JPH07165079A - 移動体運行シミュレータ - Google Patents

移動体運行シミュレータ

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JPH07165079A
JPH07165079A JP31626593A JP31626593A JPH07165079A JP H07165079 A JPH07165079 A JP H07165079A JP 31626593 A JP31626593 A JP 31626593A JP 31626593 A JP31626593 A JP 31626593A JP H07165079 A JPH07165079 A JP H07165079A
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JP
Japan
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arrival
target
station
moving body
mobile
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Application number
JP31626593A
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English (en)
Inventor
Hideji Nishijima
英児 西島
Setsuo Tsuruta
節夫 鶴田
Tetsuo Shishido
徹夫 宍道
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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  • Train Traffic Observation, Control, And Security (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】スケジュールダイヤの変更に対しても、高速か
つ正確に運行状況をシミュレートする。 【構成】スケジュールダイヤを用いてある設備でのある
移動体の発着車時刻を処理する順序を進行方向順かつ時
刻順に制御する処理順序制御部(102,103)と、処理
可能性判定部(104〜112)と、予想の到着・発車
時刻算出部(113)を有し、処理順序制御部により対
象設備と対象移動体を取出し、該処理可能性判定部によ
り処理不可ならば該処理順序制御部に戻り、処理可能な
らば到着・発車時刻算出部で予想時刻を算出することを
繰り返し、処理範囲の予想時刻を算出する。 【効果】処理順序制御部により、スケジュールダイヤの
変更に対処できる。さらに、処理不可の状況を回避でき
るので、高速処理が実現できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、列車,バス,航空機,
船舶など、移動体の運行状況を予想するための運行シミ
ュレータに関する。
【0002】
【従来の技術】特開昭第60−203575号公報および情報処
理学会論文誌,Vol.27,No.1,pp.103−11
1,Jan.1986「最長径路法を用いた列車運行シミュ
レーション」に示されるように、従来は、列車の運行シ
ミュレータにおいて、スケジュールをイベント間の位相
的関係および運転条件等の時間的関係として表現したグ
ラフを用いてイベントの処理順序を決定した後、処理可
能なイベントを選択してイベント発生時刻を算出してい
た。ここに、イベントとは、駅への列車の到着,発車な
どを指す。さらに、グラフ上の最長経路探索として最長
経路アルゴリズム、および、パラメトリック方式を用い
て計算時間の短縮を図っている。
【0003】また、電気学会論文誌C,107巻,10
号,pp.923−930,昭和62年「列車運行におけ
る部分シミュレーション方式の提案」に示されるよう
に、必要な範囲の列車運行を適切な順序でシミュレーシ
ョンを実現している。例えば、特定の列車や駅を優先し
てシミュレーションが進められる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】これら従来方法では、
次のような課題がある。
【0005】運行シミュレータは、運転整理システムで
利用される。運転整理とは、列車等の遅延が発生した時
に、ダイヤ乱れからの速やかな復旧を図るために、スケ
ジュールダイヤを変更することである。スケジュールダ
イヤの変更は、頻繁に行われ、かつ、即決即断を要す
る。すなわち、運行シミュレータは、スケジュールダイ
ヤを変更する時に、ダイヤ乱れの原因や解決策を判断す
るために頻繁に利用され、高速処理が要求される。
