JPH07164028A - 圧延板厚・板幅偏差制御方法 - Google Patents
圧延板厚・板幅偏差制御方法Info
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- JPH07164028A JPH07164028A JP5292876A JP29287693A JPH07164028A JP H07164028 A JPH07164028 A JP H07164028A JP 5292876 A JP5292876 A JP 5292876A JP 29287693 A JP29287693 A JP 29287693A JP H07164028 A JPH07164028 A JP H07164028A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 入側板厚偏差とロ−ル偏芯による板厚偏差と
を同時に除去し、しかも板厚,板幅偏差も同時に除去す
る。 【構成】 スタンド間ル−パを省略し代りに張力測定器
を備え、ΔH(i-1),ΔHi,ΔB(i-1),ΔBiおよびΔ
σ(i-2),Δσ(i-1)を観測量yとし、Δh(i-2),Δh
(i-1),ΔhiおよびΔb(i-2),Δb(i-1)を制御量zと
し、ΔSref(i-1),ΔSrefiおよびΔVref(i-1),Δ
Vrefiを制御入力uとし、ロ−ル偏心ΔSd(i-2),Δ
Sd(i-1),ΔSdi,ΔH(i-2),ΔB(i-2)および変形
抵抗偏差ΔK(i-2)を外乱入力wとして、状態方程式を
設定し、外乱入力wから制御量zに至る伝達特性Gzwの
最大特異値が最小となる伝達関数K(s)をH∞理論に基
づいて求めて、偏差制御装置10にこれを設定する。そ
して装置10により、u=K(z)・yを算出して出力す
る。
を同時に除去し、しかも板厚,板幅偏差も同時に除去す
る。 【構成】 スタンド間ル−パを省略し代りに張力測定器
を備え、ΔH(i-1),ΔHi,ΔB(i-1),ΔBiおよびΔ
σ(i-2),Δσ(i-1)を観測量yとし、Δh(i-2),Δh
(i-1),ΔhiおよびΔb(i-2),Δb(i-1)を制御量zと
し、ΔSref(i-1),ΔSrefiおよびΔVref(i-1),Δ
Vrefiを制御入力uとし、ロ−ル偏心ΔSd(i-2),Δ
Sd(i-1),ΔSdi,ΔH(i-2),ΔB(i-2)および変形
抵抗偏差ΔK(i-2)を外乱入力wとして、状態方程式を
設定し、外乱入力wから制御量zに至る伝達特性Gzwの
最大特異値が最小となる伝達関数K(s)をH∞理論に基
づいて求めて、偏差制御装置10にこれを設定する。そ
して装置10により、u=K(z)・yを算出して出力す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、圧延機の自動板厚制御
に関し、特に、圧延板厚偏差を可及的に零にするための
板厚偏差制御に関するものである。
に関し、特に、圧延板厚偏差を可及的に零にするための
板厚偏差制御に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年の板厚制御においては、例えば、
「塑性と加工」Vol.16 no.168(1975-1)p.25〜p.31 及び
「システム制御情報学会誌」Vol.2,No.5,p147〜p.154,1
989 及び 「板圧延の理論と実際」 p.223〜p.256 等に示
されるように、自動板内板厚偏差制御系(以下,AGC
(Automatic Gauge Control)と称する)が採用されてい
る。発明者らは、スキッドマークとロール偏芯を同時に
低減する方法として、特願平2−278519号,特願
平4−009502号,特願平4−009503号及び
特願平4−062404号を提案している。
「塑性と加工」Vol.16 no.168(1975-1)p.25〜p.31 及び
「システム制御情報学会誌」Vol.2,No.5,p147〜p.154,1
989 及び 「板圧延の理論と実際」 p.223〜p.256 等に示
されるように、自動板内板厚偏差制御系(以下,AGC
(Automatic Gauge Control)と称する)が採用されてい
る。発明者らは、スキッドマークとロール偏芯を同時に
低減する方法として、特願平2−278519号,特願
平4−009502号,特願平4−009503号及び
特願平4−062404号を提案している。
【0003】しかしながら、従来の自動板内板厚偏差制
御系を用いた制御方法では、以下に詳細に示すような問
題点がある。熱間圧延プロセスにおいては、 塑性係数の変化(ΔQ[kgW/mm]), 圧延機入側板厚偏差(ΔH[mm]), ロ−ル偏芯(ΔSd [mm]) が、圧延機出側板厚偏差(Δh[mm])に大きく影響す
る。
御系を用いた制御方法では、以下に詳細に示すような問
題点がある。熱間圧延プロセスにおいては、 塑性係数の変化(ΔQ[kgW/mm]), 圧延機入側板厚偏差(ΔH[mm]), ロ−ル偏芯(ΔSd [mm]) が、圧延機出側板厚偏差(Δh[mm])に大きく影響す
る。
【0004】のΔQは、主に加熱炉中でスラブを支え
るスキッドがスラブ長手方向にスキッド間距離と等しい
周期をもつ温度のむらを生じさせるために生じるスラブ
長手方向の変形抵抗の、スキッド間距離と等しい周期を
もつ偏りであり、これにより、圧延機出側板厚に大きな
偏差を誘発する。これは一般に、スキッドマ−クと言わ
れている。
るスキッドがスラブ長手方向にスキッド間距離と等しい
周期をもつ温度のむらを生じさせるために生じるスラブ
長手方向の変形抵抗の、スキッド間距離と等しい周期を
もつ偏りであり、これにより、圧延機出側板厚に大きな
偏差を誘発する。これは一般に、スキッドマ−クと言わ
れている。
【0005】のΔHは、圧延機入側板厚偏差で、タン
デムに装備された圧延機では、前段圧延機においてスキ
ッドマ−ク(ΔQ)によって生じた板厚偏差は、次段の
圧延機による圧延においては、入側板厚偏差の中に含ま
れる。以下、入側板厚偏差(ΔH)には、スキッドマ−
ク(ΔQ)が含まれると考える。
デムに装備された圧延機では、前段圧延機においてスキ
ッドマ−ク(ΔQ)によって生じた板厚偏差は、次段の
圧延機による圧延においては、入側板厚偏差の中に含ま
れる。以下、入側板厚偏差(ΔH)には、スキッドマ−
ク(ΔQ)が含まれると考える。
【0006】のΔSd は、圧延機のバックアップロ−
ルの軸受部のキ−溝が原因となって、ロ−ルが偏芯する
ために生ずる圧延荷重の変動が、圧下位置偏差を引き起
こすために生ずる板厚偏差であり、ロ−ル偏芯と称され
ている。
ルの軸受部のキ−溝が原因となって、ロ−ルが偏芯する
ために生ずる圧延荷重の変動が、圧下位置偏差を引き起
こすために生ずる板厚偏差であり、ロ−ル偏芯と称され
ている。
【0007】スキッドマ−クは、0.2Hz〜1.0Hzの外
乱であり、ロ−ル偏芯は4.0[Hz]〜10.0[Hz]の外乱であ
り、周波数帯域が近接している。従来の自動板内板厚偏
差制御系を使用しないか、使用しても使用方法が不適切
な場合には、例えば100[μm]ほどの大きな板厚偏
差を生じる。この板厚偏差を時系列に(時間軸に沿って)
展開すると、大きな周期の波に小さな周期の波が重畳し
た波形となる。大きな周期の波はスキッドマ−ク等の入
側板厚偏差に起因するものであり、小さな周期の波はロ
−ル偏芯に起因するものである。従来の板厚偏差制御方
法では、ただ1個の自動板内板厚偏差制御系しかもたな
いために、これをスキッドマ−ク原因の板厚偏差を抑制
するように設定すると、ロ−ル偏心(ΔSd)の圧延材
へのプリントを助長することになり、反対に、ロ−ル偏
心原因の板厚偏差を抑制するように設定するとスキッド
マーク等の入側板厚偏差(ΔH)が圧延材に残ってしま
う。
乱であり、ロ−ル偏芯は4.0[Hz]〜10.0[Hz]の外乱であ
り、周波数帯域が近接している。従来の自動板内板厚偏
差制御系を使用しないか、使用しても使用方法が不適切
な場合には、例えば100[μm]ほどの大きな板厚偏
差を生じる。この板厚偏差を時系列に(時間軸に沿って)
展開すると、大きな周期の波に小さな周期の波が重畳し
た波形となる。大きな周期の波はスキッドマ−ク等の入
側板厚偏差に起因するものであり、小さな周期の波はロ
−ル偏芯に起因するものである。従来の板厚偏差制御方
法では、ただ1個の自動板内板厚偏差制御系しかもたな
いために、これをスキッドマ−ク原因の板厚偏差を抑制
するように設定すると、ロ−ル偏心(ΔSd)の圧延材
へのプリントを助長することになり、反対に、ロ−ル偏
心原因の板厚偏差を抑制するように設定するとスキッド
マーク等の入側板厚偏差(ΔH)が圧延材に残ってしま
う。
【0008】以上述べたように、従来の板厚偏差制御方
法では、スキッドマ−ク等の入側板厚偏差(ΔH)を除
去しようとすると、ロ−ル偏芯(ΔSd)原因の板厚偏
差が除去できなくなり、ロ−ル偏芯(ΔSd)原因の板
厚偏差を除去しようとすると、スキッドマ−ク等の入側
板厚偏差(ΔH)が除去できなくなる。
法では、スキッドマ−ク等の入側板厚偏差(ΔH)を除
去しようとすると、ロ−ル偏芯(ΔSd)原因の板厚偏
差が除去できなくなり、ロ−ル偏芯(ΔSd)原因の板
厚偏差を除去しようとすると、スキッドマ−ク等の入側
板厚偏差(ΔH)が除去できなくなる。
【0009】本発明者等は、ロ−ル偏芯(ΔSd)原因
ならびにスキッドマ−ク原因の板厚偏差を共に除去しよ
うとする板厚制御方法を提示した(特願平4−6240
3号)。これにおいては、まずルーパーを除去し各スタ
ンド間にテンションメータを導入し、i-1スタンドとi
スタンド間に関して言えば、スタンド間鋼板単位張力σ
(i-1)を実測して、(i-1)/iスタンド間張力を一定(目
標張力)に維持する(張力偏差△σ(i-1)を実質上零とす
る)ように、iスタンドの圧下位置を調整する。更に、
i−1スタンドの出側板厚h(i-1)をX線厚み計で測定
し板厚偏差△h(i-1)分のiスタンド出側における板厚
偏差を低減するための、iスタンドの圧下位置変更量△
Si2を算出して偏差△h(i-1)を有する部分がiスタン
ドに到着する時刻timeiを算出し、該時刻timeiに、i
スタンドで上記△Si2分の圧下位置変更を行ない、同時
にi−1スタンドでロ−ル周速度の変更を行なって、比
較的に変動周期が短い高周波成分および変動が緩やかな
低周波成分の両者によるiスタンド出側板厚偏差を除去
する。このロ−ル周速度の変更は、△h(i-1)の低周波
成分対応の圧下位置修正(ΔSi2)による、(i-1)/iス
タンド間張力σ(i-1)の変動を相殺する。
ならびにスキッドマ−ク原因の板厚偏差を共に除去しよ
うとする板厚制御方法を提示した(特願平4−6240
3号)。これにおいては、まずルーパーを除去し各スタ
ンド間にテンションメータを導入し、i-1スタンドとi
スタンド間に関して言えば、スタンド間鋼板単位張力σ
(i-1)を実測して、(i-1)/iスタンド間張力を一定(目
標張力)に維持する(張力偏差△σ(i-1)を実質上零とす
る)ように、iスタンドの圧下位置を調整する。更に、
i−1スタンドの出側板厚h(i-1)をX線厚み計で測定
し板厚偏差△h(i-1)分のiスタンド出側における板厚
偏差を低減するための、iスタンドの圧下位置変更量△
Si2を算出して偏差△h(i-1)を有する部分がiスタン
ドに到着する時刻timeiを算出し、該時刻timeiに、i
スタンドで上記△Si2分の圧下位置変更を行ない、同時
にi−1スタンドでロ−ル周速度の変更を行なって、比
較的に変動周期が短い高周波成分および変動が緩やかな
低周波成分の両者によるiスタンド出側板厚偏差を除去
する。このロ−ル周速度の変更は、△h(i-1)の低周波
成分対応の圧下位置修正(ΔSi2)による、(i-1)/iス
タンド間張力σ(i-1)の変動を相殺する。
【0010】この板厚制御は先進率変動に伴なう板厚変
動を補正するには至っていない。そこで本発明者等は、
iスタンドの先進率を算出して板速度変動量ΔViを算
出し、そしてi−1スタンドのロ−ル周速度の変更量を
算出し、板厚測定点(h(i-1))がiスタンドに到着する
時刻timeiを算出し、該時刻timeiに、i−1スタンド
で上記ロ−ル周速度の変更量分のロ−ル周速度の変更を
行なう板厚制御を提示した(特願平5−64385
号)。これにより、先進率変動に伴うiスタンド出側の
板速変動が補償される。また、板幅が変動すると張力が
変動する。そこで該板厚制御では、張力補正値を算出
し、板幅測定点(B(i-1))がiスタンドに到着する時刻ti
meiを算出し、該時刻timeiに、iスタンドで上記張力
補正値相当の圧下位置調整も行なう。
動を補正するには至っていない。そこで本発明者等は、
iスタンドの先進率を算出して板速度変動量ΔViを算
出し、そしてi−1スタンドのロ−ル周速度の変更量を
算出し、板厚測定点(h(i-1))がiスタンドに到着する
時刻timeiを算出し、該時刻timeiに、i−1スタンド
で上記ロ−ル周速度の変更量分のロ−ル周速度の変更を
行なう板厚制御を提示した(特願平5−64385
号)。これにより、先進率変動に伴うiスタンド出側の
板速変動が補償される。また、板幅が変動すると張力が
変動する。そこで該板厚制御では、張力補正値を算出
し、板幅測定点(B(i-1))がiスタンドに到着する時刻ti
meiを算出し、該時刻timeiに、iスタンドで上記張力
補正値相当の圧下位置調整も行なう。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】一般に圧延においては
板厚と板幅の挙動が干渉するので、板幅偏差が変動する
場合に、ロ−ル偏芯(ΔSd)原因の板厚偏差,スキッ
ドマ−ク等の入側板厚偏差(ΔH)および板幅偏差をす
べて同時にかつそれぞれを十分に除去することはできな
い。
板厚と板幅の挙動が干渉するので、板幅偏差が変動する
場合に、ロ−ル偏芯(ΔSd)原因の板厚偏差,スキッ
ドマ−ク等の入側板厚偏差(ΔH)および板幅偏差をす
べて同時にかつそれぞれを十分に除去することはできな
い。
【0012】本発明は、ロ−ル偏芯(ΔSd)原因の板
厚偏差,スキッドマ−ク等の入側板厚偏差(ΔH)およ
び板幅偏差を同時に除去することを目的とする。
厚偏差,スキッドマ−ク等の入側板厚偏差(ΔH)およ
び板幅偏差を同時に除去することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】圧延材を上流側i-1スタ
ンドおよびその直近下流のiスタンドを含む複数スタン
ドで圧延するタンデム圧延機の、入側板厚偏差ΔHi,
入側板幅偏差ΔBiおよびスタンド間張力偏差Δσ(i-1)
を観測量ya とし、出側板厚偏差Δhi,出側板幅偏差
Δbi,圧下位置修正量ΔSrefi及びロール周速度修正
量ΔVref(i-1)を制御量zaとし、圧下位置修正量ΔSr
efiおよびロ−ル周速度修正量ΔVref(i-1)を制御入力
uとし、ロ−ル偏心ΔSd(i-1),ΔSdi,入側板厚偏
差ΔH(i-1),入側板幅偏差ΔB(i-1)および変形抵抗偏
差ΔK(i-1)を外乱入力wとし、以上に基づく状態方程
式 dxa /dt=A xa +B1 w+B2 u za =C1xa +D11w+D12u ya =C2xa +D21w+D22u の、外乱入力wから制御量za に至る伝達特性Gzwの最
大特異値が最小となる伝達関数K(s)をH∞理論に基づ
いて求めて、この伝達関数K(s)に基づく、観測量ya
から制御入力uを導出する演算機能を偏差制御手段に設
定し、この偏差制御手段により、iスタンド入側板厚偏
差△Hi,i-1/iスタンド間張力偏差△σ(i-1)およびi
スタンド入側板幅偏差△Biを前記伝達関数K(s)で表わ
されるフィルタ−に与えてiスタンド圧下位置修正量△
Srefiおよびi-1スタンドロ−ル周速度修正量△Vref
(i-1)を算出し、その分圧下位置およびロ−ル周速度を
修正する。
