JPH07168340A - 画像記録装置 - Google Patents

画像記録装置

Info

Publication number
JPH07168340A
JPH07168340A JP5343093A JP34309393A JPH07168340A JP H07168340 A JPH07168340 A JP H07168340A JP 5343093 A JP5343093 A JP 5343093A JP 34309393 A JP34309393 A JP 34309393A JP H07168340 A JPH07168340 A JP H07168340A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
unit
recording
sheet
standby stage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5343093A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Suzuki
健一 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP5343093A priority Critical patent/JPH07168340A/ja
Publication of JPH07168340A publication Critical patent/JPH07168340A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Photographic Processing Devices Using Wet Methods (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動現像機の処理待ちの時間を短縮する。 【構成】 記録ユニット41の左側には接続ユニット6
1を介して自動現像機77が接続されている。サプライ
マガジン42内のフィルムFは光学ユニット54により
画像が記録された後に、接続ユニット61内のフィルム
待機ステージ62に収納される。自動現像機77の準備
が完了すると、フィルム待機ステージ62の下部に設け
られたレバー67、68がフィルムFを上方に押し上
げ、ベルト72を含む搬送手段によりフィルムFを自動
現像機77内に搬送する。このフィルムFは自動現像機
77内で現像がなされ、トレイ81から排出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シート状記録媒体上に
画像、文字などの情報を記録する画像記録装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】病院において、CTやMRI等の診断装
置を用いて得られた画像をフィルムに記録する際には、
先ず図21に示すように診断装置1から得られた画像デ
ータを、インタフェイス2を介して入力信号処理部3に
入力し、必要な処理を施した後に画像メモリ4に記憶さ
せる。次に、この画像を出力信号処理部5に入力し、1
枚のフィルムFに1枚の画像を単独で出力するか、或い
は図22に示すように複数の画像Pを出力するかの何れ
か一方を指定した後に、この画像情報を記録ユニット6
に出力し、レーザー光源からの光ビームを変調して画像
記録を行うように構成されている。なお、これらの操作
はキーパッド7により行われるのが通常である。
【0003】図23は従来の画像記録装置の構成図であ
り、記録ユニット6内にはサプライマガジン12及びレ
シーブマガジン13が共に水平に着脱可能に配置され、
サプライマガジン12にはフィルムFが積層されてい
る。サプライマガジン12、レシーブマガジン13の左
側には開口部12a、13aがそれぞれ形成されると共
に、これらの開口部12a、13aを遮蔽するスライド
式の遮蔽手段12b、13bが開閉自在に取り付けられ
ている。サプライマガジン12の左側上方には、減圧手
段に接続された吸盤14が図示しない駆動手段により、
経路a、bに沿って下方及び左方にそれぞれ移動可能に
設けられている。
【0004】また、吸盤14の経路bに沿った左方に
は、駆動ローラ15が図示しない駆動手段により回転可
能に設けられ、駆動ローラ15の下部には従動ローラ1
6が下方位置cで接触するように設けられている。な
お、従動ローラ16は駆動ローラ15の回転に伴って従
動回転すると共に、図示しない駆動機構により駆動ロー
ラ15の周縁部に沿って、左方位置dまで90度だけ回
動できるようにされている。
【0005】駆動ローラ15の左側上方には、2個のガ
イド板17、18により形成された搬送路が配置され、
更にガイド板17、18の上方には、駆動ローラ19と
従動ローラ20が相互に回転可能に設けられている。な
お、従動ローラ20は駆動ローラ19の周縁部に沿っ
て、下方位置eから左方位置fを介して上方位置gまで
ほぼ180度回動し、上方位置gからは離間位置hまで
駆動ローラ19から離間することが可能とされている。
また、駆動ローラ19の右方には、駆動ローラ21及び
従動ローラ22が相互に回転可能に設けられ、更にその
右方には右下がりで滑らかに弯曲したガイド板23が設
けられている。
【0006】ガイド板23の上方には光学ユニット24
が配置され、この光学ユニット24内には、記録する画
像信号を変調した光ビームを出射するレーザー光源と、
ポリゴンモータ25により回転駆動されるポリゴンミラ
ー26と、このポリゴンミラー26により偏向された光
束を垂直下方に反射するミラー27とが設けられ、光学
ユニット24の下部に形成された開口24aから、光ビ
ームLが駆動ローラ19、21の間に照射するようにさ
れている。なお、走査幅が広くなると、走査精度を保つ
ために光路長を長くする必要が生じ、光学ユニット24
が大型化する等の問題があるため、走査方向をフィルム
Fの短手方向とし、フィルムFの搬送方向を長手方向と
することが望ましい。
【0007】また、記録ユニット6の左側には接続ユニ
ット28を介して自動現像機29が配置されており、接
続ユニット28内における駆動ローラ19の左方には、
軸30を中心として上下に回動可能とされたガイド板3
1が、記録ユニット6内に進入し得るように設けられて
いる。ガイド板31の左方には、駆動ローラ32、従動
ローラ33から成る搬送ローラ対が設けられ、更にその
左方には軸34を中心として回動可能に設けられたシャ
ッタ35が、自動現像機29の右側に形成された開口部
29aを開閉するように設けられている。開口部29a
の左方には、駆動ローラ36、従動ローラ37が相互に
回転可能に設けられており、更に駆動ローラ36、従動
ローラ37の左方には、現像処理を行う経路38が弯曲
して形成され、経路38の前方には現像を終えたフィル
ムFを収納するトレイ39が設けられている。
【0008】フィルムFを搬送して画像記録を行う際に
は、先ず吸盤14が経路aに沿って下降し、減圧手段に
よりフィルムFの最上層の1枚を吸着して元の位置まで
持ち上げる。次に、吸盤14は経路bに沿って左方に移
動し、吸着したフィルムFを駆動ローラ15と従動ロー
ラ16との間に挟み込んだ後に、減圧を停止して吸着を
解く。吸着が解かれると、駆動ローラ15は時計廻り方
向に回転し、従動ローラ16は駆動ローラ15と同じ周
速で回動して左方位置dまで移動し、フィルムFの進行
方向を90度だけ転換して回動を停止する。更に、駆動
ローラ15は時計廻り方向への回転を続け、従動ローラ
16はこれに伴って反時計廻り方向に回転することによ
り、フィルムFを上方に搬送してガイド板17、18に
より形成された搬送路に挿入する。
【0009】このとき、従動ローラ20は駆動ローラ1
9の左方位置fで待機しており、フィルムFが更に上方
に搬送されて駆動ローラ19と従動ローラ20との間に
挟み込まれると、駆動ローラ19は時計廻り方向に回転
し、従動ローラ20は駆動ローラ19と同じ周速で時計
廻り方向に回動して上方位置gまで移動し、フィルムF
の進行方向を90度転換して右方に向ける。更に、駆動
ローラ19は時計廻り方向への回転を続け、従動ローラ
20もこれに伴って反時計廻り方向に従動回転すること
により、フィルムFを右方向に搬送する。ここで、フィ