【0006】上記公知例の方法は、(1)グラフ作成、
(2)イベント処理順序の決定を行った後、(3)処理
可能なイベント処理の取出し、(4)イベント時刻の算
出を繰返し実行する。すなわち、事前に(1)および
(2)を求めておくことにより、高速処理を実現してい
るため、スケジュールダイヤが変更されないことが必要
である。また、処理不能のデッドロックが発生した時
に、デッドロックの原因を提示している。
【0007】このように、上記公知例の方法は、スケジ
ュールダイヤが変更されるたびに、グラフの作成および
イベント処理順序の決定が必要なため、処理時間の無駄
が発生する。また、スケジュールテーブルに加えて、新
たなテーブルを必要とするため、メモリの無駄が発生す
る。さらに、デッドロック発生は、発見しかできず、回
避ができない。したがって、公知例は、列車の乱れ時の
ダイヤ変更つまり運転整理などでは実用性の面で問題が
ある。
【0008】本発明の第一の目的は、スケジュールダイ
ヤの変更に対処できる運行シミュレータを提供すること
にある。
【0009】本発明の第二の目的は、高速処理を実現し
た運行シミュレータを提供することにある。
【0010】本発明の第三の目的は、処理不能のデッド
ロック状態を回避した運行シミュレータを提供すること
にある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、以下の手
順により達成される。
【0012】(1)イベント処理順序の制御、(2)イ
ベント処理の可能性を判定し、処理不可ならば(1)に
戻る、(3)イベント時刻の算出、以上の処理を繰返し
実行する。
【0013】事前にイベント処理順序を決定するのでは
なく、イベント処理順序を制御しながら処理可能性を判
定する方法である。イベント処理順序の制御は、スケジ
ュールダイヤを用いる。しかも、イベント処理順序の制
御は、処理不可となるイベントを最小限に押さえる方法
である。すなわち、事前にイベント処理順序が決定され
ているかのように制御する。処理不可となるのは、時間
的に前のイベントが算出されていないと発生する。従っ
て、駅毎で時刻順に、かつ、列車の進行方向にイベント
の処理順序を制御すれば良い。例えば、ある線区が駅1
から駅nまであるとする。イベント処理順序の制御は、
駅i(i=1〜n,n〜1)に到着する順に列車を辿
る。イベント時刻は、駅iに到着する順に、および、列
車の進行方向(上り方向および下り方向)に沿って、算
出されていく。これにより、駅毎でつまり局所的に時刻
順にイベントを処理するため、前記公知例の様に特定の
列車や駅から順に計算することにより生じる処理不可の
イベントの発生を回避することができる。
【0014】
【作用】局所的に時刻順にイベント処理順序を制御する
ため、処理不可となるイベントの発生を回避できるの
で、高速処理が実現できる。
【0015】また、スケジュールダイヤを用いてイベン
ト処理順序を制御しながら処理可能性を判定するため、
処理時間帯やスケジュールダイヤの変更にも耐えられ
る。
【0016】さらに、イベント処理順序の制御は、処理
可能なイベントを駅毎で時刻順に、かつ、進行方向に沿
って算出していくので、デッドロックが発生しなくて済
む。
【0017】
【実施例】列車の運行状況を予想するためのシミュレー
ション方式の一実施例を図1ないし図7により説明す
る。
【0018】図2は、本発明を実現するためのシステム
構成の一例である。21は英数字,平仮名,片仮名,漢
字などを入力するキーボード装置、22は表示画面上で
の位置を指定するマウスなどのポインティング装置、2
3は各種プログラムを実行する中央処理装置、24は各
種プログラム、および、計画ダイヤや実績・予想ダイヤ
(スジと呼ぶ)および駅情報などの各種データを格納す
る記憶装置、25は計画ダイヤや実績・予想ダイヤ,
駅、および、メニューなどを描画するグラフィック表示
装置、26はプロッタなどの図面描画装置である。
【0019】図3は、記憶装置24に格納されている、
計画ダイヤおよび実績・予想ダイヤ,駅設備などのテー
ブル構成の一例である。以下では、これらを総称して運
行管理テーブル300と呼ぶ。運行管理テーブル300
は駅情報,列車情報,到着順テーブル(AOT)から構
成される。
【0020】駅情報は、駅の総数に対して用意され、駅
iの名称,上り/下り番線本数,前駅から駅iまでの基
準走行時分の上り/下りデータ,駅iの基準停車時分の
上り/下りデータ,駅iの最小進入・進出時分データ,
駅iの最小折返し時分データを持つ。
【0021】列車情報は、計画,実績・予想の二種類が
ある。実績・予想列車情報は、実績ダイヤと予想ダイヤ
を共有している。それぞれの列車情報は、スジの総数に
対して用意され、スジiの列車番号(列番),列車種別
