JPH0671698B2 - ツルーアー用薄幅砥粒砥石 - Google Patents

ツルーアー用薄幅砥粒砥石

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JPH0671698B2
JPH0671698B2 JP61258892A JP25889286A JPH0671698B2 JP H0671698 B2 JPH0671698 B2 JP H0671698B2 JP 61258892 A JP61258892 A JP 61258892A JP 25889286 A JP25889286 A JP 25889286A JP H0671698 B2 JPH0671698 B2 JP H0671698B2
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【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、ツルーアー用薄幅砥粒砥石に関するものであ
る。
詳しくはCBN、あるいはダイヤモンド等の硬質砥粒砥石
のツルーイング時のツルーアーとして用いることのでき
るツルーアー用薄幅砥粒砥石に関するものである。
[従来の技術] 従来、第6図の断面図で示すCBN、あるいはダイヤモン
ド等の硬質砥粒砥石3の研削使用面31の真円を得る目的
あるいは目立てを行う等の目的でツルーイングする場
合、ツルーアー用薄幅砥粒砥石1cを用いている。
従来、ツルーイング用の工具として用いるツルーアー用
薄幅砥粒砥石1cは、第6図及び第7図の断面で示すよう
にリング状基部10cと、リング状基部10cの外周側にフラ
ンジ状に一体に形成され砥粒を固めた薄幅砥石部20cと
で構成されている。
[発明が解決しようとする問題点] 従来のツルーアー用薄幅砥粒砥石1cの構成によると、薄
幅方向Aの同一線上に複数個の砥粒210e、210fが位置し
ている。このため、ツルーイング対象物である硬質砥粒
砥石3の研削使用面31のツルーイング時に、薄幅方向A
の同一線上に位置する複数個の砥粒210e、210fが同じ研
削使用面31にそれぞれ研削する状態となり得る。即ち、
研削使用面31は一つ目の砥粒210eによってツルーイング
された後に、更に二つ目の砥粒210fが前記ツルーイング
終了面を再び研削する。この場合には、研削使用面31中
の砥粒先端が平坦化してしまい、この砥石で研削した被
削材に研削焼け、割れ、を発生すること及び被削材にプ
ロフィル(真円度、切り残し)精度不良を引き起す。
本発明は、上記従来の不具合を解消させ得る構成のツル
ーアー用薄幅砥粒砥石を提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 本発明のツルーアー用薄幅砥粒砥石は、リング状基部
と、該リング状基部の外周面側にフランジ状に一体的に
形成された硬質砥粒を固めた薄幅砥石部とからなり、硬
質砥粒砥石の研削使用面をトラバース方向にツルーイン
グするツルーアー用薄幅砥粒砥石において、 該薄幅砥石部は薄幅方向の同一線上に配置された数が一
つで、かつ円周方向および半径方向に複数個配列された
硬質砥粒と、 該硬質砥粒同士を接着連結して砥粒層を形成する結合剤
とからなり、 該結合剤の薄幅方向の厚みは、少なくとも該硬質砥粒の
最大粒径の2倍未満であり、 該硬質砥粒はダイヤモンドであることを特徴とするもの
である。
本発明のツルーアー用薄幅砥粒砥石は、薄幅砥石部に硬
質砥粒を薄幅方向の同一線上に一つ配置したものである
ので、トラバース研削時にツルーイング対象物の研削面
に対し、常時、一つの砥粒によって研削を行うことが可
能となる。これによって被削材の研削焼け、割れを防
