JP2596114Y2 - 光ファイバーの突き合わせ接続治具 - Google Patents
光ファイバーの突き合わせ接続治具Info
- Publication number
- JP2596114Y2 JP2596114Y2 JP1993013127U JP1312793U JP2596114Y2 JP 2596114 Y2 JP2596114 Y2 JP 2596114Y2 JP 1993013127 U JP1993013127 U JP 1993013127U JP 1312793 U JP1312793 U JP 1312793U JP 2596114 Y2 JP2596114 Y2 JP 2596114Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- optical fiber
- groove
- butt connection
- connection jig
- fiber butt
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、光ファイバーケーブル
の検査の際に用いる光ファイバーの突き合わせ接続治具
に関するものである。
の検査の際に用いる光ファイバーの突き合わせ接続治具
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】光ファイバーケーブルの出荷時等には該
ケーブルの被覆を除去して複数からなる光ファイバーを
露出し、各々の光ファイバーを、測定器に接続している
ダミーファイバーと突き合わせ接続して、伝送損失等の
特性を検査している。この光ファイバーとダミーファイ
バーとの突き合わせ接続には、従来は図3に示すような
ブロックの垂直な壁面に複数のV溝1を有する溝部2を
設けた突き合わせ接続治具が用いられている。図4にこ
の突き合わせ治具の使用状況を示す。図4において1は
V溝、2は溝部、3は光ファイバー、4はダミーファイ
バー、5はマッチングオイルである。光ファイバー3と
ダミーファイバー4とはV溝1内に左右からたるませた
状態で挿入され、V溝1のほぼ中央部で突き合わされ
る。そして光ファイバー3とダミーファイバー4との突
き合わせ接続の効率を高めるために、V溝1の中央部近
傍にはシリコーンオイル等の光ファイバーのコアとほぼ
同じ屈折率を持ったマッチングオイル5が塗布されてい
る。
ケーブルの被覆を除去して複数からなる光ファイバーを
露出し、各々の光ファイバーを、測定器に接続している
ダミーファイバーと突き合わせ接続して、伝送損失等の
特性を検査している。この光ファイバーとダミーファイ
バーとの突き合わせ接続には、従来は図3に示すような
ブロックの垂直な壁面に複数のV溝1を有する溝部2を
設けた突き合わせ接続治具が用いられている。図4にこ
の突き合わせ治具の使用状況を示す。図4において1は
V溝、2は溝部、3は光ファイバー、4はダミーファイ
バー、5はマッチングオイルである。光ファイバー3と
ダミーファイバー4とはV溝1内に左右からたるませた
状態で挿入され、V溝1のほぼ中央部で突き合わされ
る。そして光ファイバー3とダミーファイバー4との突
き合わせ接続の効率を高めるために、V溝1の中央部近
傍にはシリコーンオイル等の光ファイバーのコアとほぼ
同じ屈折率を持ったマッチングオイル5が塗布されてい
る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかるに前記したよう
に現在用いられている突き合わせ接続治具には、測定装
置の関係上垂直な壁面に水平方向にV溝が設けられてい
るため、マッチングオイルはV溝中に留まることが難し
く、下方に垂下してしまう。V溝内のマッチングオイル
が不足すると接続損失が増大するなどして検査自体に支
障が生じてしまう。従って、マッチングオイルを頻繁に
V溝内に補充する必要があり、手間が掛かることにな
る。
に現在用いられている突き合わせ接続治具には、測定装
置の関係上垂直な壁面に水平方向にV溝が設けられてい
るため、マッチングオイルはV溝中に留まることが難し
く、下方に垂下してしまう。V溝内のマッチングオイル
が不足すると接続損失が増大するなどして検査自体に支
障が生じてしまう。従って、マッチングオイルを頻繁に
V溝内に補充する必要があり、手間が掛かることにな
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は、かかる状況に
鑑み鋭意検討の結果開発されたもので、垂直な壁面に、
水平方向の複数のV溝を有する溝部を設けた光ファイバ
ーの突き合わせ接続治具において、溝部下部の一部また
は全部に突起部を設けたことを特徴とする光ファイバー
の突き合わせ接続治具である。
鑑み鋭意検討の結果開発されたもので、垂直な壁面に、
水平方向の複数のV溝を有する溝部を設けた光ファイバ
ーの突き合わせ接続治具において、溝部下部の一部また
は全部に突起部を設けたことを特徴とする光ファイバー
の突き合わせ接続治具である。
【0005】
【作用】本考案は、突き合わせ接続治具の溝部下部に、
V溝から垂れてきたマッチングオイルが溜まるような突
起部を設け、マッチングオイルの表面張力により、溝部
