JPH07169000A - 駐車場総合管理システム - Google Patents
駐車場総合管理システムInfo
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- JPH07169000A JPH07169000A JP31527893A JP31527893A JPH07169000A JP H07169000 A JPH07169000 A JP H07169000A JP 31527893 A JP31527893 A JP 31527893A JP 31527893 A JP31527893 A JP 31527893A JP H07169000 A JPH07169000 A JP H07169000A
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- JP
- Japan
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- parking
- vehicle
- parking lot
- management device
- space
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 対象地域の駐車場の有効利用を図り、違法駐
車を減少させることを目的とする。 【構成】 上記目的を達成する駐車場総合管理システム
は、対象地域1の駐車場あるいは駐車許可道路2におけ
る個々の車両駐車スペ−スに設置され、駐車料金の徴収
機構を備えるとともに、当該車両駐車スペ−スの空きの
検知、徴収料金に対応した駐車車両の駐車可能時間、当
該駐車車両の駐車時限までの時間などの駐車デ−タの演
算を行う駐車管理装置10と、駐車管理装置10それぞ
れからの駐車デ−タを無線式ネットワ−ク3を介して収
集し、対象地域1で車両駐車スペ−スを探しているドラ
イバ−にとって有効な車両駐車スペ−スの空き数、ある
いは満車状態であっても満車状態が解除されるまでの所
要時間情報などの駐車スペ−ス有効利用情報を対象地域
1に設置された表示装置8に表示させる駐車総合管理装
置5とを備えた構成になっている。
車を減少させることを目的とする。 【構成】 上記目的を達成する駐車場総合管理システム
は、対象地域1の駐車場あるいは駐車許可道路2におけ
る個々の車両駐車スペ−スに設置され、駐車料金の徴収
機構を備えるとともに、当該車両駐車スペ−スの空きの
検知、徴収料金に対応した駐車車両の駐車可能時間、当
該駐車車両の駐車時限までの時間などの駐車デ−タの演
算を行う駐車管理装置10と、駐車管理装置10それぞ
れからの駐車デ−タを無線式ネットワ−ク3を介して収
集し、対象地域1で車両駐車スペ−スを探しているドラ
イバ−にとって有効な車両駐車スペ−スの空き数、ある
いは満車状態であっても満車状態が解除されるまでの所
要時間情報などの駐車スペ−ス有効利用情報を対象地域
1に設置された表示装置8に表示させる駐車総合管理装
置5とを備えた構成になっている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、対象地域の駐車場ある
いは駐車許可道路における車両駐車スペ−スを総合的に
管理し、個々の車両駐車スペ−スの有効利用を促進する
とともに不法駐車を減少させるための駐車場総合管理シ
ステムに関する。
いは駐車許可道路における車両駐車スペ−スを総合的に
管理し、個々の車両駐車スペ−スの有効利用を促進する
とともに不法駐車を減少させるための駐車場総合管理シ
ステムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、車両の増加のために都市の中心部
地域では駐車場、あるいは駐車許可道路における車両駐
車スペ−スの不足が顕在化し、道路交通の妨げになる不
法な路上駐車が著しく増加している。それらの不法な駐
車のために、救急活動の阻害、あるいは付近住民への生
活権の侵害などが生じるとともに、車両の接触、衝突、
追突事故などが多発している。また、車両の修理に係わ
る損失や人的損害あるいは保険金支払いのトラブルなど
が多くなって社会問題になっている。これに対処するた
め、違法駐車の取締り、あるいは車両のユ−ザ−に対す
る啓蒙などが行われているが、実効が上がっていないの
が実情である。
地域では駐車場、あるいは駐車許可道路における車両駐
車スペ−スの不足が顕在化し、道路交通の妨げになる不
法な路上駐車が著しく増加している。それらの不法な駐
車のために、救急活動の阻害、あるいは付近住民への生
活権の侵害などが生じるとともに、車両の接触、衝突、
追突事故などが多発している。また、車両の修理に係わ
る損失や人的損害あるいは保険金支払いのトラブルなど
が多くなって社会問題になっている。これに対処するた
め、違法駐車の取締り、あるいは車両のユ−ザ−に対す
る啓蒙などが行われているが、実効が上がっていないの
が実情である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように都市の中
心部地域などにおいて、違法駐車が増加する原因の一つ
として駐車場、あるいは駐車許可道路における車両駐車
スペ−スの不足があることは事実であるが、それらの有
効利用が十分行われていないことも原因の一つである。
即ち、車両のドライバ−は走行過程で空き状態にある車
両駐車スペ−スを見つけることが極めて困難である。勿
論、主要道路に沿って主要駐車場の空きまたは満車の情
報パネルが設置されているが、この情報パネルは必ずし
も主要駐車場に近い場所に設置されているとは限らない
ため、空き情報のある駐車場に到着したとき既に満車に
なっている場合もある。また、比較的速い速度で走行し
ている途中でドライバ−が上記情報パネルを確認するこ
とは、かなり困難である。一方、駐車許可道路において
車両駐車スペ−スに空きがあるか否かは、現地に到着し
ないと判断できない。
