JPH0716937Y2 - 回転軸の軸封装置 - Google Patents

回転軸の軸封装置

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JPH0716937Y2
JPH0716937Y2 JP8748189U JP8748189U JPH0716937Y2 JP H0716937 Y2 JPH0716937 Y2 JP H0716937Y2 JP 8748189 U JP8748189 U JP 8748189U JP 8748189 U JP8748189 U JP 8748189U JP H0716937 Y2 JPH0716937 Y2 JP H0716937Y2
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JP
Japan
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rotating shaft
receiving body
intermediate receiving
seal
rotary shaft
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JP8748189U
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JPH0326868U (ja
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章男 三浦
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Satake Chemical Equipment Mfg Ltd
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Satake Chemical Equipment Mfg Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (1)産業上の利用分野 本考案は、反応槽、混合槽等の処理槽の側壁の下方部に
取付けた撹拌機等の回転軸の軸封装置に関する。
(2)従来の技術 従来この種の軸封装置は第4図の如く、円板状フランジ
(a)に固定された円筒状回転軸保持部材(b)と、回
転軸(c)及び該回転軸(c)を駆動する電動機(d)
と、該電動機の回転を伝達するプーリー(e),(f)
及びベルト(g)等よりなり、前記回転軸(c)が保持
部材(b)内に嵌入されたベアリング(h),(h′)
により支承されていると共に、前記円板状フランジ
(a)の中央部に筒状の受体(i)が固定されており、
該受体(i)は内方に段部(i′)を有すると共に透孔
(i″)を有し、該透孔(i″)内を前記回転軸(c)
が挿入され、且つ該受体(i)に複数のグランドパッキ
ン(j)が前記フランジ(a)に螺止された押圧部材
(k)により装着されている。又該受体(i)の段部
(i′)の側壁にはシールパッキン(l)を有する環体
(m)が密着して取り付けられると共に、該パッキン
(l)と隙間(t)を有して対向した突出部を有するシ
ールキャップ(n)が前記回転軸(c)に固定されてい
る。
尚(o)…(o)はシール、(p)は撹拌翼、(q)は
槽の側壁を示す。
(3)考案が解決しようとする問題点 上記従来の軸封装置においては、使用中にグランドパッ
キン(j)が損耗又は劣化した場合、回転軸(c)に固
定されたプーリー(f)等を除去した後、回転軸(c)
を左方に小許移行してシールキャップ(n)をパッキン
(l)に当接させて撹拌槽内の液体の漏出を防止した状
態で、前記保持部材(b)の左右の開口(b′),
(b′)よりスパナー等の工具で前記フランジ(a)に
螺止された押圧部材(k)を左方に移動し、不良のグラ
ンドパッキン(j)を受体(i)から引き出して回転軸
(c)から除去し、良品のパッキン(j)と交換した
後、上述の手順を逆に行い装着していた。従って操作が
煩雑であり狭い空間で作業を行うため時間を要すると共
に熟練を要する等の問題点を有していた。
本考案はこれらの問題点を解消し簡単な操作でグランド
パッキンを取り出し易くし修理交換を容易にすると共
に、熟練を要しないで行うことのできる回転軸の軸封装
置を提供することを目的とする。
(4)問題点を解決するための手段 上記の目的を達成するため、本考案は軸受体の中心透孔
とこれに挿通する回転軸との間に、略円筒状の中間受体
を軸方向に移動自在に介入し、該中間受体と前記回転軸
との間の外方側にグランドパッキンを介入すると共に該
中間受体内の内方側の該回転軸に円環状シール体を固定
し、該中間受体の内方側の端面に、該中間受体の移動に
伴って前記シール体の端面に当接するシールリングを有
する円環状押圧板を固定したことを特徴とする。
(5)作用 グランドパッキンを交換するときは、中間受体を外方側
に移動するとこれに伴って押圧板も外方側に移動して該
押圧板のシールリングが回転軸に固定のシール体に当接
する。かくて槽内の液は回転軸に沿ってグランドパッキ
ンの個所に浸入せず、従来の如く回転軸を移動すること
なくグランドパッキンの交換を行うことができる。グラ
ンドパッキンの交換後は前記中間受体を逆に内方側に移
動して元の位置に戻す。
(6)実施例 以下本考案の1実施例を第1図乃至第3図により説明す
る。
(1)は軸受体を示し、該軸受体(1)はフランジ(1
a)とその中心透孔に溶接したスリーブ(1b)とからな
る。(2)は中間受体を示し、該中間受体(2)はつば
(2a)を有する中空円筒からなり、その中心孔の中間部
にリング状の突壁(2b)が突出しており、該突壁(2b)
内に回転軸(3)が挿通されると共に、該突壁(2b)の
外方側の中間受体(2)と回転軸(3)との間に複数の
グランドパッキン(4)…(4)及びスペーサ(5)…
(5)が装着されている。尚該中間受体(2)のつば
(2a)には複数の止めねじ(2c)…(2c)と押しねじ
(2d)…(2d)が設けられている。(6)は前記回転軸
(3)に螺止された円環状のシール体を示し、該シール
体(6)は回転軸(3)に螺止されると共に、内方側端
面が平滑に形成されている。(7)は前記中間受体
(2)の内方側端面に螺止された押圧板を示し、該押圧
板(7)の中心孔には前記回転軸(3)が挿通されると
共に、前記シール体(6)の平滑面に当接するシールリ
ング(8)が左側面即ち外方側面に装着されている。
(9)は押え部材を示し、該押え部材(9)は第2図示
の如く断面が円弧状をなし少くとも一方側が開口されて
おり、且つ軸方向の一端には突片(9a)(9a)が半径方
向に延設されると共に透孔(9b)(9b)が削孔されてい
る。尚(10)は該押え部材(9)を押圧固定する螺子、
(11)はナット、(12)…(12)はシール用パッキンを
示す。
次に上記実施例の軸封装置の使用を説明する。
中間受体(2)を固定した止めねじ(2c)(2c)を軸受
体(1)からスパナー等の工具により外側方向に弛める
と共に、押しねじ(2d)(2d)を軸受体(1)に対して
押し込む。かくて中間受体(2)はスリーブ(1a)内を
矢印(A)方向に摺動して押圧板(7)のシールリング
(8)がシール体(6)の平滑面に当接しシールされ
る。従って槽内の液はグランドパッキン(4)…(4)
の個所に浸入しない。次にナット(11),(11)を弛め
て押え部材(9)を矢印(B)方向に移動させて中間受
体(2)から離脱させると共に、該押え部材(9)をそ
の開口を介して回転軸(3)から取り外す。次にスペー
サ(5)及び不良のグランドパッキン(4)を中間受体
(2)から引き出してから該グランドパッキン(4)を
そのスリット(4a)を介して回転軸(3)から除去し、
新たなパッキン(4)を逆に該回転軸(3)に挿入し前
記中間受体(2)内に第1図示の如く装着した後、前記
押え部材(9)を回転軸(3)に股乗する如く装着して
ナット(11)を締める。これによりグランドパッキン
(4)が完全に取り付けられる。
そして押しねじ(2d)(2d)を元に戻し止めねじ(2c)
(2c)を締定する。
尚押え部材は円弧状断面に限定することなく割り型、蝶
番型等に変更することもできる。
(7)考案の効果 上記のように本考案によれば、軸受体と回転軸の間に介
入した中間受体を外方側に移動し、該中間受体の内方側
の端面に固定の押圧体のシールリングを回転軸に固定の
シール体の端面に当接する式にしたので、従来の如く回
転軸を移動することなくグランドパッキンの交換が可能
となり、かくて従来におけるプーリー等の除去が不必要
となり交換作業が容易となる等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の1実施例の要部の断面図、第2図は第
1図のII-II線截断面図、第3図はグランドパッキンの
平面図、第4図は従来の軸封装置の断面図である。 (1)……軸受体 (2)……中間受体 (3)……回転軸 (4)……グランドパッキン (6)……シール体 (7)……押圧板 (8)……シールリング