ンドおよびその直近下流のiスタンドを含む複数スタン
ドで圧延するタンデム圧延機の、入側板厚偏差ΔHi,
入側板幅偏差ΔBiおよびスタンド間張力偏差Δσ(i-1)
を観測量ya とし、出側板厚偏差Δhi,出側板幅偏差
Δbi,圧下位置修正量ΔSrefi及びロール周速度修正
量ΔVref(i-1)を制御量zaとし、圧下位置修正量ΔSr
efiおよびロ−ル周速度修正量ΔVref(i-1)を制御入力
uとし、ロ−ル偏心ΔSd(i-1),ΔSdi,入側板厚偏
差ΔH(i-1),入側板幅偏差ΔB(i-1)および変形抵抗偏
差ΔK(i-1)を外乱入力wとし、以上に基づく状態方程
式 dxa /dt=A xa +B1 w+B2 u za =C1xa +D11w+D12u ya =C2xa +D21w+D22u の、外乱入力wから制御量za に至る伝達特性Gzwの最
大特異値が最小となる伝達関数K(s)をH∞理論に基づ
いて求めて、この伝達関数K(s)に基づく、観測量ya
から制御入力uを導出する演算機能を偏差制御手段に設
定し、この偏差制御手段により、iスタンド入側板厚偏
差△Hi,i-1/iスタンド間張力偏差△σ(i-1)およびi
スタンド入側板幅偏差△Biを前記伝達関数K(s)で表わ
されるフィルタ−に与えてiスタンド圧下位置修正量△
Srefiおよびi-1スタンドロ−ル周速度修正量△Vref
(i-1)を算出し、その分圧下位置およびロ−ル周速度を
修正する。
【0014】
【作用】上記の伝達関数K(s)で表わされるフィルター
は、iスタンド入側板厚偏差△Hi,i-1/iスタンド間
張力偏差△σ(i-1)およびiスタンド入側板幅偏差△Bi
に対応して、ロ−ル偏心ΔSd(i-1),ΔSdi,入側板
厚偏差ΔH(i-1),入側板幅偏差ΔB(i-1)および変形抵
抗偏差ΔK(i-1)の如何にかかわらず、出側板厚偏差Δ
h(i-1),Δhiおよび出側板幅偏差Δb(i-1)ならびに
圧下位置修正量ΔSrefiおよびロ−ル周速度修正量Δ
Vref(i-1)を最小とする制御出力ΔSrefiおよびΔVr
ef(i-1)を発生するものとなる。
は、iスタンド入側板厚偏差△Hi,i-1/iスタンド間
張力偏差△σ(i-1)およびiスタンド入側板幅偏差△Bi
に対応して、ロ−ル偏心ΔSd(i-1),ΔSdi,入側板
厚偏差ΔH(i-1),入側板幅偏差ΔB(i-1)および変形抵
抗偏差ΔK(i-1)の如何にかかわらず、出側板厚偏差Δ
h(i-1),Δhiおよび出側板幅偏差Δb(i-1)ならびに
圧下位置修正量ΔSrefiおよびロ−ル周速度修正量Δ
Vref(i-1)を最小とする制御出力ΔSrefiおよびΔVr
ef(i-1)を発生するものとなる。
【0015】偏差制御手段が、iスタンド入側板厚偏差
△Hi,i-1/iスタンド間張力偏差△σ(i-1)およびiス
タンド入側板幅偏差△Biならびに該伝達関数K(s)を用
いてiスタンド圧下位置修正量△Srefiおよびi-1スタ
ンドロ−ル周速度修正量△Vref(i-1)を算出し、その分
圧下位置およびロ−ル周速度を修正するので、入側板厚
偏差△Hiは測定が可能なものであるがロ−ル偏心ΔSd
(i-1),ΔSdiは測定が難かしく、仮に測定値が得られ
ても圧下制御への反映は難かしいが、本発明によれば、
ロ−ル偏心ΔSd(i-1),ΔSdiを直接測定することな
く、それらと△Hiによる出側板厚偏差△hiが低減す
る。また、入側板幅偏差ΔBiが変動しても出側板幅偏
差Δbiが低減し、板厚偏差Δhiおよび板幅偏差Δbi
が相互に干渉することなく、共に低減する。
△Hi,i-1/iスタンド間張力偏差△σ(i-1)およびiス
タンド入側板幅偏差△Biならびに該伝達関数K(s)を用
いてiスタンド圧下位置修正量△Srefiおよびi-1スタ
ンドロ−ル周速度修正量△Vref(i-1)を算出し、その分
圧下位置およびロ−ル周速度を修正するので、入側板厚
偏差△Hiは測定が可能なものであるがロ−ル偏心ΔSd
(i-1),ΔSdiは測定が難かしく、仮に測定値が得られ
ても圧下制御への反映は難かしいが、本発明によれば、
ロ−ル偏心ΔSd(i-1),ΔSdiを直接測定することな
く、それらと△Hiによる出側板厚偏差△hiが低減す
る。また、入側板幅偏差ΔBiが変動しても出側板幅偏
差Δbiが低減し、板厚偏差Δhiおよび板幅偏差Δbi
が相互に干渉することなく、共に低減する。
【0016】本発明の他の目的および特徴は、図面を参
照した以下の実施例の説明より明らかになろう。
照した以下の実施例の説明より明らかになろう。
【0017】
【実施例】図1に、本発明を一態様で実施する圧延機の
概要を示す。この例は、本発明により、#1〜#7スタ
ンドでなる熱間タンデム仕上圧延機の第6スタンドと第
7スタンドの圧下位置を調整しかつ第5スタンドと第6
スタンドのロ−ル周速度を調整するようにしたものであ
り、この制御を、コンピュ−タを主体とする偏差制御装
置10が実行する。なお、以下において、汎用表現では
第5スタンドをi-2スタンドと、第6スタンドをi-1スタ
ンドと、第7スタンドをiスタンドと称す。 偏差制御
装置10には、i-1スタンド入側板厚偏差△H(i-1)〔m
m〕,iスタンド入側板厚偏差△Hi,i-2/i-1スタンド
間張力偏差△σ(i-2)〔kgf/mm2〕,i-1/iスタンド間張
力偏差△σ(i-1),i-1スタンド入側板幅偏差△B(i-1)
〔mm〕およびiスタンド入側板幅偏差△Biが与えられ
る。なおスタンド間にはル−パはなく、張力測定器が装
備されている。偏差制御装置10は、これらの入力値を
所定サンプリング周期で繰返し読込んで、図2に示す偏
差制御装置10のブロック内に示す伝達関数K(s)(図1
および図2にはデジタル処理形式でK(z)と示す)を乗
じて、すなわち演算式(MFKs)、より具体的には演算式(F
Ks)、に従って、iスタンド圧下位置修正量△Srefi
〔mm〕,i-1スタンド圧下位置修正量△Sref(i-1),i-1
スタンドロ−ル周速度修正量△Vref(i-1)〔mm/sec〕お
よびi-2スタンドロ−ル周速度修正量△Vref(i-2)を算
出して、これらをそれぞれ、iスタンドの圧下制御装
置,i-1スタンドの圧下制御装置,i-1スタンドのロ−ル
周速制御装置およびi-2スタンドのロ−ル周速制御装置
に、調整指令値として与える。
概要を示す。この例は、本発明により、#1〜#7スタ
ンドでなる熱間タンデム仕上圧延機の第6スタンドと第
7スタンドの圧下位置を調整しかつ第5スタンドと第6
スタンドのロ−ル周速度を調整するようにしたものであ
り、この制御を、コンピュ−タを主体とする偏差制御装
置10が実行する。なお、以下において、汎用表現では
第5スタンドをi-2スタンドと、第6スタンドをi-1スタ
ンドと、第7スタンドをiスタンドと称す。 偏差制御
装置10には、i-1スタンド入側板厚偏差△H(i-1)〔m
m〕,iスタンド入側板厚偏差△Hi,i-2/i-1スタンド
間張力偏差△σ(i-2)〔kgf/mm2〕,i-1/iスタンド間張
力偏差△σ(i-1),i-1スタンド入側板幅偏差△B(i-1)
〔mm〕およびiスタンド入側板幅偏差△Biが与えられ
る。なおスタンド間にはル−パはなく、張力測定器が装
備されている。偏差制御装置10は、これらの入力値を
所定サンプリング周期で繰返し読込んで、図2に示す偏
差制御装置10のブロック内に示す伝達関数K(s)(図1
および図2にはデジタル処理形式でK(z)と示す)を乗
じて、すなわち演算式(MFKs)、より具体的には演算式(F
Ks)、に従って、iスタンド圧下位置修正量△Srefi
〔mm〕,i-1スタンド圧下位置修正量△Sref(i-1),i-1
スタンドロ−ル周速度修正量△Vref(i-1)〔mm/sec〕お
よびi-2スタンドロ−ル周速度修正量△Vref(i-2)を算
出して、これらをそれぞれ、iスタンドの圧下制御装
置,i-1スタンドの圧下制御装置,i-1スタンドのロ−ル
周速制御装置およびi-2スタンドのロ−ル周速制御装置
に、調整指令値として与える。
【0018】伝達関数K(s)は図2に(MKs)式で示すよう
に、この例では4×6個の伝達関数g11〜g61,g12〜
g62,g13〜g63およびg14〜g64で構成され、g11〜
g61の各伝達関数はそれぞれ、(Fks)式に示すように、i
-1スタンドの入側板厚偏差ΔH(i-1),iスタンドの入
側板厚偏差ΔHi,i-2/i-1スタンド間の圧延材張力偏差
σ(i-2),i-1/iスタンド間の圧延材張力偏差Δσ(i-
1),i-1スタンド入側板幅偏差ΔB(i-1)およびiスタン
ド入側板幅偏差ΔBi(以下入力パラメ−タと称す)の
それぞれからiスタンドの圧下修正量ΔSrefiへの伝
達関数であり、i-1スタンドの入側板厚偏差ΔH(i-1)か
らiスタンドの圧下修正量ΔSrefiへの伝達関数gij
(i=1〜6,j=1〜4)は、
に、この例では4×6個の伝達関数g11〜g61,g12〜
g62,g13〜g63およびg14〜g64で構成され、g11〜
g61の各伝達関数はそれぞれ、(Fks)式に示すように、i
-1スタンドの入側板厚偏差ΔH(i-1),iスタンドの入
側板厚偏差ΔHi,i-2/i-1スタンド間の圧延材張力偏差
σ(i-2),i-1/iスタンド間の圧延材張力偏差Δσ(i-
1),i-1スタンド入側板幅偏差ΔB(i-1)およびiスタン
ド入側板幅偏差ΔBi(以下入力パラメ−タと称す)の
それぞれからiスタンドの圧下修正量ΔSrefiへの伝
達関数であり、i-1スタンドの入側板厚偏差ΔH(i-1)か
らiスタンドの圧下修正量ΔSrefiへの伝達関数gij
(i=1〜6,j=1〜4)は、
【0019】
【数1】
【0020】である。sはラプラスの演算子、この実施
例ではn=12である。
例ではn=12である。
【0021】次に、伝達関数K(s)(のデジタル処理形式
のK(z))の、偏差制御装置10に設定するまでの導出
過程を説明する。圧延材のスタンド間の移送を考える
と、板厚,板幅および変形抵抗に関しては、
のK(z))の、偏差制御装置10に設定するまでの導出
過程を説明する。圧延材のスタンド間の移送を考える
と、板厚,板幅および変形抵抗に関しては、
【0022】
【数2】
【0023】なる関係が成り立っている。Liはiスタ
ンドと(i+1)スタンド間の移送時間〔sec〕であり、Δ
Kiは変形抵抗偏差〔kgf/mm2〕である。そこで、むだ時
間要素に関して、
ンドと(i+1)スタンド間の移送時間〔sec〕であり、Δ
Kiは変形抵抗偏差〔kgf/mm2〕である。そこで、むだ時
間要素に関して、
【0024】
【数3】
【0025】なるパデ近似を施せば、
【0026】
【数4】
【0027】となる。ここで、ΔHtiおよびΔBtiは時
間t前のΔHiおよびΔHi、ΔKTiは時間Li〔sec〕前
のΔKiであり、これらはスタンド間を移送されている
ことを表わすために導入した状態量である。
間t前のΔHiおよびΔHi、ΔKTiは時間Li〔sec〕前
のΔKiであり、これらはスタンド間を移送されている
ことを表わすために導入した状態量である。
【0028】いま上記(Tr6)〜(Tr11)式で表わす移送が
あるものとして、状態方程式及び観測方程式を次のよう
に決定する。なお以下では、図1に示すように、iスタ
ンドを#7スタンドとし、i−1スタンドを#6スタン
ドとし、i−2スタンドを#5スタンドとして説明す
る。すなわちi=7,i−1=6,i−2=5の、スタ
ンドNo.数字7,6,5を用いて説明する。
あるものとして、状態方程式及び観測方程式を次のよう
に決定する。なお以下では、図1に示すように、iスタ
ンドを#7スタンドとし、i−1スタンドを#6スタン
ドとし、i−2スタンドを#5スタンドとして説明す
る。すなわちi=7,i−1=6,i−2=5の、スタ
ンドNo.数字7,6,5を用いて説明する。
【0029】
【数5】
【0030】
【数6】
【0031】
【数7】
【0032】
【数8】
【0033】
【数9】
【0034】
【数10】
【0035】
【数11】
【0036】
【数12】
【0037】
【数13】
【0038】
【数14】
【0039】
【数15】
【0040】
【数16】
【0041】
【数17】
【0042】
【数18】
【0043】
【数19】
【0044】ここで、各変数の詳細は、次に示すとおり
である。
である。
【0045】状態量xpの詳細(5,6,7:3スタン
ドの場合) ΔS5 :#5圧下位置偏差 ΔS6 :#6圧下位置偏差 ΔS7 :#7圧下位置偏差 Δσ5 :#5ー#6間単位張力偏差 Δσ6 :#5ー#6間単位張力偏差 ΔVn5 :#5スタンド中立点速度偏差 ΔVn6 :#6スタンド中立点速度偏差 ΔVn7 :#7スタンド中立点速度偏差 ΔVc5 :#5中立点速度リファレンス偏差と中立
点速度偏差の差 ΔVc6 :#6中立点速度リファレンス偏差と中立
点速度偏差の差 ΔVc7 :#7中立点速度リファレンス偏差と中立
点速度偏差の差 ΔHt6 :#5ー#6間移送板厚偏差 ΔHt7 :#6ー#7間移送板厚偏差 ΔBt6 :#5ー#6間移送板厚偏差 ΔBt7 :#6ー#7間移送板厚偏差 ΔKt6 :#5ー#6間移送板厚偏差 ΔKt7 :#6ー#7間移送板厚偏差 制御量zpの詳細(5,6,7:3スタンドの場合) Δh6 :#6出側板厚偏差 Δh7 :#7出側板厚偏差 Δb6 :#6出側板幅偏差 Δb7 :#7出側板幅偏差 ΔSref6 :#6圧下リファレンス変更量 ΔSref7 :#7圧下リファレンス変更量 ΔVref5 :#5ロール周速リファレンス変更量 ΔVref6 :#6ロール周速リファレンス変更量 観測変数ypの詳細(5,6,7:3スタンドの場合) ΔH6 :#6入側板厚偏差 ΔH7 :#7入側板厚偏差 Δσ5 :#5ー#6間単位張力偏差 Δσ6 :#6ー#7間単位張力偏差 ΔB6 :#6入側板幅偏差 ΔB7 :#7入側板幅偏差 制御入力変数upの詳細(5,6,7:3スタンドの場
合) ΔSref6 :#6圧下リファレンス変更量 ΔSref7 :#7圧下リファレンス変更量 ΔVref5 :#5ロール周速リファレンス変更量 ΔVref6 :#6ロール周速リファレンス変更量 外乱入力変数uwの詳細(5,6,7:3スタンドの場
合) ΔSd5 :#5ロール偏芯外乱 ΔSd6 :#6ロール偏芯外乱 ΔSd7 :#7ロール偏芯外乱 ΔH5 :#5入側板厚偏差 ΔK5 :#5変形抵抗偏差(スキッドマーク) ΔB5 :#5入側板幅偏差 添字pは制御対象(plant)を意味する。後に外乱を意味
する添字w及び拡大系を意味する添字aとは区別する。
ドの場合) ΔS5 :#5圧下位置偏差 ΔS6 :#6圧下位置偏差 ΔS7 :#7圧下位置偏差 Δσ5 :#5ー#6間単位張力偏差 Δσ6 :#5ー#6間単位張力偏差 ΔVn5 :#5スタンド中立点速度偏差 ΔVn6 :#6スタンド中立点速度偏差 ΔVn7 :#7スタンド中立点速度偏差 ΔVc5 :#5中立点速度リファレンス偏差と中立
点速度偏差の差 ΔVc6 :#6中立点速度リファレンス偏差と中立
点速度偏差の差 ΔVc7 :#7中立点速度リファレンス偏差と中立
点速度偏差の差 ΔHt6 :#5ー#6間移送板厚偏差 ΔHt7 :#6ー#7間移送板厚偏差 ΔBt6 :#5ー#6間移送板厚偏差 ΔBt7 :#6ー#7間移送板厚偏差 ΔKt6 :#5ー#6間移送板厚偏差 ΔKt7 :#6ー#7間移送板厚偏差 制御量zpの詳細(5,6,7:3スタンドの場合) Δh6 :#6出側板厚偏差 Δh7 :#7出側板厚偏差 Δb6 :#6出側板幅偏差 Δb7 :#7出側板幅偏差 ΔSref6 :#6圧下リファレンス変更量 ΔSref7 :#7圧下リファレンス変更量 ΔVref5 :#5ロール周速リファレンス変更量 ΔVref6 :#6ロール周速リファレンス変更量 観測変数ypの詳細(5,6,7:3スタンドの場合) ΔH6 :#6入側板厚偏差 ΔH7 :#7入側板厚偏差 Δσ5 :#5ー#6間単位張力偏差 Δσ6 :#6ー#7間単位張力偏差 ΔB6 :#6入側板幅偏差 ΔB7 :#7入側板幅偏差 制御入力変数upの詳細(5,6,7:3スタンドの場
