JPH0716632B2 - 静電噴霧装置 - Google Patents
静電噴霧装置Info
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- JPH0716632B2 JPH0716632B2 JP60285873A JP28587385A JPH0716632B2 JP H0716632 B2 JPH0716632 B2 JP H0716632B2 JP 60285873 A JP60285873 A JP 60285873A JP 28587385 A JP28587385 A JP 28587385A JP H0716632 B2 JPH0716632 B2 JP H0716632B2
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- Japan
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- electrostatic spraying
- electrode
- liquid
- spraying device
- conductive
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05B—SPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
- B05B5/00—Electrostatic spraying apparatus; Spraying apparatus with means for charging the spray electrically; Apparatus for spraying liquids or other fluent materials by other electric means
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05B—SPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
- B05B5/00—Electrostatic spraying apparatus; Spraying apparatus with means for charging the spray electrically; Apparatus for spraying liquids or other fluent materials by other electric means
- B05B5/025—Discharge apparatus, e.g. electrostatic spray guns
- B05B5/0255—Discharge apparatus, e.g. electrostatic spray guns spraying and depositing by electrostatic forces only
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- Electrostatic Spraying Apparatus (AREA)
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
- Developing Agents For Electrophotography (AREA)
- Manufacturing Of Micro-Capsules (AREA)
- Detergent Compositions (AREA)
- Illuminated Signs And Luminous Advertising (AREA)
- Catching Or Destruction (AREA)
- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 本発明は静電噴霧に関するものである。
英国特許第1,569,707号には、噴霧ヘツドが1〜20KV程
度の電位に帯電される導電性または半導電性表面および
上記表面に隣接して設けられアース電位に接続される電
界増強電極を備えている静電噴霧装置が開示されてい
る。噴霧液体が噴霧ヘツドに供給される際に、上記表面
における電界は実質的にコロナ放電を発生させずに液体
を霧化させるのに十分である。噴霧ヘツドから出てくる
液体の帯電粒子は電極を通過してアース電位にあるター
ゲツトへ噴射される。
度の電位に帯電される導電性または半導電性表面および
上記表面に隣接して設けられアース電位に接続される電
界増強電極を備えている静電噴霧装置が開示されてい
る。噴霧液体が噴霧ヘツドに供給される際に、上記表面
における電界は実質的にコロナ放電を発生させずに液体
を霧化させるのに十分である。噴霧ヘツドから出てくる
液体の帯電粒子は電極を通過してアース電位にあるター
ゲツトへ噴射される。
アースされた電界増強電極を設けることにより次の三つ
の利益がもたらされる。第1に、導電性または半導電性
表面における電界は、電極の方がターゲツトより表面に
非常に近いので他の部分における電界より大きい。これ
により導電性または半導電性表面に印加する電位を低く
することができ、このことは安価でしかも安全な発電機
を使用できることを意味している。第2に、電極と導電
性または半導電性表面との間の間隔および従つて導電性
または半導電性表面における静電界は一定である。作物
への散布のようにターゲツトに対して噴霧ヘツドを動か
すことを伴なう噴霧動作においては、噴霧ヘツドとター
ゲツトとの間の間隔が大きく変わり得る。そこで上述の
ような電界増強電極が設けられないとすれば、このよう
な間隔の変動に応じて有効な静電界も変化することにな
る。最後に、噴霧液体の小さくて付随した小滴を生成す
る噴霧動作において、そのような小さな粒子は電界増強
電極に引き付けられ得る。
の利益がもたらされる。第1に、導電性または半導電性
表面における電界は、電極の方がターゲツトより表面に
非常に近いので他の部分における電界より大きい。これ
により導電性または半導電性表面に印加する電位を低く
することができ、このことは安価でしかも安全な発電機
を使用できることを意味している。第2に、電極と導電
性または半導電性表面との間の間隔および従つて導電性
