JPH07166722A - トイレルーム用函体ユニットおよびその取付け方法 - Google Patents

トイレルーム用函体ユニットおよびその取付け方法

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JPH07166722A
JPH07166722A JP31560293A JP31560293A JPH07166722A JP H07166722 A JPH07166722 A JP H07166722A JP 31560293 A JP31560293 A JP 31560293A JP 31560293 A JP31560293 A JP 31560293A JP H07166722 A JPH07166722 A JP H07166722A
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JP
Japan
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unit
toilet room
floor
box
toilet
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Application number
JP31560293A
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English (en)
Inventor
Haruo Sasaki
晴夫 佐々木
Hidetoshi Takahashi
秀寿 高橋
Yasushi Namatame
泰 生天目
Akira Hoshi
明 星
Katsumasa Saito
勝正 斉藤
Hidekazu Sasaki
英一 佐々木
Hidetaka Tsukimata
秀隆 月俣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SHINETSU UNIT KK
Taisei Corp
Original Assignee
SHINETSU UNIT KK
Taisei Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 トイレルーム用函体ユニット自身の重量を軽
量化すると共に、低コストで且つトイレルーム周辺の床
との取り合いを良好にできるトイレルーム用函体ユニッ
トおよびトイレルーム用函体ユニットの取付け方法を提
供する。 【構成】 床が形成されていない函体ユニット11と、
函体ユニット11の構成部材の下端を支持する枠体から
なる架台ユニット7と、架台ユニット7の下端からこれ
を設置する床までの距離を調整するレベル調整装置79
と、架台ユニット7の下端を前記床に固定する固定部材
78と、を備え、架台ユニット7の函体ユニット11の
出入口に相当する部分およびトイレブースユニット6の
前面を支持する部分を着脱自在とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トイレルーム用函体ユ
ニットおよびトイレルーム用函体ユニットの取付け方法
に関わり、特に、建築現場で組み立てる必要のない搬送
設置可能なトイレルーム用函体ユニットおよびトイレル
ーム用函体ユニットの取付け方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、ビルなどの各種建築物におけ
るトイレルーム部分の施工は、先ず、トイレルームの床
面を形成し、その上に大便器,小便器,洗面器,スロッ
プシンク(以下、『SK』という)などの器具類や、こ
れに付属する給排水通気管設備、照明機器などの機器類
や、これに使用される配線部材、各トイレブースを仕切
る仕切り板,ドアなどのトイレ空間構成部材などを現場
に持ち込んで組み立てていた。
【0003】しかしながら、この従来の方法では、組み
立てに長時間を要し、作業性が悪く工期が長引いてしま
ういという問題がある。また、現場での組み立てが煩わ
しいという問題もある。そこで、近年では、あらかじめ
工場で、プレキャストコンクリート製の床面上に、男子
トイレルーム、女子トイレルーム、洗面所などに分割
し、これらを函体として形成した後、ユニット化してト
イレルーム用函体ユニットを製造し、このトイレルーム
用函体ユニットをビルなどの建設現場に搬送して、たと
えば、これをクレーンなどの揚重機により各階上につり
上げて取り付ける方法が行われている。
【0004】このトイレルーム用函体ユニットは、プレ
キャストコンクリート製の床を使用しているため、当該
トイレルーム用函体ユニット自身の重量の80%以上
が、床により占められてしまう。そして、その重量は、
4トンを越えてしまい、一般的に使用されている4トン
トラックでは、搬送することができないといという問題
がある。
【0005】従って、日本の道路事情を考慮して、前記