合) ΔSref6 :#6圧下リファレンス変更量 ΔSref7 :#7圧下リファレンス変更量 ΔVref5 :#5ロール周速リファレンス変更量 ΔVref6 :#6ロール周速リファレンス変更量 外乱入力変数uwの詳細(5,6,7:3スタンドの場
合) ΔSd5 :#5ロール偏芯外乱 ΔSd6 :#6ロール偏芯外乱 ΔSd7 :#7ロール偏芯外乱 ΔH5 :#5入側板厚偏差 ΔK5 :#5変形抵抗偏差(スキッドマーク) ΔB5 :#5入側板幅偏差 添字pは制御対象(plant)を意味する。後に外乱を意味
する添字w及び拡大系を意味する添字aとは区別する。
【0046】また各変数の詳細は、請求項2に規定した
発明を実施するように、例えば5,6,7スタンドの3
つのスタンドを用いて制御を行う場合について記述して
いる。請求項1に規定する発明を実施するように、例え
ば6,7スタンドの2スタンドを実施するときの変数の
詳細は次に示すとおりである。
発明を実施するように、例えば5,6,7スタンドの3
つのスタンドを用いて制御を行う場合について記述して
いる。請求項1に規定する発明を実施するように、例え
ば6,7スタンドの2スタンドを実施するときの変数の
詳細は次に示すとおりである。
【0047】状態量xpの詳細(6,7:2スタンドの
場合) ΔS6 :#6圧下位置偏差 ΔS7 :#7圧下位置偏差 Δσ6 :#5ー#6間単位張力偏差 ΔVn6 :#6スタンド中立点速度偏差 ΔVn7 :#7スタンド中立点速度偏差 ΔVc6 :#6中立点速度リファレンス偏差と中立
点速度偏差の差 ΔVc7 :#7中立点速度リファレンス偏差と中立
点速度偏差の差 ΔHt7 :#6ー#7間移送板厚偏差 ΔBt7 :#6ー#7間移送板厚偏差 ΔKt7 :#6ー#7間移送板厚偏差 制御量zpの詳細(6,7:2スタンドの場合) Δh7 :#7出側板厚偏差 Δb7 :#7出側板幅偏差 ΔSref7 :#7圧下リファレンス変更量 ΔVref6 :#6ロール周速リファレンス変更量 観測変数ypの詳細(6,7スタンドの場合) ΔH7 :#7入側板厚偏差 Δσ6 :#6ー#7間単位張力偏差 ΔB7 :#7入側板幅偏差 制御入力変数upの詳細(6,7スタンドの場合) ΔSref7 :#7圧下リファレンス変更量 ΔVref6 :#6ロール周速リファレンス変更量 外乱入力変数uwの詳細(6,7スタンドの場合) ΔSd6 :#6ロール偏芯外乱 ΔSd7 :#7ロール偏芯外乱 ΔH6 :#6入側板厚偏差 ΔK6 :#6変形抵抗偏差(スキッドマーク) ΔB6 :#6入側板幅偏差 また、外乱の特性は、外乱の状態xw,外乱入力uw,外
乱変数w及びシステムマトリクスAw,Bw,Cw,Dwを
用いて、
場合) ΔS6 :#6圧下位置偏差 ΔS7 :#7圧下位置偏差 Δσ6 :#5ー#6間単位張力偏差 ΔVn6 :#6スタンド中立点速度偏差 ΔVn7 :#7スタンド中立点速度偏差 ΔVc6 :#6中立点速度リファレンス偏差と中立
点速度偏差の差 ΔVc7 :#7中立点速度リファレンス偏差と中立
点速度偏差の差 ΔHt7 :#6ー#7間移送板厚偏差 ΔBt7 :#6ー#7間移送板厚偏差 ΔKt7 :#6ー#7間移送板厚偏差 制御量zpの詳細(6,7:2スタンドの場合) Δh7 :#7出側板厚偏差 Δb7 :#7出側板幅偏差 ΔSref7 :#7圧下リファレンス変更量 ΔVref6 :#6ロール周速リファレンス変更量 観測変数ypの詳細(6,7スタンドの場合) ΔH7 :#7入側板厚偏差 Δσ6 :#6ー#7間単位張力偏差 ΔB7 :#7入側板幅偏差 制御入力変数upの詳細(6,7スタンドの場合) ΔSref7 :#7圧下リファレンス変更量 ΔVref6 :#6ロール周速リファレンス変更量 外乱入力変数uwの詳細(6,7スタンドの場合) ΔSd6 :#6ロール偏芯外乱 ΔSd7 :#7ロール偏芯外乱 ΔH6 :#6入側板厚偏差 ΔK6 :#6変形抵抗偏差(スキッドマーク) ΔB6 :#6入側板幅偏差 また、外乱の特性は、外乱の状態xw,外乱入力uw,外
乱変数w及びシステムマトリクスAw,Bw,Cw,Dwを
用いて、
【0048】
【数20】
【0049】で与えられる。ただし、システムマトリク
スAw,Bw,Cw,Dwは、外乱の動特性を例えば一次系
で以下のように近似して構築する。例えば#5スタンド
のロ−ル偏心外乱が3〔rad/s〕以上の周波数帯域で顕
著である場合、その周波数特性を、
Gsd=(s+1)/(s+3) =〔−2/(s+3)〕+1 ・・・(20) といった3〔dB〕以上で一定のゲインを有する伝達関数
で表現し、これをさらに、
スAw,Bw,Cw,Dwは、外乱の動特性を例えば一次系
で以下のように近似して構築する。例えば#5スタンド
のロ−ル偏心外乱が3〔rad/s〕以上の周波数帯域で顕
著である場合、その周波数特性を、
Gsd=(s+1)/(s+3) =〔−2/(s+3)〕+1 ・・・(20) といった3〔dB〕以上で一定のゲインを有する伝達関数
で表現し、これをさらに、
【0050】
【数21】
【0051】といった状態変数表現に表現しなおす。こ
のように残りの#6スタンドのロ−ル偏心外乱,#7ス
タンドのロ−ル偏心外乱,#5スタンドの変形抵抗外乱
(スキッドマ−ク外乱),#5スタンドの板幅外乱の特
性を同様な状態変数表現の形で求め、これらすべてをま
とめた拡大系をつくれば、(18)式および(19)式を表わす
ものができる。
のように残りの#6スタンドのロ−ル偏心外乱,#7ス
タンドのロ−ル偏心外乱,#5スタンドの変形抵抗外乱
(スキッドマ−ク外乱),#5スタンドの板幅外乱の特
性を同様な状態変数表現の形で求め、これらすべてをま
とめた拡大系をつくれば、(18)式および(19)式を表わす
ものができる。
【0052】さらに、この外乱特性状態方程式と(1)〜
(3)式で表わされる圧延プロセスの状態方程式を組み合
わせた拡大系を作ると、以下のようになる。
(3)式で表わされる圧延プロセスの状態方程式を組み合
わせた拡大系を作ると、以下のようになる。
【0053】
【数22】
【0054】ただし、xaを拡大系の状態変数とし、za
を拡大系の評価変数とし、uwを外乱入力とし、yaを観
測変数とし、upを制御入力とする。さらに、システム
マトリクスを、
を拡大系の評価変数とし、uwを外乱入力とし、yaを観
測変数とし、upを制御入力とする。さらに、システム
マトリクスを、
【0055】
【数23】
【0056】とする。偏差制御装置10を除く図1に示
す圧延システムを、この拡大系P(s)で表わすと、図3
に示すものとなる。
す圧延システムを、この拡大系P(s)で表わすと、図3
に示すものとなる。
【0057】ここで、uwからza迄の伝達関数Gxw(s)
に関して、H∞理論を適用して、
に関して、H∞理論を適用して、
【0058】
【数24】
【0059】となる伝達関数K(s)を求めて、これを偏
差制御装置10に設定する。上述のシステムマトリクス
A,B1,B2,C1,C2,D11,D12,D21,D22を与
えれば、(35)式を満す6入力4出力の補償器K(s)は、m
atalb等の制御系設計CADの利用により簡単に算出でき
る。H∞理論を用いた場合、条件を満たす補償器K(s)
は、状態変数表現のマトリクスにより与えられる。すな
わち、解としては、補償器のシステムマトリクス
(Acp,Bcp,Ccp,Dcp)が与えられるが、これは、
補償器の状態をxcとし、観測変数yaを入力として、制
御入力upを計算することを意味する。具体的には、
差制御装置10に設定する。上述のシステムマトリクス
A,B1,B2,C1,C2,D11,D12,D21,D22を与
えれば、(35)式を満す6入力4出力の補償器K(s)は、m
atalb等の制御系設計CADの利用により簡単に算出でき
る。H∞理論を用いた場合、条件を満たす補償器K(s)
は、状態変数表現のマトリクスにより与えられる。すな
わち、解としては、補償器のシステムマトリクス
(Acp,Bcp,Ccp,Dcp)が与えられるが、これは、
補償器の状態をxcとし、観測変数yaを入力として、制
御入力upを計算することを意味する。具体的には、
【0060】
【数25】
【0061】で表わされる動的補償器である。従って、
これらのマトリクスから、ラプラス演算子sを用いて、
これらのマトリクスから、ラプラス演算子sを用いて、
【0062】
【数26】
【0063】と計算すれば、6入力4出力の伝達関数行
列K(s)、すなわち図2に示す24個の伝達関数g11〜
g64が求まる。さらに、各々のラプラスの演算子sに、 s=2・(z−1)/〔T・(z+1)〕 ・・・(39) の変換を施こせば、連続系の補償器がサンプリング周期
T〔sec〕のデジタル系の補償器K(z)に変換される。こ
こでzはシフトオペレータである。
列K(s)、すなわち図2に示す24個の伝達関数g11〜
g64が求まる。さらに、各々のラプラスの演算子sに、 s=2・(z−1)/〔T・(z+1)〕 ・・・(39) の変換を施こせば、連続系の補償器がサンプリング周期
T〔sec〕のデジタル系の補償器K(z)に変換される。こ
こでzはシフトオペレータである。
【0064】次に、上述の伝達関数K(s)及びK(z)の具
体例を示す。
体例を示す。
【0065】1.全体の拡大系のシステムマトリックス
A,B1,B2,C1,C2,D11,D12,D21,D22(*は乗算記号)。
A,B1,B2,C1,C2,D11,D12,D21,D22(*は乗算記号)。
【0066】 A= 1.0e+03 * Columns 1 through 7 (マトリクスAの第1〜7欄/以下同様) -0.0100 0 0 0 0 0 0 0 -0.0150 0 0 0 0 0 0 0 -0.0200 0 0 0 0 0 0 0 -0.0010 0 0 0 0 0 0 0 -0.0010 0 0 0 0 0 0 0 -0.0010 0 -0.0016 0 0 0.0023 0.0001 0.0000 -0.0067 0.0010 -0.0023 0 -0.0014 -0.0001 -0.0000 0.0084 0 0 0 0 0.0040 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 -0.1522 0 0 0.1122 -0.0339 0.0001 -1.3028 0.0987 -0.4181 0 -0.1449 0.0263 -0.0001 0.8445 0 0 0 -1.5758 -0.0539 -0.0010 0 -0.6814 0 0 1.0006 0.0653 0.0006 -5.8323 0.4279 -0.9911 0 -0.6284 -0.0578 -0.0004 3.6629 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 -0.0040 0 0 Columns 8 through 14 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0.0001 0 0 -0.0067 0.0001 0.0000 -0.0000 -0.0001 0.0001 0 0 -0.0067 0 0 0 0 0 0 0 -0.0067 0.0133 0 0 0 0 0 0 -0.0067 0 0 0 0 0 0 0 -0.1000 0 0 0 0 0 0 0 -0.1000 0 0 0 0 0 0 0 -0.1000 0 0.2293 0.0000 -0.0000 0.0463 0.1000 0 -2.4570 -0.1043 0.0005 -0.0005 -0.0066 0.0527 0.1274 0 0 0 0 0.6174 0 0 0 -0.1034 -0.0018 0.0018 0.0454 0.6505 0 -5.8249 0.1212 0.0011 -0.0021 -0.0285 0.0283 0.6029 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0.0133 0 0 0 0 0 Columns 15 through 21 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 -0.0000 0 0 0 0 0 0 -0.0000 -0.0000 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 -0.0010 -0.0000 0 0 0 0 0 0.0010 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 -0.0102 -0.0009 -0.0003 0.0002 0 0 0 0.0000 -0.0098 0 -0.0003 0.0002 0 0 -0.0921 0 -0.0210 0 0 0.2250 0 0.1377 -0.1001 0 -0.0210 0 0 0.2250 -0.0006 0.1332 0 0 -0.0210 0 0 0 0 -0.0010 0 0 0 0 0 0 0 -0.0010 0 0 0 0 0 0 0 -0.0010 0 0 Columns 22 through 23 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0.2252 0 0 0 0 0.2250 -0.0562 0 0 0 0 0 0 0 -0.0067。
【0067】 B1= 1.0000 0 0 0 0 0 0 1.0000 0 0 0 0 0 0 1.0000 0 0 0 0 0 0 1.0000 0 0 0 0 0 0 1.0000 0 0 0 0 0 0 1.0000 0.2077 0 0 0.5719 0.0196 0.0003 -0.1306 0.1945 0 -0.3596 -0.0235 -0.0002 0 0 0 0 1.0000 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 20.2938 0 0 28.0492 -8.4813 0.0339 -13.1511 35.8331 0 -36.2212 6.5810 -0.0220 0 0 0-393.9597 -13.4740 -0.2392 90.8507 0 0 250.1480 16.3140 0.1519 -57.0575 84.9516 0-157.1020 -14.4615 -0.0954 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 -1.0000 0。
【0068】
【0069】 C1= Columns 1 through 7 0.9796 -2.2687 0 -1.4384 -0.0938 -0.0009 8.3845 -0.6742 1.5616 -3.2577 0.9901 0.0911 0.0006 -5.7712 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 Columns 8 through 14 0 0.1487 0.0026 -0.0026 -0.0653 0.0648 0 9.1776 -0.1909 -0.0018 0.0033 0.0449 0.0446 0.0501 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 Columns 15 through 21 -0.0016 -0.0014 0 0 0 0 0 0.0010 -0.0009 0 0 0 0 0 1.0000 0 0 0 0 0 0 0 1.0000 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 Columns 22 through 23 0 0 0 0.0886 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0。
