JPH0716902U - 光成端箱 - Google Patents
光成端箱Info
- Publication number
- JPH0716902U JPH0716902U JP5080893U JP5080893U JPH0716902U JP H0716902 U JPH0716902 U JP H0716902U JP 5080893 U JP5080893 U JP 5080893U JP 5080893 U JP5080893 U JP 5080893U JP H0716902 U JPH0716902 U JP H0716902U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- optical fiber
- cord
- termination box
- fusion splicing
- fiber cord
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Light Guides In General And Applications Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 光成端箱において、回線の接続替え作業を容
易化する。保守点検作業の効率を向上させる。 【構成】 局外光ファイバケーブル芯線C1,C2と局外
光ファイバコードC3との融着接続部を収容する融着接
続トレイ2を成端箱本体Aに内蔵した光成端箱に関し、
局外光ファイバコードC3を、コネクタ8,11を介し
て局内ファイバコードC4に接続するコード接続部Bを
備える。コード接続部Bは、基板7に対して着脱可能な
取付座10と、この取付座10に着脱可能に取付けら
れ、かつ光ファイバコードC3,C4のコネクタ8,11
が装着されるアダプタ9とを備えている。
易化する。保守点検作業の効率を向上させる。 【構成】 局外光ファイバケーブル芯線C1,C2と局外
光ファイバコードC3との融着接続部を収容する融着接
続トレイ2を成端箱本体Aに内蔵した光成端箱に関し、
局外光ファイバコードC3を、コネクタ8,11を介し
て局内ファイバコードC4に接続するコード接続部Bを
備える。コード接続部Bは、基板7に対して着脱可能な
取付座10と、この取付座10に着脱可能に取付けら
れ、かつ光ファイバコードC3,C4のコネクタ8,11
が装着されるアダプタ9とを備えている。
Description
【0001】
本考案は、光ファイバケーブルと光ファイバコードとを相互に接続する光成端 箱に関し、詳しくは、局外光ファイバケーブル芯線と局外光ファイバコードとの 融着接続部が収容される融着接続トレイを内蔵した成端箱本体と、局外光ファイ バコードと局内光ファイバコードとを接続するコード接続部とを備えた光成端箱 に関する。
【0002】
図4は、この種の光成端箱の従来技術を示している。図において、101は本 体ケースであり、その内部下方にはケーブル固定金具101が配置されている。 図示されていないが、局外光ファイバケーブルは外部から導入されてケーブル 固定金具101により固定され、その芯線は保護チューブ等により被覆されて本 体ケース105内部の融着接続トレイ102に導入される。
【0003】 融着接続トレイ102は平板状のトレイを複数段積層して構成されており、局 外光ファイバケーブル芯線の端部は、融着接続トレイ102内において、プラス チック等の被覆が施された別の光ファイバケーブル芯線(局内光ファイバコード )の端部と融着接続される。 そして、この局内光ファイバコードは、ワイヤサドル103を介して引き回さ れた後、コードクランプ104により固定され、成端箱外部の局内機器側へ導出 される。
【0004】
上記構成の光成端箱において回線の接続替えを行う場合には、融着接続トレイ 102を開けて局外光ファイバケーブル芯線と局内光ファイバコードとの融着接 続部を一度切り離し、その後、目的とする芯線及びコードを再度融着接続しなく てはならない。 このため、回線の接続替え作業に多くの労力や時間、並びに各種の工具が必要 であった。更に、これらの接続替えは回線状態の保守点検時にも行われるもので あるため、保守点検作業の効率を悪くする原因ともなっていた。
【0005】 本考案は上記問題点を解決するためになされたもので、その目的とするところ は、回線の接続替えを簡単に行えるようにして作業労力の軽減及び時間の節約を 図り、保守点検作業の効率を向上させた光成端箱を提供することにある。
【0006】
上記目的を達成するため、本考案は、光ファイバケーブル芯線と光ファイバコ ードとの融着接続部を収容する融着接続トレイを成端箱本体に内蔵した光成端箱 において、前記光ファイバコードを、コネクタを介して別の光ファイバコードに 接続するコード接続部を備えたものである。 これにより、光ファイバコードのコネクタの接続先を変更するだけで回線の接 続替えを行うことができる。 また、前記融着接続部は、光ファイバケーブル芯線相互の接続に用いても良い 。
