JPH0716884B2 - 薄幅砥粒砥石 - Google Patents

薄幅砥粒砥石

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JPH0716884B2
JPH0716884B2 JP61226412A JP22641286A JPH0716884B2 JP H0716884 B2 JPH0716884 B2 JP H0716884B2 JP 61226412 A JP61226412 A JP 61226412A JP 22641286 A JP22641286 A JP 22641286A JP H0716884 B2 JPH0716884 B2 JP H0716884B2
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JP
Japan
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thin
grindstone
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whetstone
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邦彦 海野
智康 今井
正人 北島
伸司 相馬
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Toyoda Koki KK
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Toyoda Koki KK
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、薄幅砥粒砥石に関するものである。
詳しくはCBN、あるいはダイヤモンド等の硬質砥粒砥石
のツルーイング時のツルーアとして用いることのできる
薄幅砥粒砥石に関するものである。
[従来の技術] 従来、CBNあるいはダイヤモンド等の硬質砥粒砥石の研
削使用面の真円を得る目的あるいは目立てを行う等の目
的でツルーイングする場合、ツルーアとして幅約1mm以
下の薄幅砥粒砥石を用いている。
従来の薄幅砥粒砥石は、第6図断面で示すようにリング
状基部1aと、リング状基部1aの外周面側にフランジ状に
一体に形成され砥粒を固めた薄幅砥石部2aとで構成され
ている。
[発明が解決しようとする問題点] 従来の薄幅砥粒砥石の構成によると、薄幅砥石部2aの半
径方向の長さLを短くすることによりトラバース研削時
における薄幅砥石部2aの破損を防止している。又、薄幅
砥石部2aの製作時に破損することがないように配慮され
ている。しかし薄幅砥石部2aの半径方向の長さLを強度
上の問題から短くした場合には、薄幅砥石部2aが短時間
のうちに摩耗して新たな薄幅砥粒砥石に交換する頻度が
高くなる。かつ、経済的に不利な面を備えている。
本発明は、薄幅砥石部の半径方向の長さを長くした場合
であっても、トラバース研削時あるいは薄幅砥石部の製
作時に破損しないような構成の薄幅砥粒砥石を提供する
ことを主目的とする。
[問題点を解決するための手段] 本発明の薄幅砥粒砥石は、リング状基部と、 リング状基部の外周面側にフランジ状に一体的に形成さ
れた硬質砥粒を固めた薄幅砥石部と、 薄幅砥石部の少なくとも一面に一体的に形成された硬質
砥粒を含まない補強部とからなることを特徴とするもの
である。
本発明の薄幅砥粒砥石は、薄幅砥石部が補強部によって
強度を増し、薄幅砥石部の半径方向の長さを増してもト
ラバース研削時あるいは薄幅砥石部製作時に破損するよ
うな不具合が発生しない。
[発明の作用及び効果] 本発明の薄幅砥粒砥石によれば、薄幅砥石部の少なくと
も一面に一体的に形成された硬質砥粒を含まない補強部
を備えた構成であるので、最終形状をもつ薄幅砥粒砥石
に製作する過程までの間で外部より加わる機械的衝撃あ
るいは物理的な衝撃等にによって薄幅砥石部が破損しな
い。更に又、最終的な形状に製作された薄幅砥粒砥石を
ツルーアとして用いたツルーイング時にトラバース研削
方向の外圧が薄幅砥粒砥石に作用した場合であっても前
記補強部によって薄幅砥石部の破損を防止することがで
きる。
従って、薄幅砥石部の厚さは砥粒の粒径に近付けた薄幅
にすることができ、かつツルーアとして使用することが
可能である。このため、ツルーイング対象部に対し、よ
り精密な研削加工(目立)ができると共に、補強部によ
って補強された薄幅砥石部は半径方向の長さを従来のも
のより増加することができる。この場合には、薄幅砥石
部の摩耗による薄幅砥粒砥石の交換頻度が小さくなり、
経済的効果を発揮し得る。
[実施例] (第1実施例) 本発明の薄幅砥粒砥石の第1実施例を第1図、第2図、
第3図に基づいて説明する。
本第1実施例の薄幅砥粒砥石はリング状基部1と、薄幅
砥石部2と、補強部3とを構成要素としてる。
リング状基部1は薄幅砥石部2の内周部で薄幅砥石部2
を固定保持するものである。リング状基部1は中央に取
付孔11をもち、肉厚のリング板12(材質S45C)が用いら
れている。
薄幅砥石部2はリング状基部1の外周面10側にフランジ
状に一体的に形成され砥粒20を固めたものである。砥粒
20はダイヤモンドあるいは立方晶窒化ホウ素(CBN)砥
粒を用いることができる。この砥粒20は一定の単位で結
合材21により結合されている。結合材21としてはメタル
ボンドを用いている。
補強部3は薄幅砥石部2の一面201に一体的に形成され
ている。この補強部3は前記結合材21と同じ材質のメタ
ルボンドを用いている。