心部地域などにおいて、違法駐車が増加する原因の一つ
として駐車場、あるいは駐車許可道路における車両駐車
スペ−スの不足があることは事実であるが、それらの有
効利用が十分行われていないことも原因の一つである。
即ち、車両のドライバ−は走行過程で空き状態にある車
両駐車スペ−スを見つけることが極めて困難である。勿
論、主要道路に沿って主要駐車場の空きまたは満車の情
報パネルが設置されているが、この情報パネルは必ずし
も主要駐車場に近い場所に設置されているとは限らない
ため、空き情報のある駐車場に到着したとき既に満車に
なっている場合もある。また、比較的速い速度で走行し
ている途中でドライバ−が上記情報パネルを確認するこ
とは、かなり困難である。一方、駐車許可道路において
車両駐車スペ−スに空きがあるか否かは、現地に到着し
ないと判断できない。
【0004】このように、違法駐車が増加する原因とし
て、従来は、駐車場、あるいは駐車許可道路における車
両駐車スペ−スの不足とともに、車両駐車スペ−スの有
効利用が十分行われていないことがある。そのため従来
は、車両駐車スペ−スの不足が現実に有る中で、現存す
る車両駐車スペ−スの有効利用をするため、図8に示す
ように、対象地域51において例えばス−パ−マ−ケッ
ト52の管理する駐車場53と、隣接する例えば劇場5
4の管理する駐車場55とを情報のネットワ−ク56で
結び、駐車場情報表示装置57で駐車場の料金、満車か
空き有りの情報を表示するという手段がある。
て、従来は、駐車場、あるいは駐車許可道路における車
両駐車スペ−スの不足とともに、車両駐車スペ−スの有
効利用が十分行われていないことがある。そのため従来
は、車両駐車スペ−スの不足が現実に有る中で、現存す
る車両駐車スペ−スの有効利用をするため、図8に示す
ように、対象地域51において例えばス−パ−マ−ケッ
ト52の管理する駐車場53と、隣接する例えば劇場5
4の管理する駐車場55とを情報のネットワ−ク56で
結び、駐車場情報表示装置57で駐車場の料金、満車か
空き有りの情報を表示するという手段がある。
【0005】しかしながら、上記手段では、駐車場5
3,54が満車か、空き有りかの情報を管理担当者が作
成し、それを駐車場情報表示装置57に表示させている
ため、各駐車場の管理担当者の人件費を必要とするとと
もに、情報作成上のエラ−も多いという問題がある。ま
た、ドライバ−にとって、満車表示が出ている場合、空
きが出るまでの時間が不明のため、結局は、ス−パ−マ
−ケット52、劇場54の近くの路上58,59に違法
駐車してしまうという問題がある。そこで本発明では、
当該地域の駐車場あるいは駐車許可道路における車両駐
車スペ−スの空き情報、及び例え満車状態であっても何
分待てば駐車できるようになるかの待ち時間情報を安価
な手段で表示することにより、駐車しようとしているド
ライバ−が当該地域の駐車場あるいは駐車許可道路にお
ける車両駐車スペ−スを有効に使用できるようにし、不
法駐車を少なくすることを解決すべき技術的課題とする
ものである。
3,54が満車か、空き有りかの情報を管理担当者が作
成し、それを駐車場情報表示装置57に表示させている
ため、各駐車場の管理担当者の人件費を必要とするとと
もに、情報作成上のエラ−も多いという問題がある。ま
た、ドライバ−にとって、満車表示が出ている場合、空
きが出るまでの時間が不明のため、結局は、ス−パ−マ
−ケット52、劇場54の近くの路上58,59に違法
駐車してしまうという問題がある。そこで本発明では、
当該地域の駐車場あるいは駐車許可道路における車両駐
車スペ−スの空き情報、及び例え満車状態であっても何
分待てば駐車できるようになるかの待ち時間情報を安価
な手段で表示することにより、駐車しようとしているド
ライバ−が当該地域の駐車場あるいは駐車許可道路にお
ける車両駐車スペ−スを有効に使用できるようにし、不
法駐車を少なくすることを解決すべき技術的課題とする
ものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題解決のための技
術的手段は、駐車場総合管理システムを、対象地域の駐
車場あるいは駐車許可道路における個々の車両駐車スペ
−スに設置され、駐車料金の徴収機構を備えるととも
に、当該車両駐車スペ−スの空きの検知、徴収料金に対
応した駐車車両の駐車可能時間、当該駐車車両の駐車時
限までの時間などの駐車デ−タの演算を行う駐車管理装
置と、前記駐車管理装置それぞれからの前記駐車デ−タ
を有線あるいは無線伝送手段を介して収集し、対象地域
で車両駐車スペ−スを探しているドライバ−にとって有
効な車両駐車スペ−スの空き数、あるいは満車状態であ
っても満車状態が解除されるまでの所要時間情報などの
駐車スペ−ス有効利用情報を前記対象地区に設置された
表示装置に表示させる駐車総合管理装置とを備えた構成
にすることである。
術的手段は、駐車場総合管理システムを、対象地域の駐
車場あるいは駐車許可道路における個々の車両駐車スペ
−スに設置され、駐車料金の徴収機構を備えるととも
に、当該車両駐車スペ−スの空きの検知、徴収料金に対
応した駐車車両の駐車可能時間、当該駐車車両の駐車時
限までの時間などの駐車デ−タの演算を行う駐車管理装
置と、前記駐車管理装置それぞれからの前記駐車デ−タ
を有線あるいは無線伝送手段を介して収集し、対象地域
で車両駐車スペ−スを探しているドライバ−にとって有
効な車両駐車スペ−スの空き数、あるいは満車状態であ
っても満車状態が解除されるまでの所要時間情報などの
駐車スペ−ス有効利用情報を前記対象地区に設置された
表示装置に表示させる駐車総合管理装置とを備えた構成
にすることである。
【0007】
【作用】上記構成の駐車場総合管理システムによれば、
対象地域の駐車場あるいは駐車許可道路における個々の
車両駐車スペ−スに設置された駐車管理装置は、少なく
とも駐車料金の徴収、当該車両駐車スペ−スの空きの検
知、徴収料金に対応した駐車車両の駐車可能時間、当該
