JPH06137693A - 年間冷房冷凍サイクルの起動時運転制御方法 - Google Patents
年間冷房冷凍サイクルの起動時運転制御方法Info
- Publication number
- JPH06137693A JPH06137693A JP28982792A JP28982792A JPH06137693A JP H06137693 A JPH06137693 A JP H06137693A JP 28982792 A JP28982792 A JP 28982792A JP 28982792 A JP28982792 A JP 28982792A JP H06137693 A JPH06137693 A JP H06137693A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pressure
- compressor
- refrigerant
- value
- time
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Air Conditioning Control Device (AREA)
- Compression-Type Refrigeration Machines With Reversible Cycles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】圧縮機５と凝縮器４と蒸発器３と減圧器と、電
気信号によって凝縮圧力の設定値を変えられる凝縮圧力
調節弁６より成る冷凍サイクルにおいて、冷凍サイクル
の圧力を検出する装置１０を冷凍サイクルに設け、圧縮
機５の始動前の冷凍サイクルを検出し圧力が一定値以下
の時に、凝縮圧力調節弁６に一定時間、所定の電気信号
を与える。 【効果】冬期等の冷房運転で、起動後短時間に目標の高
圧圧力及び低圧圧力を確保することができ、着霜や冷媒
不足による圧縮機モータの過熱を防ぐことができる。
気信号によって凝縮圧力の設定値を変えられる凝縮圧力
調節弁６より成る冷凍サイクルにおいて、冷凍サイクル
の圧力を検出する装置１０を冷凍サイクルに設け、圧縮
機５の始動前の冷凍サイクルを検出し圧力が一定値以下
の時に、凝縮圧力調節弁６に一定時間、所定の電気信号
を与える。 【効果】冬期等の冷房運転で、起動後短時間に目標の高
圧圧力及び低圧圧力を確保することができ、着霜や冷媒
不足による圧縮機モータの過熱を防ぐことができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は冷房装置に係り、特に、
年間冷房装置の起動時制御方法に関する。
年間冷房装置の起動時制御方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の技術では、特開平1−273953 号公
報に記載の様に、まず、高低圧圧力を検出し、次に、低
圧圧力が一定値を満足していなければ高圧圧力が一定値
を満足していてもさらに高い高圧圧力になるよう凝縮圧
力調節弁を制御し減圧装置の入口圧力を上昇して冷媒流
量を増し、低圧圧力を上げる制御を行っていた。しか
し、冬期の起動時では、液だめ，配管等の冷媒の寝込み
のため、過渡的に冷媒不足となり、特に、低圧圧力が低
くなるため、起動後、適切な圧力値に上昇するには時間
がかかり、着霜や冷媒不足による圧縮機モータの過熱等
の問題があった。
報に記載の様に、まず、高低圧圧力を検出し、次に、低
圧圧力が一定値を満足していなければ高圧圧力が一定値
を満足していてもさらに高い高圧圧力になるよう凝縮圧
力調節弁を制御し減圧装置の入口圧力を上昇して冷媒流
量を増し、低圧圧力を上げる制御を行っていた。しか
し、冬期の起動時では、液だめ，配管等の冷媒の寝込み
のため、過渡的に冷媒不足となり、特に、低圧圧力が低
くなるため、起動後、適切な圧力値に上昇するには時間
がかかり、着霜や冷媒不足による圧縮機モータの過熱等
の問題があった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、冷房
装置の起動時の低圧圧力を速やかに上昇させ、着霜や冷
媒不足による圧縮機モータの過熱を防止することにあ
る。
装置の起動時の低圧圧力を速やかに上昇させ、着霜や冷
媒不足による圧縮機モータの過熱を防止することにあ
る。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記目的は、圧縮機始動
前のサイクルの圧力を検出し、所定値以下の場合には、
凝縮圧力調節弁に一定時間、所定の電気信号を送ること
によって達成させる。
前のサイクルの圧力を検出し、所定値以下の場合には、
凝縮圧力調節弁に一定時間、所定の電気信号を送ること
によって達成させる。
【０００５】
【作用】以上によって、高圧ガスを凝縮器の入口側から
出口側へバイパスさせ液だめ，配管等に寝込んでいる冷
媒は押戻すので、過渡的に冷媒不足となる時間を短縮
し、低圧圧力を素速く上昇させることができる。
出口側へバイパスさせ液だめ，配管等に寝込んでいる冷
媒は押戻すので、過渡的に冷媒不足となる時間を短縮
し、低圧圧力を素速く上昇させることができる。
【０００６】
【実施例】以下、本発明の実施例を図１から図３により
説明する。
説明する。
【０００７】図１に示す様に、本実施例の空気調和装置
はリモートコンデンサ形で、室内機１は、蒸発器３，圧
縮機５，電動膨張弁８，低圧側圧力センサ９，高圧側圧
力センサ１０を含み、室外機２は、凝縮器４，電気式凝
縮圧力調節弁６，液だめ７を含み、それぞれ液側現地配
管１１，ガス側現地配管１２で接続されている。
はリモートコンデンサ形で、室内機１は、蒸発器３，圧
縮機５，電動膨張弁８，低圧側圧力センサ９，高圧側圧
力センサ１０を含み、室外機２は、凝縮器４，電気式凝
縮圧力調節弁６，液だめ７を含み、それぞれ液側現地配
管１１，ガス側現地配管１２で接続されている。
【０００８】冬期等、圧縮機始動前に、液だめ７，液側
現地配管１１等に冷媒が残っていることがあり、そのた
め起動後の圧力を見て制御していたのでは、圧力の立上
りが遅れるという問題があった。そこで図２のフローチ
ャートに従って冷凍サイクルの圧力制御を行う。これ
は、運転前バランス圧力を高圧側圧力センサ１０で圧力
値Ｐｄとして検出し、これが基準値Ｐ4 以下であれば、
一定時間、凝縮圧力調節弁６に電気信号を所定値強制的
