JPH071644Y2 - 画像形成装置のトナー補給装置 - Google Patents
画像形成装置のトナー補給装置Info
- Publication number
- JPH071644Y2 JPH071644Y2 JP6682288U JP6682288U JPH071644Y2 JP H071644 Y2 JPH071644 Y2 JP H071644Y2 JP 6682288 U JP6682288 U JP 6682288U JP 6682288 U JP6682288 U JP 6682288U JP H071644 Y2 JPH071644 Y2 JP H071644Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slide lid
- toner
- holding frame
- opening
- forming apparatus
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Dry Development In Electrophotography (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は電子写真方式を採用した画像形成装置のトナ
ー補給装置に関する。
ー補給装置に関する。
従来この種の画像形成装置には、感光体上に形成された
静電潜像を可視像に現像する現像装置が設けられてい
る。
静電潜像を可視像に現像する現像装置が設けられてい
る。
上記現像装置は現像を行う毎に現像剤中のトナーが消費
されるため、現像剤の濃度が低下した場合新たにトナー
を補給する必要があり、通常現像位置には、トナーを補
給するためのトナー補給装置が設置されている。
されるため、現像剤の濃度が低下した場合新たにトナー
を補給する必要があり、通常現像位置には、トナーを補
給するためのトナー補給装置が設置されている。
また上記トナー補給装置としては例えば特公昭59−5098
5号公報に記載された第5図に示すようなものが公知で
ある。
5号公報に記載された第5図に示すようなものが公知で
ある。
上記従来のトナー補給装置はトナー収納容器aの開口部
に密閉シールb及び摺動カバーcを備えていて、トナー
を補給する場合まずホッパdの補給口eにトナー収納容
器aの口部を接続し、次にこの状態で第6図示すように
摺動カバーcをずらした後密閉シールbを剥離しながら
引き抜いて、トナー収納容器a内のトナーをホッパd内
へ落下させるようにしたもので、摺動カバーcの内側に
はトナー補給後摺動カバーcを元の位置へ戻した際にト
ナー収納容器aの開口部を閉塞してトナーが漏出するの
を防止する弾性シールfが設けられている。
に密閉シールb及び摺動カバーcを備えていて、トナー
を補給する場合まずホッパdの補給口eにトナー収納容
器aの口部を接続し、次にこの状態で第6図示すように
摺動カバーcをずらした後密閉シールbを剥離しながら
引き抜いて、トナー収納容器a内のトナーをホッパd内
へ落下させるようにしたもので、摺動カバーcの内側に
はトナー補給後摺動カバーcを元の位置へ戻した際にト
ナー収納容器aの開口部を閉塞してトナーが漏出するの
を防止する弾性シールfが設けられている。
このため上記摺動カバーcをずらして密閉シールbを引
き抜く際、上記密閉シールbが第7図に示すように弾性
シールfの弾性によりトナー収納容器aの開口部に押付
けられて密閉シールbを引き抜く際の抵抗となり、密閉
シールbを引き抜くのに大きな力を必要として操作性が
悪いと共に、無理に引き抜こうとすると密閉シールbが
途中から破断されてトナーの補給ができなくなるなどの
不具合があった。
き抜く際、上記密閉シールbが第7図に示すように弾性
シールfの弾性によりトナー収納容器aの開口部に押付
けられて密閉シールbを引き抜く際の抵抗となり、密閉
シールbを引き抜くのに大きな力を必要として操作性が
悪いと共に、無理に引き抜こうとすると密閉シールbが
途中から破断されてトナーの補給ができなくなるなどの
不具合があった。
この考案は上記不具合を改善する目的でなされたもの
で、密閉シールが簡単に引き抜けるようにした画像形成