駐車車両の駐車時限までの時間などの駐車デ−タの演算
を行う。一方、駐車総合管理装置は、それぞれの駐車管
理装置から有線あるいは無線伝送手段を介して駐車デ−
タを収集し、車両駐車スペ−スを探しているドライバ−
にとって有効な前記駐車場あるいは駐車許可道路におけ
る車両駐車スペ−スの空き数、あるいは満車状態であっ
ても満車状態が解除されるまでの所要時間情報などの駐
車スペ−ス有効利用情報を駐車場あるいは駐車許可道路
などの近くに設置された表示装置に表示させる。従っ
て、車両駐車スペ−スを探しているドライバ−は、表示
装置に表示された車両駐車スペ−スの空き数、あるいは
満車状態が解除されるまでの所要時間を知ることができ
るため、駐車しようとしているドライバ−が当該地域の
駐車場あるいは駐車許可道路における車両駐車スペ−ス
を有効に使用することができる。
対象地域の駐車場あるいは駐車許可道路における個々の
車両駐車スペ−スに設置された駐車管理装置は、少なく
とも駐車料金の徴収、当該車両駐車スペ−スの空きの検
知、徴収料金に対応した駐車車両の駐車可能時間、当該
駐車車両の駐車時限までの時間などの駐車デ−タの演算
を行う。一方、駐車総合管理装置は、それぞれの駐車管
理装置から有線あるいは無線伝送手段を介して駐車デ−
タを収集し、車両駐車スペ−スを探しているドライバ−
にとって有効な前記駐車場あるいは駐車許可道路におけ
る車両駐車スペ−スの空き数、あるいは満車状態であっ
ても満車状態が解除されるまでの所要時間情報などの駐
車スペ−ス有効利用情報を駐車場あるいは駐車許可道路
などの近くに設置された表示装置に表示させる。従っ
て、車両駐車スペ−スを探しているドライバ−は、表示
装置に表示された車両駐車スペ−スの空き数、あるいは
満車状態が解除されるまでの所要時間を知ることができ
るため、駐車しようとしているドライバ−が当該地域の
駐車場あるいは駐車許可道路における車両駐車スペ−ス
を有効に使用することができる。
【0008】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。図1は、本発明に成る駐車場総合管理システ
ムの全体的な構成を示したシステムブロック図である。
図1に示すように、対象地区1には複数の駐車場あるい
は駐車許可道路(以下駐車場として記載する)2があ
る。そして、各駐車場2には図示していない複数の車両
駐車スペ−スが設けられている。尚、各駐車場2のそれ
ぞれの車両駐車スペ−スには、図2に示すような円筒形
状の合成樹脂で形成された駐車管理装置10が設置され
ている。この駐車管理装置10については後程詳細に説
明する。
説明する。図1は、本発明に成る駐車場総合管理システ
ムの全体的な構成を示したシステムブロック図である。
図1に示すように、対象地区1には複数の駐車場あるい
は駐車許可道路(以下駐車場として記載する)2があ
る。そして、各駐車場2には図示していない複数の車両
駐車スペ−スが設けられている。尚、各駐車場2のそれ
ぞれの車両駐車スペ−スには、図2に示すような円筒形
状の合成樹脂で形成された駐車管理装置10が設置され
ている。この駐車管理装置10については後程詳細に説
明する。
【0009】上記各駐車場2に設置されたそれぞれの駐
車管理装置10は、当該車両駐車スペ−スの後述する駐
車管理をするとともに、それを駐車管理情報として発信
する機能を有する。それらの駐車管理情報は、例えば比
較的工事が簡単で安く施工できる無線式ネットワ−ク3
でそれぞれの駐車管理装置10から管理センタ−4に伝
送される。尚、無線式ネットワ−ク3に代えて光ファイ
バ−やケ−ブルなどの有線式のネットワ−クを使用して
もよい。管理センタ−4には駐車総合管理装置5が設置
されており、駐車総合管理装置5には、それぞれの駐車
管理装置10からの駐車管理情報が無線式ネットワ−ク
3を介して入力されるようになっている。
車管理装置10は、当該車両駐車スペ−スの後述する駐
車管理をするとともに、それを駐車管理情報として発信
する機能を有する。それらの駐車管理情報は、例えば比
較的工事が簡単で安く施工できる無線式ネットワ−ク3
でそれぞれの駐車管理装置10から管理センタ−4に伝
送される。尚、無線式ネットワ−ク3に代えて光ファイ
バ−やケ−ブルなどの有線式のネットワ−クを使用して
もよい。管理センタ−4には駐車総合管理装置5が設置
されており、駐車総合管理装置5には、それぞれの駐車
管理装置10からの駐車管理情報が無線式ネットワ−ク
3を介して入力されるようになっている。
【0010】上記無線式ネットワ−ク3は、対象地区1
にある駐車場2を所有するス−パ−マ−ケット6及び劇
場7にも接続されており、ス−パ−マ−ケット6及び劇
場7が所有するそれぞれの駐車場2の利用状況、駐車場
利用料金などの情報が管理センタ−4の駐車総合管理装
置5から、無線式ネットワ−ク3を介して、ス−パ−マ
−ケット6、及び劇場7に設置された電算機に逐次伝送
されるようになっている。
にある駐車場2を所有するス−パ−マ−ケット6及び劇
場7にも接続されており、ス−パ−マ−ケット6及び劇
場7が所有するそれぞれの駐車場2の利用状況、駐車場
利用料金などの情報が管理センタ−4の駐車総合管理装
置5から、無線式ネットワ−ク3を介して、ス−パ−マ
−ケット6、及び劇場7に設置された電算機に逐次伝送
されるようになっている。
【0011】また、対象地区1の適切な道路際には1個
または複数の表示装置8が設置されており、この表示装
置8は、駐車場2の存在を表示するとともに、駐車場2
における車両駐車スペ−スの空き数、あるいは例え満車
状態であっても満車状態が解除されるまでの所要時間情
報などの、車両駐車スペ−スを探しているドライバ−に
とって有効な情報を表示する。尚、この表示信号は管理
センタ−4の駐車総合管理装置5から無線式ネットワ−
ク3を介して表示装置8に入力される。
または複数の表示装置8が設置されており、この表示装
置8は、駐車場2の存在を表示するとともに、駐車場2