【0070】 C2= Columns 1 through 7 1.5577 0 0 -2.2875 -0.0782 -0.0014 13.3333 -0.9796 2.2687 0 1.4384 0.0938 0.0009 -8.3845 0 0 0 0 0 4.0000 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 Columns 8 through 14 0 0 0 0 -0.1038 0 0 13.3333 -0.1487 -0.0026 0.0026 0.0653 -0.0648 0 0 0 0 0 0 0 -0.0977 0 0 13.3333 -13.3333 0 0 0 0 0 13.3333 -13.3333 0 0 0 0 0 0 13.3333 0 0 0 Columns 15 through 21 0.0024 0 0 0 0 0 0 0.0016 0.0014 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0.9360 -0.0272 0 0 0 0 0 1.0000 0.0368 0 0 0 0 0 -1.0000 0 0 0 0 0 0 Columns 22 through 23 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0。
【0071】 D11= -0.1306 0.1945 0 -0.3596 -0.0235 -0.0002 0.0899 -0.1338 0.2005 0.2475 0.0228 0.0002 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0。
【0072】
【0073】 D21= -0.2077 0 0 -0.5719 -0.0196 -0.0003 0.1306 -0.1945 0 0.3596 0.0235 0.0002 0 0 0 0 0 1.0000 0.0000 0 0.0000 0.0000 0 0 0 0.0000 0 0 0 0 0 0 0.0000 0 0 0。
【0074】
【0075】2.制御系設計CADを用いて算出した補
償器のシステムマトリックス Acp= 1.0e+08 * Columns 1 through 7 0.0042 0.0000 0.0065 0.0456 0.2269 -0.0035 0.0008 -0.0002 -0.0000 -0.0003 -0.0022 -0.0107 0.0002 -0.0000 -0.0351 -0.0002 -0.0554 -0.3865 -1.9158 0.0307 -0.0065 -0.0027 -0.0000 -0.0030 -0.0257 -0.1438 0.0001 -0.0007 0.0023 0.0000 0.0034 0.0246 0.1247 -0.0017 0.0004 0.0816 0.0004 0.1303 0.9027 4.4542 0.0741 0.0149 -0.0206 -0.0001 -0.0328 -0.2274 -1.1229 0.0186 -0.0038 -0.0301 -0.0002 -0.0475 -0.3313 -1.6436 0.0262 -0.0056 -0.0159 -0.0001 -0.0271 -0.1809 -0.8704 0.0175 -0.0027 -0.0172 -0.0001 -0.0283 -0.1925 -0.9383 0.0172 -0.0030 0.0652 0.0004 0.1050 0.7241 3.5622 -0.0607 0.0018 -0.0158 -0.0001 -0.0260 -0.1768 -0.8617 0.0157 -0.0028 0.0102 0.0001 0.0162 0.1126 0.5567 -0.0091 0.0018 -0.0266 -0.0001 -0.0439 -0.2985 -1.4548 0.0266 -0.0047 0.0255 0.0001 0.0424 0.2870 1.3928 -0.0262 0.0045 0.0001 0.0000 0.0002 0.0012 0.0046 -0.0003 -0.0001 -0.0163 -0.0001 -0.0261 -0.1809 -0.8920 0.0149 -0.0030 0.0156 0.0001 0.0254 0.1739 0.8512 -0.0150 0.0028 -0.0161 -0.0001 -0.0251 -0.1761 -0.8777 0.0134 -0.0031 -0.0382 -0.0002 -0.0609 -0.4221 -2.0846 0.0344 -0.0070 0.0112 0.0001 0.0178 0.1237 0.6116 -0.0100 0.0021 -0.0976 -0.0005 -0.1584 -1.0869 -5.3291 0.0932 -0.0176 -0.0004 -0.0000 -0.0006 -0.0044 -0.0216 0.0004 -0.0001 Columns 8 through 14 0.0059 0.0066 -0.0025 0.0000 0.0041 -0.0020 -0.0001 -0.0003 -0.0003 0.0001 -0.0000 -0.0002 0.0001 0.0000 -0.0528 -0.0577 0.0225 -0.0010 -0.0366 0.0180 0.0011 0.0014 0.0002 -0.0007 0.0014 0.0019 -0.0008 0.0001 0.0026 0.0031 -0.0011 -0.0002 0.0017 -0.0008 -0.0001 0.1294 0.1397 -0.0553 0.0040 0.0908 -0.0446 -0.0025 -0.0324 -0.0350 0.0138 -0.0010 -0.0227 0.0111 0.0006 -0.0449 -0.0492 0.0191 -0.0007 -0.0310 0.0153 0.0009 -0.0325 -0.0334 0.0140 -0.0027 -0.0241 0.0116 0.0005 -0.0311 -0.0326 0.0133 -0.0019 -0.0225 0.0109 0.0005 0.1069 0.1146 -0.0458 0.0042 0.0756 -0.0370 -0.0020 -0.0285 -0.0299 0.0122 -0.0017 -0.0206 -0.0100 0.0005 0.0158 0.0172 -0.0067 0.0004 0.0111 -0.0054 -0.0003 -0.0481 -0.0506 0.0207 -0.0029 -0.0348 0.0169 0.0008 0.0479 0.0500 -0.0206 0.0032 0.0349 -0.0169 -0.0008 0.0006 0.0005 -0.0002 0.0002 0.0005 -0.0002 -0.0000 -0.0261 -0.0281 0.0111 -0.0009 -0.0183 0.0090 0.0005 0.0268 0.0285 -0.0115 0.0013 0.0192 -0.0094 -0.0005 -0.0227 -0.0252 0.0097 -0.0000 -0.0154 0.0076 0.0005 -0.0060 -0.0649 0.0257 -0.0017 -0.0420 0.0206 0.0012 0.0174 0.0188 -0.0074 0.0004 0.0121 -0.0060 -0.0003 -0.1658 -0.1764 0.0711 -0.0077 -0.1182 0.0577 0.0031 -0.0007 -0.0007 0.0003 -0.0000 -0.0005 0.0002 0.0000 Columns 15 through 21 -0.0109 -0.0006 -0.0095 0.0009 -0.0015 -0.0021 0.0011 0.0006 0.0003 0.0005 -0.0000 0.0001 0.0001 -0.0001 0.0982 0.0589 0.0855 -0.0082 0.0137 0.0192 -0.0101 -0.0045 -0.0027 -0.0039 0.0004 -0.0006 -0.0009 0.0005 -0.0046 -0.0027 -0.0040 0.0004 -0.0006 -0.0009 0.0005 -0.2430 -0.1456 -0.2116 0.0202 -0.0340 -0.0475 0.0251 0.0607 0.0364 0.0529 -0.0050 0.0085 0.0119 -0.0063 0.0834 0.0500 0.0726 -0.0069 0.0117 0.0163 -0.0086 0.0636 0.0381 0.0553 -0.0053 0.0089 0.0124 -0.0066 0.0597 0.0357 0.0519 -0.0050 0.0083 0.0117 -0.0062 -0.2020 -0.1211 -0.1759 0.0168 -0.0283 -0.0395 0.0208 0.0546 0.0327 0.0476 -0.0045 0.0076 0.0107 -0.0056 -0.0297 -0.0178 -0.0258 0.0025 -0.0041 -0.0058 0.0031 0.0924 0.0554 0.0804 -0.0077 0.0129 0.0181 -0.0095 -0.0925 -0.0554 -0.0805 0.0077 -0.0129 -0.0181 0.0095 -0.0013 -0.0008 -0.0011 0.0001 -0.0002 -0.0003 0.0001 0.0491 0.0294 0.0427 -0.0041 0.0069 0.0096 -0.0051 -0.0511 -0.0306 -0.0445 0.0042 -0.0071 -0.0100 0.0053 0.0416 0.0249 0.0362 -0.0035 0.0058 0.0081 -0.0043 0.1124 0.0674 0.0979 -0.0093 0.0157 0.0220 -0.0116 -0.0325 -0.0195 -0.0283 0.0027 -0.0045 -0.0063 0.0033 0.3151 0.1888 0.2743 -0.0262 0.0441 0.0615 -0.0325 0.0013 0.0007 0.0011 -0.0001 0.0002 0.0002 -0.0001 Columns 22 through 23 -0.0005 0.0000 0.0000 -0.0000 0.0041 -0.0000 -0.0002 0.0000 -0.0002 0.0000 -0.0102 0.0000 0.0025 -0.0000 0.0035 -0.0000 0.0027 -0.0000 0.0025 -0.0000 -0.0084 0.0000 0.0023 -0.0000 -0.0012 0.0000 0.0039 -0.0000 -0.0039 0.0000 -0.0001 0.0000 0.0021 -0.0000 -0.0021 0.0000 0.0017 -0.0000 0.0047 -0.0000 -0.0014 0.0000 0.0132 -0.0000 0.0001 -0.0000。
償器のシステムマトリックス Acp= 1.0e+08 * Columns 1 through 7 0.0042 0.0000 0.0065 0.0456 0.2269 -0.0035 0.0008 -0.0002 -0.0000 -0.0003 -0.0022 -0.0107 0.0002 -0.0000 -0.0351 -0.0002 -0.0554 -0.3865 -1.9158 0.0307 -0.0065 -0.0027 -0.0000 -0.0030 -0.0257 -0.1438 0.0001 -0.0007 0.0023 0.0000 0.0034 0.0246 0.1247 -0.0017 0.0004 0.0816 0.0004 0.1303 0.9027 4.4542 0.0741 0.0149 -0.0206 -0.0001 -0.0328 -0.2274 -1.1229 0.0186 -0.0038 -0.0301 -0.0002 -0.0475 -0.3313 -1.6436 0.0262 -0.0056 -0.0159 -0.0001 -0.0271 -0.1809 -0.8704 0.0175 -0.0027 -0.0172 -0.0001 -0.0283 -0.1925 -0.9383 0.0172 -0.0030 0.0652 0.0004 0.1050 0.7241 3.5622 -0.0607 0.0018 -0.0158 -0.0001 -0.0260 -0.1768 -0.8617 0.0157 -0.0028 0.0102 0.0001 0.0162 0.1126 0.5567 -0.0091 0.0018 -0.0266 -0.0001 -0.0439 -0.2985 -1.4548 0.0266 -0.0047 0.0255 0.0001 0.0424 0.2870 1.3928 -0.0262 0.0045 0.0001 0.0000 0.0002 0.0012 0.0046 -0.0003 -0.0001 -0.0163 -0.0001 -0.0261 -0.1809 -0.8920 0.0149 -0.0030 0.0156 0.0001 0.0254 0.1739 0.8512 -0.0150 0.0028 -0.0161 -0.0001 -0.0251 -0.1761 -0.8777 0.0134 -0.0031 -0.0382 -0.0002 -0.0609 -0.4221 -2.0846 0.0344 -0.0070 0.0112 0.0001 0.0178 0.1237 0.6116 -0.0100 0.0021 -0.0976 -0.0005 -0.1584 -1.0869 -5.3291 0.0932 -0.0176 -0.0004 -0.0000 -0.0006 -0.0044 -0.0216 0.0004 -0.0001 Columns 8 through 14 0.0059 0.0066 -0.0025 0.0000 0.0041 -0.0020 -0.0001 -0.0003 -0.0003 0.0001 -0.0000 -0.0002 0.0001 0.0000 -0.0528 -0.0577 0.0225 -0.0010 -0.0366 0.0180 0.0011 0.0014 0.0002 -0.0007 0.0014 0.0019 -0.0008 0.0001 0.0026 0.0031 -0.0011 -0.0002 0.0017 -0.0008 -0.0001 0.1294 0.1397 -0.0553 0.0040 0.0908 -0.0446 -0.0025 -0.0324 -0.0350 0.0138 -0.0010 -0.0227 0.0111 0.0006 -0.0449 -0.0492 0.0191 -0.0007 -0.0310 0.0153 0.0009 -0.0325 -0.0334 0.0140 -0.0027 -0.0241 0.0116 0.0005 -0.0311 -0.0326 0.0133 -0.0019 -0.0225 0.0109 0.0005 0.1069 0.1146 -0.0458 0.0042 0.0756 -0.0370 -0.0020 -0.0285 -0.0299 0.0122 -0.0017 -0.0206 -0.0100 0.0005 0.0158 