装置のトナー補給装置を提供しようとするものである。
で、密閉シールが簡単に引き抜けるようにした画像形成
装置のトナー補給装置を提供しようとするものである。
この考案は上記目的を達成するために、密閉シールによ
り密閉されたトナー収納容器の開口部に、保持枠及び該
保持枠に対してスライド自在なスライド蓋を設け、かつ
上記保持枠とスライド蓋の対向面に、上記開口部を囲む
ように互に嵌合する突条を設けると共に、上記保持枠及
びスライド蓋に、スライド蓋を保持枠の所定位置へ押し
込んだときにスライド蓋を開口部側へ押し上げてこれを
密閉する押し上げ手段を設けたことにより、トナー補給
の際密閉シールが弾性シールなどの拘束を受けずに小さ
い力で剥離できるようにすると共に、トナー補給後スラ
イド蓋によりトナー収納容器の開口部を密閉して、容器
内に残留するトナーが外部へ漏出するのを防止した画像
形成装置のトナー補給装置を提供するものである。
り密閉されたトナー収納容器の開口部に、保持枠及び該
保持枠に対してスライド自在なスライド蓋を設け、かつ
上記保持枠とスライド蓋の対向面に、上記開口部を囲む
ように互に嵌合する突条を設けると共に、上記保持枠及
びスライド蓋に、スライド蓋を保持枠の所定位置へ押し
込んだときにスライド蓋を開口部側へ押し上げてこれを
密閉する押し上げ手段を設けたことにより、トナー補給
の際密閉シールが弾性シールなどの拘束を受けずに小さ
い力で剥離できるようにすると共に、トナー補給後スラ
イド蓋によりトナー収納容器の開口部を密閉して、容器
内に残留するトナーが外部へ漏出するのを防止した画像
形成装置のトナー補給装置を提供するものである。
この考案の一実施例を図面を参照して詳述する。
図において1は図示しない画像形成装置に設けられた現
像装置へ補給するトナーが収容されたトナー収納容器
で、下部に設けられた開口部1aに密閉部材2が嵌着され
ている。
像装置へ補給するトナーが収容されたトナー収納容器
で、下部に設けられた開口部1aに密閉部材2が嵌着され
ている。
上記密閉部材2は保持枠3と、この保持枠3内に引出し
自在に収容されたスライド蓋4より構成されている。
自在に収容されたスライド蓋4より構成されている。
上記保持枠3は上面に開口部3aを有し、この開口部3aの
周囲に突設された嵌合部3bに上記トナー収納容器1の開
口部1aが嵌着されていると共に、下面にも開口部3aの周
囲を囲むように角環状の突条3cが突設されている。
周囲に突設された嵌合部3bに上記トナー収納容器1の開
口部1aが嵌着されていると共に、下面にも開口部3aの周
囲を囲むように角環状の突条3cが突設されている。
また保持枠3の3辺にはそれぞれ側板3dが突設されてい
て、各側板3dの下端は内側に屈曲され、互に対向する側
板3dの屈曲部3e間に上記スライド蓋4の両側下面が支持
されて、保持枠3に対してスライド蓋4が矢印A方向へ
引き出し自在となっていると共に、上記スライド蓋4の
上面には、保持枠3の下面に突設された角環状の突条3c
が収容できる大きさの突条4aが第3位に示すように突設
されている。なお4cはスライド蓋4を引き出す際の取手
である。
て、各側板3dの下端は内側に屈曲され、互に対向する側
板3dの屈曲部3e間に上記スライド蓋4の両側下面が支持
されて、保持枠3に対してスライド蓋4が矢印A方向へ
引き出し自在となっていると共に、上記スライド蓋4の
上面には、保持枠3の下面に突設された角環状の突条3c
が収容できる大きさの突条4aが第3位に示すように突設
されている。なお4cはスライド蓋4を引き出す際の取手
である。
一方上記保持枠3のスライド蓋4引き抜き側と反対側に
設けられた側板3dの屈曲部3eには、先端部の上面に挿入
されたスライド蓋4を押し上げて突条4aの上面を保持枠
3の下面に圧接させる突起3fが、そしてスライド蓋4の
引き出し側端部下面には、互に対向する側板3dに設けら
れた屈曲部3eの上面により押し上げられる突起4bがそれ
ぞれ突設されている。
設けられた側板3dの屈曲部3eには、先端部の上面に挿入
されたスライド蓋4を押し上げて突条4aの上面を保持枠
3の下面に圧接させる突起3fが、そしてスライド蓋4の