における車両駐車スペ−スの空き数、あるいは例え満車
状態であっても満車状態が解除されるまでの所要時間情
報などの、車両駐車スペ−スを探しているドライバ−に
とって有効な情報を表示する。尚、この表示信号は管理
センタ−4の駐車総合管理装置5から無線式ネットワ−
ク3を介して表示装置8に入力される。
【0012】以下、各駐車場2のそれぞれの駐車スペ−
スに設置される駐車管理装置10について説明する。図
2は駐車管理装置10の斜視外観図である。図2に示す
ように、駐車管理装置10は円筒形を成しており、表示
部10A、操作制御部10B、車両管理部10Cを主た
る構成要素としている。駐車管理装置10の形状を円筒
形、楕円形、あるいは各コ−ナ−を丸くした円方形とす
ることにより、歩行者や駐車利用者に優しい感じを与え
るとともに、歩行者や駐車利用者が接触した場合でも比
較的安全なように形成する。
スに設置される駐車管理装置10について説明する。図
2は駐車管理装置10の斜視外観図である。図2に示す
ように、駐車管理装置10は円筒形を成しており、表示
部10A、操作制御部10B、車両管理部10Cを主た
る構成要素としている。駐車管理装置10の形状を円筒
形、楕円形、あるいは各コ−ナ−を丸くした円方形とす
ることにより、歩行者や駐車利用者に優しい感じを与え
るとともに、歩行者や駐車利用者が接触した場合でも比
較的安全なように形成する。
【0013】また駐車管理装置10は、図3に示すよう
に、表示部10A、操作制御部10B、車両管理部10
Cそれぞれを分割可能とすることにより、部分交換が可
能になって、車両の接触等による部分破損に対して保全
性が向上する。また、表示部10A、操作制御部10
B、車両管理部10Cそれぞれを回動(水平方向の角
度)及び高さ位置調節可能とすることにより駐車管理装
置10を駐車スペ−スの様々な条件に適応させることが
できる。
に、表示部10A、操作制御部10B、車両管理部10
Cそれぞれを分割可能とすることにより、部分交換が可
能になって、車両の接触等による部分破損に対して保全
性が向上する。また、表示部10A、操作制御部10
B、車両管理部10Cそれぞれを回動(水平方向の角
度)及び高さ位置調節可能とすることにより駐車管理装
置10を駐車スペ−スの様々な条件に適応させることが
できる。
【0014】次に、駐車管理装置10の具体的な構成を
説明する。駐車管理装置10は、屋内と屋外の両方に設
置されることがある。そして屋外設置の場合は、風雨、
太陽光、雪などにさらされるため、これらの被害を受け
にくい合成樹脂で作られる。一方、屋内、屋外を問わ
ず、車両と接触する機会が多いということから、車両、
人、駐車管理装置10の接触被害を少なくするため、合
成樹脂で作られる。合成樹脂は、素材の性質として成形
が容易で、耐熱性に優れ、金属に比べて柔らかく、酸性
雨などに対しても強い特性を持っているため、駐車管理
装置10の構成材料としては最適なものである。
説明する。駐車管理装置10は、屋内と屋外の両方に設
置されることがある。そして屋外設置の場合は、風雨、
太陽光、雪などにさらされるため、これらの被害を受け
にくい合成樹脂で作られる。一方、屋内、屋外を問わ
ず、車両と接触する機会が多いということから、車両、
人、駐車管理装置10の接触被害を少なくするため、合
成樹脂で作られる。合成樹脂は、素材の性質として成形
が容易で、耐熱性に優れ、金属に比べて柔らかく、酸性
雨などに対しても強い特性を持っているため、駐車管理
装置10の構成材料としては最適なものである。
【0015】駐車管理装置10の表示部10Aにおい
て、フ−ド11Aは透明あるいは淡色で光透過性の合成
樹脂で形成され、当該駐車スペ−スが空き状態にあるこ
とを、内蔵ランプ等で表示する表示部となっている。ま
た、発光ダイオ−ド等で文字が表示される表示器12A
は、予約時間等を通告表示するものである。
て、フ−ド11Aは透明あるいは淡色で光透過性の合成
樹脂で形成され、当該駐車スペ−スが空き状態にあるこ
とを、内蔵ランプ等で表示する表示部となっている。ま
た、発光ダイオ−ド等で文字が表示される表示器12A
は、予約時間等を通告表示するものである。
【0016】フ−ド11A内に設けられたアンテナ13
Aは、操作制御部10Bにおいて記憶された駐車管理情
報を無線式ネットワ−ク3を介して前記管理センタ−4
の駐車総合管理装置5に送信するためのものである。ま
た、このアンテナ13Aは、管理センタ−4の駐車総合
管理装置5から無線式ネットワ−ク3を介しての無線信
号を受信する受信アンテナとしても使用される。
Aは、操作制御部10Bにおいて記憶された駐車管理情
報を無線式ネットワ−ク3を介して前記管理センタ−4
の駐車総合管理装置5に送信するためのものである。ま
た、このアンテナ13Aは、管理センタ−4の駐車総合
管理装置5から無線式ネットワ−ク3を介しての無線信
号を受信する受信アンテナとしても使用される。
【0017】照明内蔵部14Aは、前記フ−ド11Aを
発光させるランプや、雨天時、あるいは夜間などに下部
に位置する操作制御部10B及び車両管理部10Cを照
明して視認性を上げるための照明ランプを内蔵してい
る。尚、照明内蔵部14Aは、下部に位置する操作制御
部10B及び車両管理部10Cを雨水の浸入から守るた
め、その直径は操作制御部10B及び車両管理部10C
より大きく形成されている。また、照明内蔵部14A部
には人体センサ−15Aが取り付けられている。
発光させるランプや、雨天時、あるいは夜間などに下部
に位置する操作制御部10B及び車両管理部10Cを照
明して視認性を上げるための照明ランプを内蔵してい
る。尚、照明内蔵部14Aは、下部に位置する操作制御
部10B及び車両管理部10Cを雨水の浸入から守るた
め、その直径は操作制御部10B及び車両管理部10C
より大きく形成されている。また、照明内蔵部14A部
には人体センサ−15Aが取り付けられている。
【0018】次に、駐車管理装置10の操作制御部10