トイレルーム用函体ユニットを実用的な4トントラック
で搬送するためには、当該トイレルーム用函体ユニット
全体の重量を4トン以下に軽減することが要求されてい
た。そこで、トイレルーム用函体ユニット全体の重量を
軽減した従来例として、特願平4−257514号公報
に開示されているものがある。
【0006】このトイレルーム用函体ユニットは、厚さ
100〜200mmのプレキャストコンクリート製の床
を使用し、当該床の少なくとも4つのコーナーに、軽量
鉄骨またはアルミスタッドからなるコーナー用主柱を立
設した函体の構造を備えをている。そして、前記コーナ
ー用主柱間には、直径が4mmφのタッピングスクリュ
ーによる木ねじ保持力が、150kg以上を有する剛性
壁材が取付けられている。また、天井には、軽量天井板
が配設されており、前記函体の内部には、所定のトイレ
関連部材が取付けられた構造を有している。
【0007】この構造を備えたトイレルーム用函体ユニ
ットは、一つのユニットの重量が、4トン以内となり、
4トントラックで搬送することができ実用的であるとい
う利点がある。また、トイレルーム用函体ユニット自身
の重量が軽いため、搬送時の振動や、建築現場で吊り上
げられる際にかかる荷重により、床面が歪んだり、壁面
に亀裂が生じるなどの悪影響を受けることがないという
利点もある。
【0008】さらにまた、床や壁の厚さを薄くできるた
め、トイレ内部の有効面積が大きくなるという利点もあ
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記特
願平4−257514号公報に開示されている従来のト
イレルーム用函体ユニットは、厚さが、100〜200
mmと薄いプレキャストコンクリート製の床を使用する
などして、これまでのトイレルーム用函体ユニットに比
べて、その重量を極めて軽くしているが、それでも未だ
重く、このトイレルーム用函体ユニットを輸送したり、
建築現場の所定位置まで揚重する場合などには、大型の
機械が必要であるという問題がある。
【0010】また、前記トイレルーム用函体ユニットを
設置するトイレルームの周囲が、現場打ちコンクリート
の場合、当該トイレルーム用函体ユニットと、トイレル
ーム周辺の床との取り合いが繁雑になるという問題もあ
る。さらに、トイレルーム用函体ユニットの床として、
プレキャストコンクリートを使用し、また、壁板とし
て、直径が4mmφのタッピングスクリューによる木ね
じ保持力が、150kg以上を有する剛性壁材を使用し
ているため、原材料のコストが高くなるという問題もあ
る。
【0011】本発明は、このような従来の問題点を解決
することを課題とするものであり、トイレルーム用函体
ユニット自身の重量を軽量化すると共に、低コストで、
且つトイレルーム周辺の床との取り合いを良好にするこ
とが可能なトイレルーム用函体ユニットおよびトイレル
ーム用函体ユニットの取付け方法を提供することを目的
とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、内部にトイレブースユニッ
トおよび所定のトイレ関連部材を備え且つ床が形成され
ていない函体ユニットと、前記函体ユニットを構成する
各部材の下端を支持する枠体からなる架台ユニットと、
前記架台ユニットの下端から、当該架台ユニットを設置
する床までの距離を調整するレベル調整装置と、前記架
台ユニットの下端を前記床に固定する固定部材と、を備
え、前記架台ユニットは、前記函体ユニットの出入口に
相当する部分および前記トイレブースユニットの前面を
支持する部分が、前記枠体に着脱自在に取付けられてな
ることを特徴とするトイレルーム用函体ユニットを提供
するものである。
【0013】また、請求項2記載の発明は、請求項1に
かかる架台ユニットに、該架台ユニットを補強する補強
部材を着脱可能に設置したことを特徴とするトイレルー
ム用函体ユニットを提供するものである。そしてまた、
請求項3記載の発明は、請求項1にかかるトイレルーム
用函体ユニットの取付け方法に関するものであり、請求
項1にかかる架台ユニットの所定位置に、前記函体ユニ
ットを載置して固定した後、これを建築現場の所定位置
に設置する第一工程と、前記第一工程後、前記架台ユニ
ットの下端から、前記トイレルーム用函体ユニットを設
置する床までの距離を調整する第二工程と、前記第二工
程後、前記床に前記架台ユニットを固定する第三工程
と、前記架台ユニットの前記函体ユニットの出入口に相
当する部分および前記トイレブースユニットの前面を支
持する部分を、当該架台ユニットから抜脱する第四工程
と、を含んでなることを特徴とするトイレルーム用函体
ユニットの取付方法を提供するものである。
【0014】
【作用】請求項1記載の発明に係るトイレルーム用函体
ユニットは、床が形成されていないため、その重量が大
幅に低減される。すなわち、プレキャストコンクリート
製の床が配設されたトイレルーム用函体ユニットは、全
