JPH07166258A - 溶融アルミニウム精練のための気体分散装置の改善 - Google Patents

溶融アルミニウム精練のための気体分散装置の改善

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JPH07166258A
JPH07166258A JP4060953A JP6095392A JPH07166258A JP H07166258 A JPH07166258 A JP H07166258A JP 4060953 A JP4060953 A JP 4060953A JP 6095392 A JP6095392 A JP 6095392A JP H07166258 A JPH07166258 A JP H07166258A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 アルミニウムの過剰の表面流動なくアルミニ
ウム精練速度の増大を実現する。 【構成】 溶融アルミニウムを収納する耐火材内張り精
練室13内に固定子19と回転子21を有する回転ノズ
ル18を設置する。回転子と固定子と間のスペース22
に通入された気泡の寸法を減じそして細かい気泡をアル
ミニウム23全体に分散せしめる。邪魔板手段25が精
練室13の底面を横切って回転子の下側に配置される。
邪魔板手段は精練室内での溶融アルミニウムの流れ模様
を変更し、表面を乱すことなく従来より高い気体流量及
び/或いはノズル回転速度を使用することを可能とし、
アルミニウム精練速度を増大する。これと併せて、回転
子の底部からの液体の侵入を部分的に制限する制限部
分、固定子ボスと回転子凹所による半径方向ギャップを
含め回転ノズル設計の改良も提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、溶融アルミニウムの精
練に関するものであり、特には溶融アルミニウム中への
気体の分散装置における断熱耐火材内張精練室並びにそ
こで使用される翼付き回転子に関するものである。
【0002】
【従来の技術】第1次金属、スクラップ及び再溶解イン
ゴットのような最も一般的な源から得られるものとして
の溶融アルミニウムは通常、インゴット、シート或いは
バーへと鋳造・加工される前に精練されねばならない。
これは、溶融形態のアルミニウムを通して窒素或いはア
ルゴンのような不活性ガスをバブリングすることにより
なしうる。幾つかの実際例では、ハロゲンガス、通常は
塩素ガスが更に添加されうるし、或いはハロゲンガスは
そうした精練目的で単独でも使用されうる。こうした型
式の処理は、溶解している水素、ナトリウムやリチウム
のようなアルカリ金属並びに酸化アルミニウムのような
小さな固体粒子を除去することができる。こうした処理
において添加された或る容積の気体の有効性は、溶融ア
ルミニウム中での気体のバブル、即ち気泡寸法を小さく
し、それにより気体−金属接触総表面積を増大すること
により増大されうる。気泡の有効性はまた、処理される
べき溶融アルミニウム全体を通して気泡を分散すること
によっても増大されうる。
【0003】小さな気泡を作りそして同時にそれら気泡
を溶湯全体を通して分散する非常に有効な方法の一つ
は、溶融アルミニウム中に位置付けられる回転ノズルの
使用である。この目的のため、保持容器から鋳造ステー
ションまで流れる金属のインライン(製造ライン組込み
式)精練のためのユニオン・カーバイド・インダストリ
アル・ガス・インコーポレーテッド社のSNIF(商品
名)システムと呼ばれるシステムを含めて工業的システ
ムが実用化されている。米国特許第4,784,374
号は、このSNIFシステムの特定の具体例を例示す
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】こうした回転ノズルシ
ステムの精練速度は、そこで使用されるプロセス気体、
即ちアルミニウム処理用の気体の流量を増加することに
より増大されうる。小さな気泡の所望通りの生成とこれ
ら気泡のシステムの精練帯域全体を通しての分散を継続
するにはノズル回転速度を増大することもまた通常必要
である。気体流量及びノズル回転速度のそうした増大
は、通常、溶融アルミニウム表面の流動(乱れ)の増大
を伴う。そのため、所定の精練システムの最大精練速度
は、そこで容認されうる最大表面流動或いは波立ちによ
り制限される。
【0005】過剰の表面流動は、幾つかの理由のために
精練設備においては所望されない。即ち、それにより創
成される金属表面積の増大は、存在する可能性のある何
らかの反応性気体との反応速度の増加につながる。例え
ば、大気からの酸素が反応して酸化アルミニウム被膜を
形成し、また大気からの水蒸気が溶湯中に水素を形成し
また酸化物被膜を形成する。更に、固体粒子が精練ガス
気泡により溶湯表面に連行された時、表面の激しい流動
はそれら粒子の気泡からの所望の分離並びに溶融アルミ
ニウム上に形成されている浮遊ドロス層中にそれらが吸
収されるのを妨害する。過剰の流動はまた浮遊ドロスを
溶融アルミニウム中に再分散せしめる。過剰の表面流動
の定量的作用は測定困難であるが、アルミニウム精練業