Bの構成について説明する。図2に示すように、操作制
御部10Bのパネル面には、雨水浸入防止のために透明
な扉11Bが被せられており、把手12Bを握って扉1
1Bを開閉する。操作制御部10Bのパネル面に配設さ
れたカ−ドスリット13Bは、駐車料金の支払いや特約
者の証明となるプリペイドカ−ドやアイデントカ−ドな
どの挿入口となるものである。また、コインスリット1
4Bには、駐車料金の支払いのためのコインが投入され
る。
Bの構成について説明する。図2に示すように、操作制
御部10Bのパネル面には、雨水浸入防止のために透明
な扉11Bが被せられており、把手12Bを握って扉1
1Bを開閉する。操作制御部10Bのパネル面に配設さ
れたカ−ドスリット13Bは、駐車料金の支払いや特約
者の証明となるプリペイドカ−ドやアイデントカ−ドな
どの挿入口となるものである。また、コインスリット1
4Bには、駐車料金の支払いのためのコインが投入され
る。
【0019】テンキ−15Bは、駐車時間の設定や、そ
の駐車スペ−スに駐車した車両の盗難防止のために車両
番号を登録したり、電話機16Bを用いて公衆電話をか
けるとき、通話番号を設定するときに操作される。尚、
この公衆電話は前記無線式ネットワ−ク3を介して電話
回線に接続される。このように電話機16Bを設けるこ
とにより、幹線道路に沿って設置された公衆電話ボック
スの側に不法駐車されて通話ができないという問題を解
決することができる。尚、操作制御部10Bのパネル面
に配設された表示器17Bは、前記テンキ−15Bの操
作に伴う設定表示をするものである。
の駐車スペ−スに駐車した車両の盗難防止のために車両
番号を登録したり、電話機16Bを用いて公衆電話をか
けるとき、通話番号を設定するときに操作される。尚、
この公衆電話は前記無線式ネットワ−ク3を介して電話
回線に接続される。このように電話機16Bを設けるこ
とにより、幹線道路に沿って設置された公衆電話ボック
スの側に不法駐車されて通話ができないという問題を解
決することができる。尚、操作制御部10Bのパネル面
に配設された表示器17Bは、前記テンキ−15Bの操
作に伴う設定表示をするものである。
【0020】以上のように構成された操作制御部10B
にはマイクロコンピュ−タが内蔵されており、テンキ−
15Bの操作、プリペイドカ−ドやアイデントカ−ドな
どの挿入に伴う駐車管理関連制御を行うようになってい
る。また、無線式ネットワ−ク3の送受信器が内蔵され
ており、上記マイクロコンピュ−タに記憶された駐車管
理情報を無線式ネットワ−ク3を介して管理センタ−4
の駐車総合管理装置5に無線信号で送信したり、駐車総
合管理装置5からの無線信号を受信する。
にはマイクロコンピュ−タが内蔵されており、テンキ−
15Bの操作、プリペイドカ−ドやアイデントカ−ドな
どの挿入に伴う駐車管理関連制御を行うようになってい
る。また、無線式ネットワ−ク3の送受信器が内蔵され
ており、上記マイクロコンピュ−タに記憶された駐車管
理情報を無線式ネットワ−ク3を介して管理センタ−4
の駐車総合管理装置5に無線信号で送信したり、駐車総
合管理装置5からの無線信号を受信する。
【0021】次に、駐車管理装置10の車両管理部10
Cの構成について説明する。車両管理部10Cは、主と
して当該駐車スペ−スに駐車した車両の存在を検知する
とともに、第3者が当該車両を盗む目的で移動させた場
合、即座に警報を発して盗難を報知し、合わせて前記管
理センタ−4の駐車総合管理装置5に通報される。上記
機能を実行するため、車両管理部10Cには当該駐車ス
ペ−スに駐車した車両の存在を検知する車両センサ−1
1C,12Cが取り付けられている。尚、この車両セン
サ−11C,12Cの検知作用については後述する。ま
た、遠距離センサ−13Cは、当該駐車スペ−スに駐車
した車両のドアの開閉と人の接近を検知する。
Cの構成について説明する。車両管理部10Cは、主と
して当該駐車スペ−スに駐車した車両の存在を検知する
とともに、第3者が当該車両を盗む目的で移動させた場
合、即座に警報を発して盗難を報知し、合わせて前記管
理センタ−4の駐車総合管理装置5に通報される。上記
機能を実行するため、車両管理部10Cには当該駐車ス
ペ−スに駐車した車両の存在を検知する車両センサ−1
1C,12Cが取り付けられている。尚、この車両セン
サ−11C,12Cの検知作用については後述する。ま
た、遠距離センサ−13Cは、当該駐車スペ−スに駐車
した車両のドアの開閉と人の接近を検知する。
【0022】以上のように構成された表示部10A、操
作制御部10B、車両管理部10Cは、支持部10Dで
支持されている。支持部10Dは、取り付けベ−ス11
Dに支柱12Dが起立されたものであり、取り付けベ−
ス11Dはアンカ−ボルト等により床面あるいは路面等
に固定される。そして表示部10A、操作制御部10
B、車両管理部10Cは、支柱12Dを中心軸としてそ
れぞれ取り付け取り外し可能に取着されている。
作制御部10B、車両管理部10Cは、支持部10Dで
支持されている。支持部10Dは、取り付けベ−ス11
Dに支柱12Dが起立されたものであり、取り付けベ−
ス11Dはアンカ−ボルト等により床面あるいは路面等
に固定される。そして表示部10A、操作制御部10
B、車両管理部10Cは、支柱12Dを中心軸としてそ
れぞれ取り付け取り外し可能に取着されている。
【0023】尚、駐車管理装置10は、合成樹脂で一体
成形されるとともに、雨水の浸入等を極力防ぐため、表
示部10A、操作制御部10B、車両管理部10Cは、
天地構造(上下が逆になっている構造)で構成されてい
る。
成形されるとともに、雨水の浸入等を極力防ぐため、表
示部10A、操作制御部10B、車両管理部10Cは、
天地構造(上下が逆になっている構造)で構成されてい
る。
【0024】また、保守を容易にするため、図4に示す
ように、支柱12Dの内部にワイヤ−ハ−ネス21を通
し、更にコネクタ22,23で接続する構成になってい
る。尚、24はコインダクトである。