このような構成の薄幅砥粒砥石は、成形型(図示せず)
内にリング状基部1をセットし、そのリング状基部1の
外周面11側にフランジ状に一体的に砥粒20および結合材
21を配設した後、薄幅砥石部2の一面201側に補強部3
を配設した状態で型成形しかつ焼結させて薄幅砥石部2
の一面201に一体的に形成され硬質砥粒を含まない補強
部3からなる薄幅砥粒砥石として形成され、必要に応じ
てダイヤモンド砥石、CBN砥石等の真円研削加工あるい
は目立て作業に用いられる。
本第1実施例による薄幅砥粒砥石によれば、薄幅砥石部
2の一面201側に一体的に補強部3が形成されている。
このため薄幅砥石部2の強度を増した状態にあるので薄
幅砥石部2の半径方向の長さL1を増した構成とすること
ができ、薄幅砥石部2の半径方向の摩耗時間が伸び、か
つ摩耗による薄幅砥粒砥石の交換頻度が小さなものとな
る。これによって経済的に有利なものとなる。
(第2実施例) 次に本発明薄幅砥粒砥石の第2実施例を第4図に基づい
て説明する。
第2実施例の薄幅砥粒砥石はリング状基部1と、薄幅砥
石部2と、薄幅砥石部2の一面201及び他面202へ一体的
に形成された補強部31および32を形成したものである。
この構成によると薄幅砥石部2の両面に補強部31、32が
形成され、前記第1実施例における薄幅砥粒砥石の場合
よりも、薄幅砥石部2の強度を更に増加させることがで
きる。
なお、他の構成および作用は前記第1実施例の場合と同
じである。
(第3実施例) 次に第3実施例の薄幅砥粒砥石を第5図を用いて説明す
る。
第3実施例の薄幅砥粒砥石は前記第2実施例の場合と同
じように、薄幅砥石部2の一面201および他面202に硬質
砥粒を含まない補強部31および32を形成した後、ツルー
ア4を用いて薄幅砥石部2の両側の前記補強部31、32
を、その半径方向の最外周部31aおよび32a(鎖線で示
す)箇所を、薄幅砥石部2の最外周部200を残した状態
でツルーイングして取り除いたものである。
このような第3実施例よる形状の薄幅砥粒砥石によれば
薄幅砥石部2の厚みt1を極めて小さなものにしても、そ
の強度を前記補強部31aおよび32aにより保持できる。
なお、他の構成および作用効果は前記第2実施例の場合
と同じである。
なお、上記本発明の各実施例の場合には、補強部3、3
1、32は薄幅砥石部2を構成する結合材20と同じ材質あ
るいは前記結合材20よりも柔かい材質のアルミナ、SiC
等の軟質砥粒を含む結合剤、Feを含む結合剤、潤滑剤を
含む結合剤等を用いることもできる。
更に又、薄幅砥石部2を構成する砥粒20としてはダイヤ
モンド、立方晶窒化ホウ素(CBN)等の超砥粒を用いる
ことができる。又、前記結合材21としてはメタルボンド
の他にビトリファイドボンド、レジノイドボンド、シェ
ラックボンド等を用いることもできる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の第1実施例の薄幅砥粒砥石の縦断面図
である。第2図は第1図に薄幅砥粒砥石の一部分を示す
正面図である。第3図は第1図における要部の部分拡大
断面図である。第4図は本発明の第2実施例における要
部の部分拡大縦断面図である。第5図は本発明の第3実
施例を示す要部及び薄幅砥粒砥石の加工状態を示す部分
拡大縦断面図である。第6図は従来の薄幅砥粒砥石を示
す縦断面図である。 1…リング状基部、2…薄幅砥石部 21…結合材、20…砥粒 201…薄幅砥石部2の一面 202…薄幅砥石部2の他面 3、31、32…補強部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】リング状基部と、 該リング状基部の外周面側にフランジ状に一体的に形成
    された砥粒を固めた薄幅砥石部と、 該薄幅砥石部の少なくとも一面に一体的に形成された硬
    質砥粒を含まない補強部とからなることを特徴とする薄
    幅砥粒砥石。
  2. 【請求項2】薄幅砥石部はダイヤモンド等の超砥粒とメ
    タルボンドとで構成されている特許請求の範囲第1項記
    載の薄幅砥粒砥石。
  3. 【請求項3】補強部は薄幅砥石部の両側に形成されてい
    る特許請求の範囲第1項記載の薄幅砥粒砥石。
JP61226412A 1986-09-25 1986-09-25 薄幅砥粒砥石 Expired - Fee Related JPH0716884B2 (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59214561A (ja) * 1983-05-19 1984-12-04 Toyoda Mach Works Ltd 砥石ツル−イング用ダイヤモンドホイ−ル

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49118187U (ja) * 1973-02-02 1974-10-09
JPS5159983U (ja) * 1974-11-05 1976-05-12
JPH0115501Y2 (ja) * 1981-02-10 1989-05-09

Patent Citations (1)

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JPS59214561A (ja) * 1983-05-19 1984-12-04 Toyoda Mach Works Ltd 砥石ツル−イング用ダイヤモンドホイ−ル

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