JPH0716292U - 火災報知設備用機器 - Google Patents

火災報知設備用機器

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JPH0716292U
JPH0716292U JP4438793U JP4438793U JPH0716292U JP H0716292 U JPH0716292 U JP H0716292U JP 4438793 U JP4438793 U JP 4438793U JP 4438793 U JP4438793 U JP 4438793U JP H0716292 U JPH0716292 U JP H0716292U
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wire
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祥一 池原
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Nohmi Bosai Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 所定の長さに確実に電線の被覆を除去するこ
とができ、その上施工性を向上することのできるストリ
ップゲージを備えた火災報知設備用機器を得ること。 【構成】 先端部が閉塞され電線の被覆を除去する部分
の長さに対応した電線挿入穴13を有し、本体1と一体
に形成された筒状体12からなるストリップゲージ11
を備えたもの。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、火災感知器、火災報知器等の火災報知設備用機器に係り、さらに詳 しくは、これら機器に接続される電源線、信号線の如き電線の被覆の除去長さを 設定するために、機器に設けたストリップゲージに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
火災感知器、火災報知器等の火災報知設備用機器には、通常その底壁等にスト リップゲージが設けられている。これは、天井や壁面等にこれら火災報知設備用 機器を取付ける際に、天井、壁面等に設けた電線引出し口から引出された電源線 や信号線の如き電線の被覆を所定の長さだけ除去し、その除去部分を火災報知設 備用機器に設けた端子に接続するために、上記電線の被覆を除去する部分の長さ を現場で設定するために設けたものである。
【0003】 図6はストリップゲージを備えた従来の火災感知器のベースの一例を示す平面 図である。図において、1は周壁1aを有するベース、2はその底壁で、中心部 には電線の引出し口3が設けられている。4a,4b,4c,4dは天井等に設 けた引出し穴からベース1の引出し穴3を介して引出された電線を接続する端子 、5a,5b,5c,5dはこのベース1に感知器本体(図示せず)を機械的か つ電気的に結合するための刃受金具である。6a,6bは底壁2に設けた断面円 弧状の溝からなるストリップゲージで、図7に示すように、その長さLは電線の 被覆を除去する部分の長さ(図では15mm)に形成されている。
【0004】 上記のようなベース1を天井等に取付けるには、天井等に設けた引出し口から 引出した電線をベース1の引出し穴3から引出し、その端部を図8に示すように ストリップゲージ6a又は6bに嵌入し、ニッパ等の治具をストリップゲージ6 a(又は6b)の開口部に当てて電線8を挟み、被覆を切断しながら電線8を引 張れば、ストリップゲージ6a(又は6b)の長さに対応した部分の被覆が除去 される。
【0005】 ついで、電線8の被覆を除去した部分を端子4a〜4dのいずれかに接続する 。そして、ベース1の引出し穴3が天井の引出し口に重なるようにベース1を天 井面等に当接し、底壁2に設けた挿通穴7a,7bに固定ねじを挿通して固定す る。 なお、先にベース1を天井等に取付けたのち、引出し穴3から引き出した電線 をストリップゲージ6a,6bに当てて被覆を除去し、これを端子4a〜4dに 接続することもある。 また、ストリップゲージ6a,6bは図示のように底壁2に溝状に形成する代 りに、底壁2等にシルク印刷により設けたものもある。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
上記のようなストリップゲージ6a,6bの溝は比較的浅いため、電線を嵌入 した状態を維持するのが困難であり、また、電線が所定長さを通り越し易く、そ の上電線が太い場合は溝に嵌入しにくいため、正確な長さに被覆を除去すること が困難である。また、電線を溝に嵌入した際先端部が浮き上り易いため、指で押 えながら被覆を除去しなければならないなど種々問題があり、これらのことから 火災報知設備機器の施工性の向上を妨げていた。 なお、シルク印刷によりストリップゲージを形成した場合は上記の問題点はさ らに著しかった。
【0007】 本考案は、上記の課題を解決すべくなされたもので、所定の長さに確実に電線 の被覆を除去することができ、その上施工性を向上することのできるストリップ ゲージを備えた火災報知設備用機器を得ることを目的としたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案に係る火災報知設備用機器は、先端部が閉塞され電線の被覆を除去する 部分の長さに対応した長さの電線挿入穴を有し、本体と一体に形成された筒状体 からなるストリップゲージを備えたものである。 また、上記の火災報知設備用機器において、ストリップゲージの筒状体の先端 部近傍の一部又は全部を切除して窓を設けたものである。
【0009】
【作用】
ストリップゲージの電線挿入穴に、引出し口から引出された電線をその先端部 が閉塞部に当るまで挿入する。ついで、ニッパ等の治具を電線挿入穴に当てて電 線を挟み、被覆を切断しながら電線を引抜く。これにより、所定長さの被覆が電 線から除去される。 また、筒状体に窓を設けた場合は、電線が電線挿入穴に確実に挿入されている かどうかを窓から視認する。
【0010】
【実施例】
実施例1 図1は本考案の第1の実施例の要部を示す斜視図で、1はベース、2はベース 1の底壁、3は底壁2に設けた電線の引出し穴、7aは固定ねじの挿通穴、9は 底壁2に設けた端子4aの取付部、10は同じく刃受金具5aの取付部である。
【0011】 11はストリップゲージで、図2に示すように、電線が挿入される挿入穴13 を有し、先端部が閉塞された筒状体12からなり、ベース1の底壁2上にこれと 一体に設けられている。挿入穴13は電線が挿入される大きさに形成され、その 開口部14は電線を挿入し易いように拡径されており、また、挿入穴13の長さ さLは、電線の被覆を除去する部分の長さ(例えば15mm)になっている。
【0012】 上記のように構成したストリップゲージ11は、図3に示すように、開口部1 4から挿入穴13内にその先端部が底部(ストッパ)15に当るまで電線8を挿 入し、ニッパ等の治具を開口部14に当てて電線8を挟み、被覆を切断しながら 電線8を引抜けば、被覆を所定の長さに除去することができる。
【0013】 実施例2 図4は本考案の第2の実施例の斜視図である。本実施例は、筒状体12の先端 部近傍の一部又は全部を切除して窓16を設け、開口部14から窓16の縦壁( ストッパ)17までの長さLを電線の被覆を除去する部分の長さと等しくなるよ うにしたものである。 このように構成したことにより、開口部14から挿入穴13内に挿入した電線 が、所定の長さまで確実に挿入されたかどうかを、窓16から視認することがで きる。 なお、第1、第2の実施例においては、ストリップゲージを設ける位置によっ ては、ケース1の周壁1aを挿入穴13のストッパに利用してもよい。
【0014】 実施例3 図5は本考案の第3の実施例を示す要部の斜視図で、本実施例においては、ス トリップゲージ11をベース1の底壁2に、底壁2に対してほぼ垂直に立設した ものである。 このように構成することにより、電線の挿入、被覆の除去作業がさらに容易に なる。なお、このベース1を天井に取付けた状態で電線の被覆を除去する場合は 、電線8を引抜くと同時に、除去された被覆が落下する。 なお、ストリップゲージ11の高さによっては、ベース1の周壁1aに設けて もよく、あるいは電線の引出し穴3と周壁1aとの間において底壁2に立設して ストッパをなくし、電線の挿入穴13をベース1を天井などに取付ける際の固定 ねじの挿通穴に利用してもよい。また、第2の実施例のように、筒状体12の下 部に窓16を設けることもできる。
【0015】 上記の説明では、本考案に係るストリップゲージを火災感知器のベースに設け た場合を示したが、本考案はこれに限定するものではなく、火災感知器、火災報 知器、受信機あるいは発信機などの火災報知設備用機器において、電線を接続す る端子を備えた本体に適宜設けることができる。 また、電線から除去された被覆部分がつまらないように、挿入穴の径は電線の 径より大きめに形成した方がよい。さらに、筒状体は本体と一体に形成すること により安価に製造できるが、本体と別体に形成してもよい。
【0016】
【考案の効果】
以上の説明から明らかなように、本考案に係る火災報知設備用機器は、先端部 が閉塞され電線の被覆を除去する部分の長さに対応した長さの電線挿入穴を有す る筒状体からなるストリップゲージを本体と一体に設けたので、電線挿入穴に電 線を挿入すると先端部が閉塞部に当ってそれ以上押込めなくなるため、被覆を除 去する部分の長さを確実に設定することができる。
【0017】 また、筒状体に設けた電線挿入穴に電線を挿入するようにしたので、電線が動 いたり先端部が浮上ったりすることがない。このため、被覆を除去する際に指で 電線を押える必要がなく、火災報知設備用機器の施工性を向上することができる 。
【0018】 さらに、筒状体の先端部近傍に窓を設けることにより、電線挿入穴に挿入した 電線の状態を視認できるので、電線の被覆を誤った長さに除去するおそれがない 。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施例の要部斜視図である。
【図2】図1のストリップゲージ部分の斜視図である。
【図3】ストリップゲージの作用説明図である。
【図4】本考案の第2の実施例のストリップゲージ部分
の斜視図である。
【図5】本考案の第3の実施例の要部斜視図である。
【図6】従来の火災感知器のベースの一例を示す平面図
である。
【図7】図6のストリップゲージ部分の斜視図である。
【図8】図7の作用説明図である。
【符号の説明】
1 ベース 2 底壁 4a〜4d 端子 6a,6b,11 ストリップゲージ 8 電線 12 筒状体 13 挿入穴 16 窓