または半導電性表面における静電界は一定である。作物
への散布のようにターゲツトに対して噴霧ヘツドを動か
すことを伴なう噴霧動作においては、噴霧ヘツドとター
ゲツトとの間の間隔が大きく変わり得る。そこで上述の
ような電界増強電極が設けられないとすれば、このよう
な間隔の変動に応じて有効な静電界も変化することにな
る。最後に、噴霧液体の小さくて付随した小滴を生成す
る噴霧動作において、そのような小さな粒子は電界増強
電極に引き付けられ得る。
大規模な農芸用散布では、よく比較的高い流量で作動で
きる装置が要望され、また例えば粒径ほぼ30μm以下の
小さな小滴寸法の要求がある。流量を増大させる小滴の
寸法が大きくなるので、これらの要求は相矛盾する。さ
らに、高い流量と小さな小滴寸法とを組合せると、小滴
の大きな“後方噴霧”が生じ、小滴の主要部からはじか
れて装置に付着するかまたは空中に飛散することにな
る。
きる装置が要望され、また例えば粒径ほぼ30μm以下の
小さな小滴寸法の要求がある。流量を増大させる小滴の
寸法が大きくなるので、これらの要求は相矛盾する。さ
らに、高い流量と小さな小滴寸法とを組合せると、小滴
の大きな“後方噴霧”が生じ、小滴の主要部からはじか
れて装置に付着するかまたは空中に飛散することにな
る。
本発明によれば、静電噴霧ヘツドと、静電噴霧ヘツドか
ら出てくる液体に第1の電位を印加する装置と、静電噴
霧ヘツドに隣接して設けられた電極と、液体を霧化させ
るのに十分な電界強度をもつ強い電界を出てくる液体と
電極との間に発生させるように電極に第2の電位を印加
する装置とを有し、電極が導電性または半導電性材料の
コアを備え、このコアを、電極と噴霧ヘツドとの間に火
花を生じさせない程度に高い体積抵抗率および絶縁耐力
をもちしかも表面に集まつた電荷を導電性または半導電
性コアに導き得る程度に低い体積抵抗率をもつ材料で外
装したことを特徴とする静電噴霧装置が提供される。
ら出てくる液体に第1の電位を印加する装置と、静電噴
霧ヘツドに隣接して設けられた電極と、液体を霧化させ
るのに十分な電界強度をもつ強い電界を出てくる液体と
電極との間に発生させるように電極に第2の電位を印加
する装置とを有し、電極が導電性または半導電性材料の
コアを備え、このコアを、電極と噴霧ヘツドとの間に火
花を生じさせない程度に高い体積抵抗率および絶縁耐力
をもちしかも表面に集まつた電荷を導電性または半導電
性コアに導き得る程度に低い体積抵抗率をもつ材料で外
装したことを特徴とする静電噴霧装置が提供される。
本装置はさらに、外装材料の表面を通つて導電性または
半導電性コアへの電荷の流れに対する抵抗が外装材料を
通つて導電性または半導電性コアへの電荷の流れに対す
る抵抗より大きくなるようにした絶縁装置を有する。適
当には、第2の電位を印加する装置は、導電性または半
導電性コアに電気的に接続されかつ絶縁材料のカバーを
備えた電気導体を有し、また絶縁装置はカバーと外装材
料の係合部分の間に設けられる。
半導電性コアへの電荷の流れに対する抵抗が外装材料を
通つて導電性または半導電性コアへの電荷の流れに対す
る抵抗より大きくなるようにした絶縁装置を有する。適
当には、第2の電位を印加する装置は、導電性または半
導電性コアに電気的に接続されかつ絶縁材料のカバーを
備えた電気導体を有し、また絶縁装置はカバーと外装材
料の係合部分の間に設けられる。
噴霧ヘツドは、電極がほぼ円形である場合ほぼ円形断面
のオリフイスを有し得る。代りに、噴霧ヘツドはほぼ環
状断面のオリフイスを有することもでき、電極はほぼリ
ング型の電極要素および(または)ほぼ円板型の電極要
素から成ることができる。代りに、噴霧ヘツドは直線状
オリフイスを有してもよく、その場合には電極は二つの
相互に離間して平行に配列した直線状電極要素から成
る。
のオリフイスを有し得る。代りに、噴霧ヘツドはほぼ環
状断面のオリフイスを有することもでき、電極はほぼリ
ング型の電極要素および(または)ほぼ円板型の電極要
素から成ることができる。代りに、噴霧ヘツドは直線状
オリフイスを有してもよく、その場合には電極は二つの
相互に離間して平行に配列した直線状電極要素から成
る。
電極上のこの“半絶縁性”外装は多くの効果をもたら
し、またその材料の性質特に体積抵抗率は噴霧装置の性
能および信頼性に大きく影響を及ぼすことが見い出され
た。“半絶縁性”外装は噴霧ヘツドと隣接電極の導電性
コアとの間に高い局部抵抗を形成し、それにより、外装
の外表面の任意の箇所における電位を局部電流の流れに
よりコアに印加された電位から変えることができる。
し、またその材料の性質特に体積抵抗率は噴霧装置の性
能および信頼性に大きく影響を及ぼすことが見い出され
た。“半絶縁性”外装は噴霧ヘツドと隣接電極の導電性
コアとの間に高い局部抵抗を形成し、それにより、外装
の外表面の任意の箇所における電位を局部電流の流れに
よりコアに印加された電位から変えることができる。
これにより、噴霧ヘツドと電極との間の破壊的な火花発
生は抑制され、噴霧ヘツドと電極との間に比較的高い電
位差を維持することができる。また、電極上に付着した
繊維質やその他のごみのために生じ得るコロナも抑制さ
れる。さらに霧化に対する機械的欠陥および電極上にお
ける偶発的な液体付着の悪影響が減少される。特に、噴
霧ヘツドに対して電極を正確に位置決めすることは重要
でない。
生は抑制され、噴霧ヘツドと電極との間に比較的高い電
位差を維持することができる。また、電極上に付着した
繊維質やその他のごみのために生じ得るコロナも抑制さ
れる。さらに霧化に対する機械的欠陥および電極上にお
ける偶発的な液体付着の悪影響が減少される。特に、噴
霧ヘツドに対して電極を正確に位置決めすることは重要
でない。
上述の効果は十分に高い体積抵抗率をもつ外装材料によ
るものであるが、抵抗率が高すぎると、外装材料を通し
ての電荷の漏れが少なくなりすぎ、従つて霧化が損なわ
れることになる。農芸において体積抵抗率の上限は噴霧
装置を低,高湿度状態の両方において作動させる必要性
によつて決まる。外装材料の体積抵抗率は噴霧装置の性
能および信頼性が最適となるように選ばれなければなら
ず、一般には5×1011〜5×1013Ωcmであることが見い
出された。
るものであるが、抵抗率が高すぎると、外装材料を通し
ての電荷の漏れが少なくなりすぎ、従つて霧化が損なわ
れることになる。農芸において体積抵抗率の上限は噴霧
