JPH07165342A - プリンタ制御方法 - Google Patents

プリンタ制御方法

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Publication number
JPH07165342A
JPH07165342A JP6223784A JP22378494A JPH07165342A JP H07165342 A JPH07165342 A JP H07165342A JP 6223784 A JP6223784 A JP 6223784A JP 22378494 A JP22378494 A JP 22378494A JP H07165342 A JPH07165342 A JP H07165342A
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JP
Japan
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cassette
printing
paper
feeding
mode
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Application number
JP6223784A
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Inventor
Masaru Igarashi
優 五十嵐
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 手差し給紙又はカセット給紙の指定を印字デ
ータの送出側とプリンタ側から可能にする。 【構成】 外部ホストコンピュータから記録材に印字す
る第1モード及び手差しから記録材に印字する第2モー
ドのうちの1つのモードを、プリンタ側で手動操作によ
り選択できる選択手段を、プリンタに設けたことを特徴
としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばカセット給紙お
よび手差し給紙機構を有する画像形成装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来のプリンタ装置は電子計算機の出力
装置として発展したラインプリンタ装置と文書出力装置
としてのタイプライタから発展したシリアルプリンタ装
置に大別される。ラインプリンタは数値出力を高速に多
量に印字することを特徴とし、ラインプリンタ装置への
給紙は連続紙,枚葉紙ともカセット給紙で行う。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一方、シリアルプリン
タ装置は文書出力を低速に少量、かつ高印字品質に印字
することを特徴とし、カセット給紙と手差し給紙を備え
たシリアルプリンタ装置での印字は手差し給紙をカセッ
ト給紙よりも優先して印字している。このため、手差し
給紙で印字するときは、印字データを送出する前に手差
し給紙を完了していないと、勝手にカセット給紙となっ
てしまうので印字データを送出するホスト側にプリンタ
を配置しなければならず、プリンタ配置場所が限定さ
れ、また、一台のプリンタを複数のホストで共用する
と、各ホストからの印字データと給送手段との対応が難
しくなり手差し給紙による印字が割り込めなくなる等の
欠点があった。
【0004】本発明は、上記の欠点を除去するためにな
されたもので、手差し給紙またはカセット給紙の指定を
印字データの送出側とプリンタ側から可能にし、カセッ
ト給紙を連続的に行い、随意に手差し給紙を行う画像形
成装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる画像形成
装置は、記録情報発生部からの記録情報に応じて記録材
に記録する記録手段と、前記記録材を記録部に第1のモ
ードで給送する第1給送手段と、前記記録材を前記記録
部に第2のモードで給送する第2給送手段と、前記記録
情報発生部からの制御情報により前記第1給送手段また
は前記第2給送手段のいずれかを選択する制御手段とを
有するものである。
【0006】また、制御手段は、第1給送手段または第
2給送手段のいずれかを手動で選択するための切換手段
を有するし、また、選択された給送手段を表示する表示
手段を有するものである。
【0007】そして、第1給送手段は、複数の記録材を
収納する収納部を有し、第1のモードはこの収納部から
前記記録材を給送するモードである。
【0008】また、第2モードは、手差しにより記録材
を給送するモードである。
【0009】
【作用】本発明においては、外部ホストコンピュータか
ら記録材に印字する第1モード及び手差しから記録材に