(列種),始発駅,終着駅,上り/下り方向,駅着発時
分情報,折返し前列車のスジ番号(前リンクスジ),折
返し後列車のスジ番号(後リンクスジ),運休情報のデ
ータを持つ。駅着発時分情報は、駅iの着・発時分のデ
ータ,着・発の使用番線情報,着・発遅延量のデータを
持つ。ただし、着・発遅延量のデータは実績・予想ダイ
ヤのみが持つ。運休情報には、運休の有無を表わす運休
フラグと、運休区間情報を持つ。運休区間情報は、運休
の開始駅と終了駅の駅番号を持っている。
【0022】到着順テーブル(AOT)は、各駅に対し
て用意され、駅iに到着する順に、上りと下り方向別お
よび上り下り混合別にスジ番号のデータが計算されてい
る。
【0023】図4乃至図6は、計画ダイヤの一例と、こ
の計画ダイヤに対するシミュレーション実行順序を括弧
付き番号で示している。括弧付き番号は、図4乃至図6
の(1),(2),・・・,(45)である。各図にお
いて、細い線が計画ダイヤであり、太い線がシミュレー
ション実行結果(予想ダイヤ)である。計画ダイヤはス
ジ1からスジ12までの総数12本である。縦軸が駅,
横軸が時間を示す。現在時刻はシミュレーションの開始
時刻である。終了時刻はシミュレーションの終了時刻で
ある。駅1から駅5へ進む方向が下り方向とし、駅5か
ら駅1へ進む方向が上り方向とする。丸印は車庫からの
出庫を示すマークを表し、三角印は車庫への入庫を示す
マークを表す。なお、実績ダイヤは、現在時刻以内の太
い線で示している。駅1でのスジ1,駅4でのスジ12
の時刻が実績ダイヤの時刻である。以下では、実績と予
想の区別をする必要がないので、実績時刻も予想時刻と
呼ぶ。
【0024】図7は、処理開始点テーブルである。処理
開始点テーブルは、駅の総数に対して用意され、駅毎に
次に処理するスジ番号を記憶しておくための一時的なテ
ーブルである。
【0025】図1は、本発明を実現するための処理フロ
ーの一例である。
【0026】ブロック101は、初期設定として、既存
の算出時刻を無効にするため予想の到着・発車時刻Yc
(i,j),Yh(i,j)に最大時刻を設定し、ま
た、駅i(図4〜図6ではiは1から5まで)において
処理開始点となるスジ番号を求め図7の処理開始点テー
ブルに設定する。最大時刻を設定することは、ブロック
106,109,110,112の判定処理で有効とな
る。すなわち、算出した予想時刻が終了時刻を超えてい
るかの判定、および、予想時刻が算出されていないこと
の判定を、同時に処理することができる。ここで、Yc
(i,j)は、駅iでのスジj(図4〜図6ではjは1
から12まで)の予想到着時刻を意味する。Yh(i,
j)は、駅iでのスジjの予想発車時刻を意味する。
【0027】ブロック102は、図3の駅情報を用い
て、下り/上り方向順に駅iを辿る。図4〜図6では、
iは1から5までのループ5から1までのループを交互
に繰り返す。
【0028】ブロック103は、図3の到着順テーブル
の上下混合データを用いて、駅iにおいて到着の早い順
にスジj(jは1から12のいずれか)を辿る。図7の
処理開始点テーブルのスジ番号が開始位置となる。
【0029】ブロック104は、駅iでのスジjの計画
発車時刻Kh(i,j)が終了時刻を越えている場合、
ブロック102に戻る。これは、スジjの予想時刻が明
らかに終了時刻を越えるため、スジjの予想時刻を算出
する必要がないためである。一方、Kh(i,j)が終
了時刻以内の場合、ブロック105に進む。
【0030】ブロック105からブロック112は、駅
iでのスジjに物理的制約条件を与えるスジx(図4〜
図6ではxは1から12のいずれか)を求め、そのスジ
xの予想発車時刻Yh(i,x)が終了時刻を越えてい
る場合、ブロック102に戻る。これは、スジxの予想
時刻が求まっていないと、スジxの予想時刻との物理的
制約条件を満たすように、スジjの予想時刻を算出でき
ないためである。また、スジjの予想時刻が明らかに終
了時刻を越えるため、スジjの予想時刻を算出する必要
がないためでもある。前述の通り、終了時刻を越えてい
るということは、初期設定(ブロック101)の影響を
受けるため、予想時刻が算出されていないか、あるい
は、算出した予想時刻が終了時刻を越えていることを意
味する。ただし、ブロック110は、物理的制約条件と
関係がなくて、スジjの前駅の発車時刻が求まっていな
いと、駅iでのスジjの予想時刻は算出できないためで
ある。
【0031】物理的制約条件を与えるスジxには、スジ
jに対する、前方列車,前リンク列車,対向列車があ
る。前方列車とは、駅iにおいてスジjよりも一つ手前
にいるスジを指す。前方列車は、図3の到着順テーブル
の上り/下り別データを用いて算出する。前リンク列車
とは、駅iにおいてスジjに折返す前のスジを指す。前
リンク列車は、図3の列車情報を用いて算出する。対向