者は、経験から、高い表面流動が所望されざるものであ
りそしてそうした表面流動を実際的な工業的な操業にお
いて許容しうる水準に制限するべく努めている。
【0006】斯界では、回転ノズルシステムのアルミニ
ウム精練速度を増大することへの要望が存在する。従っ
て、こうした回転ノズルシステムにおいて現在遭遇して
いる過剰の表面流動を発生せしめることなく最大有用精
練速度を増大するように気体流量及びノズル回転速度を
増加することが所望される。
【0007】本発明の課題は、アルミニウム製造のため
の改善された精練システムを開発することである。
【0008】本発明のまた別の課題は、増大せる精練速
度で操業することのできる一つ以上の回転ノズルを使用
するアルミニウム精練システムを開発することである。
【0009】本発明の更に別の課題は、一層高い気体流
量並びにノズル回転速度で操業することができ、しかも
対応する溶湯の表面流動の増大のない回転ノズルアルミ
ニウム精練システムを開発することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、溶融アルミニ
ウムの回転流れを修正するように精練室の底面に邪魔板
手段を配置することにより過剰の表面流動を低減するこ
とに成功した。即ち、本発明は、アルミニウム精練操業
中溶融アルミニウム中に気体を分散するための回転ノズ
ル組立体を内部に配置するに適したアルミニウム精練用
断熱耐火材内張精練室において、前記回転ノズル組立体
をアルミニウム精練操業のために前記精練室内に配置す
るに際して、該精練室の底面にそして該底面を横切って
該回転子組立体の回転子部分の下側に位置決めされるよ
う配置された垂直耐火材邪魔板手段を含み、それにより
該邪魔板手段が精練操業のための前記精練室の使用にお
いて該精練室内での溶融アルミニウムの流れ模様を変
え、以って溶融アルミニウムの表面の過剰な流動なく一
層高い気体流量及び/或いはノズル回転速度を使用する
ことを可能ならしめ、それにより該精練室内での精練速
度の増大を実現することを可能とすることを特徴とする
アルミニウム精練用断熱耐火材内張精練室を提供する。
【0011】本発明は更に、回転ノズル組立体の設計を
改善することにより一層一様な溶融アルミニウムの流動
状態を実現する。即ち、本発明は、アルミニウム精練操
業中精練室内に存在する溶融アルミニウム中への散布用
気体の噴射に適する回転ノズル組立体に組込まれる翼付
き回転子であって、周囲に沿って翼とスロットとを交互
に含み、該スロットが回転子の上端から下方への長さの
一部のみ伸延してその下側に制限部分を有し、該制限部
分がアルミニウム精練操業のために回転子の使用に際し
て溶融アルミニウムの通入のための開口を含んでおり、
それにより前記回転子制限部分と前記開口とが、特に前
記精練室の底面に前記ノズルの下側で精練室を横切る垂
直邪魔板手段の配置づけと共に、該精練室内での溶融ア
ルミニウムの上向き流れの制御を提供し、精練されてい
る溶融アルミニウムの表面の過剰な流動なく一層高い気
体流量及び/或いはノズル回転速度を使用することを可
能ならしめることを特徴とする翼付き回転子を提供す
る。
【0012】更には、回転ノズル組立体は、固定子のボ
ス部分と回転子の対応する凹所部分とを含み、該ボス部
分の外径と該凹所部分の内径との間に小さな半径方向ギ
ャップを提供し、回転子への実質上一様な気体の流れを
可能ならしめるような圧力降下を与えるようにすること
が好ましい。
【0013】
【作用】回転ノズル型のアルミニウム精練システムの最
大有用精練能力、即ち精練速度は精練室の底部を横切っ
て且つ回転ノズル装置の回転子の中央の下側に垂直邪魔
板或いはリブを組み込むことにより増大されうる。精練
室内への邪魔板手段の組込みは、精練室内での溶融アル
ミニウムの流れ模様を変更して、溶融アルミニウムの過
剰の表面流動と遭遇することなく、従来より高い気体流
量及び/或いはノズル回転速度が使用されることを可能
ならしめ、アルミニウム精練速度の増大を実現する。邪
魔板手段は、回転子中への溶融アルミニウムの所望のス
ムーズな上昇流れを妨げることになる精練室底部に沿っ
ての回転流れを減じそして回転子への下向き及び上向き
溶融アルミニウムの適正な且つ安定したバランスを実現
するものと考えられる。更に、能力の増強は、回転ノズ
ルの回転子−固定子のユニークな設計の使用によっても
実現される。
【0014】
【実施例】本発明の目的のために、回転ノズルとは、突
出する翼を具備する円筒状回転子と翼間の空間に処理気
体を導入するための何らかの手段とを備えるものとして
理解されよう。先に挙げたSNIFシステムにおいて使
用される回転子が図1及び2に示され、ここでは回転子
は番号1により示されそしてその回転のための駆動手段
(図示なし)を有する軸2に装着されている。回転子1
は、その本体から周囲に沿って離間した形態で突出する
所望の翼3を備えるものとして例示されている。個々の
翼3間に存在するスロットは番号4により表されてい
る。この翼付き回転子1は、図2において、回転子の上
方に軸2を取り巻いて位置付けられる固定子5と共に示
