JPH07166435A - 繊維原料俵、特に木綿及び化学繊維俵から梱包材、例えば袋などを除去する方法及び装置 - Google Patents
繊維原料俵、特に木綿及び化学繊維俵から梱包材、例えば袋などを除去する方法及び装置Info
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- JPH07166435A JPH07166435A JP4035877A JP3587792A JPH07166435A JP H07166435 A JPH07166435 A JP H07166435A JP 4035877 A JP4035877 A JP 4035877A JP 3587792 A JP3587792 A JP 3587792A JP H07166435 A JPH07166435 A JP H07166435A
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65B—MACHINES, APPARATUS OR DEVICES FOR, OR METHODS OF, PACKAGING ARTICLES OR MATERIALS; UNPACKING
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- B65B69/0025—Removing or cutting binding material, e.g. straps or bands
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65B—MACHINES, APPARATUS OR DEVICES FOR, OR METHODS OF, PACKAGING ARTICLES OR MATERIALS; UNPACKING
- B65B69/00—Unpacking of articles or materials, not otherwise provided for
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- Mechanical Engineering (AREA)
- Preliminary Treatment Of Fibers (AREA)
- Control And Other Processes For Unpacking Of Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 繊維原料俵から梱包材をより確実に捕捉して
除去する方法と装置の提供。 【構成】 ２つあるいは多数に分かれた梱包材（２）
が、ワイヤ、バンド、バンディジ等の締付材（３ａ〜３
ｃ）と俵表面との間に配置されており、俵の４面に帯状
部分が梱包されずにぐるりと残されている、木綿及び化
学繊維俵等の繊維原料俵（１）から袋などの梱包材
（２）を除去する方法において、締付材（３ａ〜３ｃ）
が切断されて除去される。梱包材（２）を確実に捕捉し
て俵から除去することができるようにするために、締付
材（３ａ〜３ｃ）が梱包されていない帯状部分において
切断され、たがの除去に続いて梱包材（２）の部分が俵
（１）から引き出される。
除去する方法と装置の提供。 【構成】 ２つあるいは多数に分かれた梱包材（２）
が、ワイヤ、バンド、バンディジ等の締付材（３ａ〜３
ｃ）と俵表面との間に配置されており、俵の４面に帯状
部分が梱包されずにぐるりと残されている、木綿及び化
学繊維俵等の繊維原料俵（１）から袋などの梱包材
（２）を除去する方法において、締付材（３ａ〜３ｃ）
が切断されて除去される。梱包材（２）を確実に捕捉し
て俵から除去することができるようにするために、締付
材（３ａ〜３ｃ）が梱包されていない帯状部分において
切断され、たがの除去に続いて梱包材（２）の部分が俵
（１）から引き出される。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、木綿及び化学繊維俵等
の繊維原料俵から袋などの梱包材を除去する方法に関す
るものであって、梱包材は、ワイヤ、バンド、バンディ
ジ等の締付材と俵表面との間に梱包されないでぐるりと
残されており、締付材は切断されて除去される。さらに
本発明はこの方法を実施する装置に関するものである。
の繊維原料俵から袋などの梱包材を除去する方法に関す
るものであって、梱包材は、ワイヤ、バンド、バンディ
ジ等の締付材と俵表面との間に梱包されないでぐるりと
残されており、締付材は切断されて除去される。さらに
本発明はこの方法を実施する装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】公知の方法においては、梱包材全体が俵
から引き出される。俵が連動部材に当接すると、梱包材
が捕捉されて、連動部材が移送装置の間隙に下降し、梱
包材を間隙を通して引き出す。梱包材の他に締付材も間
隙を通して案内され、その際に梱包材と締付材は互いに
絡み合っている。この方法においては、梱包材が俵の角
や稜に引っかかってしまうことがあるので、連動部材は
梱包材を確実に捕捉して引き出すことができない。さら
に、長くてかさばる締付材が梱包材内に引っかかること
があり、それによって詰まってしまうことがあるので、
自動駆動に障害が発生する。
から引き出される。俵が連動部材に当接すると、梱包材
が捕捉されて、連動部材が移送装置の間隙に下降し、梱
包材を間隙を通して引き出す。梱包材の他に締付材も間
隙を通して案内され、その際に梱包材と締付材は互いに
絡み合っている。この方法においては、梱包材が俵の角
や稜に引っかかってしまうことがあるので、連動部材は
梱包材を確実に捕捉して引き出すことができない。さら
に、長くてかさばる締付材が梱包材内に引っかかること
があり、それによって詰まってしまうことがあるので、
自動駆動に障害が発生する。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】それに対して本発明の