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端部が閉塞され電線の被覆を除去する
    部分の長さに対応した長さの電線挿入穴を有し、本体と
    一体に形成された筒状体からなるストリップゲージを備
    えたことを特徴とする火災報知設備用機器。
  2. 【請求項2】 筒状体の先端部近傍の一部又は全部を切
    除して窓を設けたことを特徴とする火災報知設備用機
    器。
JP1993044387U 1993-08-13 1993-08-13 火災報知設備用機器 Expired - Lifetime JP2601324Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1993044387U JP2601324Y2 (ja) 1993-08-13 1993-08-13 火災報知設備用機器

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JP1993044387U JP2601324Y2 (ja) 1993-08-13 1993-08-13 火災報知設備用機器

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JPH0716292U true JPH0716292U (ja) 1995-03-17
JP2601324Y2 JP2601324Y2 (ja) 1999-11-15

Family

ID=12690105

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JP1993044387U Expired - Lifetime JP2601324Y2 (ja) 1993-08-13 1993-08-13 火災報知設備用機器

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5040512U (ja) * 1973-08-07 1975-04-24
JP2007228759A (ja) * 2006-02-24 2007-09-06 Matsushita Electric Works Ltd 電気機器用取付具

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5040512U (ja) * 1973-08-07 1975-04-24
JP2007228759A (ja) * 2006-02-24 2007-09-06 Matsushita Electric Works Ltd 電気機器用取付具

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