0.0172 -0.0067 0.0004 0.0111 -0.0054 -0.0003 -0.0481 -0.0506 0.0207 -0.0029 -0.0348 0.0169 0.0008 0.0479 0.0500 -0.0206 0.0032 0.0349 -0.0169 -0.0008 0.0006 0.0005 -0.0002 0.0002 0.0005 -0.0002 -0.0000 -0.0261 -0.0281 0.0111 -0.0009 -0.0183 0.0090 0.0005 0.0268 0.0285 -0.0115 0.0013 0.0192 -0.0094 -0.0005 -0.0227 -0.0252 0.0097 -0.0000 -0.0154 0.0076 0.0005 -0.0060 -0.0649 0.0257 -0.0017 -0.0420 0.0206 0.0012 0.0174 0.0188 -0.0074 0.0004 0.0121 -0.0060 -0.0003 -0.1658 -0.1764 0.0711 -0.0077 -0.1182 0.0577 0.0031 -0.0007 -0.0007 0.0003 -0.0000 -0.0005 0.0002 0.0000 Columns 15 through 21 -0.0109 -0.0006 -0.0095 0.0009 -0.0015 -0.0021 0.0011 0.0006 0.0003 0.0005 -0.0000 0.0001 0.0001 -0.0001 0.0982 0.0589 0.0855 -0.0082 0.0137 0.0192 -0.0101 -0.0045 -0.0027 -0.0039 0.0004 -0.0006 -0.0009 0.0005 -0.0046 -0.0027 -0.0040 0.0004 -0.0006 -0.0009 0.0005 -0.2430 -0.1456 -0.2116 0.0202 -0.0340 -0.0475 0.0251 0.0607 0.0364 0.0529 -0.0050 0.0085 0.0119 -0.0063 0.0834 0.0500 0.0726 -0.0069 0.0117 0.0163 -0.0086 0.0636 0.0381 0.0553 -0.0053 0.0089 0.0124 -0.0066 0.0597 0.0357 0.0519 -0.0050 0.0083 0.0117 -0.0062 -0.2020 -0.1211 -0.1759 0.0168 -0.0283 -0.0395 0.0208 0.0546 0.0327 0.0476 -0.0045 0.0076 0.0107 -0.0056 -0.0297 -0.0178 -0.0258 0.0025 -0.0041 -0.0058 0.0031 0.0924 0.0554 0.0804 -0.0077 0.0129 0.0181 -0.0095 -0.0925 -0.0554 -0.0805 0.0077 -0.0129 -0.0181 0.0095 -0.0013 -0.0008 -0.0011 0.0001 -0.0002 -0.0003 0.0001 0.0491 0.0294 0.0427 -0.0041 0.0069 0.0096 -0.0051 -0.0511 -0.0306 -0.0445 0.0042 -0.0071 -0.0100 0.0053 0.0416 0.0249 0.0362 -0.0035 0.0058 0.0081 -0.0043 0.1124 0.0674 0.0979 -0.0093 0.0157 0.0220 -0.0116 -0.0325 -0.0195 -0.0283 0.0027 -0.0045 -0.0063 0.0033 0.3151 0.1888 0.2743 -0.0262 0.0441 0.0615 -0.0325 0.0013 0.0007 0.0011 -0.0001 0.0002 0.0002 -0.0001 Columns 22 through 23 -0.0005 0.0000 0.0000 -0.0000 0.0041 -0.0000 -0.0002 0.0000 -0.0002 0.0000 -0.0102 0.0000 0.0025 -0.0000 0.0035 -0.0000 0.0027 -0.0000 0.0025 -0.0000 -0.0084 0.0000 0.0023 -0.0000 -0.0012 0.0000 0.0039 -0.0000 -0.0039 0.0000 -0.0001 0.0000 0.0021 -0.0000 -0.0021 0.0000 0.0017 -0.0000 0.0047 -0.0000 -0.0014 0.0000 0.0132 -0.0000 0.0001 -0.0000。
【0076】 Bcp= 1.0e+07 * -0.0000 -0.0000 0.0000 0.0096 -0.2680 -0.0132 0.0000 0.0000 -0.0000 0.0003 0.0019 -0.0002 0.0001 0.0001 0.0000 0.0403 2.1418 -0.0205 -0.0000 0.0000 -0.0000 -0.2433 0.4061 0.2646 -0.0000 -0.0000 0.0000 0.0350 -0.1769 -0.0394 -0.0002 -0.0002 -0.0000 -0.3976 -4.6768 0.3765 0.0000 0.0001 0.0000 0.0896 1.1896 -0.0832 0.0001 0.0001 0.0000 0.0160 1.8559 0.0019 0.0000 0.0000 0.0000 0.4108 0.5820 -0.4336 0.0001 0.0001 0.0000 0.2586 0.8110 -0.2684 -0.0001 -0.0002 -0.0000 -0.4775 -3.5813 0.4730 0.0000 0.0000 0.0000 0.2339 0.7484 -0.2432 -0.0000 -0.0000 -0.0000 -0.0673 -0.5668 0.0315 0.0000 0.0001 0.0000 0.3998 1.2585 -0.4146 -0.0000 -0.0001 -0.0000 -0.4327 -1.1554 0.4861 0.0000 0.0000 -0.0000 -0.0632 0.0579 0.0238 0.0000 0.0000 0.0000 0.1001 0.9161 -0.0845 -0.0000 -0.0001 -0.0000 -0.1403 -0.8298 0.1753 0.0000 0.0000 -0.0000 -0.0767 1.0761 0.0665 0.0001 0.0001 0.0000 0.1394 2.2354 -0.1473 -0.0000 -0.0000 0.0000 -0.0296 -0.6671 0.0317 0.0002 0.0003 0.0000 0.9280 5.1450 -0.9938 0.0000 0.0000 -0.0000 0.0025 0.0221 -0.0034。
【0077】 Ccp= Columns 1 through 7 -0.0045 -0.0003 -0.0859 -0.0076 0.0025 0.0008 0.0137 -0.0104 -0.0004 0.0074 -0.0507 0.0050 -0.0304 -0.0832 -0.0000 0.0000 0.0002 -0.0001 0.0000 0.0001 -0.0001 0.0001 0.0000 -0.0002 0.0001 0.0000 -0.0000 0.0001 Columns 8 through 14 -0.0386 -0.0657 0.1789 0.0550 -0.1792 -0.0279 -0.0347 0.0194 0.1084 0.1510 0.0202 -0.3089 -0.0133 0.4585 0.0000 0.0002 -0.0002 -0.0000 -0.0000 0.0002 0.0004 -0.0000 -0.0003 0.0001 0.0002 0.0006 -0.0002 -0.0010 Columns 15 through 21 0.3445 0.1042 0.0340 -0.2900 -0.5493 0.7976 0.0238 0.2883 -0.1815 -0.2044 -0.2086 -0.0449 -1.4088 -0.0851 -0.0001 -0.0004 -0.0003 0.0006 0.0013 -0.0029 -0.0003 -0.0007 0.0003 0.0006 0.0000 -0.0006 0.0037 0.0003 Columns 22 through 23 -0.8475 -0.0024 1.4224 0.0039 0.0026 0.0000 -0.0034 -0.0000。
【0078】 Dcp= 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0。
【0079】3.補償器を伝達関数表現したときの各係
数の一覧((Fgij)式で示す伝達関数g11〜g64の係数) g11〜g14の分子多項式の係数: 1.0e+38 * Columns 1 through 7 b24 b23 b22 b21 b20 b19 b18 g11分子→ 0 -0.0000 -0.0000 -0.0000 -0.0000 -0.0000 -0.0000 g12分子→ 0 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 g13分子→ 0 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 g14分子→ 0 -0.0000 -0.0000 -0.0000 -0.0000 -0.0000 -0.0000 Columns 8 through 14 b17 b16 b15 b14 b13 b12 b11 -0.0000 -0.0000 -0.0000 -0.0000 -0.0000 -0.0000 -0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 -0.0000 -0.0000 -0.0000 -0.0000 -0.0000 -0.0000 -0.0000 Columns 15 through 21 b10 b9 b8 b7 b6 b5 b4 -0.0000 -0.0001 -0.0003 0.0024 0.0353 0.2362 0.9875 0.0000 0.0000 -0.0001 -0.0027 -0.0190 -0.0704 -0.1067 0.0000 0.0000 0.0000 -0.0000 -0.0002 -0.0015 -0.0059 -0.0000 -0.0000 -0.0000 0.0000 0.0002 0.0013 0.0049 Columns 22 through 24 b3 b2 b1 0.6290 4.1029 2.8670 0.1817 0.9940 1.1843 -0.0146 -0.0206 -0.0126 0.0113 0.0139 0.0068。
数の一覧((Fgij)式で示す伝達関数g11〜g64の係数) g11〜g14の分子多項式の係数: 1.0e+38 * Columns 1 through 7 b24 b23 b22 b21 b20 b19 b18 g11分子→ 0 -0.0000 -0.0000 -0.0000 -0.0000 -0.0000 -0.0000 g12分子→ 0 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 g13分子→ 0 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 g14分子→ 0 -0.0000 -0.0000 -0.0000 -0.0000 -0.0000 -0.0000 Columns 8 through 14 b17 b16 b15 b14 b13 b12 b11 -0.0000 -0.0000 -0.0000 -0.0000 -0.0000 -0.0000 -0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 -0.0000 -0.0000 -0.0000 -0.0000 -0.0000 -0.0000 -0.0000 Columns 15 through 21 b10 b9 b8 b7 b6 b5 b4 -0.0000 -0.0001 -0.0003 0.0024 0.0353 0.2362 0.9875 0.0000 0.0000 -0.0001 -0.0027 -0.0190 -0.0704 -0.1067 0.0000 0.0000 0.0000 -0.0000 -0.0002 -0.0015 -0.0059 -0.0000 -0.0000 -0.0000 0.0000 0.0002 0.0013 0.0049 Columns 22 through 24 b3 b2 b1 0.6290 4.1029 2.8670 0.1817 0.9940 1.1843 -0.0146 -0.0206 -0.0126 0.0113 0.0139 0.0068。
【0080】g11〜g14の分母多項式の係数(共通): 1.0e+36 * Columns 1 through 7 a24 a23 a22 a21 a20 a19 a18 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 Columns 8 through 14 a17 a16 a15 a14 a13 a12 a11 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 Columns 15 through 21 a10 a9 a8 a7 a6 a5 a4 0.0001 0.0012 0.0097 0.0626 0.3013 1.0298 2.2989 Columns 22 through 24 a3 a2 a1 2.8047 0.8100 -1.2220。
【0081】g21〜g24の分子多項式の係数: 1.0e+38 * Columns 1 through 7 b24 b23 b22 b21 b20 b19 b18 g21分子→ 0 -0.0000 -0.0000 -0.0000 -0.0000 -0.0000 -0.0000 g22分子→ 0 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 g23分子→ 0 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 g24分子→ 0 -0.0000 -0.0000 -0.0000 -0.0000 -0.0000 -0.0000 Columns 8 through 14 b17 b16 b15 b14 b13 b12 b11 -0.0000 -0.0000 -0.0000 -0.0000 -0.0000 -0.0000 -0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 -0.0000 -0.0000 -0.0000 -0.0000 -0.0000 -0.0000 -0.0000 Columns 15 through 21 b10 b9 b8 b7 b6 b5 b4 -0.0001 -0.0008 -0.0068 -0.0454 -0.2369 -0.9449 -2.7743 0.0001 0.0005 0.0033 0.0172 0.0621 0.1307 0.0206 0.0000 0.0000 0.0000 0.0003 0.0015 0.0056 0.0159 -0.0000 -0.0000 -0.0000 -0.0003 -0.0013 -0.0048 -0.0128 Columns 22 through 24 b3 b2 b1 -5.6371 -7.0638 -4.1039 -0.7295 -1.9118 -1.7010 0.0303 0.0347 0.0180 -0.0224 -0.0228 -0.0097。