課題は、上述の欠点を除去し、特に俵から梱包材をより
確実に捕捉して除去することを可能にする冒頭で述べた
種類の方法を提供することである。
課題は、上述の欠点を除去し、特に俵から梱包材をより
確実に捕捉して除去することを可能にする冒頭で述べた
種類の方法を提供することである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】この課題の解決は、請求
項１に記載の特徴によって行われる。
項１に記載の特徴によって行われる。
【０００５】
【作用】まず締付材を除去することによって、続いて梱
包材の部分を確実に捕捉して引き出すことができる。本
発明によれば、最初は２つあるいは多数にわかれていた
梱包材の部分、あるいは２つあるいは多数の部分に切断
された梱包材を障害なしに引き出すことができる。この
ようにして梱包材を効果的に自動的に除去することが可
能になる。好ましくは梱包材の部分は互いに独立して引
き出される。引き出している間に、梱包材のすでに引き
出されている領域が巻取られるので、スペースを削減で
きる。好ましくは俵は引き出しの間にさらに移動され
る。好ましくは俵は巻取りの間さらに移動されるので、
梱包材をくるくるとまいて取り除くことができる。
包材の部分を確実に捕捉して引き出すことができる。本
発明によれば、最初は２つあるいは多数にわかれていた
梱包材の部分、あるいは２つあるいは多数の部分に切断
された梱包材を障害なしに引き出すことができる。この
ようにして梱包材を効果的に自動的に除去することが可
能になる。好ましくは梱包材の部分は互いに独立して引
き出される。引き出している間に、梱包材のすでに引き
出されている領域が巻取られるので、スペースを削減で
きる。好ましくは俵は引き出しの間にさらに移動され
る。好ましくは俵は巻取りの間さらに移動されるので、
梱包材をくるくるとまいて取り除くことができる。
【０００６】本発明には、２つあるいは多数に分かれた
梱包材が、ワイヤ、バンド、バンディジなどの締付材と
俵表面との間に配置されており、俵の４面に帯状部分が
梱包されずにぐるりと残されており、締付材を分離す
る、切断機などの分離装置が設けられ、切断された締付
材が除去される木綿及び化学繊維俵等の繊維原料俵から
袋などの梱包材を除去する装置が含まれており、締付材
を分離する分離装置が梱包されていない帯状部分に設け
られており、梱包材の部分が少なくとも１つの引き出し
装置と係合する。この装置によって処理される俵には、
俵の上に２つのキャップをかぶせたような２つに分かれ
た梱包材が幾重にも設けられている。
梱包材が、ワイヤ、バンド、バンディジなどの締付材と
俵表面との間に配置されており、俵の４面に帯状部分が
梱包されずにぐるりと残されており、締付材を分離す
る、切断機などの分離装置が設けられ、切断された締付
材が除去される木綿及び化学繊維俵等の繊維原料俵から
袋などの梱包材を除去する装置が含まれており、締付材
を分離する分離装置が梱包されていない帯状部分に設け
られており、梱包材の部分が少なくとも１つの引き出し
装置と係合する。この装置によって処理される俵には、
俵の上に２つのキャップをかぶせたような２つに分かれ
た梱包材が幾重にも設けられている。
【０００７】本発明によれば、袋などの梱包材を木綿、
化学繊維俵等の繊維原料俵から除去する他の装置が設け
られ、その場合に梱包材はワイヤ、バンド、バンディジ
等の縮付材と俵表面との間に配置され、梱包材を分離す
る切断機等の分離装置が設けられ、切断された締付材が
除去され、その場合に切断された梱包材の部分は少なく
とも１つの引き出し装置と係合する。この他の装置によ
って処理される俵には、完全に包囲された梱包材が設け
られている。梱包材は一体であってもよい。梱包材が２
つあるいは多数に分かれている場合には、梱包材の部分
は互いに重なり合う。好ましくは俵と引き出し装置は互
いに対して移動可能である。好ましくは分離装置は俵の
側面のほぼ中央に配置される。好ましくは引き出し装置
として、連動部材、例えば針、歯などを有する回転する
ローラなどが設けられる。好ましくはローラ表面には透
孔が形成され、その透孔を通して連動部材が内部空間に
出入りすることができる。好ましくはローラ表面は回転
しないロッド等の保持部材上に同軸に配置される。好ま
しくはローラ表面は保持部材上に昇降可能に配置されて
いる。好ましくは引き出し装置は位置変更可能に軸承さ
れる。好ましくは引き出し装置は高さ方向に移動可能で
ある。好ましくは引き出し装置は水平方向（長手方向）
に移動可能である。好ましくは引き出し装置は俵に対し
て接近する方向及び離れる方向に揺動可能である。好ま
しくは引き出し装置は保持部材に揺動可能に軸承され
る。好ましくは引き出し装置の一端は回転軸受け内に軸
承される。好ましくは回転軸受は水平軸を中心に回転可
能である。
化学繊維俵等の繊維原料俵から除去する他の装置が設け
られ、その場合に梱包材はワイヤ、バンド、バンディジ
等の縮付材と俵表面との間に配置され、梱包材を分離す
る切断機等の分離装置が設けられ、切断された締付材が
除去され、その場合に切断された梱包材の部分は少なく
とも１つの引き出し装置と係合する。この他の装置によ
って処理される俵には、完全に包囲された梱包材が設け
られている。梱包材は一体であってもよい。梱包材が２
つあるいは多数に分かれている場合には、梱包材の部分
は互いに重なり合う。好ましくは俵と引き出し装置は互
いに対して移動可能である。好ましくは分離装置は俵の
側面のほぼ中央に配置される。好ましくは引き出し装置
として、連動部材、例えば針、歯などを有する回転する
ローラなどが設けられる。好ましくはローラ表面には透
孔が形成され、その透孔を通して連動部材が内部空間に
出入りすることができる。好ましくはローラ表面は回転
しないロッド等の保持部材上に同軸に配置される。好ま
しくはローラ表面は保持部材上に昇降可能に配置されて
