JPH0716624Y2 - スポイト付き容器 - Google Patents
スポイト付き容器Info
- Publication number
- JPH0716624Y2 JPH0716624Y2 JP1988073578U JP7357888U JPH0716624Y2 JP H0716624 Y2 JPH0716624 Y2 JP H0716624Y2 JP 1988073578 U JP1988073578 U JP 1988073578U JP 7357888 U JP7357888 U JP 7357888U JP H0716624 Y2 JPH0716624 Y2 JP H0716624Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- mouth
- peripheral wall
- dropper
- elastic cap
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
- Closures For Containers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案はスポイト付き容器に関する。
「従来の技術」 従来のスポイト付き容器は、口頸部を有する容器体と、
該容器体内底部へ垂下した細長管の上部を口頸部上方へ
突出して、該突出部分外面に下面開口の袋状弾性キャッ
プ下部内面を嵌着すると共に、該袋状弾性キャップ下端
部を幾分拡径して容器体口頸部に嵌合したスポイトとか
らなるものであり、使用に際しては、スポイトを容器体
からはずし、袋状弾性キャップを指で圧搾し、その後指
を離すことで容器体内液体をスポイト体内に吸い上げ、
この状態でスポイト体を持ち上げて目的の場所へ移動
し、その後袋状弾性キャップを再度圧搾することによ
り、スポイト体内液体を目的の場所へと注出させるもの
である。
該容器体内底部へ垂下した細長管の上部を口頸部上方へ
突出して、該突出部分外面に下面開口の袋状弾性キャッ
プ下部内面を嵌着すると共に、該袋状弾性キャップ下端
部を幾分拡径して容器体口頸部に嵌合したスポイトとか
らなるものであり、使用に際しては、スポイトを容器体
からはずし、袋状弾性キャップを指で圧搾し、その後指
を離すことで容器体内液体をスポイト体内に吸い上げ、
この状態でスポイト体を持ち上げて目的の場所へ移動
し、その後袋状弾性キャップを再度圧搾することによ
り、スポイト体内液体を目的の場所へと注出させるもの
である。
「考案が解決しようとする課題」 上記のごとく従来のスポイト付き容器は、使用に際し、
スポイトを容器からはずし、弾性キャップを指で直接圧
搾するものであるから、指の摘み具合によっては、弾性
キャップの圧搾が不十分となることがあった。
スポイトを容器からはずし、弾性キャップを指で直接圧
搾するものであるから、指の摘み具合によっては、弾性
キャップの圧搾が不十分となることがあった。
本考案は上記従来技術の課題を解決して、確実に弾性キ
ャップの圧搾が行なえるスポイト付き容器を提供するも
のである。
ャップの圧搾が行なえるスポイト付き容器を提供するも
のである。
「課題を解決するための手段」 口頸部3を起立する容器体1と、該容器体内底部まで垂
下させた細長管6の上部を口頸部上方へ突出させて、該
突出部分外面に下面開口の袋状弾性キャップ8口部を嵌
着すると共に、該口部下端面を上記口頸部3上端面に載
置したスポイト体5と、上記口部外面に第一周壁13の上
端部を嵌着して、該第一周壁を上記口頸部3外面へ着脱
自在に嵌合し、該第一周壁前部上端からヒンジ17を介し
て第一板状部16を起立した作動部材12と、該作動部材の
第一周壁外面に第二周壁21を嵌着すると共に、該第二周
壁上端から上記第一板状部との間に上記弾性キャップを
介在させて第二板状部23を起立したカバー部材20とから
なり、上記第一板状部を後方へ押し込んだときに、上記
弾性キャップを圧搾可能とした。
下させた細長管6の上部を口頸部上方へ突出させて、該
突出部分外面に下面開口の袋状弾性キャップ8口部を嵌
着すると共に、該口部下端面を上記口頸部3上端面に載
置したスポイト体5と、上記口部外面に第一周壁13の上
端部を嵌着して、該第一周壁を上記口頸部3外面へ着脱
自在に嵌合し、該第一周壁前部上端からヒンジ17を介し
て第一板状部16を起立した作動部材12と、該作動部材の
第一周壁外面に第二周壁21を嵌着すると共に、該第二周
壁上端から上記第一板状部との間に上記弾性キャップを
介在させて第二板状部23を起立したカバー部材20とから
なり、上記第一板状部を後方へ押し込んだときに、上記
弾性キャップを圧搾可能とした。
「作用」 使用に際しては、口頸部3から第一周壁13を離脱させる
ことにより、スポイト体5と作動部材12とカバー部材20
とからなるスポイト25を容器体1から離脱させ、その後
作動部材の第一板状部16を指で後方へ押し込み、そして
指を離せば、スポイト体の袋状弾性キャップ8がそれに
伴ない圧搾され、かつ該圧搾解放により弾性復帰してそ
の弾性復帰により、容器体内液体がスポイト体5内に吸
込まれる。この状態でスポイト25を持ち上げ、目的箇所
にスポイト体先端を向け、作動部材の第一板状部を指で
後方へ押し込めば、スポイト体内液体を目的箇所へと注
出することができる。使用後は、口頸部3に第一周壁13
を嵌合すればよい。
ことにより、スポイト体5と作動部材12とカバー部材20