装置を低,高湿度状態の両方において作動させる必要性
によつて決まる。外装材料の体積抵抗率は噴霧装置の性
能および信頼性が最適となるように選ばれなければなら
ず、一般には5×1011〜5×1013Ωcmであることが見い
出された。
以下に説明するように、抵抗率(固有抵抗)Rは管状型
の外装材料に対して決められ得る。抵抗率の好ましい値
は5×1010〜5×1012Ωcmである。
の外装材料に対して決められ得る。抵抗率の好ましい値
は5×1010〜5×1012Ωcmである。
外装材料の絶縁耐力および外装の厚さは絶縁破壊なしに
噴霧ヘツドと電極の導電性コアとの間の電位差に十分耐
えなければならない。外装材料の絶縁耐力は適当には約
15KV/mmであり、外装の厚さは適当には0.75〜5.0mm,好
ましくは1.5〜3.5mmである。農芸用噴霧装置として使用
する場合には、外装材料は、噴霧される農薬の範囲およ
び天候状態に機械的かつ電気的に適してなければならな
い。外装はまた機械的には丈夫でなければならない。
噴霧ヘツドと電極の導電性コアとの間の電位差に十分耐
えなければならない。外装材料の絶縁耐力は適当には約
15KV/mmであり、外装の厚さは適当には0.75〜5.0mm,好
ましくは1.5〜3.5mmである。農芸用噴霧装置として使用
する場合には、外装材料は、噴霧される農薬の範囲およ
び天候状態に機械的かつ電気的に適してなければならな
い。外装はまた機械的には丈夫でなければならない。
好ましくは、第2の電位は第1の電位と同じ極性をも
ち、そして第1の電位と装置によつて噴霧されるターゲ
ツトの電位との中間にあり、第2の電位は霧化される液
体に対しては第1の電位と十分に異なるが、噴霧ヘツド
から出てターゲツトに向う液体の帯電した小滴に対して
は第1の電位と十分に近い。
ち、そして第1の電位と装置によつて噴霧されるターゲ
ツトの電位との中間にあり、第2の電位は霧化される液
体に対しては第1の電位と十分に異なるが、噴霧ヘツド
から出てターゲツトに向う液体の帯電した小滴に対して
は第1の電位と十分に近い。
以下、例として添附図面を参照して本発明を説明する。
図面の第1図に示す噴霧ヘツドは、農薬組成物を作物に
散布するトラクタ搭載型装置の一部を成している。噴霧
ヘツドは相互に離間されしかも平行に配列された二つの
垂直板1,3を有している。各板は真ちゆうまたはある他
の導電性または半導電性材料から成る。板1,3間のすき
間は通路13を形成し、この通路13を通つて噴霧液体は供
給部15から板3の真直ぐな下方縁部17および板1の隣接
部分に形成された直線状オリフイス5へ流れ落ちること
ができる。板1の下方縁部19は板3の下方縁部17とほぼ
平行であるが板3の下方縁部17より僅かに下方(すなわ
ちその下流)に位置している。下方縁部19の半径は好ま
しくは0.5mm以下である。
散布するトラクタ搭載型装置の一部を成している。噴霧
ヘツドは相互に離間されしかも平行に配列された二つの
垂直板1,3を有している。各板は真ちゆうまたはある他
の導電性または半導電性材料から成る。板1,3間のすき
間は通路13を形成し、この通路13を通つて噴霧液体は供
給部15から板3の真直ぐな下方縁部17および板1の隣接
部分に形成された直線状オリフイス5へ流れ落ちること
ができる。板1の下方縁部19は板3の下方縁部17とほぼ
平行であるが板3の下方縁部17より僅かに下方(すなわ
ちその下流)に位置している。下方縁部19の半径は好ま
しくは0.5mm以下である。
オリフイス5に隣接して二つの直線状電極要素7が設け
られており、これらの電極要素7はこの噴霧ヘツドの電
極を構成している。電極要素7は絶縁性材料のそれぞれ
のシート21によつて支持されている。
られており、これらの電極要素7はこの噴霧ヘツドの電
極を構成している。電極要素7は絶縁性材料のそれぞれ
のシート21によつて支持されている。
各電極要素7は直径3〜4mmのコア9および“半絶縁
性”材料の外装11で構成されている。外装の材料は5×
1011〜5×1013Ωcmの範囲内の抵抗率およびほぼ2mmの
厚さをもつている。適当な外装材料の例としては、ある
種のソーダガラスおよびフエノール−ホルムアルデヒド
・紙組成生物を挙げることができる。英国バーミンガム
に在るTufnol Limitedによつて供給されているカイトブ
ランド管(Kite brand tubes)が農芸用噴霧装置の場合
特に適していることが見い出された。各電極要素7のコ
ア9は外装11内に密に詰め込んだ炭素の玉で構成され
る。
性”材料の外装11で構成されている。外装の材料は5×
1011〜5×1013Ωcmの範囲内の抵抗率およびほぼ2mmの
厚さをもつている。適当な外装材料の例としては、ある
種のソーダガラスおよびフエノール−ホルムアルデヒド
・紙組成生物を挙げることができる。英国バーミンガム
に在るTufnol Limitedによつて供給されているカイトブ
ランド管(Kite brand tubes)が農芸用噴霧装置の場合
特に適していることが見い出された。各電極要素7のコ
ア9は外装11内に密に詰め込んだ炭素の玉で構成され
る。
各電極要素7と板1の下方縁部19との間のすき間は約10
mmであり、また二つの電極要素7の軸線間の間隔は約16
mmである。
mmであり、また二つの電極要素7の軸線間の間隔は約16
mmである。
高電圧発生装置は板1に接続され、板1を40KVの電位に
維持するようにする。電極要素7は高電圧発生装置のタ
ツプに接続され、ほぼ25KVの中間電位に維持される。
維持するようにする。電極要素7は高電圧発生装置のタ
ツプに接続され、ほぼ25KVの中間電位に維持される。
高電圧発生装置と各電極要素7との接続は、ポリテンま
たは他の絶縁性材料のカバーの内側に電気導体を備えた
高圧リード線によつて行なわれる。カバーの短かい端部
分には外装11の端部分内ねじと係合する外ねじが設けら
れ、導体はカバーから突出してコア9と電気的に接続す
る。以下に説明するように、リード線と電極要素7との
満足な接続を保証するために、係合する前にカバーおよ
び外装のねじ付端部分に熱硬化性エポキシ樹脂が施され
る。
たは他の絶縁性材料のカバーの内側に電気導体を備えた
高圧リード線によつて行なわれる。カバーの短かい端部
分には外装11の端部分内ねじと係合する外ねじが設けら
れ、導体はカバーから突出してコア9と電気的に接続す