いる。好ましくは引き出し装置は位置変更可能に軸承さ
れる。好ましくは引き出し装置は高さ方向に移動可能で
ある。好ましくは引き出し装置は水平方向（長手方向）
に移動可能である。好ましくは引き出し装置は俵に対し
て接近する方向及び離れる方向に揺動可能である。好ま
しくは引き出し装置は保持部材に揺動可能に軸承され
る。好ましくは引き出し装置の一端は回転軸受け内に軸
承される。好ましくは回転軸受は水平軸を中心に回転可
能である。
【０００８】好ましくは回転軸受は垂直軸を中心に回転
可能である。好ましくは引き出し装置は、互いに関して
移動可能な２つの部分（外側表面）から形成される。好
ましくは引き出し装置には巻取った梱包材を引き離す引
き離し部材が設けられる。好ましくは引き出し装置はば
ねで付勢されて軸承される。好ましくはそれぞれ梱包材
部分に付随する少なくとも２つの引き出し装置が設けら
れる。好ましくは少なくとも１つの引き出し装置が高さ
方向に移動可能に配置される。好ましくは引き出し装置
に、引き出した梱包材を搬出する搬出装置が設けられ
る。
可能である。好ましくは引き出し装置は、互いに関して
移動可能な２つの部分（外側表面）から形成される。好
ましくは引き出し装置には巻取った梱包材を引き離す引
き離し部材が設けられる。好ましくは引き出し装置はば
ねで付勢されて軸承される。好ましくはそれぞれ梱包材
部分に付随する少なくとも２つの引き出し装置が設けら
れる。好ましくは少なくとも１つの引き出し装置が高さ
方向に移動可能に配置される。好ましくは引き出し装置
に、引き出した梱包材を搬出する搬出装置が設けられ
る。
【０００９】
【実施例】以下、図面に示す実施例を用いて本発明を詳
細に説明する。図１と２は、移送ベルト（図５〜１１を
参照）上に配置された例えば木綿からなる繊維原料俵１
を示すものである。俵１は、２つのキャップのように外
側から俵１上にかぶせられている２つに分かれた梱包材
２ａ、２ｂ、例えば袋を有する。梱包材部分２ａ、２ｂ
間には４つの俵表面１ａ〜１ｄ（１ｄは不図示）の周り
に帯状部分が梱包されずに残されている。梱包材部分２
ａ、２ｂの下方の端縁は互いに距離ａ離れて配置されて
いる。俵１は多数の締付材３ａ〜３ｃ、例えばスチール
バンドによって包囲されており、締付材は大きな締付け
力で俵１を取り巻いて配置されている。梱包材部分２
ａ、２ｂは締付材３ａ〜３ｃと俵１の表面との間に配置
されている。
細に説明する。図１と２は、移送ベルト（図５〜１１を
参照）上に配置された例えば木綿からなる繊維原料俵１
を示すものである。俵１は、２つのキャップのように外
側から俵１上にかぶせられている２つに分かれた梱包材
２ａ、２ｂ、例えば袋を有する。梱包材部分２ａ、２ｂ
間には４つの俵表面１ａ〜１ｄ（１ｄは不図示）の周り
に帯状部分が梱包されずに残されている。梱包材部分２
ａ、２ｂの下方の端縁は互いに距離ａ離れて配置されて
いる。俵１は多数の締付材３ａ〜３ｃ、例えばスチール
バンドによって包囲されており、締付材は大きな締付け
力で俵１を取り巻いて配置されている。梱包材部分２
ａ、２ｂは締付材３ａ〜３ｃと俵１の表面との間に配置
されている。
【００１０】側面１ｂには締付材を分離する固定配置の
分離装置が設けられており、それには側面１ｂと所定角
度を形成する突起４が設けられている。この突起には低
速で回転可能な分離ディスク５が、切断効果が得られる
ように設けられている。分離装置４、５は例えば側面１
ｂのほぼ中央領域に配置され、すなわち距離ｂとｃ（図
２）はほぼ等しく、好ましくは完全に等しい。この対称
配置によって、突起４が締付材３ａ〜３ｃの下方にもぐ
った場合に（図２を参照）締付けがバランスされる（応
力が等しい）。
分離装置が設けられており、それには側面１ｂと所定角
度を形成する突起４が設けられている。この突起には低
速で回転可能な分離ディスク５が、切断効果が得られる
ように設けられている。分離装置４、５は例えば側面１
ｂのほぼ中央領域に配置され、すなわち距離ｂとｃ（図
２）はほぼ等しく、好ましくは完全に等しい。この対称
配置によって、突起４が締付材３ａ〜３ｃの下方にもぐ
った場合に（図２を参照）締付けがバランスされる（応
力が等しい）。
【００１１】図４によれば、俵１の側面１ａには、互い
に距離ｆ離れて垂直に配置された低速回転可能な２つの
引出しローラ６ａ、６ｂを有する引出し装置６が設けら
れている。引出しローラ６ａ、６ｂの外表面には連動部
材として多数の歯６’が設けられている。軸平行の引出
しローラ６ａ、６ｂは固定配置の垂直の保持装置７に高
さ方向に摺動可能に取り付けられている。
に距離ｆ離れて垂直に配置された低速回転可能な２つの
引出しローラ６ａ、６ｂを有する引出し装置６が設けら
れている。引出しローラ６ａ、６ｂの外表面には連動部
材として多数の歯６’が設けられている。軸平行の引出
しローラ６ａ、６ｂは固定配置の垂直の保持装置７に高
さ方向に摺動可能に取り付けられている。
【００１２】駆動中は、図１に示す俵１は移送装置９に
よって固定配置の分離装置４、５のそばを低速で矢印Ａ
方向に移動される（図５〜１１を参照）。突起４が俵表
面１ｂに刺さり、１つづつ次々と締付材３ａ〜３ｃの下
方に入り込み、締付材は突起４と分離ディスク５間の切
断面によって切断される。切断された締付材３ａ〜３ｃ
は離れて飛び、移送装置８（図６を参照）によって除去
される。図３においては俵１には締付材３ａ〜３ｃはな
いが、梱包材部分２ａ、２ｂは設けられている。次に俵
１は移送装置９上で引出し装置６ａ、６ｂに接して低速
で矢印Ａ方向にさらに移送される。引出しローラ６ａ、
６ｂの歯６’が梱包材部分２ａ、２ｂに刺さり、梱包材
部分２ａ、２ｂをローラの周面に巻き付ける。この工程
のときに梱包材部分２ａ、２ｂは同時に矢印ＢないしＣ
方向に俵１から引き出されて、矢印ＤないしＥ方区に引
出しローラ６ａ、６ｂ上に巻き付けられる。
よって固定配置の分離装置４、５のそばを低速で矢印Ａ
方向に移動される（図５〜１１を参照）。突起４が俵表