印字する第2モードのうちの1つのモードを、プリンタ
側で手動操作により選択する。
【0010】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示す電子写真方式
のレーザ・ビーム・プリンタの断面図である。
【0011】この図で、1はカセット給紙系の給紙カセ
ット、2は手差し給紙系の手差し給紙トレイ、3は手差
し給紙用紙を送り込む上ローラ、4は同じく手差し給紙
用の下ローラ、5は前記給紙カセット1内の用紙を給紙
するための給紙ローラ、6は給紙された用紙を搬送する
搬送ローラ、7はカセット給紙または手差し給紙で給紙
された用紙を一時的に止めるためのレジスト・シャッ
タ、8は搬送ローラ、9はカセット給紙または手差し給
紙で給紙されたプリント用紙の通過を検知する給紙セン
サ、10はスキャン・レーザ・ユニット、11は電子写
真の現像ユニット、12は感光ドラムである。以下、図
面を参照しながらプリント用紙の流れについて説明す
る。
【0012】カセット給紙による給紙は給紙カセット1
より行われ、給紙ローラ5,搬送ローラ6をへてプリン
ト用紙は連続的に搬送され、スキャン・レーザ・ユニッ
ト10と感光ドラム12との同期をとるためにプリント
用紙を一時的にレジスト・シャッタ7にて停止させ、同
期後は給紙ローラ8をへて感光ドラム12へプリント用
紙は搬送される。
【0013】なお、手差し給紙によるプリント用紙の搬
送も手差し給紙トレイ2より上ローラ3,下ローラ4を
へてプリント用紙は連続的に搬送され、それ以降は給紙
カセット1による給紙と同様に搬送される。
【0014】次に上記実施例の制御構成について図2,
図3により説明する。
【0015】図2は本発明の一実施例を示す構成ブロッ
ク図で、21は印字データの入力I/F回路、22は中
央処理装置(以下CPUと呼ぶ)、23は表示部、23
aは前記表示部23で手差し給紙を示す表示ランプ、2
3bは同じく表示部23でカセット給紙を示す表示ラン
プ、23cは手差し給紙とカセット給紙を切り換える手
差し/カセット切換スイッチである。24はカセット給
紙指定で駆動するドライバ、25は手差し給紙指定で駆
動するドライバ、26は前記ドライバ24で作動するモ
ータ、27は前記ドライバ25で作動するモータ、28
はタイマである。
【0016】図3は印字データの構造図であり、31は
給紙指定コード、32はカセット給紙指定コード、33
は印字データコード群、34は手差し給紙指定コード
で、これらによって各印字データが構成されている。以
下、図4,図5の印字制御フローチャートで各部の動作
について説明する。
【0017】まず、手差し給紙かカセット給紙かによっ
てモータ26またはモータ27のいずれか一方を駆動さ
せるために系を指定する。これにはデータを送信するホ
スト側より給紙方法を指定する場合とプリンタ側の手差
し/カセット切換スイッチ23cにより指定する場合の
2通りがある。以下、ホスト側から給紙方法を指定する
場合から順に図4を参照しながら述べる。なお、図4
で、(41)〜(57)は各ステップを表わす。
【0018】カセット給紙指定コード32または手差し
給紙指定コード34のコードをもつ印字データコード群
33が入力I/F回路21を介してCPU22に入力さ
れると(41)、CPU22は印字データかどうかを判別し
(42)、印字データならば印字データ処理を行う。ステッ
プ(42)で印字データでない場合には給紙指定コード31
か否かを判別し(43)、給紙指定コード31でなければ他
コード解析を行い、ステップ(43)で給紙指定コード31
ならばそれに続く次のコードがカセット給紙指定コード
32か手差し給紙指定コード34かを判別し(44)、カセ
ット給紙指定コード32ならば表示部23の表示ランプ
23bをOFFし(51)、表示ランプ23aをONし(5
2)、プリント用紙の有無をチェックし(53)、もし、プリ
ント用紙がない場合には紙なしを表示して(54)、プリン
ト用紙を待機し、ステップ(53)でプリント用紙がある場
合にはプリント中か否かを判別し(55)、プリント中なら
ばプリント終了まで待機し(56)、ステップ(55)でプリン
ト中でない場合には給紙ローラ5,搬送ローラ6を駆動
させるモータ26にCPU22が駆動信号をドライバ2
4に出力し(57)、給紙ローラ5,搬送ローラ6が駆動し
始めるとプリント用紙は搬送されて感光ドラム12,ス
キャン・レーザ・ユニット10と同期するためレジスト
・シャッタ7でプリント用紙を一度停止させ、同期後に
露光を開始する。一方、ステップ(44)で給紙指定コード
31の次のコードが手差し給紙指定コード34ならば表
示部23の表示ランプ23aをOFFし(45)、表示ラン
プ23bをONし(46)、次にプリント中か否かをチェッ