重量の80%程度が前記床によって占められる。従っ
て、この床を配設せずにトイレルーム用函体ユニットを
構成することで、当該トイレルーム用函体ユニット自身
の重量が大幅に低減される。また、トイレルーム用函体
ユニットの材料コストが大幅に削減される。
【0015】さらにまた、前記函体ユニットの下端は、
架台ユニットにより支持されているため、函体ユニット
の下端に、特に床を設けなくても、トイレブースユニッ
トや所定のトイレ関連部材など、函体ユニットを構成す
るそれぞれのユニットや部材は、所定位置に配設固定さ
れ、函体ユニットとしての性能が損なわれることがな
い。
【0016】さらに、前記架台ユニットの下端から、当
該架台ユニットを設置する床までの距離は、レベル調整
装置により調整され、当該架台ユニットの下端は、固定
部材により床に固定されるため、トイレルーム用函体ユ
ニットは、常に安定した状態で簡単に前記床上に配設さ
れる。そしてまた、前記架台ユニットは、前記函体ユニ
ットの出入口に相当する部分および前記トイレブースユ
ニットの前面を支持する部分が、着脱自在に取付けられ
た構造を有しているため、トイレルーム用函体ユニット
を所定の床に設置した後、この部分を抜脱することで、
トイレルーム用函体ユニット内の床と、トイレルーム周
辺の床との段差、およびトイレブースユニット内の床と
トイレルーム用函体ユニット内の床との段差が解消され
る。
【0017】ここで、トイレルーム用函体ユニットを床
に設置するまでは、前記架台ユニットの前記函体ユニッ
トの出入口に相当する部分および前記トイレブースユニ
ットの前面を支持する部分を、当該架台ユニットに取り
付けておくことで、架台ユニット自身の強度が保持され
ると共に、函体ユニットを構成する各種部材が安定して
支持される。
【0018】そして、請求項2記載の発明によれば、請
求項1にかかる架台ユニットに、該架台ユニットを補強
する補強部材を着脱可能に設置したことで、たとえば、
トイレルーム用函体ユニットを搬送する際や、揚重する
際などに対する、トイレルーム用函体ユニットの強度
が、さらに強化される。そしてまた、請求項3記載の発
明によれば、請求項1にかかる架台ユニットの所定位置
に、前記函体ユニットを載置して固定するため、当該函
体ユニットの各々を構成する部材は、前記架台ユニット
によりしっかりと所定位置に支持固定される。従って、
トイレルーム用函体ユニットを搬送する際や、揚重する
際にかかる力により、当該トイレルーム用函体ユニット
が変形したり、破損することがない。
【0019】ここで、トイレルーム用函体ユニットに
は、床が形成されていないため、当該トイレルーム用函
体ユニット自身の重量が大幅に低減されている。従っ
て、トイレルーム用函体ユニットを搬送したり、揚重す
る際に、大型の機械や大きな労力(エネルギーなど)を
必要とせず、作業効率の向上や作業コストの低減を図る
ことができる。また、トイレルーム用函体ユニット自身
の材料コストが大幅に削減される。
【0020】さらにまた、前記トイレルーム用函体ユニ
ットを建築現場の所定位置に設置した後、前記架台ユニ
ットの下端から、前記トイレルーム用函体ユニットを設
置する床までの距離を調整し、次いで、前記床に当該架
台ユニットを固定するため、トイレルーム用函体ユニッ
トは、常に安定した状態で簡単に前記床上に配設され
る。
【0021】そして、前記架台ユニットの前記函体ユニ
ットの出入口に相当する部分および前記トイレブースユ
ニットの前面を支持する部分を、当該架台ユニットから
抜脱することで、トイレルーム用函体ユニット内の床
と、トイレルーム周辺の床との段差、およびトイレブー
スユニット内の床とトイレルーム用函体ユニット内の床
との段差が解消される。
【0022】ここで、トイレルーム用函体ユニットを床
に設置するまでは、前記架台ユニットの前記函体ユニッ
トの出入口に相当する部分および前記トイレブースユニ
ットの前面を支持する部分を、当該架台ユニットに取り
付けておくことで、架台ユニット自身の強度は保持され
ると共に、函体ユニットを構成する各種部材が安定して
支持される。
【0023】従って、前記トイレルーム用函体ユニット
を搬送する際や、揚重する際にかかる力により、当該ト
イレルーム用函体ユニットが変形したり、破損すること
がない。
【0024】
【実施例】次に、本発明に係る一実施例について、図面
を参照して説明する。図1は、本発明の一実施例にかか
るトイレルーム用函体ユニットの一部を示す構成図、図
2は、本発明の一実施例にかかるトイレルーム用函体ユ
ニットを構成する架台ユニットの構成図、図3は、図2
に示す架台ユニットの部分拡大断面図、図4は、本発明
の一実施例にかかるトイレルーム用函体ユニットを構成
する函体フレームユニットを示す構成図、図5は、図4
に示す函体フレームユニットの上部コーナー部分の近傍
を示す部分平面図、図6は、図4に示す函体フレームユ
ニットの下部コーナー部分の近傍を示す部分平面図、図
