JPH07167505A - 空気調和機の運転制御装置 - Google Patents
空気調和機の運転制御装置Info
- Publication number
- JPH07167505A JPH07167505A JP5316563A JP31656393A JPH07167505A JP H07167505 A JPH07167505 A JP H07167505A JP 5316563 A JP5316563 A JP 5316563A JP 31656393 A JP31656393 A JP 31656393A JP H07167505 A JPH07167505 A JP H07167505A
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- JP
- Japan
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- temperature
- compressor
- time
- drive
- outdoor
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 空気調和機の長期にわたる運転においても圧
縮機の信頼性を確保する。 【構成】 圧縮機１の停止時間を計時するタイマーと、
一定時間が経過しない間は圧縮機１の運転を禁止する運
転駆動制御部５と、圧縮機１の運転停止回数を計時する
カウンタ12とを備え、運転停止積算回数が一定回数を超
えた場合に停止時間を延長させる。
縮機の信頼性を確保する。 【構成】 圧縮機１の停止時間を計時するタイマーと、
一定時間が経過しない間は圧縮機１の運転を禁止する運
転駆動制御部５と、圧縮機１の運転停止回数を計時する
カウンタ12とを備え、運転停止積算回数が一定回数を超
えた場合に停止時間を延長させる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、空気調和機の運転制御
装置に関するものである。
装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】図３は従来の空気調和機における冷凍サ
イクルを示す説明図であり、１は圧縮機、２は室外熱交
換器、３はキャピラリチューブ、４は室内熱交換器を示
す。圧縮機１で吐出された冷媒は矢印のごとく室外熱交
換器２で凝縮され、キャピラリチューブ３で減圧された
後、室内熱交換器４で蒸発し冷房能力を発揮し、圧縮機
１に戻る。
イクルを示す説明図であり、１は圧縮機、２は室外熱交
換器、３はキャピラリチューブ、４は室内熱交換器を示
す。圧縮機１で吐出された冷媒は矢印のごとく室外熱交
換器２で凝縮され、キャピラリチューブ３で減圧された
後、室内熱交換器４で蒸発し冷房能力を発揮し、圧縮機
１に戻る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来、この種の空気調
和機では、運転する度に圧縮機１の吐出温度が上昇し、
それに伴い冷媒中にスラッジが発生して冷凍サイクル中
の管壁に付着していた。また運転時間が長期になるにつ
れ、スラッジが徐々に流路の狭いキャピラリチューブに
蓄積されるようになり、キャピラリチューブを通る冷媒
の流量が小さくなってくる。そのため、吐出圧力，吐出
温度の上昇を引き起こし、さらにはスラッジの発生を増
加させる要因となっていた。また、この状態が続くと、
運転停止時に吐出，吸入圧力がバランスしにくく、圧縮
機の再起動が困難になり、さらには圧縮機に過剰な負荷
がかかり、運転不可能になるという問題を有していた。
和機では、運転する度に圧縮機１の吐出温度が上昇し、
それに伴い冷媒中にスラッジが発生して冷凍サイクル中
の管壁に付着していた。また運転時間が長期になるにつ
れ、スラッジが徐々に流路の狭いキャピラリチューブに
蓄積されるようになり、キャピラリチューブを通る冷媒
の流量が小さくなってくる。そのため、吐出圧力，吐出
温度の上昇を引き起こし、さらにはスラッジの発生を増
加させる要因となっていた。また、この状態が続くと、
運転停止時に吐出，吸入圧力がバランスしにくく、圧縮
機の再起動が困難になり、さらには圧縮機に過剰な負荷
がかかり、運転不可能になるという問題を有していた。
【０００４】本発明は、前記従来の課題を解決し、空気
調和機の長期にわたる運転においても圧縮機の信頼性を
確保することを実現した空気調和機の運転制御装置を提
供することを目的とするものである。
調和機の長期にわたる運転においても圧縮機の信頼性を
確保することを実現した空気調和機の運転制御装置を提
供することを目的とするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、圧縮機と室内熱交換器とキャピラリチュ
ーブと室外熱交換器とを接続して回路を構成する冷凍サ
イクルを備え、さらに前記圧縮機の停止時間を計時する
停止時間計時手段と、前記圧縮機の運転を禁止する運転
禁止手段と、一定時間内における吐出温度上昇による前
記圧縮機の運転を禁止した回数を計時する運転禁止回数
計時手段と、室内，室外気温が一定温度を超えた場合、
停止時間を延長する停止時間変更手段とを備えたことを
特徴とする。
に、本発明は、圧縮機と室内熱交換器とキャピラリチュ
ーブと室外熱交換器とを接続して回路を構成する冷凍サ
イクルを備え、さらに前記圧縮機の停止時間を計時する
停止時間計時手段と、前記圧縮機の運転を禁止する運転