される。軸2と固定子5との間の環状空間を下方に通さ
れる処理気体は、回転子1内に回転子1の上面と固定子
5の下面との間の間隙6から流入する。
【0015】図3及び4に示される具体例では、回転ノ
ズルは、固定子を伴うことなく回転子から構成される。
この具体例では、回転子7は、軸8に装着されそしてそ
の周囲に間隔を置いて形成された翼9を含み、スロット
10が隣り合う翼9間に存在している。軸8は、そこを
貫通する通路孔11を有して処理気体を回転子7間で下
方に送ることができるようになっている。気体を翼間の
空間即ちスロット10に導入するために、回転子7は軸
8の通路孔11から翼9間のスロット10間まで外方に
伸びる気体出口孔12を備えている。
【0016】代表的な回転ノズル型式のインライン(製
造ライン組込み式)精練設備が図5に例示され、ここで
は図1及び2に示したような回転子−固定子組立体が例
示目的で採用されている。この設備においては、断熱さ
れた耐火材内張り精練室13が断熱カバー14を備えま
た溶融アルミニウム入口15と精練済み溶融アルミニウ
ム出口16を対向側に備えるものとして示される。操業
中、溶融アルミニウムは所望の操業水準17に維持さ
れ、そして回転ノズル18は固定子19とそれにより包
囲される軸20が断熱カバー14を貫通して上方に伸延
するようにして溶融アルミニウム中に操業水準17より
下方に位置付けられている。回転子21は固定子19の
下側に配置され、以って両者間の間隙22に存在する気
泡の寸法を減じそして気泡をアルミニウム精練操業中精
練室13内に存在する溶融アルミニウム23全体に分散
せしめる。
【0017】溶融アルミニウムは、連続的に入口15を
通して精練室13に流入しそして回転ノズル18の作用
により連続的に精練される。回転ノズル18は、溶融ア
ルミニウム23を混合しそして回転ノズルを通して導入
された気体を小さな気泡の形で分散せしめそして溶融ア
ルミニウム全体を通して小さな気泡を分布せしめる。精
練された溶融アルミニウムは、精練室13から出口16
を通して連続的に流出される。溶融アルミニウムからの
固体粒子及びアルカリ金属の抽出から生じるドロスは、
溶融アルミニウムの表面に浮上しそしてそこからすくい
取られる或いはかきとられる。処理気体の気泡により溶
融アルミニウムから除去された水素は、溶融アルミニウ
ム操業水準17上方の気体空間に流入しそして使用済み
処理気体と共に精練室13から取り出される。
【0018】本発明の実施において、回転ノズル式アル
ミニウム精練設備の最大有用精練能力を増大するため
に、垂直邪魔板手段25が、精練室13の内部の底面を
横切って回転子21の下側に位置付けられる。図6に示
されるように、邪魔板手段25は有益には回転子21の
中央下に位置付けられる。邪魔板手段25は、その所期
の目的には、充分の強度を有するように充分厚い耐火材
の簡単な矩形状断面のシートで良い。実際的な操業設備
において邪魔板25に対する便宜な形状が図7に示さ
れ、この場合おおよそ三角形状の断面が、精練後の清掃
作業中の機械的な損傷に耐えるに充分強くまた邪魔板手
段が図5に示したような垂直に伸びる壁を有した場合よ
りも精練室の底部の清掃を容易ならしめる傾斜表面を提
供する。
【0019】図8の具体例において、邪魔板手段25
は、中央部近傍で回転子21の下側で一定の高さの区画
26を有しそして両端部で精練室13の側壁の方向に上
方に伸びる隆起した端区画27及び28を有するものと
して示されている。この次第に高くなる邪魔板高さは精
練の有効性のわずかの増加を提供することが見出された
が、これは本発明の必須の特徴ではない。
【0020】アルミニウム精練において使用される回転
ノズルは通常、図6に示したように直方体形の精練室の
中央部に配置される。しかし、回転ノズルは、その構成
或いはそこへの接近の便宜上といった何らかの理由のた
めに便宜であるなら、精練室の中央から外れて位置決め
することができることを銘記すべきである。いずれにせ
よ、本発明の邪魔板手段は好ましくは回転ノズルの回転
子要素の中央部下側に位置付けられる。精練室がほぼ垂
直の側壁を有して矩形状断面であるなら、邪魔板手段は
図6の具体例におけるように短い側辺に平行に配置しう
るし或いは長い側辺に平行にも配置しうる。しかし、一
般に、短い側辺に平行に配置されるとき最も有効であ
る。精練室13はまた、室の清掃或いは空にあける作業
を容易ならしめるために、図9の壁29のような傾斜壁
を精練室の一端において或いはその一側において有する
場合がある。そうした具体例では、邪魔板手段25は好
ましくは傾斜壁29の基部に平行に位置づけられる。
【0021】本発明の邪魔板手段の有用高さは特定の精
練用途に関係する操業状況、例えば精練室の寸法やそこ
で使用される回転ノズルの寸法に依存することが理解さ
れよう。現在使用されている代表的な精練設備は、約7
〜10インチ(17.8〜25.4cm)直径及び約2
−1/2〜4インチ(6.4〜10.2cm)高さ寸法
範囲の回転ノズルを有する。代表的な精練室は、約20
〜30インチ(51〜76cm)巾、約30〜40イン
チ(76〜102cm)長さ及び25〜35インチ(6