列車とは、駅iにおいてスジjと反対方向にいる一つ手
前のスジを指す。対向列車は、図3の到着順テーブルの
上下混合データを用いて算出する。物理的制約条件に
は、先行列車と後方列車との安全性を守るための車間距
離(続行時隔と呼ぶ),上り/下り方向切り替えによる
列車の折返し所要時間,進路制御におけるポイント切替
え所要時間などがある。なお、物理的制約条件を与える
スジxが存在しない場合、その算出処理に続く判定処理
は不必要となる。
【0032】ブロック113は、駅iでのスジjの予想
時刻Yc(i,j)およびYh(i,j)を算出する。予
想時刻の算出は、スジxの予想時刻との物理的制約条件
および走行・運行条件を満たすように、スジjの到着・
発車時刻を求める。算出方法は後述にて説明する。
【0033】ブロック114は、図7の駅iでの処理開
始点テーブルをスジjの次に到着するスジに更新して、
ブロック102に戻る。これは、対象駅が逐次変わるの
で、駅毎に処理開始点を記憶しておくためである。
【0034】以上の処理を繰り返して、現在時刻以降か
つ終了時刻以内の全てのスジの予想時刻を算出し終え
て、本処理は終了する。この判定は、下り方向および上
り方向ともに、予想時刻算出の未処理つまりブロック1
02に戻る処理が発生しない場合に、終了とする。また
は、下り方向および上り方向ともに、予想時刻算出の対
象列車が存在しなかった場合に、終了とする。
【0035】図4〜図6の計画ダイヤに対する予想の到
着・発車時刻を算出する一例を用いて、図1のシミュレ
ーション順序制御方法の動作を説明する。
【0036】まずブロック101では、現在時刻以降の
予想の到着・発車時刻に最大時刻を設定する。最大時刻
は終了時刻を越える時刻に設定しておく。また、現在時
刻以降に駅iに最初に到着するスジ番号を求め、そのス
ジ番号を図7の処理開始点テーブルに設定する。例え
ば、図4〜図6の場合、駅1ではスジ2、駅2ではスジ
1、駅3ではスジ12、駅4ではスジ10、駅5ではス
ジ7が処理開始点テーブルに設定される。
【0037】ブロック102では、下り方向から開始し
て、駅1,駅2,・・・,駅5,駅4,・・・,駅1の
ループを繰り返す。まず、駅1が対象駅となる。なお、
駅のループは上り方向から開始しても良い。ブロック1
03では、図7の処理開始点テーブルの内容を開始位置
として、対象駅に到着する順にスジを辿る。例えば、駅
1では図7の処理開始点テーブルの内容がスジ2である
から、スジ2,スジ8,スジ11の順に対象列車とな
る。まず、先頭のスジ2が対象列車となる。ブロック1
04で、駅1でのスジ2の計画発車時刻は終了時刻未満
であるから、ブロック105に進む。なお、ブロック1
04において、各駅での各スジの全ての計画発車時刻は
図4〜図6に示すように終了時刻未満であるから、常に
ブロック105に進むので、以下ではブロック104の
説明は省略する。
【0038】ブロック105で対象列車の前方列車を算
出する。例えば、駅1でのスジ2の前方列車はスジ1で
ある。ブロック106で、駅1でのスジ1の予想発車時
刻が終了時刻未満であるから、ブロック107に進む。
ブロック107で、駅1はスジ2にとって始発駅である
から、ブロック108に進む。しかし、スジ2の前リン
ク列車は存在しないので、ブロック108,109は不
必要となる。同様に、スジ2の対向列車は存在しないの
で、ブロック111,112は不必要となる。ブロック
113で、駅1のスジ2の着・発時刻(図4の(1)、
以下では番号のみを記す)が求まる。ブロック114
で、駅1での開始点テーブルにスジ8が設定され、ブロ
ック103に戻る。以上までの処理で駅1でのスジ2の
予想時刻が算出できた。以下では、要点だけを説明する
ために、ブロック113まで順当に進む場合は、ブロッ
ク113の処理内容のみを説明し、一方、ブロック10
2に戻る場合は、該当するブロックの処理内容を説明す
る。
【0039】ブロック103に戻ると、対象駅は駅1の
ままであるが、対象列車はスジ8になる。ブロック10
5,106は、スジ8の前方列車が存在しないので不必
要となる。ブロック107で駅1はスジ8にとって始発
駅でないので、ブロック110に進む。しかし、ブロック
110で、駅2(前駅)でのスジ8の予想発車時刻は未
処理であるから、ブロック102に戻る。すなわち、駅
1のスジ8は未処理となる。ブロック102に戻ると対
象駅は駅2に移り、ブロック103で対象列車はスジ1
になる。これは、駅2での処理開始点テーブルの内容が
スジ1であるからである。
【0040】駅2でのスジ1は、前方列車および対向列
車が存在しなくて、前駅で予想発車時刻が終了時刻未満
であるから、着・発時刻(2)が求まる。駅2でのスジ
12は、駅1でのスジ8の時と同様に、ブロック110
