JP3127392B2 - ケーブルコネクタ - Google Patents

ケーブルコネクタ

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JP3127392B2
JP3127392B2 JP08302412A JP30241296A JP3127392B2 JP 3127392 B2 JP3127392 B2 JP 3127392B2 JP 08302412 A JP08302412 A JP 08302412A JP 30241296 A JP30241296 A JP 30241296A JP 3127392 B2 JP3127392 B2 JP 3127392B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電線の取付けが容易
になるようにしたケーブルコネクタの技術分野に属す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のケーブルコネクタ(電線接続器)
は図5の(a)に示すような絶縁体製のハウジング内に
同図の(b)に示すようなコンタクト15を紙面の垂直
方向に複数個配列し、これに上下可動のカバー16を嵌
めた構造のもので、これに被覆電線17の端部の被覆を
剥がした芯線18を、コンタクト15の先端19と胴部
20の間へ挿入することによってコンタクト15と接続
させていた。コンタクト15の先端19と胴部20の間
隔は芯線18の直径よりも狭く作られており、且つ上下
のU字形の曲がり部分は弾性を有しているので、芯線1
8は胴部20と先端19の間を押し開くようにして挿入
されると先端19は弾性によって芯線18を胴部20の
方へ押し付けるようにして芯線18とコンタクト15の
接触が得られるとともに、先端19の向きと芯線18の
挿入向きとのなす角が鋭角であるため、芯線18の抜け
止め作用を果している。こうして芯線18をコンタクト
15に挿入することによって安定した接触が得られる。
【0003】芯線18を抜き取るときは、図5の(c)
に示すようにカバー16を下方へ押し下げカバー16の
押圧部21がコンタクト15の先端19を押下すること
によって、コンタクト15の先端19を芯線18から離
隔することによって芯線18を上方へ引き上げることを
可能にする。コンタクト15の固定接続部22は例えば
プリント回路基板のスルーホール等に半田付け固定され
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のケーブルコネクタでは、被覆電線端部に一定長さの
芯線が露出するように被覆を剥がす端末処理が必要であ
る。また、ケーブルがディスクリートワイヤーのときに
は1本ずつコネクタに挿入する必要がある。結局、ケー
ブルコネクタに接続するのに手間がかかるという問題が
ある。
【0005】本発明の目的は、上記従来技術の問題点に
鑑みて、被覆を剥がすという端末処理を必要とせず、且
つ複数本のケーブルの一括接続が可能であるケーブルコ
ネクタを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のケーブルコネク
タは、上記の目的を達成するために次の手段構成を有す
る。即ち、インシュレータに、複数本の被覆付き撚線芯
線ケーブルがその切断端部を一線に揃えて所定間隔でイ
ンシュレータから突出しない位置に一括固定され、イン
シュレータの、ケーブル切断端部前方には、前方外部か
らケーブル切断端部への接触が可能なように受容孔が設
けられているケーブル側アセンブリと、前方には前記被
覆ケーブル切断端部の撚線芯線部断面に突き刺すことの
できる尖端部を有し後方には他回路と固定接続される固
定接続部を有するコンタクトが複数個、尖端部を一線に
揃えケーブル側アセンブリのケーブル切断端部の配列間
隔と一致するようにインシュレータに固定されインシュ
レータのコンタクト尖端前方は前記ケーブル側アセンブ
リ前端部が嵌合できる受容孔を有している固定側アセン
ブリと、からなるケーブルコネクタである。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明のケーブルコネクタは、被
覆付き撚線芯線電線の切断端部断面の撚線芯線部分へ相
手方コンタクトの尖端部を突き刺すことによって電気的
接触を確保している。従って、従来被覆電線をコネクタ
類へ接続する際に必要であった電線端末部分の被覆の剥
離作業は不要である。ケーブル側アセンブリには複数本
の電線がその端部を横一線に揃えて所定間隔で配置し一
括固定する。電線を配列する際に、正確な配列が簡単に
行えるようケーブル配置用のガイド溝、ガイド孔、或い
はガイド壁を設けてもよい。こうしてケーブルが配列さ
れた後圧着などの方法により一括固定する。
【0008】固定側アセンブリは、尖端部を有するコン
タクトをその尖端部が、両アセンブリを嵌合した際に、
撚線芯線部分に突き刺さる位置に配列固定する。これは
インシュレータへ埋め込みのものであっても、嵌め込み
のものであってもよい。ケーブル側アセンブリの電線先
端および固定側アセンブリのコンタクト尖端はいずれも
安全保護の見地から、それぞれのアセンブリインシュレ
ータから突出しないようやや後退した位置に設けられ
る。これは係止片を設けることにより位置決めが可能で
ある。このため両アセンブリはその前端に受容孔を有す
ることになる。従って両アセンブリを嵌合させた際、一
方の前端部分が他方の前端部分に入ることになる。どち
らがどちらに入るかは特に限定されるものではない。
【0009】
【実施例】以下、本発明のケーブルコネクタの実施例を
図面を参照して説明する。図1は、本発明のケーブルコ
ネクタの実施例の斜視図であり、(a)はケーブル側ア
センブリ1、(b)は固定側アセンブリ2を示す。3は
インシュレータでありケーブル側アセンブリの殻を構成
している。4は撚線芯線5を有する被覆電線であり、本
