JPH0716872Y2 - 改装用サッシ - Google Patents

改装用サッシ

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JPH0716872Y2
JPH0716872Y2 JP1987126650U JP12665087U JPH0716872Y2 JP H0716872 Y2 JPH0716872 Y2 JP H0716872Y2 JP 1987126650 U JP1987126650 U JP 1987126650U JP 12665087 U JP12665087 U JP 12665087U JP H0716872 Y2 JPH0716872 Y2 JP H0716872Y2
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sash
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JP1987126650U
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Inventor
政美 蓮池
Original Assignee
日本アルミニウム工業株式会社
日本アルミニウム建材株式会社
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【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、既設サッシの内側にアルミサッシを取付ける
改装用サッシに関するものである。
「従来の技術および考案が解決しようとする問題点」 既設サッシが古くなって改装する場合、既設サッシをそ
のままにしておき、その内側にアルミサッシを取付ける
ことが広く行われている。第3図に示すように、躯体10
1にモルタル102を介在させて既設サッシ103が設けられ
ており、既設サッシ103にアンカー104を介してアルミサ
ッシ105が取付けられている。モルタル102内に浸入した
雨水は既設サッシ103を伝わってアルミサッシ105の上枠
上に貯水され室内への水漏れが生じ、腐食の原因となっ
ている。
「考案が解決しようとする手段」 そこで、本考案は、上記の事情に鑑み、アルミサッシの
上枠を浸入する雨水を受ける樋構造に形成し、樋構造に
外部に通ずる排水孔を穿設したものである。
「作用」 アルミサッシ上枠に至った雨水は樋構造に導かれ排水孔
から外部に排水される。
「実施例」 第1図および第2図は本考案の具体的一実施例の縦断面
図および横断面図である。
躯体1にモルタル2を介して既設サッシ3が取付けられ
ている。アルミサッシ6に支持板5、アンカー4を付け
て既設サッシ3に溶接止めする。アルミサッシ6の中に
は障子7・7が摺動自在に設けられている。
アルミサッシ6は四角枠状で、押出し形材でなる上枠1
1、下枠12、竪枠13および竪枠14を連結してなる。上枠1
1、下枠12、竪枠13、竪枠14はそれぞれ障子7側(内
側)に向けて外部から内部に順に、上枠11は外面片15、
上レール16、上レール17、内面片18を突設し、下枠の12
は外面片19、下レール20、下レール21、内面片22を突設
し、竪枠13は外面片23、当接片24、内面片25を突設し、
竪枠14は外面片26、当接片27、内面片28を突設する。こ
こで、上枠について詳しく述べると、水平基片91の外端
より外部片51を上方に垂直状に延設し、水平基片91の外
端よりやゝ内部に外面片15を下方へ向けて垂直状に突設
し、この外面片15から所定間隔へだてて外部から内部に
順に同様に上レール16、上レール17、内面片18を突設
し、水平基片91の上面で中央から外部寄りに中空枠部41
を設ける。この上枠11は上記の水平基片91、外部片51、
外面片15、上レール16、上レール17、内面片18および中
空枠部41を一体的に形成した押出形材である。
障子7は上框31、下框32、竪框33および竪框34を四角枠
状に形成し、中央にガラス35を張設し、その端部には気
密材36を設ける。
上枠11、下枠12、竪枠13、竪枠14の反障子7側(外側)
にアルミサッシ6の各部材の捩れや反りが生じないよう
にいずれにも中空枠部を形成する。上枠11には中空部材
41を中央からやや外部寄りに、下枠12は中空枠部42を外
部に接するように、竪枠13・14にはそれぞれ中央に中空
枠部43・44を設ける。上枠11の中空枠部41は外部片51と
で浸入した雨水を受ける樋構造52に形成し、中空部41の
上面は既設サッシ3から落下した雨水を樋構造52に導け
るように外部側が下がった斜面41aに形成する。下枠12
の中空枠部42は下枠12が変形した既設サッシ3に沿って
曲がらないように下枠12に強度を付与し基台の役目もし
ている。
樋構造52に溜まった雨水を外側に導くため樋構造52の底
部の外面片15より外側に排水孔53を設ける。すなわち、
上枠11延出部の排水孔53は最外部に設け障子7に落下水
が当らないようにする。
このようにしてなるアルミサッシ6は既設サッシ3に通
し部材である支持板5を介して取付ける。下枠12では溶
接で既設サッシ3に固着した支持板5bをビス63・64で下
枠12にネジ止めする。竪枠13では既設サッシ3に溶接し
た支持板5cの一端を外部片65に係合させてビス66・67で
竪枠13にネジ止めする。外部片65と中空枠43との間に支
持板5cがしっかりと固定されビス66により中空枠部43で
止められ支持板5cは表面に出ない。竪枠14ではアンカー
4に溶接した支持板5dの一端を外部片68に係合させてビ
ス69・70で竪枠14にネジ止めする。上枠11では中空枠部
41の上面41aの係止片61にアンカー4に溶接した支持板5
aの一端を係合させ他端側をビス62で上枠11に止める。
支持板5に通し部材を用いるとアルミサッシ6の強度を
増すと共に任意の個所で溶接やネジ止めが可能となり作
業が容易となる。符号73は化粧板で、74はコーキングで
ある。また、第1図に示す増し枠81はコーキング部がサ
ッシの納まり状態で幅が広くなった場合、コーキング幅
を適当幅に調整するため上・左右竪枠11・13・14の外部
片に接続するもので、符号82は気密材である。
「考案の効果」 本考案は、上述のように、アルミサッシの上枠に浸入し
た雨水を受ける樋構造を形成し、樋構造に外部に通ずる
排水孔を穿設したものであるため、モルタル内に浸入し
た雨水が既設サッシを伝わり、アルミサッシの上枠上に
至ってもそこに貯水されたり、室内への水漏れがなく腐
食のまた、本考案では斜面が設けてあるため、雨水を樋
構造に導くことができる。さらに、本考案は排水孔は外
面片より外側に設けてあるためサッシ面に雨水が漏れて
サッシ面を汚し美観を損なうことはない。さらにその上
に、本考案は水平基片、外部片、外面片および中空枠部
がアルミの押出形材で形成されているので、上枠が複数
部材で形成されているものは各ビス結合部から漏水する
が、本考案はそのおそれはれ全くない。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の具体的一実施例で、第1図はその縦断面
図、第2図は横断面図、第3図は従来の改装用サッシの
縦断面図である。 3……既設サッシ 6……アミルサッシ 11……上枠 52……樋構造 53……排水孔

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】既設サッシ3の内側にアルミサッシ6を取
    付ける改装用サッシにおいて、アルミサッシの上枠11を
    水平基片91と、水平基片91の外端より上方に延設した外
    部片51と、水平基片91の上面で中央から外部寄りに設け
    た中空枠部41と、水平基片91の外端よりやゝ内部に下方
    へ向けて突設した外面片15とを一体的に形成し、前記外
    部片51と水平基片91と中空枠部41とで上枠11に浸入した
    雨水を受ける樋構造51を形成し、雨水を樋構造52に導け
    る斜面41aを中空枠部41に形成し、外面片15より外側の
    樋構造52の底部に排水孔53を穿設したことを特徴とする
    改装用サッシ。
JP1987126650U 1987-08-20 1987-08-20 改装用サッシ Expired - Lifetime JPH0716872Y2 (ja)

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JPS6431881U JPS6431881U (ja) 1989-02-28
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JPS6040786U (ja) * 1983-08-26 1985-03-22 東洋プライウッド株式会社 鴨居

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