で前駅の予想時刻が未処理であるから、未処理となる。
駅3でのスジ12は、駅2でのスジ1の時と同様にブロ
ック113まで進み、着・発時刻(3)が求まる。駅3
でのスジ1は、前方列車が存在しなくて、前駅および対
向列車スジ3の予想時刻が処理済であるから、ブロック
113まで進み、着・発時刻(4)が求まる。駅3での
スジ10は、駅2でのスジ12の時と同様に、前駅の予
想時刻が未処理であるから、未処理となる。駅4でのス
ジ10は、駅1でのスジ2の時と同様にブロック113
まで進み、着・発時刻(5)が求まる。駅4でのスジ7
は、駅3でのスジ10の時と同様に、前駅での予想時刻
が未処理であるから、未処理となる。駅5のスジ7は、
駅4でのスジ10の時と同様に、着・発時刻(6)が求
まる。駅5でのスジ1は、駅4でのスジ7の時と同様
に、未処理となる。以上までの処理で、下り方向一回目
の駅のサーチが終了した。
【0041】ブロック102で、下り方向から上り方向
に切り替えて、駅のサーチを行う。駅4でのスジ7は、
前駅および前方列車スジ10の予想時刻が処理済であ
り、対向列車が存在しないので、着・発時刻(7)が求
まる。駅4でのスジ1は、駅3でのスジ1の時と同様
に、着・発時刻(8)が求まる。駅4でのスジ3は、駅
5でのスジ1の時と同様に、前駅の予想時刻が未処理で
あるから、未処理となる。駅3でのスジ10は、前方列
車スジ12,前駅,対向列車スジ1が処理済であるか
ら、着・発時刻(9)が求まる。駅3でのスジ7は、駅
3でのスジ10の時と同様に、着・発時刻(10)が求
まる。駅3でのスジ3は、駅4でのスジ3の時と同様
に、未処理となる。駅2でのスジ12は、前方列車が存
在しなくて、前駅および対向列車スジ1が処理済である
から、着・発時刻(11)が求まる。駅2でのスジ3
は、前方列車スジ1および対向列車スジ12の予想時刻
が処理済であり、前リンク列車が存在しないので、着・
発時刻(12)が求まる。駅2でのスジ10は、駅3で
のスジ10の時と同様に、着・発時刻(13)が求ま
る。駅2でのスジ4は、前方列車スジ3,前リンク列車
スジ12,対向列車スジ10が処理済であるから、着・
発時刻(14)が求まる。駅2でのスジ7は、駅2での
スジ10の時と同様に、着・発時刻(15)が求まる。
駅2でのスジ2も同様に着・発時刻(16)が求まる。
駅2でのスジ5は、駅2でのスジ4の時と同様に、着・
発時刻(17)が求まる。駅2でのスジ6も同様に着・
発時刻(18)が求まる。駅2でのスジ9は、駅3での
スジ3の時と同様に、未処理となる。駅1でのスジ8も
同様に未処理となる。以上の処理で上り方向一回目の駅
のサーチが終了した。以下では、ブロック102に戻る
場合に限り、該当するブロックの処理内容を説明する。
【0042】上り方向から下り方向に切り替えて、駅の
サーチを行う。下り方向二回目では、(19)から(2
8)までの着・発時刻が求まる。駅2でのスジ9は、前
駅での予想時刻が未処理であるから、未処理となる。駅
3でのスジ8,駅4でのスジ8,駅5でのスジ2も同様
に未処理となる。
【0043】上り方向二回目では、(29)から(4
3)までの着・発時刻が求まる。この時、未処理は発生
しない。下り方向三回目では、(44)と(45)の着
・発時刻が求まる。この時も、未処理は発生しない。以
上までの処理で、終了時刻以内の全ての予想時刻を算出
できた。ここで、上り方向二回目および下り方向三回目
で、未処理が発生しなかったので、終了となる。
【0044】本発明は、図3のテーブルを利用して処理
順序を制御するため、スケジュールダイヤ(図3におけ
る、計画の列車情報,到着順テーブル,駅情報)の変更
に耐えられる。また、ブロック102が上り/下り方向
に沿って処理順序を制御し、ブロック103が駅毎に時
刻順に処理順序を制御するため、ブロック102に戻る
処理が最小限に押さえられるので、本発明は高速処理が
実現できる。さらに、予想時刻が駅毎に到着順に進行方
向に沿って算出されていくため、図4〜図6に示したよ
うにデッドロックが発生しないので、本発明はデッドロ
ック状態を回避できる。以上から、本発明は実用性の面
で有効である。
【0045】次に、他の実施例を図7の替わりに図8を
用いて説明する。この実施例は、図3の到着順テーブル
の上下混合データがないときに実現できる。
【0046】図8は、方向別処理開始点テーブルであ
る。方向別処理開始点テーブルは、駅の総数に対して用
意され、駅iでの上り/下り方向別に次に処理するスジ
番号を記憶しておくための一時的なテーブルである。
【0047】図1は、ブロック101,102,114
の処理内容が変わる。
【0048】ブロック101は、駅iにおいて上り/下
り別に処理開始点となるスジ番号を求め、図8の方向別
処理開始点テーブルに設定する。例えば、図4〜図6の
場合、駅1での下り方向がスジ2で上り方向がスジ8,