実施例では2本がインシュレータ3に固定される例とな
っている。6は固定側アセンブリ2のコンタクト10が
嵌入する受容孔であり、7および7aは被覆電線4の先
端をインシュレータ3から突出しない位置で揃えるため
の係止片である。この係止片7および7aへ被覆電線4
の被覆部分が当接して突出防止および位置決めが行われ
るようになっている。こうして、被覆電線4がすべてイ
ンシュレータ3に挿入された後、圧下固定部8をプレス
することにより、被覆電線4がインシュレータ3に圧着
固定されることになる。
【0010】固定側アセンブリ2は、インシュレータ9
へコンタクト10を2個固定したものである。固定する
位置は固定側アセンブリ2とケーブル側アセンブリ1と
を嵌合させたときにコンタクト10の尖端部11が丁度
撚線芯線5に突き刺さる位置である。また前後位置はイ
ンシュレータ9の前端面より後退した位置となってい
る。コンタクト10は強度を持たせるために両縁が下方
へ折り曲げられている。ケーブル側アセンブリ1の受容
孔6の形はこの折り曲げに見合った形となっている。
【0011】ケーブル側アセンブリ1の被覆電線4の端
部および固定側アセンブリ2のコンタクト10の尖端部
11はいずれも各インシュレータ3,9の前端面より後
退した位置にあるから、尖端部11が撚線芯線5に突き
刺さるためにはインシュレータ3とインシュレータ9が
嵌合しなければならず、そのためインシュレータ9には
受容孔13が存在することになる。コンタクト10の固
定接続部は例えばプリント回路基板のスルーホール等に
挿入して半田付け固定される。本実施例では下方へ90
度折り曲げてあるが、プリント回路基板の位置や固定側
アセンブリ2の取り付け位置によっては、コンタクト1
0の本体に沿って水平に伸ばしたものであってもよい。
【0012】図2はケーブル側アセンブリ1の外観図お
よび断面図である。(a)は上方から見た平面図、
(b)は被覆電線4側から見た後面図、(c)は受容孔
6側から見た前面図、(d)は側面図である。(e)は
(b)のA−A断面図(但し被覆電線4は断面図ではな
い)、(f)は(a)のB−B断面図(但し被覆電線4
は断面図ではない)である。
【0013】図3は固定側アセンブリ2の外観図および
断面図である。(a)は上方から見た平面図、(b)は
受容孔13側から見た前面図、(c)はコンタクト10
の固定接続部12側から見た後面図、(d)は側面図、
(e)は(b)のA−A断面図、(f)は(a)のB−
B断面図である。
【0014】図4はケーブル側アセンブリ1と固定側ア
センブリ2が嵌合した状態での断面図であり、(a)は
図2の(e)と図3の(e)を嵌合させたと同じ状態の
図であり、(b)は図2の(f)と図3の(f)を嵌合
させたと同じ状態の図である。こうして、被覆電線4の
撚線芯線5へコンタクト10の尖端部11が突き刺さる
ことにより電気的接続が得られることになる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のケーブル
コネクタは被覆電線端部断面の撚線芯線に相手方コンタ
クトの尖端部を突き刺すことにより電気的接続を得るよ
うになっているので、従来のケーブルコネクタへの接続
のように電線端末の被覆を剥がす端末処理が不要になる
という利点がある。また、複数本の被覆電線を予めイン
シュレータにケーブル側アセンブリとして揃えて一括固
定してあるので、固定側アセンブリに対し、一括着脱が
可能であり、従来のケーブルコネクタのように電線1本
づつを挿入しなければならないのに較べて着脱が非常に
簡便になるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のケーブルコネクタの実施例の斜視図で
ある。
【図2】図1の(a)のケーブル側アセンブリ1の外観
図および断面図である。
【図3】図1の(b)の固定側アセンブリ2の外観図お
よび断面図である。
【図4】図1の、ケーブル側アセンブリ1と固定側アセ
ンブリ2が嵌合した状態での断面図である。
【図5】従来のケーブルコネクタの構造図である。
【符号の説明】
1 ケーブル側アセンブリ 2 固定側アセンブリ 3 インシュレータ 4 被覆電線 5 撚線芯線 6 受容孔 7 係止片 7a 係止片 8 圧下固定部 9 インシュレータ 10 コンタクト 11 尖端部 12 固定接続部 13 受容孔 14 ハウジング 15 コンタクト 16 カバー 17 被覆電線 18 芯線 19 先端 20 胴部 21 押圧部 22 固定接続部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インシュレータに、複数本の被覆付き撚
    線芯線ケーブルがその切断端部を一線に揃えて所定間隔
    でインシュレータから突出しない位置に一括固定され、
    インシュレータの、ケーブル切断端部前方には、前方外
    部からケーブル切断端部への接触が可能なように受容孔
    が設けられているケーブル側アセンブリと、前方には前
    記被覆ケーブル切断端部の撚線芯線部断面に突き刺すこ
    とのできる尖端部を有し後方には他回路と固定接続され
    る固定接続部を有するコンタクトが複数個、尖端部を一
    線に揃えケーブル側アセンブリのケーブル切断端部の配
    列間隔と一致するようにインシュレータに固定されイン
    シュレータのコンタクト尖端前方は前記ケーブル側アセ
    ンブリ前端部が嵌合できる受容孔を有している固定側ア
    センブリと、からなることを特徴とするケーブルコネク
    タ。
  2. 【請求項2】 コンタクトが金属薄板を打ち抜いたもの
    で、嵌合方向で見たときの左右両縁部が下方又は上方に
    折り曲げられたものであることを特徴とする請求項1記
    載のケーブルコネクタ。
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