JPH0716777B2 - 鋳造車両用ホイールの製造方法 - Google Patents

鋳造車両用ホイールの製造方法

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JPH0716777B2
JPH0716777B2 JP61113220A JP11322086A JPH0716777B2 JP H0716777 B2 JPH0716777 B2 JP H0716777B2 JP 61113220 A JP61113220 A JP 61113220A JP 11322086 A JP11322086 A JP 11322086A JP H0716777 B2 JPH0716777 B2 JP H0716777B2
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casting
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Inventor
慶一 小沢
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旭テック株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はアルミニウム合金またはマグネシウム合金製の
車輌用ホイールの中間形状物を鋳造し、これを鋳型から
外し、切削加工して完成品とする鋳造製造法に関するも
のである。
(従来の技術) 最近、車輌用ホイールは、その軽量性、耐久性および装
着時の外観美麗性の点からアルミニウム合金製の車輌用
ホイールが広く普及している。
これらのアルミニウム合金製の車輌用ホイールは、アル
ミニウム合金展伸板材を屈曲成形加工して製作するもの
があり、また、アルミニウム合金素材を鍜造加工塑形し
て製作するものがある。さらに、鋳造によって成形し、
後に切削加工して完成品とするものもある。
鋳造による製造法においては、特公昭47−15209号公報
の第2図(本明細書の第2図)、あるいは実開昭59−83
102号公報の第1図(本明細書の第3図)に記載される
ような形状のものが鋳造され、これを鋳型から外し、寸
法精度が要求される部分を切削加工して完成品としてい
る。
(発明が解決しようとする問題点) 例えば、最近の車輌のFF化により、車輌の主な機構が車
輌の前部に集中して搭載されるので、車輌の前部の必要
容積が増加するから、この容積を収容するため車輌のデ
ィスクブレーキ等は車輪側に張出るように設計しなけれ
ばならなくなる。
また、FR車においてもディスクブレーキの冷却のための
空冷装置の容積も大きくなってきているので、FF車と同
様にホイールディスク部が張出す設計になってきてい
る。
その結果、車輌用ホイールのデザイン面は外方に張り出
し、ホイールのフランジ外側線よりも外側に張出るよう
になる。
このような形状のホイールを鋳造し、鋳型から型外しを
するとき、鋳造品の鋳造方案の関係からデザイン面を下
部にしなければならず、その結果デザイン面を下方にし
て鋳型から落下させると、デザイン面が受け台に衝突し
て複雑な立体的意匠のデザイン面に打痕を付けることが
あり、このようにしてデザイン面に傷を生じた製品は商
品とならなくなる。
このようなことから、デザイン面に打痕を付けないよう
な受け台を用いるか、型外し鋳造品の落下衝撃の程度を
緩和するように落下距離を小さくしなければならない。
しかし、そのようにすると作業効率が低下する。したが
って、通常の作業手順で作業しても、デザイン面を傷付
けないような工夫が強く要望されている。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、車輌用ホイールの鋳放し時に、軽合金製車両
用ホイールのデザイン面側のフランジ部またはディスク
部の環状位置にデザイン面水準より高い突起部を設けた
形状とし、後に切除して完成品とすることを必須の構成
とする鋳造車両用ホイールの製造方法である。
この突起部は、フランジ部の外縁の最外側、または、デ
ィスク部の外縁の最外側の3箇所以上に鼎脚状の突起と
しても良く、フランジ部またはディスク部の外縁の最外
側円周に環状のものを付けても良い。
軽合金はアルミニウム合金またはマグネシウム合金であ
る。
(作用と実施例) 第1図に示すように、アルミニウム合金製車輌用ホイー
ルの鋳放し鋳造品(1)を鋳型から外して受け台(2)
上に落下させたとき、フランジ部の外縁の最外側に環状
の突起部(3)があり、この突起部(3)は受け台
(2)の平面(4)に対してデザイン面水準(5)より
も高くなっているので、デザイン面(6)は受け台
(2)面とは衝突しない。したがって、デザイン面
(6)は受け台(2)面とは衝突しない。したがって、
デザイン面(6)には傷が付かない。ディスク部(7)
の外縁の最外側がデザイン面水準(5)よりも高くなっ
ているものも同様である。
(発明の効果) 本発明の車両用ホイール鋳造物の鋳放し時の形状は、デ
ザイン面側のフランジ部またはディスク部にデザイン面
水準より高い突起部が設けてあるから、鋳放し鋳造品を
受け台に落下させたとき、デザイン面が受け台と衝突し
ない。したがって、デザイン面が傷付くことがなく、こ
の突起部は後の切削加工仕上と同一段取りの切削工程で
除去されて完成品となるから、鋳放し鋳造品を通常の作
業手順で効率良く型外しでき、良品を生産効率良く生産
できる利点があって、本発明は産業の発達に寄与すると
ころ極めて大なるものがある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の車輌用ホイール鋳造物の鋳放し品が受
け台上に落下する状態を示す説明図、第2図および第3
図は従来品の形状を示す説明図である。 1…鋳放し鋳造品;2…受け台;3…突起部;4…受け台の平
面;5…デザイン面水準;6…デザイン面;7…ディスク部.

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両用ホイールの鋳放し時に、軽合金製車
    両用ホイールのデザイン面側のフランジ部またはディス
    ク部の環状位置にデザイン面水準より高い突起部を設け
    た形状とし、後に切除して完成品とすることを特徴とす
    る鋳造車両用ホイールの製造方法。
JP61113220A 1986-05-16 1986-05-16 鋳造車両用ホイールの製造方法 Expired - Lifetime JPH0716777B2 (ja)

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CN105478707A (zh) * 2015-12-29 2016-04-13 四川华星炉管有限公司 一种利用立式离心铸造工艺生产锥段转鼓的方法

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