駅2での下り方向がスジ1で上り方向がスジ12,駅3
での下り方向がスジ1で上り方向がスジ12,駅4での
下り方向がスジ1で上り方向がスジ10,駅5での下り
方向がスジ1で上り方向がスジ7が、図6の方向別処理
開始点テーブルに設定される。
【0049】ブロック103は、図3の到着順テーブル
の上りデータまたは下りデータを用いて、駅iにおいて
到着の早い順にスジjを辿る。上りと下りの判定はブロ
ック102の駅ループの方向と同一にする。例えば、図
4の場合で対象駅が駅2で駅ループ方向が下り方向の
時、スジ1,スジ3,スジ4,スジ2,スジ5,スジ6
の順に対象列車となる。
【0050】ブロック114は、駅iでの方向別処理開
始点テーブルを更新する。
【0051】ブロック103から113は、前述と同様
の処理内容である。
【0052】図9〜図13は、図4〜図6と同一の計画
ダイヤに対する、他の実施例によるシミュレーション実
行順序を示している。
【0053】下り方向一回目では、図9〜図13の
(a)における(1)から(2)の順で着・発時刻が求
まる。駅3でのスジ1は、対向列車スジ12が未処理で
あるから、未処理となる。駅4と駅5でのスジ1も、同
様に対向列車が未処理であるから、未処理となる。上り
方向二回目では、(3)から(7)の順で着・発時刻が
求まる。駅5でのスジ8は、対向列車スジ1が未処理で
あるから、未処理となる。駅4でのスジ8,駅3でのス
ジ10も同様に未処理となる。駅2でのスジ10は、前
駅が未処理であるから、未処理となる。駅1でのスジ8
も同様に未処理となる。以下では、下り方向および上り
方向が五回目まで進むと、(8)から(44)の順で着・
発時刻が求まる。以上までの処理で、終了時刻以内の全
ての予想時刻を算出できた。ここで、上り方向五回目お
よび下り方向五回目で、未処理が発生しなかったので、
終了となる。
【0054】駅iでの列車jの着・発時刻は、計画時刻
通り、一つ手前の駅の発車時刻に基準運転時間を加えた
時刻,前方列車との最小進入・進出時分を加えた時刻,
対向列車との最小進入・進出時分を加えた時刻、のうち
の最大時刻になる。基準運転時間とは、基準走行時分,
基準停車時分,最小折返し時分を指す。
【0055】駅iでの列車jの着・発時刻は、折返し駅
とそれ以外の駅(非折返し駅と呼ぶ)によって、それぞれ
算出方法が異なり、次のようになる。
【0056】到着時刻Yc(i,j)は、以下の条件に
合わせて、数1または数2により算出する。
【0057】ここで、Yc(i,j):列車jが駅iに
到着する予想時刻 Yh(i,j):列車jが駅iを発車する予想時刻 Kc(i,j):列車jが駅iに到着する計画時刻 Kh(i,j):列車jが駅iを発車する計画時刻 P(i,Rj):前駅から駅iまでの列車種別Rjの基
準走行時分 Rj :列車jの列車種別 T(i,Rj):駅iでの列車種別Rjの基準停車時分 α :駅iでの列車種別RmとRjの最小進
入・進出時分 m :駅iでの列車jの前方列車 β :駅iでの列車種別RtとRjの最小進
入・進出時分 t :駅iでの列車jの対向列車 但し列車jと対向列車の使用番線が同一の時に限る i−1 :列車jにとっての駅iの前駅 とする。
【0058】(a)前方列車mが発車後に続いて、列車
jが到着する場合
【0059】
【数1】 Yc(i,j)=max{Kc(i,j), Yh(i−1,j)+P(i,Rj), Yh(i,m)+α, Yh(i,t)+β} …(1) (b)前方列車mが到着後に続いて、列車jが到着する
場合
【0060】
【数2】 Yc(i,j)=max{Kc(i,j), Yh(i−1,j)+P(i,Rj), Yc(i,m)+α, Yh(i,t)+β} …(2) 発車時刻Yh(i,j)は、数3により算出する。
【0061】
【数3】 Yh(i,j)=max{Kh(i,j), Yc(i,j)+T(i,Rj), Yh(i,m)+α} …(3) 折返し駅の場合、発車時刻Yh(i,j)と到着時刻Y
c(i,j)は、同時刻であり、以下の条件に合わせて
数4または数5により算出する。
【0062】ここで、O(i,Rj):駅iでの列車種
別Rjの最小折返し時間 o :列車jの折返し前の列車(前リンク列
車) とする。
【0063】(a)前方列車mが発車後に続いて、列車
jが到着する場合
【0064】
【数4】 Yh(i,j)=Yc(i,j)= max{Kh(i,j), Yh(i,o)+O(i,Rj), Yh(i,m)+α, Yh(i,t)+β} …(4) (b)前方列車mが到着後に続いて、列車jが到着する
場合
【0065】
【数5】 Yh(i,j)=Yc(i,j)= max{Kh(i,j), Yh(i,o)+O(i,Rj), Yc(i,m)+α, Yh(i,t)+β} …(5) 列車jが発車後に続いて、前方列車mが発車する場合、