禁止手段と、一定時間内における吐出温度上昇による前
記圧縮機の運転を禁止した回数を計時する運転禁止回数
計時手段と、室内，室外気温が一定温度を超えた場合、
停止時間を延長する停止時間変更手段とを備えたことを
特徴とする。
【０００６】
【作用】本発明は上記した構成により、圧縮機の吐出温
度上昇による運転禁止回数が多くなったとき、圧縮機の
停止時間を長くするために、吐出温度が停止時間中に一
旦下がるようになる。
度上昇による運転禁止回数が多くなったとき、圧縮機の
停止時間を長くするために、吐出温度が停止時間中に一
旦下がるようになる。
【０００７】
【実施例】以下、本発明の実施例における空気調和機に
ついて図面を参照しながら説明する。なお、冷凍サイク
ルは図３に示した従来例と同じであるため説明を省略し
た。
ついて図面を参照しながら説明する。なお、冷凍サイク
ルは図３に示した従来例と同じであるため説明を省略し
た。
【０００８】図１は本実施例の空気調和機の電気回路を
示すブロック図であり、５は圧縮機１を駆動する運転駆
動制御部、６はマイコン、７は室外マイコン、８は室内
温検出器、９は室内温度設定部、10は室外温検出器、11
は室外温度設定部、12はカウンタ(運転禁止回数計時手
段)を示す。
示すブロック図であり、５は圧縮機１を駆動する運転駆
動制御部、６はマイコン、７は室外マイコン、８は室内
温検出器、９は室内温度設定部、10は室外温検出器、11
は室外温度設定部、12はカウンタ(運転禁止回数計時手
段)を示す。
【０００９】この運転駆動制御部５はマイコン６により
図２に示す制御フローチャートに従って運転制御され
る。まず、空気調和機を運転すると、室内温検出器８に
よって室内温度がマイコン６へ入力される。この室内温
度が、室内温度設定部９内にあらかじめ設定された設定
室内温度ｔi未満の場合は(Ｓ1のNO)、室内温検出器８に
よって室内温度の検出を繰り返す。また、室内温度が設
定室内温度ｔiより高い場合は(Ｓ1のYES)、室外温検出
器10によって室外温度が室外マイコン７へ入力される。
この室外温度が室外温度設定部11内にあらかじめ設定さ
れた設定室外温度ｔo未満の場合は(Ｓ2のNO)、室外温検
出器10によって室外温度の検出を繰り返す。また、室外
温度が設定室外温度ｔoより高い場合は(Ｓ2のYES)、運
転積算時間の計時を開始する(Ｓ3)。
図２に示す制御フローチャートに従って運転制御され
る。まず、空気調和機を運転すると、室内温検出器８に
よって室内温度がマイコン６へ入力される。この室内温
度が、室内温度設定部９内にあらかじめ設定された設定
室内温度ｔi未満の場合は(Ｓ1のNO)、室内温検出器８に
よって室内温度の検出を繰り返す。また、室内温度が設
定室内温度ｔiより高い場合は(Ｓ1のYES)、室外温検出
器10によって室外温度が室外マイコン７へ入力される。
この室外温度が室外温度設定部11内にあらかじめ設定さ
れた設定室外温度ｔo未満の場合は(Ｓ2のNO)、室外温検
出器10によって室外温度の検出を繰り返す。また、室外
温度が設定室外温度ｔoより高い場合は(Ｓ2のYES)、運
転積算時間の計時を開始する(Ｓ3)。
【００１０】次に、運転積算時間１時間以内に、カウン
タ12によってカウントされた圧縮機１の運転停止回数を
マイコン６へ入力する。そして、あらかじめ設定された
運転停止回数が１時間に３回未満であれば(Ｓ4のNO)、
圧縮機１の運転停止時間はＴ＝２分とし、３回以上であ
れば(Ｓ4のYES)、Ｔ＝３分とする(Ｓ5)。このようなＴ
の設定状態で、運転駆動制御部５の制御のもと(Ｓ6)で
圧縮機を運転および停止させ、運転積算時間が２時間を
経過すると最初(Ｓ1)に戻る。
タ12によってカウントされた圧縮機１の運転停止回数を
マイコン６へ入力する。そして、あらかじめ設定された
運転停止回数が１時間に３回未満であれば(Ｓ4のNO)、
圧縮機１の運転停止時間はＴ＝２分とし、３回以上であ
れば(Ｓ4のYES)、Ｔ＝３分とする(Ｓ5)。このようなＴ
の設定状態で、運転駆動制御部５の制御のもと(Ｓ6)で
圧縮機を運転および停止させ、運転積算時間が２時間を
経過すると最初(Ｓ1)に戻る。
【００１１】ところで、圧縮機１の吐出温度の上昇に伴
いスラッジが発生し、冷凍サイクル中の管壁に付着す
る。長期間運転経過後では、スラッジが徐々に流路の狭
いキャピラリチューブに蓄積して流量が小さくなるた
め、吐出圧力，吐出温度の上昇を引き起こし、さらにス
ラッジの発生を増加させる。しかし、本実施例によれ
ば、吐出温度上昇による圧縮機１の停止時間を延長する
ことで、吐出，吸入圧力のバランスをとり、圧縮機１が
起動しやすくなるとともに、吐出温度が停止時間中に一
旦下がるのでスラッジの発生が抑制され、さらに長期の
運転にも耐えることができる。
いスラッジが発生し、冷凍サイクル中の管壁に付着す
る。長期間運転経過後では、スラッジが徐々に流路の狭
いキャピラリチューブに蓄積して流量が小さくなるた
め、吐出圧力，吐出温度の上昇を引き起こし、さらにス
ラッジの発生を増加させる。しかし、本実施例によれ
ば、吐出温度上昇による圧縮機１の停止時間を延長する
ことで、吐出，吸入圧力のバランスをとり、圧縮機１が
起動しやすくなるとともに、吐出温度が停止時間中に一
旦下がるのでスラッジの発生が抑制され、さらに長期の
運転にも耐えることができる。
【００１２】本実施例では、１時間以内に吐出温度上昇
による圧縮機停止回数を３回超えると運転停止時間を３