る。以下に説明するように、リード線と電極要素7との
満足な接続を保証するために、係合する前にカバーおよ
び外装のねじ付端部分に熱硬化性エポキシ樹脂が施され
る。
使用に際し、第1図の噴霧ヘツドは、106〜1011Ωcm好
ましくは107〜1010Ωcmの体積抵抗率をもつ液体農薬を
入れたタンク(図示してない)に連結される。
ましくは107〜1010Ωcmの体積抵抗率をもつ液体農薬を
入れたタンク(図示してない)に連結される。
噴霧ヘツドは作物の上方約40cmの高さに位置され、噴霧
ヘツドを載せたトラクタは地上を走行させる。
ヘツドを載せたトラクタは地上を走行させる。
タンクからの液体は供給部15へ供給され、そこから板1,
3間の通路13を通つてオリフイス5へ流れ落ちる。そし
て液体は最後には板1の一側に沿つてその鋭つた下方縁
部19に達する。
3間の通路13を通つてオリフイス5へ流れ落ちる。そし
て液体は最後には板1の一側に沿つてその鋭つた下方縁
部19に達する。
板1と接触する液体はその板に印加された電位と同じ電
位を受ける。液体が下方縁部19に達すると、その液体は
板1と電極要素7との間に存在する強い電界にさらされ
る。図面の第2図を参照すると、電界の強さは、液体が
板1の下方縁部19を離れて作物へ向つて下方へ動く際に
一連の液糸23となるようにされる。各液糸23はその後霧
化されて一連の小滴25となる。隣接した液糸23の間隔は
板1および電極要素7の電位の大きさ、液体の特性並び
に流量によつて決まり、代表的には0.5〜5mmである。
位を受ける。液体が下方縁部19に達すると、その液体は
板1と電極要素7との間に存在する強い電界にさらされ
る。図面の第2図を参照すると、電界の強さは、液体が
板1の下方縁部19を離れて作物へ向つて下方へ動く際に
一連の液糸23となるようにされる。各液糸23はその後霧
化されて一連の小滴25となる。隣接した液糸23の間隔は
板1および電極要素7の電位の大きさ、液体の特性並び
に流量によつて決まり、代表的には0.5〜5mmである。
下方縁部19の単位長さ当り250cc/minという高流量で
も、電界の強さは100μm程度の直径をもつ小滴に十分
霧化させることができる。しかしながら、板1,3と電極
要素7との間の火花発生は各電極要素の外装11によつて
避けられる。
も、電界の強さは100μm程度の直径をもつ小滴に十分
霧化させることができる。しかしながら、板1,3と電極
要素7との間の火花発生は各電極要素の外装11によつて
避けられる。
噴霧が継続している際に、噴霧ヘツドと作物との間の小
滴の雲によつて空間電荷が形成され、霧化縁部19から出
てくる後続の小滴を噴霧装置の他の部分やトラクタの部
分へ上向きにはね返させる傾向がある。電極要素7自体
に集まる全ての電荷は外装11およびコア9を介して導か
れる。
滴の雲によつて空間電荷が形成され、霧化縁部19から出
てくる後続の小滴を噴霧装置の他の部分やトラクタの部
分へ上向きにはね返させる傾向がある。電極要素7自体
に集まる全ての電荷は外装11およびコア9を介して導か
れる。
これに関して、外装11の材料として用いるのに適した
“半絶縁性材料”は一般に、ガス吸収量およびその他の
フアクタに従つて変化しかつ通常体積抵抗率より低い表
面抵抗率をもつている。従つて、電極要素7を構成する
のに特別の予防対策が取られなければ、外装11の外側表
面上に集まつた電荷が外装の内面と高圧リード線のポリ
テンカバーの外表面との間の外装の環状端面を横切つて
外装の一端へそして最後に電極要素7のコア9およびリ
ード線の導体へ流れる危険がある。外装11の外側表面に
沿つて電荷が流れると、表面の種々の部分間に電位差が
生じる。これにより、オリフイス5から出てくる液体と
電極要素7との間の電位差は、オリフイスおよび電極要
素の長さに沿つた位置に従つて変化することになる。そ
の結果、出てくる液体と電極要素との間の電界が変化
し、従つて噴霧が一様でなくなることになる。外装11の
表面を横切つてコア9へ電荷の流れるのを防ぐまたは実
質的に防ぐために、外装と高圧リード線の絶縁性カバー
のねじ係合する端部分間に上述のエポキシ樹脂が設けら
れる。
“半絶縁性材料”は一般に、ガス吸収量およびその他の
フアクタに従つて変化しかつ通常体積抵抗率より低い表
面抵抗率をもつている。従つて、電極要素7を構成する
のに特別の予防対策が取られなければ、外装11の外側表
面上に集まつた電荷が外装の内面と高圧リード線のポリ
テンカバーの外表面との間の外装の環状端面を横切つて
外装の一端へそして最後に電極要素7のコア9およびリ
ード線の導体へ流れる危険がある。外装11の外側表面に
沿つて電荷が流れると、表面の種々の部分間に電位差が
生じる。これにより、オリフイス5から出てくる液体と
電極要素7との間の電位差は、オリフイスおよび電極要
素の長さに沿つた位置に従つて変化することになる。そ
の結果、出てくる液体と電極要素との間の電界が変化
し、従つて噴霧が一様でなくなることになる。外装11の
表面を横切つてコア9へ電荷の流れるのを防ぐまたは実
質的に防ぐために、外装と高圧リード線の絶縁性カバー
のねじ係合する端部分間に上述のエポキシ樹脂が設けら
れる。
第1図に示す噴霧ヘツドの構造は板1,3の一方を導電性
または半導電性材料で構成し、他方の板を非導電性材料
で構成することによつて変更され得る。
または半導電性材料で構成し、他方の板を非導電性材料
で構成することによつて変更され得る。
次に、図面の第3図を参照すると、第1図の噴霧ヘツド
と同様な構造をもつ本発明による第2の噴霧ヘツドが示
され、第1図のそれぞれの板1,3に相応した一対の垂立
板27,29、通路13に相応した通路31、および電極7に相
応した電極33を備えている。しかしながら、第3図の噴
霧ヘツドでは板27の下方縁部35は板29の下方縁部37と同
じ垂直位置に配置されている。これらの下方縁部35,37
はスロツト41の形状のオリフイスを画定しており、そこ
から液体の霧化が行なわれる。第3図の装置の好ましい
構造では、スロツト41は長さ50cm、幅125cmである。各
電極33はカイトブランド Tufnol管の外装と炭素玉から
成るコアとを備えている。コアは直径6mmであり、また
外装の外径は1cmである。各電極33の軸線はスロツト41
の下方4mmに位置し、それぞれの電極の軸線間の距離は2