面１ｂに刺さり、１つづつ次々と締付材３ａ〜３ｃの下
方に入り込み、締付材は突起４と分離ディスク５間の切
断面によって切断される。切断された締付材３ａ〜３ｃ
は離れて飛び、移送装置８（図６を参照）によって除去
される。図３においては俵１には締付材３ａ〜３ｃはな
いが、梱包材部分２ａ、２ｂは設けられている。次に俵
１は移送装置９上で引出し装置６ａ、６ｂに接して低速
で矢印Ａ方向にさらに移送される。引出しローラ６ａ、
６ｂの歯６’が梱包材部分２ａ、２ｂに刺さり、梱包材
部分２ａ、２ｂをローラの周面に巻き付ける。この工程
のときに梱包材部分２ａ、２ｂは同時に矢印ＢないしＣ
方向に俵１から引き出されて、矢印ＤないしＥ方区に引
出しローラ６ａ、６ｂ上に巻き付けられる。
【００１３】図５によれば、俵は移送装置９上に配置さ
れ、移送装置のベルトは反転ローラを中心に矢印Ｆ、Ｇ
方向に回転する。ベルト９上には、締付材３ａ〜３ｃを
有する後続の俵１’が示されている。移送ベルト９の後
段には、締付材３ａ〜３ｃと梱包材２ａ、２ｂを取り去
った後に俵１を搬出するコンベヤベルト１０が配置され
ており、そのベルトは矢印Ｈ、Ｉ方向に移動する。コン
ベヤベルト１０の側方には保持装置７が配置され、保持
装置には引出しローラ６ａないし６ｂを摺動可能に保持
する２つの保持部材８ａ、８ｂが重ねて配置されてい
る。引出しローラ６ａ、６ｂは固定部材、例えば支持材
２１ａないし２１ｂを介して保持部材８ａ、８ｂと結合
されている。分離装置４、５は移送ベルト９の上方に配
置されている。符号１１で示すものは、引き出した梱包
材部分２ａ、２ｂを搬出する搬出装置、例えばコンベヤ
ベルトである。
れ、移送装置のベルトは反転ローラを中心に矢印Ｆ、Ｇ
方向に回転する。ベルト９上には、締付材３ａ〜３ｃを
有する後続の俵１’が示されている。移送ベルト９の後
段には、締付材３ａ〜３ｃと梱包材２ａ、２ｂを取り去
った後に俵１を搬出するコンベヤベルト１０が配置され
ており、そのベルトは矢印Ｈ、Ｉ方向に移動する。コン
ベヤベルト１０の側方には保持装置７が配置され、保持
装置には引出しローラ６ａないし６ｂを摺動可能に保持
する２つの保持部材８ａ、８ｂが重ねて配置されてい
る。引出しローラ６ａ、６ｂは固定部材、例えば支持材
２１ａないし２１ｂを介して保持部材８ａ、８ｂと結合
されている。分離装置４、５は移送ベルト９の上方に配
置されている。符号１１で示すものは、引き出した梱包
材部分２ａ、２ｂを搬出する搬出装置、例えばコンベヤ
ベルトである。
【００１４】図７によれば、引き出しローラ６ａないし
６ｂは俵１の前側１ａの幅にわたって水平方向に向けら
れており（図８を参照）、すなわち方向Ａに対して垂直
に向けられている。俵１は移送ベルト９によって引き出
しローラ６ａないし６ｂ方向へ移動されるので、歯６’
がそれぞれの梱包材部分２ａないし２ｂに嵌入する。図
９に示すように、次に保持部材８ａ、８ｂが（それに固
定された引き出しローラ６ａ、６ｂと共に）保持装置７
に接して矢印ＫないしＮ方向に上方ないし下方へ移動さ
れる。その際に引き出しローラ６ａ、６ｂが梱包材部分
２ａ、２ｂのそれぞれ一方の端部を上方ないし下方へ引
き出す。その場合に引き出しローラ６ａ、６ｂは上方な
いし下方の俵表面を越えて距離ｄないしｅ（図４を参
照）まで移動される。それによって梱包材２ａ、２ｂが
巻かれてその直径が増加できる空間が設けられる。符号
１２で示すものは、俵と梱包材部分２ｂを案内し支持す
る案内及び支持ローラであって、反転ローラ９ａに対し
て平行に配置されている。引き出しローラ６ａ、６ｂは
さらに矢印ＤないしＥ方向に回転しながら、梱包材部分
２ａないし２ｂのそれぞれすでに俵１からすでに引き出
された領域を巻取る。この工程のときに同時に、梱包材
部分２ａ、２ｂのそれぞれ残りの領域が俵１から矢印Ｂ
ないしＣ方向へ引き出される。梱包材部分２ａ、２ｂが
俵１から取り除かれた後に、保持部材８ａ、８ｂはそれ
ぞれ引き出しローラ６ａ、６ｂ（その上に梱包材部分２
ａないし２ｂが完全に巻かれている）と共に保持装置７
上で矢印ＫないしＭ方向上方に移動される。分離装置
４、５は俵１の前面１ｄに関して矢印Ｏ方向に走行可能
に配置されている。駆動中に締付材３ａ〜３ｄが切断さ
れて取り除かれる。切断された締付材３ａ〜３ｄの除去
に続いて梱包材部分２ａ、２ｂが俵１から引き出されて
巻取られる。図１１によれば保持部材８ａ、８ｂは垂直
の軸を中心に回転され、その場合に引き出しローラ６
ａ、６ｂは９０度揺動される。
６ｂは俵１の前側１ａの幅にわたって水平方向に向けら
れており（図８を参照）、すなわち方向Ａに対して垂直
に向けられている。俵１は移送ベルト９によって引き出
しローラ６ａないし６ｂ方向へ移動されるので、歯６’
がそれぞれの梱包材部分２ａないし２ｂに嵌入する。図
９に示すように、次に保持部材８ａ、８ｂが（それに固
定された引き出しローラ６ａ、６ｂと共に）保持装置７
に接して矢印ＫないしＮ方向に上方ないし下方へ移動さ
れる。その際に引き出しローラ６ａ、６ｂが梱包材部分
２ａ、２ｂのそれぞれ一方の端部を上方ないし下方へ引
き出す。その場合に引き出しローラ６ａ、６ｂは上方な
いし下方の俵表面を越えて距離ｄないしｅ（図４を参
照）まで移動される。それによって梱包材２ａ、２ｂが
巻かれてその直径が増加できる空間が設けられる。符号
１２で示すものは、俵と梱包材部分２ｂを案内し支持す
る案内及び支持ローラであって、反転ローラ９ａに対し
て平行に配置されている。引き出しローラ６ａ、６ｂは
さらに矢印ＤないしＥ方向に回転しながら、梱包材部分
２ａないし２ｂのそれぞれすでに俵１からすでに引き出
された領域を巻取る。この工程のときに同時に、梱包材
部分２ａ、２ｂのそれぞれ残りの領域が俵１から矢印Ｂ
ないしＣ方向へ引き出される。梱包材部分２ａ、２ｂが
俵１から取り除かれた後に、保持部材８ａ、８ｂはそれ
ぞれ引き出しローラ６ａ、６ｂ（その上に梱包材部分２
ａないし２ｂが完全に巻かれている）と共に保持装置７
