JPH07167572A - 冷却塔の遮音装置 - Google Patents
冷却塔の遮音装置Info
- Publication number
- JPH07167572A JPH07167572A JP31640993A JP31640993A JPH07167572A JP H07167572 A JPH07167572 A JP H07167572A JP 31640993 A JP31640993 A JP 31640993A JP 31640993 A JP31640993 A JP 31640993A JP H07167572 A JPH07167572 A JP H07167572A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cooling tower
- sound insulation
- sound
- insulation cover
- overhang
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Building Environments (AREA)
- Soundproofing, Sound Blocking, And Sound Damping (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 空調用等の冷却塔において、冷却塔と遮音覆
との間の隙間から外部へ洩れる騒音を遮音するようにす
る。 【構成】 冷却塔1とその周囲に設けられた遮音覆2の
端部との間の全周辺の隙間に冷却塔1の側面から遮音用
の張り出し3を取付け、この張り出し3を遮音覆2の吸
音板にゴム等の自在性のある摺動板4を介して当接さ
せ、隙間を通過しようとする騒音を遮って方向変換さ
せ、上方へ向う発生騒音と相殺し合うようにした。
との間の隙間から外部へ洩れる騒音を遮音するようにす
る。 【構成】 冷却塔1とその周囲に設けられた遮音覆2の
端部との間の全周辺の隙間に冷却塔1の側面から遮音用
の張り出し3を取付け、この張り出し3を遮音覆2の吸
音板にゴム等の自在性のある摺動板4を介して当接さ
せ、隙間を通過しようとする騒音を遮って方向変換さ
せ、上方へ向う発生騒音と相殺し合うようにした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建築物の屋上等に設置
され空調等に用いられる冷却塔の遮音装置に関する。
され空調等に用いられる冷却塔の遮音装置に関する。
【0002】
【従来の技術】建築物の屋上には、空調用に供する冷却
塔が設置される場合が多い。
塔が設置される場合が多い。
【0003】図2はその一例の概略断面図で、建築物1
1の屋上には、冷却塔12が設置されている。冷却塔1
2の周囲には、遮音覆13が取り付けられていて冷却塔
12内に設けられた冷却塔ファン14の発する騒音を遮
断している。冷却塔ファン14によって冷却された水
は、冷却水管15によって図中矢印に示すように建築物
1の機械室16に導かれ冷凍装置の凝縮器(図には示さ
れていない)で冷媒の冷却に供される。
1の屋上には、冷却塔12が設置されている。冷却塔1
2の周囲には、遮音覆13が取り付けられていて冷却塔
12内に設けられた冷却塔ファン14の発する騒音を遮
断している。冷却塔ファン14によって冷却された水
は、冷却水管15によって図中矢印に示すように建築物
1の機械室16に導かれ冷凍装置の凝縮器(図には示さ
れていない)で冷媒の冷却に供される。
【0004】また建築物内は防音に対して極力配慮され
ているが、建築物11の遮音覆13と冷却塔ファン14
との間には、図3に示すように、全周辺にわたって地震
時の変位及び強風時の変位に対応させる約100mm程度
の隙間が設けられている。
ているが、建築物11の遮音覆13と冷却塔ファン14
との間には、図3に示すように、全周辺にわたって地震
時の変位及び強風時の変位に対応させる約100mm程度
の隙間が設けられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の冷却塔において
は、前記のように、建築物の遮音覆いと冷却塔ファンと
の間には全周辺にわたって地震時の変位及び強風時の変
位に対応させるために約100mm程度の隙間がとられて
いる。そのため、図3中矢印で示すように、その隙間か
ら冷却塔ファンの騒音が外部へ洩れ、遮音覆いの遮音効
果が著しく損なわれている。
は、前記のように、建築物の遮音覆いと冷却塔ファンと
の間には全周辺にわたって地震時の変位及び強風時の変
位に対応させるために約100mm程度の隙間がとられて
いる。そのため、図3中矢印で示すように、その隙間か
ら冷却塔ファンの騒音が外部へ洩れ、遮音覆いの遮音効
果が著しく損なわれている。
【0006】本発明は、以上の欠点を解消するためにな
されたものである。
されたものである。
【0007】
(1)本発明の冷却塔の遮音装置は、建築物の屋上等に
設置された冷却塔において、冷却塔と遮音覆の端部との
間の全周辺の隙間に冷却塔側面から遮音用の張り出しを
取り付け、前記張り出しを遮音覆の吸音板に自在性のあ
る摺動板を介して当接させた。 (2)前記(1)の冷却塔の遮音装置において、前記摺
動板がゴムよりなるようにした。
設置された冷却塔において、冷却塔と遮音覆の端部との
間の全周辺の隙間に冷却塔側面から遮音用の張り出しを
取り付け、前記張り出しを遮音覆の吸音板に自在性のあ
る摺動板を介して当接させた。 (2)前記(1)の冷却塔の遮音装置において、前記摺
動板がゴムよりなるようにした。
【0008】
【作用】本発明では、冷却塔の全周辺の隙間に冷却塔側
面から遮音用の張り出しを取り付け、前記張り出しを建
築物の吸音板にゴムなどの自在性のある摺動板を介して
