗い
かを判別する。規定範囲内であればステップS106
へ、非常に明るい場合はステップS108へ、非常に暗
い場合はステップS112にそれぞれジャンプする。
【0065】ステップS106にジャンプした場合、既
に求められている露光時間TKに対応した読み出しタイ
ミングにより記録用画像データを読み出す。そして、ス
テップS107で該記録用画像データからAF用画像デ
ータを取り出す。その後、接続部J2を介して図8の前
記ステップS116に進む。
【0066】ステップS108にジャンプした場合、A
FエリアGAFの最適露光時間TAFを算出する。ステ
ップS109で、上記ステップS108で算出された露
光時間TAFによるAFエリアの読み出しタイミング
が、既に求められている前記露光時間TKによる記録用
画像読み出しタイミングと時間的に異なるかどうか、即
ち、重なるかどうかの判別をする。重なる場合は、前記
ステップS106にジャップし、重ならない場合は、ス
テップS110に進む。なお、上記読み出しタイミング
が重なるかどうかは、前記図6のタイムチャートで説明
した時間を比較することによって判断し、次式を満足す
るようであれば、上記の重なる場合に相当する。
【0067】T3+TAF+T1≧TK ステップS110に進んだ場合、まず、前記最適露光時
間TAFに対応したタイミングでAFエリアGAFのみ
の画像データの読み出しを実行する。続いて、ステップ
S111で前記最適露光時間TKに対応したタイミング
で撮像画面の記録用画像データの読み出しを実行する。
その後、前記図8のステップS116に戻る。
【0068】一方、ステップS105の判別により、A
Fエリアが規定範囲より暗かった場合、ステップS11
2にジャンプするが、この場合もAFエリアの最適露光
時間TAFを算出する。そして、ステップS113で、
上記ステップS112で算出された露光時間TAFによ
るAFエリアGAFの読み出しタイミングが、既に求め
られている前記露光時間TKによる記録用画像読み出し
タイミングと重なるかどうかの判別をする。重なる場合
は、前記ステップS106にジャンプし、重ならない場
合は、ステップS114に進む。なお、上記読み出しタ
イミングが重なるかどうかは、同様に前記図6で説明し
た時間TAF、TK等をもとに比較することによって判
断し、次式を満足するようであれば、上記の重なる場合
に相当する。
【0069】T3+TAF≧TK+T2 ステップS114に進んだ場合、まず、前記最適露光時
間TKに対応したタイミングで撮像画面の記録用画像デ
ータの読み出しを実行する。続いて、ステップS115
に進み、前記最適露光時間TAFに対応したタイミング
でAFエリアGAFのみの画像データの読み出しを実行
する。その後、前記図8のステップS116に戻る。
【0070】なお、前記図6のタイムチャートの例は、
そのAFエリアの輝度の状態から図9のフローチャート
上では、ステップS105の判別処理でステップS10
8にジャンプし、その後、ステップS109,110,
111に進むことになる。
【0071】以上のように上記ステップS107,11
0,115において読み出されたAFエリアGAFの画
像データは次フィールドのAFエリアGAFの最適露光
時間の演算に利用される。そして、フィールド毎により
適切な露光条件でのAF画像データが得られるようにな
り、最終的には、最適の露光条件での該AF画像データ
に基づいた合焦情報が得られ、精度の高いフォーカシン
グレンズ1の合焦駆動がなされる。
【0072】以上、説明したように本例のカメラにおい
ては、CMD2の画像データの読み出し処理において、
AFエリアGAFのみが非常に明るかったり、または、
暗かったとしても、記録用画像データの読み込みタイミ
ングとは異なるタイミングで画像データの読み込みが行
われるので、AFエリアGAFの輝度に合った露光条件
のもとでAF用画像データが読み込まれ、精度のよい合
焦評価値を得ることができる。
【0073】なお、上記カメラにおけるAF用画像デー
タの読み出し処理について、図9のフローチャート上、
AFエリアの輝度が変化したことによって、ステップS
105の判別で前フィールドまでステップS108、ま
たは、112に進んでいたものが、AFエリアの輝度が
変化したことによって、急にステップS106にジャン
プすることになった場合、取り込まれるAF用画像デー
タも急激に変化してしまい、正確なAF評価値が得られ
なくなってしまう危険性がある。
【0074】その対策の1つとしては、ファジー推論等
による信頼度係数を用いてフォーカス速度を制御する変
形例が提案できる。即ち、該変形例では上述のようにA
F評価値が大きく変化した場合、最初の数フィールドの
期間は、合焦駆動を禁止する方式とする。または、別の
変形例として上記の変化が生じた最初は信頼度を低くし
ておき、時間の経過とともにその信頼度を上げてゆく方
式としても良い。あるいは、上記変化前後の相関性によ
り信頼度を決めるなどの方式の変形例も提案できる。
【0075】そして、記録用画像データとAF用画像デ
ータの読み出しタイミングがかち合うような場合では、