4mmである。噴霧ヘツドの板27,29には40KVの電圧が印加
され、電極33には24KVの電圧が印加される。使用に際し
て噴霧ヘツドはアース電位にあるターゲツトから30cm離
して位置される。
と同様な構造をもつ本発明による第2の噴霧ヘツドが示
され、第1図のそれぞれの板1,3に相応した一対の垂立
板27,29、通路13に相応した通路31、および電極7に相
応した電極33を備えている。しかしながら、第3図の噴
霧ヘツドでは板27の下方縁部35は板29の下方縁部37と同
じ垂直位置に配置されている。これらの下方縁部35,37
はスロツト41の形状のオリフイスを画定しており、そこ
から液体の霧化が行なわれる。第3図の装置の好ましい
構造では、スロツト41は長さ50cm、幅125cmである。各
電極33はカイトブランド Tufnol管の外装と炭素玉から
成るコアとを備えている。コアは直径6mmであり、また
外装の外径は1cmである。各電極33の軸線はスロツト41
の下方4mmに位置し、それぞれの電極の軸線間の距離は2
4mmである。噴霧ヘツドの板27,29には40KVの電圧が印加
され、電極33には24KVの電圧が印加される。使用に際し
て噴霧ヘツドはアース電位にあるターゲツトから30cm離
して位置される。
装置を用いて、ホワイトオイルとサイクロヘキサノンの
混合液(この混合液は抵抗率5×108Ωcm粘度8CStであ
る)を噴霧した。
混合液(この混合液は抵抗率5×108Ωcm粘度8CStであ
る)を噴霧した。
流量0.5cc/sec,1.0cc/secおよび2.0cc/secにおいて、噴
霧ヘツドからの小滴の体積平均径はそれぞれ45μm、60
μmおよび95μmであつた。
霧ヘツドからの小滴の体積平均径はそれぞれ45μm、60
μmおよび95μmであつた。
各電極33から外装材料をはずして上述の電圧を維持した
場合には強い火花が発生し、有効に噴霧が行なわれな
い。火花発生を避けるためには、板27,29と電極30との
間の電位差を約8KVに下げる必要があり、すなわち、板2
7,29は40KVに維持し、電極33は32KVにする必要がある。
それにより噴霧は可能となるが、しかし性能は非常に落
ち、流量0.5、1.0cc/secにおいて小滴の体積平均径はそ
れぞれほぼ150μm、250μmである。流量2.0cc/secで
は、混合液は常にスロツト41から滴下する。
場合には強い火花が発生し、有効に噴霧が行なわれな
い。火花発生を避けるためには、板27,29と電極30との
間の電位差を約8KVに下げる必要があり、すなわち、板2
7,29は40KVに維持し、電極33は32KVにする必要がある。
それにより噴霧は可能となるが、しかし性能は非常に落
ち、流量0.5、1.0cc/secにおいて小滴の体積平均径はそ
れぞれほぼ150μm、250μmである。流量2.0cc/secで
は、混合液は常にスロツト41から滴下する。
第4図に示す本発明による第3の噴霧ヘツドにおいて
は、一対の直立板41,43は液体通路45を画定し、絶縁性
材料から成つている。第3図の実施例の場合のように、
板41,43はそれぞれ同じ垂直位置に下方縁部47,49を備え
ており、これらの下方縁部で霧化スロツト51を画定して
いる。
は、一対の直立板41,43は液体通路45を画定し、絶縁性
材料から成つている。第3図の実施例の場合のように、
板41,43はそれぞれ同じ垂直位置に下方縁部47,49を備え
ており、これらの下方縁部で霧化スロツト51を画定して
いる。
第4図の噴霧ヘツドでは液体に電位を印加できるように
するために、板43に隣接ししかも使用時に液体と接触す
る板41の表面に電極53が設けられる。第4図に示すよう
に、電極53は電圧発生装置V1に接続される。
するために、板43に隣接ししかも使用時に液体と接触す
る板41の表面に電極53が設けられる。第4図に示すよう
に、電極53は電圧発生装置V1に接続される。
第4図の噴霧ヘツドを使用する場合には、電極53の電位
V1とスロツト51における液体の電位との電位差はほんの
僅かである。従つて、スロツト51から出てくる液体は第
1図における板1の下方縁部19における電界と同様な強
い静電界にされされる。その結果、出てくる液体は液糸
となり、上述のようにして霧化される。
V1とスロツト51における液体の電位との電位差はほんの
僅かである。従つて、スロツト51から出てくる液体は第
1図における板1の下方縁部19における電界と同様な強
い静電界にされされる。その結果、出てくる液体は液糸
となり、上述のようにして霧化される。
第5図には本発明による第4の噴霧ヘツドを示し、二つ
の直立板53,55はそれぞれ、板53の下方縁部57が板55の
下方縁部59より僅かに下方に位置するようにされてい
る。板53,55は絶縁性材料から成り、そして板53の下方
縁部57にはその材料中に電極61が設けられている。第4
図の噴霧ヘツドの場合のように、電極61は電圧発生装置
V1に接続されている。
の直立板53,55はそれぞれ、板53の下方縁部57が板55の
下方縁部59より僅かに下方に位置するようにされてい
る。板53,55は絶縁性材料から成り、そして板53の下方
縁部57にはその材料中に電極61が設けられている。第4
図の噴霧ヘツドの場合のように、電極61は電圧発生装置
V1に接続されている。
第6図には本発明の別の噴霧ヘツドを示し、絶縁性材料
から成る直立板63,65は、板63の下方縁部67が板65の下
方縁部69より僅か下方に位置するように構成される。板
63と対向ししかも板63,65の間の通路の一側を画定して
いる板65の表面には電極71が設けられている。
から成る直立板63,65は、板63の下方縁部67が板65の下
方縁部69より僅か下方に位置するように構成される。板
63と対向ししかも板63,65の間の通路の一側を画定して
いる板65の表面には電極71が設けられている。
上述の噴霧ヘツドにおいて、噴霧ヘツドから出てくる液
体は真直ぐな縁部(第1図、第5図および第6図の場
合)またはスロツト(第3図および第4図の場合)から
霧化される。第7図および第8図に示す別の構造では、
縁部またはスロツトは円形である。
体は真直ぐな縁部(第1図、第5図および第6図の場
合)またはスロツト(第3図および第4図の場合)から
霧化される。第7図および第8図に示す別の構造では、
縁部またはスロツトは円形である。