4〜89cm)溶湯深さである。こうした寸法の設備に
対しては、本発明の邪魔板手段の高さは約2〜8インチ
(5.1〜20.3cm)乃至それ以上であり、好まし
くは邪魔板高さは約3〜5インチ(7.6〜12.7c
m)である。
【0022】本発明の邪魔板手段の上端と回転ノズル回
転子の下端との間の距離は、数分の1インチ、例えば約
1/2インチ(1.27cm)のオーダーから4インチ
(10.2cm)乃至それ以上もの範囲をとりうる。非
常に小さな間隙例えば1/2インチ(1.27cm)で
比較的清浄な溶融アルミニウムにおいて良好に働く。し
かし、実際上、上流から発生する耐火材の小さな硬質の
片が溶融アルミニウム中に不慮に存在することがある。
そうした耐火材片は邪魔板と回転子との間に捕捉され、
代表的にグラファイト製である回転子或いはその軸の破
損をもたらす恐れがある。従って、実際的な操業の観点
からは、邪魔板手段の上端と回転ノズル回転子の下端と
の間に約2〜3インチ(5.08〜7.62cm)の範
囲の間隙を採用することが一般に所望される。例えば約
4インチ(10.16cm)高さの邪魔板上方約2イン
チ(5.08cm)の間隙がアルミニウムの精練のため
のSNIFシステムを操業するに際して一般に見出され
る大半の種類及び寸法の耐火材片からの損傷の可能性を
回避しよう。
【0023】代表的な水モデル試験に基づいての本発明
の実施態様を次の例で例示する。こうした目的のため
に、フルサイズ・モデルの精練室及び回転ノズルを使用
した。水を評価されるべきアルミニウム流量に均等な容
積流量でモデルを通して循環せしめた。酸素を別の室で
水を通して空気は発泡することにより水に溶解せしめそ
して流入水及び流出水の溶解酸素含有量を測定した。流
入水は一般に約7ppmの溶解酸素を含有した。回転ノ
ズルを処理気体として窒素を使用して作動せしめた。か
くして、この水モデル・シミュレーションにおけるノズ
ルの作動は、実際のアルミニウム精練操業において水素
を溶融アルミニウムから取り除くのに対応する態様で水
から酸素を取り除くよう作用した。システム性能は、様
々の液体流量、ノズル作動パラメータ、即ち気体流量、
回転速度及び設計並びに全体的な精練設備設計において
の酸素除去率の測定から評価した。
【0024】アルミニウム精練設備での処理気体は実際
の操業においては約700℃の温度に加熱されているか
ら、処理気体は周囲温度でのその本来の容積の約3倍ま
で膨張している。水モデル試験において使用された気体
の容積を実際に操業されている精練下のアルミニウム中
での容積と対応させるために、水モデルにおける気体流
量をシミュレーションしようとする気体流量の3倍に設
定した。以下の例に関しては、気体流量への言及は実際
に使用される気体容積の3倍ではなくシミュレーション
されている気体流量を指すものである。
【0025】(例1)モデルは図9及び10に示される
精練設備から構成した。図10に示されるように、この
モデルは2ノズル−システムを模擬するものであり、こ
こでは精練室30は操業スペースを2つの別々の精練用
区画室に分離する役目をなす隔壁31を有し、溶融アル
ミニウムは入口33を通して第1区画室32に通りそし
て精練済の溶融アルミニウムは第2区画室35から出口
34を通して放出される。隔壁31における導通穴36
が、溶融アルミニウムが第1区画室32から第3区画室
35へと通ることを可能ならしめる。第1回転ノズル組
立体37が区画室32内に配置されそして第2回転ノズ
ル組立体38が区画室35内に配置される。
【0026】各区画室は底面において24インチ(61
cm)巾×30インチ(76cm)寸法であった。各区
画室の前壁29は空にあける作業及び清掃作業を容易に
するために20度の角度で傾斜された。操業中の液体深
さはほぼ30インチ(76cm)であった。ノズル37
及び38は、巾方向において中心に置かれた。各ノズル
をモデルの前方からの接近しやすくするために後壁から
約12インチ(30.5cm)に位置づけた。各区画室
で使用した固定子及び回転子は、図1及び2に示した型
式のものであり、回転子の外径は7−1/2インチ(1
9.1cm)そして回転子高さは2−7/16インチ
(6.2cm)であった。回転子には8つの翼を形成
し、各々1−1/4インチ(3.2cm)長さ及び1イ
ンチ(2.54cm)であった。回転子の下端は各区画
室において精練室底面から4−1/2インチ(11.4
cm)上方にあった。こうした設備をアルミニウム鋳造
工場で操業する時、最大精練速度は通常、ノズル当り4
−1/2CFM(0.126cm3 /分)のアルゴン量
に設定され、そしてノズルの回転速度は約500RPM
である。これら条件下で、溶湯表面は大半の実際的な工
業的操業においては許容できないほどに乱れて流動す
る。はるかに円滑でそしてはるかにもっと望ましい表面
状態はわずか3CFM(0.084cm3 /分)のアル
ゴン流量と450RPMのノズル回転速度において操業
するときしか得られない。これら条件は、水モデル試験
において測定したとして上に示したもっと高い最大気体
流量及びノズル速度に対する精練速度の75%までにも
減少するけれども、通常の実施においてしばしば使用さ