引き出し側端部下面には、互に対向する側板3dに設けら
れた屈曲部3eの上面により押し上げられる突起4bがそれ
ぞれ突設されている。
また保持枠3の下面に突設された突条3cには、トナー収
納容器1内にトナーを収容後密閉シール5が貼着されて
トナーが漏出しないようになっている。
納容器1内にトナーを収容後密閉シール5が貼着されて
トナーが漏出しないようになっている。
上記密閉シール5は紙やプラスチックフィルムなどによ
り形成されていて、突条3cに貼着されない部分は貼着さ
れた部分の下側へほぼ中間部より折返されていると共
に、折返し部の先端は第1図に示すように密閉部材2の
外側へ延出されていて、引き出せるようになっている。
り形成されていて、突条3cに貼着されない部分は貼着さ
れた部分の下側へほぼ中間部より折返されていると共
に、折返し部の先端は第1図に示すように密閉部材2の
外側へ延出されていて、引き出せるようになっている。
次に作用を説明すると、図示しない現像装置へトナーを
補給するに当って、まずトナー収納容器1の開口部1aに
設けられた保持枠3の下部開口をホッパのトナー補給口
へ接続し、この状態で第4図に示すように取手4cを引っ
張ってスライド蓋4を引き出す。
補給するに当って、まずトナー収納容器1の開口部1aに
設けられた保持枠3の下部開口をホッパのトナー補給口
へ接続し、この状態で第4図に示すように取手4cを引っ
張ってスライド蓋4を引き出す。
この状態で密閉シール5の一端を引き出して開口部3aよ
り剥離すると、開口部3aが開放されてトナー収納容器1
内のトナーがホッパ内に落下し、トナーの補給が行われ
る。
り剥離すると、開口部3aが開放されてトナー収納容器1
内のトナーがホッパ内に落下し、トナーの補給が行われ
る。
また密閉シール5を剥離する際、密閉シール5が従来の
ように弾性シールにより拘束されることがないので、弱
い力で簡単に剥離できるため、操作性が向上する。
ように弾性シールにより拘束されることがないので、弱
い力で簡単に剥離できるため、操作性が向上する。
一方トナーの補給が完了したら、スライド蓋4を保持枠
3内へ押込むことにより、開口部3aがスライド蓋4によ
り閉鎖されると共に、スライド蓋4のストロークエンド
で、保持枠3側に設けられた突起3eとスライド蓋4側に
設けられた突起4bによりスライド蓋4が第1図に示した
位置へ押上げられて、スライド蓋4の突条4a上面が保持
枠3の下面に圧着されるため開口部3aを密閉することが
でき、これによってトナー収納容器1の内面などに付着
して残留するトナーが外部へ漏出するのを防止すること
ができるようになる。
3内へ押込むことにより、開口部3aがスライド蓋4によ
り閉鎖されると共に、スライド蓋4のストロークエンド
で、保持枠3側に設けられた突起3eとスライド蓋4側に
設けられた突起4bによりスライド蓋4が第1図に示した
位置へ押上げられて、スライド蓋4の突条4a上面が保持
枠3の下面に圧着されるため開口部3aを密閉することが
でき、これによってトナー収納容器1の内面などに付着
して残留するトナーが外部へ漏出するのを防止すること
ができるようになる。
この考案は以上詳述したように、トナー収納容器の開口
部に取付けられた保持枠と、保持枠に対しスライド自在
に設けられたスライド蓋の互に対向する面に、上記開口
部を囲むように互に嵌合する突条を設けると共に、上記
保持枠及びスライド蓋に、スライド蓋を保持枠の所定位
置まで押込んだときにスライド蓋を開口部側へ押し上げ
る押し上げ手段を設けたことから、スライド蓋を引き出
して上記開口部を閉鎖する密閉シールを引き出す際、密
閉シールが何の拘束も受けないことから、小さな力で容
易に密閉シールの剥離が行えると共に、密閉シールが途
中で切れてトナーの補給ができなくなるなどの不具合も
解消することができる。
部に取付けられた保持枠と、保持枠に対しスライド自在
に設けられたスライド蓋の互に対向する面に、上記開口
部を囲むように互に嵌合する突条を設けると共に、上記
保持枠及びスライド蓋に、スライド蓋を保持枠の所定位
置まで押込んだときにスライド蓋を開口部側へ押し上げ
る押し上げ手段を設けたことから、スライド蓋を引き出
して上記開口部を閉鎖する密閉シールを引き出す際、密