7は、図4に示す函体フレームユニットの部分断面図、
図8は、本発明の一実施例にかかるトイレルーム用函体
ユニットを構成する壁面ユニットを示す構成図、図9
は、図8に示す壁面ユニットの部分断面図、図10は、
図8に示す壁面ユニットの部分断面図、図11は、本発
明の一実施例にかかるトイレルーム用函体ユニットを構
成する天井ユニットを示す構成図、図12は、図11に
示す天井ユニットの中央部近傍を示す部分断面図、図1
3は、本発明の一実施例にかかるトイレルーム用函体ユ
ニットを構成する大便用ユニットを示す構成図、図14
は、本発明の一実施例にかかるトイレルーム用函体ユニ
ットを構成する洗面用ユニットを示す構成図、図15
は、本発明の一実施例にかかるトイレルーム用函体ユニ
ットを構成する小便用ユニットを示す構成図、図16
は、本発明の一実施例にかかるトイレルーム用函体ユニ
ットを構成するSKユニットを示す構成図、図17は、
本発明の一実施例にかかるトイレルーム用函体ユニット
を構成するトイレブースユニットを示す構成図、図18
は、図17に示すトイレブースユニットの下部を示す部
分側面図、図19は、図17に示すトイレブースユニッ
トの下部を示す部分断面図である。
【0025】なお、図1は、説明上、配設されるべき部
材の一部を省略して示してある。図1ないし図19に示
すトイレルーム用函体ユニット1は、該トイレルーム用
函体ユニット1の骨組みを構成する函体フレームユニッ
ト2と、壁を構成する壁面ユニット3と、天井を構成す
る天井ユニット4と、配管ユニット5と、トイレを仕切
るトイレブースユニット6と、から構成される函体ユニ
ット11と、函体ユニット11の各々の構成部材の下端
を支持固定する枠体からなる架台ユニット7と、から構
成されている。
【0026】架台ユニット7は、特に、図2および図3
に示すように、トイレルーム用函体ユニット1の長方形
の外周底部の各辺に相当する長さを備えた4本のみぞ形
鋼71A、71B、71Cおよび71Cを、各みぞ形鋼
71A〜71Dのフランジ部を外側に向けて組み合わせ
た長方形の外周フレーム71を備えている。前記各みぞ
形鋼71A〜71Dの下方に位置するフランジ部分の両
端部には、後に詳細するレベル調整装置79の構成要素
である高さ調整用ボルト97Aと螺合するボルト孔が設
けられている。
【0027】前記外周フレーム71の内側であって、み
ぞ形鋼71Bと所定の間隔をおいた位置には、後に詳細
する配管ユニット5の下端を支持する配管ユニット受け
フレーム72Aが、みぞ形鋼71Bと平行且つみぞ形鋼
71Aおよび71Cと当接した状態で配設されている。
また、外周フレーム71の内側であって、みぞ形鋼71
Dと所定の間隔をおいた位置には、配管ユニット5の下
端を支持する配管ユニット受けフレーム72Bが、みぞ
形鋼71Dと平行且つみぞ形鋼71Aおよび71Cと当
接した状態で配設されている。
【0028】外周フレーム71の内側であって、みぞ形
鋼71Bの両端部と配管ユニット受けフレーム72Aの
両端部との間には、架台ユニット7を補強するコーナー
補強プレート75が配設されている。また、外周フレー
ム71の内側であって、みぞ形鋼71Dの両端部と配管
ユニット受けフレーム72Bの両端部との間にも、架台
ユニット7を補強するコーナー補強プレート75が配設
されている。
【0029】外周フレーム71の内側であって、みぞ形
鋼71Aおよび71Bの中央部に相当する位置には、後
に詳細するトイレブースユニット6の下端を支持するト
イレブース仮固定フレーム73が、みぞ形鋼71Bと平
行且つみぞ形鋼71Aおよび71Cと当接した状態で、
みぞ形鋼71Aおよび71Cに、ボルト73Aにより着
脱自在に配設されている。このトイレブース仮固定フレ
ーム73は、外周フレーム71の高さより低い構造を有
している。
【0030】なお、本実施例では、このトイレブース仮
固定フレーム73が、請求項1記載の『トイレブースユ
ニットの前面を支持する部分』に相当する。前記みぞ形
鋼71Cの配管ユニット受けフレーム72Aとトイレブ
ース仮固定フレーム73との間に相当する部分は、みぞ
形鋼71Cに対して着脱自在な出入口仮固定フレーム7
4から構成されている。
【0031】この出入口仮固定フレーム74は、みぞ形
鋼71Cを切断して、この部分を分離可能とした構造を
備えており、本発明にかかるトイレルーム用函体ユニッ
ト1を所定の床に設置するまでは、固定部材74Aおよ
び74Bにより、みぞ形鋼71Cに固定され、外周フレ
ーム71の構成要素をなしている。なお、本実施例で
は、この出入口仮固定フレーム74が、請求項1記載の
『函体ユニットの出入口に相当する部分』に相当する。
【0032】外周フレーム71の内側であって、配管ユ
ニット受けフレーム72Aとトイレブース仮固定フレー
ム73との間には、ブレース76Aが、みぞ形鋼71A
および71Bから着脱自在に配設されている。また、外
周フレーム71の内側であって、配管ユニット受けフレ