【0082】g21〜g24の分母多項式の係数(共通): 1.0e+36 * Columns 1 through 7 a24 a23 a22 a21 a20 a19 a18 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 Columns 8 through 14 a17 a16 a15 a14 a13 a12 a11 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 Columns 15 through 21 a10 a9 a8 a7 a6 a5 a4 0.0001 0.0012 0.0097 0.0626 0.3013 1.0298 2.2989 Columns 22 through 24 a3 a2 a1 2.8047 0.8100 -1.2220。
【0083】g31〜g34の分子多項式の係数: 1.0e+33 * Columns 1 through 7 b24 b23 b22 b21 b20 b19 b18 g31分子→ 0 -0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 g32分子→ 0 0.0000 -0.0000 -0.0000 -0.0000 -0.0000 -0.0000 g33分子→ 0 0.0000 -0.0000 -0.0000 -0.0000 -0.0000 -0.0000 g34分子→ 0 -0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 Columns 8 through 14 b17 b16 b15 b14 b13 b12 b11 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 -0.0000 -0.0000 -0.0000 -0.0000 -0.0000 -0.0000 -0.0000 -0.0000 -0.0000 -0.0000 -0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 -0.0000 -0.0000 Columns 15 through 21 b10 b9 b8 b7 b6 b5 b4 0.0004 0.0036 0.0233 0.1129 0.3932 0.8955 0.9707 -0.0003 -0.0018 -0.0082 -0.0215 0.0071 0.2954 1.1011 0.0000 0.0002 0.0017 0.0121 0.0651 0.2553 0.7084 -0.0000 -0.0001 -0.0008 -0.0062 -0.0339 -0.1331 -0.3651 Columns 22 through 24 b3 b2 b1 -0.7848 -3.7419 -3.4310 1.7709 0.7143 -0.8473 1.3151 1.4646 0.7396 -0.6606 -0.7050 -0.3345。
【0084】g31〜g34の分母多項式の係数(共通): 1.0e+36 * Columns 1 through 7 a24 a23 a22 a21 a20 a19 a18 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 Columns 8 through 14 a17 a16 a15 a14 a13 a12 a11 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 Columns 15 through 21 a10 a9 a8 a7 a6 a5 a4 0.0001 0.0012 0.0097 0.0626 0.3013 1.0298 2.2989 Columns 22 through 24 a3 a2 a1 2.8047 0.8100 -1.2220。
【0085】g41〜g44の分子多項式の係数: 1.0e+41 * Columns 1 through 7 b24 b23 b22 b21 b20 b19 b18 g41分子→ 0 -0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 g42分子→ 0 0.0000 -0.0000 -0.0000 -0.0000 -0.0000 -0.0000 g43分子→ 0 0.0000 -0.0000 -0.0000 -0.0000 -0.0000 -0.0000 g44分子→ 0 -0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 Columns 8 through 14 b17 b16 b15 b14 b13 b12 b11 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 -0.0000 -0.0000 -0.0000 -0.0000 -0.0000 -0.0000 -0.0000 -0.0000 -0.0000 -0.0000 -0.0000 -0.0000 -0.0000 -0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 Columns 15 through 21 b10 b9 b8 b7 b6 b5 b4 0.0000 0.0002 0.0006 -0.0038 -0.0633 -0.4268 -1.7445 -0.0000 -0.0001 0.0002 0.0051 0.0348 0.1213 0.1485 -0.0000 -0.0000 -0.0000 0.0000 0.0004 0.0027 0.0104 0.0000 0.0000 0.0000 -0.0000 -0.0004 -0.0024 -0.0088 Columns 22 through 24 b3 b2 b1 -4.4483 -6.5269 -4.2134 -0.4096 -1.6761 -1.7299 0.0246 0.0325 0.0184 -0.0188 -0.0217 -0.0100。
【0086】g41〜g44の分母多項式の係数(共通): 1.0e+36 * Columns 1 through 7 a24 a23 a22 a21 a20 a19 a18 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 Columns 8 through 14 a17 a16 a15 a14 a13 a12 a11 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 Columns 15 through 21 a10 a9 a8 a7 a6 a5 a4 0.0001 0.0012 0.0097 0.0626 0.3013 1.0298 2.2989 Columns 22 through 24 a3 a2 a1 2.8047 0.8100 -1.2220。
【0087】g51〜g54の分子多項式の係数: 1.0e+42 * Columns 1 through 7 b24 b23 b22 b21 b20 b19 b18 g51分子→ 0 -0.0000 -0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 g52分子→ 0 0.0000 0.0000 -0.0000 -0.0000 -0.0000 -0.0000 g53分子→ 0 0.0000 0.0000 -0.0000 -0.0000 -0.0000 -0.0000 g54分子→ 0 -0.0000 -0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 Columns 8 through 14 b17 b16 b15 b14 b13 b12 b11 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 -0.0000 -0.0000 -0.0000 -0.0000 -0.0000 -0.0000 -0.0000 -0.0000 -0.0000 -0.0000 -0.0000 -0.0000 -0.0000 -0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 Columns 15 through 21 b10 b9 b8 b7 b6 b5 b4 0.0000 0.0002 0.0015 0.0108 0.0600 0.2518 0.7672 -0.0000 -0.0000 -0.0008 -0.0042 -0.0162 -0.0355 -0.0040 -0.0000 -0.0000 -0.0000 -0.0001 -0.0004 -0.0015 -0.0044 0.0000 0.0000 0.0000 0.0001 0.0003 0.0013 0.0036 Columns 22 through 24 b3 b2 b1 1.5935 2.0089 1.1546 0.2136 0.5498 0.4740 -0.0086 -0.0099 -0.0051 0.0064 0.0065 0.0027。
【0088】g51〜g54の分母多項式の係数(共通): 1.0e+36 * Columns 1 through 7 a24 a23 a22 a21 a20 a19 a18 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 Columns 8 through 14 a17 a16 a15 a14 a13 a12 a11 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 Columns 15 through 21 a10 a9 a8 a7 a6 a5 a4 0.0001 0.0012 0.0097 0.0626 0.3013 1.0298 2.2989 Columns 22 through 24 a3 a2 a1 2.8047 0.8100 -1.2220。
【0089】g61〜g64の分子多項式の係数: 1.0e+42 * Columns 1 through 7 b24 b23 b22 b21 b20 b19 b18 g61分子→ 0 0.0000 -0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 g62分子→ 0 -0.0000 -0.0000 -0.0000 -0.0000 -0.0000 -0.0000 g63分子→ 0 -0.0000 0.0000 -0.0000 -0.0000 -0.0000 -0.0000 g64分子→ 0 0.0000 -0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 Columns 8 through 14 b17 b16 b15 b14 b13 b12 b11 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 -0.0000 -0.0000 -0.0000 -0.0000 -0.0000 -0.0000 -0.0000 -0.0000 -0.0000 -0.0000 -0.0000 -0.0000 -0.0000 -0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 Columns 15 through 21 b10 b9 b8 b7 b6 b5 b4 0.0000 0.0000 0.0000 -0.0011 -0.0131 -0.0823 -0.3260 -0.0000 -0.0000 0.0001 0.0010 0.0065 0.0220 0.0254 -0.0000 -0.0000 -0.0000 0.0000 0.0001 0.0005 0.0019 0.0000 0.0000 0.0000 -0.0000 -0.0001 -0.0005 -0.0016 Columns 22 through 24 b3 b2 b1 -0.8172 -1.1862 -0.7602 -0.0778 -0.3059 -0.3121 0.0045 0.0059 0.0033 -0.0034 -0.0039 -0.0018。
【0090】g61〜g64の分母多項式の係数(共通): 1.0e+36 * Columns 1 through 7 a24 a23 a22 a21 a20 a19 a18 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 Columns 8 through 14 a17 a16 a15 a14 a13 a12 a11 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 Columns 15 through 21 a10 a9 a8 a7 a6 a5 a4 0.0001 0.0012 0.0097 0.0626 0.3013 1.0298 2.2989 Columns 22 through 24 a3 a2 a1 2.8047 0.8100 -1.2220。
【0091】4.サンプリング周期20〔msec〕のディジ
タル系に変換した補償器の係数一覧
タル系に変換した補償器の係数一覧
【0092】
【数27】
【0093】g11〜g14の分子多項式の係数: 1.0e+38 * Columns 1 through 7 b24 b23 b22 b21 b20 b19 b18 g11分子→ -0.0015 0.0160 -0.0749 0.1922 -0.2613 0.0576 0.4581 g12分子→ 0.0020 -0.0215 0.1033 -0.2753 0.3996 -0.1468 -0.5966 g13分子→ 0.0000 -0.0001 0.0002 -0.0006 0.0007 0.0000 -0.0014 g14分子→ -0.0000 0.0001 -0.0003 0.0007 -0.0008 0.0001 0.0016 Columns 8 through 14 b17 b16 b15 b14 b13 b12 b11 -0.8592 0.6086 0.2055 -0.8299 0.7472 -0.2065 -0.2124 1.2672 -1.0309 -0.1220 1.1608 -1.1962 0.4509 0.2312 0.0023 -0.0013 -0.0008 0.0022 -0.0017 0.0004 0.0005 -0.0028 0.0018 0.0008 -0.0026 0.0022 -0.0006 -0.0006 Columns 15 through 21 b10 b9 b8 b7 b6 b5 b4 0.2758 -0.1487 0.0373 0.0027 -0.0054 0.0019 -0.0003 -0.4078 0.2563 -0.0849 0.0093 0.0042 -0.0021 0.0004 -0.0006 0.0003 -0.0001 0.0000 0.0000 -0.0000 0.0000 0.0008 -0.0005 0.0002 -0.0000 -0.0000 0.0000 -0.0000 Columns 22 through 24 b3 b2 b1 0.0000 0.0000 -0.0000 -0.0000 -0.0000 0.0000 -0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 -0.0000 -0.0000。