ルムFの後端はガイド板17の内面に接触しながら移動
し、ガイド板17の上端部を離れると、駆動ローラ19
が反時計廻り方向に回転し、フィルムFの先端部が主走
査を行う位置よりも左側に至るまで、駆動ローラ19は
回転を続ける。これにより、フィルムFの後端部は自重
によりF’に示すように垂れ下がり、副走査を行う準備
がなされる。
【0010】このようにして副走査の準備が完了する
と、駆動ローラ19、21は共に時計廻り方向に回転し
て、フィルムFが駆動ローラ21と従動ローラ22との
間に挟み込まれると、駆動ローラ19は回転を停止し、
従動ローラ20は離間位置hに移動する。ここで、レー
ザー光源から出射された光ビームLは、ポリゴンモータ
25により回転されるポリゴンミラー26により偏向さ
れ、更にミラー27により下方に反射されてフィルムF
の進行方向と直角方向に主走査が行われる。同時に、駆
動ローラ21が時計廻り方向に一定の速度で回転し、フ
ィルムFを右方向に搬送しながら副走査が行われて、フ
ィルムFには二次元画像が記録される。
【0011】記録が終了したフィルムFをレシーブマガ
ジン13内に収納する場合には、先ず従動ローラ20が
上方位置gまで下降し、軸30が反時計廻り方向に回転
してガイド板31が上方に移動する。次に、駆動ローラ
21が反時計廻り方向に回転してフィルムFを左方に搬
送し、フィルムFが駆動ローラ19と従動ローラ20と
の間に挟み込まれると、従動ローラ20は駆動ローラ1
9の反時計廻り方向への回転に伴って、一体的に同じ周
速で下方位置eまで回動する。これにより、フィルムF
の後端部は駆動ローラ19の周縁に沿って移動し、その
進行方向が180度転換される。更に、駆動ローラ19
は反時計廻り方向に回転してフィルムFを右方向に搬送
し、フィルムFの先端部が駆動ローラ19から離れる
と、フィルムFは自重により落下してレシーブマガジン
13内に収納される。
【0012】また、フィルムFを自動現像機29内に搬
送する場合には、先ず従動ローラ20が上方位置gまで
下降し、軸30が時計廻り方向に回転してガイド板31
が下方に移動した後に、駆動ローラ21の反時計廻り方
向への回転によりフィルムFが左方に搬送されて、駆動
ローラ19と従動ローラ20との間に挟み込まれると、
駆動ローラ19は反時計廻り方向に回転すると共に、従
動ローラ20はその位置を保ちながら従動回転し、フィ
ルムFをガイド板31上に搬送して、駆動ローラ32と
従動ローラ33との間に挟み込む。次に、軸34が時計
廻り方向に回転してシャッタ35を開き、駆動ローラ3
2は反時計廻り方向に回転してフィルムFを左方に搬送
し、シャッタ35上を介して駆動ローラ36と従動ロー
ラ37との間に挟み込む。更に、駆動ローラ36は反時
計廻り方向に回転し、フィルムFを経路38に送り込
む。フィルムFは経路38上を搬送されながら現像、定
着、及び水洗が行われ、現像を終えたフィルムFはトレ
イ39に排出される。
【0013】なお、プリントに際しては操作者がキーパ
ッド7から編集等の必要な指示をした後に、プリントを
行うようにされている。従って、従来はプリントの指示
が終わるまでは、操作者はこのキーパッド7の近傍で待
機する必要がある。また、画像メモリの容量には制限が
あるため、大量のフィルムFをプリントする場合に、操
作者は一度にこれらの全ての指示をすることはできず、
1枚ごとにプリントを終了させて順次に画像メモリをク
リアし、そこに再び新しい画像を読み込んで編集等を行
う。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、記録ユ
ニット6で画像を記録する際のフィルムFの搬送速度
は、例えば200mm/秒程度が可能であることに対し
て、自動現像機29においては現像を行う際に或る程度
の時間を要するために、搬送速度は10〜40mm/秒
と遅くなっている。
【0015】例えば、長さが430mmのフィルムFを
使用し、記録ユニット6におけるフィルムFの搬送に
は、サプライマガジン12からフィルムFを取り出して
駆動ローラ21まで搬送することに5秒、記録に10
秒、また記録終了後にフィルムFの先端が駆動ローラ3
6に達するまでに1秒を要するものとし、更に駆動ロー
ラ19から駆動ローラ36までの距離は230mmであ
るとする。この場合に、フィルムFの先端が駆動ローラ
36に達してから、フィルムFの後端が駆動ローラ19
を離れるまで5〜20秒を要するが、この間は駆動ロー
ラ19が反時計廻りに回転しているために、次のフィル
ムFを搬送することはできず、次のフィルムFの記録を
待機する必要がある。即ち、1枚目のフィルムFの記録
を終了してから次のフィルムFの記録を終了するまで、
つまりサイクルタイムとして21〜36秒を要すること
になる。
【0016】従って、フィルムFをレシーブマガジン1
3に収納する場合と比較すると、同じ時間内に記録でき
るフィルムFの枚数が減少するという問題点がある。更
に、プリントを行う全てのフィルムFの記録及び現像が
終わるまで、操作者は他の仕事を行うことができず、非
効率化の原因となっている。
【0017】この問題を解消するために、駆動ローラ1
9、36間の長さを最も長いフィルムFの長さと同じだ
け長くすることにより、1枚のフィルムFの記録が終了
した直後に、次のフィルムFを200mm/秒で搬送を
開始することができ、上述の例で考えるとサイクルタイ
ムは17秒に短縮されるが、このような装置は幅が広く
なって狭い場所への設置が不可能となる。更に、3枚以
上のフィルムFを連続して記録する場合には、上述の場
合と同様にフィルムFを待機しなければならない場合が
発生する。
【0018】一方、レーザープリンタは通常は病院のX
線撮影部門の中に設置されて使用されている。このよう
な場所では、制限があるスペースの中に多数の装置が設
置されているが、病院の建設時に全ての装置が設置され
るとは限らず、装置の進歩や病院の規模の拡大等の理由
により、随時に新しい装置が設置されることが多い。従
って、自動現像機29を記録ユニット6の右側や後方に
配置した方が都合がよい場合がある。しかし、図23に
示すような構成では左方に配置しなければならず、レイ
アウトにおける自由度が少ない。
【0019】また一般に自動現像機29では、レーザー
記録用のフイルムFとX線撮影用のフィルムとを共用で
きるようになっている。しかし、このような従来の装置
では、自動現像機29が記録ユニット6の専用の装置と
なっており、他の装置で撮影又は記録したフィルムを現
像することができないという問題点がある。特に、病院
の規模が小さく、現像するフィルムFの枚数が少ない場
合には、新規に現像機を購入することは設備効率から好
ましくない。
【0020】本発明の目的は、設置スペースを小さくし
ながら、自動現像機の処理待ちの時間を短縮し、自動現
像機をレーザープリンタ専用ではなく、他の装置と共用
できるようにした画像記録装置を提供することにある。
【0021】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めの第1発明に係る画像記録装置は、多数枚のシートを
収納するサプライマガジンと、前記シート上に光学ユニ
ットから光ビームを照射することにより画像情報を記録
する記録部と、該記録部において記録された前記シート
の現像処理を行う現像部と、前記サプライマガジンから
前記記録部まで前記シートを搬送する第1の搬送手段
と、前記シートに記録を行う際に前記シートを搬送する
副走査手段と、前記記録部から前記現像部まで前記シー
トを搬送する第2の搬送手段とを備えた情報記録装置に
おいて、前記記録部と前記現像部との途中で副走査中の
シートと干渉しない位置には記録が終了した前記シート
を鉛直方向に保持する待機ステージを設けたことを特徴
とする。
【0022】また、第2発明に係る画像記録装置は、多
数枚のシートを収納するサプライマガジンと、前記シー
ト上に光学ユニットから光ビームを照射することにより
画像情報を記録する記録部と、該記録部において記録さ
れた前記シートの現像処理を行う現像部と、前記サプラ
イマガジンから前記記録部まで前記シートを搬送する第
1の搬送手段と、前記シートに記録を行う際に前記シー
トを搬送する副走査手段と、前記記録部から前記現像部
まで前記シートを搬送する第2の搬送手段とを備えた情