前方列車mの発車時刻Yh(i,m)は、最小進出時分
αを考慮するため、列車jの発車時刻Yh(i,j)が決
まらないと求まらない。そこで、数3,数4,数5のい
ずれかによる列車jの発車時刻Yh(i,j)を算出後
に、前方列車の発車時刻Yh(i,m)を求める。前方
列車の発車時刻Yh(i,m)は、数6により算出す
る。
【0066】
【数6】 Yh(i,m)=max{Yh(i,m), Yh(i,j)+α} …(6) 列車jが駅iで遅延している場合、列車jの予想時刻Y
c(i,j),Yh(i,j)は、遅延量が加算される。
【0067】さて、以上までの着発時分算出は、常に用
いても良いし、用いなくても良い。用いない場合、列車
jに物理的制約を与える列車xが全て遅延していない場
合は、列車jに遅延の影響を与えないため計画通りに予
想の着・発時刻を求め、一方、列車jに物理的制約を与
える列車xのいずれかが遅延している場合に限り、数1
から数6を用いる。これにより、処理がさらに高速にな
る。
【0068】本発明は、スケジュールダイヤの作成・変
更時に、そのスケジュールダイヤの有効性を確認するた
めに、利用できる。例えば、事故等によりダイヤの乱れ
が発生した場合にダイヤの乱れを回復する運転整理シス
テムに利用できる。また、新規にダイヤを作成するダイ
ヤ作成システムにも利用できる。さらに、指令員の養成
のための運転整理訓練システムにも利用できる。
【0069】本発明は、駅単位のものを示したが、閉そ
く単位や軌道回路単位で使用しても良い。また、対象物
として列車を示したが、バスや航空機や船舶に使用して
も良い。
【0070】本発明は、表示する場合、処理時間帯(現
在時刻から終了時刻まで)の予想時刻を全て算出した後
に全体表示するか、予想時刻が算出される度に一本毎に
表示する。前者は高速処理を実現できる。後者はプログ
ラム開発時やデバック時に有効である。
【0071】
【発明の効果】本発明は、スケジュールダイヤを利用し
て処理順序を制御するため、スケジュールダイヤの変更
に耐えられる。また、上り/下り方向に沿って処理順序
を制御し、駅毎に時刻順に処理順序を制御するため、処
理不可となる状況が回避できるので、本発明は高速処理
が実現できる。さらに、予想時刻が駅毎に到着順に進行
方向に沿って算出されていくため、デッドロック状態が
発生しない。以上から、本発明は実用性の面で有効であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】シミュレーション順序制御処理フローチャー
ト。
【図2】システムのブロック図。
【図3】運行管理テーブルの構成の説明図。
【図4】シミュレーション実行順序の説明図。
【図5】シミュレーション実行順序の説明図。
【図6】シミュレーション実行順序の説明図。
【図7】処理開始点テーブルの説明図。
【図8】方向別処理開始点テーブルの説明図。
【図9】方向別シミュレーション実行順序の説明図。
【図10】方向別シミュレーション実行順序の説明図。
【図11】方向別シミュレーション実行順序の説明図。
【図12】方向別シミュレーション実行順序の説明図。
【図13】方向別シミュレーション実行順序の説明図。
【符号の説明】
101…初期設定、102…駅ループ、103…到着順
に列車サーチ、104…対象列車の計画発車時刻と終了
時刻の比較、105…前方列車算出、106…前方列車
の予想発車時刻と終了時刻の比較、107…対象駅と始
発駅との比較、108…前リンク列車取出し、109…
前リンク列車の予想発車時刻と終了時刻の比較、110
…対象列車の前駅の予想発車時刻と終了時刻の比較、1
11…対向列車算出、112…対向列車の予想発車時刻
と終了時刻の比較、113…予想の到着・発車時刻算
出、114…次回算出列車を登録。

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】移動体の運行をシミュレーションする運行
    シミュレータにおいて、対象設備への対象移動体の到着
    ・発車時刻を計算する順序を制御する発着時刻計算順序
    制御部と、前記対象設備での前記対象移動体の計算可否
    を判定する計算可否判定部と、前記対象設備への前記移
    動体の到着・発車時刻計算部を設け、前記計算順序制御
    部により前記対象設備と前記対象移動体を取出し、前記
    計算可否判定部による判定結果が計算可能ならば前記到
    着・発車時刻計算部で発着時刻を計算することを繰り返
    し、前記移動体の運行を模擬することを特徴とする移動
    体運行シミュレータ。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記計算順序制御部の
    設備情報を用いて、計算対象とする設備を設置順に制御