クし(47)、ここでプリント中であればプリント終了まで
待機し(48)、ステップ(47)でプリント中でない場合には
上ローラ3と下ローラ4を駆動させるモータ27にCP
U22が駆動信号をドライバ25に出力し(49)、駆動信
号出力後、給紙センサ9によりプリント用紙の通過を検
知し(50)、感光ドラム12,スキャン・レーザ・ユニッ
ト10と同期するためレジスト・シャッタ7でプリント
用紙を一度停止させ、同期後に露光を開始する。このよ
うにホスト側から指定された給紙指定コード31によっ
てカセット指定であるのか、または手差し指定であるの
かを表示ランプ23a,表示ランプ23bの点灯によっ
てオペレータは区別できる。
【0019】次に、プリンタ側の手差し/カセット切換
スイッチ23cによって給紙方法を指定する場合につい
て、図5の印字制御フローチャートで説明する。なお、
(61)〜(74)は各ステップを表わす。
【0020】プリンタ側の手差し/カセット切換スイッ
チ23cによる給紙指定はホスト側で印字データ作成時
に給紙指定コード31,カセット給紙指定コード32,
手差し給紙指定コード34の挿入洩れまたは挿入不可が
生じた場合に必要となる。
【0021】手差し/カセット切換スイッチ23cのO
NによりCPU22に割り込みをかける。このとき手差
し給紙かカセット給紙かを判別し(61)、手差し給紙なら
ば表示ランプ23aをOFFさせるためCPU22がカ
セット給紙オフ信号を出力し(62)、表示ランプ23bを
ONさせる手差し給紙オン信号を出力する(63)。手差し
給紙オン信号出力後、プリント中かどうかをチェックし
(64)、プリント中ならばプリント終了まで待機し(65)、
プリント中でなく、プリント開始可能ならば上ローラ
3,下ローラ4を駆動させるモータ27にCPU22が
駆動信号をドライバ25に出力し(66)、給紙を待つ。駆
動信号出力後、手差し給紙が行われると給紙センサ9に
よりプリント用紙の通過を判断し(67)、検知したら感光
ドラム12,スキャン・レーザ・ユニット10と同期す
るためレジスト・シャッタ7でプリント用紙を一度停止
させ、同期後に露光を開始する。一方、ステップ(67)で
NOならばプリント用紙を待機する。
【0022】また、ステップ(61)で手差し/カセット切
換スイッチ23cのONでカセット給紙に切り換わった
ときは、表示ランプ23bをOFFし(68)、表示ランプ
23aをONして(69)、プリント用紙の有無をチェック
し(70)、もし、プリント用紙がなければ紙なしを表示し
(71)、給紙カセット1からの給紙を待機する。ステップ
(70)でプリント用紙がある場合にはプリント中か否かを
判別し(72)、プリント中ならばプリント終了まで待機
し、プリント中でなく、もしプリント開始可能であれば
搬送ローラ6,給紙ローラ5を駆動させるモータ26に
CPU22が駆動信号を出力し(74)、駆動信号出力後、
感光ドラム12,スキャン・レーザ・ユニット10と同
期するためレジスト・シャッタ7でプリント用紙を一度
停止させ、同期後露光を開始する。
【0023】なお、カセット給紙には連続紙を使用し、
手差し給紙には枚葉紙を使用して印字データを印字し、
特に印字データの内容により文書,手紙,レポート類は
枚葉紙を手差し給紙で給紙し、数値情報はラインプリン
タのように連続紙をカセット給紙で給紙して印字するよ
うに給送系を選択することも可能であり、また、上記実
施例では印字データを送出するホスト側から給紙方法を
指定するのに印字データと識別可能な特殊コードで指定
する方法を採用したが、ホスト側とプリンタ側を結線す
る入力I/F回路の信号線のうち給紙指定信号線として
専用信号線を設けて、この専用信号線でホスト側から給
紙指定することも可能である。
【0024】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、給送手段をホスト側の指定で第1給送手段による
給紙を随意に第2給送手段による給紙に切り換えられ
る。また、現在印字中の給送手段を表示することにより
オペレータに給送操作を指示できる。さらに、ホスト側
から送出する印字データで給送手段を指定できるので給
送手段別の用途に応じた給紙ができ総合印字効率が向上
する等の利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す電子写真方式のレー
ザ・ビーム・プリンタの断面図である。
【図2】この発明の一実施例を示す構成ブロック図であ
る。
【図3】印字データの構造図である。
【図4】印字データ制御を示すフローチャートである。