ーム72Bとトイレブース仮固定フレーム73との間に
は、ブレース76Bが、みぞ形鋼71Aおよび71Bか
ら着脱自在に配設されている。
【0033】なお、本実施例では、このブレース76A
および76Bが、請求項2記載の『補強部材』に相当す
る。みぞ形鋼71Aおよび71Cの外側両端部には、揚
重機などのフックを引っかける吊り上げ用プレート77
が設置されている。そしてまた、架台ユニット7は、ト
イレルーム用函体ユニット1が配設される床に、外周プ
レート71の4つのコーナー部を各々固定する固定部材
78と、架台ユニット7の下端から前記床までの距離を
調整するレベル調整装置79を備えている。
【0034】なお、本実施例では、この固定部材78
が、請求項1記載の『固定部材』に相当し、前記レベル
調整装置79が、請求項1記載の『レベル調整装置』に
相当する。前記固定部材78は、特に、図3に示すよう
に、外周プレート71のコーナー部に係合する固定アン
グル78Aと、この固定アングル78Aを前記床に固定
するボルト78Bから構成されている。この固定アング
ル78Aは、外周フレーム71の所定位置に、溶接によ
り設置してもよく、また、ねじ止めするなど、所望の方
法により設置することができる。
【0035】前記レベル調整装置79は、特に、図3に
示すように、螺合状態により高さを調整する高さ調整用
ボルト79Aと、高さ調整用ボルト79Aを支持固定す
る支持プレート79Bとから構成されている。この高さ
調整用ボルト79Aは、各みぞ形鋼71A〜71Dの下
方に位置するフランジ部分の両端部に設けられたボルト
孔と螺合し、高さ調整ボルト79Aを調整することで、
架台ユニット7の上下方向のレベル、すなわち、架台ユ
ニット7の下端と床との距離を調整するように設計され
ている。
【0036】函体フレームユニット2は、特に、図4な
いし図7に示すように、前記外周フレーム71と同じサ
イズを有し、外周フレーム71上に点溶接固定されるラ
ンナー固定フレーム21を備えている。このランナー固
定フレーム21は、肉厚が、薄い中空部材(本実施例で
は、肉厚=2.3mm程度の部材を使用)から構成され
ている。そして、このランナー固定フレーム21の出入
口仮固定フレーム74と対応する部分21Aは、あらか
じめ、取り除かれているか、あるいは、後に、出入口仮
固定フレーム74を取り外す際に、簡単に取り外せるよ
うに設計されている。このランナー固定フレーム21の
4つのコーナー部には、コーナーポスト22A、22
B、22Cおよび22Dが、各々立設されている。
【0037】コーナーポスト22Aの上端部とコーナー
ポスト22Bの上端部との間には、補強ビーム23A
が、横架されている。また、コーナーポスト22Bの上
端部とコーナーポスト22Cの上端部との間には、補強
ビーム23Bが、コーナーポスト22Cの上端部とコー
ナーポスト22Dの上端部との間には、補強ビーム23
Cが、コーナーポスト22Dの上端部とコーナーポスト
22Aの上端部との間には、補強ビーム23Dが、同様
に横架されている。
【0038】前記ランナー固定フレーム21、コーナー
ポスト22A、コーナーポスト22Bおよび補強ビーム
23Aが構成する函体フレームユニット2の一面には、
ブレース24が、ブレース固定部材25を介して取付け
られている。このブレース固定部材25は、ランナー固
定フレーム21、コーナーポスト22A、コーナーポス
ト22Bおよび補強ビーム23Aの所定位置に、各々ボ
ルト止めされている。また、同様に、函体フレームユニ
ット2の底面を除く面には、ブレース24がブレース固
定部材25を介して、各々取付けられている。
【0039】壁面ユニット3は、特に、図8ないし図1
0に示すように、ランナー固定フレーム21上に、タッ
ピングビス39により固定される下部ランナー32と、
下部ランナーの両端部に立設されたスタッド34Aおよ
び34Bと、スタッド34Aとスタッド34Bとの間に
等間隔に立設された2本のスタッド34Cおよび34D
と、スタッド34A、34B、34Cおよび34Dの上
端部に、下部ランナーと平行に横架された上部ランナー
33と、下部ランナー32および上部ランナー33との
間に等間隔で並設された3本のパネルプレート35A、
35Bおよび35Cと、を備えている。
【0040】スタッド34A、34B、34Cおよび3
4Dと、パネルプレート35A、35Bおよび35C
と、から構成されるパネル下地38の表側には、特に、
図9に示すように、仕上げパネル31が取付けられ、こ
れが、トイレルーム用函体ユニット1の壁面を構成す
る。一方、配管ユニット5が設置される壁面では、特
に、図8および図10に示すように、配管ユニット5が
配設される部分であって、パネル下地38の裏側に、目
隠しパネル36が取付けられる。ここで、この目隠しパ
ネル36が取付けられるパネル下地38には、パネルプ
レート35Bの裏側に、目隠しパネル受けフレーム37
が配設されている。