上で矢印ＫないしＭ方向上方に移動される。分離装置
４、５は俵１の前面１ｄに関して矢印Ｏ方向に走行可能
に配置されている。駆動中に締付材３ａ〜３ｄが切断さ
れて取り除かれる。切断された締付材３ａ〜３ｄの除去
に続いて梱包材部分２ａ、２ｂが俵１から引き出されて
巻取られる。図１１によれば保持部材８ａ、８ｂは垂直
の軸を中心に回転され、その場合に引き出しローラ６
ａ、６ｂは９０度揺動される。
【００１５】図１２〜１４には、俵１の側方に配置され
た梱包材部分２ｃ、２ｄを引き出す引き出しローラ６
ａ、６ｂが示されている（６ａのみ図示）。引き出しロ
ーラは俵１の側面の方向に揺動可能に配置されている。
図１５によれば引き出しローラ６ａはロッド１３上に同
心に配置され、ロッドの一端は回転軸受１４に固定され
ている。回転軸受け１４は水平軸１５を中心に矢印Ｐ、
Ｑ方向に回転可能に配置されている。軸１５は保持部材
８ａに固定され、保持部材は垂直の保持装置７を中心に
矢印Ｒ、Ｓ方向に回転可能に配置されている。
た梱包材部分２ｃ、２ｄを引き出す引き出しローラ６
ａ、６ｂが示されている（６ａのみ図示）。引き出しロ
ーラは俵１の側面の方向に揺動可能に配置されている。
図１５によれば引き出しローラ６ａはロッド１３上に同
心に配置され、ロッドの一端は回転軸受１４に固定され
ている。回転軸受け１４は水平軸１５を中心に矢印Ｐ、
Ｑ方向に回転可能に配置されている。軸１５は保持部材
８ａに固定され、保持部材は垂直の保持装置７を中心に
矢印Ｒ、Ｓ方向に回転可能に配置されている。
【００１６】図１６によれば、引き出しローラ６ａのロ
ーラ表面６”は、特に梱包材２が引き出しローラ６ａ上
に巻き付いているときに、貫通しているロッド１３から
矢印Ｔ方向に引き出し可能である。図１７と１８には、
図１５に示す引き出しローラ６ａの断面が示されてい
る。ローラ表面６”には透孔６’”が形成されており、
この透孔を通して歯６’が出入りすることができる。そ
のために歯６’の一端は引き出しローラ６ａの内部空間
内に偏心して支持されており、例えば固定配置の円筒面
２２を中心として円形に揺動することができる。
ーラ表面６”は、特に梱包材２が引き出しローラ６ａ上
に巻き付いているときに、貫通しているロッド１３から
矢印Ｔ方向に引き出し可能である。図１７と１８には、
図１５に示す引き出しローラ６ａの断面が示されてい
る。ローラ表面６”には透孔６’”が形成されており、
この透孔を通して歯６’が出入りすることができる。そ
のために歯６’の一端は引き出しローラ６ａの内部空間
内に偏心して支持されており、例えば固定配置の円筒面
２２を中心として円形に揺動することができる。
【００１７】図１８には梱包材２を巻取る際の位置が示
され、図１７には巻き付いた梱包材２を引き出しローラ
６ａのローラ表面６”から引き離すときの位置が示され
ている。図１９と２０によれば、引き出し装置には２つ
の可動の外側面２１ａと２１ｂが設けられており、その
一端は回転軸受け１６内に軸承されている。外側面２１
ａ、２１ｂの他方の端部は操縦ロッド１７ａ、１７ｂを
介して、外側面２１ａ、２１ｂ間に配置された圧縮シリ
ンダ１８ａのピストンロッド１８の端部と結合されてい
る。図１９は梱包材を巻取るときの位置を示す。図２０
は巻き付いた梱包材２を外側表面２１ａ、２１ｂから引
き離すときの位置を示している。引き出し装置はドラム
として形成することができる。
され、図１７には巻き付いた梱包材２を引き出しローラ
６ａのローラ表面６”から引き離すときの位置が示され
ている。図１９と２０によれば、引き出し装置には２つ
の可動の外側面２１ａと２１ｂが設けられており、その
一端は回転軸受け１６内に軸承されている。外側面２１
ａ、２１ｂの他方の端部は操縦ロッド１７ａ、１７ｂを
介して、外側面２１ａ、２１ｂ間に配置された圧縮シリ
ンダ１８ａのピストンロッド１８の端部と結合されてい
る。図１９は梱包材を巻取るときの位置を示す。図２０
は巻き付いた梱包材２を外側表面２１ａ、２１ｂから引
き離すときの位置を示している。引き出し装置はドラム
として形成することができる。
【００１８】図２１、２２は、主に化学繊維からなる俵
１に使用される梱包材配置を示すものである。梱包材２
は俵１を完全に包囲しており、梱包材部分２ａ、２ｂは
互いに重なり合っている。駆動中はまず、分離装置４、
５が梱包材２を通して俵１に刺さり、梱包材２と締付材
３ａ〜３ｃを切断することによって、梱包材２と締付材
３ａ〜３ｃが切断される。付勢により飛び跳ねた締付材
３ａ〜３ｃはその後除去される。次に俵１が矢印Ａ方向
にさらに移動され、その際に（図４、５、６及び７〜１
１に示すようにして）梱包材部分２ａ、２ｂが俵１から
矢印ＢないしＣ方向に引き出されて、引き出しローラ６
ａないし６ｂ上に巻き付けられる。
１に使用される梱包材配置を示すものである。梱包材２
は俵１を完全に包囲しており、梱包材部分２ａ、２ｂは
互いに重なり合っている。駆動中はまず、分離装置４、
５が梱包材２を通して俵１に刺さり、梱包材２と締付材
３ａ〜３ｃを切断することによって、梱包材２と締付材
３ａ〜３ｃが切断される。付勢により飛び跳ねた締付材
３ａ〜３ｃはその後除去される。次に俵１が矢印Ａ方向
にさらに移動され、その際に（図４、５、６及び７〜１
１に示すようにして）梱包材部分２ａ、２ｂが俵１から
矢印ＢないしＣ方向に引き出されて、引き出しローラ６
ａないし６ｂ上に巻き付けられる。
【００１９】図２３によれば、引き離し部材２０が保持
部材９を介して垂直の保持装置７に固定されている。引
き離し部材２０は、開口部２０ａを有する半円リングで
ある（図２４を参照）。梱包材２ａが巻き付けられる
と、回転軸受け１４が引き出しローラ６ａと共に図２３
の矢印Ｑ方向へ回動され、次に保持部材８ａがＫ方向に
上方へ移動され、さらに図２５に示すように保持部材８
ａは垂直軸を中心に回転され（矢印Ｒ）て、引き離し部
材２０が巻取られた梱包材２ａと回転軸受１４の間に達
し、その際に引き出しローラ６ａが開口部２０ａ内に配