れている。これら2種の操業条件を模擬する水モデル試
験において、生じた表面流動状態は実際の精練設備操業
において遭遇する観察流動状態とかなり良くマッチする
ことが見出された。
【0027】本発明に従い、3−1/2インチ(8.9
cm)高さ×3/4インチ(1.9cm)厚さの邪魔板
39をノズル37及び38の回転子の中央下に精練室3
0の傾斜前壁及び後壁に平行に設置した。こうして改良
した設備を610RPMそして5CFM(0.14m3
/分)の模擬気体流量で操業したとき、表面は許容限を
超えた流動がなく良好であり、これは邪魔板を使用しな
い場合の500RPM及び4−1/2CFM(0.12
6cm3 /分)での状態に匹敵し、しかも精練速度は5
0%以上も有益に増大した。この改良設備を450RP
M及び3CFM(0.084cm3 /分)の模擬速度で
操業したときは、液体表面は同条件で邪魔板なしに操業
した場合と同じ良好な静かな状態であり、しかも精練速
度は約35%増大した。
【0028】(例2)図3及び4に示した型式の回転子
を垂直壁で囲まれた24インチ(61cm)×30イン
チ(76cm)寸法の矩形断面の精練室の中央に設置し
た。操業中の液体深さを約30インチ(76cm)に維
持した。回転子7は、10インチ(25.4cm)直径
×4インチ(10.2cm)高さであり、約1−1/4
インチ(3.2cm)長さの8つの翼を有した。処理気
体を回転子における翼9間のスロット10に放出のため
通路孔12を通して噴射した。比較的静かな表面状態に
対する最大操業条件は、3CFM(0.084cm3
分)の模擬気体流量と200RPM回転子速度において
であった。そうした条件の下でも、大きな気泡の所望さ
れざる存在により、液体表面からの所望されざる上方へ
の噴出しが時折起こった。
【0029】その後、ノズルを5インチ(12.7c
m)の底部間隔を与えるように2インチ(5.1cm)
上昇せしめた。そして、本発明の3−1/2インチ
(8.9cm)高さ×3/4インチ(1.9cm)厚さ
の邪魔板を回転子の下側に室の短辺に平行に置いた。こ
の具体例では、ノズルを5CFM(0.14cm3
分)の模擬気体流量と250RPM回転子速度において
操業しても、液体表面は従来態様でのもっと低い最大操
業条件で得られたのと同程度に静かであった。事実、上
で言及した所望されざる上方噴出が存在しない点で本発
明の実施における表面状態は従来態様より一層良好であ
った。更には、精練速度は本発明の実施において70%
も増加した。
【0030】(特殊な回転ノズルの設計)本発明の好ま
しい具体例において、邪魔板手段の使用と関連して特殊
な回転子の使用により一定の表面流動において一層良好
な精練速度が得られた。この回転子を図11において平
面図でそして図12において所望の固定子形態と併せて
側面図で示す。この特殊回転子と図1及び2で示したよ
うな従来形式の翼付き回転子との間での本質的な差異
は、回転子の底部からの液体の侵入が部分的に制限され
るが、他方回転子の上部からの液体の侵入はそのように
制限されないことである。この特殊な回転子設計はま
た、液体流れを底部から回転子スロットの基部にそして
ほとんど上方向に差し向ける。加えて、この特殊回転子
形態はその下方外縁において連続した円形形状を呈す
る。この形状は、工業操業中回転子内に吸い上げられそ
して内部に吸引されうる異種物質の硬質固体片からの損
傷をはるかに受けにくい。
【0031】図11に、回転子駆動軸41に装着された
この特殊回転子が番号40として示され、これは回転子
周辺に沿って翼42を配置しそして隣り合う翼間にスロ
ット43が形成される。図12に示されるようにそして
図1−4の回転子とは異なって、スロット43は、隣り
合う翼42の全高さにわたって延在せず、そのスロット
部分44のみにわたって延在する。スロット部分44の
下側には、制限部分45が残りそして図11に見られる
ように隣り合う翼42と共に回転子の円筒状ベース部分
46を形成する。回転子の下側の領域からスロット部分
44に溶融アルミニウムの通過を与えるために、各制限
部分45に開口或いは穴47が設けられる。開口47は
好ましくは制限部分45の実質上内端に位置決めされそ
して溶融アルミニウムが各スロット43のスロット部分
44に、好ましくはその溶湯の流動効果の増進のために
その内端部分に向けて接近流入する通路を提供する。
【0032】本発明の使用において、処理気体が回転子
にすべての回転子スロット44において連続的に且つ一
様に流入することが所望される。しかし、液体が回転子
にその上方から接近するに際しての液体の乱流運動は回
転子への不均一な気体流れを生成する傾向がある。例え
ば、もし液体が回転子の方にその一方側から一層急速に
一時的に流れるなら、液体はその側での気体の流出を遮
断しそして回転子の反対側への流れを増大する傾向があ
る。この傾向は、回転子40の上端と固定子48の下端
との間の間隙49をこの地点で認めうる程の圧力降下を
生成するように非常に小さくすることにより低減されう
る。しかしながら、そうした目的に対しては実際上、こ
の間隙を大半の具体例において0.020インチ(0.