【図5】印字データ制御を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 給紙カセット 2 手差し給紙トレイ 3 上ローラ 4 下ローラ 5 給紙ローラ 6 搬送ローラ 7 レジスト・シャッタ 8 搬送ローラ 9 給紙センサ 10 スキャン・レーザ・ユニット 11 現像ユニット 12 感光ドラム 21 入力I/F回路 22 CPU 23 表示部 23a 表示ランプ 23b 表示ランプ 23c 手差し/カセット切換スイッチ 24 ドライバ 25 ドライバ 26 モータ 27 モータ 28 タイマ 31 給紙指定コード 32 カセット給紙指定コード 33 印字データコード群 34 手差し給紙指定コード
【手続補正書】
【提出日】平成6年10月19日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 プリンタ制御方法
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の記録材を収納可
能なカセットから給送される記録材に印字するカセット
印字モードと、手差された記録材に印字する手差印字モ
ードとを有するプリンタ制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のプリンタ装置は電子計算機の出力
装置として発展したラインプリンタ装置と文書出力装置
としてのタイプライタから発展したシリアルプリンタ装
置に大別される。ラインプリンタは数値出力を高速に多
量に印字することを特徴とし、ラインプリンタ装置への
給紙は連続紙,枚葉紙ともカセット給紙で行う。
【0003】一方、シリアルプリンタ装置は文書出力を
低速に少量、かつ高印字品質に印字することを特徴と
し、カセット給紙と手差し給紙を備えたシリアルプリン
タ装置での印字は手差し給紙をカセット給紙よりも優先
して印字している。このため、手差し給紙で印字すると
きは、印字データを送出する前に手差し給紙を完了して
いないと、勝手にカセット給紙となってしまうので印字
データを送出するホスト側にプリンタを配置しなければ
ならず、プリンタ配置場所が限定され、また、一台のプ
リンタを複数のホストで共用すると、各ホストからの印
字データと給送手段との対応が難しくなり手差し給紙に
よる印字が割り込めなくなる等の欠点があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは、手差印
字モードと、カセット印字モードとを設け、かかるモー
ドの指定をホストから印字データとともに送出されるモ
ード指定データにより行なうことにより、手差しされた
記録材に印字されるべき印字データを確実に手差された
記録材に印字できるとともに、カセットから給紙された
記録材に印字されるべき印字データを確実にカセットか
ら給紙された記録材に印字できる方法を提案する。
【0005】この方法では、例えばモード指定データを
送ることにより手差印字モードからカセット印字モード
に切換えたときに、カセットに記録材に記録材が収納さ
れておらず、紙無エラーとなった場合等、プリントした
い頁数が1頁だけであっても、カセットを取外して記録
材を補充して、カセットを再装着しなければプリントを
行うことはできない。
【0006】このような、カセットを取外し、記録材を
補充して再装着するという作業は、枚数の少ないプリン
トを急いでいる操作者には面倒なことである。プリンタ
は、紙無エラー等のエラーになるとホスト側からのデー
タを受け付けないので、ホストから再び手差印字モード
を指定するモード指定データを送ることにより手差印字
モードに切換えることはできない。
【0007】本発明の目的は、上記技術的課題を解決
し、例えばホストから送出されたモード指定データによ
るカセット印字モードへの切換時に紙無エラーが生じた
場合等、モード指定データによるモード切換が不可能な
場合であっても、モードの切換えを可能とすることによ
りプリント作業における利便性を向上させることができ
るプリント制御方法を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に従うプリンタ制御方法は、複数の記録材を
収納可能なカセットから給送される記録材に印字するカ
セット印字モードと、手差された記録材に印字する手差
印字モードとを有するプリンタを制御する方法におい
て、印字データ出力装置から印字モータとともにモード
指定データを入力する工程と、入力されたモード指定デ
ータがカセット印字モードを指定しているか、或いは手
差印字モードを指定しているかを判別する工程と、カセ
ット印字モードを指定していると判別されたことに応答
して前記カセットに記録材が収納されているか否かを判
断する工程と、前記カセットに記録材が収納されていな
いと判断された場合に、その旨を示す表示を行なうとと