置され、従って引き離し部材２０がローラ表面６”を包
囲する。半円形の引き離し部材２０の開口部は、揺動可
能に軸承された円形部材によって部分的にあるいは完全
に閉鎖することもできる。その後歯６’が引き込まれる
（図１７を参照）。さらに保持部材８ａが図２６に示す
ように矢印Ｋ方向に上方へ移動される。その場合に引き
出しローラ６ａが開口部２０ａから上方へ引き出される
ので、梱包材２は引き離し部材２０のリング２０ｂによ
って引き離され、下方へ落下する。
部材９を介して垂直の保持装置７に固定されている。引
き離し部材２０は、開口部２０ａを有する半円リングで
ある（図２４を参照）。梱包材２ａが巻き付けられる
と、回転軸受け１４が引き出しローラ６ａと共に図２３
の矢印Ｑ方向へ回動され、次に保持部材８ａがＫ方向に
上方へ移動され、さらに図２５に示すように保持部材８
ａは垂直軸を中心に回転され（矢印Ｒ）て、引き離し部
材２０が巻取られた梱包材２ａと回転軸受１４の間に達
し、その際に引き出しローラ６ａが開口部２０ａ内に配
置され、従って引き離し部材２０がローラ表面６”を包
囲する。半円形の引き離し部材２０の開口部は、揺動可
能に軸承された円形部材によって部分的にあるいは完全
に閉鎖することもできる。その後歯６’が引き込まれる
（図１７を参照）。さらに保持部材８ａが図２６に示す
ように矢印Ｋ方向に上方へ移動される。その場合に引き
出しローラ６ａが開口部２０ａから上方へ引き出される
ので、梱包材２は引き離し部材２０のリング２０ｂによ
って引き離され、下方へ落下する。
【００２０】梱包材材料は、例えば箔あるいは織物とす
ることができる。また、梱包材材料を、場合によっては
繊維強化のプラスチックから形成することも可能であ
る。
ることができる。また、梱包材材料を、場合によっては
繊維強化のプラスチックから形成することも可能であ
る。
【００２１】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば繊維原料俵から梱包材をより確実に捕捉して除
去することが可能な方法と装置が提供される。
によれば繊維原料俵から梱包材をより確実に捕捉して除
去することが可能な方法と装置が提供される。
【図１】本発明方法を実施する本発明装置を概略図示す
るものであって、２つに分かれた梱包材と梱包されない
帯状部分とを有する俵に設けられた締付材を切断する切
断装置を有する本発明装置の側面図である。
るものであって、２つに分かれた梱包材と梱包されない
帯状部分とを有する俵に設けられた締付材を切断する切
断装置を有する本発明装置の側面図である。
【図２】図１のＩ−Ｉ線に沿った断面図である。
【図３】梱包材を有する、締付材のない俵を示す側面図
である。
である。
【図４】梱包材の２つの部分を巻取る２つの引き出し装
置を有する装置を示す側面図である。
置を有する装置を示す側面図である。
【図５】分離装置と引き出しローラを有する装置の側面
図である。
図である。
【図６】引き出した梱包材を搬出する搬出装置を有する
図５に示す装置の上面図である。
図５に示す装置の上面図である。
【図７】俵の移送装置を有する装置の側面図であって、
２つの引き出しローラが梱包材のそれぞれの部分に作用
している。
２つの引き出しローラが梱包材のそれぞれの部分に作用
している。
【図８】図７に基づく正面図である。
【図９】俵を移動させて梱包材部分を引き出して巻取る
際の引き出しローラを示す側面図である。
際の引き出しローラを示す側面図である。
【図１０】巻取った梱包材部分と梱包材のない俵を有す
る引き出しローラの側面図である。
る引き出しローラの側面図である。
【図１１】図１０に基づく正面図である。
【図１２】側方に配置された梱包材部分を引き出す引き
出し装置の側面図である。
出し装置の側面図である。
【図１３】図１２に基づく正面図である。
【図１４】１つの梱包材部分を引き出して巻取る際の引
き出し装置を示す側面図である。
き出し装置を示す側面図である。
【図１５】連動部材の歯を有する回転、揺動及び摺動可
能な引き出しローラを示す斜視図である。
能な引き出しローラを示す斜視図である。
【図１６】昇降可能なローラ表面を有する引き出しロー
ラの側面図である。
ラの側面図である。
【図１７】図１５に示す引き出しローラの断面図であ
る。
る。
【図１８】図１５に示す引き出しローラの断面図であ
る。
る。
【図１９】可動の外表面を有する２つに分かれた引き出
し装置を示す側面図である。
し装置を示す側面図である。
【図２０】可動の外表面を有する２つに分かれた引き出
し装置を示す側面図である。
し装置を示す側面図である。
【図２１】完全に包囲する梱包材を有する俵に設けられ
た本発明装置の他の実施例を概略図示する側面図であ
る。
た本発明装置の他の実施例を概略図示する側面図であ
る。
【図２２】完全に包囲する梱包材を有する俵に設けられ
た本発明装置の他の実施例を概略図示する側面図であ
る。
た本発明装置の他の実施例を概略図示する側面図であ
る。
【図２３】巻取った梱包材を引き離す部材を有する引き
出し装置の側面図である。
出し装置の側面図である。
【図２４】巻取った梱包材を引き離す部材を有する引き
出し装置の側面図である。
出し装置の側面図である。
【図２５】巻取った梱包材を引き離す部材を有する引き
出し装置の側面図である。
出し装置の側面図である。
【図２６】巻取った梱包材を引き離す部材を有する引き
出し装置の側面図である。
出し装置の側面図である。
２…梱包材 ３ａ〜３ｃ…締付材 ４、５…分離装置 ６…引き出し装置
Claims (31)
- 【請求項１】 木綿及び化学繊維俵等の繊維原料俵から
袋などの梱包材を除去する方法であって、２つあるいは
多数に分かれた梱包材が、ワイヤ、バンド、バンディジ
等の締付材と俵表面との間に配置されており、俵の４面
に帯状部分が梱包されずにぐるりと残されており、締付
材が切断されて除去される木綿及び化学繊維俵等の繊維