報記録装置において、前記記録部と前記現像部との途中
で副走査中のシートと干渉しない位置には記録が終了し
た前記シートを傾斜するように保持する待機ステージを
設けたことを特徴とする。
【0023】
【作用】上述の構成を有する第1発明に係る画像記録装
置は、記録部で記録したシートを第2の搬送手段によ
り、鉛直に配置した待機ステージ内に搬送して一時的に
待機させ、現像を行う際に待機ステージから現像機に搬
送することにより、効率的に画像の記録及び現像を行
う。
【0024】また、第2発明に係る画像記録装置は、記
録部で記録したシートを第2の搬送手段により、傾斜し
て配置した待機ステージ内に搬送して一時的に待機さ
せ、現像を行う際に待機ステージから現像機に搬送する
ことにより、効率的に画像の記録及び現像を行う。
【0025】
【実施例】図1は第1の実施例の構成図であり、記録ユ
ニット41内にはサプライマガジン42及びレシーブマ
ガジン43が共に水平に着脱可能に配置され、サプライ
マガジン42にはフィルムFが積層されている。サプラ
イマガジン42、レシーブマガジン43の左側には開口
部42a、43aがそれぞれ形成されると共に、これら
の開口部42a、43aを遮蔽するスライド式の遮蔽手
段42b、43bが開閉自在に取り付けられている。サ
プライマガジン42の左側上方には、減圧手段に接続さ
れた吸盤44が図示しない駆動手段により、経路a、b
に沿って下方及び左方にそれぞれ移動可能に設けられて
いる。
【0026】また、吸盤44の経路bに沿った左方に
は、駆動ローラ45が図示しない駆動手段により回転可
能に設けられ、駆動ローラ45の下部には従動ローラ4
6が下方位置cで接触するように設けられている。な
お、従動ローラ46は駆動ローラ45の回転に伴って従
動回転すると共に、図示しない駆動機構により駆動ロー
ラ45の周縁部に沿って、左方位置dまで90度だけ回
動できるようにされている。
【0027】駆動ローラ45の左側上方には、2枚のガ
イド板47、48により形成された搬送路が配置され、
更にガイド板47、48の上方には、駆動ローラ49と
従動ローラ50が相互に回転可能に設けられている。な
お、従動ローラ50は駆動ローラ49の周縁部に沿って
下方位置eから左方位置fを介して上方位置gまでほぼ
180度回動し、上方位置gからは離間位置hまで駆動
ローラ49から離間することが可能とされている。ま
た、駆動ローラ49の右側には、駆動ローラ51及び従
動ローラ52が相互に回転可能に設けられ、更にその右
側には右下がりで滑らかに弯曲したガイド板53が設け
られている。
【0028】ガイド板53の上方には光学ユニット54
が配置され、この光学ユニット54内には、記録する画
像信号を変調した光ビームを出射するレーザー光源と、
ポリゴンモータ55により回転駆動されるポリゴンミラ
ー56と、このポリゴンミラー56により偏向された光
束を垂直下方に反射するミラー57とが設けられ、光学
ユニット54の下面に形成された開口54aから、光ビ
ームLを駆動ローラ49、51の間に照射するようにさ
れている。また、駆動ローラ49の左方には左下がりに
傾斜したガイド板58が設けられている。
【0029】記録ユニット41の左側に設けられた開口
部41aの左方には接続ユニット61が設けられ、この
接続ユニット61内の右側下方にはフィルム待機ステー
ジ62が配置されている。図2はこのフィルム待機ステ
ージ62の斜視図であり、フィルム待機ステージ62は
2枚のガイド板63、64に挟まれ、側面にはガイド板
65が設けられている。なお、ガイド板63、64はそ
の上部で共に外側に向かって弯曲した形状とされ、特に
ガイド板63の先端は記録ユニット41内に入り込んで
いる。ガイド板64の下部には2個所の切欠部64a、
64bが形成され、レバー67、68が図示しない駆動
機構によりこれらの切欠部64a、64bに沿って、そ
れぞれ上下に移動可能とされている。
【0030】フィルム待機ステージ62の上方には駆動
ローラ69が設けられ、この駆動ローラ69の右方及び
上方には、従動ローラ70、71がそれぞれ駆動ローラ
69に接して設けられている。また、従動ローラ70、
71にはベルト72が掛けられ、このベルト72の片側
は駆動ローラ69の表面に接触している。駆動ローラ6
9の左方には、駆動ローラ73、従動ローラ74から成
る搬送ローラ対を介して、軸75を中心としてシャッタ
76が回動可能に設けられ、このシャッタ76は接続ユ
ニット61の左側に形成された開口部61aを開閉し得
るようにされている。
【0031】接続ユニット61の左方には自動現像機7
7が接続され、自動現像機77の右側には、開口部77
aが開口部61aと対向して形成されている。開口部7
7aの左側には、駆動ローラ78、従動ローラ79から
成る搬送ローラ対を介して、経路80が弯曲して形成さ
れ、経路80の後方にはフィルムFを収納するトレイ8
1が設けられている。
【0032】フィルムFを搬送して画像記録を行う際に
は、先ず吸盤44が経路aに沿って下降し、減圧手段に
よりフィルムFの最上層の1枚を吸着して元の位置まで
持ち上げる。次に、吸盤44が経路bに沿って左方に移
動し、吸着したフィルムFを駆動ローラ45と従動ロー
ラ46との間に挟み込んだ後に、減圧を停止して吸着を
解く。フィルムFの吸着が解かれフィルムが吸盤から離
れると、駆動ローラ45は時計廻り方向に回転し、従動
ローラ46は駆動ローラ45と同じ周速で回動して左方
位置dまで移動し、フィルムFの進行方向を90度だけ
転換して回動を停止する。更に、駆動ローラ45は時計
廻り方向への回転を続け、従動ローラ46はこれに伴っ
て反時計廻り方向に回転することにより、フィルムFを
上方に搬送してガイド板47、48により形成された搬
送路に挿入する。
【0033】このとき、従動ローラ50は駆動ローラ4
9の左方位置fで待機しており、フィルムFが更に上方
に搬送されて駆動ローラ49と従動ローラ50との間に
挟み込まれると、駆動ローラ49は時計廻り方向に回転
し、従動ローラ50は駆動ローラ49と同じ周速で時計
廻り方向に回動して上方位置gまで移動し、フィルムF
の進行方向を90度転換して右方に向ける。更に、駆動
ローラ49は時計廻り方向への回転を続け、従動ローラ
50もこれに伴って反時計廻り方向に従動回転すること
により、フィルムFを右方向に搬送する。ここで、フィ
ルムFの後端はガイド板47の内面に接触しながら移動
し、ガイド板47の上端部を離れると、駆動ローラ49
が反時計廻り方向に回転し、フィルムFの先端部が主走
査を行う位置よりも左側に至るまで、駆動ローラ49は
回転を続ける。これにより、フィルムFの後端部は自重
によりF’に示すように垂れ下がり、副走査を行う準備
がなされる。
【0034】このようにして副走査の準備が完了する
と、駆動ローラ49、51は共に時計廻り方向に回転し
て、フィルムFが駆動ローラ51と従動ローラ52との
間に挟み込まれると、駆動ローラ49は回転を停止し、
従動ローラ50は離間位置hに移動する。ここで、レー
ザー光源から出射された光ビームLは、ポリゴンモータ
55により回転されるポリゴンミラー56により偏向さ
れ、更にミラー57により反射されてフィルムFの進行
方向と直角方向に主走査が行われる。同時に、駆動ロー
ラ51が時計廻り方向に一定の速度で回転し、フィルム
Fを右方向に搬送しながら副走査が行われて、フィルム
Fには二次元の画像が記録される。
【0035】記録を終了したフィルムFをレシーブマガ
ジン43内に収納する場合には、先ず従動ローラ50が
上方位置gまで下降し、次に駆動ローラ51が反時計廻
り方向に回転してフィルムFを左方に搬送し、フィルム
Fが駆動ローラ49と従動ローラ50との間に挟み込ま
れると、従動ローラ50は駆動ローラ49の反時計廻り
方向への回転に伴って、一体的に下方位置eまで回動す
る。これにより、フィルムFの後端部は駆動ローラ49
の周縁に沿って移動し、その進行方向が180度転換さ
れる。更に、駆動ローラ49は反時計廻り方向に回転し
てフィルムFを右方向に搬送し、フィルムFの先端部が
駆動ローラ49から離れると、フィルムFは自重により
落下してレシーブマガジン43内に収納される。
【0036】また、フィルムFを自動現像機77に搬送
して現像を行う場合は、先ず従動ローラ50が上方位置
gまで下降した後に、駆動ローラ51の反時計廻り方向