図面の第7図を参照すると、本発明によるさらに別の噴
霧ヘツドは中空円筒状ノズル部材81を有し、このノズル
部材81は供給部83と通路85とで構成されている。通路85
の下方端部には環状オリフイス87が設けられている。ノ
ズル部材81は導電性または半導電性材料から成り、そし
て高圧リード線89を介して高電圧発生装置(図示してな
い)に接続されている。
霧ヘツドは中空円筒状ノズル部材81を有し、このノズル
部材81は供給部83と通路85とで構成されている。通路85
の下方端部には環状オリフイス87が設けられている。ノ
ズル部材81は導電性または半導電性材料から成り、そし
て高圧リード線89を介して高電圧発生装置(図示してな
い)に接続されている。
ノズル部材81はポリプロピレンホルダ91で支持され、こ
のホルダ91はノズル部材81と同軸に下方にのびた軸状部
93を備えている。この軸状部93は高電圧発生装置のタツ
プに接続される導体95の絶縁性カバーとして働く。さら
に軸状部93は導体95の下方端部に接続された電極97の支
持体を形成している。
のホルダ91はノズル部材81と同軸に下方にのびた軸状部
93を備えている。この軸状部93は高電圧発生装置のタツ
プに接続される導体95の絶縁性カバーとして働く。さら
に軸状部93は導体95の下方端部に接続された電極97の支
持体を形成している。
電極97は“半絶縁性”材料の外装99および黄銅或いは他
の導電性または半導電性材料のコア101を備えている。
の導電性または半導電性材料のコア101を備えている。
第7図に示すように、外装99は、軸状部93の下方端部の
主凹部内に収容される円筒状部分103および軸状部93の
下方端部と係合する円板状部分105を備えている。電極9
7のコア101のねじ付上方端部は軸状部93の主凹部の上方
の内部ねじ付副凹部と係合される。
主凹部内に収容される円筒状部分103および軸状部93の
下方端部と係合する円板状部分105を備えている。電極9
7のコア101のねじ付上方端部は軸状部93の主凹部の上方
の内部ねじ付副凹部と係合される。
使用において、電極97は上述の実施例における相応した
電極と同様に作動する。しかしながら、第7図の装置で
は、外装99の円筒状部分103は軸状部93における主凹部
内に干渉嵌合し、円板状部分105から円筒状部分103の円
筒状表面に沿いそしてこの部分の上方環状端面を横切つ
てコア101への電荷の流れを最少にするようにされる。
少なくとも、円筒状部分103の円筒状表面とコア101との
間の半径方向距離は、電荷が外装材料を通つて円筒状部
分103の円筒状表面および端面を介して流れるよりはむ
しろコアへ漏れるように十分に小さくされる。従つて、
第7図の実施例においては、コア101の上方端部および
軸状部93の副凹部におけるねじ間に絶縁性材料を施す必
要はない。
電極と同様に作動する。しかしながら、第7図の装置で
は、外装99の円筒状部分103は軸状部93における主凹部
内に干渉嵌合し、円板状部分105から円筒状部分103の円
筒状表面に沿いそしてこの部分の上方環状端面を横切つ
てコア101への電荷の流れを最少にするようにされる。
少なくとも、円筒状部分103の円筒状表面とコア101との
間の半径方向距離は、電荷が外装材料を通つて円筒状部
分103の円筒状表面および端面を介して流れるよりはむ
しろコアへ漏れるように十分に小さくされる。従つて、
第7図の実施例においては、コア101の上方端部および
軸状部93の副凹部におけるねじ間に絶縁性材料を施す必
要はない。
第8図には第2の電極要素105を設けた点を除いて第7
図の実施例に相応した本発明の実施例を示す。第2の電
極要素105はほぼ円形であり、オリフイス87の半径方向
外方に配置されている。第8図に示すように、第2の電
極要素105は黄銅から成るコア107と“半絶縁性”材料の
外装109を備えている。外装109はポリプロピレンホルダ
91のスカート111の下方端部における環状凹部内に嵌合
される。コア107は電極97と同じ導体95に電気的に接続
される。
図の実施例に相応した本発明の実施例を示す。第2の電
極要素105はほぼ円形であり、オリフイス87の半径方向
外方に配置されている。第8図に示すように、第2の電
極要素105は黄銅から成るコア107と“半絶縁性”材料の
外装109を備えている。外装109はポリプロピレンホルダ
91のスカート111の下方端部における環状凹部内に嵌合
される。コア107は電極97と同じ導体95に電気的に接続
される。
噴霧ヘツドの真直ぐなまたは円形の縁部またはスロツト
には一連の歯が形成され得る。この場合、第9図に示す
ように各歯には一本の液糸が形成されるが、歯が互いに
近接しすぎていると、ある歯には液糸が形成されず、ま
た歯が離れすぎていると、ある歯には一本以上の液糸が
形成され得ることになる。代りに、液体を一連の相互に
離間した穴または尖部で霧化されることもできる。
には一連の歯が形成され得る。この場合、第9図に示す
ように各歯には一本の液糸が形成されるが、歯が互いに
近接しすぎていると、ある歯には液糸が形成されず、ま
た歯が離れすぎていると、ある歯には一本以上の液糸が
形成され得ることになる。代りに、液体を一連の相互に
離間した穴または尖部で霧化されることもできる。
ある噴霧ヘツド、例えば直線状霧化縁部またはスロツト
を備えたある噴霧ヘツドでは、噴霧ヘツドに印加した1
〜20KV程度の電位にある霧噴ヘツドの電極に対する“半
絶縁性”外装およびアース電位の隣接電極を設けること
によつて流量の増加および(または)小さな小滴並びに
信頼性の点で効果があることが認められる。
を備えたある噴霧ヘツドでは、噴霧ヘツドに印加した1
〜20KV程度の電位にある霧噴ヘツドの電極に対する“半
絶縁性”外装およびアース電位の隣接電極を設けること
によつて流量の増加および(または)小さな小滴並びに
信頼性の点で効果があることが認められる。
外装11として用いるのに適した材料の体積抵抗率を測定
するのに使用した方法は、その材料がシート状または管
状形態で利用できるかどうかに関係する。
するのに使用した方法は、その材料がシート状または管
状形態で利用できるかどうかに関係する。
メラミンのようなシート状形態で利用できる材料の場合
には、BS2782:Part2:1978:方法202Aを用いた。