51mm)以下に減ずる必要がある。この間隙は所望の
設備位置において回転子−固定子ユニットの組立中に設
定されるから、この非常に小さな間隙の実現は組立て作
業者の熟練さに依存する。加えて、この間隙は温度変動
等により操業中変動する可能性がある。従って、そうし
た間隙流れ制御を実現するためのより適当な手段が実際
的な工業用途に対して所望される。
【0033】図12に示されるように、所望の気体流れ
制御を実現するための好ましい手段は、単に、固定子ボ
スと対応する回転子凹所を組み込むことにより得られ
る。即ち、ボス部分50が固定子48の下面に設けられ
そして回転子40の上面における凹所部分51に嵌入す
るようになっている。回転子全体を通して一層一様な気
体分布を生成するのに必要とされる小さな間隙通路は、
ボス部分50の外径と回転子スロット44に向かう側で
の凹所部分51の内径との間での半径方向ギャップ52
により提供される。このギャップ52は、回転子−固定
子の製作時点で管理でき従って回転子上面と固定子下面
との間の従来からの小さな間隔の場合のように回転子ー
固定子ユニットの組立て作業の熟練さに依存しない。こ
の小さな半径方向ギャップ52は一般に、約0.025
インチ(0.635mm)に管理されるが、但し幾分も
っと大きな或いは小さな間隔もまたユニット及び精練室
の全体的構造並びに使用される用途に依存して使用され
うる。好ましい具体例において、固定子ボス部分50と
回転子凹所部分51とは共に一般的実施においては約1
/4インチ(6.35mm)高さ或いは深さとなしう
る。固定子48の下面と回転子40の上面との間の垂直
間隔49は、例えば1/16インチ(1.6mm)とい
ったもっと大きな許容差において設定でき、この場合正
確な設定点は所望の気体流れ制御目的には臨界的ではな
い。
【0034】図12の例示具体例に示されたように、処
理気体は、回転子軸−固定子支承体54に隣り合う気体
入口通路53を通して下方に流下しそして所望の気体流
れ制御のための小さな半径方向ギャップ52を含めて気
体通路55を通して回転子−固定子間隙49まで流れ
る。気体は、回転子−固定子間隙49から流出しそして
回転子スロット44内に連続したそして一様な態様で流
入する。固定子直径は好ましくは、回転子の根本直径
(即ち翼の基部における直径)より僅かに大きくされ、
それにより処理気体(散布用の気体)は溶融アルミニウ
ムの下向き流れにより回転子スロット内へと下方に通入
せしめられ、従って処理気体が上方に逃出し回転子の作
用により分散されないままとなる事態は起こらない。固
定子が使用されない場合は、処理気体は図3及び4に示
したように、回転子翼間の空間に通じる穴を経由して回
転子に導入される。固定子の不存在の場合、処理気体を
下方に差し向けるのに固定子の作用を実質上模擬する円
筒状当接部材を使用することも所望されよう。
【0035】回転子底部における制限部分45における
開口47の面積は、制限部材がない場合の開口全体と関
連して、一般に約25〜75%の範囲内にあり、約50
%の開口面積が好ましい。回転子40の制限部分45の
高さは、回転子全体高さの約20〜40%の範囲内とす
べきであり、約30%の制限部分高さが代表的な寸法の
精練ユニットにおいての使用のために好ましい。
【0036】図11に示される回転子は、翼の基部にお
いて丸みづけられた角隅部を有しそして回転子の下側か
らの溶融アルミニウムの侵入のための開口もまた丸みづ
けられた縁辺を有する。この丸みづけは、回転子の性能
にとって必須ではないが、垂直配向の底フライス(エン
ドミル)を使用してスロット及び導入開口を切削するこ
とにより回転子を機械加工する便宜な手段から生成され
る。
【0037】(例3)例1に関して記載した設備を本発
明邪魔板手段を使用してまた別の試験において使用し
た。但し、上述した特殊な回転子形態を好ましい寸法の
固定子と共に使用した。回転子は、その底部における制
限部分45を除いては、例1で使用したのと同じ全体寸
法を有した。この制限部分は、3/4インチ(19.1
mm)高さであり、開口47と隅角丸み部は0.75イ
ンチ(19.1mm)底フライスを使用して成形した。
開口47は1.24インチ(3.1mm)長さ及び0.