への回転によりフィルムFが左方に搬送されて、駆動ロ
ーラ49と従動ローラ50との間に挟み込まれると、駆
動ローラ49は反時計廻り方向に回転すると共に、従動
ローラ50はその位置を保ちながら従動回転し、これに
よりフィルムFは更に左方に搬送され、ガイド板58、
63の案内に従ってフィルム待機ステージ62内に送り
込まれる。そして、フィルムFの先端部が駆動ローラ4
9から離れると、フィルムFは自重によりフィルム待機
ステージ62内に落下する。
【0037】次に、レバー67、68が上昇してフィル
ム待機ステージ62内のフィルムFを押し上げ、フィル
ムFは駆動ローラ69と従動ローラ70の間に挟み込ま
れる。更に、駆動ローラ69が反時計廻り方向に回転
し、従動ローラ70、71がこれに伴って従動回転する
と、フィルムFは駆動ローラ69とベルト72との間に
挟まれながら、ベルト72面に沿ってその進行方向が9
0度転換される。駆動ローラ69が更に回転を続ける
と、フィルムFの先端部は左方に搬送されて駆動ローラ
73、従動ローラ74に挟持される。ここで、シャッタ
76が反時計廻り方向に回動して開口部61aを開き、
駆動ローラ73が反時計廻り方向に回転して、フィルム
Fを自動現像機77内の駆動ローラ78と従動ローラ7
9との間に挟み込む。
【0038】更に、駆動ローラ78が反時計廻り方向に
回転してフィルムFを経路80内に搬送し、フィルムF
は経路80内を搬送される間に現像、定着、水洗が順次
になされ、トレイ81から排出される。
【0039】このようにして、本実施例では記録時に要
する経路と干渉しない経路でフィルムFを自動現像機7
7に搬送することができるため、フィルムFが完全に自
動現像機77に送り込まれることを待たずに、次のフィ
ルムFの記録を行うことができ、2枚目のフィルムFを
記録する時間を短縮することができる。
【0040】図3は第2の実施例の構成図であり、図1
と同一の符号は同一の部材を示している。接続ユニット
61内の右側下方には、フィルム待機ステージ62の代
りにフィルム待機ステージ91が設けられており、この
フィルム待機ステージ91は図4に示すように上方で左
側に傾き、複数のフィルムFを収納し得る幅を持って配
置された2枚のガイド板92、93に挟まれるように構
成され、側面はガイド板94により規制されている。ま
た、ガイド板92、93は上端部がそれぞれ外側に向か
って弯曲した形状とされ、ガイド板93の上部には切欠
部93aが広く形成されている。切欠部93aの左側に
は、図示しない減圧手段に接続された吸盤96、97が
設けられ、これらの吸盤96、97は基準位置jから吸
着位置kに移動し、更に上方位置mに移動することがで
きるようにされている。
【0041】フィルムFは記録ユニット41内において
第1の実施例と同様に画像が記録され、駆動ローラ49
から順次にフィルム待機ステージ91内に積層される。
次に、吸盤96、97が吸着位置kに移動して積層され
たフィルムFの左端の1枚を吸着する。更に、吸盤96
は上方位置mに移動し、フィルムFの上端を駆動ローラ
69と従動ローラ70の間に挟み込む。この後は、第1
の実施例と同様にフィルムFは自動現像機77に搬送さ
れ、自動現像機77内で現像されてトレイ81に排出さ
れる。
【0042】この第2の実施例では、自動現像機77の
搬送速度が遅くても、複数枚のフィルムFを自動現像機
77に送る前に溜めておくことができるため、フィルム
Fが現像される前に、操作者は大量のフィルムFに対す
る編集等の指示を一度に行うことができ、終了後はキー
パッド7の前を離れて現像が終了するまでの時間に他の
仕事を行うことができる。また、フィルムFはサプライ
マガジン42に積層された順序に従って現像が行われる
ため、現像されたフィルムFの順序を並べ換える必要は
ない。
【0043】図5は第3の実施例の構成図であり、ガイ
ド板58の下方にはガイド板101が設けられ、このガ
イド板101の下流にはフィルム待機ステージ102が
配置されている。このフィルム待機ステージ102は図
6に示すように平行に設けられた2枚のガイド板10
3、104と、下辺を規制するガイド板105により構
成され、ガイド板103、104はそれぞれ上端部が外
側に向かって弯曲した形状とされている。ガイド板10
4の外側面には歯車106が固定され、この歯車106
の中心には軸107の一端が固定されている。また、軸
107の他端は接続ユニット61に固定された支持体1
08に回転可能に支持されている。この支持体108に
は、歯車106に噛合された歯車109が回転可能に設
けられ、支持体108に固定されたモータ110によ
り、フィルム待機ステージ102を回転駆動することが
できるようになっている。
【0044】更に、ガイド板104の後方には2個所の
切欠部104a、104bが形成され、レバー111、
112が図示しない駆動機構によりこれらの切欠部10
4a、104bに沿ってそれぞれ移動可能に設けられて
いる。なお、フィルム待機ステージ102の右側は解放
されている。
【0045】画像が記録されたフィルムFはガイド板5
8、101に案内され、フィルム待機ステージ102内
に収納される。次に、モータ110が回転し、歯車10
9を介して歯車106が反時計廻り方向に回転する。こ
れに伴って、フィルム待機ステージ102もレバー11
1、112と一体的に90度回転し、図7に示すように
フィルムFを横向きに配置する。更に、レバー111、
112が上方位置p、qまでそれぞれ上昇し、フィルム
Fを駆動ローラ69と従動ローラ70との間に挟み込
む。この後は、第1の実施例と同様に現像がなされる。
【0046】この第3の実施例においては、記録時には
進行方向に長くなるようにフィルムFを搬送しても、現
像時には横方向から挿入することにより、フィルムFの
先端が自動現像機77に挿入されてから、後端が完全に
挿入されるまでの時間を短縮することができるために、
一定の時間内に処理ができるフィルムFの枚数を増加す
ることができる。
【0047】例えば、35×43cmのフィルムFを使
用し、自動現像機77の搬送速度を10〜40mm/秒
とすると、進行方向に長くなるようにフィルムFを搬送
した場合には、1枚のフィルムFが自動現像機77に完
全に収納されるまで10.8〜43秒を要するが、本実
施例のように横方向に挿入した場合には、8.8〜35
秒でフィルムFを自動現像機77内に搬送することが可
能となる。
【0048】図8は第4の実施例の構成図であり、記録
ユニット41の左方にはL字状の接続ユニット116が
接続され、この接続ユニット116には自動現像機11
7が嵌め込まれるように接続されている。なお、この自
動現像機117は自動現像機77と同一の構成を有する
ものがそのまま使用され、トレイ81が前面となるよう
に配置されている。
【0049】図9は接続ユニット116の内部構成図で
あり、記録ユニット41のガイド板58の下流には、2
枚のガイド板118、119を平行に配置して構成した
フィルム待機ステージ120が設けられている。なお、
フィルム待機ステージ120の手前側の側面及び底面は
ガイド板121、122によりそれぞれ規制され、奥側
の側面は解放されている。また、ガイド板118、11
9は上端部がそれぞれ外側に向かって弯曲した形状とさ
れており、ガイド板119の後方には開口部119aが
形成されている。更に、ガイド板119の後端の上部及
び下部には、1枚のフィルムFを他と分離する分離爪1
23、124がそれぞれ設けられている。
【0050】フィルム待機ステージ120の左側には、
図示しない減圧手段に接続された2個の吸盤125、1
26が開口部119aと対向して上下に配置され、これ
らの吸盤125、126は後方に移動することが可能と
されている。また、フィルム待機ステージ120の後方
には、駆動ローラ127、従動ローラ128から成る搬
送ローラ対、フィルムFの進行方向を90度左方に転換
するガイド板129、駆動ローラ130、従動ローラ1
31から成る搬送ローラ対が順次に配列されている。
【0051】更に、駆動ローラ130、従動ローラ13
1の左方には、2枚のガイド板132、133を平行に
配置して構成したケース134が設けられ、このケース
134の左側はガイド板135により規制されている。
なお、ガイド板132、133はその右側においてそれ