には、BS2782:Part2:1978:方法202Aを用いた。
この方法を実施するに際し、メラミンシートを切断して
円板を作り、その各表面に水銀電極を取付けた。円板の
一方の表面上に直径5cmの円形測定電極およびこの測定
電極と同心に内径7cmの保護環電極を取付けた。円板の
反対側の表面には円板の表面全体を覆うベース電極を取
付けた。
円板を作り、その各表面に水銀電極を取付けた。円板の
一方の表面上に直径5cmの円形測定電極およびこの測定
電極と同心に内径7cmの保護環電極を取付けた。円板の
反対側の表面には円板の表面全体を覆うベース電極を取
付けた。
このベース電極にはBranclenberg型式2475R電源の正の
端子を接続し、この電源の負の端子は測定電極および保
護環電極に接続した。印加電圧を測定するため、電源の
正の端子と負の端子との間にThurlby1503−HAマルチメ
ータを接続した。測定電極とベース電極との間に流れる
電流は、電源の負の端子および保護環電極に対する接続
部間の接続部と測定電極との間に接続したKeithley型式
617電位計を用いて測定した。電源はほぼ500Vであり、
電位計の入力電圧負荷は1mV以下であり、また抵抗率を
計算する際には電流計は考慮に入れなかつた。
端子を接続し、この電源の負の端子は測定電極および保
護環電極に接続した。印加電圧を測定するため、電源の
正の端子と負の端子との間にThurlby1503−HAマルチメ
ータを接続した。測定電極とベース電極との間に流れる
電流は、電源の負の端子および保護環電極に対する接続
部間の接続部と測定電極との間に接続したKeithley型式
617電位計を用いて測定した。電源はほぼ500Vであり、
電位計の入力電圧負荷は1mV以下であり、また抵抗率を
計算する際には電流計は考慮に入れなかつた。
この構造では材料の体積抵抗率ρは、 で表わされ、ここでiは測定した電流、tは円板の厚さ
である。
である。
管状形態で利用できる材料の場合には、管の外側表面に
円筒状測定電極および二つの円筒状保護電極が設けら
れ、ベース電極は管の内側に設けられる。
円筒状測定電極および二つの円筒状保護電極が設けら
れ、ベース電極は管の内側に設けられる。
測定電極は軸方向長さ10cmであり、二つの保護電極間に
配置した。各保護電極は測定電極の隣接端部から1cm離
間して設けた。
配置した。各保護電極は測定電極の隣接端部から1cm離
間して設けた。
測定電極および保護電極は各々、フイルムクランプから
管に隣接した第1案内ローラへ、そして管の表面を回つ
て第1案内ローラに隣接した第2案内ローラへ、そして
最後に第2案内ローラからフイルム引張ばねへのびる金
属化メリネツクスフイルムで構成した。近似のため、フ
イルムは管の全周囲にわたつて接触させた。フイルムと
管との電気接触抵抗は管材料の体積抵抗率と比較して低
かつた。
管に隣接した第1案内ローラへ、そして管の表面を回つ
て第1案内ローラに隣接した第2案内ローラへ、そして
最後に第2案内ローラからフイルム引張ばねへのびる金
属化メリネツクスフイルムで構成した。近似のため、フ
イルムは管の全周囲にわたつて接触させた。フイルムと
管との電気接触抵抗は管材料の体積抵抗率と比較して低
かつた。
ベース電極は管の内部に詰め込まれた寸法80〜450μの
鉄粒子で形成した。管の各端部には絶縁性プラグを取付
けた。
鉄粒子で形成した。管の各端部には絶縁性プラグを取付
けた。
電源および測定器具は上記種類のものを使用した。
上述のように、“固有抵抗"Rは長さ1cmの管部分の壁を
横切つての抵抗として定義される。単位はΩcmであり、
軸方向長さLcmの管部分の壁抵抗は固有抵抗をLで割る
ことによつて得られる。従つて、上述の電極形態を用い
て測定したときの固有抵抗は、 で表わされ、ここでiは測定した電流である。
横切つての抵抗として定義される。単位はΩcmであり、
軸方向長さLcmの管部分の壁抵抗は固有抵抗をLで割る
ことによつて得られる。従つて、上述の電極形態を用い
て測定したときの固有抵抗は、 で表わされ、ここでiは測定した電流である。
従つて、材料の抵抗率は、 で与えられ、ここでroは管の外半径であり、riは管の内
半径である。
半径である。
固有抵抗および体積抵抗率として挙げた種々の材料の測
定結果は次の通りである。
定結果は次の通りである。
上述の5×1010〜5×1012Ωcmの範囲内の固有抵抗Rを
もつ管は、比較的高体積抵抗率をもつ薄壁管または比較
的低体積抵抗率をもつ厚壁管で得られ得ることが認めら
れる。
もつ管は、比較的高体積抵抗率をもつ薄壁管または比較
的低体積抵抗率をもつ厚壁管で得られ得ることが認めら
れる。
材料1,4,5,6,7は、表面から材料を通つて電極の導電性
コアへ電荷を漏すことのできるように十分低いが火花発
生を抑制できるように十分高い体積抵抗率および固有抵
抗を有している。
コアへ電荷を漏すことのできるように十分低いが火花発
生を抑制できるように十分高い体積抵抗率および固有抵
抗を有している。
材料3の場合には、固有抵抗および体積抵抗率は低い。
従つて電荷の漏れは非常に大きい。しかしながら火花発
生は十分には抑制できず、その結果火花発生が単に間欠
的に起きることになる。
従つて電荷の漏れは非常に大きい。しかしながら火花発
生は十分には抑制できず、その結果火花発生が単に間欠
的に起きることになる。
材料2は高い固有抵抗および体積抵抗率をもち、電荷の
漏れは不十分であり、電界の強さは有効な噴霧作用を得
るためには低くすぎる。
漏れは不十分であり、電界の強さは有効な噴霧作用を得
るためには低くすぎる。
結局、材料1,4,5,6,7は本発明による装置における電極
用外装材料として用いるのに適している。材料2,3はそ
のような使用には不適当である。
用外装材料として用いるのに適している。材料2,3はそ
のような使用には不適当である。
上述の装置は農芸用化学薬品以外の物質を噴霧するのに
も適していることが認められる。例えば装置は適当な体
積抵抗率すなわち106〜1011Ωcmの塗料を噴霧するの
に、特に自動車に塗料を噴霧するのに適している。
も適していることが認められる。例えば装置は適当な体
積抵抗率すなわち106〜1011Ωcmの塗料を噴霧するの
に、特に自動車に塗料を噴霧するのに適している。
本装置はまた、適当な体積抵抗率の与えられた油、重合
体溶液、剥離剤溶液および腐食防止剤溶液で表面を被覆