【0007】 前記コード接続部は、例えば、融着接続トレイを介して局外光ファイバケーブ ル芯線に接続された局外光ファイバコードを、コネクタを介して局内光ファイバ コードに接続するために用いられる。 更に、コード接続部の具体的な構成としては、基板に対して着脱可能な取付座 と、この取付座に着脱可能に取付けられ、かつ光ファイバコードのコネクタが装 着されるアダプタとを備えることが望ましい。このような構成とすることにより 、光ファイバコードの種類によるコネクタに応じたアダプタの交換が容易になり 、また、コード接続部への光ファイバケーブルの導入も可能となる。
【0008】
以下、図に沿って本考案の実施例を説明する。 図1はこの実施例の主要部を示す正面図である。この光成端箱は、成端箱本体 Aとコード接続部Bとから構成されており、これらの成端箱本体A及びコード接 続部Bは、通信局屋内の壁面等に取付けられるものである。
【0009】 まず、成端箱本体Aにおいて、1は本体ケースであり、その内部には融着接続 トレイ2が配置されている。なお、この融着接続トレイ2は所要数のトレイを積 層して構成されている。 本体ケース1の上下両端部にはケーブル固定金具3a,3bが設けられており 、これらの固定金具3a,3bは外部から導入される光ファイバケーブルを固定 するために用いられる。なお、光ファイバケーブルの芯線C1,C2は、図示され ていない保護チューブにより被覆されて融着接続トレイ2内に導入されるもので ある。
【0010】 本体ケース1の内部には光ファイバケーブルのテンションメンバを固定するテ ンションメンバ固定金具4及び芯線ガイド5が複数取付けられていると共に、光 ファイバコード及び光ファイバケーブルの何れも固定可能なコード/ケーブル固 定金具6が設けられている。
【0011】 ここで、融着接続トレイ2は、局外光ファイバケーブル芯線C1と局外光ファ イバコードC3とを融着接続し、または、局外光ファイバケーブル芯線C2と局外 光ファイバコードC3(その引き回し状態は図示と異なる)とを融着接続し、あ るいは、局外光ファイバケーブル芯線C1と局内光ファイバケーブル芯線C2とを 相互に融着接続するために使用される。前記光ファイバコードC3は、光ファイ バケーブル芯線をプラスチック等により被覆してその引き回しを容易にしたもの である。 なお、局内外の光ファイバケーブル芯線どおしを接続する場合には、コード接 続部Bは不要になる。
【0012】 次に、コード接続部Bの構造を図1、図2を参照しつつ説明する。これらの図 において、基板7の表面には複数のアダプタ取付座10が着脱可能に並設され、 これらの取付座10には、光ファイバコードC3,C4の端部に設けられたコネク タ8,11が接続されるアダプタ9が着脱可能となっている。 前記アダプタ9は、回線数に応じて図1における紙面に垂直な方向に増設する こともできる。
【0013】 次いで、この使用方法を説明すると、前述のように図1における局外光ファイ バケーブル芯線C1またはC2と融着接続トレイ2内で融着接続した局外光ファイ バコードC3のコネクタ8を、アダプタ9を介して局内光ファイバコードC4のコ ネクタ11と接続すれば良い。 局外光ファイバコードC3または局内光ファイバコードC4の接続先を変更した い場合には、融着接続トレイ2内の融着接続部はそのままとし、コネクタ8また は11が接続されるアダプタ9を変更するだけで所望の接続替えを行うことが可 能になる。
【0014】 図3は別の使用状態を示している。この例は、コード接続部B内の不要な取付 座10及びアダプタ9を取り除き、基板7上を介して光ファイバケーブルC2′ を成端箱本体Aに導入すると共に、別個に導入された光ファイバケーブルC1′ との芯線相互の接続を融着接続部2によって行うようにしたものである。
【0015】 上述したように、この実施例によれば、光ファイバコードのコネクタ接続によ り回線の接続替えを極めて容易に行うことができるばかりでなく、取付座10及 びアダプタ9の除去または増設によって回線数の増減、光ファイバケーブルの芯 線相互の接続等にも対応可能である。 なお、光ファイバコードC3,C4やそのコネクタの種類に応じてアダプタ9の 仕様が変わる場合には、取付座10ごと交換すれば良い。
【0016】