75インチ(19.1mm)巾であった。固定子は5−
1/2インチ(14mm)外径であり、スロットの基部
と1/4インチ(6.35mm)重なる外縁を有した。
【0038】特殊回転子を使用する水モデル試験におい
て、回転子を600RPM及び5CFM(0.14m3
/分)の模擬気体流量で操業して、450RPM及び3
CFM(0.084cm3 /分)においてだけで従来操
業された場合に得られたのと同じ、非常に望ましい表面
状態を与えた。この例で実現しうる精練速度は、静かな
表面の条件で操業した場合、本発明の邪魔板手段を装備
せずしかも上述したような静かな表面条件で操業された
従来態様で得られたものより100%も大きかった。
【0039】
【発明の効果】本発明の実施は、アルミニウム精練業界
に有益な貢献を為す。精練室内への邪魔板手段の組込み
は、精練室内での溶融アルミニウムの流れ模様を変更し
て、従来より高い気体流量及び/或いはノズル回転速度
が使用されることを可能ならしめ、そうでなければこう
した気体流量やノズル回転速度の所望の増大を制約する
溶融アルミニウムの過剰の表面流動と遭遇することな
く、増大せるアルミニウム精練速度を実現する。本発明
の邪魔板手段は、回転子中への溶融アルミニウムの所望
のスムーズな上昇流れを妨げることになる精練室底部に
沿っての回転流れを減じそして回転子への下向き及び上
向き溶融アルミニウムの適正な且つ安定したバランスを
実現するものと考えられる。上述した特殊な回転子を使
用する具体例は、溶融アルミニウムの制御された上向き
流れが不当な表面流動なく、特に向上せる気体流量及び
ノズル回転速度を使用することを可能とするので、とり
わけ有利であることが見出された。こうして、本発明
は、精練室での最大有用性連速度を従来の実施態様より
相当に上回って増大せしめることを可能とし、アルミニ
ウム精練業界に要望されていた有用な前進を提供するも
のである。
【0040】以上、具体例を説明したが、本発明の範囲
内で様々の変更や修正を為すことが出来る。即ち、アル
ミニウム精練一般に言及が為されたが、本発明はアルミ
ニウム及びその様々の合金に関しても実施できる。本発
明は、一つ以上の精練区画或いはステージを有する精練
室を備えるシステムにおいても実施でき、その各々がア
ルミニウム精練操業中回転ノズル組立体の位置づけに適
応する。代表的な2ステージ精練システムにおいて、溶
融アルミニウムは一般に第1ステージの入口に通入され
そして第2ステージの出口から取出される。別々の区画
室が溶融アルミニウムが第1ステージから第2ステージ
へと流れることを可能ならしめるように邪魔板により分
画される。他のそうしたシステムは、2つを超えるそう
した精練ステージを組み込むことができる。本発明の底
部邪魔板手段は、各精練区画室において使用されること
が望ましい。前記邪魔板手段は、精練室へ組み込むのに
適当な任意の適当な耐火材料から構成することができ
る。炭化珪素がこの目的のための一般に好ましい構成材
料であるが、グラファイトのような他の種材料も使用で
きる。邪魔板手段は好ましくは、回転子ノズル組立体を
精練室に配置するに際してその回転子部分の中央下側に
配置されるよう位置決めされるが、邪魔板手段はまた別
様には回転子部分の下側に配置されるよう位置決めされ
るが回転子の周囲を越えて配置されるべきではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】SNIFシステムにおいて使用されるような回
転ノズルの回転子の平面図である。
【図2】図1の回転子とそれと一緒に一般に使用される
固定子との側面図である。
【図3】固定子なしに使用される別の型式の回転ノズル
の平面図である。
【図4】図3の回転ノズルの側面図である。
【図5】本発明の実施において使用される邪魔板手段を
含めて代表的な回転ノズルを装備する溶融アルミニウム
インライン精練設備の部分断面側面図である。
【図6】図5の内部の上面図である。
【図7】本発明の実施において使用される邪魔板手段の
特定具体例の断面図である。
【図8】また別の例の邪魔板手段を組み込んだ回転ノズ
ル精練設備の一部の側面図である。
【図9】本発明の実施に有用な特定のアルミニウム精練
室の側面図である。
【図10】図9の精練室の平面図である。
【図11】本発明の実施において使用するに特に望まし
い回転子の平面図である。
【図12】図11の回転子を本発明の実施においてそれ
と一緒に使用される固定子と併せて示す側面図である。
【符号の説明】
1 翼付き回転子 2 軸 3 翼 4 スロット 5 固定子 6 間隙 7 回転子 8 軸 9 翼 10 スロット 11 通路孔 12 出口孔 13 耐火材内張精練室 14 断熱カバー 15 溶融アルミニウム入口 16 精練済み溶融アルミニウム出口 17 操業水準 18 回転ノズル 19 固定子 20 軸 21 回転子 22 間隙 23 溶融アルミニウム 25 垂直邪魔板手段 26 一定高さ区画 27、28 隆起端区画 30 精練室 31 隔壁 32 第1区画室 33 入口 34 出口 35 第2区画室 36 導通穴 37 第1回転ノズル組立体 38 第2回転ノズル組立体 40 改良回転子 41 回転子駆動軸 42 翼 43 スロット 44 スロット部分 45 制限部分 46 回転子ベース部分 47 開口 48 固定子 49 間隙 50 ボス部分 51 凹所部分 52 ギャップ 53 入口通路 54 支承体 55 気体通路

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アルミニウム精練操業中溶融アルミニウ
    ム中に気体を分散するための回転ノズル組立体を内部に
    配置するに適したアルミニウム精練用断熱耐火材内張精
    練室において、前記回転ノズル組立体をアルミニウム精
    練操業のために前記精練室内に配置するに際して、該精
    練室の底面にそして該底面を横切って該回転子組立体の
    回転子部分の下側に位置決めされるよう配置された垂直
    耐火材邪魔板手段を含み、それにより該邪魔板手段が精
    練操業のための前記精練室の使用において該精練室内で
    の溶融アルミニウムの流れ模様を変え、以って溶融アル