双方の画像データに基づいてAF評価値を求めても良
い。その他、上記変化前後のAF評価値を計算で補正す
るようにしてもよい。
【0076】次に、上記一例の変形例のカメラについて
説明する。
【0077】本変形例のカメラは、前記図1のものに対
して、記録用画像メモリである第2メモリ5と、AF用
画像メモリである第1メモリ6、更に、メモリコントロ
ーラ8とEVF(電子ビューファインダ)装置を不要と
し、その代わり、図10のブロック構成図に示すように
光学ファインダ14を適用するものである。なお、上記
以外の装置の構成は前記図1のものと同一とする。
【0078】本変形例のカメラにおいては、CMD2で
取り込まれた撮像画面GKの記録用画像データ、およ
び、AFエリアGAFのAF用画像データは共に、A/
D変換後、直接、被記録画像情報を得るための記録用画
像露出制御回路11、または、撮影条件設定用の情報を
得るためのAFエリア露出制御回路10に取り込まれ
る。そして、前記一例の場合と同様に取り込まれた記録
用画像データ、および、AF用画像データに基づいた最
適露光時間を演算し、次フィールドの読み出しを実行す
る。
【0079】本変形例のものでは、上記メモリ5,6、
および、メモリコントローラを必要とせず、簡素化され
た構成の装置により、前記例のカメラと同様の高精度の
AF処理のために必要な良好なAFエリアの画像データ
を得ることが可能となる。
【0080】上述のように本発明のカメラは、非破壊読
み出し型固体撮像素子の光電変換出力から第1のタイミ
ングで読み出した出力に基づき撮影条件設定を行い、上
記第1のタイミングと異なる第2のタイミングで読み出
した出力に基づいて被記録画像情報を得るようにしたの
で、ユーザが極端な露出条件で撮像を行ったとしても、
撮影条件設定用の画像データとして最適なデータを得る
ことができ、更に、画質の劣化も少ない撮像が可能とな
る。
【0081】本発明の第2の例を示すカメラについて、
図11〜図13を用いて説明する。
【0082】本例のカメラは、前記図1の例のカメラに
対して、撮像素子としてCMD2を用いる等、図1に示
すブロック構成は同一とするが、図12に示すようにA
Fエリアが複数のエリアで構成されている点が異なるも
のである。即ち、記録画像用のための撮像画面GKの内
部の左側にAFエリアGAFL、中央にAFエリアGA
FC,右側にAFエリアGAFRの3つのAFエリアが
設けられる。従って、第1メモリ6には、AFエリアG
AFL,GAFC,GAFRの各AF用画像データが書
き込まれるものとする。また、AFエリア露出制御回路
10は、上記各AF用画像データに基づいて各最適露光
時間を演算し、該AFエリアのデータの読み出しを制御
する。また、AF制御回路9は、上記各AF用画像デー
タに基づいて、マルチエリアに関するAF制御を行うこ
とになる。
【0083】図11は、本例のカメラのCMD2のリセ
ット・読み出し処理のタイムチャートである。本図にお
ける符号は、前記図6のタイムチャートで示したものと
同一とする。但し、露光時間TAF1,TAF2,TA
F3は、各対応AFエリアに対する最適露光時間を示す
ものとする。なお、各AFエリアのリセット時間は前述
したように水平走査ライン単位で行われ、上記図11に
示すように3つのAFエリアのリセットはリセット時間
T3にて同時に行われる。
【0084】該露光時間TAF1,TAF2,TAF3
は、3つのAFエリア中で最も短い露光時間をTAF1
とし、中間の露光時間をTAF2とし、最も長い露光時
間をTAF3とする。そして、上記図11の例では、左
側AFエリアGAFLが撮像画面GKよりも明るく、中
央AFエリアGAFCが撮像画面GKの明るさに対して
所定の範囲内にある明るさを有し、更に、右側AFエリ
アGAFRが撮像画面GKよりも暗い状態の場合を示し
ている。従って、左側AFエリアGAFLの露光時間
は、上記時間TAF1が対応し、中央AFエリアGAF
Cの露光時間は、上記時間TAF2が対応し、右側AF
エリアGAFRの露光時間は、上記時間TAF3が対応
することになる。
【0085】そして、AFエリアGAFLのAF用画像
データの読み出しは、撮像画面GKの記録用画像データ
読み出しよりも早く時間T3+TAF1に開始される。
また、AFエリアGAFRのAF用画像データの読み出
しは、撮像画面GKの読み出しより遅れて、時間T3+
TAF3に開始される。そして、AFエリアGAFCに
ついては、この例の場合、AF用画像データの最適な読
み出し時間が撮像画面GKの記録用画像データの読み出
し時間と重なってしまうので、上記AFエリアGAFC
のAF用画像データの読み出しは行わず、撮像画面GK
の記録用画像データからAF用画像データを取り込むこ
とになる。
【0086】次に、上記CMD読み出し処理を図13の
フローチャートを用いて説明する。
【0087】CMD2の画像データの読み出しが必要と
なった時点で垂直同期信号VDに同期して、上記図13
の「CMD読み出し制御」サブルーチンがコールされる
が、該図13のステップS201〜S205、更に、ス