【0094】g11〜g14の分母多項式の係数(共通): 1.0e+03 * Columns 1 through 7 a24 a23 a22 a21 a20 a19 a18 0.0010 -0.0127 0.0728 -0.2445 0.5153 -0.6428 0.2509 Columns 8 through 14 a17 a16 a15 a14 a13 a12 a11 0.6749 -1.4675 1.3378 -0.3222 -0.6860 0.9430 -0.5538 Columns 15 through 21 a10 a9 a8 a7 a6 a5 a4 0.0930 0.1017 -0.0865 0.0284 -0.0009 -0.0028 0.0011 Columns 22 through 24 a3 a2 a1 -0.0002 0.0000 0.0000。
【0095】g21〜g24の分子多項式の係数: 1.0e+03 * Columns 1 through 7 b24 b23 b22 b21 b20 b19 b18 g21分子→ -0.0018 0.0191 -0.0859 0.2099 -0.2630 0.0134 0.5314 g22分子→ 0.0024 -0.0249 0.1154 -0.2934 0.3951 -0.0860 -0.6845 g23分子→ 0.0000 -0.0000 0.0002 -0.0005 0.0005 0.0001 -0.0011 g24分子→ -0.0000 0.0001 -0.0002 0.0005 -0.0006 -0.0001 0.0013 Columns 8 through 14 b17 b16 b15 b14 b13 b12 b11 -0.8854 0.5398 0.3074 -0.8697 0.7019 -0.1426 -0.2380 1.2807 -0.9180 -0.2663 1.1962 -1.1093 0.3498 0.2644 0.0016 -0.0008 -0.0006 0.0014 -0.0011 030003 0.0002 -0.0019 0.0011 0.0006 -0.0016 0.0015 -0.0006 -0.0002 Columns 15 through 21 b10 b9 b8 b7 b6 b5 b4 0.2666 -0.1335 0.0304 0.0036 -0.0049 0.0016 -0.0002 -0.3871 0.2284 -0.0727 0.0079 0.0032 -0.0015 0.0003 -0.0004 0.0003 -0.0001 0.0000 -0.0000 -0.0000 0.0000 0.0005 -0.0004 0.0002 -0.0001 0.0000 0.0000 -0.0000 Columns 22 through 24 b3 b2 b1 0.0000 -0.0000 -0.0000 -0.0000 -0.0000 0.0000 -0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 -0.0000 -0.0000。
【0096】g21〜g24の分母多項式の係数(共通): 1.0e+03 * Columns 1 through 7 a24 a23 a22 a21 a20 a19 a18 0.0010 -0.0127 0.0728 -0.2445 0.5153 -0.6428 0.2509 Columns 8 through 14 a17 a16 a15 a14 a13 a12 a11 0.6749 -1.4675 1.3378 -0.3222 -0.6860 0.9430 -0.5538 Columns 15 through 21 a10 a9 a8 a7 a6 a5 a4 0.0930 0.1017 -0.0865 0.0284 -0.0009 -0.0028 0.0011 Columns 22 through 24 a3 a2 a1 -0.0002 0.0000 0.0000。
【0097】g31〜g34の分子多項式の係数: 1.0e+05 * Columns 1 through 7 b24 b23 b22 b21 b20 b19 b18 g31分子→ 0.0003 -0.0035 0.0163 -0.0423 0.0583 -0.0147 -0.0992 g32分子→ -0.0004 0.0046 -0.0224 0.0601 -0.0884 0.0351 0.1275 g33分子→ -0.0000 0.0000 -0.0001 0.0001 -0.0002 0.0000 0.0003 g34分子→ 0.0000 -0.0000 0.0001 -0.0002 0.0002 -0.0000 -0.0004 Columns 8 through 14 b17 b16 b15 b14 b13 b12 b11 0.1907 -0.1392 -0.0400 0.1833 -0.1693 0.0497 0.0458 -0.2786 0.2330 0.0188 -0.2531 0.2682 -0.1058 -0.0480 -0.0006 0.0003 0.0002 -0.0005 0.0004 -0.0001 -0.0001 0.0007 -0.0004 -0.0002 0.0006 -0.0005 0.0001 0.0002 Columns 15 through 21 b10 b9 b8 b7 b6 b5 b4 -0.0621 0.0342 -0.0088 -0.0005 0.0012 -0.0004 0.0001 0.0908 -0.0583 0.0198 -0.0024 -0.0009 0.0005 -0.0001 0.0002 -0.0001 0.0000 -0.0000 -0.0000 0.0000 -0.0000 -0.0002 0.0001 -0.0000 0.0000 0.0000 -0.0000 0.0000 Columns 22 through 24 b3 b2 b1 -0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 -0.0000 0.0000 -0.0000 0.0000 -0.0000。
【0098】g31〜g34の分母多項式の係数(共通): 1.0e+03 * Columns 1 through 7 a24 a23 a22 a21 a20 a19 a18 0.0010 -0.0127 0.0728 -0.2445 0.5153 -0.6428 0.2509 Columns 8 through 14 a17 a16 a15 a14 a13 a12 a11 0.6749 -1.4675 1.3378 -0.3222 -0.6860 0.9430 -0.5538 Columns 15 through 21 a10 a9 a8 a7 a6 a5 a4 0.0930 0.1017 -0.0865 0.0284 -0.0009 -0.0028 0.0011 Columns 22 through 24 a3 a2 a1 -0.0002 0.0000 0.0000。
【0099】g41〜g44の分子多項式の係数: 1.0e+05 * Columns 1 through 7 b24 b23 b22 b21 b20 b19 b18 g41分子→ 0.0129 -0.1325 0.5887 -1.4169 1.7285 -0.0047 -3.5781 g42分子→ -0.0112 0.1114 -0.4757 1.7094 -1.1722 -0.2692 2.7198 g43分子→ -0.0000 0.0004 -0.0015 0.0034 -0.0036 -0.0011 0.0089 g44分子→ 0.0000 -0.0003 0.0014 -0.0031 0.0031 0.0012 -0.0079 Columns 8 through 14 b17 b16 b15 b14 b13 b12 b11 5.7400 3.3294 -2.0946 5.4859 -4.3063 0.8671 1.3926 -3.6763 1.6167 1.5562 -2.8605 1.9306 -0.5821 -0.0622 -0.0121 0.0055 0.0058 -0.0115 0.0081 -0.0012 -0.0028 0.0102 -0.0043 -0.0046 0.0087 -0.0062 0.0017 0.0011 Columns 15 through 21 b10 b9 b8 b7 b6 b5 b4 -1.5640 0.8128 -0.2252 0.0145 0.0129 -0.0050 0.0008 0.2572 -0.3754 0.3822 -0.2626 0.1148 -0.0316 0.0050 0.0029 -0.0015 0.0005 -0.0001 0.0000 -0.0000 0.0000 -0.0018 0.0014 -0.0008 0.0004 -0.0001 0.0000 -0.0000 Columns 22 through 24 b3 b2 b1 -0.0001 0.0000 0.0000 -0.0004 -0.0000 -0.0000 -0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 -0.0000 -0.0000。
【0100】g41〜g44の分母多項式の係数(共通): 1.0e+03 * Columns 1 through 7 a24 a23 a22 a21 a20 a19 a18 0.0010 -0.0127 0.0728 -0.2445 0.5153 -0.6428 0.2509 Columns 8 through 14 a17 a16 a15 a14 a13 a12 a11 0.6749 -1.4675 1.3378 -0.3222 -0.6860 0.9430 -0.5538 Columns 15 through 21 a10 a9 a8 a7 a6 a5 a4 0.0930 0.1017 -0.0865 0.0284 -0.0009 -0.0028 0.0011 Columns 22 through 24 a3 a2 a1 -0.0002 0.0000 0.0000。
【0101】g51〜g54の分子多項式の係数: 1.0e+05 * Columns 1 through 7 b24 b23 b22 b21 b20 b19 b18 g51分子→ 0.0123 -0.1191 0.4948 -1.0890 1.1086 0.4833 -3.1046 g52分子→ -0.0107 0.1006 -0.4109 0.8356 -0.7585 -0.4868 2.2050 g53分子→ -0.0000 0.0003 -0.0013 0.0026 -0.0022 -0.0018 0.0073 g54分子→ 0.0000 -0.0003 0.0012 -0.0024 0.0019 0.0018 -0.0064 Columns 8 through 14 b17 b16 b15 b14 b13 b12 b11 4.6081 -1.5835 -2.3926 4.1663 -2.6766 0.1267 1.2094 -2.5047 0.7281 1.3811 -1.9515 1.1834 -0.3631 -0.0028 -0.0084 0.0024 0.0056 -0.0084 0.0050 -0.0001 -0.0023 0.0069 -0.0018 -0.0043 0.0062 -0.0039 0.0008 0.0009 Columns 15 through 21 b10 b9 b8 b7 b6 b5 b4 -1.1008 0.5147 -0.1284 0.0047 0.0081 -0.0028 0.0004 0.1751 -0.2990 0.2984 -0.1876 0.0762 -0.0196 0.0029 0.0020 -0.0010 0.0003 -0.0001 0.0000 -0.0000 0.0000 -0.0013 0.0010 -0.0006 0.0003 -0.0001 0.0000 -0.0000 Columns 22 through 24 b3 b2 b1 -0.0000 0.0000 0.0000 -0.0002 0.0000 -0.0000 -0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 -0.0000 -0.0000。
【0102】g51〜g54の分母多項式の係数(共通): 1.0e+03 * Columns 1 through 7 a24 a23 a22 a21 a20 a19 a18 0.0010 -0.0127 0.0728 -0.2445 0.5153 -0.6428 0.2509 Columns 8 through 14 a17 a16 a15 a14 a13 a12 a11 0.6749 -1.4675 1.3378 -0.3222 -0.6860 0.9430 -0.5538 Columns 15 through 21 a10 a9 a8 a7 a6 a5 a4 0.0930 0.1017 -0.0865 0.0284 -0.0009 -0.0028 0.0011 Columns 22 through 24 a3 a2 a1 -0.0002 0.0000 0.0000。
【0103】g61〜g64の分子多項式の係数: 1.0e+05 * Columns 1 through 7 b24 b23 b22 b21 b20 b19 b18 g61分子→ 0.0212 -0.2171 0.9637 -2.3131 2.7969 0.0747 -5.9736 g62分子→ -0.0184 0.1832 -0.7832 1.7796 -1.9404 -0.4202 4.4501 g63分子→ -0.0001 0.0006 -0.0025 0.0055 -0.0058 -0.0018 0.0147 g64分子→ 0.0001 -0.0006 0.0024 -0.0051 0.0051 0.0020 -0.0130 Columns 8 through 14 b17 b16 b15 b14 b13 b12 b11 9.4616 -5.3702 -3.6426 9.1945 -7.1351 1.3676 2.3848 -6.0473 2.7096 2.4681 -4.6315 3.1834 -1.0440 -0.0068 -0.0200 0.0090 0.0097 -0.0191 0.0135 -0.0021 -0.0047 0.0168 -0.0070 -0.0076 0.0143 -0.0103 0.0029 0.0018 Columns 15 through 21 b10 b9 b8 b7 b6 b5 b4 -2.6419 1.3694 -0.3804 0.0256 0.0211 -0.0082 0.0013 0.3809 -0.6305 0.6701 -0.4546 0.1982 -0.0544 0.0086 0.0049 -0.0026 0.0008 -0.0002 0.0001 -0.0000 0.0000 -0.0029 0.0023 -0.0014 0.0007 -0.0003 0.0001 -0.0000 Columns 22 through 24 b3 b2 b1 -0.0001 0.0000 -0.0000 -0.0006 0.0000 0.0000 -0.0000 0.0000 0.0000 0.0000 -0.0000 -0.0000。