ぞれ外側に向かって弯曲した形状とされており、ガイド
板132の下部には2個所の切欠部132a、132b
が形成されている。また、これらの切欠部132a、1
32bに沿って、レバー136、137が共に上方位置
r、sまでそれぞれ上下に移動可能に設けられている。
【0052】ケース134の上方には、図10にも示す
ように駆動ローラ138、従動ローラ139から成る搬
送ローラ対が設けられ、更に駆動ローラ138、従動ロ
ーラ139の上方には、フィルムFを自動現像機117
内に搬送するガイド板140が設けられている。
【0053】図8において、記録ユニット41内で記録
を終了したフィルムFが、矢印Aに沿ってフィルム待機
ステージ120内に搬送されると、吸盤125、126
は減圧手段によりフィルムFの左端の1枚を吸着した後
に後方に移動し、フィルムFを駆動ローラ127、従動
ローラ128の間に挟み込んで減圧を停止する。フィル
ムが吸盤から離れると、次に駆動ローラ127、130
が回転して、フィルムFを矢印Bに示すようにガイド板
129に沿ってケース134内に搬送する。フィルムF
が完全にケース134内に収納されると、レバー13
6、137が上方位置r、sまで上昇してフィルムFを
駆動ローラ138と従動ローラ139の間に挟み込む。
更に、駆動ローラ138が回転してフィルムFを矢印C
に示すように上方に搬送し、ガイド板140を介して自
動現像機117内に送り込む。そして、自動現像機11
7内で現像がなされたフィルムFは、矢印Dに沿ってト
レイ81に排出される。
【0054】この第4の実施例では、サプライマガジン
42、43の着脱及びトレイ81から現像したフィルム
Fを取り出すことが、共に装置の前面で行うことができ
るため、操作性を向上することができる。また、自動現
像機117の更に左方に他の装置を配置したり、自動現
像機117の左側面を壁に接するように配置することが
できるため、スペースを有効に使用することができる利
点がある。
【0055】図11は第4の実施例の変形例の構成図で
あり、記録ユニット41の後方には接続ユニット116
と同様の機能を有する接続ユニット146を介して、自
動現像機77と同様の構成を有する自動現像機147が
配置されており、記録ユニット41で記録されたフィル
ムFを、接続ユニット146により矢印E、G、Hに沿
って後方の自動現像機147内に搬送するようにされて
いる。フィルムFは自動現像機147内で現像された後
に、矢印Iに沿ってトレイ81に排出される。このよう
に、接続ユニット146を使用して後方に自動現像機を
配置することも可能である。
【0056】図12は第5の実施例の構成図、図13は
平面図であり、記録ユニット41と自動現像機77の間
には接続ユニット151が設けられている。なお、記録
ユニット41におけるフィルムFの中心線Jは、自動現
像機77におけるフィルムFの中心線Kと一致していな
い。ここで、サプライマガジン42、レシーブマガジン
43の着脱の際の操作性を良好にするために、記録ユニ
ット41における中心線Jは手前側に配することが望ま
しい。一方、自動現像機77では現像液の配管などの都
合により、中心線Kを手前側に配することができない。
また、これらの中心線J、Kを一致させると自動現像機
77側が凸部となって、外観上問題となるだけでなく操
作者に対して危険である。このため、中心線J、Kは一
致させずに、記録ユニット41と自動現像機77の前面
を揃えている。
【0057】図14は接続ユニット151の内部構成図
であり、図4と同一の符号は同一の部材を示している。
フィルム待機ステージ91の下面にはラック152が取
り付けられており、このラック152はモータ153に
連結された歯車154に噛合されており、モータ153
を駆動することにより、フィルム待機ステージ91を前
後方向に駆動し得るようになっている。
【0058】記録ユニット41で画像が記録されたフィ
ルムFを自動現像機77内に搬送する際には、先ずモー
タ153によりフィルム待機ステージ91を図12にお
いて手前側位置まで駆動し、記録ユニット41は1枚の
フィルムFに画像を記録した後に、矢印Mに沿ってフィ
ルム待機ステージ91内に収納する。次に、フィルム待
機ステージ91は矢印Nに示すように後方位置まで移動
し、吸盤96、97により1枚のフィルムFを吸着し、
駆動ローラ69、73を介して矢印Oに沿って自動現像
機77内に搬送する。更に、フィルムFは自動現像機7
7で現像、定着、水洗がなされ、矢印Pに示すようにト
レイ81に排出される。
【0059】このようにして、中心線Jと中心線Kが一
致していなくても、フィルム待機ステージ91を平行移
動させることにより、フィルムFを記録ユニット41か
ら自動現像機77に搬送することができるため、記録ユ
ニット41と自動現像機77の前面を揃えることができ
る。
【0060】図15は第6の実施例の構成図であり、フ
ィルム待機ステージ91の上方には駆動ローラ156、
従動ローラ157から成る搬送ローラ対が設けられ、更
にその上方には、接続ユニット61の上面に形成された
開口部61bを介してフィルム搬送ユニット158が設
けられている。
【0061】フィルム搬送ユニット158の右方には、
例えば他のプリンタ、X線撮影装置、X線撮影用カセッ
トからフィルムを取り出す装置、複数枚挿入した撮影済
のフィルムFから1枚ごとに順次に取り出すオートフィ
ーダ、又は手差しフィルム受け取り口等の他の装置が、
フィルム搬送ユニット158の右側に形成された開口部
158aを介して接続されている。
【0062】フィルム搬送ユニット158内には、駆動
ローラ159、従動ローラ160から成る搬送ローラ
対、駆動ローラ161、従動ローラ162から成る搬送
ローラ対が順次に設けられ、駆動ローラ159、161
及び従動ローラ160、162にはベルト163、16
4がそれぞれ周設されている。更に、駆動ローラ16
1、従動ローラ162の左方には、フィルムFの進行方
向を下方に向けて駆動ローラ156と従動ローラ157
の間に挟み込むガイド板165が設けられている。
【0063】他の装置から搬送されたフィルムFは、開
口部158aを通って駆動ローラ159と従動ローラ1
60の間に挟み込まれ、駆動ローラ159、161が反
時計廻り方向に回転することにより、ベルト163、1
64に挟まれながら左方に搬送される。更に、フィルム
Fはガイド板165により進行方向を下方に変えられ、
開口部61bを通って駆動ローラ156と従動ローラ1
57の間に挟まれ、駆動ローラ156が反時計廻り方向
に回転することでフィルムFは下方に送られ、フィルム
Fの後端が駆動ローラ156から離れると、フィルムF
は落下してフィルム待機ステージ91内に落下する。
【0064】通常、自動現像機77を記録ユニット41
専用として接続すると、他の装置で撮影又は記録された
フィルムFを現像することはできないが、この第6の実
施例のように、フィルムFを他の装置からフィルム搬送
ユニット158及び接続ユニット61を介して自動現像
機77に搬送することにより、複数の装置で自動現像機
77を共有することができるため、自動現像機77を有
効に使用することが可能となる。
【0065】図16は第7の実施例の構成図、図17は
図16のQ−Q線に沿った断面図、図18は斜視図、図
19は平面図であり、駆動ローラ51、従動ローラ52
の右方には、平坦に形成されたガイド板171が水平に
配置されている。このガイド板171の手前側には2個
所の切欠部171a、171bが形成され、これらの切
欠部171a、171bには、レバー172、173が
図示する手前側位置から後方位置t、uまで、それぞれ
前後方向に移動可能に設けられている。また、ガイド板
171の後方には駆動ローラ174、従動ローラ175
から成る搬送ローラ対が設けられている。
【0066】一方、記録ユニット41の後方にはフィル
ム方向転換ユニット176が接続され、このフィルム方
向転換ユニット176内には、フィルム方向転換ユニッ
ト176に形成された開口部176aを介して、フィル
ムFの進行方向を下方に向けるガイド板177が設けら
れている。更に、このガイド板177の下方には、駆動
ローラ178、従動ローラ179から成る搬送ローラ対
を介してフィルム待機ステージ180が設けられてお
り、このフィルム待機ステージ180は平行に配置され