以上のように本考案によれば、融着接続部をそのままとして光ファイバコード のコネクタの接続先を変更するだけで回線の接続替えを行うことができるため、 回線接続作業に伴う煩雑な手間や工具の準備を不要にし、労力及び時間を大幅に 削減することができる。また、回線状態の保守点検も簡単に行うことができる。 更に、コード接続部では、光ファイバコードないしコネクタの種類に応じてア ダプタを交換でき、取付座ごとの交換や除去が可能であるから、各種の光ファイ バコードや光ファイバケーブルの接続に適用可能である。
【図1】本考案の一実施例の主要部を示す正面図であ
る。
る。
【図2】図1におけるX−X拡大断面図である。
【図3】実施例における使用状態を示す主要部の正面図
である。
である。
【図4】従来の技術を示す正面図である。
1 本体ケース 2 融着接続トレイ 3a,3b ケーブル固定金具 4 テンションメンバ固定金具 5 芯線ガイド 6 コード/ケーブル固定金具 7 基板 8,11 コネクタ 9 アダプタ 10 取付座 A 成端箱本体 B コード接続部 C1,C2 光ファイバケーブル芯線 C1′,C2′ 光ファイバケーブル C3,C4 光ファイバコード
Claims (3)
- 【請求項1】 光ファイバケーブル芯線と光ファイバコ
ードとの融着接続部を収容する融着接続トレイを成端箱
本体に内蔵した光成端箱において、 前記光ファイバコードを、コネクタを介して別の光ファ
イバコードに接続するコード接続部を備えたことを特徴
とする光成端箱。 - 【請求項2】 融着接続トレイを介して局外光ファイバ
ケーブル芯線に接続された局外光ファイバコードを、コ
ネクタを介して局内光ファイバコードに接続するコード
接続部を備えた請求項1記載の光成端箱。 - 【請求項3】 コード接続部は、基板に対して着脱可能
な取付座と、この取付座に着脱可能に取付けられ、かつ
光ファイバコードのコネクタが装着されるアダプタとを
備えてなる請求項1または2記載の光成端箱。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5080893U JPH0716902U (ja) | 1993-08-25 | 1993-08-25 | 光成端箱 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5080893U JPH0716902U (ja) | 1993-08-25 | 1993-08-25 | 光成端箱 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0716902U true JPH0716902U (ja) | 1995-03-20 |
Family
ID=12869074
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5080893U Pending JPH0716902U (ja) | 1993-08-25 | 1993-08-25 | 光成端箱 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0716902U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015045817A (ja) * | 2013-08-29 | 2015-03-12 | 日東工業株式会社 | 光接続箱 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6155607A (ja) * | 1984-08-28 | 1986-03-20 | Fujitsu Ltd | 光分配盤 |
JPS6365004B2 (ja) * | 1983-11-24 | 1988-12-14 | ||
JPH05203814A (ja) * | 1990-10-04 | 1993-08-13 | Mars Actel | 光接続カセット |
-
1993
- 1993-08-25 JP JP5080893U patent/JPH0716902U/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6365004B2 (ja) * | 1983-11-24 | 1988-12-14 | ||
JPS6155607A (ja) * | 1984-08-28 | 1986-03-20 | Fujitsu Ltd | 光分配盤 |
JPH05203814A (ja) * | 1990-10-04 | 1993-08-13 | Mars Actel | 光接続カセット |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015045817A (ja) * | 2013-08-29 | 2015-03-12 | 日東工業株式会社 | 光接続箱 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19980707 |