【0104】g61〜g64の分母多項式の係数(共通): 1.0e+03 * Columns 1 through 7 a24 a23 a22 a21 a20 a19 a18 0.0010 -0.0127 0.0728 -0.2445 0.5153 -0.6428 0.2509 Columns 8 through 14 a17 a16 a15 a14 a13 a12 a11 0.6749 -1.4675 1.3378 -0.3222 -0.6860 0.9430 -0.5538 Columns 15 through 21 a10 a9 a8 a7 a6 a5 a4 0.0930 0.1017 -0.0865 0.0284 -0.0009 -0.0028 0.0011 Columns 22 through 24 a3 a2 a1 -0.0002 0.0000 0.0000。
【0105】上記(40)式の伝達関数gijは、プロパーな
伝達関数であるから、これを真にプロパーな伝達関数と
実数の和の形に書き直すと、
伝達関数であるから、これを真にプロパーな伝達関数と
実数の和の形に書き直すと、
【0106】
【数28】
【0107】直達項に相当する。ここで、プロパーな伝
達関数とは、分母と分子のシフトオペレータzに関する
次数が同じ伝達関数をいい、真にプロパーな伝達関数と
は、分母のシフトオペレータzに関する次数が分子より
必ず大きい伝達関数をいう。オペレータzの逆数1/z
はシフトレジスターを通すことを意味する。この伝達関
数を用いる偏差制御装置10(計算機)の演算(例えば
図2中に示す(Fks)式の右辺各項の演算)を、シフトレ
ジスターを用いて表わすと図4となる。
達関数とは、分母と分子のシフトオペレータzに関する
次数が同じ伝達関数をいい、真にプロパーな伝達関数と
は、分母のシフトオペレータzに関する次数が分子より
必ず大きい伝達関数をいう。オペレータzの逆数1/z
はシフトレジスターを通すことを意味する。この伝達関
数を用いる偏差制御装置10(計算機)の演算(例えば
図2中に示す(Fks)式の右辺各項の演算)を、シフトレ
ジスターを用いて表わすと図4となる。
【0108】以上に説明した伝達関数K(s)を偏差制御
装置10に設定する。その後、偏差制御装置10は、圧
延材の先端がiスタンドを通過して定常圧延状態になる
と、i-1スタンド入側板厚偏差△H(i-1),iスタンド入
側板厚偏差△Hi,i-2/i-1スタンド間張力偏差△σ(i-
2),i-1/iスタンド間張力偏差△σ(i-1),i-1スタンド
入側板幅偏差△B(i-1)およびiスタンド入側板幅偏差
△Biを、所定周期で繰返し読込んで、1回の読込み毎
に、最新に読込んだ値とそれまでに読込んだ過去11回
の読込値、各入力につき計12(n=12)サンプル値
に基づいて、(Fks)式(図2)に従った演算によりiスタ
ンド圧下位置修正量△Srefi,i-1スタンド圧下位置修
正量△Sref(i-1),i-1スタンドロ−ル周速度修正量△
Vref(i-1)およびi-2スタンドロ−ル周速度修正量△Vr
ef(i-2)を算出して、これらをそれぞれ、iスタンドの
圧下制御装置,i-1スタンドの圧下制御装置,i-1スタン
ドのロ−ル周速制御装置およびi-2スタンドのロ−ル周
速制御装置に、調整指令値として与える。これらの制御
装置は、調整指令値分、圧下位置あるいはロ−ル周速度
を修正する。
装置10に設定する。その後、偏差制御装置10は、圧
延材の先端がiスタンドを通過して定常圧延状態になる
と、i-1スタンド入側板厚偏差△H(i-1),iスタンド入
側板厚偏差△Hi,i-2/i-1スタンド間張力偏差△σ(i-
2),i-1/iスタンド間張力偏差△σ(i-1),i-1スタンド
入側板幅偏差△B(i-1)およびiスタンド入側板幅偏差
△Biを、所定周期で繰返し読込んで、1回の読込み毎
に、最新に読込んだ値とそれまでに読込んだ過去11回
の読込値、各入力につき計12(n=12)サンプル値
に基づいて、(Fks)式(図2)に従った演算によりiスタ
ンド圧下位置修正量△Srefi,i-1スタンド圧下位置修
正量△Sref(i-1),i-1スタンドロ−ル周速度修正量△
Vref(i-1)およびi-2スタンドロ−ル周速度修正量△Vr
ef(i-2)を算出して、これらをそれぞれ、iスタンドの
圧下制御装置,i-1スタンドの圧下制御装置,i-1スタン
ドのロ−ル周速制御装置およびi-2スタンドのロ−ル周
速制御装置に、調整指令値として与える。これらの制御
装置は、調整指令値分、圧下位置あるいはロ−ル周速度
を修正する。
【0109】偏差制御装置10の、入力△H(i-1),△
Hi,△σ(i-2),△σ(i-1),△B(i-1)および△Biを
出力△Srefi,△Sref(i-1),△Vref(i-1)および△
Vref(i-2)に変換する伝達関数K(s)が、制御量zすな
わちΔh(i-2),Δh(i-1),ΔhΔb(i-2),Δb(i-
1)、ならびに、制御入力uすなわちΔSref(i-1),ΔS
refi,ΔVref(i-1),ΔVrefiを最小とするものに設
定されているので、板厚,板幅偏差が、安定して低減さ
れる。外乱入力wにロ−ル偏心ΔSd(i-2),ΔSd(i-
1),ΔSdi,入側板厚偏差ΔH(i-2),入側板幅偏差Δ
B(i-2)および変形抵抗偏差ΔK(i-2)を含めているの
で、スキッドマ−ク原因の板厚偏差およびロ−ル偏心原
因の板厚偏差が共に低減し、しかも、板厚偏差と板幅偏
差が干渉しない。従来は、#7スタンド出側板厚および
板幅が、それぞれ図6の(a)および(b)に示すよう
に、±0.04mm程度および±8mm程度の変動を示すとこ
ろ、本発明により上記数値を具体的に示した伝達関数を
用いた制御によれば、図5の(a)および(b)に示す
ように、板厚変動は±0.005mm程度に、板幅変動は±2mm
程度に低減することが分かった。
Hi,△σ(i-2),△σ(i-1),△B(i-1)および△Biを
出力△Srefi,△Sref(i-1),△Vref(i-1)および△
Vref(i-2)に変換する伝達関数K(s)が、制御量zすな
わちΔh(i-2),Δh(i-1),ΔhΔb(i-2),Δb(i-
1)、ならびに、制御入力uすなわちΔSref(i-1),ΔS
refi,ΔVref(i-1),ΔVrefiを最小とするものに設
定されているので、板厚,板幅偏差が、安定して低減さ
れる。外乱入力wにロ−ル偏心ΔSd(i-2),ΔSd(i-
1),ΔSdi,入側板厚偏差ΔH(i-2),入側板幅偏差Δ
B(i-2)および変形抵抗偏差ΔK(i-2)を含めているの
で、スキッドマ−ク原因の板厚偏差およびロ−ル偏心原
因の板厚偏差が共に低減し、しかも、板厚偏差と板幅偏
差が干渉しない。従来は、#7スタンド出側板厚および
板幅が、それぞれ図6の(a)および(b)に示すよう
に、±0.04mm程度および±8mm程度の変動を示すとこ
ろ、本発明により上記数値を具体的に示した伝達関数を
用いた制御によれば、図5の(a)および(b)に示す
ように、板厚変動は±0.005mm程度に、板幅変動は±2mm
程度に低減することが分かった。
【0110】
【発明の効果】板厚,板幅偏差が、安定して低減され
る。外乱入力wにロ−ル偏心,入側板厚偏差,入側板幅
偏差および変形抵抗偏差を含めているので、スキッドマ
−ク原因の板厚偏差およびロ−ル偏心原因の板厚偏差が
共に低減し、しかも、板厚偏差と板幅偏差が干渉しな
い。
る。外乱入力wにロ−ル偏心,入側板厚偏差,入側板幅
偏差および変形抵抗偏差を含めているので、スキッドマ
−ク原因の板厚偏差およびロ−ル偏心原因の板厚偏差が
共に低減し、しかも、板厚偏差と板幅偏差が干渉しな
い。
【図1】 本発明を一態様で実施する圧延機と偏差制御
装置を示すブロック図である。
装置を示すブロック図である。
【図2】 図1に示す偏差制御装置10が、入側板厚偏
差ΔH(i-1)等に基づいて圧下位置調整量ΔSrefi等を
算出する算出式と、伝達関数K(s)の構成を示すブロッ
ク図である。
差ΔH(i-1)等に基づいて圧下位置調整量ΔSrefi等を
算出する算出式と、伝達関数K(s)の構成を示すブロッ
ク図である。
【図3】 図1に示す圧延偏差制御システムの制御モデ
ルを示すブロック図である。
ルを示すブロック図である。
【図4】 図2中に示す(Fks)式の右辺各項の演算を偏
差制御装置10に用いるディジタル計算機においてシフ
トレジスターを用いて実行する場合の演算回路構成を示
すブロック図である。
差制御装置10に用いるディジタル計算機においてシフ
トレジスターを用いて実行する場合の演算回路構成を示
すブロック図である。
【図5】 (a)は本発明の実施例によりもたらされる
#7スタンド出側板厚を示す波形、(b)は#7スタン
ド出側板幅を示す波形である。
#7スタンド出側板厚を示す波形、(b)は#7スタン
ド出側板幅を示す波形である。
【図6】 (a)は従来の#7スタンド出側板厚を示す
波形、(b)は#7スタンド出側板幅を示す波形であ
る。
波形、(b)は#7スタンド出側板幅を示す波形であ
る。
10:偏差制御装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B21B 37/22 37/66 B21B 37/00 BBH 8315−4E 122 Z (72)発明者 狩 野 竜 一 富津市新富20−1 新日本製鐵株式会社技 術開発本部内
Claims (2)
- 【請求項1】圧延材を上流側i-1スタンドおよびその直
近下流のiスタンドを含む複数スタンドで圧延するタン
デム圧延機の、入側板厚偏差ΔHi,入側板幅偏差ΔBi
およびスタンド間張力偏差Δσ(i-1)を観測量ya と
し、出側板厚偏差Δhi,出側板幅偏差Δbi,圧下位置
修正量ΔSrefi及びロール周速度修正量ΔVref(i-1)
を制御量zaとし、圧下位置修正量ΔSrefiおよびロ−
ル周速度修正量ΔVref(i-1)を制御入力uとし、ロ−ル
偏心ΔSd(i-1),ΔSdi,入側板厚偏差ΔH(i-1),入
側板幅偏差ΔB(i-1)および変形抵抗偏差ΔK(i-1)を外
乱入力wとし、以上に基づく状態方程式 dxa /dt=A xa +B1 w+B2 u za =C1xa +D11w+D12u ya =C2xa +D21w+D22u の、外乱入力wから制御量za に至る伝達特性Gzwの最
大特異値が最小となる伝達関数K(s)をH∞理論に基づ
いて求めて、この伝達関数K(s)に基づく、観測量ya
から制御入力uを導出する演算機能を偏差制御手段に設
定し、 この偏差制御手段により、iスタンド入側板厚偏差△H
i,i-1/iスタンド間張力偏差△σ(i-1)およびiスタン
ド入側板幅偏差△Biを前記伝達関数K(s)で表わされる
フィルタ−に与えてiスタンド圧下位置修正量△Sref
iおよびi-1スタンドロ−ル周速度修正量△Vref(i-1)
を算出し、その分圧下位置およびロ−ル周速度を修正す
る、圧延板厚・板幅偏差制御方法。 - 【請求項2】圧延材をi-2スタンド,i-1スタンドおよび
iスタンドでこの順に圧延するタンデム圧延機の、観測
量ya として入側板厚偏差ΔH(i-1),ΔHi,入側板幅
偏差ΔB(i-1),ΔBiおよびスタンド間張力偏差Δσ(i
-2),Δσ(i-1)を選び、制御量za として出側板厚偏差
Δh(i-2),Δh(i-1),Δhiおよび出側板幅偏差Δb
(i-2),Δb(i-1)を選び、制御入力uとして圧下位置修
正量ΔSref(i-1),ΔSrefiおよびロ−ル周速度修正
量ΔVref(i-2),ΔVref(i-1)を選び、外乱入力wとし
てロ−ル偏心ΔSd(i-2),ΔSd(i-1),ΔSdi,入側
板厚偏差ΔH(i-2),入側板幅偏差ΔB(i-2)および変形
抵抗偏差ΔK(i-2)を選び、以上に基づく状態方程式 dxa /dt=A xa +B1 w+B2 u za =C1xa +D11w+D12u ya =C2xa +D21w+D22u の、外乱入力wから制御量za に至る伝達特性Gzwの最
大特異値が最小となる伝達関数K(s)をH∞理論に基づ
いて求めて、この伝達関数K(s)に基づく、観測量ya
から制御入力uを導出する演算機能を偏差制御手段に設
定し、 この偏差制御手段により、i-1スタンド入側板厚偏差△
H(i-1),iスタンド入側板厚偏差△Hi,i-2/i-1スタ
ンド間張力偏差△σ(i-2),i-1/iスタンド間張力偏差
△σ(i-1),i-1スタンド入側板幅偏差△B(i-1)および
iスタンド入側板幅偏差△Biを前記伝達関数K(s)で表
わされるフィルターに与えてiスタンド圧下位置修正量
△Srefi,i-1スタンド圧下位置修正量△Sref(i-1),
i-1スタンドロ−ル周速度修正量△Vref(i-1)およびi-2
スタンドロ−ル周速度修正量△Vref(i-2)を算出し、そ
の分圧下位置およびロ−ル周速度を修正する、圧延板厚
・板幅偏差制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5292876A JPH07164028A (ja) | 1993-11-24 | 1993-11-24 | 圧延板厚・板幅偏差制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5292876A JPH07164028A (ja) | 1993-11-24 | 1993-11-24 | 圧延板厚・板幅偏差制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07164028A true JPH07164028A (ja) | 1995-06-27 |
Family
ID=17787527
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5292876A Pending JPH07164028A (ja) | 1993-11-24 | 1993-11-24 | 圧延板厚・板幅偏差制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07164028A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002321007A (ja) * | 2001-04-27 | 2002-11-05 | Kobe Steel Ltd | 板幅制御系の設計方法,その制御方法 |
TWI583455B (zh) * | 2015-03-10 | 2017-05-21 | 東芝三菱電機產業系統股份有限公司 | 軋延材的板寬控制裝置 |
CN109248929A (zh) * | 2018-10-26 | 2019-01-22 | 山东钢铁集团日照有限公司 | 一种热轧带钢活套张力差测量装置 |
-
1993
- 1993-11-24 JP JP5292876A patent/JPH07164028A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002321007A (ja) * | 2001-04-27 | 2002-11-05 | Kobe Steel Ltd | 板幅制御系の設計方法,その制御方法 |
JP4601202B2 (ja) * | 2001-04-27 | 2010-12-22 | 株式会社神戸製鋼所 | 板幅制御系の設計方法,その制御方法 |
TWI583455B (zh) * | 2015-03-10 | 2017-05-21 | 東芝三菱電機產業系統股份有限公司 | 軋延材的板寬控制裝置 |
US10668514B2 (en) | 2015-03-10 | 2020-06-02 | Toshiba Mitsubishi-Electric Industrial Systems Corporation | Plate width control device for material to be rolled |
CN109248929A (zh) * | 2018-10-26 | 2019-01-22 | 山东钢铁集团日照有限公司 | 一种热轧带钢活套张力差测量装置 |
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---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19981222 |