テップS209の処理は、前記図8の例の処理と同一の
処理であり、その説明は省略する。但し、ステップS2
05におけるAF用画像データの取り込み処理は、本例
のものでは、前記3つのAFエリアGAFL,GAF
C,GAFRに対する画像データが取り込まれることに
なる。
【0088】読み出し処理が2回目になり、ステップS
202の判別によりステップS206に進んだ場合、取
り込まれている3つのAFエリアGAFL,GAFC,
GAFRの画像データからそれぞれの最適露光時間TA
Fを算出する。ステップS207で上記最適露光時間T
AFのうち最も短い露光時間を与えるAFエリアに対し
て、その露光時間を値TAF1として登録する。更に、
次に短い露光時間を与えるAFエリアの露光時間として
値TAF2を登録する。また、最も長い露光時間を与え
るAFエリアの露光時間として値TAF3を登録する。
【0089】次に、ステップS208に進み、サブルー
チン「読み出し処理」を実行する。この処理は、上記ス
テップS207で設定された露光時間のうちもっとも短
い露光時間TAF1から順次、それぞれ対応するAFエ
リアの露光と読み出しを実行する。なお、この処理にお
いて、記録用画像データの読み出しタイミングと重なる
露光時間があった場合、重なったAFエリアの読み出し
は、敢えて行わず、記録用画像データから該当するAF
エリアのデータを取り込む。
【0090】また、3つのAFエリア同士で明るさが同
程度であった場合、AFエリアの読み出しタイミングが
重なる場合があるが、この場合、重なるエリアの露光時
間の平均値の露光時間でAF画像データを取り込むもの
とする。また、AFエリアが非常に明るい場合、読み出
しタイミングがリセットタイミングと重なることになる
が、これは許容される。しかし、AFエリアが非常に暗
く、読み出しタイミングが次フィールドのリセット時間
と重なることは禁止される。
【0091】以上説明したように本実施例のカメラにお
いては、複数のAFエリアに対してもそれぞれ適切な露
光時間を設定することができるので、上記複数のAFエ
リアに対する精度の高い合焦評価値を得ることが可能と
なる。
【0092】なお、本技術はAF以外の他の情報処理
系、例えば、AE(自動露光),AWB(オートホワイ
トバランス)、AGC(自動ゲインコントロール),そ
の他にも適用可能なことは、関連分野の技術者であれば
容易に理解されるところである。
【0093】
【発明の効果】以上述べたところから明らかなように本
発明は、読み出し時間が重なった場合もデータを正しく
読み出すことができるという長所を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一例を示すカメラのブロック構成図。
【図2】上記図1のカメラに適用されるCMDの拡大平
面図。
【図3】上記図1のカメラに適用されるCMDの拡大断
面図。
【図4】上記図1のカメラに適用されるCMDの1画素
素子についての回路構成図。
【図5】上記図1のカメラに適用されるCMDの回路
図。
【図6】上記図1のカメラのCMD読み出し処理のタイ
ムチャート。
【図7】上記図1のカメラの撮像画面を示す図。
【図8】上記図1のカメラのCMD読み出し制御のフロ
ーチャートの一部。
【図9】上記図1のカメラのCMD読み出し制御のフロ
ーチャートの一部。
【図10】上記例のカメラの変形例を示すカメラのブロ
ック構成図。
【図11】本発明の第2の例のカメラのCMD読み出し
処理のタイムチャート。
【図12】上記図11のカメラの撮像画面を示す図。
【図13】上記図11のカメラのCMD読み出し制御の
フローチャート。
【図14】本発明の第1実施例を示すカメラのブロック
構成図。
【図15】上記図14のカメラのCMD読み出し処理の
タイムチャート。
【符号の説明】
5 第2メモリ 6,22 第1メモリ 10,20 AFエリア露出制御回路 11,21 記録用画像露出制御回路 T3+TAF,T3+TAF1,T3+TAF3AF読
み出しタイミング (第1のタイミング) TK 記録画像読み出しタイミング (第2のタイミング)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小林 一也 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 審査官 関谷 隆一 (56)参考文献 特開 平5−122614(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/232 G02B 7/28

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 当該非破壊読み出し型固体撮像素子から
    同一フィールドないしフレーム期間内に、それぞれ実効
    的に等しい露光時間に相応する、撮影条件設定にかかる
    画像情報を表すための光電変換出力を複数回得る手段を
    備えたことを特徴とするカメラ。
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