分としたが、その他の時間および回数でも本発明は有効
である。
による圧縮機停止回数を３回超えると運転停止時間を３
分としたが、その他の時間および回数でも本発明は有効
である。
【００１３】
【発明の効果】本発明は前記説明から明らかなように、
圧縮機の停止時間を計時する停止時間計時手段と、一定
時間が経過しない間は前記圧縮機の運転を禁止する運転
禁止手段と、圧縮機の一定時間内の運転禁止回数を計時
する運転禁止回数計時手段と、内外気温度検出手段によ
る内外気温度が一定温度以上で、吐出温度上昇による圧
縮機の運転禁止回数を計時する運転禁止回数計時手段
と、一定時間内の運転禁止回数が一定計時を超えた場
合、停止時間を延長する停止時間変更手段とを備えた構
成としたので、空気調和機の一定時間内の積算運転禁止
回数が一定時間経過した時点で、圧縮機の再運転禁止時
間を延長し、圧縮機の停止中に吐出，吸入圧力のバラン
スをとり、圧縮機が起動しやすくなるとともに、吐出温
度が停止時間中に一旦下がるので、さらに長期の運転に
も耐えることができる
圧縮機の停止時間を計時する停止時間計時手段と、一定
時間が経過しない間は前記圧縮機の運転を禁止する運転
禁止手段と、圧縮機の一定時間内の運転禁止回数を計時
する運転禁止回数計時手段と、内外気温度検出手段によ
る内外気温度が一定温度以上で、吐出温度上昇による圧
縮機の運転禁止回数を計時する運転禁止回数計時手段
と、一定時間内の運転禁止回数が一定計時を超えた場
合、停止時間を延長する停止時間変更手段とを備えた構
成としたので、空気調和機の一定時間内の積算運転禁止
回数が一定時間経過した時点で、圧縮機の再運転禁止時
間を延長し、圧縮機の停止中に吐出，吸入圧力のバラン
スをとり、圧縮機が起動しやすくなるとともに、吐出温
度が停止時間中に一旦下がるので、さらに長期の運転に
も耐えることができる
【図１】本発明の一実施例における電気回路を示すブロ
ック図である。
ック図である。
【図２】本実施例における制御フローチャートである。
【図３】空気調和機の冷凍サイクルを示す説明図であ
る。
る。
１…圧縮機、 ２…室外熱交換器、 ３…キャピラリチ
ューブ、 ４…室内熱交換器、 ５…運転駆動制御部、
６…マイコン、 ７…室外マイコン、 ８…室内温検
出器、 ９…室内温度設定部、 10…室外温検出器、
11…室外温度設定部、 12…カウンタ。
ューブ、 ４…室内熱交換器、 ５…運転駆動制御部、
６…マイコン、 ７…室外マイコン、 ８…室内温検
出器、 ９…室内温度設定部、 10…室外温検出器、
11…室外温度設定部、 12…カウンタ。
Claims (1)
- 【請求項１】 圧縮機と室内熱交換器とキャピラリチュ
ーブと室外熱交換器とを接続して回路を構成する冷凍サ
イクルを備え、さらに前記圧縮機の停止時間を計時する
停止時間計時手段と、前記圧縮機の運転を禁止する運転
禁止手段と、一定時間内における吐出温度上昇による前
記圧縮機の運転を禁止した回数を計時する運転禁止回数
計時手段と、室内，室外気温が一定温度を超えた場合に
停止時間を延長する停止時間変更手段とを備えたことを
特徴とする空気調和機の運転制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5316563A JPH07167505A (ja) | 1993-12-16 | 1993-12-16 | 空気調和機の運転制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5316563A JPH07167505A (ja) | 1993-12-16 | 1993-12-16 | 空気調和機の運転制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07167505A true JPH07167505A (ja) | 1995-07-04 |
Family
ID=18078494
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5316563A Pending JPH07167505A (ja) | 1993-12-16 | 1993-12-16 | 空気調和機の運転制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07167505A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6804971B2 (en) * | 2002-11-22 | 2004-10-19 | Lg Electronics Inc. | Apparatus and method for controlling compressors of air conditioner |
-
1993
- 1993-12-16 JP JP5316563A patent/JPH07167505A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6804971B2 (en) * | 2002-11-22 | 2004-10-19 | Lg Electronics Inc. | Apparatus and method for controlling compressors of air conditioner |
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