原料俵から袋等の梱包材を除去する方法において、 締付材が梱包されない帯状部分の領域において切断さ
れ、締付材の除去に続いて梱包材の部分が俵から引き出
されることを特徴とする方法。 - 【請求項２】 木綿及び化学繊維俵等の繊維原料俵から
袋などの梱包材を除去する方法であって、梱包材がワイ
ヤ、バンド、バンディジ等の締付材と俵表面との間に配
置されており、梱包材と締付材が切断されて、切断され
た締付材が除去される木綿及び化学繊維俵等の繊維原料
俵から袋等の梱包材を除去する方法において、 締付材の除去に続いて切断された梱包材が俵から引き出
されることを特徴とする方法。 - 【請求項３】 梱包材の部分が互いに独立して引き出さ
れることを特徴とする請求項１あるいは２に記載の方
法。 - 【請求項４】 梱包材の部分のすでに引き出された領域
が巻取られることを特徴とする請求項１から３のいずれ
か１項に記載の方法。 - 【請求項５】 引き出しの間、俵がさらに移動されるこ
とを特徴とする請求項１から４のいずれか１項に記載の
方法。 - 【請求項６】 巻取りの間、俵がさらに移動されること
を特徴とする請求項１から５のいずれか１項に記載の方
法。 - 【請求項７】 ２つの引き出し装置が梱包材の前側に作
用し、次に上方ないし下方の俵表面を越えて垂直上方あ
るいは下方へ移動されることを特徴とする請求項１から
６のいずれか１項に記載の方法。 - 【請求項８】 木綿及び化学繊維俵等の繊維原料俵から
袋などの梱包材を除去する装置であって、２つあるいは
多数に分かれた梱包材が、ワイヤ、バンド、バンディジ
等の締付材と俵表面との間に配置されており、俵の４面
に帯状部分が梱包されずにぐるりと残されており、締付
材を分離する切断機等の分離装置が設けられ、切断され
た締付材が除去される請求項１から７のいずれか１項に
記載の方法を実施する装置において、 締付材（３ａ〜３ｃ）を分離する分離装置（４、５）が
梱包されていない帯状部分(ａ）に設けられており、 梱包材（２）の部分（２ａ、２ｂ）が少なくとも１つの
引き出し装置（６ａ、６ｂ）と係合することを特徴とす
る装置。 - 【請求項９】 木綿及び化学繊維俵等の繊維原料俵から
袋などの梱包材を除去する装置であって、梱包材がワイ
ヤ、バンド、バンディジ等の締付材と俵表面との間に配
置されており、梱包材と締付材を切断する切断機等の分
離装置が設けられ、切断された締付材が除去される請求
項２から７のいずれか１項に記載の方法を実施する装置
において、 切断された梱包材（２）の部分（２ａ、２ｂ）が少なく
とも１つの引き出し装置（６ａ、６ｂ）と係合すること
を特徴とする装置。 - 【請求項１０】 俵（１）と引き出し装置（６ａ、６
ｂ）が互いに対して移動可能であることを特徴とする請
求項１から９のいずれか１項に記載の装置。 - 【請求項１１】 分離装置（４、５）が、俵（１）の側
面（１ｂ）のほぼ中央の領域に配置されることを特徴と
する請求項１から１０のいずれか１項に記載の装置。 - 【請求項１２】 引き出し装置として、針、歯などを有
する回転するローラ（６ａ、６ｂ）等の連動部材
（６’）が設けられることを特徴とする請求項１１に記
載の装置。 - 【請求項１３】 ローラ表面（６”）に透孔（６’”）
が形成され、その透孔を通して連動部材（６’）が内部
空間に出入り可能であることを特徴とする請求項１から
１１のいずれか１項に記載の装置。 - 【請求項１４】 ローラ表面（６”）が、ロッド等の回
転しない保持部材（１３）に対して同軸に配置されるこ
とを特徴とする請求項１から１３のいずれか１項に記載
の装置。 - 【請求項１５】 ローラ表面（６”）が保持部材（１
３）上に昇降可能に配置されることを特徴とする請求項
１から１４のいずれか１項に記載の装置。 - 【請求項１６】 引き出し装置（６ａ、６ｂ）が位置変
更可能に軸承されることを特徴とする請求項１から１５
のいずれか１項に記載の装置。 - 【請求項１７】 引き出し装置（６ａ、６ｂ）が高さ方
向（Ｋ、Ｌ）に移動可能であることを特徴とする請求項
１から１６のいずれか１項に記載の装置。 - 【請求項１８】 引き出し装置（６ａ、６ｂ）が水平方
向（Ｕ、Ｖ）（長手方向）に移動可能であることを特徴
とする請求項１から１７のいずれか１項に記載の装置。 - 【請求項１９】 引き出し装置（６ａ、６ｂ）が俵
（１）に関して接近する方向及び離れる方向に揺動可能
である（Ｓ、Ｐ、Ｑ）ことを特徴とする請求項１から１
８のいずれか１項に記載の装置。 - 【請求項２０】 引き出し装置（６ａ、６ｂ）が保持装
置（７）に揺動可能に軸承されることを特徴とする請求
項１から１９のいずれか１項に記載の装置。 - 【請求項２１】 引き出し装置（６ａ、６ｂ）の一端が
回転軸受（１４）内に軸承されることを特徴とする請求
項１から２０のいずれか１項に記載の装置。 - 【請求項２２】 回転軸受（１４）が水平軸（１５）を
中心に回転可能であることを特徴とする請求項１から２
１のいずれか１項に記載の装置。 - 【請求項２３】 回転軸受（１４）が垂直軸（７）を中
心に回転可能であることを特徴とする請求項１から２２
のいずれか１項に記載の装置。 - 【請求項２４】 引き出し装置（６）が、互いに関して
移動可能な２つの部材（外側面１５ａ、１５ｂ）から形
成されることを特徴とする請求項１から２３のいずれか
１項に記載の装置。 - 【請求項２５】 引き出し装置（６ａ、６ｂ）に、巻取
られた梱包材（２ａ、２ｂ）を引き離す引き離し部材
（２０、２０ａ、２０ｂ）が設けられることを特徴とす
る請求項１から２４のいずれか１項に記載の装置。 - 【請求項２６】 引き出し装置（６ａ、６ｂ）がばねで
付勢されて軸承されていることを特徴とする請求項１か
ら２５のいずれか１項に記載の装置。 - 【請求項２７】 それぞれ梱包材部分（２ａ、２ｂ）に
付随する少なくとも２つの引き出し装置（６ａ、６ｂ）
が設けられることを特徴とする請求項１から２６のいず
れか１項に記載の装置。 - 【請求項２８】 少なくとも１つの引き出し装置（６