とからなるスポイト25を容器体1から離脱させ、その後
作動部材の第一板状部16を指で後方へ押し込み、そして
指を離せば、スポイト体の袋状弾性キャップ8がそれに
伴ない圧搾され、かつ該圧搾解放により弾性復帰してそ
の弾性復帰により、容器体内液体がスポイト体5内に吸
込まれる。この状態でスポイト25を持ち上げ、目的箇所
にスポイト体先端を向け、作動部材の第一板状部を指で
後方へ押し込めば、スポイト体内液体を目的箇所へと注
出することができる。使用後は、口頸部3に第一周壁13
を嵌合すればよい。
「実施例」 1は容器体であり、胴部2の上端から肩部を介して口頸
部3を起立しており、この口頸部外面には螺条4が周設
されている。
部3を起立しており、この口頸部外面には螺条4が周設
されている。
5はスポイト体であり、細長管6を容器体内底部へ垂下
しており、この細長管上部は、幾分拡径して容器体口頸
部上方へ突出しており、この細長管上部外面には第一突
条7が周設されている。この細長管上部外面には下面開
口の袋状弾性キャップ8の口部が嵌着されるが、この袋
状弾性キャップの下部内周面には凹溝9を凹設してお
り、この凹溝を上記第一突条7と嵌合させることで、細
長管上部外面への袋状弾性キャップの嵌着を強固にして
いる。また、凹溝に対応した袋状弾性キャップ外周面に
は第二突条10を周設しており、さらにこの第二突条との
間に溝を形成させて袋状弾性キャップ下端外縁からは、
外向きフランジ11を突出しており、この外向きフランジ
下面が上記口頸部上端面に載置されている。
しており、この細長管上部は、幾分拡径して容器体口頸
部上方へ突出しており、この細長管上部外面には第一突
条7が周設されている。この細長管上部外面には下面開
口の袋状弾性キャップ8の口部が嵌着されるが、この袋
状弾性キャップの下部内周面には凹溝9を凹設してお
り、この凹溝を上記第一突条7と嵌合させることで、細
長管上部外面への袋状弾性キャップの嵌着を強固にして
いる。また、凹溝に対応した袋状弾性キャップ外周面に
は第二突条10を周設しており、さらにこの第二突条との
間に溝を形成させて袋状弾性キャップ下端外縁からは、
外向きフランジ11を突出しており、この外向きフランジ
下面が上記口頸部上端面に載置されている。
12は作動部材であり、上端縁に内向きフランジ14を周設
した第一周壁13内面に螺溝15を設け、上記内向きフラン
ジを、袋状弾性キャップ8の第二突条10と外向きフラン
ジ11との間の溝に嵌着すると共に、第一周壁内面を口頸
部外面に螺合している。この第一周壁外面は平面四角形
とされ、その左方側壁外面の上端からは、断面逆L字状
の第一板状部16をヒンジ17を介して起立し、その上方の
水平板部16aを袋状弾性キャップ8上方に位置させてい
る。
した第一周壁13内面に螺溝15を設け、上記内向きフラン
ジを、袋状弾性キャップ8の第二突条10と外向きフラン
ジ11との間の溝に嵌着すると共に、第一周壁内面を口頸
部外面に螺合している。この第一周壁外面は平面四角形
とされ、その左方側壁外面の上端からは、断面逆L字状
の第一板状部16をヒンジ17を介して起立し、その上方の
水平板部16aを袋状弾性キャップ8上方に位置させてい
る。
なお、上記第一板状部の上部中央内面には、後方へ向か
って複数の第一板体18…を間隔をあけて付設している。
また、水平板部16aの先端部上には第一係合突条19を付
設している。
って複数の第一板体18…を間隔をあけて付設している。
また、水平板部16aの先端部上には第一係合突条19を付
設している。
20はカバー部材であり、横断面四角形状とした第二周壁
21を第一周壁13外面に嵌着しており、この第二周壁上端
から前記した作動部材12の第一板体18…付きの第一板状
部16との間に袋状弾性キャップ8を介在させて第二板体
22…付きの断面逆L字状の第二板状部23を起立してい
る。すなわち、この第二板状部内面には、前記した第一
板体18…と同様に複数の第二板体22…を間隔をおいて付
設している。また、第二板状部内周縁には第二係合突条
24を突出させ、前記第一係合突条19と係合させている。
21を第一周壁13外面に嵌着しており、この第二周壁上端
から前記した作動部材12の第一板体18…付きの第一板状
部16との間に袋状弾性キャップ8を介在させて第二板体
22…付きの断面逆L字状の第二板状部23を起立してい
る。すなわち、この第二板状部内面には、前記した第一
板体18…と同様に複数の第二板体22…を間隔をおいて付
設している。また、第二板状部内周縁には第二係合突条
24を突出させ、前記第一係合突条19と係合させている。
なお、本実施例では第一板状部16および第二板状部23
に、それぞれ第一板体18…および第二板体22…を付設す
ることで、第一板状部を後方へ押し込んだときに、弾性
キャップを圧搾可能としているが、上記に限定するもの
ではなく、要するに第一板状部16を押し込んだときに、
弾性キャップを常に一定に圧搾可能とする構成であれば
よい。
に、それぞれ第一板体18…および第二板体22…を付設す
ることで、第一板状部を後方へ押し込んだときに、弾性
キャップを圧搾可能としているが、上記に限定するもの
ではなく、要するに第一板状部16を押し込んだときに、
弾性キャップを常に一定に圧搾可能とする構成であれば
よい。
なお、スポイト体5、作動部材12、カバー部材20は前記
したように一体に組み立てられており、これがスポイト
25となっている。
したように一体に組み立てられており、これがスポイト