ように、支柱12Dの内部にワイヤ−ハ−ネス21を通
し、更にコネクタ22,23で接続する構成になってい
る。尚、24はコインダクトである。
【0025】次に、本実施例の作用について説明する。
対象地区1において、あるドライバ−が車両を走行させ
ながら駐車場を探しているとき、同ドライバ−が対象地
区1に設置された前記表示装置8で、駐車場2の存在表
示と、車両駐車スペ−スの空き数とを目視すると、当該
駐車場2まで走行し、進入して、駐車管理装置10のフ
−ド11Aの発光している、即ち空き状態にある車両駐
車スペ−スを見つけて駐車する。
対象地区1において、あるドライバ−が車両を走行させ
ながら駐車場を探しているとき、同ドライバ−が対象地
区1に設置された前記表示装置8で、駐車場2の存在表
示と、車両駐車スペ−スの空き数とを目視すると、当該
駐車場2まで走行し、進入して、駐車管理装置10のフ
−ド11Aの発光している、即ち空き状態にある車両駐
車スペ−スを見つけて駐車する。
【0026】駐車した車両からドライバ−が降り、車両
の扉を閉めたあと、駐車管理装置10の操作制御部10
Bで、コイン又はカ−ドで駐車料金の支払いを済ませる
と、その支払い金額に応じた予約時間(駐車可能時間)
が表示器12Aに表示され、更に、その領収書が図示し
ていないプリンタ−からプリントアウトされる。一方、
駐車管理装置10の操作制御部10Bで、ドライバ−が
アイデントカ−ドを読み込ませるとともに、テンキ−1
5Bで盗難防止操作を行ったあと、その場から離れる。
の扉を閉めたあと、駐車管理装置10の操作制御部10
Bで、コイン又はカ−ドで駐車料金の支払いを済ませる
と、その支払い金額に応じた予約時間(駐車可能時間)
が表示器12Aに表示され、更に、その領収書が図示し
ていないプリンタ−からプリントアウトされる。一方、
駐車管理装置10の操作制御部10Bで、ドライバ−が
アイデントカ−ドを読み込ませるとともに、テンキ−1
5Bで盗難防止操作を行ったあと、その場から離れる。
【0027】上記操作の完了時点で、操作制御部10B
に内蔵されたマイクロコンピュ−タは、その操作デ−タ
を記憶するとともに駐車時間の計測を開始し、予約時間
完了までの時間を演算したうえ、その時間を当該車両駐
車スペ−スのコ−ドデ−タとともに逐次無線式ネットワ
−ク3を介して前記管理センタ−4の駐車総合管理装置
5に伝送する。
に内蔵されたマイクロコンピュ−タは、その操作デ−タ
を記憶するとともに駐車時間の計測を開始し、予約時間
完了までの時間を演算したうえ、その時間を当該車両駐
車スペ−スのコ−ドデ−タとともに逐次無線式ネットワ
−ク3を介して前記管理センタ−4の駐車総合管理装置
5に伝送する。
【0028】管理センタ−4の駐車総合管理装置5は、
対象地区1の各駐車場2のそれぞれの車両駐車スペ−ス
に設置された駐車管理装置10から無線式ネットワ−ク
3を介して伝送された前記予約時間完了までの時間デ−
タを逐次入力し、それを管理するとともに、対象地区1
に設置された前記表示装置8に、各駐車場2の車両駐車
スペ−スの空きの状態、あるいは満車状態であっても満
車状態が解除されるまでの所要時間情報などを表示させ
る。
対象地区1の各駐車場2のそれぞれの車両駐車スペ−ス
に設置された駐車管理装置10から無線式ネットワ−ク
3を介して伝送された前記予約時間完了までの時間デ−
タを逐次入力し、それを管理するとともに、対象地区1
に設置された前記表示装置8に、各駐車場2の車両駐車
スペ−スの空きの状態、あるいは満車状態であっても満
車状態が解除されるまでの所要時間情報などを表示させ
る。
【0029】このように、管理センタ−4の駐車総合管
理装置5は、対象地区1の全ての車両駐車スペ−スの空
きの状態、あるいは満車状態であっても満車状態が解除
されるまでの所要時間を管理し、それを対象地区1に設
置された表示装置8に表示することができるため、対象
地区1で車両駐車スペ−スを探しているドライバ−は例
え現在が満車状態であっても待ち時間がわかるため、対
象地区1での違法駐車が大幅に減少する。
理装置5は、対象地区1の全ての車両駐車スペ−スの空
きの状態、あるいは満車状態であっても満車状態が解除
されるまでの所要時間を管理し、それを対象地区1に設
置された表示装置8に表示することができるため、対象
地区1で車両駐車スペ−スを探しているドライバ−は例
え現在が満車状態であっても待ち時間がわかるため、対
象地区1での違法駐車が大幅に減少する。
【0030】次に、車両駐車スペ−スに駐車した車両の
盗難防止作用を説明する。前述したように、駐車管理装
置10の操作制御部10Bで、ドライバ−がアイデント
カ−ドを読み込ませるとともに、テンキ−15Bで盗難
防止操作を行うとマイクロコンピュ−タは、前記車両セ
ンサ−11C,12Cと、遠距離センサ−13Cとによ
る盗難防止制御を開始する。図5、図6に示すように、
各車両駐車スペ−スに駐車された車両M1,M2は一定
の間隔と別々の方向を検知する二つの車両センサ−11
C,12Cにより検出される。従って、人体より横幅の
広い車両M1,M2を検出するように二つの車両センサ
−11C,12Cを位置設定しておけば、間違って歩行
者等を検知することがない。
盗難防止作用を説明する。前述したように、駐車管理装
置10の操作制御部10Bで、ドライバ−がアイデント
カ−ドを読み込ませるとともに、テンキ−15Bで盗難
防止操作を行うとマイクロコンピュ−タは、前記車両セ
ンサ−11C,12Cと、遠距離センサ−13Cとによ
る盗難防止制御を開始する。図5、図6に示すように、
各車両駐車スペ−スに駐車された車両M1,M2は一定
の間隔と別々の方向を検知する二つの車両センサ−11
C,12Cにより検出される。従って、人体より横幅の
広い車両M1,M2を検出するように二つの車両センサ
−11C,12Cを位置設定しておけば、間違って歩行
者等を検知することがない。
【0031】この状態で車両M1,M2が第3者により