閉シールが何の拘束も受けないことから、小さな力で容
易に密閉シールの剥離が行えると共に、密閉シールが途
中で切れてトナーの補給ができなくなるなどの不具合も
解消することができる。
またトナー補給後スライド蓋を所定位置まで押し込む
と、スライド蓋が押し上げられて開口部を密閉するた
め、トナー収納容器の内面に付着するなどして容器内に
トナーが残っていても、トナーが外部へ漏出して周囲を
汚染するなどの虞れもない。
と、スライド蓋が押し上げられて開口部を密閉するた
め、トナー収納容器の内面に付着するなどして容器内に
トナーが残っていても、トナーが外部へ漏出して周囲を
汚染するなどの虞れもない。
しかもスライド蓋に従来のような弾性シールを設ける必
要がないため安価に提供することもできる。
要がないため安価に提供することもできる。
図面はこの考案の一実施例を示し、第1図は断面図、第
2図は側面図、第3図はスライド蓋の斜視図、第4図は
作用説明図、第5図ないし第7図は従来の説明図であ
る。 1はトナー収納容器、1aは開口部、3は保持枠、3c,4a
は突条、3f,4bは突起、4はスライド蓋。
2図は側面図、第3図はスライド蓋の斜視図、第4図は
作用説明図、第5図ないし第7図は従来の説明図であ
る。 1はトナー収納容器、1aは開口部、3は保持枠、3c,4a
は突条、3f,4bは突起、4はスライド蓋。
Claims (2)
- 【請求項1】密閉シール5により密閉されたトナー収納
容器1の開口部1aに、保持枠3及び該保持枠3に対して
スライド自在なスライド蓋4を設け、かつ上記保持枠3
とスライド蓋4の対向面に、上記開口部1aを囲むように
互に嵌合する突条3c,4aを設けると共に、上記保持枠3
及びスライド蓋4に、スライド蓋4を保持枠3の所定位
置へ押し込んだときにスライド蓋4を開口部1a側へ押し
上げてこれを密閉する押し上げ手段を設けてなる画像形
成装置のトナー補給装置。 - 【請求項2】上記押し上げ手段を保持枠3及びスライド
蓋4より突設した突起3f,4bにより構成してなる請求項
1記載のトナー補給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6682288U JPH071644Y2 (ja) | 1988-05-23 | 1988-05-23 | 画像形成装置のトナー補給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6682288U JPH071644Y2 (ja) | 1988-05-23 | 1988-05-23 | 画像形成装置のトナー補給装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01172067U JPH01172067U (ja) | 1989-12-06 |
JPH071644Y2 true JPH071644Y2 (ja) | 1995-01-18 |
Family
ID=31292209
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6682288U Expired - Lifetime JPH071644Y2 (ja) | 1988-05-23 | 1988-05-23 | 画像形成装置のトナー補給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH071644Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5504814B2 (ja) * | 2009-10-13 | 2014-05-28 | 富士ゼロックス株式会社 | 現像剤供給装置および画像形成装置 |
-
1988
- 1988-05-23 JP JP6682288U patent/JPH071644Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01172067U (ja) | 1989-12-06 |
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