ぎ、しかもプロフィル精度不良をなくすことができる。
[発明の作用及び効果] 本発明は、リング状基部と、リング状基部の外周面側に
フランジ状に一体的に形成された硬質砥粒を固めた薄幅
砥石部とからなり、硬質砥粒砥石の研削使用面をトラバ
ース方向にツルーイングするツルーアー用薄幅砥粒砥石
において、薄幅砥石部に薄幅方向の同一線上に配置され
た数が一つで円周方向に複数個配列された硬質砥粒をも
つ構成であるので、ツルーイング対象物の研削使用面に
対するトラバース研削時において、幅方向の一つの硬質
砥粒がツルーイング対象物の研削使用面に当接してツル
ーイングを行うので、従来のように1つの砥粒によって
ツルーイングされた面の別の砥粒によって再度ツルーイ
ングされることがなくなり、従って砥粒先端が平坦化す
ることがなく、この薄幅砥粒砥石でツルーイングした砥
石で研削した被削材の研削焼け、割れ、プロフィル精度
不良をなくすることができる等の効果を奏する。
しかも、本発明によれば、最外層の砥粒が脱落しても次
の内側の砥粒が新たに生成されるので、ツルーアーの寿
命を向上することができる。
[実施例] (第1実施例) 本発明の薄幅砥粒砥石の第1実施例を第1図、第2図、
第3図に基づいて説明する。
本第1実施例のツルーアー用薄幅砥粒砥石1は、リング
状基部10と、薄幅砥石部20とを構成要素としている。
リング状基部10は薄幅砥石部20の内周部で薄幅砥石部20
を固定保持するものである。リング状基部10は中央に取
付孔101をもち、肉厚のリング板12(材質S45C)が用い
られている。
薄幅砥石部20はリング状基部10の外周面110側にフラン
ジ状に一体的に形成され硬質砥粒210を固めたものであ
る。砥粒210はダイヤモンドあるいは立方晶窒化ホウ素
(CBN)砥粒を用いることができる。この硬質砥粒210は
一定の単位で結合剤220により結合されている。
即ち、薄幅砥石部20は硬質砥粒210と、結合剤220とから
なる。
硬質砥粒210は薄幅方向Aの同一線上に配置された数が
一つで、かつ円周方向および半径方向に複数個配列され
ている。
結合剤220は複数個の硬質砥粒210同士を接着連結して砥
粒層211を形成するものである。本第1実施例では砥粒
層211は第3図の縦断面で示すよう円周方向に1列に構
成されている。
結合剤220はメタルボンド、レジノイドボンド、電着ボ
ンド、ビトリファイドボンド等のうち、メタルボンドが
使用されている。
このように構成された本第1実施例のツルーアー用薄幅
砥粒砥石1によれば、薄幅砥石部20は薄幅方向Aの同一
線上に配置された数が一つで、円周方向に複数個配列さ
れた硬質砥粒210が結合剤220により接着連結されて1列
からなる砥粒層211を形成している。これによってツル
ーイング対象物である硬質砥粒砥石3の研削使用面31に
対するトラバース研削時に、研削使用面31に接触し、研
削する硬質砥粒210は、常時、一つの砥粒であり、か
つ、トラバース研削(矢印a)方向への1工程のツルー
イング時に一つの硬質砥粒210が研削を終了した研削使
用面に対し、他の硬質砥粒210が再び同じ研削使用面を
研削するようなことがない。
従って、従来の薄幅砥粒砥石のように、1工程のツルー
イング時に、同一面を二つの砥粒が別々に2度研削する
ことによって硬質砥粒砥石3の研削効果を低下するよう
な不具合を解消できる。
(比較例) 本実施例及び比較例品として、薄幅砥石部の薄幅0.5m
m、砥粒のサイズ、ダイヤモンド#40〜50を用いてツル
ーイングした超砥粒砥石で被削材を研削した場合の接線
研削抵抗(kgf/mm)及び法線研削抵抗(kgf/mm)を比較
した。この結果、薄幅砥石部に薄幅方向の同一線上に複
数個の砥粒をもつ比較例品の場合には、接線研削抵抗0.