た2枚のガイド板181、182と、底面を規制するガ
イド板183により構成されている。なお、ガイド板1
81、182は上部においてそれぞれ外側に向かって弯
曲した形状とされ、フィルム待機ステージ180の側面
は左右共に解放されている。
【0067】また、ガイド板181の左側には2個所の
切欠部181a、181bが上下に形成され、ガイド板
181の右側にも同様に2個所の切欠部181c、18
1d(181cは図示せず)が上下に形成されている。
更に、ガイド板182にも図示しない切欠部182a〜
182dが切欠部181a〜181dと対向して形成さ
れている。これらの切欠部181a〜181d、182
a〜182dには、レバー184〜187がそれぞれ設
けられ、これらのレバー184〜187はフィルム搬送
位置v、w、x、y及び退避位置a、b、c、dへの移
動が可能とされている。
【0068】フィルム待機ステージ180の左方には、
駆動ローラ188、従動ローラ189から成る搬送ロー
ラ対が設けられ、フィルム方向転換ユニット176の左
側に形成された開口部176bから、フィルム方向転換
ユニット176の左方に接続されたフィルム搬送ユニッ
ト190に、フィルムFを搬送することができるように
なっている。フィルム搬送ユニット190の右側には、
開口部176bと対向するように開口部190aが形成
され、この開口部190aの左方には、駆動ローラ19
1、従動ローラ192から成る搬送ローラ対が設けら
れ、フィルム搬送ユニット190の左側に設けられた図
示しない自動現像機まで搬送し得るようになっている。
【0069】また、フィルム待機ステージ180の右方
にも同様に、駆動ローラ193、従動ローラ194から
成る搬送ローラ対が設けられ、フィルム方向転換ユニッ
ト176の右側に形成された開口部176cから、フィ
ルム方向転換ユニット176の右方に接続されたフィル
ム搬送ユニット195に、フィルムFを搬送し得るよう
になっている。フィルム搬送ユニット195の左側に
は、開口部176cと対向するように開口部195aが
形成され、この開口部195aの右方には駆動ローラ1
96、従動ローラ197から成る搬送ローラ対が設けら
れ、フィルム搬送ユニット195の右側に設けられた図
示しない自動現像機まで搬送し得るようになっている。
【0070】画像記録の際には、ガイド板171に設け
られたレバー172、173が手前側位置にそれぞれ移
動した後に第1の実施例と同様に行われ、記録が終了し
てフィルムFの後端が駆動ローラ51から離れると、フ
ィルムFはガイド板171上に載置された状態となる。
次に、レバー172、173が後方位置t、uにそれぞ
れ移動し、フィルムFを後方に押し出して駆動ローラ1
74と従動ローラ175との間に挟み込む。更に、駆動
ローラ174、178が反時計廻り方向に回転し、ガイ
ド板177によりフィルムFの進行方向を下方に転換し
ながら、フィルムFをフィルム待機ステージ180内に
搬送する。このとき、レバー184〜187は退避位置
a、b、c、dに移動しており、落下するフィルムFと
干渉することはない。
【0071】フィルム搬送ユニット190の左側の自動
現像機で現像を行う場合には、レバー186、187が
退避位置c、dから基準位置に移動した後に、左方に移
動しながらフィルムFを左方に押し出し、フィルムFの
左端を駆動ローラ188、従動ローラ189の間に挟み
込んで搬送位置x、yで停止する。次に、駆動ローラ1
88、191は反時計廻り方向に回転してフィルムFを
更に左方に搬送し、フィルム搬送ユニット190の左側
の自動現像機に送り込む。フィルムFはこの自動現像機
内で現像処理がなされ、トレイから排出される。
【0072】フィルム搬送ユニット195の右側の自動
現像機で現像する場合も同様に、レバー184、185
が基準位置から搬送位置v、wに移動してフィルムFを
右方に押し出し、フィルムFの右端を駆動ローラ19
3、従動ローラ194の間に挟み込む。次に、駆動ロー
ラ193、196が時計廻り方向に回転することで、フ
ィルムFをフィルム搬送ユニット195の右側の自動現
像機に搬送する。
【0073】このようにして、記録ユニット41のフィ
ルム処理速度が自動現像機よりも速い場合に、フィルム
Fを適宜に2台の自動現像機に振り分けることができる
ため、一定時間当りのフィルム処理枚数が増加する。ま
た、例えば何れか1台の自動現像機が故障した場合で
も、例えば記録済のフィルムFを一度レシーブマガジン
43に溜めて使用可能な自動現像機に運んだりせずに、
自動的に故障していない自動現像機で現像を行うことが
できる。この例で、どちらか片方の自動現像機のみを接
続して使用してもよい。
【0074】図20は第8の実施例の構成図を示し、2
01は記録ユニット、202はガイド板である。この実
施例では、図1における光学ユニット54、サプライマ
ガジン42、レシーブマガジン43、フィルム待期ステ
ージ62が斜めに配置されている。フィルム搬送機構は
図1と同様であるので、フィルムの通過経路zのみを示
している。また、図1における接続ユニット61は、記
録ユニット201に一体化されている。
【0075】このようにに光学ユニット54等を斜めに
配置することによって、図1において吸盤44がフィル
ムをローラ45、46に挿し込む際に、フィルムに引き
ずられて2枚目のフィルムがサプライマガジン42の外
に飛び出してしまう危険性を少なくできる。また、フィ
ルムをレシーブマガジン43に収納する際に、フィルム
同志の摩擦抵抗を少なくでき、より安定した搬送ができ
る。
【0076】更に、フィルム待期ステージ62を斜めに
配置することにより、待期ステージ62に複数枚のフィ
ルムを保持する場合に、既に入っているフィルムと、次
に進入するフィルムがぶつかり、フィルムジャムを起こ
すことを防止できる利点もある。
【0077】
【発明の効果】以上説明したように第1発明に係る画像
記録装置は、記録時のフィルム経路と干渉しない位置
に、フィルムを一時的に待機させる待機ステージを鉛直
に配置し、待機させたフィルムを順次に自動現像機に搬
送することにより、設置面積を小さくしながら、自動現
像機の処理速度に依存しない高速の画像記録が達成され
る。
【0078】また、第2発明に係る画像記録装置は、記
録時のフィルム経路と干渉しない位置に、フィルムを一
時的に待機させるフィルム待機ステージを傾斜して配置
し、待機させたフィルムを順次に自動現像機に搬送する
ことにより、設置面積を小さくしながら、自動現像機の
処理速度に依存しない高速の画像記録が達成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例の構成図である。
【図2】フィルム待機ステージの斜視図である。
【図3】第2の実施例の構成図である。
【図4】フィルム待機ステージの斜視図である。
【図5】第3の実施例の構成図である。
【図6】フィルム待機ステージの斜視図である。
【図7】フィルム待機ステージを回転する際の説明図で
ある。
【図8】第4の実施例の構成図である。
【図9】接続ユニットの内部構成図である。
【図10】接続ユニット及び自動現像機の断面図であ
る。
【図11】第4の実施例の変形例の構成図である。
【図12】第5の実施例の構成図である。
【図13】第5の実施例の平面図である。
【図14】接続ユニットの内部構成図である。
【図15】第6の実施例の構成図である。
【図16】第7の実施例の構成図である。
【図17】図16のQ−Q線に沿った断面図である。
【図18】第7の実施例の斜視図である。
【図19】第7の実施例の平面図である。
【図20】第8の実施例の構成図である。
【図21】従来の診断装置の説明図である。
【図22】出力する画像の配置の説明図である。
【図23】従来のレーザーイメージャの構成図である。
【符号の説明】
41 記録ユニット 42 サプライマガジン 43 レシーブマガジン 44、96、97、125、126 吸盤 54 光学ユニット 61、116、146、151 接続ユニット 62、91、102、120、180 フィルム待機ス
テージ 77、117、147 自動現像機 81 トレイ 106、109、154 歯車 108 支持体 110、153 モータ 134 ケース 152 ラック 158、190、195 フィルム搬送ユニット 176 フィルム方向転換ユニット