もに、記録材の補充を待機する工程とを有し、前記モー
ド指定データによるモード指定が不可能な場合であって
も、当該プリンタに設けられる手動操作手段によるモー
ド指定を可能とするべく、前記手動操作手段の操作に応
答して上記工程に割込んで実効可能な工程であって、前
記手動操作手段の操作がカセット印字モード、或いは手
差印字モードのいずれを指定しているかを判断する工程
を有することを特徴とする。
【0009】
【作用】本発明によれば、手差印字モードと、カセット
印字モードとを設け、かかるモード指定をホストから印
字データとともに送出されるモード指定データにより行
うことにより、複数のホストで1台のプリンタを共有す
る場合であっても、入力した印字データのうち、どの印
字データが手差された記録材に印字されるべきであり、
どの印字データがカセットから給紙された記録材に印字
されるべきであるかを、プリンタが認識できる。
【0010】したがって、手差された記録材に印字され
るべき印字データを確実に手差された記録材に印字でき
るとともに、カセットから給紙された記録材に印字され
るべき印字データを確実にカセットから給紙された記録
材に印字できる。
【0011】また、前記手動操作手段の操作がカセット
印字モード、或は手差印字モードのいずれかを指定して
いるかを判断する工程を、前記手動操作手段の操作に応
答して上記工程に割込んで実行可能な工程としたので、
前記モード指定データによるモード指定が不可能な場合
であっても、当該プリンタに設けられる手動操作による
モード指定が可能となり、例えばホストから送出された
モード指定データによるカセット印字モードへの切換時
に紙無エラーが生じた場合等、モード指定データによる
モード切換が不可能な場合であっても、モードの切換え
を可能とすることによりプリント作業における利便性を
向上させることができる。
【0012】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示す電子写真方式
のレーザ・ビーム・プリンタの断面図である。
【0013】この図で、1はカセット給紙系の給紙カセ
ット、2は手差し給紙系の手差し給紙トレイ、3は手差
し給紙用紙を送り込む上ローラ、4は同じく手差し給紙
用の下ローラ、5は前記給紙カセット1内の用紙を給紙
するための給紙ローラ、6は給紙された用紙を搬送する
搬送ローラ、7はカセット給紙または手差し給紙で給紙
された用紙を一時的に止めるためのレジスト・シャッ
タ、8は搬送ローラ、9はカセット給紙または手差し給
紙で給紙されたプリント用紙の通過を検知する給紙セン
サ、10はスキャン・レーザ・ユニット、11は電子写
真の現像ユニット、12は感光ドラムである。以下、図
面を参照しながらプリント用紙の流れについて説明す
る。
【0014】カセット給紙による給紙は給紙カセット1
より行われ、給紙ローラ5,搬送ローラ6をへてプリン
ト用紙は連続的に搬送され、スキャン・レーザ・ユニッ
ト10と感光ドラム12との同期をとるためにプリント
用紙を一時的にレジスト・シャッタ7にて停止させ、同
期後は給紙ローラ8をへて感光ドラム12へプリント用
紙は搬送される。
【0015】なお、手差し給紙によるプリント用紙の搬
送も手差し給紙トレイ2より上ローラ3,下ローラ4を
へてプリント用紙は連続的に搬送され、それ以降は給紙
カセット1による給紙と同様に搬送される。
【0016】次に上記実施例の制御構成について図2,
図3により説明する。図2は本発明の一実施例を示す構
成ブロック図で、21は印字データの入力I/F回路、
22は中央処理装置(以下CPUと呼ぶ)、23は表示
部、23bは前記表示部23で手差し給紙を示す表示ラ
ンプ、23aは同じく表示部23でカセット給紙を示す
表示ランプ、23cは手差し給紙とカセット給紙を切り
換える手差し/カセット切換スイッチである。24はカ
セット給紙指定で駆動するドライバ、25は手差し給紙
指定で駆動するドライバ、26は前記ドライバ24で作
動するモータ、27は前記ドライバ25で作動するモー
タ、28はタイマである。
【0017】図3は印字データの構造図であり、31は
給紙指定コード、32はカセット給紙指定コード、33
は印字データコード群、34は手差し給紙指定コード
で、これらによって各印字データが構成されている。以
下、図4,図5の印字制御フローチャートで各部の動作
について説明する。
【0018】まず、手差し給紙かカセット給紙かによっ
てモータ26またはモータ27のいずれか一方を駆動さ
せるために系を指定する。これにはデータを送信するホ
スト側より給紙方法を指定する場合とプリンタ側の手差
し/カセット切換スイッチ23cにより指定する場合の
2通りがある。以下、ホスト側から給紙方法を指定する
場合から順に図4を参照しながら述べる。なお、図4