ａ、６ｂ）が高さ方向（Ｋ、Ｌ）に摺動可能に配置され
ることを特徴とする請求項１から２７のいずれか１項に
記載の装置。 - 【請求項２９】 各引き出し装置（６ａ、６ｂ）が、上
方ないし下方の俵表面（１ｃ、１ｆ）に対して距離をお
いて上方ないし下方に移動可能であることを特徴とする
請求項１から２８のいずれか１項に記載の装置。 - 【請求項３０】 引き出し装置（６ａ、６ｂ）に、引き
出された梱包材（２ａ、２ｂ）を搬出する搬出装置（１
１）が設けられることを特徴とする請求項１から２９の
いずれか１項に記載の装置。 - 【請求項３１】 分離装置（４、５）に、切断された締
付材（３ａ〜３ｃ）を搬出する搬出装置（８）が設けら
れることを特徴とする請求項１から３０のいずれか１項
に記載の装置。
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE4105149A DE4105149A1 (de) | 1991-02-20 | 1991-02-20 | Verfahren und vorrichtung zum entfernen der verpackung (emballage), z. b. saecke o. dgl. von textilen rohstoffballen, insbesondere baumwoll- und chemiefaserballen |
| ITMI920149A IT1260458B (it) | 1991-02-20 | 1992-01-28 | Procedimento e dispositivo per la rimozione del confezionamento (imballaggio), per esempio sacchi o simili da balle di materiale tessile grezzo, in particolare balle di cotone e fibre artificiali |
| GB9203805A GB2264478B (en) | 1991-02-20 | 1992-02-21 | Method and apparatus for removing packing from bales |
| CH552/92A CH685121A5 (de) | 1991-02-20 | 1992-02-24 | Verfahren und Vorrichtung zum Entfernen der Verpackung (Emballage) von textilen Rohstoffballen. |
| JP4035877A JPH07166435A (ja) | 1991-02-20 | 1992-02-24 | 繊維原料俵、特に木綿及び化学繊維俵から梱包材、例えば袋などを除去する方法及び装置 |
| US07/841,018 US5318399A (en) | 1991-02-20 | 1992-02-25 | Method and apparatus for removing ties and wrappers from textile fiber bales |
Applications Claiming Priority (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE4105149A DE4105149A1 (de) | 1991-02-20 | 1991-02-20 | Verfahren und vorrichtung zum entfernen der verpackung (emballage), z. b. saecke o. dgl. von textilen rohstoffballen, insbesondere baumwoll- und chemiefaserballen |
| CH552/92A CH685121A5 (de) | 1991-02-20 | 1992-02-24 | Verfahren und Vorrichtung zum Entfernen der Verpackung (Emballage) von textilen Rohstoffballen. |
| JP4035877A JPH07166435A (ja) | 1991-02-20 | 1992-02-24 | 繊維原料俵、特に木綿及び化学繊維俵から梱包材、例えば袋などを除去する方法及び装置 |
| US07/841,018 US5318399A (en) | 1991-02-20 | 1992-02-25 | Method and apparatus for removing ties and wrappers from textile fiber bales |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07166435A true JPH07166435A (ja) | 1995-06-27 |
Family
ID=27427923
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4035877A Pending JPH07166435A (ja) | 1991-02-20 | 1992-02-24 | 繊維原料俵、特に木綿及び化学繊維俵から梱包材、例えば袋などを除去する方法及び装置 |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5318399A (ja) |
| JP (1) | JPH07166435A (ja) |
| CH (1) | CH685121A5 (ja) |
| DE (1) | DE4105149A1 (ja) |
| GB (1) | GB2264478B (ja) |
Families Citing this family (48)
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