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数枚のシートを収納するサプライマガ
    ジンと、前記シート上に光学ユニットから光ビームを照
    射することにより画像情報を記録する記録部と、該記録
    部において記録された前記シートの現像処理を行う現像
    部と、前記サプライマガジンから前記記録部まで前記シ
    ートを搬送する第1の搬送手段と、前記シートに記録を
    行う際に前記シートを搬送する副走査手段と、前記記録
    部から前記現像部まで前記シートを搬送する第2の搬送
    手段とを備えた情報記録装置において、前記記録部と前
    記現像部との途中で副走査中のシートと干渉しない位置
    には記録が終了した前記シートを鉛直方向に保持する待
    機ステージを設けたことを特徴とする画像記録装置。
  2. 【請求項2】 多数枚のシートを収納するサプライマガ
    ジンと、前記シート上に光学ユニットから光ビームを照
    射することにより画像情報を記録する記録部と、該記録
    部において記録された前記シートの現像処理を行う現像
    部と、前記サプライマガジンから前記記録部まで前記シ
    ートを搬送する第1の搬送手段と、前記シートに記録を
    行う際に前記シートを搬送する副走査手段と、前記記録
    部から前記現像部まで前記シートを搬送する第2の搬送
    手段とを備えた情報記録装置において、前記記録部と前
    記現像部との途中で副走査中のシートと干渉しない位置
    には記録が終了した前記シートを傾斜するように保持す
    る待機ステージを設けたことを特徴とする画像記録装
    置。
  3. 【請求項3】 前記待機ステージは記録が終了した前記
    シートを複数枚積層する幅を有するものとし、前記積層
    したシートを1枚ずつ分離して前記現像部に搬送するシ
    ート分離手段を備えた請求項1又は請求項2に記載の画
    像記録装置。
  4. 【請求項4】 前記シート分離手段は前記シートを積層
    した順に分離し、前記現像部に搬送するようにした請求
    項3に記載の画像記録装置。
  5. 【請求項5】 前記待機ステージは前記シートの方向を
    転換するシート方向転換手段を備えた請求項1又は請求
    項2に記載の画像記録装置。
  6. 【請求項6】 前記待機ステージは前記シートを平行移
    動するシートシフト手段を備えた請求項1又は請求項2
    に記載の画像記録装置。
  7. 【請求項7】 前記待機ステージは他の装置からのシー
    トを前記待機ステージ内に搬送する第3の搬送手段を備
    えた請求項1又は請求項2に記載の画像記録装置。
  8. 【請求項8】 前記待機ステージは手差しされたシート
    を前記待機ステージ内に搬送する第4の搬送手段を備え
    た請求項1又は請求項2に記載の画像記録装置。
  9. 【請求項9】 前記待機ステージには複数の現像部を接
    続し、これら複数の現像部の稼働状態に応じて択一的に
    前記何れか1つの現像部に前記シートを搬送するように
    した請求項1又は請求項2に記載の画像記録装置。
JP5343093A 1993-12-14 1993-12-14 画像記録装置 Pending JPH07168340A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5343093A JPH07168340A (ja) 1993-12-14 1993-12-14 画像記録装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5343093A JPH07168340A (ja) 1993-12-14 1993-12-14 画像記録装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07168340A true JPH07168340A (ja) 1995-07-04