遮音覆に当接させているので、前記隙間を上方へ向って
通過しようとする騒音は遮音用の張り出しで遮えぎられ
て方向転換し上方へ向う発生騒音と相殺し合うように働
き、遮音覆の遮音効果を損うことがなくなる。
面から遮音用の張り出しを取り付け、前記張り出しを建
築物の吸音板にゴムなどの自在性のある摺動板を介して
遮音覆に当接させているので、前記隙間を上方へ向って
通過しようとする騒音は遮音用の張り出しで遮えぎられ
て方向転換し上方へ向う発生騒音と相殺し合うように働
き、遮音覆の遮音効果を損うことがなくなる。
【0009】
【実施例】本発明の一実施例を、図1に基づいて説明す
る。図1は、本実施例に係る遮音用張り出しの部分の概
略断面図である。
る。図1は、本実施例に係る遮音用張り出しの部分の概
略断面図である。
【0010】本実施例は、図2に示す冷却塔と同様に建
築物の屋上に設置される空調用のもので、冷却塔1と同
冷却塔1の周囲に取り付けられた遮音覆2の上端部との
間の全周辺の隙間には、冷却塔1の側面から遮音覆2へ
向って遮音用の張り出し3が取り付けられていて、遮音
覆2の吸音板にゴムなどの自在性のある摺動板4を介し
て当接させてある。
築物の屋上に設置される空調用のもので、冷却塔1と同
冷却塔1の周囲に取り付けられた遮音覆2の上端部との
間の全周辺の隙間には、冷却塔1の側面から遮音覆2へ
向って遮音用の張り出し3が取り付けられていて、遮音
覆2の吸音板にゴムなどの自在性のある摺動板4を介し
て当接させてある。
【0011】以上のように構成された本実施例では、冷
却塔1と遮音覆2との隙間を上方へ向って通過しようと
する騒音は、図中矢印で示すように、張り出し3によっ
て方向転換させられ上方に向う騒音と相殺するように働
き、遮音覆の遮音効果を損うことがなくなる。
却塔1と遮音覆2との隙間を上方へ向って通過しようと
する騒音は、図中矢印で示すように、張り出し3によっ
て方向転換させられ上方に向う騒音と相殺するように働
き、遮音覆の遮音効果を損うことがなくなる。
【0012】
【発明の効果】本発明の冷却塔の遮音装置は冷却塔と遮
音覆の端部との間の全周辺の隙間に冷却塔側面から遮音
用の張り出しを取り付け、前記張り出しを遮音覆の吸音
板にゴムなどの自在性のある摺動板を介して当接させて
いるために、前記遮音用の張り出しによって冷却塔ファ
ンの発する排出空気等の騒音は冷却塔と遮音覆との隙間
を直進するのを遮ぎられるので方向転換し上方へ向う発
生騒音と相殺し合うように働き、遮音覆の遮音効果を損
うことを防止することができる。
音覆の端部との間の全周辺の隙間に冷却塔側面から遮音
用の張り出しを取り付け、前記張り出しを遮音覆の吸音
板にゴムなどの自在性のある摺動板を介して当接させて
いるために、前記遮音用の張り出しによって冷却塔ファ
ンの発する排出空気等の騒音は冷却塔と遮音覆との隙間
を直進するのを遮ぎられるので方向転換し上方へ向う発
生騒音と相殺し合うように働き、遮音覆の遮音効果を損
うことを防止することができる。
【図1】本発明の一実施例の遮音用の張り出しの部分の
概略断面図である。
概略断面図である。
【図2】従来の冷却塔と建築物の一例の概略断面図であ
る。
る。
【図3】図2のA部の概略断面図である。
1 冷却塔 2 遮音覆 3 遮音用の張り出し 4 摺動板
Claims (2)
- 【請求項1】 建築物の屋上等に設置された冷却塔にお
いて、冷却塔と遮音覆の端部との間の全周辺の隙間に冷
却塔側面から遮音用の張り出しを取り付け、前記張り出
しを遮音覆の吸音板に自在性のある摺動板を介して当接
させたことを特徴とする冷却塔の遮音装置。 - 【請求項2】 前記摺動板がゴムよりなることを特徴と
する請求項1に記載の冷却塔の遮音装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31640993A JPH07167572A (ja) | 1993-12-16 | 1993-12-16 | 冷却塔の遮音装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31640993A JPH07167572A (ja) | 1993-12-16 | 1993-12-16 | 冷却塔の遮音装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07167572A true JPH07167572A (ja) | 1995-07-04 |
Family
ID=18076755
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31640993A Withdrawn JPH07167572A (ja) | 1993-12-16 | 1993-12-16 | 冷却塔の遮音装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07167572A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103471418A (zh) * | 2013-09-23 | 2013-12-25 | 北京中亚康源环保工程有限公司 | 一种大型机力通风冷却塔排风口噪声控制装置 |
-
1993
- 1993-12-16 JP JP31640993A patent/JPH07167572A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103471418A (zh) * | 2013-09-23 | 2013-12-25 | 北京中亚康源环保工程有限公司 | 一种大型机力通风冷却塔排风口噪声控制装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20010306 |