【0041】この壁面ユニット3は、函体フレームユニ
ット2の壁面に配設され、函体ユニット11の壁面とな
る。天井ユニット4は、特に、図11および図12に示
すように、天井の中央部に配設されるTバー42と、T
バー42に一端を支持され且つ他端がタピングビス46
により上部ランナー33に固定される6枚の天井パネル
41と、を備えている。
【0042】天井パネル41は、Tバー42の長手方向
両側に、3枚づつ配設されている。天井パネル41の1
枚には、天井点検口45が配設されている。Tバー42
には、複数のTバー吊り金具43が設けられており、T
バー吊り金具43の先端は、特に、図12に示すよう
に、Tバー吊りビーム44に、ボルト43Aにより固定
されている。
【0043】この天井ユニット4は、函体フレームユニ
ット2の上部に配設され、函体ユニット11の天井とな
る。配管ユニット5は、特に、図13ないし図16に示
すように、大便用ユニット51、洗面用ユニット52、
小便用ユニット53およびSKユニット54から構成さ
れている。これらのユニットは、構築するトイレの種類
(男性用または女性用)により選択されて、架台ユニッ
ト7の配管ユニット受けフレーム72A上または72B
上に取付けられる。そして、各種配管55は、建築現場
にて、図示しない所定の排水管に接続される。
【0044】トイレブースユニット6は、特に、図17
ないし図19に示すように、函体ユニット2内に配設さ
れ、個別にトイレを仕切る隔パネル61と、隔パネル6
1の一端に当接してトイレブースの前面を構成する前面
パネル62と、トイレブースの前面を構成し且つ壁面ユ
ニット3に取付けられる壁付きパネル63と、前面パネ
ル62に設置された扉パネル64と、を備えている。な
お、この前面パネル62は、架台ユニット7のトイレブ
ース仮固定フレーム73の配管ユニット受けフレーム7
2B側に隣接した位置に配設されている。
【0045】前記隔パネル61の上部には、笠木65が
配設固定され、この笠木65の一端は、特に図19に示
すように、前面パネル62にボルト65Aにより固定さ
れている。また、前面パネル62の上部および壁付きパ
ネル63の上部には、補強ビーム70が横架されてい
る。前記前面パネル62の下部には、特に、図19に示
すように、さや方式の高さ調整機構を有する巾木66が
取付けられている。この巾木66は、トイレブース仮固
定フレーム73により、巾木固定プレート69が持ち上
げられた状態で、該トイレブース仮固定フレーム73の
配管ユニット受けフレーム72B側面にボルトにより仮
止めされている。そして、後に詳細するが、トイレルー
ム用函体ユニット1を配設すべき床上に設置した際に、
巾木固定プレート69は、所定の高さにおろされ、床に
固定されるようになっている。
【0046】次に、前述したトイレルーム用函体ユニッ
ト1を、ビルのトイレルーム内に、搬入・設置する方法
について説明する。先ず、工場にて、トイレルーム用函
体ユニット1を組み立てる。この時、架台ユニット7
は、トイレブース仮固定フレーム73と、ブレース76
Aおよび76Bと、出入口仮固定フレーム74とが、取
付けられた状態になっている。
【0047】次に、吊り上げ用プレート77に、クレー
ンのフックを取付け、当該クレーンを利用してトイレル
ーム用函体ユニット1をトラックの荷台上に載置し、当
該トラックにて、トイレルーム用函体ユニット1を建築
現場まで搬送する。次いで、前記と同様に、クレーンな
どによりトイレルーム用函体ユニット1を配設階まで揚
重し、所定位置に搬入する。この時、架台ユニット7に
は、トイレブース仮固定フレーム73、ブレース76A
および76B、出入口仮固定フレーム74が取り付けら
れているため、架台ユニット7自身の強度が保持され
る。従って、トイレルーム用函体ユニット1にが変形す
るなどの支障を来すことがないと共に、トイレルーム用
函体ユニット1を構成する各種部材が安定して支持され
る。また、トイレルーム用函体ユニット1は、架台ユニ
ット7が、トイレルーム用函体ユニット1の床の役割を
果たすため、特に、床を形成する必要がない。このた
め、トイレルーム用函体ユニット1自身の重さを大幅に
減少することができ、効率のよい揚重を行うことができ
る。
【0048】次に、レベル調整装置79の高さ調整用ボ
ルト79Aを回して調整し、架台ユニット7と床との距
離を調整する。このようにすることで、トイレルーム用
函体ユニット1は、安定した状態で簡単に前記床上に配
設される。次いで、トイレブース仮固定フレーム73を
外周フレーム71から取り外し、巾木固定プレート69
を所定の高さにおろし、床に固定する。このようにする
ことで、トイレブース内の床と、トイレルーム用函体ユ
ニット1内の床との段差が解消される。
【0049】また、固定アングル78Aをボルト78B
により床に固定して、架台ユニット7を床に固定する。
次いで、ブレース76Aおよび76Bと、出入口仮固定