    する対象設備取出し順序制御部、および、各設備への到
    着の早い順に移動体をスケジュールしている到着順情報
    を用いて、計算対象とする移動体を到着順に制御する対
    象移動体取出し順序制御部を設け、前記対象設備の取出
    し順序制御部および前記移動体の取出し順序制御部によ
    り前記対象設備と前記対象移動体の計算順序を制御する
    移動体運行シミュレータ。
  3. 【請求項3】請求項1において、前記到着順情報とし
    て、前記各設備毎に到着順情報を設け、前記到着順情報
    が前記移動体の設備への到着順序を進行方向に関係なく
    含む移動体運行シミュレータ。
  4. 【請求項4】請求項1において、前記到着順情報とし
    て、前記各設備毎にかつ進行方向毎に到着順情報を設
    け、前記到着順情報が前記移動体の設備への到着順序を
    進行方向別に含む移動体運行シミュレータ。
  5. 【請求項5】請求項3において、記計算順序制御部の前
    記対象設備取出し順序制御部がまず前記対象設備を取出
    し、次に前記到着順情報を用いて前記対象移動体取出し
    順序制御部が前記対象設備への到着の早い順に進行方向
    に関係なく移動体を計算対象として取出す移動体運行シ
    ミュレータ。
  6. 【請求項6】請求項4において、前記計算順序制御部の
    前記対象設備取出し順序制御部がまず前記対象設備を取
    出し、次に前記到着順情報を用いて前記対象移動体取出
    し順序制御部が前記対象設備への到着の早い順に進行方
    向に沿って前記移動体を計算対象とする移動体運行シミ
    ュレータ。
  7. 【請求項7】請求項1において、前記計算順序制御部の
    計算の開始位置となる前記移動体を記憶しておく計算開
    始移動体情報を設備毎および方向別に設けた移動体運行
    シミュレータ。
  8. 【請求項8】請求項1において、前記計算可否判定部の
    前記対象設備および前記対象移動体に物理的制約を与え
    る制約移動体を算出し、前記制約移動体の予想到着・発
    車時刻が算出されていないならば前記対象設備での前記
    対象移動体を計算不可とし、前記制約移動体の予想到着
    ・発車時刻が算出されていれば前記対象設備での前記対
    象移動体が計算可能と判定する移動体運行シミュレー
    タ。
  9. 【請求項9】請求項1において、前記制約移動体とし
    て、前記対象設備の前方にある前方設備での前記対象移
    動体,前記対象移動体の前方にある前方移動体,前記対
    象移動体と対向方向にある対向移動体を用いる移動体運
    行シミュレータ。
  10. 【請求項10】請求項1において、前記制約移動体を移
    動体の運行スケジュールを用いて検出する移動体運行シ
    ミュレータ。
  11. 【請求項11】請求項1において、前記到着・発車時刻
    算出部の前記スケジュールダイヤ,前記制約移動体の情
    報を用いて、前記対象設備での前記対象移動体の予想到
    着・発車時刻を算出する移動体運行シミュレータ。
  12. 【請求項12】前記到着・発車時刻算出部において、前
    記対象設備での前記対象移動体での予想時刻に遅延量を
    加える移動体運行シミュレータ。
  13. 【請求項13】請求項1において、前記到着・発車時刻
    算出部の前記制約移動体が遅延していない場合に、計画
    通りに予想時刻を算出する移動体運行シミュレータ。
  14. 【請求項14】請求項1において、前記設備として、
    駅,閉そく,軌道回路を含む移動体運行シミュレータ。
  15. 【請求項15】請求項1において、前記移動体として、
    列車,バス,航空機,船舶を用いる移動体運行シミュレ
    ータ。
  16. 【請求項16】請求項1ないし15において、グラフィ
    ック表示装置に計画/予想ダイヤ図を表示する表示部を
    設け、前記表示部により前記運行シミュレータにより計
    算した範囲の予想時刻に発着する移動体のダイヤを表示
    する移動体運行シミュレータ。
  17. 【請求項17】請求項1ないし16に記載の移動体運行
    シミュレータを用いた運転整理システム。
  18. 【請求項18】請求項1ないし17に記載の移動体運行
    シミュレータを用いたダイヤ作成システム。
  19. 【請求項19】請求項1ないし18に記載の移動体運行
    シミュレータを用いて移動体の運行状況を模擬して、運
    転整理案の作成および整理案の実行結果の評価を行う指
    令員訓練システム。
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