するのにも用いられ得る。
体溶液、剥離剤溶液および腐食防止剤溶液で表面を被覆
するのにも用いられ得る。
【図面の簡単な説明】 第1図は、本発明による第1の静電噴霧装置における噴
霧ヘツドおよび組合さつた電極を示す断面図、第2図は
第1図の噴霧ヘツドの使用中における噴霧液体と霧化縁
部を示す側面図、第3〜8図は本発明による別の噴霧装
置における噴霧ヘツドおよび組合さつた電極を示す概略
図、第9図は本発明による別の装置における噴霧液体と
歯付霧化縁部を示す側面図である。 図中、1,3…板、5…オリフイス、7…電極要素、9…
コア、11…外装、13…通路、15…供給部、17,19…下方
縁部、21…シート。
霧ヘツドおよび組合さつた電極を示す断面図、第2図は
第1図の噴霧ヘツドの使用中における噴霧液体と霧化縁
部を示す側面図、第3〜8図は本発明による別の噴霧装
置における噴霧ヘツドおよび組合さつた電極を示す概略
図、第9図は本発明による別の装置における噴霧液体と
歯付霧化縁部を示す側面図である。 図中、1,3…板、5…オリフイス、7…電極要素、9…
コア、11…外装、13…通路、15…供給部、17,19…下方
縁部、21…シート。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ネビル・エドウイン・ヒユイツト イギリス国.サリー.ハスレメアー.ハマ ー.ヒース・ロード.シグナルス(番地そ の他表示なし) (56)参考文献 特開 昭53−13651(JP,A)
Claims (18)
- 【請求項1】静電噴霧ヘッドと、静電噴霧ヘッドから出
てくる液体に第1の電位を印加する装置と、静電噴霧ヘ
ッドに隣接して設けられた電極と、この電極に第2の電
位を印加して出てくる液体を霧化させるのに十分な電界
強度をもつ強い電界を出てくる液体と電極との間に発生
させる装置とを有し、電極が導電性または半導電性材料
のコアを備え、コアを管状外装に収容し、管状外装が5
×1010〜5×1012Ωcmの固有抵抗をもっていることを特
徴とする静電噴霧装置。 - 【請求項2】外装材料の表面を通って導電性または半導
電性コアへの電荷の流れに対する抵抗が外装材料を通っ
て導電性または半導電性コアへの電荷の流れに対する抵
抗より大きくなるようにした絶縁装置を有する特許請求
の範囲第1項に記載の静電噴霧装置。 - 【請求項3】第2の電位を印可する装置が、導電性また
は半導電性コアに電気的に接続されかつ絶縁材料のカバ
ーを備えた電気導体を有し、また絶縁装置がカバーと外
装材料の係合部分の間に設けられる特許請求の範囲第2
項に記載の静電噴霧装置。 - 【請求項4】外装材料が内ねじを備えた管状部分を有
し、電気導体のカバーが外ねじを備え、カバーが絶縁性
材料の管状部分とねじ係合し、また絶縁装置が上記管状
部分と上記カバーのねじ係合部分間に設けられる特許請
求の範囲第3項に記載の静電噴霧装置。 - 【請求項5】外装材料の体積抵抗率が5×1011〜5×10
13Ωcmである特許請求の範囲第1〜4項のいずれか一項
に記載の静電噴霧装置。 - 【請求項6】外装材料の絶縁耐力が15KV/mm以上である
特許請求の範囲第1〜5項のいずれか一項に記載の静電
噴霧装置。 - 【請求項7】外装材料の厚さが0.75〜5.0mmである特許
請求の範囲第6項に記載の静電噴霧装置。 - 【請求項8】外装材料がソーダガラス,フエノールホル
ムアルデヒド含浸紙またはメラミンホルムアルデヒド重
縮合体である特許請求の範囲第1〜7項のいずれか一項
に記載の静電噴霧装置。 - 【請求項9】噴霧ヘッドが液体をオリフィスへ流す通路
を備え、出てくる液体と接触する通路の少なくとも一つ
の側壁が導電性または半導電性材料から成り、また通路
の各導電性または半導電性側壁を、第2の電位を出てく
る液体に印加する装置に電気的に接続する装置が設けら
れる特許請求の範囲第1〜8項のいずれか一項に記載の
静電噴霧装置。 - 【請求項10】噴霧ヘッドが液体をオリフィスへ流す通
路を備え、出てくる液体と接触する通路の側壁または各
側壁が絶縁性材料から成り、オリフィスに隣接して別の
電極が設けられ、使用時にこの別の電極が噴霧ヘッドを
通って流れる液体と接触するようにし、また上記別の電
極を、第1の電位を出てくる液体に印可する装置に電気
的に接続する装置が設けられる特許請求の範囲第1〜8
項のいずれか一項に記載の静電噴霧装置。 - 【請求項11】噴霧ヘッドが二つの相互に離間して平行
に配列された板を有し、これらの板間に、ほぼ直線状の
オリフィスへ液体を流れさせる通路が形成され、また電
極が直線状のオリフィスと平行またはほぼ平行にのびる
少なくとも一つの電極要素を有する特許請求の範囲第1
〜10項のいずれか一項に記載の静電噴霧装置。 - 【請求項12】オリフィスがそれぞれの板の隣接縁部に
形成される特許請求の範囲第11項に記載の静電噴霧装
置。 - 【請求項13】オリフィスが第1の板の縁部と第2の板
の隣接部分に形成され、第2の板の縁部が第1の板の縁
部とほぼ平行でしかもそれより僅か下流に位置する特許
請求の範囲第11項に記載の静電噴霧装置。 - 【請求項14】噴霧ヘッドがほぼ円形断面のオリフィス
を有し、電極がほぼ円形である特許請求の範囲第1〜10
項のいずれか一項に記載の静電噴霧装置。 - 【請求項15】噴霧ヘッドがほぼ環状断面のオリフィス
を有し、電極がほぼリング型の電極要素および(また
は)ほぼ円板型の電極要素を有する特許請求の範囲第1
〜10項のいずれか一項に記載の静電噴霧装置。 - 【請求項16】噴霧ヘッドがオリフィスと隣接して一連
の歯を備えている特許請求の範囲第10〜15項のいずれか
一項に記載の静電噴霧装置。 - 【請求項17】第2の電位が第1の電位と同じ極性をも
ち、第1の電位と装置で噴霧されるターゲットの電位と
の中間にあり、噴霧ヘッドから出てターゲットに向う液
体の帯電した小滴をはねのけるようにした特許請求の範
囲第1〜16項のいずれか一項に記載の静電噴霧装置。 - 【請求項18】ゼロ電位のターゲットに噴霧するため第
1の電位が25KV〜50KVであり、第2の電位が10KV〜40KV
である特許請求の範囲第17項に記載の静電噴霧装置。
Applications Claiming Priority (2)
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