に与えて高圧ガスを凝縮器４の出口側へバイパスし、液
だめ７，液側現地配管１１に残っている冷媒を押戻し、
図３に示す様に、高圧圧力の状態を従来のＰｄからＰ
ｄ′の状態に、そして、低圧圧力の状態をＰｓからＰ
ｓ′の状態にする制御である。なお、運転前のバランス
圧力の検出を低圧側圧力センサ９で検出して制御するこ
とも可能である。
現地配管１１等に冷媒が残っていることがあり、そのた
め起動後の圧力を見て制御していたのでは、圧力の立上
りが遅れるという問題があった。そこで図２のフローチ
ャートに従って冷凍サイクルの圧力制御を行う。これ
は、運転前バランス圧力を高圧側圧力センサ１０で圧力
値Ｐｄとして検出し、これが基準値Ｐ4 以下であれば、
一定時間、凝縮圧力調節弁６に電気信号を所定値強制的
に与えて高圧ガスを凝縮器４の出口側へバイパスし、液
だめ７，液側現地配管１１に残っている冷媒を押戻し、
図３に示す様に、高圧圧力の状態を従来のＰｄからＰ
ｄ′の状態に、そして、低圧圧力の状態をＰｓからＰ
ｓ′の状態にする制御である。なお、運転前のバランス
圧力の検出を低圧側圧力センサ９で検出して制御するこ
とも可能である。
【０００９】
【発明の効果】本発明によれば、冬期等の冷房運転で、
起動後短時間に目標の高圧圧力及び低圧圧力を確保する
ことができ、着霜や冷媒不足による圧縮機モータの過熱
を防ぐことができる。
起動後短時間に目標の高圧圧力及び低圧圧力を確保する
ことができ、着霜や冷媒不足による圧縮機モータの過熱
を防ぐことができる。
【図１】本発明の一実施例の冷凍サイクルの系統図。
【図２】本発明の制御のフローチャート。
【図３】冷凍サイクルの運転圧力状態の特性図。
１…室内機、２…室外機、３…蒸発器、４…凝縮器、５
…圧縮機、６…電気式凝縮圧力調節弁、７…液だめ、８
…電動膨張弁、９…低圧圧力センサ、１０…高圧圧力セ
ンサ、１１…液側現地配管、１２…ガス側現地配管。
…圧縮機、６…電気式凝縮圧力調節弁、７…液だめ、８
…電動膨張弁、９…低圧圧力センサ、１０…高圧圧力セ
ンサ、１１…液側現地配管、１２…ガス側現地配管。
Claims (1)
- 【請求項１】圧縮機と凝縮器と蒸発器と減圧器と、電気
信号によって凝縮圧力の設定値を変えられる凝縮圧力調
節弁より成る冷凍サイクルにおいて、前記冷凍サイクル
の圧力を検出する装置を前記冷凍サイクルに設け、前記
圧縮機の始動前の冷凍サイクルを検出し前記圧力が一定
値以下の時に、前記凝縮圧力調節弁に一定時間、所定の
電気信号を与え起動後の前記冷凍サイクルの圧力低下を
防止することを特徴とする年間冷房冷凍サイクルの起動
時運転制御方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28982792A JPH06137693A (ja) | 1992-10-28 | 1992-10-28 | 年間冷房冷凍サイクルの起動時運転制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28982792A JPH06137693A (ja) | 1992-10-28 | 1992-10-28 | 年間冷房冷凍サイクルの起動時運転制御方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06137693A true JPH06137693A (ja) | 1994-05-20 |
Family
ID=17748288
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28982792A Pending JPH06137693A (ja) | 1992-10-28 | 1992-10-28 | 年間冷房冷凍サイクルの起動時運転制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06137693A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004088219A1 (en) * | 2003-03-31 | 2004-10-14 | Myung-Bum Han | Improvement system of energy efficincy for refrigeration cycle |
| JP2008128628A (ja) * | 2006-11-24 | 2008-06-05 | Hitachi Appliances Inc | 冷凍装置 |
| CN117588866A (zh) * | 2023-11-29 | 2024-02-23 | 浙江乾山制冷科技有限公司 | 一种二氧化碳制冷系统及其控制方式 |
-
1992
- 1992-10-28 JP JP28982792A patent/JPH06137693A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004088219A1 (en) * | 2003-03-31 | 2004-10-14 | Myung-Bum Han | Improvement system of energy efficincy for refrigeration cycle |
| CN100381766C (zh) * | 2003-03-31 | 2008-04-16 | 韩明范 | 制冷循环能量效率的改进系统 |
| US7448228B2 (en) | 2003-03-31 | 2008-11-11 | Myung-Bum Han | System of energy efficiency for refrigeration cycle |
| JP2008128628A (ja) * | 2006-11-24 | 2008-06-05 | Hitachi Appliances Inc | 冷凍装置 |
| CN117588866A (zh) * | 2023-11-29 | 2024-02-23 | 浙江乾山制冷科技有限公司 | 一种二氧化碳制冷系统及其控制方式 |
| CN117588866B (zh) * | 2023-11-29 | 2024-05-28 | 浙江乾山制冷科技有限公司 | 一种二氧化碳制冷系统及其控制方式 |
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