で、(41)〜(57)は各ステップを表わす。
【0019】カセット給紙指定コード32または手差し
給紙指定コード34のコードをもつ印字データコード群
33が入力I/F回路21を介してCPU22に入力さ
れると(41)、CPU22は印字データかどうかを判別し
(42)、印字データならば印字データ処理を行う。ステッ
プ(42)で印字データでない場合には給紙指定コード31
か否かを判別し(43)、給紙指定コード31でなければ他
コード解析を行い、ステップ(43)で給紙指定コード31
ならばそれに続く次のコードがカセット給紙指定コード
32か手差し給紙指定コード34かを判別し(44)、カセ
ット給紙指定コード32ならば表示部23の表示ランプ
23bをOFFし(51)、表示ランプ23aをONし(5
2)、プリント用紙の有無をチェックし(53)、もし、プリ
ント用紙がない場合には紙なしを表示して(54)、プリン
ト用紙を待機し、ステップ(53)でプリント用紙がある場
合にはプリント中か否かを判別し(55)、プリント中なら
ばプリント終了まで待機し(56)、ステップ(55)でプリン
ト中でない場合には給紙ローラ5,搬送ローラ6を駆動
させるモータ26にCPU22が駆動信号をドライバ2
4に出力し(57)、給紙ローラ5,搬送ローラ6が駆動し
始めるとプリント用紙は搬送されて感光ドラム12,ス
キャン・レーザ・ユニット10と同期するためレジスト
・シャッタ7でプリント用紙を一度停止させ、同期後に
露光を開始する。一方、ステップ(44)で給紙指定コード
31の次のコードが手差し給紙指定コード34ならば表
示部23の表示ランプ23aをOFFし(45)、表示ラン
プ23bをONし(46)、次にプリント中か否かをチェッ
クし(47)、ここでプリント中であればプリント終了まで
待機し(48)、ステップ(47)でプリント中でない場合には
上ローラ3と下ローラ4を駆動させるモータ27にCP
U22が駆動信号をドライバ25に出力し(49)、駆動信
号出力後、給紙センサ9によりプリント用紙の通過を検
知し(50)、感光ドラム12,スキャン・レーザ・ユニッ
ト10と同期するためレジスト・シャッタ7でプリント
用紙を一度停止させ、同期後に露光を開始する。このよ
うにホスト側から指定された給紙指定コード31によっ
てカセット指定であるのか、または手差し指定であるの
かを表示ランプ23a,表示ランプ23bの点灯によっ
てオペレータは区別できる。
【0020】次に、プリンタ側の手差し/カセット切換
スイッチ23cによって給紙方法を指定する場合につい
て、図5の印字制御フローチャートで説明する。なお、
(61)〜(74)は各ステップを表わす。
【0021】プリンタ側の手差し/カセット切換スイッ
チ23cによる給紙指定はホスト側で印字データ作成時
に給紙指定コード31,カセット給紙指定コード32,
手差し給紙指定コード34の挿入洩れまたは挿入不可が
生じた場合に必要となる。
【0022】手差し/カセット切換スイッチ23cのO
NによりCPU22に割り込みをかける。このとき手差
し給紙かカセット給紙かを判別し(61)、手差し給紙なら
ば表示ランプ23aをOFFさせるためCPU22がカ
セット給紙オフ信号を出力し(62)、表示ランプ23bを
ONさせる手差し給紙オン信号を出力する(63)。手差し
給紙オン信号出力後、プリント中かどうかをチェックし
(64)、プリント中ならばプリント終了まで待機し(65)、
プリント中でなく、プリント開始可能ならば上ローラ
3,下ローラ4を駆動させるモータ27にCPU22が
駆動信号をドライバ25に出力し(66)、給紙を待つ。駆
動信号出力後、手差し給紙が行われると給紙センサ9に
よりプリント用紙の通過を判断し(67)、検知したら感光
ドラム12,スキャン・レーザ・ユニット10と同期す
るためレジスト・シャッタ7でプリント用紙を一度停止
させ、同期後に露光を開始する。一方、ステップ(67)で
NOならばプリント用紙を待機する。
【0023】また、ステップ(61)で手差し/カセット切
換スイッチ23cのONでカセット給紙に切り換わった
ときは、表示ランプ23bをOFFし(68)、表示ランプ
23aをONして(69)、プリント用紙の有無をチェック
し(70)、もし、プリント用紙がなければ紙なしを表示し
(71)、給紙カセット1からの給紙を待機する。ステップ
(70)でプリント用紙がある場合にはプリント中か否かを
判別し(72)、プリント中ならばプリント終了まで待機
し、プリント中でなく、もしプリント開始可能であれば
搬送ローラ6,給紙ローラ5を駆動させるモータ26に
CPU22が駆動信号を出力し(74)、駆動信号出力後、
感光ドラム12,スキャン・レーザ・ユニット10と同
期するためレジスト・シャッタ7でプリント用紙を一度