移動された場合、二つの車両センサ−11C,12Cに
よる検知が非検知状態になるため、マイクロコンピュ−
タは即座にブザ−等を鳴動させて警報を発し、盗難を報
知する。合わせて前記管理センタ−4の駐車総合管理装
置5にその盗難が通報される。
移動された場合、二つの車両センサ−11C,12Cに
よる検知が非検知状態になるため、マイクロコンピュ−
タは即座にブザ−等を鳴動させて警報を発し、盗難を報
知する。合わせて前記管理センタ−4の駐車総合管理装
置5にその盗難が通報される。
【0032】次に、遠距離センサ−13Cの作用につい
て説明する。図7に示すように、遠距離センサ−13C
は車両M1,M2の長手方向に沿って検知ビ−ムを発
し、車両M1,M2に対して人が接近したとき、あるい
はドアの開閉が行われたときのビ−ム遮断状態のときに
マイクロコンピュ−タは即座にブザ−等を鳴動させて警
報を発し、盗難を報知する。合わせて前記管理センタ−
4の駐車総合管理装置5にその盗難が通報される。
て説明する。図7に示すように、遠距離センサ−13C
は車両M1,M2の長手方向に沿って検知ビ−ムを発
し、車両M1,M2に対して人が接近したとき、あるい
はドアの開閉が行われたときのビ−ム遮断状態のときに
マイクロコンピュ−タは即座にブザ−等を鳴動させて警
報を発し、盗難を報知する。合わせて前記管理センタ−
4の駐車総合管理装置5にその盗難が通報される。
【0033】以上のような盗難防止手段を設けることに
より、駐車中の車両に対する加害行為を防止または抑制
することができるため、夜間駐車の管理などに大きな効
果をもたらすことができる。尚、当該車両M1,M2の
ドライバ−は、上記盗難防止手段の機能を解除した状態
で当該車両M1,M2を移動させる必要がある。そのた
め、ドライバ−は、アイデントカ−ドの再挿入により、
あるいはテンキ−15Bによるの解除操作を行う。
より、駐車中の車両に対する加害行為を防止または抑制
することができるため、夜間駐車の管理などに大きな効
果をもたらすことができる。尚、当該車両M1,M2の
ドライバ−は、上記盗難防止手段の機能を解除した状態
で当該車両M1,M2を移動させる必要がある。そのた
め、ドライバ−は、アイデントカ−ドの再挿入により、
あるいはテンキ−15Bによるの解除操作を行う。
【0034】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、対象地域
の駐車場あるいは駐車許可道路における個々の車両駐車
スペ−スに設置され、少なくとも個々の車両駐車スペ−
スの空きの検知、車両の駐車状態での駐車時間の計測、
当該車両の駐車時限までの時間演算を行い、それらを駐
車デ−タとして記憶する駐車管理装置と、有線あるいは
無線伝送手段を介して前記それぞれの駐車管理装置から
の前記駐車デ−タを収集し、車両駐車スペ−スを探して
いるドライバ−にとって有効な前記駐車場あるいは駐車
許可道路における車両駐車スペ−スの空き数、あるいは
満車状態であっても満車状態が解除されるまでの所要時
間情報などの駐車スペ−ス有効利用情報を前記駐車場あ
るいは駐車許可道路などの近くに設置された表示装置に
表示させる駐車総合管理装置とを備えたため、ドライバ
−が駐車しようとして走行しているとき、ドライバ−
は、当該地域の駐車場あるいは駐車許可道路における車
両駐車スペ−スの空き情報、及び、例え満車状態であっ
ても何分待てば駐車できるようになるかの待ち時間情報
を得ることができる。そのため、駐車場が有効に利用さ
れ、当該地域の不法駐車を減らすことができるという効
果がある。また、駐車管理が自動化されるため、人件費
の節約を実現することができる。
の駐車場あるいは駐車許可道路における個々の車両駐車
スペ−スに設置され、少なくとも個々の車両駐車スペ−
スの空きの検知、車両の駐車状態での駐車時間の計測、
当該車両の駐車時限までの時間演算を行い、それらを駐
車デ−タとして記憶する駐車管理装置と、有線あるいは
無線伝送手段を介して前記それぞれの駐車管理装置から
の前記駐車デ−タを収集し、車両駐車スペ−スを探して
いるドライバ−にとって有効な前記駐車場あるいは駐車
許可道路における車両駐車スペ−スの空き数、あるいは
満車状態であっても満車状態が解除されるまでの所要時
間情報などの駐車スペ−ス有効利用情報を前記駐車場あ
るいは駐車許可道路などの近くに設置された表示装置に
表示させる駐車総合管理装置とを備えたため、ドライバ
−が駐車しようとして走行しているとき、ドライバ−
は、当該地域の駐車場あるいは駐車許可道路における車
両駐車スペ−スの空き情報、及び、例え満車状態であっ
ても何分待てば駐車できるようになるかの待ち時間情報
を得ることができる。そのため、駐車場が有効に利用さ
れ、当該地域の不法駐車を減らすことができるという効
果がある。また、駐車管理が自動化されるため、人件費
の節約を実現することができる。
【図1】本発明の全体的な構成を示したシステム系統図
である。
である。
【図2】駐車管理装置の斜視図である。
【図3】駐車管理装置の構造説明図である。
【図4】駐車管理装置のワイヤ−ハ−ネス構造説明図で
ある。
ある。
【図5】車両盗難防止作用説明図である。
【図6】車両盗難防止作用説明図である。
【図7】車両盗難防止作用説明図である。
【図8】従来の駐車場管理システム系統図である。
1 対象地域 2 駐車場 3 無線式ネットワ−ク 4 管理センタ− 5 駐車総合管理装置 8 表示装置 10 駐車管理装置
Claims (4)
- 【請求項1】 対象地域の駐車場あるいは駐車許可道路
における個々の車両駐車スペ−スに設置され、駐車料金
の徴収機構を備えるとともに、当該車両駐車スペ−スの
空きの検知、徴収料金に対応した駐車車両の駐車可能時
間、当該駐車車両の駐車時限までの時間などの駐車デ−
タの演算を行う駐車管理装置と、前記駐車管理装置それ
ぞれからの前記駐車デ−タを有線あるいは無線伝送手段
を介して収集し、対象地域で車両駐車スペ−スを探して