25となっている。
「考案の効果」 本考案は以上説明したように、袋状弾性キャップ8を内
在させた第一板状部16内面から第二板状部23内面までの
距離は一定であり、第一板状部を第二板状部に当接する
まで押し込めば、常に一定に袋状弾性キャップ8を圧搾
できるから、容器体内液体をスポイト25内に定量吸い上
げ、そして目的物に注出できると共に、ヒンジ17を設け
ているから第一板状部16の押し込みも簡単であり、また
袋状弾性キャップ8は作動部材12およびカバー部材20で
カバーされているから、見栄えのよい外観を有するスポ
イト付き容器を提供することができる。
在させた第一板状部16内面から第二板状部23内面までの
距離は一定であり、第一板状部を第二板状部に当接する
まで押し込めば、常に一定に袋状弾性キャップ8を圧搾
できるから、容器体内液体をスポイト25内に定量吸い上
げ、そして目的物に注出できると共に、ヒンジ17を設け
ているから第一板状部16の押し込みも簡単であり、また
袋状弾性キャップ8は作動部材12およびカバー部材20で
カバーされているから、見栄えのよい外観を有するスポ
イト付き容器を提供することができる。
また、第一板状部16は第一周壁前部上端からヒンジ17を
介して起立しているため、液の注出に当たり第一板状部
16を押し込み、また液注出後に弾性キャップ8の弾力で
第一板状部が原状へ復帰する場合にも、第1板状部が他
部材に引っ掛かる等の不都合を生じることなく、その作
動を円滑に行えるという効果がある。
介して起立しているため、液の注出に当たり第一板状部
16を押し込み、また液注出後に弾性キャップ8の弾力で
第一板状部が原状へ復帰する場合にも、第1板状部が他
部材に引っ掛かる等の不都合を生じることなく、その作
動を円滑に行えるという効果がある。
第1図は本考案実施例のスポイト付き容器の側断面図、
第2図はそのスポイトの斜視図である。 1……容器体、5……スポイト体 8……袋状弾性キャップ、12……作動部材 16……第一板状部、20……カバー部材 25……スポイト
第2図はそのスポイトの斜視図である。 1……容器体、5……スポイト体 8……袋状弾性キャップ、12……作動部材 16……第一板状部、20……カバー部材 25……スポイト
Claims (1)
- 【請求項1】口頸部3を起立する容器体1と、該容器体
内底部まで垂下させた細長管6の上部を口頸部上方へ突
出させて、該突出部分外面に下面開口の袋状弾性キャッ
プ8口部を嵌着すると共に、該口部下端面を上記口頸部
3上端面に載置したスポイト体5と、上記口部外面に第
一周壁13の上端部を嵌着して、該第一周壁を上記口頸部
3外面へ着脱自在に嵌合し、該第一周壁前部上端からヒ
ンジ17を介して第一板状部16を起立した作動部材12と、
該作動部材の第一周壁外面に第二周壁21を嵌着すると共
に、該第二周壁上端から上記第一板状部との間に上記弾
性キャップを介在させて第二板状部23を起立したカバー
部材20とからなり、上記第一板状部を後方へ押し込んだ
ときに、上記弾性キャップを圧搾可能としたことを特徴
とするスポイト付き容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988073578U JPH0716624Y2 (ja) | 1988-06-02 | 1988-06-02 | スポイト付き容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988073578U JPH0716624Y2 (ja) | 1988-06-02 | 1988-06-02 | スポイト付き容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01177163U JPH01177163U (ja) | 1989-12-18 |
JPH0716624Y2 true JPH0716624Y2 (ja) | 1995-04-19 |
Family
ID=31298715
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988073578U Expired - Lifetime JPH0716624Y2 (ja) | 1988-06-02 | 1988-06-02 | スポイト付き容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0716624Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003020063A (ja) * | 2001-07-06 | 2003-01-21 | Sumitomo Chem Co Ltd | 液状農薬または液状肥料の包装体 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58163460U (ja) * | 1982-04-28 | 1983-10-31 | 東静容器株式会社 | スポイトつき容器 |
-
1988
- 1988-06-02 JP JP1988073578U patent/JPH0716624Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01177163U (ja) | 1989-12-18 |
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