停止させ、同期後露光を開始する。
【0024】なお、カセット給紙には連続紙を使用し、
手差し給紙には枚葉紙を使用して印字データを印字し、
特に印字データの内容により文書,手紙,レポート類は
枚葉紙を手差し給紙で給紙し、数値情報はラインプリン
タのように連続紙をカセット給紙で給紙して印字するよ
うに給送系を選択することも可能であり、また、上記実
施例では印字データを送出するホスト側から給紙方法を
指定するのに印字データと識別可能な特殊コードで指定
する方法を採用したが、ホスト側とプリンタ側を結線す
る入力I/F回路の信号線のうち給紙指定信号線として
専用信号線を設けて、この専用信号線でホスト側から給
紙指定することも可能である。
【0025】
【発明の効果】本発明のプリンタ制御方法によれば、手
差印字モードとカセット印字モードとを設け、かかるモ
ードの指定をホストから印字データとともに送出される
モード指定データにより行うことにより、手差された記
録材に印字させるべき印字データを確実に手差された記
録材に印字させることができるとともに、カセットから
給紙された記録材に印字させるべき印字データを確実に
カセットから給紙された記録材に印字させることがで
き、かつ、ホストから送出されたモード指定データによ
るカセット印字モードへの切換え時に、紙無エラーが生
じた場合等、モード指定データによるモードの切換えが
不可能な場合であっても、モード切換を可能とすること
により、プリント作業における利便性を向上させること
ができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す電子写真方式のレー
ザ・ビーム・プリンタの断面図である。
【図2】この発明の一実施例を示す構成ブロック図であ
る。
【図3】印字データの構造図である。
【図4】印字データ制御を示すフローチャートである。
【図5】印字データ制御を示すフローチャートである。
【符号の説明】 1 給紙カセット 2 手差し給紙トレイ 3 上ローラ 4 下ローラ 5 給紙ローラ 6 搬送ローラ 7 レジスト・シャッタ 8 搬送ローラ 9 給紙センサ 10 スキャン・レーザ・ユニット 11 現像ユニット 12 感光ドラム 21 入力I/F回路 22 CPU 23 表示部 23a 表示ランプ 23b 表示ランプ 23c 手差し/カセット切換スイッチ 24 ドライバ 25 ドライバ 26 モータ 27 モータ 28 タイマ 31 給紙指定コード 32 カセット給紙指定コード 33 印字データコード群 34 手差し給紙指定コード
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録情報発生部からの記録情報に応じて
    記録材に記録する記録手段と、前記記録材を記録部に第
    1のモードで給送する第1給送手段と、前記記録材を前
    記記録部に第2のモードで給送する第2給送手段と、前
    記記録情報発生部からの制御情報により前記第1給送手
    段または前記第2給送手段のいずれかを選択する制御手
    段とを有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 制御手段は、第1給送手段または第2給
    送手段のいずれかを手動で選択するための切換手段を有
    することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 第1給送手段は、複数の記録材を収納す
    る収納部を有し、第1のモードはこの収納部から前記記
    録材を給送するモードであることを特徴とする請求項1
    記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 第2モードは、手差しにより記録材を給
    送するモードであることを特徴とする請求項1記載の画
    像形成装置。
  5. 【請求項5】 制御手段は、選択された給送手段を表示
    する表示手段を有することを特徴とする請求項1記載の
    画像形成装置。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5729141A (en) * 1980-07-30 1982-02-17 Hitachi Ltd Printer device
JPS585728A (ja) * 1981-07-01 1983-01-13 Ricoh Co Ltd 画像処理装置のシ−ト供給制御方法
JPS5885451A (ja) * 1981-11-17 1983-05-21 Toshiba Corp 電子写真装置

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