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】軸受体の中心透孔とこれに挿通する回転軸
    との間に、略円筒状の中間受体を軸方向に移動自在に介
    入し、該中間受体と前記回転軸との間の外方側にグラン
    ドパッキンを介入すると共に該中間受体内の内方側の該
    回転軸に円環状シール体を固定し、該中間受体の内方側
    の端面に、該中間受体の移動に伴って前記シール体の端
    面に当接するシールリングを有する円環状押圧板を固定
    したことを特徴とする回転軸の軸封装置。
JP8748189U 1989-07-27 1989-07-27 回転軸の軸封装置 Expired - Lifetime JPH0716937Y2 (ja)

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JP8748189U JPH0716937Y2 (ja) 1989-07-27 1989-07-27 回転軸の軸封装置

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JP8748189U JPH0716937Y2 (ja) 1989-07-27 1989-07-27 回転軸の軸封装置

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Publication Number Publication Date
JPH0326868U JPH0326868U (ja) 1991-03-19
JPH0716937Y2 true JPH0716937Y2 (ja) 1995-04-19

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ID=31637127

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JP8748189U Expired - Lifetime JPH0716937Y2 (ja) 1989-07-27 1989-07-27 回転軸の軸封装置

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JP2002221232A (ja) * 2001-01-26 2002-08-09 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd シール機構
JP2007131066A (ja) * 2005-11-09 2007-05-31 Autech Japan Inc 車両用外装部品
JP2007130876A (ja) 2005-11-10 2007-05-31 Toyoda Gosei Co Ltd 透明装飾品

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