にマッチングオイルを保持するものである。突起部の大
きさ、形状については特に限定する必要はないが、マッ
チングオイルが溜まり易いように、上面が凹状のものが
望ましい。また突起部の設置場所としてはなるべく溝部
下方の近い位置が望ましい。突起部は溝部下部の全部に
設けても良いし、光ファイバーと、ダミーファイバーと
が突き合わされる溝部中央部下部のみに設けても良い。
V溝から垂れてきたマッチングオイルが溜まるような突
起部を設け、マッチングオイルの表面張力により、溝部
にマッチングオイルを保持するものである。突起部の大
きさ、形状については特に限定する必要はないが、マッ
チングオイルが溜まり易いように、上面が凹状のものが
望ましい。また突起部の設置場所としてはなるべく溝部
下方の近い位置が望ましい。突起部は溝部下部の全部に
設けても良いし、光ファイバーと、ダミーファイバーと
が突き合わされる溝部中央部下部のみに設けても良い。
【0006】
【実施例】以下本考案を実施例により更に詳細に説明す
る。 実施例1 図1に本考案の一実施例を示す。図1において、1はV
溝、2は溝部、6は突起部である。突起部6は、溝部2
下方の全体に亘って設けられており、その上面は凹状と
なっている。これによりV溝1から垂れてきたマッチン
グオイル(図示せず)は受け止められ、その表面張力に
より溝部2を覆うことができる。
る。 実施例1 図1に本考案の一実施例を示す。図1において、1はV
溝、2は溝部、6は突起部である。突起部6は、溝部2
下方の全体に亘って設けられており、その上面は凹状と
なっている。これによりV溝1から垂れてきたマッチン
グオイル(図示せず)は受け止められ、その表面張力に
より溝部2を覆うことができる。
【0007】実施例2 図2に本考案の他の一実施例を示す。図2の符号の説明
は実施例1と同様である。実施例2においては、突起部
6は光ファイバーとダミーファイバーとが突き合わされ
る溝部2の中央部下方のみに設けられている。この場合
も突起部6の上面は凹状になっており、マッチングオイ
ルが溜まりやすい。
は実施例1と同様である。実施例2においては、突起部
6は光ファイバーとダミーファイバーとが突き合わされ
る溝部2の中央部下方のみに設けられている。この場合
も突起部6の上面は凹状になっており、マッチングオイ
ルが溜まりやすい。
【0008】
【考案の効果】以上述べたように、本考案によれば光フ
ァイバーとダミーファイバーとの突き合わせ接続の際マ
ッチングオイルの補充を頻繁に行う必要が無くなるとい
う顕著な効果を奏するものである。
ァイバーとダミーファイバーとの突き合わせ接続の際マ
ッチングオイルの補充を頻繁に行う必要が無くなるとい
う顕著な効果を奏するものである。
【図1】本考案の一実施例を示す斜視図。
【図2】本考案の他の一実施例を示す斜視図。
【図3】従来の突き合わせ接続治具を示す斜視図。
【図4】従来の突き合わせ治具の使用状態を示す正面
図。
図。
1 V溝 2 溝部 3 光ファイバー 4 ダミーファイバー 5 マッチングオイル 6 突起部
Claims (1)
- 【請求項1】 垂直な壁面に、水平方向の複数のV溝
(1)を有する溝部(2)を設けた光ファイバーの突き
合わせ接続治具において、溝部下部の一部または全部に
突起部(6)を設けたことを特徴とする光ファイバーの
突き合わせ接続治具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993013127U JP2596114Y2 (ja) | 1993-02-25 | 1993-02-25 | 光ファイバーの突き合わせ接続治具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993013127U JP2596114Y2 (ja) | 1993-02-25 | 1993-02-25 | 光ファイバーの突き合わせ接続治具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0668009U JPH0668009U (ja) | 1994-09-22 |
JP2596114Y2 true JP2596114Y2 (ja) | 1999-06-07 |
Family
ID=11824500
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993013127U Expired - Lifetime JP2596114Y2 (ja) | 1993-02-25 | 1993-02-25 | 光ファイバーの突き合わせ接続治具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2596114Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-02-25 JP JP1993013127U patent/JP2596114Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0668009U (ja) | 1994-09-22 |
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