50〜0.55kgf/mm、法線研削抵抗1.6〜1.7kgf/mmであっ
た。これに対し、本実施例品では、接線研削抵抗0.4〜
0.5kgf/mm、法線研削抵抗1.30〜1.35kgf/mmとなった。
(第2実施例) 次に、本発明ツルーアー用薄幅砥粒砥石の第2実施例を
第4図に基づいて説明する。
第2実施例のツルーアー用薄幅砥粒砥石Iaは上記第1実
施例における砥粒層211を211a、211bの2列にしたもの
である。即ち、薄幅方向Aに隣り合う硬質砥粒210a、21
0bが互いに位置をずらして薄幅方向Aに部分的に重り合
った2列に配列された硬質砥粒群を含む構成としたもの
である。かつ2列の砥粒層211a、211bが形成された薄幅
砥石部20aとリング状基部10aとからなる構成である。
なお、この場合、他の構成は第1実施例と同じである。
このような第2実施例の構成のツルーアー用薄幅砥粒砥
石1aによると、第1実施例で示す効果に加えて硬質砥粒
群が増加した分、硬質砥粒210a、210bを増加することが
できる。これによって薄幅砥石部20の半径方向の摩耗時
間が延び、かつ摩耗によるツルーアー用薄幅砥粒砥石1a
の交換頻度が小さなものとなる。この場合には経済的
に、より有利なものとなる。
(第3実施例) 次に、第3実施例のツルーアー用薄幅砥粒砥石を第5図
に基づいて説明する。
第3実施例のツルーアー用薄幅砥粒砥石1bは前記第2実
施例の場合と同じように2列の砥粒層211cと、211dとか
らなる。この場合、結合剤220bの薄幅方向Aの厚みL2は
少なくとも硬質砥粒210c、210dの最大粒径L1の2倍未満
となした構成である。かつ2列の砥粒層211c、211dが形
成された薄い幅砥石部bとリング状基部10bとからなる
構成である。
このように構成することによって、ツルーアー用薄幅砥
粒砥石1bは、その薄幅砥石部20bに、常時、薄幅方向A
の同一線上に配置された数が一つで、円周方向に複数個
配列された硬質砥粒210c、210dを保持することができ
る。かつ前記薄幅方向Aの同一線上に配置された数を一
つに保った状態で、砥粒層211c及び211dの2列の硬質砥
粒群を保持することができる。
なお、他の構成及び作用効果は前記第2実施例の場合と
同じである。
又、上記本発明の各実施例の場合には薄幅砥石部を構成
する硬質砥粒としてはダイヤモンド、立方晶窒化ホウ素
(CBN)等の超砥粒を用いることができる。又前記結合
剤としてはメタルボンドの他にビトリファイドボンド、
レジノイドボンド、電着ボンド等を用いることもでき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例のツルーアー用薄幅砥粒砥
石の使用状態を示す縦断面図である。第2図は第1図に
おけるツルーアー用薄幅砥粒砥石の1部分を示す正面図
である。第3図は第1図における要部を拡大して示す部
分拡大縦断面図である。第4図は本発明の第2実施例に
おける要部を拡大して示す部分拡大縦断面図である。第
5図は本発明の第3実施例の要部を拡大して示す部分拡
大縦断面図である。第6図は従来のツルーアー用薄幅砥
粒砥石の使用状態を示す縦断面図である。第7図は第6
図におけるツルーアー用薄幅砥粒砥石の一部を拡大して
示す部分拡大縦断面図である。 10、10a、10b……リング状基部 20、20a、20b……薄幅砥石部 210、210a、210b、210c、210d……硬質砥粒 220、220a、220b……結合剤 211、211a、211b、211c、211d……砥粒層 L1……硬質砥粒の最大粒径 L2……結合剤の薄幅方向の厚み

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】リング状基部と、該リング状基部の外周面
    側にフランジ状に一体的に形成された硬質砥粒を固めた
    薄幅砥石部とからなり、硬質砥粒砥石の研削使用面をト
    ラバース方向にツルーイングするツルーアー用薄幅砥粒
    砥石において、 該薄幅砥石部は薄幅方向の同一線上に配置された数が一
    つで、かつ円周方向および半径方向に複数個配列された
    硬質砥粒と、 該硬質砥粒同士を接着連結して砥粒層を形成する結合剤
    とからなり、 該結合剤の薄幅方向の厚みは、少なくとも該硬質砥粒の
    最大粒径の2倍未満であり、 該硬質砥粒はダイヤモンドであることを特徴とするツル
    ーアー用薄幅砥粒砥石。
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