フレーム74を外周フレーム71から取り外す。このよ
うにすることで、トイレルーム用函体ユニット1内の床
と、トイレルーム周辺の床との段差が解消される。
【0050】なお、トイレルーム用函体ユニット1は、
搬送、揚重などの実用性に支障を来さないサイズである
ことが好適であるが、特にこれに限定されるものではな
く、構築するトイレルームのサイズに対応させればよ
い。また、使用した部材の肉厚や太さなども、所望によ
り決定してよい。また、本発明にかかるトイレルーム用
函体ユニット1は、工場で組み立てるほか、サイズや、
搬送、揚重などの条件により、建築現場の組み立て場で
組み立ててもよく、また、最終的な設置場所で組み立て
てもよい。
【0051】そして、本実施例では、レベル調整装置7
9を、高さ調整ボルト79Aおよび支持プレート79B
とで構成したが、これに限らず、レベル調整装置79
は、架台ユニット7の下端と床との距離を調整すること
が可能であれば、他の構造を有していてもよい。また、
本実施例では、固定部材78を、固定アングル78Aお
よびボルト78Bにより構成したが、これに限らず、固
定部材78は、架台ユニット7を安定した状態で床に固
定可能であれば、他の構造を有していてもよい。
【0052】そしてまた、本実施例では、架台ユニット
7を補強する補強部材として、ブレース76Aおよび7
6Bを設置したが、本発明に係るトイレルーム用函体ユ
ニット1は、必ずしも前記補強部材を設置しなくてもよ
い。また、前記補強部材は、ブレースに限らず、他の部
材から構成してもよい。そしてまた、本実施例では、壁
面ユニット3の構成要素として、仕上げパネル31を使
用したが、これに限らず、壁面ユニット3は、石、タイ
ル、鋼板など、あらゆる仕上げに対応することができ
る。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1にかかる
トイレルーム用函体ユニットは、床が形成されていない
函体ユニットを含んでなるため、その重量を大幅に低減
することができる。このため、トイレルーム用函体ユニ
ットの搬送や揚重を簡単に行えると共に、取付け作業に
かかるコストが低減できる。また、トイレルーム用函体
ユニット自身の材料コストを大幅に削減することができ
る。
【0054】また、前記函体ユニットの下端は、架台ユ
ニットにより支持されているため、函体ユニットの下端
に床を設けなくても、函体ユニットを構成するそれぞれ
のユニットや部材を、所定位置に安定して配設固定する
ことができ、函体ユニットとしての性能を十分に保持す
ることができる。さらに、前記架台ユニットの下端か
ら、当該架台ユニットを設置する床までの距離は、レベ
ル調整装置により調整され、当該架台ユニットの下端
は、固定部材により床に固定されるため、トイレルーム
用函体ユニットを、常に安定した状態で簡単に前記床上
に配設することができる。
【0055】そしてまた、架台ユニットの前記函体ユニ
ットの出入口に相当する部分および前記トイレブースユ
ニットの前面を支持する部分を抜脱することで、トイレ
ルーム用函体ユニット内の床と、トイレルーム周辺の床
との段差、およびトイレブースユニット内の床とトイレ
ルーム用函体ユニット内の床との段差を解消することが
できる。この結果、トイレルーム周辺の床と同一平面上
の床に、トイレルーム用函体ユニットを構築することが
できる。
【0056】そして、請求項2記載の発明によれば、請
求項1にかかる架台ユニットに、該架台ユニットを補強
する補強部材を着脱可能に設置したことで、たとえば、
トイレルーム用函体ユニットを搬送する際や、揚重する
際などに対する、トイレルーム用函体ユニットの強度
を、さらに強化することができる。そしてまた、請求項
3記載の発明によれば、函体ユニットの各々を構成する
部材は、架台ユニットによりしっかりと所定位置に支持
固定されるため、トイレルーム用函体ユニットを搬送す
る際や、揚重する際に、当該トイレルーム用函体ユニッ
トが変形したり、破損することを防止することができる
と共に、トイレルーム用函体ユニット自身の重量を大幅
に低減できる。
【0057】また、前記トイレルーム用函体ユニットを
建築現場の所定位置に設置した後、前記架台ユニットの
下端から、前記トイレルーム用函体ユニットを設置する
床までの距離を調整し、次いで、前記床に当該架台ユニ
ットを固定するため、トイレルーム用函体ユニットを、
常に安定した状態で簡単に前記床上に配設することがで
きる。
【0058】そして、前記架台ユニットの前記函体ユニ
ットの出入口に相当する部分および前記トイレブースユ
ニットの前面を支持する部分を、当該架台ユニットから
抜脱することで、トイレルーム用函体ユニット内の床
と、トイレルーム周辺の床との段差、およびトイレブー
スユニット内の床とトイレルーム用函体ユニット内の床
との段差を解消することができ、トイレルーム周辺の床
と同一平面上の床に、トイレルーム用函体ユニットを構
築することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかるトイレルーム用函体
ユニットの一部を示す構成図である。
【図2】本発明の一実施例にかかるトイレルーム用函体
ユニットを構成する架台ユニットの構成図である。
【図3】図2に示す架台ユニットの部分拡大断面図であ
る。
【図4】本発明の一実施例にかかるトイレルーム用函体
ユニットを構成する函体フレームユニットを示す構成図
である。
【図5】図4に示す函体フレームユニットの上部コーナ
ー部分の近傍を示す部分平面図である。
【図6】図4に示す函体フレームユニットの下部コーナ
ー部分の近傍を示す部分平面図である。
【図7】図4に示す函体フレームユニットの一部断面図
である。
【図8】本発明の一実施例にかかるトイレルーム用函体
ユニットを構成する壁面ユニットを示す構成図である。
【図9】図8に示す壁面ユニットの部分断面図である。
【図10】図8に示す壁面ユニットの部分断面図であ
る。
【図11】本発明の一実施例にかかるトイレルーム用函
体ユニットを構成する天井ユニットを示す構成図であ
る。
【図12】図11に示す天井ユニットの中央部近傍を示
す部分断面図である。
【図13】本発明の一実施例にかかるトイレルーム用函
体ユニットを構成する大便用ユニットを示す構成図であ
る。
【図14】本発明の一実施例にかかるトイレルーム用函
体ユニットを構成する洗面用ユニットを示す構成図であ
る。
【図15】本発明の一実施例にかかるトイレルーム用函
体ユニットを構成する小便用ユニットを示す構成図であ
る。
【図16】本発明の一実施例にかかるトイレルーム用函
体ユニットを構成するSKユニットを示す構成図であ
る。
【図17】本発明の一実施例にかかるトイレルーム用函
体ユニットを構成するトイレブースユニットを示す構成
図である。
【図18】図17に示すトイレブースユニットの下部を
示す部分側面図である。
【図19】図17に示すトイレブースユニットの下部を
示す部分断面図である。
【符号の説明】
1 トイレルーム用函体ユニット 2 函体フレームユニット 3 壁面ユニット 4 天井ユニット 5 配管ユニット 6 トイレブースユニット 7 架台ユニット 11 函体ユニット 73 トイレブース仮固定フレーム 74 出入口仮固定フレーム 76A ブレース 76B ブレース 78 固定部材 79 レベル調整装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 生天目 泰 東京都新宿区西新宿一丁目25番1号 大成 建設株式会社内 (72)発明者 星 明 東京都新宿区西新宿一丁目25番1号 大成 建設株式会社内 (72)発明者 斉藤 勝正 東京都渋谷区千駄ヶ谷二丁目36番8号 信 越ユニット株式会社内 (72)発明者 佐々木 英一 東京都渋谷区千駄ヶ谷二丁目36番8号 信 越ユニット株式会社内 (72)発明者 月俣 秀隆 東京都渋谷区千駄ヶ谷二丁目36番8号 信 越ユニット株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部にトイレブースユニットおよび所定
    のトイレ関連部材を備え且つ床が形成されていない函体
    ユニットと、前記函体ユニットを構成する各部材の下端
    を支持する枠体からなる架台ユニットと、前記架台ユニ
    ットの下端から、当該架台ユニットを設置する床までの
    距離を調整するレベル調整装置と、前記架台ユニットの
    下端を前記床に固定する固定部材と、を備え、前記架台
    ユニットは、前記函体ユニットの出入口に相当する部分
    および前記トイレブースユニットの前面を支持する部分
    が、前記枠体に着脱自在に取付けられてなることを特徴
    とするトイレルーム用函体ユニット。
  2. 【請求項2】 前記架台ユニットに、該架台ユニットを
    補強する補強部材を着脱可能に設置したことを特徴とす
    る請求項1記載のトイレルーム用函体ユニット。
  3. 【請求項3】 請求項1にかかるトイレルーム用函体ユ
    ニットの取付け方法であって、 前記架台ユニットの所定位置に、前記函体ユニットを載
    置して固定した後、これを建築現場の所定位置に設置す
    る第一工程と、前記第一工程後、前記架台ユニットの下
    端から、前記トイレルーム用函体ユニットを設置する床
    までの距離を調整する第二工程と、前記第二工程後、前
    記床に前記架台ユニットを固定する第三工程と、前記架
    台ユニットの前記函体ユニットの出入口に相当する部分
    および前記トイレブースユニットの前面を支持する部分
    を、当該架台ユニットから抜脱する第四工程と、を含ん
    でなることを特徴とするトイレルーム用函体ユニットの
    取付方法。
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