いるドライバ−にとって有効な車両駐車スペ−スの空き
数、あるいは満車状態であっても満車状態が解除される
までの所要時間情報などの駐車スペ−ス有効利用情報を
前記対象地区に設置された表示装置に表示させる駐車総
合管理装置とを備えたことを特徴とする駐車場総合管理
システム。 - 【請求項2】 駐車管理装置は、外形部材を衝撃に対し
て強い合成樹脂製とし、且つ外形形状を衝撃吸収機能を
有する円筒状に形成するとともに雨水の浸入を防ぐ構造
としたことを特徴とする請求項1の駐車場総合管理シス
テム。 - 【請求項3】 駐車管理装置は、複数ブロックを分離、
合体可能に、且つ固定位置の調節が可能なように組付け
られたことを特徴とする請求項1の駐車場総合管理シス
テム。 - 【請求項4】 駐車管理装置は、駐車された車両を検出
するとともに、特定操作をしないで当該車両が移動さ
れ、当該車両が非検出状態になった場合、即座に盗難警
報を発する盗難防止手段を備えたことを特徴とする請求
項1の駐車場総合管理システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31527893A JP2710748B2 (ja) | 1993-12-15 | 1993-12-15 | 駐車場総合管理システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31527893A JP2710748B2 (ja) | 1993-12-15 | 1993-12-15 | 駐車場総合管理システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07169000A true JPH07169000A (ja) | 1995-07-04 |
JP2710748B2 JP2710748B2 (ja) | 1998-02-10 |
Family
ID=18063488
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31527893A Expired - Fee Related JP2710748B2 (ja) | 1993-12-15 | 1993-12-15 | 駐車場総合管理システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2710748B2 (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20020005350A (ko) * | 2000-07-06 | 2002-01-17 | 김선용 | 노상주차 관리장치 |
JP2003099852A (ja) * | 2001-05-30 | 2003-04-04 | Windings Inc | 電子パーキングメータシステム |
JP2003109055A (ja) * | 2001-09-28 | 2003-04-11 | Nippon Signal Co Ltd:The | 駐車料金精算システム |
JP2011141647A (ja) * | 2010-01-06 | 2011-07-21 | Miki Giken:Kk | 金属物体の盗難防止装置 |
CN103106746A (zh) * | 2013-02-01 | 2013-05-15 | 北京航空航天大学 | 一种智能路边停车系统 |
CN103473838A (zh) * | 2013-09-11 | 2013-12-25 | 黑龙江大学 | 车位管理器及管理方法 |
CN103559806A (zh) * | 2013-11-07 | 2014-02-05 | 杭州明天网络科技有限公司 | 一种停车平台系统及停车查询、预约方法 |
JP2015092406A (ja) * | 2010-09-22 | 2015-05-14 | クアルコム,インコーポレイテッド | 車両の盗難を検出するための装置および方法 |
JP2021534502A (ja) * | 2018-08-23 | 2021-12-09 | ユニバーサル シティ スタジオズ リミテッド ライアビリティ カンパニー | 統合アクセス制御システム |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH04335692A (ja) * | 1991-05-13 | 1992-11-24 | Minolta Camera Co Ltd | 複合機 |
JPH05202635A (ja) * | 1992-01-28 | 1993-08-10 | Mitsubishi Electric Corp | 駐車場の防犯装置 |
-
1993
- 1993-12-15 JP JP31527893A patent/JP2710748B2/ja not_active Expired - Fee Related
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KR100902657B1 (ko) * | 2001-05-30 | 2009-06-15 | 이노바파크, 엘엘씨 | 전자주차미터시스템 |
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JP2021534502A (ja) * | 2018-08-23 | 2021-12-09 | ユニバーサル シティ スタジオズ リミテッド ライアビリティ カンパニー | 統合アクセス制御システム |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP2710748B2 (ja) | 1998-02-10 |
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Legal Events
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