Family

ID=18358891

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5343093A Pending JPH07168340A (ja) 1993-12-14 1993-12-14 画像記録装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07168340A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0448379B2 (ja)
JPS62178945A (ja) 放射線画像情報読取装置
JPH07168340A (ja) 画像記録装置
JPH0453708B2 (ja)
JPH01242331A (ja) シート体枚葉機構
JP3407788B2 (ja) 写真処理装置
JPH07108724A (ja) 画像記録装置
JP2847568B2 (ja) カセツテレス式x線速写装置
JP2004302284A (ja) 画像記録材料の供給装置
JPH0811645B2 (ja) 画像記録担体の搬送方法および装置
JP2003287899A (ja) 刷版供給装置
JP3287671B2 (ja) 記録または読み取り装置
JP2001069283A (ja) 画像形成装置
JPH10129055A (ja) 記録装置
JP2550549Y2 (ja) X線フィルムチェンジャー
JPH0643797Y2 (ja) X線速写装置用マガジン
JP2888620B2 (ja) 文字・画像等の情報記録装置
JPH04360157A (ja) 画像記録装置
JP2947435B2 (ja) 写真処理装置
JPH04271339A (ja) カセッテレス速写装置
JPS62175380A (ja) 蓄積性蛍光体シ−ト用スタツカ
JP2003035936A (ja) フィルム処理装置
JPH08272915A (ja) 情報記録又は読取装置
JPS62178946A (ja) 放射線画像情報読取装置
JP2001125248A (ja) シート体排出受け部構造及び写真処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 6

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070914

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 7

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080914

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080914

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 8

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090914

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 8

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090914

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 9

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100914

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 9

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100914

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110914

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120914

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 12

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130914