    ミニウムの表面の過剰な流動なく一層高い気体流量及び
    /或いはノズル回転速度を使用することを可能ならし
    め、それにより該精練室内での精練速度の増大を実現す
    ることを可能とすることを特徴とするアルミニウム精練
    用断熱耐火材内張精練室。
  2. 【請求項2】 邪魔板手段が回転子ノズル組立体の精練
    室への配置に際して該回転子ノズル組立体の回転子部分
    の中央下に位置決めされるよう配置される請求項1の精
    練室。
  3. 【請求項3】 邪魔板手段が炭化珪素から構成される請
    求項1の精練室。
  4. 【請求項4】 邪魔板手段の高さが回転子部分の下側の
    部分において2〜8インチ(5.08〜20.32c
    m)の範囲にある請求項1の精練室。
  5. 【請求項5】 邪魔板手段が精練室の壁近傍において隆
    起端部区画を有する請求項4の精練室。
  6. 【請求項6】 邪魔板手段の上端と回転子の下端との間
    の距離が1/2〜4インチ(1.77〜10.16c
    m)の範囲にある請求項1の精練室。
  7. 【請求項7】 精練室が直方体状の形態を有する請求項
    1の精練室。
  8. 【請求項8】 垂直邪魔板が精練室の側辺の一方に平行
    に配置される請求項7の精練室。
  9. 【請求項9】 精練室が少なくとも2つの精練区画室を
    含み、垂直邪魔板手段が少なくとも一つの精練区画室内
    に配置される請求項1の精練室。
  10. 【請求項10】 垂直邪魔板手段が矩形断面を有する請
    求項1の精練室。
  11. 【請求項11】 垂直邪魔板手段が実質上三角形断面を
    有する請求項1の精練室。
  12. 【請求項12】 回転子部分を有する回転子ノズル組立
    体を内部に配置した請求項1の精練室。
  13. 【請求項13】 回転子ノズル組立体の回転子部分が周
    囲に沿って翼とスロットとを交互に配置した翼付き回転
    子である請求項12の精練室。
  14. 【請求項14】 スロットが回転子の上端から下方への
    長さの一部のみ伸延してその下側に制限部分を有し、該
    制限部分が溶融アルミニウムの通入のための開口を含ん
    でいる請求項13の精練室。
  15. 【請求項15】 制限部分が回転子翼の全体高さの20
    〜40%の範囲内の高さを有する請求項14の精練室。
  16. 【請求項16】 制限部分の高さが約30%である請求
    項15の精練室。
  17. 【請求項17】 制限部分の開口の面積が制限部分がな
    い場合の開口全体に対して25〜75%の範囲内にある
    請求項14の精練室。
  18. 【請求項18】 制限部分が回転子翼の全体高さの20
    〜40%の範囲内の高さを有し、邪魔板手段の高さが2
    〜8インチ(5.08〜20.32cm)の範囲にあ
    り、邪魔板手段の上端と回転子の下端との間の距離が1
    /2〜4インチ(1.77〜10.16cm)の範囲に
    ある請求項17の精練室。
  19. 【請求項19】 回転子ノズル組立体が回転子部分上方
    に配置される固定子部分を含んでいる請求項14の精練
    室。
  20. 【請求項20】 固定子の直径が翼付き回転子の根本直
    径より僅かに大きい請求項19の精練室。
  21. 【請求項21】 アルミニウム精練操業中精練室内に存
    在する溶融アルミニウム中への散布用気体の噴射に適す
    る回転ノズル組立体に組込まれる翼付き回転子であっ
    て、周囲に沿って翼とスロットとを交互に含み、該スロ
    ットが回転子の上端から下方への長さの一部のみ伸延し
    てその下側に制限部分を有し、該制限部分がアルミニウ
    ム精練操業のために回転子の使用に際して溶融アルミニ
    ウムの通入のための開口を含んでおり、それにより前記
    回転子制限部分と前記開口とが、特に前記精練室の底面
    に前記ノズルの下側で精練室を横切る垂直邪魔板手段の
    配置づけと共に、該精練室内での溶融アルミニウムの上
    向き流れの制御を提供し、精練されている溶融アルミニ
    ウムの表面の過剰な流動なく一層高い気体流量及び/或
    いはノズル回転速度を使用することを可能ならしめるこ
    とを特徴とする翼付き回転子。
  22. 【請求項22】 開口がスロットの最内側部分に位置づ
    けられる請求項21の翼付き回転子。
  23. 【請求項23】 制限部分が回転子翼の全体高さの20
    〜40%の範囲内の高さを有する請求項21の翼付き回
    転子。
  24. 【請求項24】 制限部分の開口の面積が制限部分がな
    い場合の開口全体に対して25〜75%の範囲内にある
    請求項21の翼付き回転子。
  25. 【請求項25】 散気用気体を内部を通過せしめて翼付
    き回転子に放出する固定子手段を含む請求項21の翼付
    き回転子。
  26. 【請求項26】 固定子の直径が翼付き回転子の根本直
    径より僅かに大きい請求項25の翼付き回転子。
  27. 【請求項27】 回転子上面と固定子下面との間の垂直
    間隔が回転子への実質上一様な気体の流れを可能ならし
    めるような圧力降下を与える、約0.02インチ(0.
    508mm)のオーダーの非常に小さな距離に設定され
    る請求項25の翼付き回転子。
  28. 【請求項28】 固定子のボス部分と回転子の対応する
    凹所部分とを含み、該ボス部分の外径と該凹所部分の内
    径との間に小さな半径方向ギャップを提供して回転子へ
    の実質上一様な気体の流れを可能ならしめるような圧力
    降下を与える請求項25の翼付き回転子。
  29. 【請求項29】 半径方向ギャップが約0.025イン
    チ(0.635mm)のオーダーにある請求項28の翼
    付き回転子。
  30. 【請求項30】 回転子上面と固定子下面との間の垂直
    間隔が約1/16インチ(1.6mm)のオーダーにあ
    る請求項29の翼付き回転子。
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